JPH11225260A - データ通信装置およびデータ通信方法および記憶媒体 - Google Patents

データ通信装置およびデータ通信方法および記憶媒体

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JPH11225260A
JPH11225260A JP10313318A JP31331898A JPH11225260A JP H11225260 A JPH11225260 A JP H11225260A JP 10313318 A JP10313318 A JP 10313318A JP 31331898 A JP31331898 A JP 31331898A JP H11225260 A JPH11225260 A JP H11225260A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤って無関係の相手先にデータを送付するこ
とを防止できるデータ通信装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 操作部からの操作に基づいて、複数の宛
先が設定されている場合に、データを送信する前に、オ
ペレータに対して複数宛先が設定されていることを表示
部に表示して知らせる。これに対してオペレータが複数
宛先であることを了解したことを示す所定の第1の操作
を行うまでは送信を行わず、オペレータが所定の第1の
操作を行った場合に同報送信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばファクシミ
リデータ等の各種データを伝送する機能を有するデータ
通信装置およびデータ通信方法および記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、同一のデータを2つ以上の宛
先に送信できる機能、すなわち同報送信の機能を有する
データ通信装置が提供されている。特に近年は、あらゆ
るデータ通信装置において操作が簡略化される傾向にあ
り、容易な操作で同報送信を行えるものが主流となって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
データ通信装置では、複数の宛先を設定する操作を容易
化したことに伴い、誤操作が生じる確率も高くなる。こ
のため、オペレータの誤操作によって、オペレータが認
識しないままに複数の宛先が設定されてしまうことがあ
り、本来は無関係な相手先にデータを送付してトラブル
の原因になったり、無駄な通信費用がかかってしまう原
因になったりすることがあった。
【0004】そこで本発明は、誤って無関係の相手先に
データを送付することを防止できるデータ通信装置およ
びデータ通信方法および記憶媒体を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、オ
ペレータが装置を操作するための操作手段と、オペレー
タに装置の状態を示すための表示手段と、送信するデー
タを蓄積するためのデータ蓄積手段と、1つ以上の送信
宛先を登録するための宛先記憶手段と、オペレータによ
る前記操作手段の操作によって前記宛先記憶手段に1つ
以上の送信宛先を登録するための宛先設定手段と、前記
宛先記憶手段に登録された宛先数を判断する宛先数判断
手段と、前記データ蓄積手段に蓄積されたデータを前記
宛先記憶手段に登録された1つ以上の宛先に送信する送
信手段と、前記宛先数判断手段によって2つ以上の宛先
が登録されていると判断された場合に、前記送信手段か
らデータを送信する前に、前記表示手段に宛先数が2つ
以上である旨を表示する表示制御手段とを有し、前記表
示制御手段が表示手段に宛先数が2つ以上である旨を表
示した後、オペレータによって前記操作手段に対して所
定の第1の操作がなされた場合、前記送信手段が前記宛
先記憶手段に登録された2つ以上の宛先に、前記データ
蓄積手段に蓄積されたデータを同報送信することを特徴
とする。
【0006】また本発明の請求項2は、請求項1におい
て、前記表示制御手段が表示手段に宛先数が2つ以上で
ある旨を表示した後、オペレータによって前記操作手段
に対して所定の第1の操作がなされた場合、その後、前
記データ蓄積手段が送信データの蓄積を開始することを
特徴とする。
【0007】また本発明の請求項3は、請求項1または
2において、前記表示制御手段が表示手段に宛先数が2
つ以上である旨を表示した後、オペレータによって前記
操作手段に対して所定の第1の操作がなされないまま、
一定の時間が経過した場合には、データの送信を行わ
ず、前記宛先記憶手段に登録された宛先を消去すること
を特徴とする。
【0008】また本発明の請求項4は、請求項1〜3の
いずれか1項において、前記表示制御手段が表示手段に
宛先数が2つ以上である旨を表示した後、オペレータに
よって前記操作手段に対して所定の第2の操作がなされ
た場合には、データの送信を行わず、前記宛先記憶手段
に登録された宛先を消去することを特徴とする。
【0009】また本発明の請求項5は、請求項1、3、
4のいずれか1項において、前記表示制御手段が表示手
段に宛先数が2つ以上である旨を表示した後、オペレー
タによって前記操作手段に対して所定の第1の操作がな
されないまま、一定の時間が経過した場合には、データ
の送信を行わず、前記データ蓄積手段に蓄積された送信
データを消去することを特徴とする。
【0010】また本発明の請求項6は、請求項1、3、
4のいずれか1項において、前記表示制御手段が表示手
段に宛先数が2つ以上である旨を表示した後、オペレー
タによって前記操作手段に対して所定の第2の操作がな
された場合には、データの送信を行わず、前記データ蓄
積手段に蓄積された送信データを消去することを特徴と
する。
【0011】また本発明の請求項7は、請求項1〜6の
いずれか1項において、前記データは画像データであ
り、前記データ通信装置はファクシミリ装置であること
を特徴とする。
【0012】また本発明の請求項8は、オペレータが装
置を操作するための操作ステップと、表示手段に装置の
状態を表示するための表示ステップと、送信するデータ
をデータ蓄積手段に蓄積するためのデータ蓄積ステップ
と、1つ以上の送信宛先を宛先記憶手段に登録するため
の宛先設定ステップと、前記宛先記憶手段に登録された
宛先数を判断する宛先数判断ステップと、前記データ蓄
積手段に蓄積されたデータを前記宛先記憶手段に登録さ
れた1つ以上の宛先に送信する送信ステップと、前記宛
先数判断ステップによって2つ以上の宛先が登録されて
いると判断された場合に、前記送信ステップからデータ
を送信する前に、前記表示手段に宛先数が2つ以上であ
る旨を表示する表示制御ステップとを有し、前記表示手
段に宛先数が2つ以上である旨を表示した後、前記操作
ステップによって所定の第1の操作がなされた場合、前
記送信ステップが前記宛先記憶手段に登録された2つ以
上の宛先に、前記データ蓄積手段に蓄積されたデータを
同報送信することを特徴とする。
【0013】また本発明の請求項9は、データ通信装置
を制御するためのプログラムを記憶したコンピュータ読
取可能な記憶媒体において、オペレータが装置を操作す
るための操作ステップと、表示手段に装置の状態を表示
するための表示ステップと、送信するデータをデータ蓄
積手段に蓄積するためのデータ蓄積ステップと、1つ以
上の送信宛先を宛先記憶手段に登録するための宛先設定
ステップと、前記宛先記憶手段に登録された宛先数を判
断する宛先数判断ステップと、前記データ蓄積手段に蓄
積されたデータを前記宛先記憶手段に登録された1つ以
上の宛先に送信する送信ステップと、前記宛先数判断ス
テップによって2つ以上の宛先が登録されていると判断
された場合に、前記送信ステップからデータを送信する
前に、前記表示手段に宛先数が2つ以上である旨を表示
する表示制御ステップとを有し、前記表示手段に宛先数
が2つ以上である旨を表示した後、前記操作ステップに
よって所定の第1の操作がなされた場合、前記送信ステ
ップが前記宛先記憶手段に登録された2つ以上の宛先
に、前記データ蓄積手段に蓄積されたデータを同報送信
するように制御するためのプログラムを記憶したことを
特徴とする。
【0014】以上のような請求項1記載のデータ通信装
置、請求項8記載のデータ通信方法、および請求項9記
載のコンピュータ読取可能な記憶媒体に記憶したプログ
ラムでは、複数の宛先が設定されている場合に、データ
を送信する前に、オペレータに対して複数宛先が設定さ
れていることを明示し、それに対してオペレータが所定
の第1の操作を行うまでは送信を行わず、オペレータが
所定の第1の操作を行った場合に同報送信を行う。すな
わち、ここでいう所定の第1の操作とは、オペレータが
複数宛先であることを了解したことを意味するものであ
る。
【0015】また請求項2記載のデータ通信装置では、
複数の宛先が設定されている場合に、送信データの蓄積
を開始する前に、オペレータに対して複数宛先が設定さ
れていることを明示し、それに対してオペレータが所定
の第1の操作を行うまでは送信データの蓄積を行わず、
オペレータが所定の第1の操作を行った場合に送信デー
タの蓄積および同報送信を行う。
【0016】また請求項3記載のデータ通信装置では、
複数の宛先が設定されているときに、その旨をオペレー
タに明示し、それに対してオペレータが所定の第1の操
作を予め決められた一定時間行わなかった場合には、デ
ータ送信を行わずに登録宛先を消去する。
【0017】また請求項4記載のデータ通信装置では、
複数の宛先が設定されているときに、その旨をオペレー
タに明示し、それに対してオペレータが所定の第2の操
作を行った場合には、データ送信を行わずに登録宛先を
消去する。
【0018】また請求項5記載のデータ通信装置では、
複数の宛先が設定されているときに、その旨をオペレー
タに明示し、それに対してオペレータが所定の第1の操
作を予め決められた一定時間行わなかった場合には、デ
ータ送信を行わずに送信データを消去する。
【0019】また請求項6記載のデータ通信装置では、
複数の宛先が設定されているときに、その旨をオペレー
タに明示し、それに対してオペレータが所定の第2の操
作を行った場合には、データ送信を行わずに送信データ
を消去する。
【0020】また請求項7記載のデータ通信装置では、
特に、画像データの通信を行うファクシミリ装置におい
て、上述した請求項1〜6記載のデータ通信装置の機能
を実現する。
【0021】
【発明の実施の形態および実施例】以下、図面を参照し
て本発明の実施例を説明する。ここでは特に、データ通
信装置として、画像データの通信を行うファクシミリ装
置を例として本発明を説明する。
【0022】図1は、本発明の実施例に係るファクシミ
リ装置の構成を示すブロック図である。
【0023】同図において、CPU101はシステム制
御部であり、装置全体を制御する。ROM102は、C
PU101の制御プログラムを格納するものである。R
AM103はSRAM等で構成され、プログラム制御変
数等を格納するためのものである。また、オペレータが
登録した送信宛先や各種設定値、装置の管理データ類、
各種ワーク用バッファもRAMに格納されるものであ
る。蓄積メモリ104はDRAM等で構成され、画像デ
ータを蓄積するものである。
【0024】外部表示部105は、LCD、LED等で
ユーザに表示通知するためのものである。スピーカ10
6は、音声によってユーザに通知、警告をしたり、通信
回線110を通して送受している信号音をモニタしたり
するものである。MODEM107は、ファクシミリの
送受信信号の変復調を行うものであり、NCU108
は、選択信号(ダイヤルパルスまたはトーンダイヤラ)
を回線制御部109を介して通信回線110に送出する
機能を有し、呼び出し音の検出による自動着信動作も行
う。
【0025】画像処理部111は、読み取られた画像デ
ータに補正処理を施して高精細な画像データを出力する
ものである。スキャナ112は、CSイメージセンサ、
原稿搬送機構等で構成され、原稿を光学的に読み取って
電気的な画像データに変換するものである。
【0026】操作部113は、キーボード、タッチパネ
ル等で構成され、オペレータが各種入力操作を行うため
のものである。プリンタフォーマッタ114は、ワーク
ステーション等からのファイルデータのプリントを行う
際に、プリンタ記述言語を解析し、画像データに変換す
るものである。プリンタ115は、受信画像やファイル
データを記録紙に記録する装置である。
【0027】図2は、本発明の実施例に係るファクシミ
リ装置の動作の一例を示すフローチャートである。
【0028】オペレータが本実施例におけるファクシミ
リ装置を用いて画像送信を行う場合、初期状態から、ま
ず操作部113を操作して、画像の送信宛先を設定す
る。ここでは複数の送信宛先を設定することができ、設
定した送信宛先はRAM103に格納される。
【0029】なお、テンキーの操作によって直接ダイヤ
ル番号を入力する場合に加えて、短縮ダイヤルやワンタ
ッチダイヤルを利用して宛先を設定する場合、さらには
予め登録しておいた同報グループを指定して宛先を設定
する場合も含まれる。
【0030】そして、オペレータは1つ以上の宛先を設
定後、スキャナ112に送信画像をセットし、操作部1
13を操作することで装置に対し送信要求を行う(S2
01)。
【0031】送信要求が発生した(S201)後、RA
M103に格納された送信宛先数が2つ以上あるかどう
かを判断する(S202)。宛先数が2つ以上でないと
判断された場合、すなわち宛先が1つである場合は、画
像送信(S205)に移行する。
【0032】ここでいう画像送信とは、発呼、画像デー
タ送信、回線解放等の一連の動作を意味する。画像送信
を行う時点で送信画像データが蓄積メモリ104にない
場合には、画像データの読み取り動作も画像送信S20
5に含むものとする。また、タイマ送信機能等のよう
に、所定の時刻になるまで、または、所定時間が経過す
るまで画像送信S205の動作を行わない状況もありう
る。
【0033】S202において、宛先数が2つ以上であ
ると判断された場合は、外部表示部105に、『同報送
信を行いますか?』または『宛先数=3』といった同報
送信を行う意味のメッセージを表示する(S203)。
これに対し、60秒以内に操作部113上の『はい』キ
ーが押下(第1の操作)された場合(S204)は、画
像送信(S205)に移行し、2つ以上の宛先に同一の
画像を送る同報送信を行う。
【0034】また、S203のメッセージ表示に対し
て、操作部113上の『いいえ』キーが押下(第2の操
作)された場合(S206)には、RAM103内に格
納された送信宛先を消去し(S208)、終了する。ま
た、『はい』キー、『いいえ』キーのいずれのキーも押
下されないまま60秒が経過した場合には、RAM10
3内に格納された送信宛先を消去し(S208)、終了
する。
【0035】なお、ここでは宛先を設定してからスキャ
ナ112に送信画像をセットする例を挙げたが、スキャ
ナ112に送信画像をセットしてから宛先を設定しても
よいし、場合によっては、スキャナ112を通して送信
画像を読み込ませてから宛先を設定してもよい。
【0036】S206において『いいえ』キーが押下さ
れたと判断された場合、または、S207において60
秒が経過したと判断された場合に、すでに送信画像が画
像メモリ104内にあったときには、S208でRAM
103内の宛先をクリアするとともに、蓄積メモリ10
4内の蓄積画像データをクリアし、終了する。
【0037】図3(A)(B)は、宛先数が1つの場合
と複数の場合の表示内容の違いを示す説明図である。本
図において、枠内が外部表示部105の表示内容であ
る。
【0038】図3(A)は宛先が1つの場合の表示例を
示している。図示のように、宛先1の入力があると、こ
れを表示し、スタートボタンの押下に応じて、そのまま
の表示で送信を開始する。
【0039】一方、図3(B)は宛先が複数の場合の表
示例を示している。図示のように、宛先1の入力がある
と、これを表示し、次いで宛先2の入力があると、これ
を表示する。そして、スタートボタンの押下に応じて、
「同報送信しますか?」のメッセージを表示し、『は
い』キー(YESのボタン)が押下されると、送信を開
始し、『いいえ』キー(NOのボタン)が押下される
と、送信を中止する。
【0040】また、本実施例では『はい』キー、『いい
え』キーを、それぞれ同報送信を行うことを承認するキ
ー、同報送信を行うことを拒否するキーとして用いた
が、『はい』キーに相当するキーとして、たとえばスタ
ートキー(図3(B)の例では2度目の押下)やセット
キー等を用いてもよいし、『いいえ』キーに相当するキ
ーとしてストップキーやクリアキー、リセットキー等を
用いてもよい。
【0041】以上説明したように、ファクシミリ装置に
おける本発明の実施例では、宛先数が2つ以上の場合
は、同報送信をしてもよいかどうかをオペレータに判断
させるオペレーションを設けることで、誤って同報送信
を行うことのないようにしている。同報送信の操作の簡
易性も失われていない。
【0042】なお、以上のような動作は、CPU101
がROM102やRAM103等に記憶したプログラム
に基づいて実行するものであるが、本発明は、このよう
なプログラムをフロッピディスクやハードディスク、あ
るいは光ディスクや光磁気ディスク、あるいはCD−R
OMやメモリカード等の各種外部記憶媒体に格納し、こ
れを専用の読取装置によってファクシミリ装置内に取り
込み、これをCPU101で実行するようにしてもよ
い。
【0043】また、以上の実施例では、スタンドアロー
ンタイプのファクシミリ装置を例に説明したが、本発明
はこれに限らず、例えばコピー機能や電子ファイル機
能、さらにはデータ処理機能を通信機能と複合させた総
合的なデータ処理システムにおけるデータ通信制御に適
用し得るものである。また、読取回路や記録回路と分離
された通信装置やファクシミリ以外のデータを同報送信
するデータ通信装置においても同様に適用し得るもので
ある。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の宛先が設定された場合に、オペレータに確認を促
すことにより、誤って同報送信を行うことを未然に防止
することができ、オペレータの意に反して無関係の相手
に通信してしまうという問題も解消できる。また、無駄
な通信費用や装置の不必要な動作を最小限に抑えること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるファクシミリ装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】上記実施例によるファクシミリ装置の動作を示
すフローチャートである。
【図3】上記実施例による宛先数が1つの場合と複数の
場合の表示内容の違いを示す説明図である。
【符号の説明】
101…CPU、 102…ROM、 103…RAM、 104…蓄積メモリ、 105…外部表示部、 106…スピーカ、 107…MODEM、 108…NCU、 109…回線制御部、 110…通信回線、 111…画像処理部、 112…スキャナ、 113…操作部、 114…プリンタフォーマッタ、 115…プリンタ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オペレータが装置を操作するための操作
    手段と;オペレータに装置の状態を示すための表示手段
    と;送信するデータを蓄積するためのデータ蓄積手段
    と;1つ以上の送信宛先を登録するための宛先記憶手段
    と;オペレータによる前記操作手段の操作によって前記
    宛先記憶手段に1つ以上の送信宛先を登録するための宛
    先設定手段と;前記宛先記憶手段に登録された宛先数を
    判断する宛先数判断手段と;前記データ蓄積手段に蓄積
    されたデータを前記宛先記憶手段に登録された1つ以上
    の宛先に送信する送信手段と;前記宛先数判断手段によ
    って2つ以上の宛先が登録されていると判断された場合
    に、前記送信手段からデータを送信する前に、前記表示
    手段に宛先数が2つ以上である旨を表示する表示制御手
    段と;を有し、 前記表示制御手段が表示手段に宛先数が2つ以上である
    旨を表示した後、オペレータによって前記操作手段に対
    して所定の第1の操作がなされた場合、前記送信手段が
    前記宛先記憶手段に登録された2つ以上の宛先に、前記
    データ蓄積手段に蓄積されたデータを同報送信すること
    を特徴とするデータ通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記表示制御手段が表示手段に宛先数が2つ以上である
    旨を表示した後、オペレータによって前記操作手段に対
    して所定の第1の操作がなされた場合、その後、前記デ
    ータ蓄積手段が送信データの蓄積を開始することを特徴
    とするデータ通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記表示制御手段が表示手段に宛先数が2つ以上である
    旨を表示した後、オペレータによって前記操作手段に対
    して所定の第1の操作がなされないまま、一定の時間が
    経過した場合には、データの送信を行わず、前記宛先記
    憶手段に登録された宛先を消去することを特徴とするデ
    ータ通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において、 前記表示制御手段が表示手段に宛先数が2つ以上である
    旨を表示した後、オペレータによって前記操作手段に対
    して所定の第2の操作がなされた場合には、データの送
    信を行わず、前記宛先記憶手段に登録された宛先を消去
    することを特徴とするデータ通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、3、4のいずれか1項におい
    て、 前記表示制御手段が表示手段に宛先数が2つ以上である
    旨を表示した後、オペレータによって前記操作手段に対
    して所定の第1の操作がなされないまま、一定の時間が
    経過した場合には、データの送信を行わず、前記データ
    蓄積手段に蓄積された送信データを消去することを特徴
    とするデータ通信装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、3、4のいずれか1項におい
    て、 前記表示制御手段が表示手段に宛先数が2つ以上である
    旨を表示した後、オペレータによって前記操作手段に対
    して所定の第2の操作がなされた場合には、データの送
    信を行わず、前記データ蓄積手段に蓄積された送信デー
    タを消去することを特徴とするデータ通信装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項において、 前記データは画像データであり、前記データ通信装置は
    ファクシミリ装置であることを特徴とするデータ通信装
    置。
  8. 【請求項8】 オペレータが装置を操作するための操作
    ステップと;表示手段に装置の状態を表示するための表
    示ステップと;送信するデータをデータ蓄積手段に蓄積
    するためのデータ蓄積ステップと;1つ以上の送信宛先
    を宛先記憶手段に登録するための宛先設定ステップと;
    前記宛先記憶手段に登録された宛先数を判断する宛先数
    判断ステップと;前記データ蓄積手段に蓄積されたデー
    タを前記宛先記憶手段に登録された1つ以上の宛先に送
    信する送信ステップと;前記宛先数判断ステップによっ
    て2つ以上の宛先が登録されていると判断された場合
    に、前記送信ステップからデータを送信する前に、前記
    表示手段に宛先数が2つ以上である旨を表示する表示制
    御ステップと;を有し、 前記表示手段に宛先数が2つ以上である旨を表示した
    後、前記操作ステップによって所定の第1の操作がなさ
    れた場合、前記送信ステップが前記宛先記憶手段に登録
    された2つ以上の宛先に、前記データ蓄積手段に蓄積さ
    れたデータを同報送信することを特徴とするデータ通信
    方法。
  9. 【請求項9】 データ通信装置を制御するためのプログ
    ラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体におい
    て、 オペレータが装置を操作するための操作ステップと;表
    示手段に装置の状態を表示するための表示ステップと;
    送信するデータをデータ蓄積手段に蓄積するためのデー
    タ蓄積ステップと;1つ以上の送信宛先を宛先記憶手段
    に登録するための宛先設定ステップと;前記宛先記憶手
    段に登録された宛先数を判断する宛先数判断ステップ
    と;前記データ蓄積手段に蓄積されたデータを前記宛先
    記憶手段に登録された1つ以上の宛先に送信する送信ス
    テップと;前記宛先数判断ステップによって2つ以上の
    宛先が登録されていると判断された場合に、前記送信ス
    テップからデータを送信する前に、前記表示手段に宛先
    数が2つ以上である旨を表示する表示制御ステップと;
    を有し、 前記表示手段に宛先数が2つ以上である旨を表示した
    後、前記操作ステップによって所定の第1の操作がなさ
    れた場合、前記送信ステップが前記宛先記憶手段に登録
    された2つ以上の宛先に、前記データ蓄積手段に蓄積さ
    れたデータを同報送信するように制御するためのプログ
    ラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読取可能
    な記憶媒体。
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JP2015226269A (ja) * 2014-05-29 2015-12-14 コニカミノルタ株式会社 画像送信装置およびプログラム

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