JPH1122845A - 圧電アクチュエータ及びマスフローコントローラ - Google Patents

圧電アクチュエータ及びマスフローコントローラ

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JPH1122845A
JPH1122845A JP9176208A JP17620897A JPH1122845A JP H1122845 A JPH1122845 A JP H1122845A JP 9176208 A JP9176208 A JP 9176208A JP 17620897 A JP17620897 A JP 17620897A JP H1122845 A JPH1122845 A JP H1122845A
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JP
Japan
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metal member
metal
piezoelectric element
fixed
piezoelectric actuator
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JP9176208A
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Makoto Tanaka
田中  誠
Taiichi Tokuhisa
泰一 徳久
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Proterial Ltd
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Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境温度が変化しても伸縮量の変化が少ない
圧電アクチュエータを、また環境温度が変化しても流量
特性の変化が少ないマスフローコントローラを提供する
こと。 【解決手段】 積層型圧電素子体40の一端に固着した
第1の金属部材51と、もう一方端に固着した第2の金
属部材52と、軸方向の伸縮機能を有し前記第1の金属
部材と第2の金属部材に固着した金属ケース50とを有
し、前記第1の金属部材51と第2の金属部材52及び
金属ケース50のうち少なくとも第1の金属部材と第2
の金属部材をNiが30〜50重量%であるFe−Ni
系合金あるいはNiが28重量%以上でありかつNi+
Coが30〜50重量%であるFe−Ni−Co系合金
で形成した圧電アクチュエータ5である。またこの圧電
アクチュエータを用いたマスフローコントローラであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電効果素子を積
層した圧電アクチュエータに関し、特にこの圧電効果素
子を金属ケースに封入した圧電アクチュエータ及びこの
圧電アクチュエータを用いたマスフローコントローラに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気エネルギーを機械的エネルギ
ーに変換する圧電効果素子を利用した圧電アクチュエー
タは、マスフローコントローラの流量制御弁やXYテー
ブル駆動などの工業分野で使用されている。これらは通
常、高湿度雰囲気や耐食性ガスに対する耐環境性を高め
るために、金属ケース内に封入した密封構造として用い
ることが多い。
【0003】図3はその一例を示す金属ケース入り圧電
アクチュエータの縦断面図である。この圧電アクチュエ
ータ9は、断面が矩形の圧電効果素子と内部電極とを交
互に積層して形成した積層型の圧電効果素子体を有して
おり、その両端側面からリード線93a、93bが取り出
され端部にリード端子94a、94bが取り付けられてい
る。そして積層型圧電素子体40の両端は、嵌合凹部9
5を介してステンレス材からなる金属部材91と同じく
金属部材92に接着剤により固着されている。さらにベ
ローズ等の伸縮機能を有するステンレス材製の金属ケー
ス90を金属部材91に溶接し、積層圧電素子体40に
対し圧縮力が掛かるように金属部材92に圧着して圧電
効果素子体40を気密封止している。この圧電アクチュ
エータ9は、リード端子94aと94bとの間に駆動電圧
が印可されると、積層型圧電素子体40は図中矢印で示
す方向に微少な変位を生じ、金属ケース90の伸縮機能
と相まって全体として矢印の方向に数10μm程度伸縮す
るものである。
【0004】次ぎに、従来の圧電アクチュエータを用い
たマスフローコントローラを図4を用いて説明する。図
のマスフローコントローラ1Bは、微量流体(以下ガス
を例にとって説明する。)の質量流量を検出するセンサ
部2と、圧電アクチュエータ部80を備えた流量制御弁
8と、これらを制御する制御回路部3(詳細は図示せ
ず)とにより主に構成されている。このマスフローコン
トローラ1Bでは、まず流入口(流入側継手)71から
流入したガスは流入流路72aの途中でセンサパイプ2
0と、このパイプと同一のパイプを所定数だけ詰めて所
定の流量比率に設定されたバイパス管路75とに分岐し
て流れ、これらは再び流入流路72b部分で合流し流入
流路72cまで流れるようになっている。一方、上記し
た質量流量センサからの流量信号は、増幅回路によって
増幅され、その後比較制御回路へ入力される。ここで予
め設定された設定流量信号と比較され、その差分を無く
すような駆動信号(バルブ駆動電圧)が圧電アクチュエ
ータ部に入力され、その結果、流量制御弁8の開度を調
節してガス流量を制御することができる。
【0005】次ぎに図の流量制御弁8は、金属ダイアフ
ラムを直接上下動させる流量制御弁である。すなわち流
入流路72cに設けられた金属製弁座81と、この弁座
81に対向してダイアフラム押さえ83によって挟持さ
れ、中央に平坦部を有しその外側に半円環状の弾性変形
部を形成した金属ダイアフラム82と、内部に積層型圧
電素子体80を収容し、金属ダイアフラム82を押圧す
るようになした弁棒84と、この弁棒84を常時弁座8
1に当接させて閉弁状態におくためのバネ部材88等か
ら構成されている。ここで積層型圧電素子体80の上端
は調節部材89に係止されており、一方の下端は弁棒8
4を貫通してブロック状本体7に載置されたブリッジ部
材85に支持されている。そして、積層型圧電素子体8
0は裸のまま使用されることもあるし、また上記したよ
うに金属ケースに内封して使用することもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の金属ケース入り
圧電アクチュエータは、線膨張係数が例えば約1.7×10
−6/℃の積層型圧電素子体40と線膨張係数が約17.5
×10−6/℃の金属ケース90が同じく約17.5×10−6
/℃の金属部材91及び92を介して連結された構造と
なっている。尚、圧電素子体は負の線膨張係数を持つも
のもあり、ほとんどが0に近い値を持っている。従っ
て、このように線膨張係数が著しく異なる部材同士が連
結されているため周囲温度が上昇した場合、金属ケース
と金属部材の熱膨張による引張力が積層型圧電素子体に
加わり剥離したり甚だしい場合には素子が破断すること
がある。そこで、金属ケース90にはベローズ等を付け
て伸縮機能を持たせている。ところが一方で、圧電アク
チュエータはその発生力を有効に利用するために、予め
積層型圧電素子体に10〜80Kgf程度の圧縮力を素
子の積層方向に加わわるように金属ケース90のバネ定
数(圧縮力)を設定して組み立てることが必要になって
いる。以上のことから使用前の組立時には圧縮力を調整
してバネ定数を設定し、その上で使用中の部材同士間の
熱膨張差を考慮して前記バネ定数に補正を加える。この
ようなことが必要になっていたが、両者を兼ね合わせて
設定することは困難なことであった。
【0007】また、上記したマスフローコントローラの
流量制御弁では、このことが使用環境温度の変化が流量
特性に影響を与える結果となっていた。例えば、図5は
ノーマリクローズ型の流量制御弁の流量特性を示し、そ
の縦軸が流量、横軸が印可電圧である。(a)は周囲環
境温度5℃の場合、(b)は周囲環境温度45℃の場合
をそれぞれ示している。両者を比較すると、流量の少な
い初期の段階では両者の流量勾配はほとんど同じである
が、印可電圧が高くなると即ち、伸張量が大きくなる
と、上記した熱膨張差とバネ定数が変化することから流
量特性は、(a)に対して(b)はおよそ2/3に減少
している。以上のことより、従来のものでは環境温度が
高くなると、ノーマリクローズ型の流量制御弁では流量
が減少する方向に、またノーマリオープン型の流量制御
弁では弁が締め切らない方向になるという問題として生
じていた。
【0008】従って、本発明は環境温度が変化しても伸
縮量の変化が少ない圧電アクチュエータを、また環境温
度が変化しても流量特性の変化が少ないマスフローコン
トローラを提供することを目的とする。
【0009】
【発明を解決するための手段】本発明は、積層型圧電素
子体の一端に固着した第1の金属部材と、積層型圧電素
子体の他端に固着した第2の金属部材と、軸方向の伸縮
機能を有し前記第1の金属部材と第2の金属部材に固着
した金属ケースとを有する圧電アクチュエータにおい
て、前記第1の金属部材と第2の金属部材及び金属ケー
スのうち少なくとも第1の金属部材と第2の金属部材を
Niが30〜50重量%であるFe−Ni系合金で形成
した圧電アクチュエータである。また、前記第1の金属
部材と第2の金属部材及び金属ケースのうち少なくとも
第1の金属部材と第2の金属部材をNiが28重量%以
上でありかつNi+Coが30〜50重量%であるFe
−Ni−Co系合金で形成した圧電アクチュエータとす
ることもできる。尚、第1の金属部材と第2の金属部材
及び金属ケースの全てを上記Fe−Ni系合金あるいは
Fe−Ni−Co系合金で構成することは望ましい。
【0010】また本発明は、センサ流路内を流れる流体
の流量を検出する流量センサ部と、流体の流量を制御す
る流量制御弁と、制御回路部とを有するマスフローコン
トローラにおいて、前記流量制御弁は、圧電アクチュエ
ータの伸縮を利用して金属製ダイアフラムと弁座とを接
離して流量制御を行うものであって、前記圧電アクチュ
エータを、積層型圧電素子体の一端に固着した第1の金
属部材と、積層型圧電素子体の他端に固着した第2の金
属部材と、軸方向の伸縮機能を有し前記第1の金属部材
と第2の金属部材に固着した金属ケースとから形成し、
前記第1の金属部材と第2の金属部材及び金属ケースの
うち少なくとも第1の金属部材と第2の金属部材をNi
が30〜50重量%であるFe−Ni系合金で形成した
マスフローコントローラである。また、前記第1の金属
部材と第2の金属部材及び金属ケースのうち少なくとも
第1の金属部材と第2の金属部材をNiが28重量%以
上でありかつNi+Coが30〜50重量%であるFe
−Ni−Co系合金で形成したマスフローコントローラ
とすることもできる。尚、第1の金属部材と第2の金属
部材及び金属ケースの全てを上記Fe−Ni系合金ある
いはFe−Ni−Co系合金で構成することは望まし
い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。図1は本発明の一実施例を示す圧電ア
クチュエータの縦断面図である。図2はそれを用いたマ
スフローコントローラの縦断面図である。
【0012】この圧電アクチュエータ5は、0.1〜
0.2mm厚さの圧電セラミックスと金属薄板あるいは
ペースト状の内部電極導体を塗布、乾燥させて、これら
を交互に数百枚積み重ね、高さ20mm程度に積層して
積層型圧電素子体40を構成している。この積層体の側
面には内部電極体の端部が露出しているので、端部を選
択的にガラス絶縁膜で被覆した後、外部電極体を側面に
形成して内部電極導体を一層おきに交互に接続して2つ
のくし歯形電極を形成する。そしてリード線53a、5
3bを外部電極導体56にはんだ付けで接続し、側面だ
けを樹脂で被覆する。そしてリード端子54a、54bに
電圧を印加すると電圧の印加に応じ積層圧電素子体は数
十μm、例えば40μm程度の微少な伸張と共に80k
gf程度の高い推力を発生することができる。
【0013】そして、積層型圧電素子体40の一端は、
Niが32重量%、Co5重量%、Fe及び不可避不純
物63重量%であるFe−Ni−Co系合金からなる金
属部材51の嵌合凹部55に接着剤により固着されてい
る。また積層型圧電素子体40のもう一端は同じ材質か
らなる金属部材52の嵌合凹部55に接着剤により固着
されている。さらに32Ni重量%−5Co重量%−6
3Fe及び不可避不純物であるFe−Ni−Co系合金
製で軸方向に複数本の凹部を形成してベローズ状の伸縮
機能を持たせた金属ケース50のつば部50cと金属部
材51のつば部51cとを圧着あるいは接着剤で固着
し、その後積層圧電素子体40に対し適度な圧縮力が掛
かるように金属部材52のつば部52dと金属ケースの
つば部50dとの間の距離を調節し圧着あるいは接着剤
で固着する。その結果積層圧電素子体40は適度なバネ
定数を保持して金属ケース内に気密封止している。ここ
で他の実施例としては、金属部材51と金属部材52及
び金属ケース50をNiが30〜50重量%、望ましく
は36%NiであるFe−Ni系合金で形成して実施す
ることが出来る。
【0014】また金属部材51と金属部材52は、上記
Fe−Ni−Co系合金あるいはFe−Ni系合金製と
なし、他方金属ケース50は、従来と同様のステンレス
製のものを用いて実施することもできる。この場合は少
なくとも熱膨張による金属部材と積層圧電素子体の剥離
や破断を防止することが出来るし、金属部材51及び金
属部材52と金属ケース50との固着手段を電子ビーム
溶接等を用いて行うことが出来るので組立てが容易とな
る。
【0015】ところで上記実施例で用いたFe−Ni−
Co系合金の熱膨張係数は20℃で0.1×10−6/℃程
度、同じくFe−Ni系合金で0.9×10−6/℃程度で
あり、これらは約200℃まで不変である。従って、これ
らは積層圧電素子体の熱膨張係数(約1.7×10−6
℃)に近似しており、上記したような温度変化による変
位量と発生力の変化はほとんど無視することが出来る。
【0016】次ぎに、図2のマスフローコントローラ1
Aは、ブロック状本体1aと1bとからなり本体内に流
入口11と流入流路12a、バイパス部15(図示せ
ず)、流入流路12b、流入流路12cを形成し、流路
12cの端部に金属製の弁座4をかしめ手段などにより
装着している。そして弁座4に対向して金属ダイアフラ
ム5が設けられており、これによって流入側流路12と
流出側流路13を仕切っている。金属ダイアフラム5と
弁座4の周囲には流入流路13aが拡がっており、その
後方に流入流路13bと流出口14が設けられている。
【0017】金属製ダイアフラム5は、ダイアフラム押
さえ62によってその周縁部を挟着し、その上にハウジ
ング63を載せた上でフタ64をボルトを用いて本体1
aに組付けている。一方、金属ダイアフラム5の上面に
は円盤状のダイアフラムスペーサ61が乗せられてお
り、これは調芯作用のある硬球64とピエゾスペーサ6
6及び軸受け66aを介して圧電アクチュエータ60の
押圧力を伝達するようになっている。
【0018】次ぎに圧電アクチュエータ60は、上記実
施例の圧電アクチュエータ5と同様上下金属部材とケー
スは、Fe−Ni−Co合金からなりこの中に積層型圧
電素子体を密封したものである(ベローズ部分は図示し
ていない)。従って、これら部材の熱膨張係数は近似し
ているから環境温度が変化しても変位量が減少すること
がなく流量特性は安定する。また、上記ピエゾスペーサ
66やダオアフラムスペーサ61等も同様のFe−Ni
−Co合金あるいはFe−Ni合金で形成することもで
きる。
【0019】そして、この圧電アクチュエータ60の上
部はハウジングキャップ68aとナット68bによって
ハウジング63に対し軸芯が一致した状態で螺合し組み
付けられている。尚、このマスフローコントローラは、
通常はばね67によって圧電アクチュエータ60を押し
上げ開弁状態となし、通電によってばね力に抗してダイ
アフラムスペーサ64を下方に押し下げ、金属ダイアフ
ラム5の移動量を調節して流量制御をするノーマリーオ
ープン型のマスフローコントローラである。これはもち
ろんノーマリクローズ型のマスフローコントローラで実
施することもできる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、環境温度
が変化しても積層型圧電素子体が剥離や破断することが
なく、伸縮量及び発生力の変化が少ない圧電アクチュエ
ータを提供することができる。また環境温度が変化して
も流量特性の変化が少なく、特に高温用として有利なマ
スフローコントローラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す圧電アクチュエータ
の縦断面図である。
【図2】 本発明の圧電アクチュエータを用いたマスフ
ローコントローラの縦断面図である。
【図3】 従来の圧電アクチュエータの一例を示す縦断
面図である。
【図4】 従来のマスフローコントローラの一例を示す
縦断面図である。
【図5】 従来の圧電アクチュエータを用いたマスフロ
ーコントローラにおいて、環境温度が変化したときの流
量特性線図である。
【符号の説明】
1A、1B:マスフローコントローラ 2:
センサー部 3:制御回路部 4:
弁座 5、60:圧電アクチュエータ 50:
金属ケース 51:第1の金属部材 52:
第2の金属部材 53a、53b:リード線 54a、54b:
リード端子 50c、50d:金属ケースのつば部 51c、52d:
金属部材のつば部 11:流入口 12a、12b、12c:
流入流路 13a、13b:流出流路 14:
流出口 6:金属ダイアフラム 61:
ダイアフラムスペーサ 62:ダイアフラム押さえ 63:
ハウジング 64:フタ 65:
硬球 66:ピエゾスペーサ 66a:
軸受け 67:ばね 68a:
ハウジングキャップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層型圧電素子体の一端に固着した第1
    の金属部材と、積層型圧電素子体の他端に固着した第2
    の金属部材と、軸方向の伸縮機能を有し前記第1の金属
    部材と第2の金属部材に固着した金属ケースとを有する
    圧電アクチュエータにおいて、前記第1の金属部材と第
    2の金属部材及び金属ケースのうち少なくとも第1の金
    属部材と第2の金属部材をNiが30〜50重量%であ
    るFe−Ni系合金で形成したことを特徴とする圧電ア
    クチュエータ。
  2. 【請求項2】 積層型圧電素子体の一端に固着した第1
    の金属部材と、積層型圧電素子体の他端に固着した第2
    の金属部材と、軸方向の伸縮機能を有し前記第1の金属
    部材と第2の金属部材に固着した金属ケースとを有する
    圧電アクチュエータにおいて、前記第1の金属部材と第
    2の金属部材及び金属ケースのうち少なくとも第1の金
    属部材と第2の金属部材をNiが28重量%以上であり
    かつNi+Coが30〜50重量%であるFe−Ni−
    Co系合金で形成したことを特徴とする圧電アクチュエ
    ータ。
  3. 【請求項3】 センサ流路内を流れる流体の流量を検出
    する流量センサ部と、流体の流量を制御する流量制御弁
    と、制御回路部とを有するマスフローコントローラにお
    いて、前記流量制御弁は、圧電アクチュエータの伸縮を
    利用して金属製ダイアフラムと弁座とを接離して流量制
    御を行うものであって、前記圧電アクチュエータを、積
    層型圧電素子体の一端に固着した第1の金属部材と、積
    層型圧電素子体の他端に固着した第2の金属部材と、軸
    方向の伸縮機能を有し前記第1の金属部材と第2の金属
    部材に固着した金属ケースとから形成し、前記第1の金
    属部材と第2の金属部材及び金属ケースのうち少なくと
    も第1の金属部材と第2の金属部材をNiが30〜50
    重量%であるFe−Ni系合金で形成したことを特徴と
    するマスフローコントローラ。
  4. 【請求項4】 センサ流路内を流れる流体の流量を検出
    する流量センサ部と、流体の流量を制御する流量制御弁
    と、制御回路部とを有するマスフローコントローラにお
    いて、前記流量制御弁は、圧電アクチュエータの伸縮を
    利用して金属製ダイアフラムと弁座とを接離して流量制
    御を行うものであって、前記圧電アクチュエータを、積
    層型圧電素子体の一端に固着した第1の金属部材と、積
    層型圧電素子体の他端に固着した第2の金属部材と、軸
    方向の伸縮機能を有し前記第1の金属部材と第2の金属
    部材に固着した金属ケースとから形成し、前記第1の金
    属部材と第2の金属部材及び金属ケースのうち少なくと
    も第1の金属部材と第2の金属部材をNiが28重量%
    以上でありかつNi+Coが30〜50重量%であるF
    e−Ni−Co系合金で形成したことを特徴とするマス
    フローコントローラ。
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