JPH11228580A - アルキルまたはアリール・ハロシランの調製のための活性珪素粉末及びその製造方法 - Google Patents

アルキルまたはアリール・ハロシランの調製のための活性珪素粉末及びその製造方法

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JPH11228580A
JPH11228580A JP22373798A JP22373798A JPH11228580A JP H11228580 A JPH11228580 A JP H11228580A JP 22373798 A JP22373798 A JP 22373798A JP 22373798 A JP22373798 A JP 22373798A JP H11228580 A JPH11228580 A JP H11228580A
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copper
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Thomas Margaria
マルガリア トマ
Florence Meoni
メオニー フロランス
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    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/12Organo silicon halides
    • C07F7/16Preparation thereof from silicon and halogenated hydrocarbons direct synthesis
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先行技術の物質よりもその反応性を高め、そ
れによって反応効率、その選択性、すなわち反応生成物
の中のジクロロ−ジメチルシランの含有量、ならびに、
反応開始速度も向上させる活性珪素粉末を製造する。 【解決手段】 アルキルまたはアリール・ハロシランの
調製のための活性珪素粉末の製造方法において、98
(重量)%以上の珪素と、0.4%以下の鉄と、0.2
%以下のアルミニウムと、0.2%以下のカルシウムと
を含有する冶金珪素を、少なくとも一つの触媒および/
または反応促進剤の存在下で、350μm以下の粒度
に、粒子の表面に要素を付着させるように粉砕する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】本発明はシリコーン合成用の、アルキルま
たはアリール・ハロシランの調製のための触媒特性を有
する、粒度350μm以下の、活性珪素粉末及びその製
造方法に関するものである。
【0003】
【従来の技術】
【0004】銅の存在下に、珪素に対して、例えば塩化
メチルなどの、ハロゲン化炭化水素を250℃と350
℃の間で反応させるアルキルまたはアリール・ハロシラ
ンの合成はE.G.ROCHOWに1945年に付与さ
れた米国特許第2380995号以来周知である。
【0005】この反応はシリコーン産業の基礎なので、
大規模な工業的開発がなされた。たいていの場合はCH
3Clで実施され、異なる比率で各種のメチルクロロシ
ランの混合物に到達した。
【0006】この反応における銅の役割は例えばP.T
RAMBOUZEの論文(”CONTRIBUTION A L'ETUDE D
U MECANISME DE LA SYNTHESE DES METHYLCHLOROSILANE
S”BULLETIN DE LA SOCIETE CHIMIQUE DE FRANCE, no.2
88, 1956, pp.1756-1765)およびG.H.KOLSTE
Rの論文(”The η’ and ε’ phase of the system
copper-silicon as solid reactants in the synthesis
of dimethyl-dichlorosilane”Recueil des Travaux d
e Chimie,vol.83,1964,pp.737-751)に記載された。こ
れらの研究はクロロメチル化反応におけるCu3Si相
の触媒としての役割を示している。
【0007】しかしながら出願人のフランス特許第27
20385号は量を増しながら銅を珪素内に導入したと
き、Cu4SiAl、Cu2Si3AlまたはCu2Si3
Caなどの他の相がCu3Siの前に出現するので、C
3Si活性相に関与する量をかなり上回る量の銅を添
加しなければならない。このように添加された銅の一部
分のみが評価される。
【0008】Dow Corningの欧州特許第06
04092号はハロシランの調製のために、銅を0.0
1%から9%含有する珪素・銅合金の調製を記載し、銅
の一部だけが合金によってもたらされ、残りが接触物質
に混入された銅の化合物によって通常の仕方でもたらさ
れることを推奨している。
【0009】Union Carbideの欧州特許第
0028009号は二つの構成成分の粉末を混合し、水
素雰囲気下でおよそ1000℃で加熱することによっ
て、珪素の粒子の表面に銅を配置することを提案してい
る。
【0010】銅に加えて、他の元素もROCHOW反応
の速度または選択性に有利な作用を有することが認めら
れた。例えばWacker Chemieの米国特許第
2666776号は周期律表の第5または第8族の金
属、とくに鉄、ニッケル、コバルトまたは燐を珪素と銅
に接触物質で添加することを推奨している。
【0011】Th.Goldschmidtのドイツ特
許第1165026号は燐、砒素、アンチモン、ビスマ
ス、インジウム、タリウムおよび/またはガリウムでド
ーピングした珪素の使用を記載している。ゼネラル・エ
レクトリックの米国特許第4500724号とユニオン
・カーバイドの欧州特許第0191502号は特定の割
合で銅・亜鉛・錫混合物を、接触物質内に、用いること
に関するものである。
【0012】Dow Corningの米国特許第46
02101号は元素の燐または燐化物などの化合物の形
で、25ppmから2500ppmの燐を接触物質に添
加することを提案している。同社の欧州特許第0272
860号と0273635号はアーク電気炉でのカルボ
テルミーによる珪素製造に用いられる原材料を介して、
あるいは精練ポケット内への添加によって、燐を添加す
ることを推奨している。
【0013】出願人の欧州特許第0494837号は、
無水珪酸の表面層が2nm以下で、油の存在下でほとん
ど反応しない雰囲気内でとくに粉砕によって得られた、
表面酸化が少ない冶金珪素粉末を記載している。この珪
素はクロロメチル化反応速度を大幅に向上させることが
できる。
【0014】粉砕技術の分野において、三菱金属の日本
特許出願に係る第63−055111号は、粉砕機の壁
の仕切りへの珪素の付着防止を目的として、銅化合物、
例えば塩化または酸化第一銅あるいは第二銅を0.1%
から20%添加してボールミル内で珪素を粉砕すること
を記載している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
【0016】本発明の目的は、先行技術の物質よりもそ
の反応性を高め、それによって反応効率、その選択性、
すなわち反応生成物の中のジクロロ−ジメチルシランの
含有量、ならびに、反応開始速度も向上させる活性珪素
粉末を製造することである。
【0017】本発明の対象は、ROCHOW反応のため
の活性珪素粉末の製造方法において、98(重量)%以
上の珪素と、0.4%以下の鉄と、0.2%以下のアル
ミニウムと、0.2%以下のカルシウムとを含有する冶
金珪素を、少なくとも一つの触媒および/または反応促
進剤の存在下で、350μm以下の粒度に、粒子の表面
に要素を付着させるように粉砕することから成る活性珪
素粉末の製造方法である。
【0018】粒子の表面にある銅は、好適には、粒子の
表面1m2あたり0.01gから0.1gの間に含まれ
る量(すなわち重量で0.016%から0.16%)で
あり、錫の量は粒子の表面1m2あたり0.003gと
0.03gの間に含まれ(すなわち重量で0.005%
から0.05%)、燐の量は0.003g/m2と0.
03g/m2の間に含まれる(すなわち重量で0.00
5%から0.05%)。
【0019】本発明による珪素粉末は、好適には、上述
の欧州特許第0494837号に記載の、無水珪酸の層
が2nm以下の表面酸化が低い粉末を提供することであ
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】
【0021】本発明は、発明者らが、珪素粒子の表面が
生成される際に、すなわち粉末が粉砕される際に、その
表面に触媒および/または促進剤があると触媒作用が向
上することを確認したことに基づいている。
【0022】冶金珪素はアーク還元炉で調製され、16
00℃と1800℃の間の温度で液体状態から鋳型に鋳
造して、得られた鋳塊をつぎに120mm以下の破片に
砕いてさらに20mmまで粉砕するか、水を満たした顆
粒化槽に流し込む。この場合、得られた固体材料は10
mm程度の均一な寸法に顆粒化される。
【0023】いずれの場合にも材料は粒度が350μm
以下の粉末を調製するように粉砕されなければならな
い。粉砕は制御された雰囲気、好適には、窒素が豊富
で、酸素の含有率が8%以下の雰囲気の維持が可能なロ
ッドミルまたはボールミルで実施する。
【0024】粉砕は空気中に戻したとき酸化から珪素粉
末を保護する性質の有機物質を添加して実施される。こ
の目的のために、最大1%以下の重量比率で、シリコー
ンオイル、炭化水素タイプの鉱物油、エステル、を使用
することができる。
【0025】酸化物と塩化物などの形で、銅の化合物を
粉砕機内に少量添加することによって珪素粒子の表面に
必要な銅を付けることができる。これを一番簡単に実現
するためには、粉砕を銅または銅合金製のボールまたは
ロッドで実施して、その摩耗によって必要量の銅を珪素
粒子の表面にもたらす。
【0026】この量は粒子の表面1m2あたり0.01
gから0.1gの間でなければならない。同様な方法に
よって、すなわち錫化合物(酸化物または塩化物)を添
加して粉砕して、あるいは、銅と錫を同時に付着させる
ことを可能にする、例えば青銅などの、錫を含有する合
金のロッドまたはボールを用いて、0.003g/m 2
と0.03g/m2の間に含まれる量の錫を付着するこ
ともできる。
【0027】燐は、不揮発性で酸化力があまり強くない
化合物、例えば燐鉄などの存在下で粉砕することによっ
て、あるいは燐青銅製または燐を含有する他のいっさい
の銅合金製の粉砕機のロッドまたはボールを用いること
によって、0.003g/m2と0.03g/m2の間に
含まれる量を付着させることができる。
【0028】付着された量は数ナノメートルの表面層の
分析を可能にする、Auger電子分光器などによって
制御される。表面組成を求めたい標本は、生成物の表面
層を次第に除去するイオン研磨の際にAuger分光器
によって連続分析にかけられる。この様にして、浸食速
度がわかると、酸素、銅、錫、燐またはその他の要素の
濃度特性が得られる。浸食速度は最終クレーター(”ta
lystep”)の深さの測定によって、あるいは導入によっ
て得られたO15同位体の完全にわかっている濃度特性の
測定による検定の結果として決定される。
【0029】重量で最大1%の量の、シリコーンオイ
ル、炭化水素またはエステルなどの有機物を粉砕中に添
加し、粉砕機内に貧酸素雰囲気を維持することによっ
て、上述の欧州特許0494837号の教示に従って、
厚みが2nm以下の無水珪酸の表面層を有する珪素粒子
が得られる。
【0030】かかる珪素粉末はROCHOW反応の際の
反応性と選択性が向上するだけでなく、反応保温時間も
短縮されるので、とくに不連続(バッチ)方式を用いた
ときの、生産性の向上を可能にする。
【0031】
【実施例1】
【0032】誘導炉内で融解によって銅の重量が13%
のSi−Cu合金を調製する。合金は鋳造、固化、粉砕
され篩にかけられる。50−160μmの部分を後に試
験するために採取する。工業的鋳造ポケットの製造で採
取した液体の冶金珪素内に、銅の添加を実施して、下記
の組成(重量で)の合金が得られる。
【0033】Cu=3.31%;Al=0.193%;
Ca=0.115%;Fe=0.36%
【0034】合金は粒度が50から350μmの間の粉
末に従来の仕方で粉砕され、4nm程度の無水珪酸の表
面層の厚みが測定される。
【0035】40gのこの粉末を2.5gのSi−Cu
合金と混合して、得られた混合物にクロロメチル化試験
を実施する。この試験は0.05gのZnOを添加した
混合物の粉末を撹拌器を備えた直径30mmのガラスの
反応炉内に置くものである。粉末を載せた焼結ガラス製
円盤を介して気体のCH3Clの流れを送る。気体の流
量は3.6×10-3 3/hで一定に維持する。反応媒
質を加熱し、反応を開始した後、システムは300℃に
維持される。12時間反応させた後、ジメチルジクロロ
シランで得られた平均流量Q、ならびに反応生成物全体
の中でのこの物質の割合α2を記録する。4つの試験を
平均して次の値が得られる。
【0036】Q=8.0g/h;α2=88%
【0037】なお、反応の開始に必要な保温時間は3時
間5分であった。
【0038】
【実施例2】
【0039】大きさが5から20mmの間の破片にすで
に粉砕済みの冶金珪素から開始して、必要に応じて錫が
18%の青銅製のロッドを備えた粉砕機内で、酸素を5
%以下に制御した雰囲気の下で粉砕を実施した。粉砕さ
れた珪素の質量の0.3%に相当する量のシリコーンオ
イルを粉砕機に添加した。
【0040】得られた粉末を篩にかけて50と350μ
mの間に含まれる部分を残した。粒子上で、1.2nm
の無水珪酸層の厚みが測定され、Auger分光器で、
銅の表面含有量が0.07g/m2であり錫の表面含有
量が0.02g/m2であることが測定された。
【0041】実施例1と同じクロロメチル化試験を実施
して、この粉末について次の結果が得られた(4回の試
験の平均値)。
【0042】Q=8.9g/h;α2=92%;保温時
間=1時間24分
【0043】
【実施例3】
【0044】実施例2と同様に、ただし粉砕時に珪素の
質量の0.1%にあたる燐を重量で12%含む量の燐鉄
を添加して実施する。Auger分光器によって、燐の
表面含有量が0.01g/m2であることが測定され
た。クロロメチル化試験の結果は次の通りであった。
【0045】Q=9.0g/h;α2=92.5%;保
温時間=0時間34分
【0046】
【発明の効果】
【0047】本発明によれば、先行技術の物質よりもそ
の反応性を高め、それによって反応効率、その選択性、
すなわち反応生成物の中のジクロロ−ジメチルシランの
含有量、ならびに、反応開始速度も向上させる活性珪素
粉末を製造することできる。
【0048】また、活性珪素粉末はROCHOW反応の
際の反応性と選択性が向上するだけでなく、反応保温時
間も短縮されるので、とくに不連続(バッチ)方式を用
いたときの、生産性の向上を可能にする。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルキルまたはアリール・ハロシランの
    調製のための活性珪素粉末の製造方法において、98
    (重量)%以上の珪素と、0.4%以下の鉄と、0.2
    %以下のアルミニウムと、0.2%以下のカルシウムと
    を含有する冶金珪素を、少なくとも一つの触媒および/
    または反応促進剤の存在下で、350μm以下の粒度
    に、粒子の表面に要素を付着させるように粉砕すること
    から成る活性珪素粉末の製造方法。
  2. 【請求項2】 粒子の表面1m2あたり0.01gから
    0.1gの間に含まれる量の銅が粒子の表面に付着させ
    られることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 珪素の粉砕の際に銅の酸化物または塩化
    物が添加されることを特徴とする請求項2に記載の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 粉砕がロッドミルまたはボールミルで実
    施され、ロッドまたはボールが銅合金製であることを特
    徴とする請求項2に記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 粒子の表面1m2あたり0.003gと
    0.03gの間に含まれる量の錫が粒子の表面に付着さ
    れることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに
    記載の製造方法。
  6. 【請求項6】 珪素の粉砕の際に錫の酸化物または塩化
    物が添加されることを特徴とする請求項5に記載の製造
    方法。
  7. 【請求項7】 粉砕がロッドミルまたはボールミルで実
    施され、ロッドまたはボールが青銅製であることを特徴
    とする請求項5に記載の製造方法。
  8. 【請求項8】 粒子の表面1m2あたり0.003gと
    0.03gの間に含まれるの量の燐が粒子の表面に付着
    されることを特徴とする請求項1から7のいずれか一つ
    に記載の製造方法。
  9. 【請求項9】 珪素の粉砕の際に燐鉄が添加されること
    を特徴とする請求項8に記載の製造方法。
  10. 【請求項10】 粉砕がロッドミルまたはボールミルで
    実施され、ロッドまたはボールが燐青銅製であることを
    特徴とする請求項8に記載の製造方法。
  11. 【請求項11】 98(重量)%以上の珪素と、0.4
    %以下の鉄と、0.2%以下のアルミニウムと、0.2
    %以下のカルシウムとを含有し、350μm以下の粒度
    であり、粒子の表面1m2あたり0.01gから0.1
    gの量の銅を粒子の表面に有するアルキルまたはアリー
    ルハロシランの調製のための活性珪素粉末。
  12. 【請求項12】 98(重量)%以上の珪素と、0.4
    %以下の鉄と、0.2%以下のアルミニウムと、0.2
    %以下のカルシウムとを含有し、350μm以下の粒度
    であり、粒子の表面1m2あたり0.003gから0.
    03gの量の錫を粒子の表面に有するアルキルまたはア
    リールハロシランの調製のための活性珪素粉末。
  13. 【請求項13】 98(重量)%以上の珪素と、0.4
    %以下の鉄と、0.2%以下のアルミニウムと、0.2
    %以下のカルシウムとを含有し、350μm以下の粒度
    であり、粒子の表面1m2あたり0.003gから0.
    03gの量の燐を粒子の表面に有するアルキルまたはア
    リールハロシランの調製のための活性珪素粉末。
  14. 【請求項14】 粒子の表面に一つまたは複数個の他の
    合成反応触媒および/または促進元素が含まれることを
    特徴とする請求項11から13のいずれか一つに記載の
    活性珪素粉末。
  15. 【請求項15】 粒子表面が厚みが2nm以下の無水珪
    酸の層を有することを特徴とする請求項11から14の
    いずれか一つに記載の活性珪素粉末。
JP22373798A 1997-07-24 1998-07-24 アルキルまたはアリール・ハロシランの調製のための活性珪素粉末及びその製造方法 Pending JPH11228580A (ja)

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