JPH11224751A - 電源タップ - Google Patents

電源タップ

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JPH11224751A
JPH11224751A JP2580198A JP2580198A JPH11224751A JP H11224751 A JPH11224751 A JP H11224751A JP 2580198 A JP2580198 A JP 2580198A JP 2580198 A JP2580198 A JP 2580198A JP H11224751 A JPH11224751 A JP H11224751A
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Atsushi Kawai
淳 河合
Nobuyuki Shibue
伸之 渋江
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】器体の幅寸法を小さくでき収納性が向上する電
源タップを提供する。 【解決手段】ボディ2とカバー3で構成される器体1内
に主負荷用コンセント20と従負荷用コンセント30が
納装される。カバー3の主負荷用コンセント20及び回
路基板411 ,412 に対向する部位には、他の部位よ
りも前面側へ突出する突台部9が設けてあり、ボディ2
の回路基板固定部5に起立状態で固定されている回路基
板411 ,412 が突台部9の内側に収納されることに
なる。そのため、従来例に比較して器体1の幅寸法を小
さくすることが可能となり、しかも従負荷用コンセント
30の部分は薄くできて収納性を向上することができ
る。また、幅寸法が小さくできることから、器体1全体
を長尺の長方形とし、各栓刃挿入口22,32が一列に
並んだ、いわゆるライン型の電源タップを実現すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主負荷に給電する
主負荷用コンセントと、主負荷への給電が行われている
間にのみ従負荷に給電する従負荷用コンセントとを備え
た電源タップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、主負荷に給電する主負荷用コ
ンセントと、主負荷への給電が行われている間にのみ従
負荷に給電する従負荷用コンセントとを備えた電源タッ
プが提供されている(例えば、特開平4−223078
号公報等参照)。この種の電源タップは、コンピュー
タ、オーディオシステム、ビデオシステムなどのよう
に、主機器と、主機器に従属した周辺機器とにより構成
されたシステムに給電するような場合に用いられるもの
である。すなわち、主機器に給電されているときにのみ
周辺機器に給電されるようにして、主機器の電源の入切
を操作するだけで、システム全体の電源の入切ができる
ようにするものである。
【0003】この目的を達成するために、主負荷用コン
セントは商用電源に直接に接続され、従負荷用コンセン
トは電磁リレーの開閉接点を介して商用電源に接続され
る。電磁リレーは、商用電源から主負荷用コンセントに
至る通電経路の電流を検出する変流器の出力に応じて駆
動される。すなわち、主負荷がオンになって上記通電経
路に所定値以上の電流が流れると電磁リレーが駆動され
て開閉接点がオンになるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に変流器や電磁リレーなどを具備して商用電源と主負荷
用コンセントとの間を流れる電流を感知すると電磁リレ
ーを駆動して開閉接点をオンオフする電流感知回路は、
その回路部品がプリント基板から成る回路基板に実装さ
れて器体内に納装される。この回路基板には変流器や電
磁リレーのように比較的に大型の回路部品が実装されて
いるので、回路基板を納装する器体もそれに応じて幅広
に形成され、そのために電源タップの収納性に不具合が
生じ易いという問題がある(第1の問題点)。
【0005】また、従来は一般的に回路基板を器体にね
じ止めして固定しており、部品点数や生産性の面で不利
となるという問題がある(第2の問題点)。一方、近年
では各種電気機器において電源アダプタ(所謂ACアダ
プタ)が用いられており、電源アダプタにはハウジング
から栓刃が直接突設されているものが多い。この種の電
源アダプタを従来より提供されている電源タップに接続
した場合に、従来の電源タップでは電源アダプタのハウ
ジングとの接触面積を大きくとることができないもので
あるから、電源アダプタの自重で栓刃が抜け易く、栓刃
が充分に差し込まれないことによって発熱量が増加した
り、栓刃の一部が露出して異物との接触による短絡が生
じ易いという問題や、電源アダプタのハウジングが他の
栓刃挿入口を塞いでしまうという問題がある(第3の問
題点)。
【0006】請求項1の発明は上記第1の問題点に鑑み
て為されたものであり、その目的とするところは、器体
の幅寸法を小さくできて収納性が向上する電源タップを
提供することにある。また、請求項2の発明は上記第2
の問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とする
ところは、ねじなどの取付部品を用いずに回路基板を器
体内に固定できて部品点数の削減並びに生産性の向上が
図れる電源タップを提供することにある。
【0007】さらに、請求項3の発明は上記第3の問題
点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところ
は、電源アダプタの接続に適した電源タップを提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、商用電源に接続された主負荷用
コンセントと、商用電源に開閉接点を介して接続された
1乃至複数の従負荷用コンセントと、商用電源と主負荷
用コンセントとの間を流れる電流を感知すると開閉接点
を開閉駆動して商用電源から従負荷用コンセントへの給
電を可能とする電流感知回路と、この電流感知回路を構
成する回路部品が少なくとも実装された1乃至複数の回
路基板とを器体内に納装して成り、他の部位よりも前面
側へ突出する突台部を器体に設けるとともに、この突台
部内に回路基板の少なくとも一部を収納して成ることを
特徴とし、従来例に比較して器体の幅寸法を小さくする
ことが可能となって収納性を向上することができる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、器体の突台部が設けられた部位の幅方向両端近傍に
回路基板が起立状態で固定される回路基板固定部を設け
たことを特徴とし、回路基板を固定するのにねじなどの
取付部品が不要となって部品点数の削減並びに生産性の
向上が図れる。請求項3の発明は、請求項1又は2の発
明において、コンセントに差し込まれる栓刃がハウジン
グに突設されて成る電源アダプタの該ハウジングの一面
に面接触するアダプタ載置台を器体の前面に形成したこ
とを特徴とし、アダプタ載置台によって電源アダプタと
の接触面積を比較的に大きくとって電源アダプタをぐら
つきなく安定して保持することができ、しかも、電源ア
ダプタのハウジングで他のコンセントが塞がれることも
なく使い勝手がよくなる。
【0010】請求項4の発明は、請求項1又は2又は3
の発明において、器体の背面にマグネットを配設して成
ることを特徴とし、マグネットを金属製の机やキャビネ
ットなどに吸着させることで電源タップを床以外に容易
に設置でき、電源タップが床に転がって邪魔になるよう
なことがなくなる。請求項5の発明は、請求項1〜4の
何れかの発明において、本体前面に栓刃挿入口を有し本
体内部に栓刃を受ける刃受け部材及び刃受け部材と導通
する端子板が内装され端子板の少なくとも一部を本体外
に露出させて成る主負荷用コンセント並びに従負荷用コ
ンセントを、一面が開口するボディ及びボディの開口側
に覆着されるカバーで構成した器体内に納装し、主負荷
用コンセント及び従負荷用コンセントの栓刃挿入口を含
む前面の一部を露出させる露出窓をカバーの前面に設け
るとともに、主負荷用コンセントの一部が露出する露出
窓を含めたカバーの部位に突台部を設けたことを特徴と
し、刃受け部材及び端子板がコンセントの本体に内装さ
れるから、器体とともに二重に絶縁することになって安
全性の向上が図れる。しかも、主負荷用コンセントや従
負荷用コンセントをユニット化してボディとカバーから
構成される器体内に収納するために組立が容易になって
生産性が向上できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
〜図9を参照して詳細に説明する。図8は本実施形態を
示す回路図であり、商用電源に接続されるプラグPに、
主負荷用コンセント20が接続されるとともに、電磁リ
レーRyのリレー接点(開閉接点)rを介して従負荷用
コンセント30が接続される。プラグPと主負荷用コン
セント20との間の通電経路には、主負荷用コンセント
20への電流を検出する変流器CTが挿入される。ま
た、プラグPの両給電極間には、サージ吸収素子ZN
R、抵抗R1 、コンデンサC3 及びダイオードブリッジ
DBの交流入力端が並列に接続される。
【0012】変流器CTの出力により、リレー駆動回路
DRを介して電磁リレーRyが駆動される。すなわち、
リレー駆動回路DRでは、変流器CTの出力を増幅回路
AMPで増幅した後、積分回路INTを通して平均化す
る。積分回路INTの出力は、コンパレータCPによっ
て基準電圧と比較され、積分回路INTの出力レベルが
基準電圧以上であると、電磁リレーRyのコイルに直列
接続されたサイリスタSCRをターンオンして、リレー
接点rを閉じる(オンする)のである。コンパレータC
Pの基準電圧は、上記ダイオードブリッジDBの出力を
コンデンサC2で平滑した後、ツェナーダイオードZD
で安定化することにより得られる。而して、変流器C
T、リレー駆動回路DR、電磁リレーRy等で電流感知
回路が構成されており、電流感知回路を構成する各回路
部品が図1に示すように2枚の回路基板411 ,412
に振り分けて実装される。
【0013】ところで、電磁リレーRyのリレー接点r
がオンになるのに必要な負荷電流(商用電源と主負荷用
コンセント20との間に流れる電流)の大きさは、変流
器CTの巻数比、増幅回路AMPの増幅率、コンパレー
タCPの基準電圧などによって決定される。而して本実
施形態では、増幅回路AMPの増幅率を切り換えるスイ
ッチSWが設けてあり、このスイッチSWにより増幅率
を下げて低感度に設定しておけば、主負荷用コンセント
20に接続される主負荷のオフ時に微小な負荷電流を流
し続けるような場合に対応でき、反対に増幅率を上げて
高感度に設定しておけば、負荷電流が微小な主負荷に対
応できるのである。なお、このスイッチSWは、後述す
るように回路基板411 に実装されており、器体1を組
み立てる際に低感度か高感度かに切り換えて設定され
る。但し、ユーザが使用状況に応じて器体1を開けてス
イッチSWを切り換えることも可能である。また、スイ
ッチSWの操作つまみを器体1の外から操作可能な構造
としてもよい。
【0014】上述のような回路構成を有する電源タップ
は、図1及び図2に示すように、組立ねじ(図示せず)
により結合されるボディ2とカバー3とから成る器体
(ケース)1に納装される。主負荷用コンセント20及
び従負荷用コンセント30は、それぞれ独立したケース
(本体)21,31を備えている。図4及び図5に示す
ように、主負荷用コンセント20のケース21は、一面
が開口する箱形に形成されたボディ21aと、ボディ2
1aの開口面側に覆着されるカバー21bとで構成さ
れ、ボディ21a並びにカバー21bの側面に各々突設
されたボス部21c,21cの貫通孔21dに挿通した
かしめ鋲24をかしめて結合される。また、主負荷用コ
ンセント20は主負荷のみに給電するのであるから、カ
バー21bに突設されたボス部21eの前面に一対の栓
刃挿入口22が1組だけ設けられる。ボディ21aの内
部には絶縁壁23aで仕切られた2つの収納凹所23,
23が設けてあり、各収納凹所23,23内に、栓刃を
受ける刃受け部材としての刃受けばね25をかしめ鋲2
7にて端子板26,26にかしめ固定したものが収納さ
れる。本実施形態においては、板状の栓刃に一般に設け
られている孔を利用して栓刃の抜け止めを行う形式のい
わゆる抜止形の機構を採用している。例えば、主負荷の
電源プラグの栓刃を栓刃挿入口22に挿入するものとす
れば、栓刃の挿入後に栓刃挿入口22の開口面に沿って
電源プラグを回転させると栓刃に設けた孔が刃受けばね
25に設けた抜止突起25aに係合して栓刃の抜け止め
がなされるものである。このように栓刃の抜け止めを行
うために栓刃挿入口22は弧状に形成されている。
【0015】各刃受けばね25は、一対のばね片25b
の一端部間を連結片25cを介して連続一体的に結合し
た形状を有し、両ばね片25bは栓刃を保持できる程度
に互いに近接して配置される(通常は互いに接触す
る)。また、両ばね片25bは栓刃挿入口22の開口面
に沿って弧状に湾曲し、一方のばね片25bに他方のば
ね片25bに向かう抜止突起25aが突設される。従っ
て、栓刃を両ばね片25bの間に挿入し、栓刃の孔を抜
止突起25aに一致させるように回転させると、栓刃の
孔が抜止突起25aに係合して栓刃の抜け止めがなされ
るのである。
【0016】また、略L形に折曲形成された端子板26
の一端には、図5に示すようにケース21外へ突出する
端子部26aが一体に突設されており、端子部26aに
穿孔された孔26bに電線42の芯線が挿入され且つ半
田付けなどの適宜の方法で接続される。なお、26cは
かしめ固定された刃受けばね25を支持する支持片であ
る。
【0017】一方、図6に示すように、従負荷用コンセ
ント30のケース31は、一面が開口する箱形に形成さ
れたボディ31aと、ボディ31aの開口面側に覆着さ
れるカバー31bとをかしめ鋲34により結合すること
で形成される。かしめ鋲34はボディ31a内に立設さ
れたボス31cの貫通孔31dからカバー31bに形成
されたかしめ接続孔31fに挿通されてかしめられる。
カバー31bの前面には器体1を構成するカバー3に設
けた露出窓4に挿入される4個のボス部31eが長手方
向に沿って一列に列設されており、各ボス部31eには
各々一対の栓刃挿入口32が開口させてある。ボディ3
1aの内部は長手方向に沿った絶縁壁33aで仕切られ
た2つの収納凹所33,33が設けてあり、各収納凹所
33,33内に、4つの刃受けばね35が帯板状の端子
板36に略等間隔に一体形成された刃受けばねブロック
Bが収納される。各刃受けばね35は、端子板36の幅
方向両端縁から一対のばね片35bが突設された形状を
有し、両ばね片35bは栓刃を保持できる程度に互いに
近接して配置される(通常は互いに接触する)。また、
両ばね片35bは栓刃挿入口32の開口面に沿って弧状
に湾曲し、一方のばね片35bに他方のばね片35bに
向かう抜止突起35aが突設される。従って、主負荷用
コンセント20と同様に、栓刃を両ばね片35bの間に
挿入し、栓刃の孔を抜止突起35aに一致させるように
回転させると、栓刃の孔が抜止突起35aに係合して栓
刃の抜け止めがなされるのである。
【0018】また、端子板36の両端部は略L形に折曲
されており、その片方の先端部が端子部36aとしてケ
ース31外に突出させてある。ケース31外に突出する
端子部36aには、電線42の芯線が挿入される孔36
bが穿孔されており、この孔36bに挿入された電線4
2の芯線が半田付けなどの適宜の方法で端子部36aに
接続される。
【0019】このように主負荷用コンセント20及び従
負荷用コンセント30を電源タップの器体1とは別体の
ケース21,31を有するようにユニット化することに
より、器体1とともに二重に絶縁することになって安全
性の向上が図れるとともに、ボディ2とカバー3から構
成される器体1内に収納する組立が容易になって生産性
が向上できるという利点がある。
【0020】上述のように構成される主負荷用コンセン
ト20、従負荷用コンセント30、並びに電磁リレーR
yや変流器CT等の回路部品が実装された2枚の回路基
板411 ,412 がボディ2とカバー3から成る器体1
内に納装される。また、ボディ2及びカバー3の一方の
端壁には、先端にプラグPを備えた電源コード6を導入
するための切欠7が設けてあり、この切欠7と対向する
位置に端壁との間で隙間を空けて壁部8がボディ2及び
カバー3の底面より立設されている。而して、ボディ2
の端壁と壁部8との隙間に、電源コード6の外周部分に
設けた平板状のブッシング6aを収納してボディ2及び
カバー3の端壁と壁部8とで電源コード6を保持するよ
うにしてある(図2参照)。
【0021】ボディ2の一端側底面には、主負荷用コン
セント20が載置されるリブ2aが突設されている。ま
た、ボディ2の他端側から中央にかけての底面には、従
負荷用コンセント30が載置されるリブ2bが突設され
ている。なお、2cはボディ2とカバー3を結合するた
めの組立ねじが挿通されるボスである。ここで、2枚の
回路基板411 ,412 は、ボディ2の長手方向におけ
る主負荷用コンセント20と従負荷用コンセント30の
間に配置される。すなわち、ボディ2の幅方向両端近傍
に溝5aを有するリブ状の回路基板固定部5が突設され
ており、図1及び図2に示すように起立させた状態の回
路基板411 ,412 の端部を回路基板固定部5の溝5
aに挿入することで、ねじのような取付部材を用いずに
回路基板411 ,412 をボディ2に固定することがで
き、部品点数の削減と生産性の向上が図れるものであ
る。
【0022】ところで、カバー3の主負荷用コンセント
20及び回路基板411 ,412 に対向する部位には、
他の部位(従負荷用コンセント30に対向する部位)よ
りも前面側へ突出する突台部9が設けてあり、ボディ2
の回路基板固定部5に起立状態で固定されている回路基
板411 ,412 が突台部9の内側に収納されることに
なる。而して、カバー3に突台部9を設けて回路基板4
1 ,412 の収納スペースを確保したことにより、従
来例に比較して器体1の幅寸法を小さくすることが可能
となり、しかも従負荷用コンセント30の部分は薄くで
きて収納性を向上することができるという利点がある。
また、幅寸法が小さくできることから、本実施形態のよ
うに器体1全体を長尺の長方形とし、主負荷用コンセン
ト20及び従負荷用コンセント30の各栓刃挿入口2
2,32が一列に並んだ、いわゆるライン型の電源タッ
プを実現することができる。
【0023】この突台部9には主負荷用コンセント20
のボス部21eが挿入される露出窓41 が設けられ、露
出窓41 の周囲を含む突台部9の前面が略平坦に形成さ
れている。また、突台部9の器体1の長手方向内側の側
面がテーパ面となっており、これに合わせて回路基板4
1 ,412 の端部も斜めにカットされている。なお、
主負荷用コンセント20、従負荷用コンセント30、回
路基板411 ,412の間を接続する電線42は、図2
に示すように従負荷用コンセント30とボディ1の側壁
との間の隙間等に収納される。
【0024】またボディ2の背面側には、図7に示すよ
うに、例えば金属製の机やキャビネットなどに吸着する
マグネット10を収納するマグネット収納凹所11が長
手方向両端部に設けてある。このマグネット10は、断
面略U形の外周枠10bに永久磁石10aを固定して構
成されている。また、マグネット10の外周枠10bの
一端側に係止爪10cが突設されるとともに、マグネッ
ト収納凹所11内の片壁側に上記係止爪10cが係合可
能なフック(図示せず)が設けてある。而して、マグネ
ット収納凹所11内にマグネット10を押し込むと、フ
ックにマグネット10の係止爪10cが引っ掛かり、抜
け止めされることによってマグネット10をワンタッチ
で係止でき、このマグネット10を例えば金属製の机や
キャビネット等の金属面に吸着させることで、電源タッ
プを床以外の場所に容易に配置することができ、電源タ
ップが床に転がって邪魔にならないようにできるもので
ある。
【0025】ところで、カバー3の突台部9と反対側に
設けられた露出窓45 の周囲には、図9(a)に示すよ
うな電源アダプタ50のハウジング51の一面に当接可
能なアダプタ載置台12がカバー3の前面に突設されて
いる。電源アダプタ50は商用電源から供給される交流
を直流に変換するものであって、ハウジング51の一面
から一対の栓刃52が突設されるとともに他の面に商用
電源に接続するための電源コード53が設けてある。
【0026】而して、この電源アダプタ50のハウジン
グ51を上記アダプタ載置台12に載置した状態で栓刃
52を栓刃挿入口32に差し込んでハウジング51を回
転させることにより、電源アダプタ50を電源タップに
機械的及び電気的に接続することができる。しかも、ア
ダプタ載置台12は、前面が平坦に形成されているた
め、図9(b)に示すように接続された電源アダプタ5
0と器体1との接触面積が大きく、電源アダプタ50の
ぐらつきを防止することができるとともに、電源アダプ
タ50のハウジング51で他の栓刃挿入口32が塞がれ
てしまうようなこともないものである。なお、本実施形
態においては、突台部9の前面を平坦面としているの
で、上記電源アダプタ50を主負荷用コンセント20に
接続した場合においても突台部9の前面に電源アダプタ
50が載置されることとなり、電源アダプタ50と器体
1との接触面積が大きくなって電源アダプタ50のぐら
つきを防止することができ且つ他の栓刃挿入口32が塞
がれてしまうこともないものである。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明は、商用電源に接続され
た主負荷用コンセントと、商用電源に開閉接点を介して
接続された1乃至複数の従負荷用コンセントと、商用電
源と主負荷用コンセントとの間を流れる電流を感知する
と開閉接点を開閉駆動して商用電源から従負荷用コンセ
ントへの給電を可能とする電流感知回路と、この電流感
知回路を構成する回路部品が少なくとも実装された1乃
至複数の回路基板とを器体内に納装して成り、他の部位
よりも前面側へ突出する突台部を器体に設けるととも
に、この突台部内に回路基板の少なくとも一部を収納し
て成るので、従来例に比較して器体の幅寸法を小さくす
ることが可能となって収納性を向上することができると
いう効果がある。
【0028】請求項2の発明は、器体の突台部が設けら
れた部位の幅方向両端近傍に回路基板が起立状態で固定
される回路基板固定部を設けたので、回路基板を固定す
るのにねじなどの取付部品が不要となって部品点数の削
減並びに生産性の向上が図れるという効果がある。請求
項3の発明は、コンセントに差し込まれる栓刃がハウジ
ングに突設されて成る電源アダプタの該ハウジングの一
面に面接触するアダプタ載置台を器体の前面に形成した
ので、アダプタ載置台によって電源アダプタとの接触面
積を比較的に大きくとって電源アダプタをぐらつきなく
安定して保持することができ、しかも、電源アダプタの
ハウジングで他のコンセントが塞がれることもなく使い
勝手がよくなるという効果がある。
【0029】請求項4の発明は、器体の背面にマグネッ
トを配設して成るので、マグネットを金属製の机やキャ
ビネットなどに吸着させることで電源タップを床以外に
容易に設置でき、電源タップが床に転がって邪魔になる
ようなことがなくなるという効果がある。請求項5の発
明は、本体前面に栓刃挿入口を有し本体内部に栓刃を受
ける刃受け部材及び刃受け部材と導通する端子板が内装
され端子板の少なくとも一部を本体外に露出させて成る
主負荷用コンセント並びに従負荷用コンセントを、一面
が開口するボディ及びボディの開口側に覆着されるカバ
ーで構成した器体内に納装し、主負荷用コンセント及び
従負荷用コンセントの栓刃挿入口を含む前面の一部を露
出させる露出窓をカバーの前面に設けるとともに、主負
荷用コンセントの一部が露出する露出窓を含めたカバー
の部位に突台部を設けたので、刃受け部材及び端子板が
コンセントの本体に内装されるから、器体とともに二重
に絶縁することになって安全性の向上が図れるという効
果がある。しかも、主負荷用コンセントや従負荷用コン
セントをユニット化してボディとカバーから構成される
器体内に収納するために組立が容易になって生産性が向
上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】同上のカバーを開けた状態の斜視図である。
【図3】同上の斜視図である。
【図4】主負荷用コンセントの分解斜視図である。
【図5】主負荷用コンセントの斜視図である。
【図6】従負荷用コンセントの分解斜視図である。
【図7】同上の背面側から見た分解斜視図である。
【図8】同上の回路構成図である。
【図9】(a)は同上に接続される電源アダプタの斜視
図、(b)は電源アダプタの取付状態の説明図である。
【符号の説明】
1 器体 2 ボディ 3 カバー 5 回路基板固定部 9 突台部 20 主負荷用コンセント 22 栓刃挿入口 30 従負荷用コンセント 32 栓刃挿入口 411 ,412 回路基板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源に接続された主負荷用コンセン
    トと、商用電源に開閉接点を介して接続された1乃至複
    数の従負荷用コンセントと、商用電源と主負荷用コンセ
    ントとの間を流れる電流を感知すると開閉接点を開閉駆
    動して商用電源から従負荷用コンセントへの給電を可能
    とする電流感知回路と、この電流感知回路を構成する回
    路部品が少なくとも実装された1乃至複数の回路基板と
    を器体内に納装して成り、他の部位よりも前面側へ突出
    する突台部を器体に設けるとともに、この突台部内に回
    路基板の少なくとも一部を収納して成ることを特徴とす
    る電源タップ。
  2. 【請求項2】 器体の突台部が設けられた部位の幅方向
    両端近傍に回路基板が起立状態で固定される回路基板固
    定部を設けたことを特徴とする請求項1記載の電源タッ
    プ。
  3. 【請求項3】 コンセントに差し込まれる栓刃がハウジ
    ングに突設されて成る電源アダプタの該ハウジングの一
    面に面接触するアダプタ載置台を器体の前面に形成した
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の電源タップ。
  4. 【請求項4】 器体の背面にマグネットを配設して成る
    ことを特徴とする請求項1又は2又は3記載の電源タッ
    プ。
  5. 【請求項5】 本体前面に栓刃挿入口を有し本体内部に
    栓刃を受ける刃受け部材及び刃受け部材と導通する端子
    板が内装され端子板の少なくとも一部を本体外に露出さ
    せて成る主負荷用コンセント並びに従負荷用コンセント
    を、一面が開口するボディ及びボディの開口側に覆着さ
    れるカバーで構成した器体内に納装し、主負荷用コンセ
    ント及び従負荷用コンセントの栓刃挿入口を含む前面の
    一部を露出させる露出窓をカバーの前面に設けるととも
    に、主負荷用コンセントの一部が露出する露出窓を含め
    たカバーの部位に突台部を設けたことを特徴とする請求
    項1〜4の何れかに記載の電源タップ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006172723A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 通信機能付きテーブルタップ
JP2007522634A (ja) * 2004-02-10 2007-08-09 ユハン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 待機電力遮断用の多機能マルチタップ(コンセント)及びその制御方法
JP2011159464A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Fujitsu Ltd テーブルタップ及び電力測定システム
JP2020107582A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 コンセント装置及び給電装置

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