JPH11227000A - 洗浄用熱可塑性樹脂組成物及び洗浄方法 - Google Patents
洗浄用熱可塑性樹脂組成物及び洗浄方法Info
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- JPH11227000A JPH11227000A JP10196614A JP19661498A JPH11227000A JP H11227000 A JPH11227000 A JP H11227000A JP 10196614 A JP10196614 A JP 10196614A JP 19661498 A JP19661498 A JP 19661498A JP H11227000 A JPH11227000 A JP H11227000A
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Abstract
して、洗浄時に刺激臭が無くて、270℃以上の高温で
も洗浄効果の落ちない、低コストで高性能な洗浄用熱可
塑性樹脂組成物を得る。 【解決手段】 最大長1〜15mmのポリエチレンテレ
フタレートボトル粉砕物50〜95重量%、並びに、界
面活性剤を用いた洗浄剤50〜85重量%及び熱可塑性
樹脂15〜50重量%を含有するペレット状の洗浄剤・
樹脂組成物5〜50重量%からなる。
Description
機内の洗浄に使用する洗浄用熱可塑性樹脂組成物及びそ
れによる洗浄方法に関する。更に詳しくは、成形品を粉
砕して得られた不定形状のポリエチレンテレフタレート
樹脂、界面活性剤あるいはさらに無機物を用いた洗浄
剤、並びに、熱可塑性樹脂もしくはガラス繊維入り熱可
塑性樹脂脂組成物、並びに、それを使用した熱可塑性樹
脂用成形機内の洗浄方法に関する。
は、使用樹脂あるいは樹脂組成物の品種又は銘柄切り替
えの際に、先行樹脂あるいは樹脂組成物の影響を排除す
るために、各種の手段が採られている。特に着色された
樹脂の成形では、青色、黒色等の濃色系の品種から白色
等の淡色系の品種に切り替える際には、成形機の分解掃
除や汎用樹脂または再生樹脂による成形機内の共洗い等
の煩雑な作業と、長時間の生産中止を伴う洗浄作業を強
いられてきた。これらの問題を解消する方法として、成
形機内を洗浄するための洗浄用熱可塑性樹脂組成物が各
種開発されている。
浄用に使用する技術として、ポリメチルメタクリレート
を粉砕した物を、成形機ホッパーから投入して成形機内
部に残存する成形用原料樹脂を除去する方法があり、強
力な除去能力で機内に残留する着色樹脂、樹脂焼けを除
去する目的で商品として市販されている。しかし、洗浄
中にポリメチルメタクリレートが分解して刺激臭を発生
し、作業環境を悪化させること、分解温度が270℃の
ため高温での洗浄が困難であるとの欠点がある。
可塑性樹脂にアルキルベンゼンスルホン酸塩を混合して
加熱溶融させて、押出機でペレット状に成形し洗浄用コ
ンパウンドとして使用する技術がある(特公平6−24
724号公報)。しかし、コンパウンドを製造するため
に、混合物を熱溶融して成形しなければならないので、
コストが高くなり、低価格の洗浄用熱可塑性樹脂組成物
を提供することは困難であった。
剤50〜85重量%を含有するペレット状樹脂組成物を
製造しポリスチレン、ポリプロピレン等の汎用熱可塑性
樹脂にブレンドして洗浄用に使用する技術がある(特公
平7−53377号公報)。しかし、ブレンドする熱可
塑性樹脂の溶融粘度や形状等により洗浄能力が異なるた
め更に改良が必要であった。
浄技術を開発するために、ポリエチレンテレフタレート
成形品、特に、使用後の飲料用ポリエチレンテレフタレ
ート製ボトルを粉砕して洗浄用に再利用して、刺激臭の
ないもの、及び、270℃以上、さらには300℃以上
の高温でも洗浄効果の落ちない洗浄用熱可塑性樹脂組成
物を得ることが本発明が解決しようとする課題である。
ンテレフタレートの不定形粉砕物に界面活性剤あるいは
界面活性剤と無機物を用いた洗浄剤を含有するペレット
状樹脂組成物を混合して洗浄用に使用することにより上
記問題を解決できることを発見して本発明Iを完成し
た。また本発明者は、溶融粘度の温度依存性の少ない、
即ち、高温度でも溶融粘度が安定して急激に低下しない
性質の熱可塑性樹脂に対して、ポリエチレンテレフタレ
ートの粉砕物、アルキルベンゼンスルホン酸塩及び無機
物を混合することにより上記問題を解決できることを発
見して本発明IIを完成した。さらに本発明者は、ポリエ
チレンテレフタレートの不定形粉砕物に界面活性剤と無
機物を用いた洗浄剤を含有して形状がペレット状の洗浄
剤・樹脂組成物とガラス繊維配合ペレット状熱可塑性樹
脂コンパウンドを配合して洗浄用に使用することにより
上記問題を解決できることを発見して本発明IIIを完成
した。
mmのポリエチレンテレフタレート成形品粉砕物50〜
95重量%、並びに、界面活性剤を用いた洗浄剤50〜
85重量%及び熱可塑性樹脂15〜50重量%を含有す
るペレット状の洗浄剤・樹脂組成物5〜50重量%から
なる洗浄用熱可塑性樹脂組成物を提供する。本発明の第
2は、最大長1〜15mmのポリエチレンテレフタレー
ト成形品粉砕物50〜95重量%、並びに、界面活性剤
と無機物を用いた洗浄剤50〜85重量%及び熱可塑性
樹脂15〜50重量%を含有するペレット状の洗浄剤・
樹脂組成物5〜50重量%からなる洗浄用熱可塑性樹脂
組成物を提供する。本発明の第3は、最大長1〜15m
mのポリエチレンテレフタレート成形品粉砕物26〜7
9重量%、熱可塑性樹脂7〜73重量%、アルキルベン
ゼンスルホン酸塩0.5〜9重量%、無機物0.5〜5
重量%からなる洗浄用熱可塑性樹脂組成物を提供する。
本発明の第4は、最大長1〜15mmのポリエチレンテ
レフタレート成形品粉砕物18〜92.5重量%、界面
活性剤2〜30重量%、無機物0.5〜7重量%及びガ
ラス繊維配合ペレット状熱可塑性樹脂コンパウンド5〜
45重量%からなる洗浄用熱可塑性組成物を提供する。
本発明の第5は、最大長1〜15mmのポリエチレンテ
レフタレート成形品粉砕物10〜90重量%、界面活性
剤と無機物を用いた洗浄剤50〜85重量%及び熱可塑
性樹脂15〜50重量%を含有するペレット状洗浄剤・
樹脂組成物5〜45重量%、並びに、ガラス繊維配合ペ
レット状熱可塑性樹脂コンパウンド5〜45重量%から
なる洗浄用熱可塑性組成物を提供する。本発明の第6
は、ガラス繊維が長ガラス繊維である本発明の第4又は
5のいずれかに記載の洗浄用熱可塑性組成物を提供す
る。本発明の第7は、本発明の第1〜6のいずれかに記
載の洗浄用熱可塑性樹脂組成物を熱可塑性樹脂を成形す
る成形機のホッパーから投入し、排出させることにより
成形機内に残存する成形用熱可塑性組成物を除去するこ
とを特徴とする洗浄方法を提供する。
mmのポリエチレンテレフタレート成形品粉砕物とは、
ポリエチレンテレフタレート成形品を粉砕、細断等によ
り細片にしたもので、最大長(細片の最大の辺の長さ)
1〜15mmの範囲の大きさのものを選別したものであ
り、元々最大長1〜15mmのものも含む。成形品とし
ては、食品容器、繊維製品等が挙げられるが、飲料用透
明ボトルが好ましい。ポリエチレンテレフタレートとし
ては、相対粘度0.1〜1.5、特に0.4〜1.5の
ものが好ましい。上記において、細片の最大長1mm未
満のものはホッパーに投入したときにブリッジを形成し
成形機に入ることが困難になること及びホッパー壁面に
付着して後続樹脂に混合し成形品の品質に悪影響するの
で好ましくない。また15mmを越えると成形機のスク
リュー溝部に入りにくくなり計量されないので好ましく
ない。ポリエチレンテレフタレート成形品粉砕物の形状
は不定形で特に限定しないが、角片にすることにより、
丸ペレット又は円柱ペレットに比べて、粉砕品のエッジ
部によりシリンダー部の汚れを掻き落とす能力が大き
い。粉砕の方法には特に限定はなく、例えば森田精機工
業株式会社製プラスチック粉砕器(型式:XL−15
型)により粉砕することができる。
明のIは、最大長1〜15mmのポリエチレンテレフタ
レート成形品粉砕物50〜95重量%、並びに、界面活
性剤あるいは界面活性剤と無機物を用いた洗浄剤50〜
85重量%及び熱可塑性樹脂15〜50重量%を含有す
るペレット状の洗浄剤・樹脂組成物5〜50重量%から
なる洗浄用熱可塑性樹脂組成物、また、それを使用した
成形機の洗浄方法に関するものである。本発明に使用す
るペレット状洗浄剤・樹脂組成物は、特公平7−533
77号公報「洗浄剤組成物とその製造方法」に記された
方法により得られる。即ち界面活性剤単独からなる、あ
るいは界面活性剤と無機物の混合物からなる洗浄剤50
〜85重量%を熱可塑性樹脂15〜50重量%と混合し
て製造することができる。
は、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、炭素数1
4〜18のα−オレフィンスルホン酸ナトリウム、ラウ
リル硫酸エステルナトリウム、ステアリン酸ナトリウム
等を挙げることができる。
ク、マイカ、クレー、ウォラストナイト、ゼオライト、
カオリン、ベントナイト、パーライト、ケイソウ土、ア
スベスト、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸
カリウム、塩基性炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、
水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化アルミ
ニウム、ハイドロタルサイト、酸化マグネシウム、酸化
カルシウム、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、二酸化ケイ
素、二酸化チタン、硫化亜鉛、硫酸ナトリウム、硫酸水
素ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸マグネシウム、塩基
性硫酸マグネシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、
硫酸アルミニウム、リン酸ナトリウム、リン酸水素ナト
リウム、リン酸マグネシウム、リン酸カルシウム、リン
酸アルミニウム、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸マグネシウ
ム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ガラス繊
維、チタン酸カリウム、金属繊維及びそれらの混合物等
を挙げることができる。界面活性剤と無機物の合計中の
無機物の組成比は0.5〜40重量%である。
ては、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度
ポリエチレン(LLDPE)、超低密度ポリエチレン
(VLDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)等の
ポリエチレンの他、前記ポリエチレンを有機過酸化物、
電子線または放射線で架橋した架橋ポリエチレン、非晶
性エチレン−テトラシクロドデセン共重合体、非晶性エ
チレン−プロピレン共重合体(EPM)、非晶性エチレ
ン−プロピレン−非共役ジエン3元共重合体(EPD
M)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、プロ
ピレン単独重合体、融点(DSCによる。以下同じ。)
145℃以下のプロピレン−エチレンランダム共重合
体、融点145℃以下のプロピレン−エチレン−ブテン
−1ランダム3元共重合体、融点145℃以下のプロピ
レン−ブテン−1ランダム共重合体、プロピレン−エチ
レンブロック共重合体等のポリプロピレン、ポリ4−メ
チル−ペンテン−1、ポリスチレン(GPポリスチレ
ン)、ハイインパクトポリスチレン(HIPS)、アク
リロニトリル−スチレン共重合体、スチレン−ブタジエ
ンラバー(SBR)、スチレン−イソブチレンラバー
(SIBR)、ポリカーボネート及びそれらの混合物を
挙げることができる。熱可塑性樹脂の形状は、ペレット
状もしくはパウダー状、又は成形品を粉砕して得られた
不定形もしくはパウダー、あるいは該粉砕物を更に押出
機等で溶融混練後、ペレット状等に造粒したもの等であ
る。
樹脂と洗浄剤(即ち界面活性剤と無機物)をバンバリー
ミキサーまたは加圧型ニーダーで混練りし、その後ペレ
ット状にカットすることによって得ることができる。
と上記のようにして得られたペレット状洗浄剤・樹脂組
成物との混合はタンブラー、リボンブレンダー等を使用
して常温で行うことができる。
とペレット状洗浄剤・樹脂組成物との混合比率は粉砕ポ
リエチレンテレフタレート50〜95重量%とペレット
状洗浄剤・樹脂組成物5〜50重量%が好ましい。ペレ
ット状洗浄剤・樹脂組成物が5重量%未満では、界面活
性剤の量が少ないので成形機の金属表面への浸透が十分
でないため洗浄能力が小さくなり過ぎ、50重量%を越
えるとポリエチレンテレフタレート成形品粉砕物の量が
減少して掻き落とし効果が小さくなり過ぎるので好まし
くない。
脂組成物は、押出機で加熱溶融する必要が無く、常温で
ブレンドするだけで製造できるため低価格であり、洗浄
力及び置換性に優れ、洗浄作業中に煙や刺激臭の発生が
ない。
のIIは、最大長1〜15mmのポリエチレンテレフタレ
ート成形品粉砕物26〜79重量%、熱可塑性樹脂7〜
73重量%、アルキルベンゼンスルホン酸塩0.5〜9
重量%及び無機物0.5〜5重量%からなる洗浄用熱可
塑性樹脂組成物、又は、それを使用した成形機の洗浄方
法に関するものである。
と混合される熱可塑性樹脂としては、本発明Iで記載し
たものが使用できる。熱可塑性樹脂の形状は、いったん
加工品に成形して粉砕した再生熱可塑性樹脂を使用でき
る。
脂とポリエチレンテレフタレート成形品粉砕物の配合比
率は、熱可塑性樹脂7〜73重量%に対してポリエチレ
ンテレフタレート成形品粉砕物26〜79重量%が好ま
しい。熱可塑性樹脂の量が7重量%未満では、300℃
以上の高温での溶融粘度の低下のため洗浄力が低下し、
73重量%を越える配合量では、ポリエチレンテレフタ
レート成形品粉砕物の配合量が少なくなるため、ポリエ
チレンテレフタレート成形品粉砕物のエッジによる成形
機壁面における汚れの掻き落とし能力が低下しともに好
ましくない。
チレンテレフタレート粉砕物にブレンドできるものが好
ましく、アルキルベンゼンスルホン酸のナトリウム塩、
カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩等を挙げる
ことができる。アルキル基としてはドデシル基が挙げら
れる。無機物としては、本発明Iで記載したものが使用
できる。界面活性剤の添加量あるいは界面活性剤と無機
物の添加量は、100重量%−(粉砕ポリエチレンテレ
フタレート26〜79重量%+熱可塑性樹脂7〜73重
量%)になるように混合される。アルキルベンゼンスル
ホン酸塩及び無機物は、粉砕ポリエチレンテレフタレー
ト及び熱可塑性樹脂との混合後の組成が、それぞれ0.
5〜9重量%及び0.5〜5重量%になるように混合さ
れる。
る固化を防止するため、アルキルベンゼンスルホン酸塩
50〜90重量%に無機物10〜50重量%を予めブレ
ンドして使用することが好ましい。無機物混合率が10
重量%以下では、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ムが吸湿して固化しやすくなる。無機物混合率が50重
量%超では洗浄後に機内に残留して後続樹脂に混合され
後続樹脂の品質の低下(透明性の悪化)を起こし好まし
くない。
酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネ
シウム、ステアリン酸アルミニウム等の金属石鹸を加え
ることができる。
ト成形品粉砕物、アルキルベンゼンスルホン酸塩、無機
物等の混合はタンブラー、リボンブレンダー等を使用し
て常温で行うことができる。
脂組成物は、押出機で加熱溶融する必要が無く、常温で
ブレンドするだけで製造できるため低価格であり、洗浄
力及び置換性に優れ、300℃以上の洗浄温度において
も、煙や刺激臭の発生がない。
明のIIIは、一つは、最大長1〜15mmのポリエチレ
ンテレフタレート成形品粉砕物18〜92.5重量%、
界面活性剤2〜30重量%、無機物0.5〜7重量%及
びガラス繊維、特に長ガラス繊維配合ペレット状熱可塑
性樹脂コンパウンド5〜45重量%からなる洗浄用熱可
塑性組成物、また、それを使用した成形機の洗浄方法に
関するものであり、他の一つは、最大長1〜15mmの
ポリエチレンテレフタレート成形品粉砕物10〜90重
量%、界面活性剤と無機物を用いた洗浄剤50〜85重
量%及び熱可塑性樹脂15〜50重量%を含有するペレ
ット状洗浄剤・樹脂組成物5〜45重量%、並びに、ガ
ラス繊維、特に長ガラス繊維配合ペレット状熱可塑性樹
脂コンパウンド5〜45重量%からなる洗浄用熱可塑性
組成物、また、それを使用した成形機の洗浄方法に関す
るものである。
物、あるいはペレット状洗浄剤・樹脂組成物は、本発明
のIで説明したものと同じである。
樹脂コンパウンドは、パウダー等でもよいが、好ましく
はペレット状であり、工業的に生産された市販のガラス
繊維配合ペレット状熱可塑性樹脂コンパウンドを使用す
ることができる。上記ガラス繊維配合用の熱可塑性樹脂
の種類としては、本発明のIで述べた樹脂の種類が使用
できる。とくに、ポリプロピレン樹脂コンパウンドやポ
リカーボネート樹脂コンパウンド、アクリロニトリル・
スチレン共重合樹脂コンパウンドが好ましく、ポリプロ
ピレン樹脂の重量平均分子量は20万〜100万のもの
が、ポリカーボネート樹脂の重量平均分子量は3万〜7
万のものが、アクリロニトリル・スチレン共重合樹脂の
重量平均分子量は20万〜60万のものが使用できる
が、分子量が小さ過ぎると、洗浄及び置換効果が十分で
ない。ガラス繊維配合熱可塑性樹脂コンパウンドはガラ
ス繊維を20〜70重量%含有するものが好ましい。上
記範囲より少ないと、先行樹脂の汚れの除去能力に乏し
く、上記範囲を越えると、後続樹脂により置換されにく
くなり好ましくない。本発明に使用するガラス繊維配合
ペレット状熱可塑性樹脂コンパウンドにおけるガラス繊
維長は次の様に分類される。すなわちガラス繊維長が3
mm以下の短ガラス繊維配合のものと繊維長が3〜20
mmの長ガラス繊維配合のものがあり、両者とも使用で
きるが、洗浄力の強い長ガラス繊維配合ペレット状ポリ
プロピレン樹脂コンパウンドがより好ましい。
レート成形品粉砕物、界面活性剤及び無機物の混合物又
はペレット状洗浄剤・樹脂組成物、及びガラス繊維配合
ペレット状ポリプロピレン樹脂コンパウンド等の混合は
タンブラー、リボンブレンダー等を使用して常温で行う
ことができる。
と界面活性剤と無機物、ガラス繊維配合ペレット状熱可
塑性樹脂コンパウンドの混合比率は洗浄効果の面からポ
リエチレンテレフタレート成形品粉砕物18〜92.5
重量%、好ましくは50〜80重量%、界面活性剤2〜
30重量%、無機物0.5〜7重量%、ガラス繊維、特
に長ガラス繊維配合ペレット状熱可塑性樹脂コンパウン
ド5〜45重量%の混合比率である。ポリエチレンテレ
フタレート成形品粉砕物とペレット状洗浄剤・樹脂組成
物、ガラス繊維配合ペレット状熱可塑性樹脂コンパウン
ドとの混合比率は洗浄効果の面からポリエチレンテレフ
タレート成形品粉砕物18〜92.5重量%、好ましく
は50〜80重量%、界面活性剤と無機物を用いた洗浄
剤を含有するペレット状洗浄剤・樹脂組成物5〜45重
量%、好ましくは10〜40重量%、ガラス繊維配合ペ
レット状熱可塑性樹脂コンパウンド5〜45重量%、好
ましくは10〜40重量%である。
樹脂組成物は、押出機で加熱溶融する必要が無く、常温
でブレンドするだけで製造できるため低価格であり、洗
浄力及び置換性に優れ、270℃以上の洗浄温度におい
ても、煙や刺激臭の発生がない。
できる成形機は、射出成形機、押出成形機等に使用する
ことができる。射出成形機としては射出延伸ブロー成形
機、ダイ付き押出機(Tダイ、パリソン形成ダイ)等が
挙げられる。本発明の洗浄用熱可塑性組成物の使用でき
る温度範囲は230〜400℃であり、好ましくは24
0〜400℃である。成形機の洗浄は、ホッパーから残
りの先行樹脂を取り除いた後、洗浄用熱可塑性樹脂組成
物をホッパーに入れて、先行樹脂の成形条件下でもよい
し、後続樹脂の成形条件下でもよいし、あるいは昇温、
昇圧して、ストローク速度、ストローク長を上げて、成
形機を運転して成形機内を洗浄した後、洗浄用樹脂を排
出させることにより行うことができる。成形機の洗浄
は、金型、ダイ等も含めて行うことができる。洗浄後、
ホッパーに後続樹脂を入れて、適当な条件下に成形機を
運転して後続樹脂により成形機内を置換した後、所定の
条件で後続樹脂の成形が行われる。
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
出成形機を使用して、シリンダー温度250℃、ノズル
温度260℃のもとで、黒色に着色したポリアミド(商
品名:アミラン1017、(相対粘度2.6)、メーカ
ー:東レ(株))1kgをホッパーから成形機内に供給
して、成形機内を置換した後、洗浄用熱可塑性樹脂組成
物をホッパーに入れ黒色が消えるまでフル計量(シリン
ダーの全ストローク長)でパージし、洗浄に要した上記
組成物のショット数を調べる。ホッパーから洗浄用熱可
塑性樹脂組成物を取り出した後、後続ナチュラル色ポリ
プロピレン(商品名:チッソポリプロK1016、MF
R(メルトフローインデックス)5.0、メーカー:チ
ッソ(株))を投入する。同じ温度条件及びフル計量で
パージして洗浄用熱可塑性樹脂組成物の影響(白濁)が
なくなるまで続行する。要した後続ポリプロピレンのシ
ョット数を調べる。また洗浄用熱可塑性樹脂組成物を使
用してパージを開始してから、後続ポリプロピレンによ
る置換が終了するまでの時間を洗浄時間として計測す
る。洗浄用熱可塑性樹脂組成物を使ってパージ作業中の
ガス、臭いの発生をチェックした。
出成形機を使用して、シリンダー温度280℃、ノズル
温度290℃の条件下で、黒色に着色したPPO(商品
名:ノリルSE100、MFR20、メーカー:日本ジ
ーイープラスチックス(株))1kgをホッパーから成
形機内に供給して、成形機内を置換した後、洗浄用熱可
塑性樹脂組成物をホッパーに入れ黒色が消えるまでフル
計量でパージし、要した洗浄用熱可塑性樹脂組成物のシ
ョット数を調べる。ホッパーから洗浄用熱可塑性樹脂組
成物を取り出した後、後続ナチュラル色ポリカーボネー
ト(商品名:パンライトK−1300、MFR3.0、
メーカー:帝人化成(株))を投入する。同じ温度条件
及びフル計量でパージして洗浄用樹脂組成物の影響(白
濁)がなくなるまで続行する。要した後続ポリカーボネ
ートのショット数を調べる。また洗浄用熱可塑性樹脂組
成物を使用してパージを開始してから、後続ポリカーボ
ネートによる置換が終了するまでの時間を洗浄時間とし
て計測する。洗浄用熱可塑性樹脂組成物を使ってパージ
作業中のガス、臭いの発生をチェックした。
出成形機を使用して、シリンダー温度310℃、ノズル
温度320℃の条件下で、黒色に着色したPPS(商品
名:フォートロン022−AQ、バーフロー−170
(条件:射出圧750kg/cm2、厚み1mm)メー
カー:ポリプラスチックス(株))1kgをホッパーか
ら成形機内に供給して、成形機内を置換した後、洗浄用
熱可塑性樹脂組成物をホッパーに入れ黒色が消えるまで
フル計量でパージし、要した組成物のショット数を調べ
る。ホッパーから洗浄用熱可塑性樹脂組成物を取り出し
た後、後続ナチュラル色ポリカーボネート(商品名:パ
ンライトK−1300、MFR3.0、メーカー:帝人
化成(株))を投入する。同じ温度条件及びフル計量で
パージして洗浄用樹脂組成物の影響(白濁)がなくなる
まで続行する。要した後続ポリカーボネートのショット
数を調べる。また洗浄用熱可塑性樹脂組成物を使用して
パージを開始してから、後続ポリカーボネートによる置
換が終了するまでの時間を洗浄時間として計測する。洗
浄用樹脂組成物を使ってパージ作業中のガス、臭いの発
生をチェックした。
通りである。 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(商品名:ネオ
ペレックスNo.6Fパウダー、メーカー:花王(株)ド
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウムの純度60重量
%、硫酸ナトリウム40重量%含有) ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(商品名:アン
ステックスMJ−420、メーカー:東邦化学(株)ド
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウムの純度93重量
%、硫酸ナトリウム7重量%含有) ステアリン酸ナトリウム塩(商品名:SS−40N、メ
ーカー:花王(株)) 市販ラウリル硫酸エステルナトリウム塩(商品名:ソル
ポール8070、メーカー:東邦化学(株)) パージ剤(商品名:タイクリンP、MFR1.0、メー
カー:タイホー工業) PETボトル粉砕物(飲用に使用した無色透明のポリエ
チレンテレフタレートボトル(相対粘度0.8)を粉砕
して篩いにかけ、1メッシュオン、及び16メッシュパ
スをとりのぞいた最大長1〜15mmの粉砕物)
た。内容積2リッターの加圧ニーダーを130℃に昇温
し、中に界面活性剤及び無機物を含む洗浄剤の市販ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム(商品名:ネオペレ
ックスNo.6Fパウダー)1.5kgとLDPE(商品
名:ペトロセン286、MFR5.0メーカー:東ソー
(株))を0.5kg投入し、10分間加圧下で混練り
し、取り出しロールでシート状にし、角ペレタイザーで
3〜5mm角ペレット化して組成物1.8kgを調製し
た。前記PETボトル粉砕物と角ペレット状洗浄剤・樹
脂組成物をタンブラーに投入して15分間回転させて混
合して洗浄用熱可塑性組成物を得た。前記射出成形機を
使用して洗浄テストAを実施した。パージに要した該組
成物のショット数は4、置換に要した後続ナチュラルポ
リプロピレン(MFR5.0)は4ショットであった。
また洗浄時間は8分であった。パージ中、刺激臭の発生
はなかった。
を粉砕したものを主原料にした市販パージ剤(商品名:
タイクリンP)を使用して、実施例I−1と同様の洗浄
テストをした。パージに要したショット数は6ショッ
ト、置換に要した後続ナチュラルポリプロピレン(MF
R5.0)は9ショットであった。また洗浄時間は15
分であった。パージ中に、ポリメチルメタクリレートの
分解した刺激臭が発生した。
2kgを調製した。内容積2リッターの加圧ニーダーを
130℃に昇温し、中に市販ドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウム(商品名:ネオペレックスNo.6Fパウダ
ー)1.2kg,GPポリスチレン(商品名:デンカス
チロールHRM−5、MFR4.1、メーカー:電気化
学工業(株))を0.8kg投入して10分間加圧下で
混練りし、取り出しロールでシート状にし、角ペレタイ
ザーで3〜5mm角ペレット化して洗浄剤・組成物1.
8kgを調製した。前記PETボトル粉砕物と角ペレッ
ト状洗浄剤・樹脂組成物をタンブラーに投入して15分
間回転させて混合して洗浄用熱可塑性樹脂組成物を得
た。前記射出成形機を使用して洗浄テストBを実施し
た。パージに要した該組成物のショット数は4、置換に
要した後続ナチュラルポリカーボネート(MFR3.
0)は5ショットであった。また洗浄時間は9分であっ
た。パージ中、刺激臭の発生はなかった。
kgを調製した。内容積2リッターの加圧ニーダーを1
30℃に昇温し、中に市販ステアリン酸ナトリウム塩
(商品名:SS−40N)1.2kgとLDPE(商品
名:ペトロセン286、MFR5.0メーカー:東ソー
(株))を0.5kg投入し10分間加圧下で混練り
し、取り出しロールでシート状にし、角ペレタイザーで
3〜5mmに角ペレット化した洗浄剤・樹脂組成物1.
8kgを調製した。前記PETボトル粉砕物と角ペレッ
ト状洗浄剤・樹脂組成物をタンブラーに投入して15分
間回転させて混合して洗浄用熱可塑性組成物を得た。前
記射出成形機を使用して洗浄テストAを実施した。パー
ジに要した該組成物のショット数は5、置換に要した後
続ナチュラルポリプロピレン(MFR5.0)は4ショ
ットであった。また洗浄時間は9分であった。パージ
中、刺激臭の発生はなかった。
kgを調製した。内容積2リッターの加圧ニーダーを1
30℃に昇温し、中に市販ラウリル硫酸エステルナトリ
ウム塩(商品名:ソルポール8070)1.2kgとG
Pポリスチレン(商品名:デンカスチロールHRM−
5,MFR4.1、メーカー:電気化学工業(株))を
0.5kg投入し10分間加圧下で混練りし、取り出し
ロールでシート状にし、角ペレタイザーで3〜5mm角
ペレット化して組成物1.8kgを調製した。前記PE
Tボトル粉砕物と角ペレット状洗浄剤・樹脂組成物をタ
ンブラーに投入して15分間回転させて混合して洗浄用
熱可塑性組成物を得た。前記射出成形機を使用して洗浄
テストAを実施した。パージに要した該組成物のショッ
ト数は4、置換に要した後続ナチュラルポリプロピレン
(MFR5.0)は4ショットであった。また洗浄時間
は8分であった。パージ中に刺激臭の発生はなかった。
トを粉砕したものを主原料にした市販パージ剤(商品
名:タイクリンP)を使用して実施例I−2と同様の洗
浄テストをした。パージに要したショット数は7ショッ
ト、置換に要した後続ナチュラルポリプロピレン(MF
R5.0)は14ショットであった。また洗浄時間は2
1分であった。パージ中、ポリメチルメタクリレートの
分解した刺激臭が発生した。
製したドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(商品
名:ネオペレックスNo.6Fパウダー)、GPポリスチ
レン(商品名:デンカスチロールHRM−5,MFR
4.1、メーカー:電気化学工業(株))からなるペレ
ット状洗浄剤・樹脂組成物1.8kgと市販品粒状無色
ポリエチレンテレフタレート(商品名:ダイヤナイトP
A−210、相対粘度0.8、メーカー:三菱レーヨン
(株))13.2kgをブレンドして洗浄テストBを実
施した。パージに要した該組成物のショット数は8、置
換に要した後続ナチュラル色ポリプロピレン(MFR
3.0)は6ショットであった。また洗浄時間は15分
であった。パージ中、刺激臭の発生はなかった。
5kg、市販ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
(商品名:アンステックスMJ−420)1.0kg、
ステアリン酸マグネシウム0.1kg、塩基性炭酸マグ
ネシウム0.1kgをタンブラーに投入して15分間回
転させて混合して洗浄用熱可塑性組成物を得た。前記射
出成形機を使用して洗浄テストBを実施した。パージに
要した該組成物のショット数は5、置換に要した後続ナ
チュラル色ポリカーボネート(MFR3.0)は5ショ
ットであった。また洗浄時間は10分であった。パージ
中、刺激臭の発生はなかった。
MFRはポリプロピレンの場合は230℃で、ポリエチ
レンの場合は190℃で測定した値である。 [実施例II−1]PETボトル粉砕物16.0kg、高密
度ポリエチレンペレット(商品名:チッソポリエチレン
GX601,MI0.02)12.5kg、市販ドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム(商品名:ネオペレッ
クスNo.6Fパウダー)1.5kg、をタンブラーに投入
して15分間回転させて混合して洗浄用熱可塑性組成物
を得た。前記射出成形機を使用して洗浄テストCを実施
した。パージに要した該組成物のショット数は6、置換
に要した後続ナチュラル色ポリカーボネートは5ショッ
トであった。また洗浄時間は11分であった。パージ
中、刺激臭の発生はなかった。
を粉砕したものを主原料にした市販パージ剤(商品名:
タイクリンP)を実施例II−1と同様の洗浄テストをし
た。パージに要したショット数は11ショット、置換に
要した後続ナチュラル色ポリカーボネートは14ショッ
トであった。また洗浄時間は25分であった。パージ
中、ポリメチルメタクリレートの分解した刺激臭が発生
した。
8kg、直鎖低密度ポリエチレン(商品名:ジェイレク
スLL(MI=0.2)メーカー:日本ポリオレフィ
ン)7.0kg、市販ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム(商品名:アンステックスMJ−420)1.0
kg、ステアリン酸マグネシウム0.1kg、塩基性炭
酸マグネシウム0.1kgをタンブラーに投入して15
分間回転させて混合して洗浄用熱可塑性組成物を得た。
前記射出成形機を使用して洗浄テストCを実施した。パ
ージに要した該組成物のショット数は6、置換に要した
後続ナチュラル色ポリカーボネート(MFR3.0)は
4ショットであった。また洗浄時間は10分であった。
パージ中、刺激臭の発生はなかった。
トル粉砕物27.0kg、直鎖低密度ポリエチレン(商
品名:ジェイレクスLL(MI=0.2)メーカー:日
本ポリオレフィン)1.8kg、市販ドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウム(商品名:アンステックスMJ−
420)1.0kg、ステアリン酸マグネシウム0.1
kg、塩基性炭酸マグネシウム0.1kgとした以外は
同じ条件でテストした。パージに要した該組成物のショ
ット数は10、置換に要した後続ナチュラル色ポリカー
ボネート(MFR3.0)は5ショットであった。また
洗浄時間は15分であった。パージ中、刺激臭の発生は
なかった。
3kg、ポリカーボネート(商品名:パンライトK−1
300、MFR3.0、メーカー:帝人化成(株))1
2.5kg、市販ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム(商品名:ネオペレックスNo.6Fパウダー)1.5k
gをタンブラーに投入して15分間回転させて混合して
洗浄用熱可塑性組成物を得た。前記射出成形機を使用し
て洗浄テストBを実施した。パージに要した該組成物の
ショット数は8、置換に要した後続ナチュラル色ポリカ
ーボネート(MFR3.0)は5ショットであった。ま
た洗浄時間は13分であった。パージ中、刺激臭の発生
はなかった。
8kg、アクリロニトリル・スチレン共重合樹脂(デン
カAS−W(MFRは0.7)、メーカー:電気化学工
業)13.0kg、市販ドデシルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム(商品名:アンステックスMJ−420)1.
0kg、ステアリン酸マグネシウム0.1kg、塩基性
炭酸マグネシウム0.1kgをタンブラーに投入して1
5分間回転させて混合して洗浄用熱可塑性組成物を得
た。前記射出成形機を使用して洗浄テストCを実施し
た。パージに要した該組成物のショット数は6、置換に
要した後続ナチュラルポリカーボネートは4ショットで
あった。また洗浄時間は10分であった。パージ中、刺
激臭の発生はなかった。
2kg、市販ステアリン酸ナトリウム塩(商品名:SS
−40N)1.2kgと無機物質としてゼオライト0.
3kg、ポリプロピレン(商品名:チッソポリプロK1
016,MFR5.0)12.7kgをタンブラーに投
入して15分間回転させて混合して洗浄用熱可塑性樹脂
組成物を得た。前記射出成形機を使用して洗浄テストA
を実施した。パージに要した該組成物のショット数は
7、置換に要した後続ナチュラル色ポリプロピレン(M
FR3.0)は4ショットであった。また洗浄時間は1
1分であった。パージ中、刺激臭の発生はなかった。
7kg、市販ステアリン酸ナトリウム塩(商品名:SS
−40N)1.2kgと無機物質としてゼオライト0.
3kg、GPポリスチレンペレット(商品名:デンカス
チロールHRM−5、MFR4.1、メーカー:電気化
学工業(株))12.9kgをタンブラーに投入して1
5分間回転させて混合して洗浄用熱可塑性組成物を得
た。前記射出成形機を使用して洗浄テストCを実施し
た。パージに要した該組成物のショット数は6、置換に
要した後続ナチュラルポリカーボネートは4ショットで
あった。また洗浄時間は10分であった。パージ中、刺
激臭の発生はなかった。
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(商品名:アン
ステックスMJ−420)1.5kg、長繊維ガラス配
合ペレット状ポリプロピレン樹脂コンパウンド(商品
名:ファンクスターLR25Z,長繊維ガラス50%含
有、メーカー:チッソ(株))3.0kgをタンブラー
に投入して15分間回転させて混合して洗浄用熱可塑性
組成物を得た。前記射出成形機を使用して洗浄テストB
を実施した。パージに要した該組成物のショット数は
3、置換に要した後続ナチュラルポリカーボネートは4
ショットであった。また洗浄時間は7分であった。パー
ジ中、刺激臭の発生はなかった。
9kg、ガラス繊維配合ペレット状ポリカーボネート
(商品名:パンライトG−3130、繊維ガラス30%
含有、メーカー:帝人化成(株))10.5kg、市販
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(商品名:ネオ
ペレックスNo.6Fパウダー)1.5kgをタンブラー
に投入して15分間回転させて混合して洗浄用熱可塑性
組成物を得た。前記射出成形機を使用して洗浄テストA
を実施した。パージに要した該組成物のショット数は
7、置換に要した後続ナチュラルポリプロピレン(MF
R3.0)は5ショットであった。また洗浄時間は12
分であった。パージ中、刺激臭の発生はなかった。
2.6kg、ガラス繊維配合ペレット状アクリロニトリ
ル・スチレン共重合樹脂(デンカAS−H39G、繊維
ガラス30%含有、メーカー:電気化学工業)7.4k
g、市販ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(商品
名:アンステックス MJ−420)1.2kg、ステ
アリン酸マグネシウム0.1kg、塩基性炭酸マグネシ
ウム0.1kgをタンブラーに投入して15分間回転さ
せて混合して洗浄用熱可塑性組成物を得た。前記射出成
形機を使用して洗浄テストCを実施した。パージに要し
た該組成物のショット数は5、置換に要した後続ナチュ
ラルポリカーボネートは4ショットであった。また洗浄
時間は9分であった。パージ中、刺激臭の発生はなかっ
た。
2kgを調製した。内容積2リッターの加圧ニーダーを
130℃に昇温し、中に市販ドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウム(商品名:ネオペレックスNo.6Fパウダ
ー)1.5kg、LDPE(商品名:ペトロセン28
6、MFR5.0メーカー:東ソー(株))を0.5k
g投入して10分間、加圧下で混練りし、取り出しロー
ルでシート状にし、角ペレタイザーで3〜5mm角ペレ
ット化して洗浄剤・樹脂組成物1.8kgを調製した。
長繊維ガラス配合ペレット状ポリプロピレン樹脂コンパ
ウンド(商品名:ファンクスターLR25Z、長繊維ガ
ラス50%含有、メーカー:チッソ(株))3.0kg
を計量した。前記PETボトル粉砕物と角ペレット状洗
浄剤・樹脂組成物及び長繊維ガラス配合ペレット状ポリ
プロピレン樹脂コンパウンドをタンブラーに投入して1
5分間回転させて混合して洗浄用熱可塑性組成物を得
た。前記射出成形機を使用して洗浄テストAを実施し
た。パージに要した該組成物のショット数は3、置換に
要した後続ナチュラル色ポリプロピレン(MFR5.
0)は4ショットであった。また洗浄時間は7分であっ
た。パージ中、刺激臭の発生はなかった。
トを粉砕したものを主原料にした市販パージ剤(商品
名:タイクリンP)を使用して実施例III−1と同様の
洗浄テストをした。パージに要したショット数は6ショ
ット、置換に要した後続ナチュラル色ポリプロピレン
(MFR5.0)は9ショットであった。また洗浄時間
は15分であった。パージ中、ポリメチルメタクリレー
トの分解した刺激臭が発生した。
3.2kgを調製した。内容積2リッターの加圧ニーダ
ーを130℃に昇温し、中に市販ドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム(商品名:ネオペレックスNo.6Fパ
ウダー)1.2kg,GPポリスチレン(商品名:デン
カスチロールHRM−5,MFR4.1、メーカー:電
気化学工業(株))を0.8kg投入し10分間加圧下
で混練りし、取り出しロールでシート状にし、角ペレタ
イザーで3〜5mm角ペレット化して組成物1.8kg
を調製した。長繊維ガラス配合ペレット状ポリプロピレ
ン樹脂コンパウンド(商品名:ファンクスターLR25
Z、長繊維ガラス50%含有、メーカー:チッソ
(株))3.0kgを計量した。粉砕物と角ペレット状
洗浄剤・樹脂組成物及び長繊維ガラス配合ペレット状ポ
リプロピレン樹脂コンパウンドをタンブラーに投入して
15分間回転させて混合して洗浄用熱可塑性組成物を得
た。前記射出成形機を使用して洗浄テストBを実施し
た。パージに要した該組成物のショット数は4、置換に
要した後続ナチュラルポリカーボネートは5ショットで
あった。また洗浄時間は9分であった。パージ中、刺激
臭の発生はなかった。
トを粉砕したものを主原料にした市販パージ剤(商品
名:タイクリンP)を実施例III−2と同様の洗浄テス
トをした。パージに要したショット数は7ショット、置
換に要した後続ナチュラル色ポリカーボネートのショッ
ト数はは14ショットであった。また洗浄時間は21分
であった。パージ中、ポリメチルメタクリレートの分解
した刺激臭が発生した。
2kgを調製した。内容積2リッターの加圧ニーダーを
130℃に昇温し、中に市販ドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウム(商品名:ネオペレックスNo.6Fパウダ
ー)1.5kg、LDPE(商品名:ペトロセン28
6、MFR5.0メーカー:東ソー(株))を0.5kg投
入し、10分間加圧下で混練りし、取り出しロールでシ
ート状にし、角ペレタイザーで3〜5mm角ペレット化
して組成物1.8kgを調製した。長繊維ガラス配合ペ
レット状ポリプロピレン樹脂コンパウンド(商品名:フ
ァンクスターLR23C、長繊維ガラス30%含有、メ
ーカー:チッソ(株))4.6kgを計量した。粉砕物
と角ペレット状洗浄剤・樹脂組成物及び長繊維ガラス配
合ペレット状ポリプロピレン樹脂コンパウンドをタンブ
ラーに投入して15分間回転させて混合して洗浄用熱可
塑性組成物を得た。前記射出成形機を使用して洗浄テス
トAを実施した。パージに要した該組成物のショット数
は3、置換に要した後続ナチュラル色ポリプロピレン
(MFR5.0)は4ショットであった。また洗浄時間
は7分であった。パージ中、刺激臭の発生はなかった。
調製したドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、硫酸
ナトリウム、GPポリスチレンからなるペレット状洗浄
剤・樹脂組成物1.8kgと粒状無色ポリエチレンテレ
フタレート(商品名:ダイヤナイトPA−210、相対
粘度0.8、メーカー:三菱レーヨン(株))13.2
kgをブレンドして洗浄テストBを実施した。パージに
要した該組成物のショット数は8、置換に要した後続ナ
チュラル色ポリカーボネート(MFR3.0)は6ショ
ットであった。また洗浄時間は14分であった。パージ
中、刺激臭の発生はなかった。
5kgを調製した。内容積2リッターの加圧ニーダーを
130℃に昇温し、中に市販ドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウム(商品名:ネオペレックスNo.6Fパウダ
ー)1.5kg,LDPE(商品名:ペトロセン28
6、MFR5.0メーカー:東ソー(株))を0.5k
g投入し10分間加圧下で混練りし、取り出しロールで
シート状にし、角ペレタイザーで3〜5mm角ペレット
化して組成物1.8kgを調製した。短繊維ガラス配合
ペレット状ポリプロピレン樹脂コンパウンド(商品名:
オレフォルムGCS30、短繊維ガラス30%含有、繊
維長さ0.5mm、メーカー:チッソ(株))4.2k
gを計量した。PETボトル粉砕物と角ペレット状洗浄
剤・樹脂組成物及び短繊維ガラス配合ペレット状ポリプ
ロピレン樹脂コンパウンドをタンブラーに投入して15
分間回転させて混合して洗浄用熱可塑性組成物を得た。
前記射出成形機を使用して洗浄テストAを実施した。パ
ージに要した該組成物のショット数は5、置換に要した
後続ナチュラル色ポリプロピレン(MFR5.0)は4
ショットであった。また洗浄時間は9分であった。パー
ジ中、刺激臭の発生はなかった。
4kgを調製した。内容積2リッターの加圧ニーダーを
130℃に昇温し、中に市販ステアリン酸ナトリウム
(商品名:SSー40N)1.5kg、LDPE(商品
名:ペトロセン286、MFR5.0メーカー:東ソー
(株))を0.5kg投入し10分間加圧下で混練り
し、取り出しロールでシート状にし、角ペレタイザーで
3〜5mm角ペレット化して組成物1.8kgを調製し
た。長繊維ガラス配合ペレット状ポリプロピレン樹脂コ
ンパウンド(商品名:ファンクスターLR25Z、長繊
維ガラス50%含有、繊維長さ6.5mm、メーカー:
チッソ(株))3.0kgを計量した。PETボトル粉
砕物と角ペレット状洗浄剤・樹脂組成物及び長繊維ガラ
ス配合ペレット状ポリプロピレン樹脂コンパウンドをタ
ンブラーに投入して15分間回転させて混合して洗浄用
熱可塑性組成物を得た。前記射出成形機を使用して洗浄
テストAを実施した。パージに要した該組成物のショッ
ト数は4、置換に要した後続ナチュラル色ポリプロピレ
ン(MFR5.0)は4ショットであった。また洗浄時間は
8分であった。パージ中、刺激臭の発生はなかった。
4kgを調製した。内容積2リッターの加圧ニーダーを
130℃に昇温し、中に市販ラウリル酸ナトリウム(商
品名:ソルポール8070)1.5kg,GPポリスチ
レン(商品名:デンカスチロールHRM−5,MFR
4.1、メーカー:電気化学工業(株))を0.5kg
投入し10分間加圧下で混練りし、取り出しロールでシ
ート状にし、角ペレタイザーで3〜5mm角ペレット化
して組成物1.7kgを調製した。長繊維ガラス配合ペ
レット状ポリプロピレン樹脂コンパウンド(商品名:フ
ァンクスターLR23C、長繊維ガラス30%含有、繊
維長さ6.5mm、メーカー:チッソ(株))5.5k
gを計量した。PETボトル粉砕物と角ペレット状洗浄
剤・樹脂組成物及び長繊維ガラス配合ペレット状ポリプ
ロピレン樹脂コンパウンドをタンブラーに投入して15
分間回転させて混合して洗浄用熱可塑性組成物を得た。
前記射出成形機を使用して洗浄テストAを実施した。パ
ージに要した該組成物のショット数は4、置換に要した
後続ナチュラル色ポリプロピレン(MFR5.0)は4
ショットであった。また洗浄時間は8分であった。パー
ジ中、刺激臭の発生はなかった。
6.4kg調製した。内容積2リッターの加圧ニーダー
を130℃に昇温し、中に界面活性剤及び無機物を含む
洗浄剤の、市販ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
(商品名:ネオペレックスNo.6Fパウダー)1.5kg
とLDPE(商品名:ペトロセン286、MFR5.0
メーカー:東ソー(株))を0.5kg投入し10分間
加圧下で混練りして取り出し、ロールでシート状にし、
角ペレタイザーで3〜5mmに角ペレット化した洗浄剤
・樹脂組成物1.8kgを調製した。前記PETボトル
粉砕物、角ペレット状洗浄剤・樹脂組成物、ガラス繊維
配合ペレット状ポリカーボネート(商品名:パンライト
G−3130、繊維ガラス30%含有、メーカー:帝人
化成(株))12.6kg、をタンブラーに投入して1
5分間回転させて混合して洗浄用熱可塑性組成物を得
た。前記射出成形機を使用して洗浄テストCを実施し
た。パージに要した該組成物のショット数は7、置換に
要した後続ナチュラルポリカーボネートは5ショットで
あった。また洗浄時間は12分であった。パージ中、刺
激臭の発生はなかった。
2.2kg調製した。内容積2リッターの加圧ニーダー
を130℃に昇温し、中に界面活性剤及び無機物を含む
洗浄剤の、市販ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
(商品名:ネオペレックスNo.6Fパウダー)1.7kg
とLDPE(商品名:ペトロセン286、MFR5.0
メーカー:東ソー(株))を0.6kg投入し10分間
加圧下で混練りして取り出し、ロールでシート状にし、
角ペレタイザーで3〜5mmに角ペレット化した洗浄剤
・樹脂組成物1.9kgを調製した。前記PETボトル
粉砕物、角ペレット状洗浄剤・樹脂組成物、ガラス繊維
配合ペレット状アクリロニトリル・スチレン共重合樹脂
(デンカAS−H39G、繊維ガラス30%含有、メー
カー:電気化学工業)7.7kg、をタンブラーに投入
して15分間回転させて混合して洗浄用熱可塑性組成物
を得た。前記射出成形機を使用して洗浄テストAを実施
した。パージに要した該組成物のショット数は5、置換
に要した後続ナチュラル色ポリプロピレン(MFR5.
0)は4ショットであった。また洗浄時間は9分であっ
た。パージ中、刺激臭の発生はなかった。
の発生がなく、洗浄力及び置換性にすぐれ洗浄時間を1
/2以下に短縮出来る洗浄用樹脂組成物を提供すること
が可能となった。しかも、廃棄され処分に困っているポ
リエチレンテレフタレート飲用ボトルを有効利用できる
こと、押出機で加熱溶融することなく常温でブレンドす
るだけで製造できるため高性能で低価格な洗浄用可塑性
組成物を提供できる。さらに、本発明Iでは高濃度界面
活性剤配合品のペレット状樹脂組成物を混合することに
より高温部での洗浄効果が維持できるし、本発明IIで
は、300℃以上の洗浄温度においても使用可能であ
り、本発明IIIではガラス繊維配合ポリプロピレンを添
加するので洗浄時間の短縮が図れる。
Claims (7)
- 【請求項1】 最大長1〜15mmのポリエチレンテレ
フタレート成形品粉砕物50〜95重量%、並びに、界
面活性剤を用いた洗浄剤50〜85重量%及び熱可塑性
樹脂15〜50重量%を含有するペレット状の洗浄剤・
樹脂組成物5〜50重量%からなる洗浄用熱可塑性樹脂
組成物。 - 【請求項2】 最大長1〜15mmのポリエチレンテレ
フタレート成形品粉砕物50〜95重量%、並びに、界
面活性剤と無機物を用いた洗浄剤50〜85重量%及び
熱可塑性樹脂15〜50重量%を含有するペレット状の
洗浄剤・樹脂組成物5〜50重量%からなる洗浄用熱可
塑性樹脂組成物。 - 【請求項3】 最大長1〜15mmのポリエチレンテレ
フタレート成形品粉砕物26〜79重量%、熱可塑性樹
脂7〜73重量%、アルキルベンゼンスルホン酸塩0.
5〜9重量%、無機物0.5〜5重量%からなる洗浄用
熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項4】 最大長1〜15mmのポリエチレンテレ
フタレート成形品粉砕物18〜92.5重量%、界面活
性剤2〜30重量%、無機物0.5〜7重量%及びガラ
ス繊維配合ペレット状熱可塑性樹脂コンパウンド5〜4
5重量%からなる洗浄用熱可塑性組成物。 - 【請求項5】 最大長1〜15mmのポリエチレンテレ
フタレート成形品粉砕物10〜90重量%、界面活性剤
と無機物を用いた洗浄剤50〜85重量%及び熱可塑性
樹脂15〜50重量%を含有するペレット状洗浄剤・樹
脂組成物5〜45重量%、並びに、ガラス繊維配合ペレ
ット状熱可塑性樹脂コンパウンド5〜45重量%からな
る洗浄用熱可塑性組成物。 - 【請求項6】 ガラス繊維が長ガラス繊維である請求項
4又は5のいずれかに記載の洗浄用熱可塑性組成物。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の洗浄用
熱可塑性樹脂組成物を熱可塑性樹脂を成形する成形機の
ホッパーから投入し、排出させることにより成形機内に
残存する成形用熱可塑性組成物を除去することを特徴と
する洗浄方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19661498A JP3815060B2 (ja) | 1997-12-09 | 1998-06-26 | 洗浄用熱可塑性樹脂組成物及び洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (3)
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