JPH11225878A - 釜 - Google Patents
釜Info
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- JPH11225878A JPH11225878A JP5437998A JP5437998A JPH11225878A JP H11225878 A JPH11225878 A JP H11225878A JP 5437998 A JP5437998 A JP 5437998A JP 5437998 A JP5437998 A JP 5437998A JP H11225878 A JPH11225878 A JP H11225878A
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- JP
- Japan
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- broth
- pot
- kettle
- annular
- furnace
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、釜飯の炊き込み中に不用意に煮汁
が吹き上がった場合にあっても、吹き上がった煮汁によ
ってかまどを汚染することがない釜を提供する。 【解決手段】 本発明の釜1は、釜1の羽釜12の上面に
円環状煮汁堰止め突条部121 、122 を形成して該煮汁堰
止め突条部121 、122 の内周側に吹きこぼれた煮汁を受
入れるための煮汁滞留部13a 、13b を形成していること
を特徴とするので、釜1内に供給した煮汁が不用意に釜
1内から吹きこぼれた場合にあっても、羽釜12の上面に
形成した煮汁滞留部13a 、13b 内に該吹きこぼれた煮汁
を受け入れて滞留させることができ、煮汁がかまどA上
に落下することはなく、かまどAを汚染することはな
い。
が吹き上がった場合にあっても、吹き上がった煮汁によ
ってかまどを汚染することがない釜を提供する。 【解決手段】 本発明の釜1は、釜1の羽釜12の上面に
円環状煮汁堰止め突条部121 、122 を形成して該煮汁堰
止め突条部121 、122 の内周側に吹きこぼれた煮汁を受
入れるための煮汁滞留部13a 、13b を形成していること
を特徴とするので、釜1内に供給した煮汁が不用意に釜
1内から吹きこぼれた場合にあっても、羽釜12の上面に
形成した煮汁滞留部13a 、13b 内に該吹きこぼれた煮汁
を受け入れて滞留させることができ、煮汁がかまどA上
に落下することはなく、かまどAを汚染することはな
い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釜飯を作る際に吹
き上がった煮汁がかまどを汚染しない釜に関する。
き上がった煮汁がかまどを汚染しない釜に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、釜飯が昔ながらの素朴な料理とし
て人気があり、外食産業等において釜飯が頻繁に提供さ
れている。この釜飯を作るに際しては、釜内に米と味付
けのための煮汁とその他の具類が供給され、該釜の上端
開口部を木又は金属製の蓋体で閉止した上で釜の羽釜部
をかまどの上端開口縁に係止し、釜底を下方から加熱す
ることによって釜飯を炊いている。
て人気があり、外食産業等において釜飯が頻繁に提供さ
れている。この釜飯を作るに際しては、釜内に米と味付
けのための煮汁とその他の具類が供給され、該釜の上端
開口部を木又は金属製の蓋体で閉止した上で釜の羽釜部
をかまどの上端開口縁に係止し、釜底を下方から加熱す
ることによって釜飯を炊いている。
【0003】この際、釜に供給した煮汁が外部に吹きこ
ぼれると出来上がった釜飯の味が損なわれることがある
ので、煮汁の量を予め調整したり、又は、上記蓋体に圧
力を加えるとともに蓋体には蒸気の通気孔を形成してお
き、蒸気を逃がしつつ煮汁が釜外に吹きこぼれるのを防
止している。
ぼれると出来上がった釜飯の味が損なわれることがある
ので、煮汁の量を予め調整したり、又は、上記蓋体に圧
力を加えるとともに蓋体には蒸気の通気孔を形成してお
き、蒸気を逃がしつつ煮汁が釜外に吹きこぼれるのを防
止している。
【0004】しかしながら、上記前者の方法では、釜に
供給する米の種類によって釜に供給するべき煮汁の量に
若干の差があることから煮汁量の調整には困難さが伴
い、しかも、使用する蓋体としては木製が汎用されてい
ることから、煮汁供給量が多かった場合には、吹き上が
った煮汁が容易に蓋体を押し上げて釜の外周面から羽釜
を伝って流出し、かまどを汚染するといった問題があっ
た。
供給する米の種類によって釜に供給するべき煮汁の量に
若干の差があることから煮汁量の調整には困難さが伴
い、しかも、使用する蓋体としては木製が汎用されてい
ることから、煮汁供給量が多かった場合には、吹き上が
った煮汁が容易に蓋体を押し上げて釜の外周面から羽釜
を伝って流出し、かまどを汚染するといった問題があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、釜飯の炊き
込み中に不用意に煮汁が吹き上がった場合にあっても、
吹き上がった煮汁によってかまどを汚染することがない
釜を提供する。
込み中に不用意に煮汁が吹き上がった場合にあっても、
吹き上がった煮汁によってかまどを汚染することがない
釜を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の釜は、
釜の羽釜の上面に円環状煮汁堰止め突条部を形成して該
煮汁堰止め突条部の内周側に吹きこぼれた煮汁を受入れ
るための煮汁滞留部を形成していることを特徴とする。
釜の羽釜の上面に円環状煮汁堰止め突条部を形成して該
煮汁堰止め突条部の内周側に吹きこぼれた煮汁を受入れ
るための煮汁滞留部を形成していることを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の釜は、上記円環状煮汁堰
止め突条部が複数条同心円状に形成されていることを特
徴とする。
止め突条部が複数条同心円状に形成されていることを特
徴とする。
【0008】
【作用】本発明の釜を用いて釜飯を炊くにあたっては、
先ず、釜内に調理する材料となる米と煮汁とその他の具
を供給した後、釜の羽釜の下面をかまどの上端開口縁に
係止させるとともに上記釜の上端開口部に蓋体を載置し
て釜の上端開口部を閉止した上で、釜をかまどに配設す
る。しかる後、かまど内に炎を点火して釜底を加熱す
る。
先ず、釜内に調理する材料となる米と煮汁とその他の具
を供給した後、釜の羽釜の下面をかまどの上端開口縁に
係止させるとともに上記釜の上端開口部に蓋体を載置し
て釜の上端開口部を閉止した上で、釜をかまどに配設す
る。しかる後、かまど内に炎を点火して釜底を加熱す
る。
【0009】この際、上記釜内に供給する煮汁量は、煮
汁が吹きこぼれないようにその供給量は予め調整されて
いるものの不用意に内部の煮汁が上記蓋体を押し上げて
釜外にわずかながら吹きこぼれることがある。かかる場
合にあっても、本発明の釜においては、該釜の羽釜の上
面には煮汁滞留部が形成されていることから、上記吹き
上りにより釜の外周面を伝って煮汁が流下しても該煮汁
を羽釜の上面に設けている該煮汁滞留部内に受入れて滞
留させ、かまど側に流下するのを防止する。
汁が吹きこぼれないようにその供給量は予め調整されて
いるものの不用意に内部の煮汁が上記蓋体を押し上げて
釜外にわずかながら吹きこぼれることがある。かかる場
合にあっても、本発明の釜においては、該釜の羽釜の上
面には煮汁滞留部が形成されていることから、上記吹き
上りにより釜の外周面を伝って煮汁が流下しても該煮汁
を羽釜の上面に設けている該煮汁滞留部内に受入れて滞
留させ、かまど側に流下するのを防止する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の釜の一例を図面を参照し
つつ説明する。本発明の釜1は図1及び図2に示したよ
うに、上端部が開口した碗状の釜本体11と該釜本体11の
外周面における中央部からやや上方部に内周縁から外周
縁に向かって下向きに傾斜させて延出してなるリング状
羽釜12とからなり、該羽釜12の上面には煮汁を受入れる
内外2条の円環状煮汁滞留部13a 、13b が形成されてい
る。
つつ説明する。本発明の釜1は図1及び図2に示したよ
うに、上端部が開口した碗状の釜本体11と該釜本体11の
外周面における中央部からやや上方部に内周縁から外周
縁に向かって下向きに傾斜させて延出してなるリング状
羽釜12とからなり、該羽釜12の上面には煮汁を受入れる
内外2条の円環状煮汁滞留部13a 、13b が形成されてい
る。
【0011】この煮汁滞留部13a 、13b の具体的な構成
を説明すると、上記羽釜12の上面には断面略半円形状の
内外側円環状煮汁堰止め突条部121 、122 が2条所定間
隔を存して同心円状に且つ連続波形状に形成されてあ
り、これらの内外側円環状煮汁堰止め突条部121 、122
の間及び内側円環状煮汁堰止め突条部121 と該内側円環
状煮汁堰止め突条部121 に対向する釜本体11の外周面と
の間に、断面凹円弧状に窪んでいる内外凹円弧状部を凹
設して、これらの内外凹円弧状部によって上記円環状の
内外煮汁滞留部13a 、13b を形成してなるものである。
を説明すると、上記羽釜12の上面には断面略半円形状の
内外側円環状煮汁堰止め突条部121 、122 が2条所定間
隔を存して同心円状に且つ連続波形状に形成されてあ
り、これらの内外側円環状煮汁堰止め突条部121 、122
の間及び内側円環状煮汁堰止め突条部121 と該内側円環
状煮汁堰止め突条部121 に対向する釜本体11の外周面と
の間に、断面凹円弧状に窪んでいる内外凹円弧状部を凹
設して、これらの内外凹円弧状部によって上記円環状の
内外煮汁滞留部13a 、13b を形成してなるものである。
【0012】次に、本発明の釜の使用要領を説明する。
先ず、上記釜1内に調理する材料となる米と煮汁とその
他の具を供給した後、釜1の羽釜12の下面をかまどAの
上端開口縁に係止させるとともに上記釜1の上端開口部
に木製の蓋体2を載置して釜1の上端開口部を閉止し
て、釜1をかまどAに配設する。しかる後、かまどA内
に炎を点火して釜1を加熱する。
先ず、上記釜1内に調理する材料となる米と煮汁とその
他の具を供給した後、釜1の羽釜12の下面をかまどAの
上端開口縁に係止させるとともに上記釜1の上端開口部
に木製の蓋体2を載置して釜1の上端開口部を閉止し
て、釜1をかまどAに配設する。しかる後、かまどA内
に炎を点火して釜1を加熱する。
【0013】この際、上記釜1内に供給する煮汁量は、
煮汁が吹きこぼれないようにその供給量は予め調整され
ているものの、釜内に供給した米の量や種類、具の種類
等によって、釜内に供給するべき煮汁量は若干であるも
のの変化する。
煮汁が吹きこぼれないようにその供給量は予め調整され
ているものの、釜内に供給した米の量や種類、具の種類
等によって、釜内に供給するべき煮汁量は若干であるも
のの変化する。
【0014】従って、煮汁供給量が若干多かった場合に
は、釜飯の炊き込み中に不用意に内部の煮汁が上記重量
の軽い木製の蓋体2を押し上げて釜1外にわずかながら
吹きこぼれることがある。かかる場合、本発明の釜1に
おいては、該釜1の羽釜12の上面には2条の同心円状の
煮汁滞留部13a 、13b が形成されていることから、上記
吹き上がった煮汁が釜の開口縁から外周面を伝って羽釜
12上にまで流下しても羽釜12の上面に設けている煮汁滞
留部13a 、13b 内に受入れられて滞留し、羽釜の外周縁
側に流動するのを阻止されてかまどA上に流下するおそ
れはなく、そのため、かまどを汚染することはない。な
お、上記吹き上がって釜1の開口縁から外周面を伝って
羽釜12上に流下した煮汁は先ず内側煮汁滞留部13a に受
け入れられて滞留する。そして、上記吹き出した煮汁の
量が多く内側煮汁滞留部13a で全ての煮汁を受入られな
かった場合は、上記羽釜12の上面は内周縁から外周縁に
向かって下向きに傾斜していることから、内側煮汁滞留
部13a から溢れだした煮汁は羽釜12の上面を伝って円滑
に外側煮汁滞留部13b 方に流動し、該外側煮汁滞留部13
b に受け入れられ滞留する。
は、釜飯の炊き込み中に不用意に内部の煮汁が上記重量
の軽い木製の蓋体2を押し上げて釜1外にわずかながら
吹きこぼれることがある。かかる場合、本発明の釜1に
おいては、該釜1の羽釜12の上面には2条の同心円状の
煮汁滞留部13a 、13b が形成されていることから、上記
吹き上がった煮汁が釜の開口縁から外周面を伝って羽釜
12上にまで流下しても羽釜12の上面に設けている煮汁滞
留部13a 、13b 内に受入れられて滞留し、羽釜の外周縁
側に流動するのを阻止されてかまどA上に流下するおそ
れはなく、そのため、かまどを汚染することはない。な
お、上記吹き上がって釜1の開口縁から外周面を伝って
羽釜12上に流下した煮汁は先ず内側煮汁滞留部13a に受
け入れられて滞留する。そして、上記吹き出した煮汁の
量が多く内側煮汁滞留部13a で全ての煮汁を受入られな
かった場合は、上記羽釜12の上面は内周縁から外周縁に
向かって下向きに傾斜していることから、内側煮汁滞留
部13a から溢れだした煮汁は羽釜12の上面を伝って円滑
に外側煮汁滞留部13b 方に流動し、該外側煮汁滞留部13
b に受け入れられ滞留する。
【0015】しかも、上記羽釜12上には2条の煮汁滞留
部13a 、13b が形成されていることから、吹きこぼれた
煮汁の量が不用意に多かった場合にあっても、これら2
条の煮汁滞留部13a 、13b がこれら煮汁を分散させて完
全に収納、滞留するので、煮汁が不用意にかまど上に落
下してかまどを汚染することはない。
部13a 、13b が形成されていることから、吹きこぼれた
煮汁の量が不用意に多かった場合にあっても、これら2
条の煮汁滞留部13a 、13b がこれら煮汁を分散させて完
全に収納、滞留するので、煮汁が不用意にかまど上に落
下してかまどを汚染することはない。
【0016】上記実施例では、2条の同心円状の内外側
円環状煮汁堰止め突条部121 、122を突設するととも
に、上記内外側円環状煮汁堰止め突条部121 、122 の間
及び内側円環状煮汁堰止め突条部121 と該内側円環状煮
汁堰止め突条部121 に対向する釜本体11の外周面との間
に、断面凹円弧状に窪んでいる内外凹円弧状部を凹設す
ることによって内外煮汁滞留部13a 、13b を形成した場
合を説明したが、これに限定されず、例えば、図3に示
すように、上記羽釜12の上面に断面略半円形状の内外側
円環状煮汁堰止め突条部121a、122aを2条所定間隔を存
して同心円状に突設することによって、上記内外側円環
状煮汁堰止め突条部121a、122aの間及び内側円環状煮汁
堰止め突条部121aと該内側円環状煮汁堰止め突条部121a
に対向する釜本体11の外周面との間に円環状煮汁滞留部
13c 、13d を形成してもよい。
円環状煮汁堰止め突条部121 、122を突設するととも
に、上記内外側円環状煮汁堰止め突条部121 、122 の間
及び内側円環状煮汁堰止め突条部121 と該内側円環状煮
汁堰止め突条部121 に対向する釜本体11の外周面との間
に、断面凹円弧状に窪んでいる内外凹円弧状部を凹設す
ることによって内外煮汁滞留部13a 、13b を形成した場
合を説明したが、これに限定されず、例えば、図3に示
すように、上記羽釜12の上面に断面略半円形状の内外側
円環状煮汁堰止め突条部121a、122aを2条所定間隔を存
して同心円状に突設することによって、上記内外側円環
状煮汁堰止め突条部121a、122aの間及び内側円環状煮汁
堰止め突条部121aと該内側円環状煮汁堰止め突条部121a
に対向する釜本体11の外周面との間に円環状煮汁滞留部
13c 、13d を形成してもよい。
【0017】又、図4に示すように、上記羽釜12の上面
を所定間隔を存し且つ同心円状に断面凹円弧状に窪ませ
ることによって、円環状煮汁滞留部13e 、13f を形成し
て、これらの煮汁滞留部13e 、13f 間の羽釜上面部を円
環状煮汁堰止め突条部121bとするとともに、外側煮汁滞
留部13f と羽釜12の外周縁部との間の羽釜12の上面部も
外側円環状煮汁堰止め突条部122bとしている。
を所定間隔を存し且つ同心円状に断面凹円弧状に窪ませ
ることによって、円環状煮汁滞留部13e 、13f を形成し
て、これらの煮汁滞留部13e 、13f 間の羽釜上面部を円
環状煮汁堰止め突条部121bとするとともに、外側煮汁滞
留部13f と羽釜12の外周縁部との間の羽釜12の上面部も
外側円環状煮汁堰止め突条部122bとしている。
【0018】
【発明の効果】本発明の釜は、釜の羽釜の上面に円環状
煮汁堰止め突条部を形成して該煮汁堰止め突条部の内周
側に吹きこぼれた煮汁を受入れるための煮汁滞留部を形
成していることを特徴とするので、釜内に供給した煮汁
が不用意に釜内から吹きこぼれた場合にあっても、羽釜
の上面に形成した煮汁滞留部内に該吹きこぼれた煮汁を
受け入れて滞留させることができ、煮汁がかまど上に落
下することはなく、かまどを汚染することはない。
煮汁堰止め突条部を形成して該煮汁堰止め突条部の内周
側に吹きこぼれた煮汁を受入れるための煮汁滞留部を形
成していることを特徴とするので、釜内に供給した煮汁
が不用意に釜内から吹きこぼれた場合にあっても、羽釜
の上面に形成した煮汁滞留部内に該吹きこぼれた煮汁を
受け入れて滞留させることができ、煮汁がかまど上に落
下することはなく、かまどを汚染することはない。
【0019】特に、外食産業において、厨房において9
割方炊き込んでおき、その後、簡易携帯用コンロによっ
て客のお膳上で最後の炊き込みを行うような場合にあっ
ても、上記の如く、不用意に吹きこぼれた煮汁は上記羽
釜の煮汁滞留部に収納されるので、客のお膳上に落下す
ることはなく、吹きこぼれた煮汁によってお膳が汚染さ
れて客に不快な印象を与えることもない。
割方炊き込んでおき、その後、簡易携帯用コンロによっ
て客のお膳上で最後の炊き込みを行うような場合にあっ
ても、上記の如く、不用意に吹きこぼれた煮汁は上記羽
釜の煮汁滞留部に収納されるので、客のお膳上に落下す
ることはなく、吹きこぼれた煮汁によってお膳が汚染さ
れて客に不快な印象を与えることもない。
【0020】又、上記羽釜の上面の煮汁滞留部を複数条
としている場合には、釜内から吹きこぼれた煮汁が不用
意に多かった場合にあっても、これら複数の煮汁滞留部
がこれら煮汁を分散させて収納するので、吹きこぼれた
煮汁が煮汁滞留部から溢れ出して、かまどやお膳上に落
下し、かまどやお膳を汚染したりすることはない。
としている場合には、釜内から吹きこぼれた煮汁が不用
意に多かった場合にあっても、これら複数の煮汁滞留部
がこれら煮汁を分散させて収納するので、吹きこぼれた
煮汁が煮汁滞留部から溢れ出して、かまどやお膳上に落
下し、かまどやお膳を汚染したりすることはない。
【図1】本発明の釜の縦断面図である。
【図2】本発明の釜の羽釜部の拡大断面図である。
【図3】本発明の他の釜の羽釜部の拡大断面図である。
【図4】本発明の他の釜の羽釜部の拡大断面図である。
1 釜 11 釜本体 12 羽釜 121 、121a、121b 内側円環状煮汁堰止め突条部 122 、122a、122b 外側円環状煮汁堰止め突条部 13a 、13c 、13e 内側煮汁滞留部 13b 、13d 、13f 外側煮汁滞留部 2 蓋体 A かまど
Claims (2)
- 【請求項1】 釜の羽釜の上面に円環状煮汁堰止め突条
部を形成して該煮汁堰止め突条部の内周側に吹きこぼれ
た煮汁を受入れるための煮汁滞留部を形成していること
を特徴とする釜。 - 【請求項2】 上記円環状煮汁堰止め突条部が複数条同
心円状に形成されていることを特徴とする釜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5437998A JPH11225878A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 釜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5437998A JPH11225878A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 釜 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11225878A true JPH11225878A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12969057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5437998A Pending JPH11225878A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 釜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11225878A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009019828A (ja) * | 2007-07-12 | 2009-01-29 | Mitsubishi Electric Corp | 加熱調理器 |
CN105465833A (zh) * | 2014-09-25 | 2016-04-06 | 郝晓强 | 一种改进后的玉米芯燃炉 |
-
1998
- 1998-02-18 JP JP5437998A patent/JPH11225878A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009019828A (ja) * | 2007-07-12 | 2009-01-29 | Mitsubishi Electric Corp | 加熱調理器 |
CN105465833A (zh) * | 2014-09-25 | 2016-04-06 | 郝晓强 | 一种改进后的玉米芯燃炉 |
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