JPH11228605A - 高分子量分散体の製造方法 - Google Patents

高分子量分散体の製造方法

Info

Publication number
JPH11228605A
JPH11228605A JP5822698A JP5822698A JPH11228605A JP H11228605 A JPH11228605 A JP H11228605A JP 5822698 A JP5822698 A JP 5822698A JP 5822698 A JP5822698 A JP 5822698A JP H11228605 A JPH11228605 A JP H11228605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
molecular weight
compound
polymerization
high molecular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5822698A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3934778B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Kawabata
和裕 川端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP05822698A priority Critical patent/JP3934778B2/ja
Publication of JPH11228605A publication Critical patent/JPH11228605A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3934778B2 publication Critical patent/JP3934778B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2/00Processes of polymerisation
    • C08F2/46Polymerisation initiated by wave energy or particle radiation
    • C08F2/48Polymerisation initiated by wave energy or particle radiation by ultraviolet or visible light

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 重合反応制御が行い易く、且つ、得られる高
分子量分散体がゲル化するおそれがない高分子量分散体
の製造方法を提供する。 【解決手段】 重合性不飽和結合を有する化合物、油溶
性の光開始剤、界面活性剤及び水を含む重合性混合物を
攪拌しながら光照射して、懸濁重合することを特徴とす
る高分子量分散体の製造方法、及び水溶性の光開始剤を
溶解した水中に、界面活性剤を用いて水に分散させた重
合性不飽和結合を有する化合物を滴下しながら光照射し
て乳化重合することを特徴とする高分子量分散体の製造
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高分子量分散体の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高分子量ポリマーの製造方法とし
て、熱重合法やレドックス重合法が用いられてきたが、
熱重合法は、重合系内温度を、50〜90℃に保ちなが
ら行われるため、かなりの熱量を投入する必要があり、
重合制御も行いにくいものであった。更に、上記熱重合
法は、過酸化物系重合開始剤を使用するものであるの
で、得られる有機高分子がゲル化するおそれがあった。
又、上記レドックス重合法は、例えば、特公平1−53
281号公報や特開平5−214006号公報等に開示
されているが、該レドックス重合法は、比較的低い温度
で反応が進行するので、熱量は余り必要としないが、レ
ドックス的に急速なラジカル分解を起こすものであるの
で、得られる有機高分子がゲル化するおそれがある。更
に、レドックス開始剤には、金属塩を含有するものであ
るので、得られる有機高分子が着色したり、乾燥皮膜物
性を低下させる等の悪影響を及ぼすおそれがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙上の事実に
鑑みなされたものであって、その目的は、重合反応制御
が行い易く、且つ、得られる有機高分子がゲル化するお
それがない、高分子量分散体の製造方法を提供すること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
重合性不飽和結合を有する化合物、油溶性の光開始剤、
界面活性剤、及び水からなる重合性混合物を攪拌しなが
ら光照射して懸濁重合することを特徴とする高分子量分
散体の製造方法である。
【0005】上記重合性不飽和結合を有する化合物は、
特に限定されるものではないが、例えば、メチル(メ
タ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−
ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレー
ト、イソノニル(メタ)アクリレート、ラウリル(メ
タ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、
イソステアリル(メタ)アクリレート、イソミリスチル
(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリレート類;
(メタ)アクリル酸、マレイン酸、イタコン酸等のカル
ボキシル基含有化合物;(メタ)アクリルアミド、N−
イソプロピル(メタ)アクリルアミド等のアミド類;2
−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロ
キシブチル(メタ)アクリレート等の水酸基含有化合
物;シリコーンマクロマー、メチルメタクリレートマク
ロマー、スチレンマクロマー、エチレン−ブチレンマク
ロマー等のマクロマー類;N−ビニルピロリドン、N−
ビニルカプロラクタム、スチレン、酢酸ビニル等が挙げ
られる。
【0006】上記高分子量分散体の製造方法において、
重合性不飽和結合を有する化合物として、特に(メタ)
アクリレート類、(メタ)アクリル酸類、(メタ)アク
リルアミド類、水酸基含有(メタ)アクリレート類、
(メタ)アクリレートマクロマー類等の(メタ)クリル
酸系モノマーが適している。
【0007】上記油溶性の光開始剤としては、特に限定
されるものではないが、20℃の水に対する溶解度が
0.05%未満のものが好ましく、例えば、ベンジルジ
メチルケタール(チバガイギー社製、商品名「イルガキ
ュア651」〕等のケタール系光開始剤、メトキシアセ
トフェノン、2,2−ジメトキシ−フェニルアセトフェ
ノン等のアセトフェノン系光開始剤、ベンゾインエチル
エーテル、ベンゾインプロピルエーテル等のベンゾイン
エーテル系光開始剤等が挙げられる。
【0008】本発明(請求項1又は2記載の発明)で用
いられる界面活性剤としては、特に限定されるものでは
ないが、例えば、アニオン系界面活性剤としては、ドデ
シルベンゼンスルホン酸塩類、ラウリル硫酸ナトリウム
等のアルキル硫酸塩類、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテルスルホン酸塩類等が挙げられる。また、
ノニオン系界面活性剤としては、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニル
エーテル等が挙げられる。上記界面活性剤の添加量は、
上記重合性不飽和結合を有する化合物100重量部に対
して0.1〜5重量部、好ましくは0.3〜3重量部で
ある。
【0009】請求項1記載の発明では、上記重合性不飽
和結合を有する化合物、油溶性の光開始剤、界面活性
剤、及び水からなる重合性混合物を攪拌しながら懸濁重
合するが、攪拌する装置としては特に限定されるもので
はなく回分式、連続式のいずれの方式が用いられても良
い。具体的には、攪拌翼、ディスパー、ホモミキサー、
ラインミル、スタティックミキサー、振動式分散機、超
音波式分散機、高圧式分散機等が挙げられる。
【0010】上記攪拌された重合用混合物に光照射する
手段は、特に限定されるものではないが、例えば、重合
容器内及び上記重合用混合物中の酸素を窒素バブリング
等によって除去し、次いで、窒素雰囲気下に光照射され
る。上記重合容器は、上記光照射に用いられる波長40
0nm以下の光線を透過するパイレックスガラスや石英
ガラス製であることが好ましい。
【0011】上記光照射に用いられるランプとしては、
波長400nm以下に発光分布の中心を有するものであ
れば特に限定されるものではないが、例えば、低圧水銀
灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、ケミカル
ランプ、ブラックライトランプ、メタルハライドランプ
等が挙げられる。
【0012】上記光照射によって、重合反応は開始され
るが、重合反応熱により重合系内温度は上昇するので、
有機高分子の分子量を大きくするために重合反応温度
は、可及的低温、好ましくは0〜80℃、更に好ましく
は0〜50℃に制御される。
【0013】請求項2記載の発明は、水溶性の光開始剤
を溶解した水中に、界面活性剤を用いて、水に分散させ
た重合性不飽和結合を有する化合物を、滴下しながら光
照射して乳化重合することを特徴とする高分子量分散体
の製造方法をその要旨とするものである。
【0014】請求項2記載の発明で用いられる水溶性の
光開始剤としては、特に限定されるものではないが、2
0℃の水に対する溶解度が0.05%以上のものが好ま
しく、例えば、4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン〔メルク社
製、商品名「ダロキュアー2959」〕等が挙げられ
る。
【0015】重合性不飽和結合を有する化合物、および
界面活性剤は、上述の請求項1記載の発明で説明したも
のと同様のものを使用することが出来る。
【0016】上記重合性不飽和結合を有する化合物を乳
化重合する手段は、水溶性の光開始剤を溶解した水中
に、界面活性剤を用いて水に分散させた重合性不飽和結
合を有する化合物を滴下しながら光照射して乳化重合さ
れる。即ち、水溶性の光開始剤を溶解した水と界面活性
剤を用いて水に分散させた重合性不飽和結合を有する化
合物とに二分され、前者に後者の重合性不飽和結合を有
する化合物分散液を滴下しながら光照射して乳化重合反
応が進行するものである。
【0017】上記乳化重合する際に使用する攪拌機、及
び光照射の手段としては、上述の請求項1記載の発明で
説明したものと同様のものを使用することが出来る。
【0018】請求項1記載の発明は、上述のように、油
溶性の光開始剤、及び界面活性剤を用いることによっ
て、水を媒体とする懸濁重合を光重合で実施することを
可能にするものであって、光重合と懸濁重合を有機的に
組み合わせることによって、連鎖反応、副反応等の少な
い反応制御が易しい重合環境を現出させ、これによって
テトラヒドロフラン不溶解物量を10重量%以下、重量
平均分子量が150万以上の高分子量の高分子量分散体
を製造することを可能にしたものである。
【0019】請求項2記載の発明は、上述のように、水
溶性の光開始剤を溶解した水中に、界面活性剤を用いて
水に分散させた重合性不飽和結合を有する化合物を滴下
しながら乳化重合を光重合で実施することによって、連
鎖反応、副反応等の少ない反応制御が易しい重合環境を
現出させ、これによってテトラヒドロフラン不溶解物量
を10重量%以下、重量平均分子量が150万以上の高
分子量の分散体を製造することを可能にしたものであ
る。
【0020】特に、重合性不飽和結合を有する化合物が
(メタ)アクリル酸系モノマーの場合、微粒子状に安定
して分散した乳化重合体、又は懸濁重合体を得るという
意味において好ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、実施例及
び比較例を挙げて具体的に説明するが、本発明は、これ
らの実施例に限定されるものではない。
【0022】(実施例1)n−ブチルアクリレート20
0g、ラウリル硫酸ナトリウム4g、イオン交換水60
gを混合し、ディスパーを用い、2000rpmで5分
間攪拌して、水分散液からなる重合用混合物を調製し、
イオン交換水240gに光開始剤(メルク社製、商品名
「ダロキュアー2959」)2gを溶解して光開始剤水
溶液を調製した。上記重合用混合物及び光開始剤水溶液
の各々に、窒素バブリングを60分間行い、パイレック
スガラス製のフラスコに光開始剤水溶液を入れ、6Wブ
ラックライトランプ2本をフラスコの中心から10cm
離れた位置にセットし、フラスコ内を光照射し、攪拌翼
でフラスコ内の光開始剤水溶液を攪拌しながら上記重合
用混合物を3時間かけて滴下した。尚、反応系内温度
は、反応熱により、20〜45℃であった。滴下終了
後、更に2時間反応を続けてポリブチルアクリレート乳
化分散体を作成した。
【0023】(実施例2)実施例1の光開始剤の添加量
を0.2gに減量したこと以外、実施例1と同様にして
ポリブチルアクリレート乳化分散体を作成した。尚、反
応系内温度は、反応熱により、実施例1と略同様、20
〜45℃であった。
【0024】(実施例3)実施例1の光照射ランプ2本
を1本に減じたこと以外、実施例1と同様にしてポリブ
チルアクリレート乳化分散体を作成した。尚、反応系内
温度は、反応熱により、実施例1と略同様、20〜45
℃であった。
【0025】(実施例4)実施例1の光開始剤の添加量
を0.6gにし、光照射ランプを1本に減じ、且つ、該
ランプをフラスコの中心から20cm離れた位置にセッ
トしたこと以外、実施例1と同様にしてポリブチルアク
リレート乳化分散体を作成した。尚、反応系内温度は、
反応熱により、20〜40℃であった。
【0026】(実施例5)パイレックスガラス製のフラ
スコに、n−ブチルアクリレート200g、アニオン系
界面活性剤(第一工業製薬社製、ポリオキシエチレンア
ルキルプロフェニルエーテル硫酸エステルアンモニウム
塩、商品名「アクアロンHS−20」)4g、イオン交
換水300g、光開始剤(チバガイギー社製、商品名
「イルガキュアー651」)0.6gを混合し、ホモミ
キサーを用い、5000rpmで15分間攪拌分散し、
窒素バブリングを60分間行い、攪拌翼でフラスコ内の
上記重合用混合物を攪拌しながら、6Wブラックライト
ランプ1本をフラスコの中心から20cm離れた位置に
セットし、フラスコ内を光照射し、3時間重合反応を行
ってポリブチルアクリレート懸濁分散体を作成した。
尚、反応系内温度は、反応熱により、20〜50℃であ
った。
【0027】(実施例6)実施例5の光開始剤の添加量
を0.2gに減量したこと以外、実施例5と同様にして
ポリブチルアクリレート懸濁分散体を作成した。尚、反
応系内温度は、反応熱により、実施例1と略同様、20
〜50℃であった。
【0028】(実施例7)実施例5の光開始剤の添加量
を0.1gに減量したこと以外、実施例5と同様にして
ポリブチルアクリレート懸濁分散体を作成した。尚、反
応系内温度は、反応熱により、実施例1と略同様、20
〜50℃であった。
【0029】(実施例8)実施例7のパイレックスガラ
ス製のフラスコをジャケット付きのものとし、水冷を行
って、重合反応系内温度を20〜30℃に制御したこと
以外、実施例7と同様にしてポリブチルアクリレート懸
濁分散体を作成した。
【0030】(実施例9)実施例6のn−ブチルアクリ
レート200gを194gに替え、メタクリル酸を6g
加えた以外は、実施例6と同様にしてポリブチルアクリ
レートの懸濁分散体を作成した。尚、反応温度は、実施
例1と略同様、20〜50℃であった。
【0031】実施例1〜9の有機高分子分散体の製造方
法における、n−ブチルアクリレートの転化率、得られ
たポリブチルアクリレートの重量平均分子量(Mw)及
びゲル分率を、以下に示す方法で測定した。測定結果
は、表1に示す。
【0032】1.転化率(%) アルミカップに得られた高分子量分散体1.5gを採取
し、110℃で3時間乾燥し、乾燥残渣重量を秤量して
固形分を産出し、下式によって転化率(%)を算出し
た。 固形分(%)={乾燥残渣重量(g)/1.5(g)}
×100 転化率(%)={得られた高分子量分散体の固形分
(%)}/〔仕込み固形分(%)}×100
【0033】2.重量平均分子量(Mw) GPC(島津製作所社製、商品名「SHIMADZU
C−R7A」)及びカラム(昭和電工社製、商品名「s
hodex KF806L」)を用い、溶媒テトラヒド
ロフラン(THF)にて、ポリスチレン換算により求め
た。
【0034】3.ゲル分率(%) 得られた高分子量分散体を乾燥し、1.5gを秤量して
50mlのサンプル管にとり、溶媒THF45mlを入
れ、振蘯機にて3時間振蘯し、200メッシュの金網で
濾過し、110℃で3時間乾燥し、溶解残渣重量を秤量
し、下式によってゲル分率を算出した。 ゲル分率(%)={乾燥残渣重量(g)/1.5
(g)}×100
【0035】
【表1】
【0036】実施例1〜4の高分子量分散体の製造方法
においては、転化率が90.0〜97.8%といずれも
高率を示し、得られる高分子量分散体のMwも160万
〜370万と高分子量を示し、しかも、ゲル分率は、
0.5〜1.3%といずれも低い値を示した。
【0037】実施例5〜9の高分子量分散体の製造方法
においては、転化率が98.0〜99.9%といずれも
高率を示し、得られる高分子量分散体のMwも190万
〜350万と高分子量を示し、しかも、ゲル分率は、
3.3〜7.0%といずれも低い値を示した。更に、実
施例5〜7及び実施例9に示されるように、重合系内温
度は、自然放置状態でも20〜50℃と発熱が少なく、
ジャケット付きの反応器で水冷することによって、20
〜30℃と20℃も低下させることができ、安定した反
応温度で重合させることができる等、重合制御が容易で
あるばかりか極めて省エネルギー化された重合反応であ
ることが分かる。
【0038】
【発明の効果】本発明の高分子量分散体の製造方法は、
叙上のように構成されているので、連鎖反応、副反応等
の少ない反応制御が易しい重合環境を現出させ、これに
よって水を媒体とする懸濁重合を光重合で実施すること
を可能にするものであって、しかも高分子量の分散体を
省エネルギー方法によって製造することを可能にしたも
のである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重合性不飽和結合を有する化合物、油溶
    性の光開始剤、界面活性剤及び水からなる重合性混合物
    を攪拌しながら光照射して懸濁重合することを特徴とす
    る高分子量分散体の製造方法。
  2. 【請求項2】 水溶性の光開始剤を溶解した水中に、界
    面活性剤を用いて水に分散させた重合性不飽和結合を有
    する化合物を滴下しながら光照射して乳化重合すること
    を特徴とする高分子量分散体の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記重合性不飽和結合を有する化合物が
    (メタ)アクリル酸系モノマーである請求項1、又は2
    記載の高分子量分散体の製造方法。
JP05822698A 1997-12-12 1998-03-10 高分子量分散体の製造方法 Expired - Fee Related JP3934778B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05822698A JP3934778B2 (ja) 1997-12-12 1998-03-10 高分子量分散体の製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34295697 1997-12-12
JP9-342956 1997-12-12
JP05822698A JP3934778B2 (ja) 1997-12-12 1998-03-10 高分子量分散体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11228605A true JPH11228605A (ja) 1999-08-24
JP3934778B2 JP3934778B2 (ja) 2007-06-20

Family

ID=26399285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05822698A Expired - Fee Related JP3934778B2 (ja) 1997-12-12 1998-03-10 高分子量分散体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3934778B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001323006A (ja) * 2000-05-12 2001-11-20 Rohm & Haas Co プラスチック添加剤ポリマー組成物
JP2019163792A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 富士電機株式会社 漏洩補修方法、漏洩補修に用いる光照射装置及び光硬化型樹脂

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001323006A (ja) * 2000-05-12 2001-11-20 Rohm & Haas Co プラスチック添加剤ポリマー組成物
JP2019163792A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 富士電機株式会社 漏洩補修方法、漏洩補修に用いる光照射装置及び光硬化型樹脂

Also Published As

Publication number Publication date
JP3934778B2 (ja) 2007-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4759236B2 (ja) カルボキシル基含有水溶性重合体の製造方法
JP2006257139A (ja) コア−シェル型高分子微粒子及びその製造方法
JP4494473B2 (ja) 高重合度を有するポリビニルアルコールの製造方法及び製造装置
JPH11228605A (ja) 高分子量分散体の製造方法
JP2003003037A (ja) 水性樹脂エマルジョン及びその製造方法ならびにコーティング剤
CN104844742A (zh) 用于基因组测序核酸扩增的聚苯乙烯微球的制备方法
JP3149487B2 (ja) メタアクリル系樹脂粒子の製造方法
JPH07228608A (ja) ポリマー微粒子の製造方法
JP2021195521A (ja) 成形体及び成形体の製造方法
JP6924020B2 (ja) 椀型中空ポリマー粒子及びその製造方法
JP2005126455A (ja) カルボキシル基含有水溶性重合体の製造法
JP2002302616A (ja) カルボキシル基含有重合体粒子
JP5297596B2 (ja) 重合体粒子の製造方法
JPH0959309A (ja) N−ビニルカルボン酸アミド系重合体の製造方法
JPH10298250A (ja) ポリマー粒子の製造方法
JP2003089703A (ja) 樹脂粒子の製造方法およびその方法により得られる樹脂粒子
JP2000128903A (ja) 単分散球形重合体の製造
WO2011016364A1 (ja) カルボキシル基含有水溶性重合体の製造方法
WO2023127738A1 (ja) カルボキシル基含有水溶性共重合体及びその用途
JP2005015697A (ja) 水性エマルション組成物の製造方法
JPH11199608A (ja) 重合体粒子及びその製造方法
JP2003171567A (ja) 水性エマルジョン
JPH06206929A (ja) 吸水性樹脂の製造方法
JP3598743B2 (ja) 塩化ビニル系重合体
JP2002097214A (ja) ポリスチレン系ラテックスの製造方法及びポリスチレン系ラテックス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20050223

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20061211

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20061220

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20070130

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20070221

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070316

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees