JPH11229327A - 橋梁継目のリンク式伸縮装置 - Google Patents
橋梁継目のリンク式伸縮装置Info
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- JPH11229327A JPH11229327A JP3124798A JP3124798A JPH11229327A JP H11229327 A JPH11229327 A JP H11229327A JP 3124798 A JP3124798 A JP 3124798A JP 3124798 A JP3124798 A JP 3124798A JP H11229327 A JPH11229327 A JP H11229327A
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Abstract
ンク式伸縮装置を提供する。 【解決手段】 対向配置した橋端部材12a,12bに
ユニバーサルジョイント13を介して端横梁11a,1
1bを設置する。V型リンク16aとこのV型リンク1
6aに枢着した逆V型リンク16bとからなる荷重伝達
リンク機構16を端横梁11a,11bに枢着する。逆
V型リンク16bの上端枢着部に中間横梁17を横架す
る。夫々の先端側がオーバーラップし噛合状に位置する
フィンガー14a,14bの先端側を中間横梁17上に
摺動自在に載置し、基端側は夫々の端横梁11a,11
b上に直接固定する。 【効果】 三次元方向の変位のうちの鉛直方向の変位に
対し、ユニバーサルジョイントで追随するので、メンテ
ナンス性が向上する。
Description
式伸縮装置に関するものである。
でき、かつ、防水及び防塵が完全で、しかも、回転の際
に路面に凹凸を生じない軽量な伸縮装置を、本出願人は
特公昭52−32173号で提案した。
を互いにピン1aaによって枢着し、上端を対向する橋
端部材2a,2bの端部に端横梁6a,6bを介して夫
々ピン1abによって枢着したV型リンク1aと、この
V型リンク1aの各中央部に下端をそれぞれピン1ba
によって枢着し、かつ、前記したV型リンク1aの上端
枢着部と同一高さにおいて上端を互いに軸1bbによっ
て枢着した逆V型リンク1bとからなるリンク機構1
を、対向する橋端部材2a,2b間において、幅方向に
所定の間隔を存して設けると共に、前記逆V型リンク1
bの軸1bb上に、前記橋端部材2a,2bに基端を枢
着した夫々のフィンガー3a,3bの先端側を交互に載
置し、かつ、これらのフィンガー3a,3b上に支持部
材4を介して可撓板5を配置した構成である。
風、地震等により、三次元の動きに追随できなければな
らない。そこで、上記した構造の伸縮装置においては、
現在では、図4に示したように、端横梁6a,6bと橋
端部材2a,2bをピン7で枢着すると共に、フィンガ
ー3a,3bの上下を防振ゴム8で挟持した状態で、端
横梁6a,6bに固定することで、三次元の動きに追随
できるようにしている。
た防振ゴムを用いた構造では、一定期間毎に防振ゴムの
メンテナンスが必要であり、近年のメンテナンス性向上
の要求に適応できなくなってきた。
置が有していた問題点に鑑みてなされたものであり、近
年のメンテナンス性向上の要求に対応でき、しかも、従
来のリンク式伸縮装置と同程度の三次元方向の追随性を
有する橋梁継目のリンク式伸縮装置を提供することを目
的としている。
ために、本発明の橋梁継目のリンク式伸縮装置は、端横
梁を橋端部材にユニバーサルジョイントを介して設置す
ると共に、フィンガーの基端側を端横梁上に直接固定す
ることとしている。そして、このようにすることで、一
定期間毎に必要であった防振ゴムのメンテナンスが不要
となって、メンテナンス性を向上することができる。
装置は、対向配置した橋端部材にユニバーサルジョイン
トを介して設置された端横梁と、これら端横梁に枢着さ
れた、V型リンクとこのV型リンクに枢着した逆V型リ
ンクとからなる荷重伝達リンク機構と、前記逆V型リン
クの上端枢着部に横架される中間横梁と、夫々の先端側
がオーバーラップし噛合状に位置して前記中間横梁上に
摺動自在に載置され、基端側は夫々の端横梁上に直接固
定されたフィンガーを備えたものである。
れば、四季の気温差、風、地震等による三次元方向の変
位のうちの鉛直方向の変位に対し、従来の伸縮装置のよ
うに防振ゴムを使用せずに、ユニバーサルジョイントで
追随するので、メンテナンス性が向上する。
を図1及び図2に示す一実施例に基づいて説明する。図
1(a)は本発明の橋梁継目のリンク式伸縮装置の正面
図、(b)は橋端部材と端横梁、及び、端横梁とフィン
ガーとの取付け部を拡大して示した図、図2は本発明の
橋梁継目のリンク式伸縮装置を構成するフィンガーの1
ブロックを示す平面図である。
例えば橋梁幅に適合する長さを有する端横梁であり、橋
梁継目に対向して立設された橋端部材12a,12b
に、ユニバーサルジョイント13を介して枢着されてい
る。
に、一定数を櫛状にして一組として形成した対をなすフ
ィンガーであり、基端側は前記した端横梁11a,11
bに例えばボルト15を用いて直接に固定され、先端側
はオーバーラップして噛合状に位置すべく成されてい
る。そして、これらの対をなす櫛状のフィンガー14
a,14bを橋梁幅に適合する長さとなるように適数個
並列状に配置している。
面に枢着した荷重伝達リンク機構であり、V型リンク1
6aとこのV型リンク16aに枢着した逆V型リンク1
6bとで構成されている。
じ長さのリンクアーム16aaの下端を互いにピン16
abによって枢着し、上端を対向配置された端横梁11
a,11bの下面に夫々ピン16acによって枢着した
構成である。一方、逆V型リンク16bは、前記したV
型リンク16aのリンクアーム16aaの各中央部に、
対をなす同じ長さのリンクアーム16baの各下端をそ
れぞれピン16bbによって枢着し、リンクアーム16
baの上端を互いにピン16bcによって枢着した構成
である。
部に横架した中間横梁であり、前記した端横梁11a,
11bと同様に橋梁幅に適合する長さを有し、前記適数
個並列状に配置した対をなすフィンガー14a,14b
の夫々の先端側を下方から支承している。
縮装置の初期設定状態におけるフィンガー14a,14
b先端側のオーバーラップ量やユニバーサルジョイント
13の変位追随量は、吸収しようとする伸縮量や追随し
ようとする変位量に応じて設定してあることは言うまで
もない。
は上記した構成であり、橋梁に鉛直方向の回転変位が生
じた場合には、従来のリンク式伸縮装置のように防振ゴ
ムの作用によって追随するのではなく、ユニバーサルジ
ョイント13を支点としたフィンガー14a,14bの
自重によって追随するので、一定期間毎に必要であった
防振ゴムのメンテナンスが不要となって、メンテナンス
性が向上する。
に、一定数を櫛状にして一組として形成したフィンガー
14a,14bを使用したものを開示したが、フィンガ
ーを一本ずつ櫛状に配置したものであっても良い。
のリンク式伸縮装置によれば、四季の気温差、風、地震
等による三次元方向の変位のうちの鉛直方向の変位に対
し、従来の伸縮装置のように防振ゴムを使用せずに、ユ
ニバーサルジョイントで追随するので、従来のリンク式
伸縮装置と同程度の三次元方向の追随性を有しつつ、メ
ンテナンス性が向上する。
の正面図、(b)は橋端部材と端横梁、及び、端横梁と
フィンガーとの取付け部を拡大して示した図である。
るフィンガーの1ブロックを示す平面図である。
正面図である。
端横梁、及び、端横梁とフィンガーとの取付け部を拡大
して示した図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 対向配置した橋端部材にユニバーサルジ
ョイントを介して設置された端横梁と、これら端横梁に
枢着された、V型リンクとこのV型リンクに枢着した逆
V型リンクとからなる荷重伝達リンク機構と、前記逆V
型リンクの上端枢着部に横架される中間横梁と、夫々の
先端側がオーバーラップし噛合状に位置して前記中間横
梁上に摺動自在に載置され、基端側は夫々の端横梁上に
直接固定されたフィンガーを備えたことを特徴とする橋
梁継目のリンク式伸縮装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03124798A JP3468079B2 (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | 橋梁継目のリンク式伸縮装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03124798A JP3468079B2 (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | 橋梁継目のリンク式伸縮装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11229327A true JPH11229327A (ja) | 1999-08-24 |
JP3468079B2 JP3468079B2 (ja) | 2003-11-17 |
Family
ID=12326054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03124798A Expired - Fee Related JP3468079B2 (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | 橋梁継目のリンク式伸縮装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3468079B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100812102B1 (ko) | 2007-04-13 | 2008-03-12 | 이강일 | 핑거형 교량 신축이음장치 |
CN110904830A (zh) * | 2019-10-31 | 2020-03-24 | 单国珠 | 耐久降噪免维护桥梁伸缩装置应用的方法 |
-
1998
- 1998-02-13 JP JP03124798A patent/JP3468079B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100812102B1 (ko) | 2007-04-13 | 2008-03-12 | 이강일 | 핑거형 교량 신축이음장치 |
CN110904830A (zh) * | 2019-10-31 | 2020-03-24 | 单国珠 | 耐久降噪免维护桥梁伸缩装置应用的方法 |
CN110904830B (zh) * | 2019-10-31 | 2021-06-18 | 单国珠 | 耐久降噪免维护桥梁伸缩装置应用的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3468079B2 (ja) | 2003-11-17 |
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