JPH11223402A - スターリング加熱装置 - Google Patents
スターリング加熱装置Info
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- JPH11223402A JPH11223402A JP4123698A JP4123698A JPH11223402A JP H11223402 A JPH11223402 A JP H11223402A JP 4123698 A JP4123698 A JP 4123698A JP 4123698 A JP4123698 A JP 4123698A JP H11223402 A JPH11223402 A JP H11223402A
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- stirling
- refrigerant
- heating device
- heat exchanger
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スターリングヒートポンプを使用し、暖
房機器、給湯機器等業務用及び家庭用機器、温度試験装
置等産業用機器等に使用できる、きわめて汎用性の高い
スターリング加熱装置を提供する。 【解決手段】 スターリングヒートポンプ3の放熱用熱
交換器8において放熱される放熱冷媒を放熱冷媒管路9
を介して流し、放熱冷媒管路9の一端に放熱冷媒の入口
栓10を、他端に出口栓11を設けて、これらの出口栓
11及び入口栓10に、温熱利用機器12の放熱冷媒配
管59の出口端13及び入口端14を着脱自在に接続す
ることにより、放熱冷媒の循環管路を形成して、温熱利
用機器12に温熱を搬送する。
房機器、給湯機器等業務用及び家庭用機器、温度試験装
置等産業用機器等に使用できる、きわめて汎用性の高い
スターリング加熱装置を提供する。 【解決手段】 スターリングヒートポンプ3の放熱用熱
交換器8において放熱される放熱冷媒を放熱冷媒管路9
を介して流し、放熱冷媒管路9の一端に放熱冷媒の入口
栓10を、他端に出口栓11を設けて、これらの出口栓
11及び入口栓10に、温熱利用機器12の放熱冷媒配
管59の出口端13及び入口端14を着脱自在に接続す
ることにより、放熱冷媒の循環管路を形成して、温熱利
用機器12に温熱を搬送する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スターリングヒー
トポンプを使用したスターリング加熱装置であり、暖房
機器、給湯機器等の業務用及び家庭用機器、温度試験装
置等産業用機器等に使用できる、きわめて汎用性の高い
スターリング加熱装置に関する。
トポンプを使用したスターリング加熱装置であり、暖房
機器、給湯機器等の業務用及び家庭用機器、温度試験装
置等産業用機器等に使用できる、きわめて汎用性の高い
スターリング加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、業務用、家庭用の加熱関連機器の
冷凍装置としては、フロン(単一、二元あるいは混合冷
媒等)を冷媒として使用したシステムが知られている。
そして地球環境問題を背景とした昨今のフロン規制に対
しては、HCFC、HFCを使用した冷凍装置が知られ
ている。
冷凍装置としては、フロン(単一、二元あるいは混合冷
媒等)を冷媒として使用したシステムが知られている。
そして地球環境問題を背景とした昨今のフロン規制に対
しては、HCFC、HFCを使用した冷凍装置が知られ
ている。
【0003】しかしながら、上記従来の構成によると、
次のような問題がある。地球環境問題に対する国際的な
取組みの本格化を背景として、今後、特定フロン及び代
替フロンを含めフロン使用の一層の規制が求められる方
向にあり、他の方式の加熱装置の開発の必要性が重要と
なっている。
次のような問題がある。地球環境問題に対する国際的な
取組みの本格化を背景として、今後、特定フロン及び代
替フロンを含めフロン使用の一層の規制が求められる方
向にあり、他の方式の加熱装置の開発の必要性が重要と
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの従
来の加熱装置の問題を解決することが課題であり、フロ
ンを使用せずに、従って、業務用又は家庭用の暖房機
器、給湯装置をはじめとして、恒温槽、温度特性試験装
置、その他各種の温熱機器等のあらゆる産業分野の温熱
利用機器に着脱自在に接続することにより利用可能な、
コンパクトで、しかも成績係数が高く、エネルギー効率
が良好となるスターリング加熱装置を提供することを目
的とする。
来の加熱装置の問題を解決することが課題であり、フロ
ンを使用せずに、従って、業務用又は家庭用の暖房機
器、給湯装置をはじめとして、恒温槽、温度特性試験装
置、その他各種の温熱機器等のあらゆる産業分野の温熱
利用機器に着脱自在に接続することにより利用可能な、
コンパクトで、しかも成績係数が高く、エネルギー効率
が良好となるスターリング加熱装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、作動ガスを封入し、吸熱用熱交換器及び放
熱用熱交換器を有するスターリングヒートポンプと、上
記放熱用熱交換器において放熱される放熱冷媒が流され
る放熱冷媒管路と、上記吸熱用熱交換器に配設される吸
熱装置とを備えたスターリング加熱装置であって、上記
放熱冷媒管路の一端に設けられた放熱冷媒の入口栓及び
他端に設けられた出口栓と、上記放熱冷媒出口栓及び放
熱冷媒入口栓に、温熱利用機器の放熱冷媒配管を着脱自
在に接続することにより、上記加熱装置と温熱利用機器
の間で、放熱冷媒の循環管路を形成して、上記温熱利用
機器に温熱を搬送することを特徴とするスターリング加
熱装置を提供する。
するために、作動ガスを封入し、吸熱用熱交換器及び放
熱用熱交換器を有するスターリングヒートポンプと、上
記放熱用熱交換器において放熱される放熱冷媒が流され
る放熱冷媒管路と、上記吸熱用熱交換器に配設される吸
熱装置とを備えたスターリング加熱装置であって、上記
放熱冷媒管路の一端に設けられた放熱冷媒の入口栓及び
他端に設けられた出口栓と、上記放熱冷媒出口栓及び放
熱冷媒入口栓に、温熱利用機器の放熱冷媒配管を着脱自
在に接続することにより、上記加熱装置と温熱利用機器
の間で、放熱冷媒の循環管路を形成して、上記温熱利用
機器に温熱を搬送することを特徴とするスターリング加
熱装置を提供する。
【0006】そして、スターリングヒートポンプは、圧
縮ピストンを有する圧縮シリンダと、膨張ピストンを又
はディスプレーサを有する膨張シリンダとを備え、上記
圧縮ピストンと上記膨張ピストンを又はディスプレーサ
とが位相差をもって往復動するものが使用される。
縮ピストンを有する圧縮シリンダと、膨張ピストンを又
はディスプレーサを有する膨張シリンダとを備え、上記
圧縮ピストンと上記膨張ピストンを又はディスプレーサ
とが位相差をもって往復動するものが使用される。
【0007】そして、スターリング加熱装置は、スター
リングヒートポンプを制御して温度制御を行なう制御回
路を設けている。この制御回路でスターリングヒートポ
ンプのモータを逆回転するように制御し、上記温熱利用
機器の温度を一定に制御するようにしてもよい。
リングヒートポンプを制御して温度制御を行なう制御回
路を設けている。この制御回路でスターリングヒートポ
ンプのモータを逆回転するように制御し、上記温熱利用
機器の温度を一定に制御するようにしてもよい。
【0008】スターリングヒートポンプのモータを逆回
転するように制御し、上記吸熱用熱交換器に着霜した霜
の除去を可能とする霜取り用の制御回路を設けてもよ
い。
転するように制御し、上記吸熱用熱交換器に着霜した霜
の除去を可能とする霜取り用の制御回路を設けてもよ
い。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例に基
づき図面を参照して以下に説明する。図1は、本発明の
スターリング加熱装置の概略を説明する図である。本発
明のスターリング加熱装置1は、箱型のケース2を有
し、このケース2内にスターリングヒートポンプ3が配
設して構成される。
づき図面を参照して以下に説明する。図1は、本発明の
スターリング加熱装置の概略を説明する図である。本発
明のスターリング加熱装置1は、箱型のケース2を有
し、このケース2内にスターリングヒートポンプ3が配
設して構成される。
【0010】スターリングヒートポンプ3は、吸熱用熱
交換器4を有する。吸熱用熱交換器4には、吸熱冷媒
(外気の熱をスターリングヒートポンプ3に搬送するた
めの冷媒であり、水等が使用される。)を循環させる吸
熱冷媒管路5及び吸熱冷媒用ポンプP2が接続されてい
て、この吸熱冷媒管路5の両端はファン6で外気と熱交
換をする熱交換器7に接続されている。
交換器4を有する。吸熱用熱交換器4には、吸熱冷媒
(外気の熱をスターリングヒートポンプ3に搬送するた
めの冷媒であり、水等が使用される。)を循環させる吸
熱冷媒管路5及び吸熱冷媒用ポンプP2が接続されてい
て、この吸熱冷媒管路5の両端はファン6で外気と熱交
換をする熱交換器7に接続されている。
【0011】スターリングヒートポンプ3は、放熱用熱
交換器8を有し、この放熱用熱交換器8には、放熱冷媒
(スターリングヒートポンプ3で発生した熱を外部に搬
送するための冷媒であり、水等が使用される。)を循環
させるための放熱冷媒管路9及び放熱冷媒用ポンプP1
が接続されている。放熱冷媒管路9の両端はケース2を
貫通し入口栓10及び出口栓11が設けられている。
交換器8を有し、この放熱用熱交換器8には、放熱冷媒
(スターリングヒートポンプ3で発生した熱を外部に搬
送するための冷媒であり、水等が使用される。)を循環
させるための放熱冷媒管路9及び放熱冷媒用ポンプP1
が接続されている。放熱冷媒管路9の両端はケース2を
貫通し入口栓10及び出口栓11が設けられている。
【0012】本発明の加熱装置1の使用に際しては、こ
の入口栓10と出口栓11に、恒温槽、暖房機器、加熱
試験装置等の温熱利用機器12の放熱冷媒の配管の出口
端13、入口端14が着脱自在に接続される。これによ
り、スターリングヒートポンプ3の放熱用熱交換器8の
放熱冷媒管路9と温熱利用機器12の放熱冷媒配管との
間で循環回路を形成され、スターリング加熱装置1によ
り温熱利用機器12が加温される。
の入口栓10と出口栓11に、恒温槽、暖房機器、加熱
試験装置等の温熱利用機器12の放熱冷媒の配管の出口
端13、入口端14が着脱自在に接続される。これによ
り、スターリングヒートポンプ3の放熱用熱交換器8の
放熱冷媒管路9と温熱利用機器12の放熱冷媒配管との
間で循環回路を形成され、スターリング加熱装置1によ
り温熱利用機器12が加温される。
【0013】図2は、本発明の加熱装置の第1の実施例
である。図2において、スターリングヒートポンプ3の
ハウジング15は、鋳物で形成され、ハウジング15の
頂部にはシリンダ16が形成されている。このハウジン
グ15内は、区画壁17によってモータ室18とクラン
ク室19とに区画され、このモータ室18には正逆回転
可能なモータ20が、クランク室19には、モータ20
の回転動作を往復動に変換する回転往復変換機構部21
が夫々配設されている。モータ室18の開口22及びク
ランク室の開口23は、夫々蓋部材24,25で閉止さ
れ、ハウジング15内が半密閉状態に保持される。
である。図2において、スターリングヒートポンプ3の
ハウジング15は、鋳物で形成され、ハウジング15の
頂部にはシリンダ16が形成されている。このハウジン
グ15内は、区画壁17によってモータ室18とクラン
ク室19とに区画され、このモータ室18には正逆回転
可能なモータ20が、クランク室19には、モータ20
の回転動作を往復動に変換する回転往復変換機構部21
が夫々配設されている。モータ室18の開口22及びク
ランク室の開口23は、夫々蓋部材24,25で閉止さ
れ、ハウジング15内が半密閉状態に保持される。
【0014】ハウジング15内には、区画壁17を貫通
し、ハウジング壁26、区画壁17及び蓋24の軸受部
27に軸支されたクランクシャフト28が回転可能に配
置されている。モータ20は、ステータ29と、このス
テータ29の内周側に回転可能に配置されたロータ30
とから構成され、このロータ30の中央にクランクシャ
フト28が固定されている。
し、ハウジング壁26、区画壁17及び蓋24の軸受部
27に軸支されたクランクシャフト28が回転可能に配
置されている。モータ20は、ステータ29と、このス
テータ29の内周側に回転可能に配置されたロータ30
とから構成され、このロータ30の中央にクランクシャ
フト28が固定されている。
【0015】回転往復変換機構部21は、クランク室1
9内に延びたクランクシャフト28のクランク部31
と、このクランク部31に連結されたコンロッド32,
33と、このコンロッド32,33の先端に取り付けら
れたクロスガイドヘッド34,35とで構成され、スタ
ーリングヒートポンプ3の駆動手段として機能してい
る。
9内に延びたクランクシャフト28のクランク部31
と、このクランク部31に連結されたコンロッド32,
33と、このコンロッド32,33の先端に取り付けら
れたクロスガイドヘッド34,35とで構成され、スタ
ーリングヒートポンプ3の駆動手段として機能してい
る。
【0016】クロスガイドヘッド34,35は、シリン
ダ16の内壁に設けられたクロスガイドライナ36,3
7内を往復動可能に配置されている。クランク部31
は、モータ20の正転時にクランク31bがクランク3
1aより先行して移動するように、位相差を付けて形成
されている。この位相差は一般的には90度が採用され
る。
ダ16の内壁に設けられたクロスガイドライナ36,3
7内を往復動可能に配置されている。クランク部31
は、モータ20の正転時にクランク31bがクランク3
1aより先行して移動するように、位相差を付けて形成
されている。この位相差は一般的には90度が採用され
る。
【0017】スターリングヒートポンプ3のハウジング
15のクランク室19の上部には、圧縮シリンダ38
と、圧縮シリンダ38の若干上方に位置した膨張シリン
ダ39とが配設されている。圧縮シリンダ38と膨張シ
リンダ39内には、作動ガスとして、例えば、ヘリウ
ム、水素、窒素等が封入されている。圧縮シリンダ38
は、ハウジング15にボルト等によって固定される圧縮
シリンダブロック40を有し、この圧縮シリンダブロッ
ク40の空間内をピストンリング41が付設された圧縮
ピストン42が往復摺動して、この空間の上部の高温室
43の作動ガスを圧縮する。
15のクランク室19の上部には、圧縮シリンダ38
と、圧縮シリンダ38の若干上方に位置した膨張シリン
ダ39とが配設されている。圧縮シリンダ38と膨張シ
リンダ39内には、作動ガスとして、例えば、ヘリウ
ム、水素、窒素等が封入されている。圧縮シリンダ38
は、ハウジング15にボルト等によって固定される圧縮
シリンダブロック40を有し、この圧縮シリンダブロッ
ク40の空間内をピストンリング41が付設された圧縮
ピストン42が往復摺動して、この空間の上部の高温室
43の作動ガスを圧縮する。
【0018】圧縮ピストンロッド44は、圧縮ピストン
42に一端を固定し、他端をオイルシール45を介して
伸び、ピンによってクロスガイドヘッド34に回動自在
に連結されている。空間を往復動する圧縮ピストン42
は上死点及び下死点で摺動方向が反転するため、速度が
ゼロになり、上死点及び下死点付近では速度が遅く単位
時間当たりの容積の変化量も小さく、下死点から上死点
及び上死点から下死点に向かって移動するときの夫々の
中間点で最高速度になり、単位時間当たりのピストンの
移動による容積の変化量も最大となる。
42に一端を固定し、他端をオイルシール45を介して
伸び、ピンによってクロスガイドヘッド34に回動自在
に連結されている。空間を往復動する圧縮ピストン42
は上死点及び下死点で摺動方向が反転するため、速度が
ゼロになり、上死点及び下死点付近では速度が遅く単位
時間当たりの容積の変化量も小さく、下死点から上死点
及び上死点から下死点に向かって移動するときの夫々の
中間点で最高速度になり、単位時間当たりのピストンの
移動による容積の変化量も最大となる。
【0019】一方、膨張シリンダ39は、圧縮シリンダ
38の上部にボルト等によって固定される膨張シリンダ
ブロック46を有し、この膨張シリンダ39の空間内を
ピストンリング47の付設された膨張ピストン48が往
復摺動して、この空間の上部の低温室52内の作動ガス
を膨張させる。膨張ピストン48には、膨張ピストンロ
ッド49の一端が固定され、膨張ピストンロッド49の
他端はオイルシール50を介して伸び、クロスガイドヘ
ッド35に回動自在に連結されている。膨張ピストン4
8は、圧縮ピストン42より90度の位相だけ先行して
移動する。
38の上部にボルト等によって固定される膨張シリンダ
ブロック46を有し、この膨張シリンダ39の空間内を
ピストンリング47の付設された膨張ピストン48が往
復摺動して、この空間の上部の低温室52内の作動ガス
を膨張させる。膨張ピストン48には、膨張ピストンロ
ッド49の一端が固定され、膨張ピストンロッド49の
他端はオイルシール50を介して伸び、クロスガイドヘ
ッド35に回動自在に連結されている。膨張ピストン4
8は、圧縮ピストン42より90度の位相だけ先行して
移動する。
【0020】膨張シリンダブロック46には、図面下か
ら、圧縮シリンダ38の高温室43に連通し作動ガスが
流入流出するマニホールド51、放熱用熱交換器8、再
生器53及び低温室52への通路54が互いに順次連通
していずれも環状に配設されている。圧縮シリンダブロ
ック40の上端部近くには、高温室43とマニホールド
51を連通する連通孔55が形成されており、これによ
り、高温室43と低温室52は、連通孔55、マニホー
ルド51、放熱用熱交換器8、再生器53及び通路54
を介して互いに順次連通するように構成されている。
ら、圧縮シリンダ38の高温室43に連通し作動ガスが
流入流出するマニホールド51、放熱用熱交換器8、再
生器53及び低温室52への通路54が互いに順次連通
していずれも環状に配設されている。圧縮シリンダブロ
ック40の上端部近くには、高温室43とマニホールド
51を連通する連通孔55が形成されており、これによ
り、高温室43と低温室52は、連通孔55、マニホー
ルド51、放熱用熱交換器8、再生器53及び通路54
を介して互いに順次連通するように構成されている。
【0021】放熱用熱交換器8は、アニュラータイプの
熱交換器、例えば、図3、図4に示すようなシェルアン
ドチューブ式熱交換器(環状の熱交換室内56に作動ガ
スを流す多数のチューブ57を軸方向に貫設して、加熱
用の冷媒(水等)を熱交換室内に流して作動ガスの放熱
を行う熱交換器。)、あるいは図7に示すように環状の
作動ガス流路の周囲に環状のジャケット58を配設し、
このジャケット58内に冷媒を流して作動ガスの放熱を
行なう熱交換器等がある。
熱交換器、例えば、図3、図4に示すようなシェルアン
ドチューブ式熱交換器(環状の熱交換室内56に作動ガ
スを流す多数のチューブ57を軸方向に貫設して、加熱
用の冷媒(水等)を熱交換室内に流して作動ガスの放熱
を行う熱交換器。)、あるいは図7に示すように環状の
作動ガス流路の周囲に環状のジャケット58を配設し、
このジャケット58内に冷媒を流して作動ガスの放熱を
行なう熱交換器等がある。
【0022】放熱用熱交換器8は放熱冷媒管路9及び放
熱冷媒用ポンプP1を介して入口栓10及び出口栓11
と接続しており、放熱冷媒を流している。放熱用熱交換
器8で加熱された放熱冷媒は入口栓10及び出口栓11
を介して、温熱利用機器12の放熱冷媒配管59に接続
され、放熱冷媒循環路が形成される。
熱冷媒用ポンプP1を介して入口栓10及び出口栓11
と接続しており、放熱冷媒を流している。放熱用熱交換
器8で加熱された放熱冷媒は入口栓10及び出口栓11
を介して、温熱利用機器12の放熱冷媒配管59に接続
され、放熱冷媒循環路が形成される。
【0023】膨張シリンダブロック46の上部には吸熱
用熱交換器4が形成されている。吸熱用熱交換器4は、
例えば、図5、図6に示すように、膨張シリンダブロッ
ク46の頂部に肉厚を大きくした頂壁60を設け、この
頂壁60に冷媒の熱交換流路61を形成した構成とす
る。又は、図7に示すように膨張シリンダブロック46
の頂部に、ジャケット壁62を設け、このジャケット壁
62内に吸熱冷媒を流す構造としてもよい。
用熱交換器4が形成されている。吸熱用熱交換器4は、
例えば、図5、図6に示すように、膨張シリンダブロッ
ク46の頂部に肉厚を大きくした頂壁60を設け、この
頂壁60に冷媒の熱交換流路61を形成した構成とす
る。又は、図7に示すように膨張シリンダブロック46
の頂部に、ジャケット壁62を設け、このジャケット壁
62内に吸熱冷媒を流す構造としてもよい。
【0024】吸熱用熱交換器4は吸熱冷媒管路5及び吸
熱冷媒用ポンプP2を介して外気と熱交換を行なう熱交
換器7に接続されている。
熱冷媒用ポンプP2を介して外気と熱交換を行なう熱交
換器7に接続されている。
【0025】本発明のスターリング加熱装置1は、スタ
ーリングヒートポンプ3を圧縮シリンダ38と膨張シリ
ンダ39の2ピストンを採用することにより、スターリ
ングヒートポンプ3内の作動ガスの充填された空間の容
積変動を大きくすることによって、加熱能力の大きいス
ターリングヒートポンプ3を提供できるようにしてい
る。
ーリングヒートポンプ3を圧縮シリンダ38と膨張シリ
ンダ39の2ピストンを採用することにより、スターリ
ングヒートポンプ3内の作動ガスの充填された空間の容
積変動を大きくすることによって、加熱能力の大きいス
ターリングヒートポンプ3を提供できるようにしてい
る。
【0026】なお、本発明のスターリング加熱装置1
に、温度制御装置を設ければ、温熱利用機器12側に温
度センサーを設置するだけで、スターリング加熱装置1
側から温熱利用機器12の温度制御を行なうことができ
る。即ち、図8において、温熱利用機器12には温度セ
ンサーを配設し、温熱利用機器12には、温度設定パネ
ルにより温度設定を可能とする温度制御装置を配設す
る。温度制御装置を構成する温度制御回路の比較回路に
おいて、温度センサーで検知した温熱利用機器12の温
度信号を設定された温度と比較し、設定された温度を中
心とする許容温度範囲にあるか否かを判断し、その結果
に応じてスターリングヒートポンプ3のモータ20をオ
ンオフ制御又はインバータ制御して、あるいは、モータ
20を逆回転させて、上記許容温度範囲内の温度を保ち
ながら運転を行なうことができる。
に、温度制御装置を設ければ、温熱利用機器12側に温
度センサーを設置するだけで、スターリング加熱装置1
側から温熱利用機器12の温度制御を行なうことができ
る。即ち、図8において、温熱利用機器12には温度セ
ンサーを配設し、温熱利用機器12には、温度設定パネ
ルにより温度設定を可能とする温度制御装置を配設す
る。温度制御装置を構成する温度制御回路の比較回路に
おいて、温度センサーで検知した温熱利用機器12の温
度信号を設定された温度と比較し、設定された温度を中
心とする許容温度範囲にあるか否かを判断し、その結果
に応じてスターリングヒートポンプ3のモータ20をオ
ンオフ制御又はインバータ制御して、あるいは、モータ
20を逆回転させて、上記許容温度範囲内の温度を保ち
ながら運転を行なうことができる。
【0027】なお、温熱利用機器12の設定温度が設定
許容範囲より高くなったときには、モータ20を逆回転
する。すると、圧縮ピストン42及び膨張ピストンは、
90度の位相差をもって上記モータ20の正転動作の場
合と全く逆に、圧縮ピストン42は膨張ピストンとして
作用して冷熱を発生するから、この冷熱を、放熱用熱交
換器8を介して放熱冷媒を冷却して、温熱利用機器12
に循環させることにより、急速に、温熱利用機器12の
温度を制御することができる。
許容範囲より高くなったときには、モータ20を逆回転
する。すると、圧縮ピストン42及び膨張ピストンは、
90度の位相差をもって上記モータ20の正転動作の場
合と全く逆に、圧縮ピストン42は膨張ピストンとして
作用して冷熱を発生するから、この冷熱を、放熱用熱交
換器8を介して放熱冷媒を冷却して、温熱利用機器12
に循環させることにより、急速に、温熱利用機器12の
温度を制御することができる。
【0028】又、電熱ヒータ式加熱器を備えた温熱利用
機器12に本発明のスターリング加熱装置1を利用する
場合は、上記のようなスターリングヒートポンプ3のモ
ータ20の運転制御による温度制御に加え、上記温度セ
ンサーからの温度信号と設定温度とを制御装置において
比較演算し、その差に基づき加熱器をPID制御し、さ
らに精密な温度コントロールを図ることができる。
機器12に本発明のスターリング加熱装置1を利用する
場合は、上記のようなスターリングヒートポンプ3のモ
ータ20の運転制御による温度制御に加え、上記温度セ
ンサーからの温度信号と設定温度とを制御装置において
比較演算し、その差に基づき加熱器をPID制御し、さ
らに精密な温度コントロールを図ることができる。
【0029】次に、本発明の上記第1の実施例のスター
リング加熱装置1の作用を説明する。モータ20によっ
てクランクシャフト28が正方向に回転し、クランク室
内のクランク31a、31bが位相がずれて(一般的に
は90度ずらす。)回転する。このクランク31a、3
1bに回動自在に連結されたコンロッド32,33を介
して、このコンロッド32,33の先端に取り付けられ
たクロスガイドヘッド34,35が、クロスガイドライ
ナ36,37内を往復摺動する。クロスガイドヘッド3
4,35の夫々に圧縮ピストンロッド44及び膨張ピス
トンロッド49を介して連結された圧縮ピストン42及
び膨張ピストン48が、互いに90度の位相差をもって
往復動する。
リング加熱装置1の作用を説明する。モータ20によっ
てクランクシャフト28が正方向に回転し、クランク室
内のクランク31a、31bが位相がずれて(一般的に
は90度ずらす。)回転する。このクランク31a、3
1bに回動自在に連結されたコンロッド32,33を介
して、このコンロッド32,33の先端に取り付けられ
たクロスガイドヘッド34,35が、クロスガイドライ
ナ36,37内を往復摺動する。クロスガイドヘッド3
4,35の夫々に圧縮ピストンロッド44及び膨張ピス
トンロッド49を介して連結された圧縮ピストン42及
び膨張ピストン48が、互いに90度の位相差をもって
往復動する。
【0030】膨張ピストン48が90度先行して上死点
付近でゆっくりと移動中、圧縮ピストン42は中間付近
を上死点に向かって急速に移動して作動ガスの圧縮動作
を行なう。圧縮された作動ガスは、連通孔55及びマニ
ホールド51を通り放熱用熱交換器8に流入する。放熱
用熱交換器8内で放熱冷媒に放熱した作動ガスは、再生
器53で冷却され、通路54を通って低温室52に流入
する。
付近でゆっくりと移動中、圧縮ピストン42は中間付近
を上死点に向かって急速に移動して作動ガスの圧縮動作
を行なう。圧縮された作動ガスは、連通孔55及びマニ
ホールド51を通り放熱用熱交換器8に流入する。放熱
用熱交換器8内で放熱冷媒に放熱した作動ガスは、再生
器53で冷却され、通路54を通って低温室52に流入
する。
【0031】圧縮ピストン42が上死点近辺でゆっくり
と移動している時に膨張ピストン48は急激に下死点に
向かって移動し低温室52に流入した作動ガスは急激に
膨張し冷熱が発生する。これにより低温室52を囲む吸
熱用熱交換器4の設けられた膨張シリンダブロック46
の頂部は冷却され低温となる。
と移動している時に膨張ピストン48は急激に下死点に
向かって移動し低温室52に流入した作動ガスは急激に
膨張し冷熱が発生する。これにより低温室52を囲む吸
熱用熱交換器4の設けられた膨張シリンダブロック46
の頂部は冷却され低温となる。
【0032】そして、吸熱用熱交換器4において、吸熱
冷媒回路を循環する吸熱冷媒から吸熱を行なう。膨張ピ
ストン48が下死点から上死点に移動するときには圧縮
ピストン42は中間位置から下死点に向かっており、作
動ガスは低温室47より通路を通り再生器に流入し作動
ガスの有する冷熱を再生器に蓄熱する。
冷媒回路を循環する吸熱冷媒から吸熱を行なう。膨張ピ
ストン48が下死点から上死点に移動するときには圧縮
ピストン42は中間位置から下死点に向かっており、作
動ガスは低温室47より通路を通り再生器に流入し作動
ガスの有する冷熱を再生器に蓄熱する。
【0033】放熱用熱交換器8において加熱された放熱
冷媒は、放熱冷媒管路9、放熱冷媒出口栓11から、例
えば、恒温槽等の温熱利用機器12内の吸熱冷媒配管に
送られ、温熱利用機器12内で加熱作用を行なう。そし
て放熱冷媒は、放熱冷媒配管から、加熱装置の放熱冷媒
の入口栓10に送られ、放熱冷媒管路9を通り、放熱用
熱交換器8に戻され、そこで加熱される。このように、
放熱冷媒はスターリングヒートポンプ3の放熱用熱交換
器8と温熱利用機器12との問で循環し、スターリング
ヒートポンプ3で加熱され、温熱利用機器12において
加熱作用をする。以下、同様のサイクルが繰り返され
る。
冷媒は、放熱冷媒管路9、放熱冷媒出口栓11から、例
えば、恒温槽等の温熱利用機器12内の吸熱冷媒配管に
送られ、温熱利用機器12内で加熱作用を行なう。そし
て放熱冷媒は、放熱冷媒配管から、加熱装置の放熱冷媒
の入口栓10に送られ、放熱冷媒管路9を通り、放熱用
熱交換器8に戻され、そこで加熱される。このように、
放熱冷媒はスターリングヒートポンプ3の放熱用熱交換
器8と温熱利用機器12との問で循環し、スターリング
ヒートポンプ3で加熱され、温熱利用機器12において
加熱作用をする。以下、同様のサイクルが繰り返され
る。
【0034】吸熱用熱交換器4で冷却された吸熱冷媒
は、吸熱冷媒循環管路から外気との熱交換を行う熱交換
器7で外気から吸熱を行い、再度吸熱用熱交換器4へと
循環する。
は、吸熱冷媒循環管路から外気との熱交換を行う熱交換
器7で外気から吸熱を行い、再度吸熱用熱交換器4へと
循環する。
【0035】次に、吸熱交換器の外表面に生じた霜の霜
取り作用について説明する。霜取りを行なう時には、吸
熱交換器に設けた着霜センサーにより着霜を検知し、霜
取り用の制御回路によりスターリングヒートポンプ3の
モータ20を逆回転する。すると、圧縮ピストン42及
び膨張ピストン48は、90度の位相差をもって上記モ
ータ20の正転動作の場合と全く逆に、圧縮ピストン4
2は膨張ピストンとして作用し、膨張ピストン48は圧
縮ピストンとして作用する。
取り作用について説明する。霜取りを行なう時には、吸
熱交換器に設けた着霜センサーにより着霜を検知し、霜
取り用の制御回路によりスターリングヒートポンプ3の
モータ20を逆回転する。すると、圧縮ピストン42及
び膨張ピストン48は、90度の位相差をもって上記モ
ータ20の正転動作の場合と全く逆に、圧縮ピストン4
2は膨張ピストンとして作用し、膨張ピストン48は圧
縮ピストンとして作用する。
【0036】これにより、膨張シリンダ39の低温室5
2内の作動ガスは膨張ピストン48により圧縮され、熱
を発生し、吸熱用熱交換器4を加熱して吸熱用熱交換器
4表面に生じた霜を除去することができる。従って、吸
熱熱交換器表面にヒータ線を装着しなくても効果的に霜
取りを行なうことが可能である。
2内の作動ガスは膨張ピストン48により圧縮され、熱
を発生し、吸熱用熱交換器4を加熱して吸熱用熱交換器
4表面に生じた霜を除去することができる。従って、吸
熱熱交換器表面にヒータ線を装着しなくても効果的に霜
取りを行なうことが可能である。
【0037】図9において、本発明の加熱装置の第2の
実施例を示す。第一の実施例と略共通であるので共通す
る符号は省略する。この加熱装置の特徴は、第1の実施
例の加熱装置1において、放熱冷媒管路9と吸熱冷媒管
路5を互いに切り換える四方弁V1,V2を設けた点で
ある。四方弁を図9の実線の状態で運転すれば第1の実
施例と全く同じ作用を行なう。
実施例を示す。第一の実施例と略共通であるので共通す
る符号は省略する。この加熱装置の特徴は、第1の実施
例の加熱装置1において、放熱冷媒管路9と吸熱冷媒管
路5を互いに切り換える四方弁V1,V2を設けた点で
ある。四方弁を図9の実線の状態で運転すれば第1の実
施例と全く同じ作用を行なう。
【0038】今、図9において点線のように四方弁V
1,V2を切り換えると、放熱用熱交換器8を吸熱冷媒
管路5に接続して外気との熱交換器7に接続できるとと
もに吸熱用熱交換器4を放熱冷媒管路9に接続して入口
栓10及び出口栓11に接続できる。このように切り換
えた状態で、モータ20を逆回転すると、膨張シリンダ
39が圧縮シリンダとして機能し、又圧縮シリンダ38
が膨張シリンダとして機能するので、膨張シリンダ39
で発生した熱を吸熱部から放熱して出口栓11を介し
て、温熱利用機器12に温熱を送ることができる。
1,V2を切り換えると、放熱用熱交換器8を吸熱冷媒
管路5に接続して外気との熱交換器7に接続できるとと
もに吸熱用熱交換器4を放熱冷媒管路9に接続して入口
栓10及び出口栓11に接続できる。このように切り換
えた状態で、モータ20を逆回転すると、膨張シリンダ
39が圧縮シリンダとして機能し、又圧縮シリンダ38
が膨張シリンダとして機能するので、膨張シリンダ39
で発生した熱を吸熱部から放熱して出口栓11を介し
て、温熱利用機器12に温熱を送ることができる。
【0039】なお、このように切り換えた状態で、モー
タ20を正転させると、膨張シリンダ39の低温室52
で冷熱を発生し、放熱冷媒管路9は冷熱を循環させるこ
とができるので、入口栓10、出口栓11に冷凍庫等の
冷熱利用機器12を接続して、冷却装置として機能す
る。
タ20を正転させると、膨張シリンダ39の低温室52
で冷熱を発生し、放熱冷媒管路9は冷熱を循環させるこ
とができるので、入口栓10、出口栓11に冷凍庫等の
冷熱利用機器12を接続して、冷却装置として機能す
る。
【0040】なお、上記第1及び第2の実施例では2ピ
ストン型のスターリングヒートポンプ3を使用したが、
ディスプレーサ型等他の形式のスターリングヒートポン
プ3を使用してもよいことはいうまでもない。
ストン型のスターリングヒートポンプ3を使用したが、
ディスプレーサ型等他の形式のスターリングヒートポン
プ3を使用してもよいことはいうまでもない。
【0041】
【発明の効果】本発明によるスターリング加熱装置1に
よると、次のような効果を奏することができる。
よると、次のような効果を奏することができる。
【0042】(1)本発明の加熱装置は、放熱冷媒用の
入口栓10及び出口栓11を備えており、これらの栓に
温熱利用機器12の冷媒配管を着脱自在に接続すること
により、加熱装置と温熱利用機器12との間に冷媒の循
環配管を簡単に形成できるようにしたので、各種の温熱
利用機器12に簡単且つ汎用的に利用できる。
入口栓10及び出口栓11を備えており、これらの栓に
温熱利用機器12の冷媒配管を着脱自在に接続すること
により、加熱装置と温熱利用機器12との間に冷媒の循
環配管を簡単に形成できるようにしたので、各種の温熱
利用機器12に簡単且つ汎用的に利用できる。
【0043】(2)本発明の加熱装置のスターリングヒ
ートポンプ3をのモータをオンオフ又はインバータ制御
することにより、あるいは逆回転することにより、恒温
加熱を可能とする。
ートポンプ3をのモータをオンオフ又はインバータ制御
することにより、あるいは逆回転することにより、恒温
加熱を可能とする。
【0044】(3)本発明のスターリング加熱装置1
は、スターリングヒートポンプ3を圧縮シリンダ38と
膨張シリンダ39の2ピストンとすることにより、スタ
ーリングヒートポンプ3内の作動ガスの充填された空間
の容積変動が大きくなり、コンパクトの割には、加熱能
力の大きいスターリングヒートポンプ3を提供できる。
は、スターリングヒートポンプ3を圧縮シリンダ38と
膨張シリンダ39の2ピストンとすることにより、スタ
ーリングヒートポンプ3内の作動ガスの充填された空間
の容積変動が大きくなり、コンパクトの割には、加熱能
力の大きいスターリングヒートポンプ3を提供できる。
【図1】本発明のスターリング加熱装置の全体概念図で
ある。
ある。
【図2】本発明のスターリング加熱装置の第1の実施例
を示す図である。
を示す図である。
【図3】スターリング加熱装置の放熱用熱交換器の一例
を説明する平面図である。
を説明する平面図である。
【図4】図3のAーA断面である。
【図5】スターリング加熱装置の吸熱用熱交換器の一例
を説明する側部断面を示す図である。
を説明する側部断面を示す図である。
【図6】図5の吸熱用熱交換器の正面を示す図である
【図7】スターリング加熱装置の吸熱用熱交換器の別の
例を説明する側部断面を示す図である。
例を説明する側部断面を示す図である。
【図8】本発明の加熱装置の温度制御の概念を示す図で
ある。
ある。
【図9】本発明のスターリング加熱装置の第2の実施例
を示す図である。
を示す図である。
1 スターリング加熱装置 2 ケース 3 スターリングヒートポンプ 4 吸熱用熱交換器 5 吸熱冷媒管路 6 ファン 7 熱交換器 8 放熱用熱交換器 9 放熱冷媒管路 10 入口栓 11 出口栓 12 温熱利用機器 38 圧縮シリンダ 39 膨張シリンダ 42 圧縮ピストン 43 高温室 48 膨張ピストン 52 低温室 V1,V2 四方弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 甲元 伸央 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 作動ガスを封入し、吸熱用熱交換器及
び放熱用熱交換器を有するスターリングヒートポンプ
と、 上記放熱用熱交換器において放熱される放熱冷媒が流さ
れる放熱冷媒管路と、 上記吸熱用熱交換器に配設される吸熱装置とを備えたス
ターリング加熱装置であって、 上記放熱冷媒管路の一端に設けられた放熱冷媒の入口栓
及び他端に設けられた出口栓と、 上記放熱冷媒出口栓及び放熱冷媒入口栓に、温熱利用機
器の放熱冷媒配管を着脱自在に接続することにより、上
記加熱装置と温熱利用機器の間で、放熱冷媒の循環管路
を形成して、上記温熱利用機器に温熱を搬送することを
特徴とするスターリング加熱装置。 - 【請求項2】 スターリングヒートポンプは、圧縮ピス
トンを有する圧縮シリンダと、膨張ピストン又はディス
プレーサを有する膨張シリンダとを備え、上記圧縮ピス
トンと上記膨張ピストン又はディスプレーサとが位相差
をもって往復動することを特徴とする請求項1又は2記
載のスターリング加熱装置。 - 【請求項3】 スターリングヒートポンプを制御して温
度制御を行なう制御回路を設けたことを特徴とする請求
項1又は2記載のスターリング加熱装置。 - 【請求項4】 スターリングヒートポンプのモータを逆
回転するように制御し、上記吸熱用熱交換器に着霜した
霜の除去を可能とする霜取り用の制御回路を設けたこと
を特徴とする請求項1、2又は3記載のスターリング加
熱装置。 - 【請求項5】 スターリングヒートポンプのモータを逆
回転するように制御し、上記温熱利用機器の温度を一定
に制御する制御回路を設けたことを特徴とする請求項
1、2、3又は4記載のスターリング加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4123698A JPH11223402A (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | スターリング加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4123698A JPH11223402A (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | スターリング加熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11223402A true JPH11223402A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12602796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4123698A Pending JPH11223402A (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | スターリング加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11223402A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014009901A (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-20 | Daikin Ind Ltd | ヒートポンプシステム |
-
1998
- 1998-02-06 JP JP4123698A patent/JPH11223402A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014009901A (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-20 | Daikin Ind Ltd | ヒートポンプシステム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041027 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20041109 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050315 |