JPH11225457A - アクチュエータ - Google Patents

アクチュエータ

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JPH11225457A
JPH11225457A JP2367798A JP2367798A JPH11225457A JP H11225457 A JPH11225457 A JP H11225457A JP 2367798 A JP2367798 A JP 2367798A JP 2367798 A JP2367798 A JP 2367798A JP H11225457 A JPH11225457 A JP H11225457A
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JP
Japan
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magnetic
actuator
displacement member
slider
drive
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Pending
Application number
JP2367798A
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English (en)
Inventor
Shigekazu Nagai
茂和 永井
Hiroyuki Shiomi
裕幸 塩見
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SMC Corp
Original Assignee
SMC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】送りねじの回転運動を直線運動に変換し、非接
触状態でスライダに伝達することが可能なアクチュエー
タを提供する。 【解決手段】アクチュエータ30のボールねじ38は変
位部材72に挿通され、該変位部材72の外周には駆動
側軸線方向磁気パターン78と駆動側周方向磁気パター
ン80とが形成される。前記ボールねじ38、変位部材
72はチューブ40によって囲繞される。前記チューブ
40の外部にはスライダ88が設けられ、該スライダ8
8には、前記駆動側軸線方向磁気パターン78に対向す
る受動側軸線方向磁気パターン92と、前記駆動側周方
向磁気パターン80に対向する受動側周方向磁気パター
ン94とが形成され、駆動側と受動側とが互いに磁気的
に引きつけ合うことによって変位部材72の回転防止が
営まれるとともに、スライダ88が変位部材72ととも
に軸線方向に変位する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送りねじの回転運
動を非接触状態でスライダに伝達し、前記スライダを直
線運動させるアクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ワーク等を搬送する駆動源と
して、ボールねじを用いたアクチュエータが使用されて
いる。このアクチュエータ10は、例えば、図17に示
すように、モータ12の回転軸にボールねじ16が設け
られ、該ボールねじ16にはスライダ18が螺合する。
該スライダ18にはフレーム20のガイド部22が係合
して当該スライダ18の回転が阻止される。前記モータ
12が付勢されると、前記ボールねじ16の回転運動は
スライダ18によって直線運動に変換され、スライダ1
8はガイド部22に沿って変位する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術に係るアクチュエータでは、スライダ18をボ
ールねじ16によって直接駆動しているため、ボールね
じ16が外部に露出した状態となっている。この場合、
ボールねじ16に付着している潤滑油等が飛散して作業
環境を汚染することが懸念される。そこで、このような
不具合を回避するため、ボールねじ16をベローズ状の
カバーで被覆することが考えられる。しかしながら、こ
のようなカバーは耐久性の点で問題がある。
【0004】一方、シリンダ等のアクチュエータでは、
磁石を用いてピストンの変位を非接触状態でスライダに
伝達するようにしたものがあるが、回転運動を直線運動
に変換することについては当然に考慮されていない。
【0005】本発明は前記の課題を解決すべくなされた
ものであって、送りねじの回転運動を直線運動に変換
し、非接触状態でスライダに伝達することが可能なアク
チュエータを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、回転駆動源による回転運動を直線運動
に変換し、前記直線運動の作用下にスライダが変位する
アクチュエータにおいて、前記回転駆動源により回転す
る送りねじと、前記送りねじに係合し、該送りねじの回
転運動を直線運動に変換する変位部材と、前記変位部材
の外周部に非接触状態で近接配置され、前記変位部材の
軸線回りの回転を阻止するとともに、前記変位部材の直
線運動に連動して直線変位可能に構成されるスライダ
と、を備え、前記変位部材の外周部および前記スライダ
の内周部には、同一のパターンで前記送りねじの軸線方
向および周方向に極性の異なる磁極が交互に形成される
ことを特徴とする。
【0007】本発明によれば、送りねじの回転運動を変
位部材によって直線運動に変換し、この直線運動が変位
部材とスライダとの磁気的な結合によってスライダに伝
達される。
【0008】この場合、前記送りねじおよび前記変位部
材がチューブによって囲繞され、前記変位部材の外周部
と前記スライダの内周部とが前記チューブを介して対向
すると、前記送りねじに付着した潤滑油等がアクチュエ
ータの外部に飛散することが防止され、また、塵埃等が
送りねじに付着することが好適に阻止される。
【0009】また、この場合、前記スライダに、前記チ
ューブに当接し、多孔質体、繊維状体、不織布体または
スポンジ体のいずれかにより形成された給油部材が設け
られると、該給油部材が前記チューブに潤滑油を供給す
るとともに、前記チューブに付着した塵埃等を吸着する
ことが可能となり、好ましい。
【0010】この場合、前記変位部材の磁極は、軸線方
向と平行に形成され、周方向に所定間隔離間した複数の
駆動側軸線方向磁気パターンと、周方向と平行に形成さ
れ、軸線方向に所定間隔離間した複数の駆動側周方向磁
気パターンと、を有し、一方、前記スライダの磁極は、
前記駆動側軸線方向磁気パターンおよび前記駆動側周方
向磁気パターンに対応する受動側軸線方向磁気パターン
および受動側周方向磁気パターンを有すると、駆動側周
方向磁気パターンから受動側周方向磁気パターンに対し
て直線運動が伝達されてスライダが変位する一方、スラ
イダの回転を阻止することで、受動側軸線方向磁気パタ
ーンから駆動側軸線方向磁気パターンを介して変位部材
の回転が好適に防止される。
【0011】また、前記変位部材の磁極が軸線方向およ
び周方向に所定間隔離間して配置された複数の駆動側磁
気パターンであり、一方、前記スライダの磁極が前記駆
動側磁気パターンに対応し、軸線方向および周方向に所
定間隔離間して配置された複数の受動側磁気パターンで
あってもよい。
【0012】さらに、前記変位部材の磁極が軸線方向に
対して傾斜する方向に所定間隔離間して配置された複数
の駆動側磁気パターンであり、一方、前記スライダの磁
極が前記駆動側磁気パターンに対応し、軸線方向に対し
て傾斜する方向に所定間隔離間して配置された複数の受
動側磁気パターンであってもよい。
【0013】さらにまた、前記変位部材の磁極が軸線方
向に対して傾斜する方向に延在する駆動側磁気パターン
であり、一方、前記スライダの磁極が前記駆動側磁気パ
ターンに対応し、軸線方向に対して傾斜する方向に延在
する受動側磁気パターンであってもよい。
【0014】この場合、前記複数の磁極間に非磁性体で
形成された磁気シールドが設けられると、該磁気シール
ドによって磁力の漏洩を防止することができ、好まし
い。
【0015】また、この場合、前記磁極がネオジウム、
鉄、または、磁性体を含有する樹脂により形成されても
よく、あるいは電磁石であってもよい。
【0016】さらに、この場合、前記送りねじが前記回
転駆動源の回転軸と一体的に形成されると、アクチュエ
ータを構成する部品点数を減少させることができ、好適
である。
【0017】さらにまた、この場合、前記回転駆動源の
回転軸の端部に形成され、回転方向に極性の異なる磁極
が交互に形成された第1磁極部と、前記送りねじの端部
に形成され、回転方向に極性の異なる磁極が交互に形成
された第2磁極部と、を備え、前記第1磁極部および前
記第2磁極部が互いに非接触状態で近接して配設される
と、前記送りねじと前記回転軸とを離間させることがで
き、しかも、回転軸の回転運動を送りねじに伝達するこ
とができ、好ましい。
【0018】さらにまた、この場合、前記送りねじがボ
ールねじであり、前記ボールねじに係合するボール部材
を介して前記ボールねじの回転運動が前記変位部材に伝
達されると、摩擦が少ないアクチュエータを得ることが
でき、一層好適である。
【0019】さらに、前記回転駆動源がACサーボモー
タであると、このアクチュエータを高精度に制御するこ
とができ、一層好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明に係るアクチュエータにつ
いて、好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しな
がら以下詳細に説明する。
【0021】図1および図2において、参照符号30
は、本発明の第1の実施の形態に係るアクチュエータを
示す。このアクチュエータ30は、長尺状に形成された
ケーシング32と、該ケーシング32の一端側に配設さ
れたACサーボモータ34と、該ACサーボモータ34
によって回転するボールねじ38と、ボールねじ38を
囲繞するチューブ40と、前記ボールねじ38によって
前記ケーシング32の長手方向に変位する変位機構42
とを備える。
【0022】前記ケーシング32は、図2に示すよう
に、アクチュエータ30の下部に配設されたベース部材
44と、アクチュエータ30の側部に配設されたサイド
フレーム46a、46bとを有する。前記ベース部材4
4には継手47が設けられ、該継手47を介して前記ケ
ーシング32の内部が外部に連通する。前記ベース部材
44の一端側には、図1に示すように、板状部材48を
介して前記ACサーボモータ34の筐体50が固着さ
れ、該筐体50の内部には回転軸52がベアリング54
a、54bによって回転自在に支持される。前記回転軸
52には複数の磁石56が固着され、該磁石56の外周
部には前記筐体50の内部に設けられた複数の固定子巻
線58が配置される。前記回転軸52にはエンコーダ6
0が設けられる。このアクチュエータ30には、図示し
ないが、変位機構42の位置を検出する位置検出スイッ
チが設けられる。前記位置検出スイッチ、前記回転子巻
線58および前記エンコーダ60はベース部材44の下
部のコネクタ62a〜62cに接続される。
【0023】前記回転軸52には前記ボールねじ38の
一端部が一体的に連結される。該ボールねじ38の他端
部は前記ベース部材44の端部に固着されたエンドプレ
ート64にベアリング66によって回転自在に軸支され
る。また、前記エンドプレート64および前記筐体50
によって前記チューブ40の両端が支持される。該チュ
ーブ40の端部にはシール部材67a、67bが設けら
れ、このため、チューブ40の内部は気密に保持され
る。前記ボールねじ38にはボール溝68が螺旋状に画
成され、該ボール溝68には複数のボール部材70が転
動自在に係合する。
【0024】前記ボールねじ38は前記変位機構42を
構成する変位部材72に挿通する。該変位部材72は、
図3および図4に示すように、鉄の如き磁性材料によっ
て略筒状に形成され、その内部には前記ボール部材70
が転動自在に係合するボール溝76が画成される。前記
変位部材72の外周には、該変位部材72の一端側に軸
線方向に沿った複数の駆動側軸線方向磁気パターン78
が周方向に所定間隔離間して突出形成され、該変位部材
72の他端側に周方向に沿った複数の駆動側周方向磁気
パターン80が所定間隔離間して突出形成される。前記
変位部材72の外周には、磁力の漏れを防止するため
に、隣接する駆動側軸線方向磁気パターン78の間隙に
アルミニウム、銅の如き非磁性体で形成された磁気シー
ルド82が嵌合する(図5、図6参照)。また、隣接す
る駆動側周方向磁気パターン80の間隙にも、同様に磁
気シールド84が嵌合する(図4参照)。凸状の前記駆
動側軸線方向磁気パターン78、前記駆動側周方向磁気
パターン80は前記チューブ40の内周から僅かに離間
する。
【0025】前記チューブ40の外周部には前記変位機
構42を構成するスライダ88が前記チューブ40の軸
線方向に変位自在に設けられる(図1参照)。該スライ
ダ88の内周には、図4〜図6に示すように、ネオジウ
ム、鉄の如き磁性材料により形成された複数の磁石90
が所定間隔離間して固着される。それぞれの磁石90
は、前記変位部材72の駆動側軸線方向磁気パターン7
8、駆動側周方向磁気パターン80に対応して受動側軸
線方向磁気パターン92、受動側周方向磁気パターン9
4として形成される。それぞれの受動側軸線方向磁気パ
ターン92、受動側周方向磁気パターン94を構成する
磁石90はN極とS極とが交互に配設される。前記スラ
イダ88の内周には、図5、図6に示すように、隣接す
る受動側軸線方向磁気パターン92の間隙にアルミニウ
ム、銅の如き非磁性体で形成された磁気シールド96が
嵌合する。また、隣接する受動側周方向磁気パターン9
4の間隙にも、同様に磁気シールド98が嵌合する(図
4参照)。
【0026】前記スライダ88の下部には、図1に示す
ように、ガイドブロック100が固着され、該ガイドブ
ロック100は前記ベース部材44に固着されたレール
部材102に摺動自在に係合する。このため、前記ガイ
ドブロック100、レール部材102によりガイド機構
104が構成され、該ガイド機構104が前記スライダ
88の回転を防止する。前記スライダ88の上部には板
状のテーブル106が固着され、該テーブル106は前
記ケーシング32の上部から外部に突出する。前記テー
ブル106にはこのアクチュエータ30によって搬送さ
れるワーク108が載置される。
【0027】アクチュエータ30は、図7に示すよう
に、搬送機構120に取り付けられて使用される。この
搬送機構120は、複数のフレーム122a〜122e
が組み合わされ、それぞれのフレーム122a〜122
eの取付面123には、アクチュエータ30のコネクタ
62a〜62cが接続されるバス124a〜124cが
設けられる。前記フレーム122a〜122eの内部に
は図示しない真空吸引源に接続される排気通路126が
画成され、前記フレーム122a〜122eの取付面1
23には前記排気通路126に連通する継手128が設
けられる。
【0028】前記アクチュエータ30は前記フレーム1
22a〜122eの取付面123に取り付けられる。こ
のとき、前記コネクタ62a〜62cは前記バス124
a〜124cに接続され、継手47は継手128に接続
される。このため、真空吸引源が付勢されるとアクチュ
エータ30のケーシング32内の空気は排気通路126
を介して吸引される。なお、参照符号130は、電磁弁
やセンサマトリクスが内蔵されたコントロールボックス
である。
【0029】第1の実施の形態に係るアクチュエータ3
0は、基本的には以上のように構成されるものであり、
次にその動作について説明する。
【0030】図示しない制御装置から搬送機構120の
バス124bを介してアクチュエータ30のACサーボ
モータ34に駆動信号が送られると(図7参照)、AC
サーボモータ34の回転軸52が回転し、ボールねじ3
8が回転する(図1参照)。このため、ボールねじ38
の回転にともなって変位部材72も回転しようとする。
このとき、スライダ88の受動側軸線方向磁気パターン
92が変位部材72の駆動側軸線方向磁気パターン78
に引きつけられる。また、図6に示すように、S極の受
動側軸線方向磁気パターン92aに対向している駆動側
軸線方向磁気パターン78aの表面にはN極が発生し、
隣接するN極の受動側軸線方向磁気パターン92bに対
向している駆動側軸線方向磁気パターン78bの表面に
はS極が発生する。従って、駆動側軸線方向磁気パター
ン78aは受動側軸線方向磁気パターン92bに対して
反発し、駆動側軸線方向磁気パターン78bは受動側軸
線方向磁気パターン92aに対して反発する。この結
果、駆動側軸線方向磁気パターン78aは受動側軸線方
向磁気パターン92bに対向する位置に変位することが
阻止される。また、スライダ88もガイド機構104に
よってその回転が阻止されるため、結局、変位部材72
の回転が阻止される(図5、図6参照)。このため、変
位部材72はボールねじ38の回転運動を直線運動に変
換してアクチュエータ30の長手方向に沿って変位す
る。
【0031】変位部材72が変位すると、変位部材72
の駆動側周方向磁気パターン80がスライダ88の受動
側周方向磁気パターン94を構成する磁石90に引きつ
けられる。また、駆動側周方向磁気パターン80は、前
述と同様に、隣接する受動側周方向磁気パターン94と
反発する。従って、スライダ88は変位部材72の変位
にともなってチューブ40に沿って変位する。以上のよ
うにして、テーブル106に載置されたワーク108は
スライダ88の変位作用下に搬送される。
【0032】第1の実施の形態では、スライダ88の受
動側軸線方向磁気パターン92、受動側周方向磁気パタ
ーン94を磁石90により形成し、変位部材72の駆動
側軸線方向磁気パターン78、駆動側周方向磁気パター
ン80は前記磁石90に引きつけられる磁性材料で形成
したが、変位部材72の駆動側軸線方向磁気パターン7
8、駆動側周方向磁気パターン80を磁石により形成
し、スライダ88の受動側軸線方向磁気パターン92、
受動側周方向磁気パターン94を磁性材料で形成しても
よい。また、変位部材72の駆動側軸線方向磁気パター
ン78、駆動側周方向磁気パターン80と、スライダ8
8の受動側軸線方向磁気パターン92、受動側周方向磁
気パターン94を全て磁石で形成してもよい。さらに、
この磁石は電磁石であってもよい。
【0033】また、ボールねじ38、ボール部材70、
変位部材72、ガイドブロック100およびレール部材
102をアルミニウムまたはアルミニウム合金で形成
し、その摺動部にショットピーニング等により硬化層を
形成し、さらにアルマイト層を形成すると、摺動部の表
面が滑らかになるとともに、耐摩耗性が向上し、しか
も、このアクチュエータ30を軽量に構成することがで
きる。さらに、弾性流体潤滑を図るために、摺動部の表
面に複数の窪み部を形成すると、摺動部が良好に潤滑さ
れ、その耐久性が一層向上する。
【0034】さらにまた、ボールねじ38、ボール部材
70、変位部材72、ガイドブロック100およびレー
ル部材102を超高分子ポリエチレン、ポリイミドによ
って形成してもよい。
【0035】次に、図8に基づき、第2の実施の形態に
係るアクチュエータ150について説明する。なお、第
1の実施の形態のアクチュエータ30と同一の構成要素
には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略す
る。以下、他の実施の形態についても同様である。
【0036】このアクチュエータ150の変位部材15
2の外周全域には、複数の駆動側磁気パターン154が
突出形成され、それぞれの駆動側磁気パターン154は
前記変位部材152の軸線方向および周方向にそれぞれ
所定間隔離間して配置される。前記駆動側磁気パターン
154はそれぞれN極とS極とが隣接して配置される。
前記駆動側磁気パターン154の間には非磁性体で形成
された磁気シールド155が設けられる。一方、スライ
ダ156には前記駆動側軸パターン154に対応して複
数の受動側磁気パターン158が軸線方向および周方向
にそれぞれ所定間隔離間して突出形成される。前記受動
側磁気パターン158はそれぞれN極とS極とが隣接し
て配置される。前記受動側磁気パターン158の間には
非磁性体で形成された磁気シールド160が設けられ
る。
【0037】前記駆動側磁気パターン154、受動側磁
気パターン158を形成する方法としては、前記変位部
材152、スライダ156に磁石を固着して形成し、ま
たは、前記変位部材152、スライダ156を磁性材料
で形成してそれぞれの磁気パターン154、158を磁
化して形成する等の方法がある。
【0038】ボールねじ38の回転運動が変位部材15
2に伝達されると、該変位部材152が回転しようとす
るが、駆動側磁気パターン154が受動側磁気パターン
158に引きつけられ、また、駆動側磁気パターン15
4は、第1の実施の形態と同様に、対向している受動側
磁気パターン158の周方向に隣接する受動側磁気パタ
ーン158と反発するために変位することが阻止され
て、変位部材152は周方向への回転が阻止される。従
って、変位部材152は軸線方向にのみ変位する。
【0039】このように変位部材152が変位すると、
変位方向に配列された駆動側磁気パターン154に受動
側磁気パターン158が引きつけられ、スライダ156
は変位部材152の変位作用下に軸線方向に変位する。
以上のようにしてスライダ156が変位する。
【0040】次いで、図9に基づいて、第3の実施の形
態に係るアクチュエータ170について説明する。
【0041】このアクチュエータ170の変位部材17
2の外周には複数の駆動側磁気パターン174が突出形
成され、それぞれの駆動側磁気パターン174は軸線方
向に対して傾斜する方向に所定間隔離間して配置され
る。隣接する駆動側磁気パターン174はN極とS極と
が交互に配設され、それぞれの駆動側磁気パターン17
4の間には非磁性体で形成された磁気シールド175が
設けられる。一方、スライダ176には前記駆動側磁気
パターン174に対応する複数の受動側磁気パターン1
78が突出形成され、それぞれの受動側磁気パターン1
78は軸線方向に対して傾斜する方向に所定間隔離間し
て配置される。隣接する受動側磁気パターン178はN
極とS極とが交互に配設され、それぞれの受動側磁気パ
ターン178の間には非磁性体で形成された磁気シール
ド179が設けられる。
【0042】このように形成される第3の実施形態で
は、駆動側磁気パターン174は、第1の実施の形態と
同様に、対向する受動側磁気パターン178を引きつけ
る。一方、駆動側磁気パターン174は、対向する受動
側磁気パターン178に周方向および軸線方向に隣接す
る受動側磁気パターン178と反発するため、変位部材
172はボールねじ38の回転にともなって回転するこ
とが阻止され、変位部材172が軸線方向に変位すると
スライダ176は該変位部材172の変位にともなって
軸線方向にのみ変位する。
【0043】次に、図10に基づき、第4の実施の形態
に係るアクチュエータ180について説明する。
【0044】このアクチュエータ180の変位部材18
2には、図10に示すように、螺旋状に延在して複数の
駆動側磁気パターン184が突出形成され、一方、スラ
イダ186には前記駆動側磁気パターン184に対応す
る複数の受動側磁気パターン188が螺旋状に延在して
突出形成される。隣接する駆動側磁気パターン184、
受動側磁気パターン188はそれぞれN極とS極とが交
互に配設される。また、それぞれの駆動側磁気パターン
184、受動側磁気パターン188の間隙には非磁性体
で形成された磁気シールド190、192が設けられ
る。
【0045】このように形成される第4の実施形態にお
いても、隣接する駆動側磁気パターン184は周方向お
よび軸線方向に所定間隔離間することになり、一方、受
動側磁気パターン188も周方向および軸線方向に所定
間隔離間することになるため、第1の実施の形態と同様
に、駆動側磁気パターン184は対向する受動側磁気パ
ターン188を引きつける。一方、また、駆動側磁気パ
ターン184は対向する受動側磁気パターン188に隣
接する受動側磁気パターン188と反発し、変位部材1
82はボールねじ38の回転にともなって回転すること
が阻止され、変位部材182が軸線方向に変位するとス
ライダ186は該変位部材172の変位にともなって軸
線方向にのみ変位する。
【0046】次に、第5の実施の形態に係るアクチュエ
ータ200について、図11を参照して説明する。
【0047】このアクチュエータ200は長尺なケーシ
ング202と、該ケーシング202の一端側に設けられ
たACサーボモータ204と、該ACサーボモータ20
4によって回転するボールねじ206と、該ボールねじ
206を囲繞するチューブ208と、前記ボールねじ2
06によって変位する変位機構210とを備える。
【0048】前記ケーシング202の外壁には、図12
に示すように、このアクチュエータ200を他の装置等
に連結するための略T字状の溝部214が複数画成され
る。前記ケーシング202の底部には継手216が設け
られ、該継手216を介してケーシング202の内部と
外部とが連通する。
【0049】前記ACサーボモータ204の回転軸21
8の一端部には、図13に示すように、前記チューブ2
08の端部に接近する円盤部材220が形成され、該円
盤部材220には第1磁極部を構成する複数の磁石22
2が固着される。該磁石222は、図14に示すよう
に、周方向にN極とS極とが交互に配置される。
【0050】前記チューブ208の内部には前記ボール
ねじ206がベアリング224a、224bによって軸
支され(図11参照)、該ボールねじ206の端部には
前記ACサーボモータ204の円盤部材220に対向し
て円盤部材226が形成される。該円盤部材226には
第2磁極部を構成する複数の磁石228が固着され、該
磁石228は周方向にN極とS極が交互に配置される
(図14参照)。
【0051】前記ボールねじ206には、第1の実施の
形態のアクチュエータ30と同様に、複数のボール部材
70を介して変位部材72が係合する。また、前記チュ
ーブ208の外周には変位機構210を構成するスライ
ダ88が摺動自在に設けられる。該スライダ88にはガ
イドブロック230が固着され、該ガイドブロック23
0、前記ケーシング202には、図12に示すように、
互いに対向する面に複数のボール溝232、234が形
成され、該ボール溝232、234には複数のボール部
材236が転動自在に係合する。このため、前記ガイド
ブロック230は前記ボール部材236を介して前記ケ
ーシング202に変位自在に支持される。
【0052】前記スライダ88の端部には前記チューブ
208の外周に当接し、多孔質体、繊維状体、不織布体
またはスポンジ体の如き材料で形成された給油部材23
7a、237bが設けられ、該給油部材237a、23
7bには潤滑油が含まれる。
【0053】前記ガイドブロック230の上部には突部
238a、238bが形成され(図13参照)、該突部
238a、238bは前記ケーシング202に画成され
たスリット240a、240bから外部に突出する。前
記突部238a、238bの変位方向両端部は、図15
に示すように、くさび状に形成される。前記スリット2
40a、240bを形成する壁部にはそれぞれ一対のシ
ール部材242a〜242dが設けられ、該シール部材
242a〜242dの縁部が前記突部238a、238
bの側壁部に当接することにより、前記スリット240
a、240bから塵埃等がアクチュエータ200に侵入
することや、塵埃等がアクチュエータ200から外部に
飛散することを阻止する。前記突部238a、238b
にはテーブル244が固着され、該テーブル244には
図示しないワークが載置可能に形成される。
【0054】第5の実施の形態に係るアクチュエータ2
00は、基本的には以上のように構成され、次に、その
動作について説明する。
【0055】アクチュエータ200の継手216には図
示しない真空吸引源が接続され、該真空吸引源が付勢さ
れると、アクチュエータ200の内部の空気が真空吸引
源に吸引される。このため、アクチュエータ200の内
部の塵埃等がスリット240a、240bを通して外部
に飛散することが防止される。
【0056】ACサーボモータ204が付勢されると、
回転軸218とともに円盤部材220が回転する(図1
1参照)。この回転運動は、円盤部材220の磁石22
2とボールねじ206の円盤部材226に固着された磁
石228とが互いに引き合い、あるいは反発し合うこと
により、ボールねじ206に伝達される(図13参
照)。
【0057】ボールねじ206が回転すると、変位部材
72がボールねじ206とともに回転しようとするが、
第1の実施の形態と同様に、変位部材72の駆動側軸線
方向磁気パターン78とスライダ88の受動側軸線方向
磁気パターン92とが互いに磁気的に引き合うことによ
り、変位部材72の回転が阻止される。このため、変位
部材72はボールねじ206の回転運動を直線運動に変
換して軸線方向にのみ変位する。そして、変位部材72
の変位にともなってスライダ88が軸線方向に変位し、
テーブル244に載置されたワーク(図示せず)が搬送
される。
【0058】このとき、給油部材237a、237bに
よって潤滑油がチューブ208の表面に塗布されるた
め、スライダ88はチューブ208の外周を円滑に摺動
する。また、給油部材237a、237bはチューブ2
08の外周に付着した塵埃等を吸着するため、この塵埃
等によってスライダ88等の動作に支障を来す懸念が払
拭される。さらに、給油部材237a、237bはチュ
ーブ208の外周の余分な潤滑油を吸着する作用を営
む。
【0059】第5の実施の形態では、ボールねじ206
がチューブ208によって完全に囲繞されているため、
該ボールねじ206から塵埃等がアクチュエータ200
の外部に飛散することが防止され、また、ボールねじ2
06に塵埃等が付着することも防止される。
【0060】また、第5の実施の形態では、ACサーボ
モータ204の円盤部材220には複数の磁石222が
固着され、一方、ボールねじ206の円盤部材226に
も複数の磁石228が固着されたが、図16に示すよう
に、ACサーボモータ204、ボールねじ206のそれ
ぞれの円盤部材250、252の表面に互いに対向する
複数の突部254、256を形成し、それぞれの突部2
54、256をN極とS極とに交互に磁化し、且つ、そ
れらの間に磁気シールド258を設けるようにしてもよ
い。
【0061】
【発明の効果】本発明に係るアクチュエータによれば、
以下のような効果ならびに利点が得られる。
【0062】アクチュエータを構成する変位部材とスラ
イダとに設けられた磁石がそれぞれ周方向および軸線方
向に所定間隔離間しているため、変位部材が送りねじの
回転にともなって回転してしまうことが阻止され、該変
位部材によって送りねじの回転運動が直線運動に変換さ
れ、この直線運動がスライダに伝達される。このため、
送りねじとスライダとを離間させることが可能となる。
【0063】従って、送りねじをチューブによって囲繞
することができ、アクチュエータが使用される作業環境
中にボールねじの潤滑油、塵埃等が飛散することが防止
され、作業環境を汚染する懸念がない。また、作業環境
中の塵埃等がボールねじに付着することが防止されるた
め、アクチュエータが破損する懸念もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るアクチュエー
タの概略縦断面図である。
【図2】図1に示すアクチュエータのII−II線断面
図である。
【図3】図1に示すアクチュエータに使用される変位部
材の概略斜視図である。
【図4】図1に示すアクチュエータの変位部材およびス
ライダの概略縦断面図である。
【図5】図4に示す変位部材およびスライダのV−V線
断面図である。
【図6】図5に示す変位部材およびスライダの一部拡大
断面図である。
【図7】図1に示すアクチュエータが使用される搬送機
構の概略斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るアクチュエー
タの変位部材およびスライダの概略縦斜視図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係るアクチュエー
タの変位部材およびスライダの概略縦断面図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態に係るアクチュエ
ータの変位部材およびスライダの概略縦断面図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態に係るアクチュエ
ータの概略縦断面図である。
【図12】図11に示すアクチュエータのXII−XI
I線断面図である。
【図13】図11に示すアクチュエータの円盤部材の一
部拡大概略縦断面図である。
【図14】図13に示す円盤部材の概略正面図である。
【図15】図11に示すアクチュエータの突部の一部拡
大概略斜視図である。
【図16】本発明の他の実施の形態に係るアクチュエー
タの円盤部材の一部拡大概略縦断面図である。
【図17】従来技術に係るアクチュエータの概略斜視図
である。
【符号の説明】
30、150、170、180、200…アクチュエー
タ 38、206…ボールねじ 40、208…チューブ 42、210…変位機構 72、152、172、182…変位部材 78、78a、78b…駆動側軸線方向磁気パターン 80…駆動側周方向磁気パターン 82、84、96、98、155、160、175、1
79、190、192、258…磁気シールド 88、156、176、186…スライダ 92、92a、92b…受動側軸線方向磁気パターン 94…受動側周方向磁気パターン 104…ガイド機構 154、174、184…駆動側磁気パターン 158、178、188…受動側磁気パターン

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動源による回転運動を直線運動に変
    換し、前記直線運動の作用下にスライダが変位するアク
    チュエータにおいて、 前記回転駆動源により回転する送りねじと、 前記送りねじに係合し、該送りねじの回転運動を直線運
    動に変換する変位部材と、 前記変位部材の外周部に非接触状態で近接配置され、前
    記変位部材の軸線回りの回転を阻止するとともに、前記
    変位部材の直線運動に連動して直線変位可能に構成され
    るスライダと、 を備え、前記変位部材の外周部および前記スライダの内
    周部には、同一のパターンで前記送りねじの軸線方向お
    よび周方向に極性の異なる磁極が交互に形成されること
    を特徴とするアクチュエータ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のアクチュエータにおいて、 前記送りねじおよび前記変位部材はチューブによって囲
    繞され、前記変位部材の外周部と前記スライダの内周部
    とは前記チューブを介して対向することを特徴とするア
    クチュエータ。
  3. 【請求項3】請求項2記載のアクチュエータにおいて、 前記スライダには、前記チューブに当接し、多孔質体、
    繊維状体、不織布体またはスポンジ体のいずれかにより
    形成された給油部材が設けられ、該給油部材は前記チュ
    ーブに潤滑油を供給するとともに、前記チューブに付着
    した塵埃等を吸着することを特徴とするアクチュエー
    タ。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載のア
    クチュエータにおいて、 前記変位部材の磁極は、軸線方向と平行に形成され、周
    方向に所定間隔離間した複数の駆動側軸線方向磁気パタ
    ーンと、 周方向と平行に形成され、軸線方向に所定間隔離間した
    複数の駆動側周方向磁気パターンと、 を有し、一方、前記スライダの磁極は、前記駆動側軸線
    方向磁気パターンおよび前記駆動側周方向磁気パターン
    に対応する受動側軸線方向磁気パターンおよび受動側周
    方向磁気パターンを有することを特徴とするアクチュエ
    ータ。
  5. 【請求項5】請求項1乃至3のいずれか1項に記載のア
    クチュエータにおいて、 前記変位部材の磁極は軸線方向および周方向に所定間隔
    離間して配置された複数の駆動側磁気パターンであり、
    一方、前記スライダの磁極は前記駆動側磁気パターンに
    対応し、軸線方向および周方向に所定間隔離間して配置
    された複数の受動側磁気パターンであることを特徴とす
    るアクチュエータ。
  6. 【請求項6】請求項1乃至3のいずれか1項に記載のア
    クチュエータにおいて、 前記変位部材の磁極は軸線方向に対して傾斜する方向に
    所定間隔離間して配置された複数の駆動側磁気パターン
    であり、一方、前記スライダの磁極は前記駆動側磁気パ
    ターンに対応し、軸線方向に対して傾斜する方向に所定
    間隔離間して配置された複数の受動側磁気パターンであ
    ることを特徴とするアクチュエータ。
  7. 【請求項7】請求項1乃至3のいずれか1項に記載のア
    クチュエータにおいて、 前記変位部材の磁極は軸線方向に対して傾斜する方向に
    延在する駆動側磁気パターンであり、一方、前記スライ
    ダの磁極は前記駆動側磁気パターンに対応し、軸線方向
    に対して傾斜する方向に延在する受動側磁気パターンで
    あることを特徴とするアクチュエータ。
  8. 【請求項8】請求項4乃至7のいずれか1項に記載のア
    クチュエータにおいて、 前記複数の磁極間には非磁性体で形成された磁気シール
    ドが設けられることを特徴とするアクチュエータ。
  9. 【請求項9】請求項1乃至8のいずれか1項に記載のア
    クチュエータにおいて、 前記磁極はネオジウムまたは鉄により形成されることを
    特徴とするアクチュエータ。
  10. 【請求項10】請求項1乃至8のいずれか1項に記載の
    アクチュエータにおいて、 前記磁極は磁性体を含有する樹脂により形成されること
    を特徴とするアクチュエータ。
  11. 【請求項11】請求項1乃至8のいずれか1項に記載の
    アクチュエータにおいて、 前記磁極は電磁石であることを特徴とするアクチュエー
    タ。
  12. 【請求項12】請求項1乃至11のいずれか1項に記載
    のアクチュエータにおいて、 前記送りねじは前記回転駆動源の回転軸と一体的に形成
    されることを特徴とするアクチュエータ。
  13. 【請求項13】請求項1乃至11のいずれか1項に記載
    のアクチュエータにおいて、 前記回転駆動源の回転軸の端部に形成され、回転方向に
    極性の異なる磁極が交互に形成された第1磁極部と、 前記送りねじの端部に形成され、回転方向に極性の異な
    る磁極が交互に形成された第2磁極部と、 を備え、前記第1磁極部および前記第2磁極部が互いに
    非接触状態で近接して配設されることを特徴とするアク
    チュエータ。
  14. 【請求項14】請求項1乃至13のいずれか1項に記載
    のアクチュエータにおいて、 前記送りねじはボールねじであり、前記ボールねじに係
    合するボール部材を介して前記ボールねじの回転運動が
    前記変位部材に伝達されることを特徴とするアクチュエ
    ータ。
  15. 【請求項15】請求項1乃至14のいずれか1項に記載
    のアクチュエータにおいて、 前記回転駆動源はACサーボモータであることを特徴と
    するアクチュエータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012040556A3 (en) * 2010-09-24 2012-06-07 Danaher Corporation Linear actuator
WO2022220733A1 (en) * 2021-04-15 2022-10-20 Repeat Bikes Ab Adjustable seat post assembly

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