JPH11223570A - タイヤの動釣合試験装置のエア通路構造 - Google Patents

タイヤの動釣合試験装置のエア通路構造

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JPH11223570A
JPH11223570A JP10039633A JP3963398A JPH11223570A JP H11223570 A JPH11223570 A JP H11223570A JP 10039633 A JP10039633 A JP 10039633A JP 3963398 A JP3963398 A JP 3963398A JP H11223570 A JPH11223570 A JP H11223570A
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tire
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Abstract

(57)【要約】 【課題】動釣合試験時におけるタイヤへの微粉等の混入
を抑えること。 【解決課題】第1のリムが取り付けられた回転可能なス
ピンドルと、第2のリムが取り付けられスピンドルの内
部に軸方向に挿入されるロックシャフトとを備え、ロッ
クシャフトをスピンドルに挿入することにより第1及び
第2のリムの間でタイヤを挟持するタイヤの動釣合試験
装置において、スピンドルに第1及び第2のリムに挟持
されたタイヤにエアを供給するためのエア通路を設け、
該エア通路をスピンドルのロックシャフト挿入部から隔
離して形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤの動釣合試
験装置において、タイヤ内にエアを供給するためのエア
通路構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、タイヤを回転させた時の振動
状態の変化などからタイヤの偏心状態を測定する動釣合
試験装置が知られている。このような動釣合試験装置
は、2つのリム(第1のリム、第2のリムとする)によ
ってタイヤを幅方向に挟み込んで保持するよう構成され
ている。第1のリムはスピンドルの軸方向一端部に取り
付けられており、第2のリムはスピンドルの内部に軸方
向に挿入されるロックシャフトに取り付けられている。
ロックシャフトをスピンドルの内部のロックシャフト挿
入部に挿入することにより、第1リムと第2リムの間で
タイヤが挟持される。
【0003】ロックシャフトをスピンドルに対してロッ
クするため、スピンドルのロックシャフト挿入部には、
ロック爪を有する揺動レバーが設けられている。揺動レ
バーが所定の方向に揺動すると、揺動レバーの先端部に
取り付けられたロック爪がロックシャフトに形成された
ロック溝に係合する。揺動レバーを駆動するための駆動
源(シリンダ等)は、スピンドルのロックシャフトが挿
入される側と反対の側に設けられている。そして、駆動
源からロックシャフト挿入部までスピンドルを軸方向に
貫通するロッドと、ロッドがロックシャフト挿入部内に
突出した際にこの運動を揺動レバーの揺動に変換するカ
ム機構によって、揺動レバーの駆動が行われる。
【0004】ここで、スピンドルには、2つのリムによ
り挟持したタイヤ内にエアを吹き込む(インフレートす
る)ためのエア通路が設けられている。エア通路は、ス
ピンドルの第1のリムが取り付けられた一端部から他端
部まで貫通している。そして、この他端部に(エアホー
ス等を介して)供給されたエアが、エア通路を通り、第
1のリムの取付部に設けられた開口からタイヤ内に吹き
込まれるよう構成されている。
【0005】このエア通路を確保するため、ロッドの内
部は中空に形成されている。また、ロックシャフト挿入
部には、ロックシャフトと揺動レバー及びカム機構の周
囲に空間がある。即ち、ロッドの中空部分とロックシャ
フト挿入部とで、スピンドルを貫通するエア通路が構成
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなエア通路構造では、タイヤにインフレートされるエ
アが、ロックシャフト挿入部内のロックシャフトや揺動
レバーの周囲を通るため、ロックシャフトのロック溝と
揺動レバーのロック爪との係合により生ずる微粉等がエ
アと共にタイヤ内に吹き込まれる可能性があった。この
ように微粉がタイヤ内に混入すると、タイヤの動釣合測
定結果に影響を与える可能性があった。
【0007】
【発明の目的】上述した事情に鑑み、本発明は、動釣合
試験を行う際の、タイヤへの微粉等の混入を抑えること
を目的するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるタイヤの動釣合試験装置のエア通路
構造は、第1のリムが取り付けられた回転可能なスピン
ドルと、第2のリムが取り付けられスピンドルの内部に
軸方向に挿入されるロックシャフトとを備え、ロックシ
ャフトをスピンドルに挿入することにより第1及び第2
のリムの間でタイヤを挟持するタイヤの動釣合試験装置
において、スピンドルに第1及び第2のリムに挟持され
たタイヤにエアを供給するためのエア通路を設け、該エ
ア通路をスピンドルのロックシャフト挿入部から隔離し
て形成したことを特徴とするものである。このように構
成すれば、エア通路を微粉の発生の多い環境から隔離す
ることができるため、微粉を含まないエアがタイヤにイ
ンフレートされる。これにより、タイヤ内部への微粉の
混入を防止することができる。
【0009】なお、上記のスピンドルとロックシャフト
は、スピンドルに取り付けられた係合部材がロックシャ
フトの所定箇所に係合することによって固定されるが、
この係合部材はロックシャフト挿入部内に突出し、係合
部材を駆動する駆動部はロックシャフト挿入部よりもス
ピンドルの径方向外側に設けられている。そして、上記
のエア通路は、ロックシャフト挿入部よりも外側で且つ
係合部材及び駆動部と干渉しない位置を通る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。この実施形態の動釣合試験装置
(以下、単に試験装置1とする)は、動釣合試験とユニ
フォーミティ試験の両方を行うことができるよう構成さ
れたものである。以下では、動釣合試験を行うための構
成について重点的に説明する。
【0011】図1及び図2は、試験装置1の基本構成を
示す側面図及び上面図である。なお、以下の説明では、
図1に示すように「上」と「下」を定義するが、試験装
置1の構成は上下逆であっても良く、あるいは横置きで
あっても良い。
【0012】試験装置1の装置フレームは、ベース50
と、ベース50から鉛直上方に延びる支柱52と、支柱
52に支えられた天板54とから成っている。ベース5
0には、タイヤTを保持して回転させるスピンドル10
0が取り付けられている。
【0013】試験装置1は、タイヤTを下リム10と上
リム20とで上下に挟みこんで保持するよう構成されて
いる。まず、このタイヤTを支持するための構成につい
て説明する。
【0014】図3は、スピンドル100を示す側断面図
である。スピンドル100は、中空のスピンドル軸12
0とブラケット150及び中空シャフト170を同軸に
(中心軸が一直線上に並ぶように)組み合わせて構成さ
れたものである。スピンドル軸120はスピンドルハウ
ジング110によって(ベアリング112を介して)回
転可能に支持されている。スピンドルハウジング110
は、4本の水平な棒ばね102(後述)を介してベース
50(図1)に取り付けられている。
【0015】スピンドル100の中空シャフト170の
上端部には下リム10が取り付けられている。上端部に
上リム20が固定されたロックシャフト300を、中空
シャフト170を貫通してブラケット150に挿入する
ことにより、下リム10と上リム20との間でタイヤT
を挟み込んで保持することができる。
【0016】スピンドル軸120の下端には、スピンド
ル軸120を回転駆動するためのプーリ140が取り付
けられている。プーリ140には無端ベルト142が掛
け渡されており、ベース50に固定されたスピンドル駆
動モータ130により(無端ベルト142を介して)回
転駆動される。即ち、スピンドル駆動モータ130を回
転させると、下リム10と上リム20の間でタイヤTを
保持したままスピンドル100が回転する。
【0017】図4は、ロックシャフト300が挿入され
たブラケット150を示す側断面図である。また、図5
は、図4のB−B’断面図である(但し、ロックシャフ
トは省略する)。ロックシャフト300の下部の外周に
は15段のロック溝302が縦に配列されている。ブラ
ケット150にはロックシャフト300の外周面に対向
するロック部材160が設けられている。ロック部材1
60は縦に配列された6段のロック爪162を有してお
り、このロック爪162がロックシャフト300のロッ
ク溝302に係合する。
【0018】図5に示すように、ロック部材160はブ
ラケット150の中心に対して放射状に90°おきに4
つ設けられており、夫々のロック部材160のロック爪
162はロックシャフトが挿入される部分(ロックシャ
フト挿入部155)内に突出している。また、ロック部
材160は、ロックシャフト300に係合する方向及び
離れる方向に移動できるようブラケット150に設けら
れた4つの摺動溝151の内部で夫々摺動可能に保持さ
れている。
【0019】夫々のロック部材160を駆動するロック
用シリンダ165は、ブラケット150の外周端に把持
部材152を介して取り付けられている。ロック用シリ
ンダ165のプランジャー166の先端部に上記のロッ
ク部材160が取り付けられている。プランジャー16
6は、ロック用シリンダ165の本体に設けられたばね
168によってロックシャフト300から離れる方向に
付勢されている。即ち、ロック部材160はロックシャ
フト300から離れる方向に付勢されている。
【0020】ロック用シリンダ165を駆動するための
エアは、後述のエア供給系から分岐した図示しないエア
通路を介して供給される。かくして、ロック用シリンダ
165がオンの時にはロック部材160のロック爪16
2がロックシャフト300のロック溝302に係合し、
ロック用シリンダ165がオフの時にはロック部材16
0がロックシャフト300から離間してロック爪162
とロック溝302の係合を解放する。
【0021】以上のように構成されているため、ロック
シャフト300をスピンドル100のブラケット150
に挿入してロック用シリンダ165をオンすることによ
って、下リム10と上リム20の間でタイヤTを挟んで
確実に保持することができる。また、ロック用シリンダ
160をオフしてロックを解除すると共にロックシャフ
ト300をスピンドル100から引き抜くことにより、
下リム10と上リム20の間からタイヤTを外すことが
できる。
【0022】なお、ブラケット150にはロック部材1
60の移動に伴って上下するピン154が設けられてい
る。このピン154はロック部材160が摺動する面か
ら上方に突出し、ロック部材160の底面に形成された
凹部164に押し当てられている。そして、ピン154
の下端部に取り付けられた円板156を図示しない検知
装置で検知することによって、ロック部材160がロッ
クシャフト300に係合する位置(ロック位置)にある
か、ロックシャフト300から離れた位置(ロック解除
位置)にあるかを確認することができる。
【0023】次に、リム10とリム20で挟持されたタ
イヤ内にエアをインフレートする(吹き込む)ための構
成について説明する。図3に示すように、スピンドル軸
120は中空の軸部材であり、その中空部分115の内
部には、中空部分115を上下に貫通するエアパイプ1
19が設けられている。
【0024】エアパイプ119の上端部はフランジ11
6によりスピンドル軸120の上端に固定されている。
中空部分115とエアパイプ119には、スピンドル軸
120の下端に設けられたロータリージョイント145
からのエアが夫々送り込まれる。ロータリージョイント
145には、図示しないエア源からのエアを供給するエ
アホース132が連結されている。
【0025】中空部分115の内部(エアパイプ119
の外側)は、タイヤにインフレートするエアを通すため
の通路として用いられ、エアパイプ119の内側は、前
述のロック用シリンダ165を駆動するためのエアを通
すための通路として用いられる。
【0026】ロータリージョイント145からエアパイ
プ119の外側を通って送り込まれたエアは、フランジ
16に形成されたすり割り部16aを通って、ブラケッ
ト150の底部に形成されたキャビティ118に抜け
る。このキャビティ118は、図5に示す第1エア通路
158と繋がっている。
【0027】図5に示すように、第1エア通路158
は、ブラケット150のロックシャフト挿入部155よ
りも外側に4つ設けられている。第1エア通路158
は、ブラケット150の中心軸に対して放射状に90°
置きに配置され、且つ摺動溝151とロック部材160
及びロック用シリンダ165のいずれとも干渉しない位
置に配置されている。
【0028】図6に、図5の線分C−C’による側断面
図を示す。図6に示すように、第1エア通路158はブ
ラケット150を上下に貫通している。ブラケット15
0の上方に位置する中空シャフト170には、第1エア
通路158に対応する第2エア通路172が形成されて
いる。第2エア通路172は中空シャフト170を上下
に貫通しており、その上端は開放されている。
【0029】従って、ロータリージョイント145から
中空部分115の内部(エアパイプ119の外側)を通
って第1エア通路158に送り込まれたエアは、中空シ
ャフト170のエア通路172を通ってタイヤTの内部
に送り込まれる。このロータリージョイント145から
第2エア通路172までの部分が、タイヤTにエアをイ
ンフレートするためのエア供給系を構成する。
【0030】なお、ロータリージョイント145からエ
アパイプ119の内部を通って送り込まれたエアは、ブ
ラケット150内に形成されたキャビティ117に抜け
る。キャビティ117からブラケット150の外周面ま
で延びる連通孔117a(第1エア通路158と干渉し
ない位置に設けられている)を通って、ブラケット15
0の外周面に達する。連通孔119の出口には図示しな
いジョイントとエア管が設けられ、そこからロック用シ
リンダ165(図5)にエアが供給される。
【0031】このように、この実施形態では、エア通路
158がロックシャフト挿入部155よりも外側で且つ
ロック部材160及び摺動溝151などと干渉しない位
置に配置されているため、エア通路158を微粉の発生
しやすい環境から隔離することができる。そのため、タ
イヤにインフレートするエアへの微粉等の混入を抑える
ことができる。また、図4に示すように、ロック部材1
60がロックシャフト挿入部155の外側から内側に突
出してロックシャフト300をロックするよう構成され
ているため、ロックシャフト挿入部内に揺動レバーを設
けていた従来装置に比べ、構成が簡単になる。
【0032】次に、ロックシャフト300を保持し且つ
昇降駆動するための構成について説明する。図3に示す
ように、上リム20をロックシャフト300に取り付け
るための取付部材310には、後述のチャック爪222
に内側から係合される固定リング320が設けられてい
る。ロックシャフト300を上下に駆動してスピンドル
100に挿入する(あるいは引き抜く)インサーターユ
ニット200は、図1に示す天板54のさらに上方に配
置された昇降ハウジング60に取り付けられている。昇
降ハウジング60は、4組の鉛直方向に延びるリニアガ
イド61とキャリッジ62(図1では一組のみ示す)に
よって上下動可能に支持されており、一対の昇降シリン
ダ65によって上下に駆動される。
【0033】図7は、インサーターユニット200の内
部構造を示す断面図である。インサーターユニット20
0は、スピンドル100に追従して回転できるよう回転
可能に支持された中間シャフト240を有している。中
間シャフト240は、昇降ハウジング60に(ベアリン
グ255を介して)回転可能に支持されている回転シャ
フト250の下端に取り付けられている。
【0034】中間シャフト240の下端にはロックシャ
フト300の固定リング320に内側から係合するチャ
ック爪222が設けられている。チャック爪222はバ
ネ部材224によって内側に向けて付勢されている。中
間シャフト240には、円錐状の先端部を持つチャック
駆動部材230が上下に移動可能に保持されており、そ
の円錐状の先端部がチャック爪222のテーパ面に上方
から当接している。
【0035】チャック駆動部材230はエア圧により上
下に駆動される。即ち、中間シャフト240の内部には
キャビティ242が形成されており、このキャビティ2
42にはチャック駆動部材230の上端に固定されたダ
イアフラム235が設けられている。また、キャビティ
242にエアを供給するため、回転シャフト250及び
中間シャフト240の内部の中空部分をエアパイプ26
2が貫通している。回転シャフト250の上端にはエア
パイプ262にエアを供給するためのロータリージョイ
ント260が設けられ、ロータリージョイント260に
は図示しないエア供給源に連結されたエアホース266
が接続されている。
【0036】このように構成されているため、ロータリ
ージョイント260からエアを供給してキャビティ24
2の内圧を上げると、チャック駆動部材230が下降す
る。これにより、チャック爪222が外側に(バネ部材
224の弾性力に抗して)移動して、固定リング32に
係合する。一方、ロータリージョイント260からエア
を排出してキャビティ242の内圧を下げると、チャッ
ク駆動部材230が上昇する。これにより、チャック爪
222がバネ部材224の弾性力によって内側に移動
し、チャック爪222による固定リング32のロックが
解除される。なお、図7では、チャック爪222が固定
リング32をロックした状態(一点鎖線の左側)とロッ
クが解除された状態(一点鎖線の右側)の両方を示す。
【0037】かくして、ロータリージョイント260か
らエアを供給することにより、チャック爪222が(ス
ピンドル100に挿入された)ロックシャフト300の
固定リング320をチャックする。この状態でスピンド
ル100を回転させると、回転シャフト250と中間シ
ャフト240も従動回転する。
【0038】図1に示すように、天板54上には、ロッ
クシャフト300の上下方向の位置調節のための階段状
(9段)の調節部材70が設けられている。調節部材7
0は天板54上に配設されたガイドレール71の上をス
ライド可能に構成されており、モータ72によりベルト
73を介して駆動されるボールネジ機構74によってガ
イドレール71に沿って移動する。昇降ハウジング60
には、調節部材70の階段部分に上方から当接する昇降
ストッパー68(図2)が設けられている。
【0039】以上のように構成された試験装置1による
タイヤTの保持は以下のようにして行われる。まずロー
タリージョイント260からエアを供給してチャック爪
222でロックシャフト300をチャックし、昇降シリ
ンダ65を駆動して昇降ハウジング60を上昇させてロ
ックシャフト300をスピンドル100から引き抜く。
次いで、下リム10にタイヤTをセットした後、モータ
72を駆動して調節部材70を適切な位置まで移動させ
る。そして、昇降シリンダ65を再び駆動して昇降ハウ
ジング60を(昇降ストッパ68が調節部材70に当接
するまで)下降させる。昇降ストッパ68が調節部材7
0に当接したところで、ロック用シリンダ165をオン
して、ロック部材160をロックシャフト300に再び
係合させる。
【0040】図3に示すように、ロック部材160の6
本のロック爪162がロックシャフト300の9段のロ
ック溝302の最上段から数えて6段目までの間に係合
している場合には、上リム20と下リム10に挟まれる
タイヤの幅は最小値W1である。これに対し、図4に示
すように、ロック部材160の6本のロック爪162
が、ロックシャフト300のロック溝302の最下段か
ら数えて6段目までの間に係合している場合には、上リ
ム20と下リム10に挟まれるタイヤの幅は最小値W2
である。
【0041】このように、ロック部材160のロック爪
162が、ロックシャフト300のどのロック溝302
に係合するかを選択することによって、最小幅W1から
最大幅W2までの複数幅の(この実施形態では9通りの
幅の)タイヤに対応することができる。
【0042】次に、試験装置1を用いた動釣合試験とユ
ニフォーミティ試験について説明する。図8は、図1の
A−A’断面図である。スピンドルハウジング110
は、水平に延びる棒ばね102を介してベース50に取
り付けられており、同時にベース50から図1に示すよ
うに鉛直に吊り下げられた棒部材104によって支持さ
れている。棒部材102は図中Wで示す撓み方向に弾性
変形可能であり、スピンドルハウジング110はスピン
ドル100の中心軸に対し直交する面内における一方向
(Xとする)に振動可能である。
【0043】タイヤTを装着してスピンドル100を回
転させた時のX方向の振動を検出するため、スピンドル
ハウジング110にはX方向とスピンドル軸方向の両方
に直交する方向に延びる取付バー180が取り付けられ
ている。また、取付バー180に対向して、ベース50
からも取付バー182が延びている。2つの取付バー1
80,182の間には、X方向にかかる負荷を検出する
ロードセル185が挟まれている。
【0044】ここで、スピンドル軸120に大きな荷重
がかかるユニフォーミティ測定時には、スピンドルハウ
ジング110が振動しないよう押さえる必要がある。そ
こで、図8に示すように、ベース50には円錐状の先端
を持つ押圧部材192が設けられ、スピンドルハウジン
グ110には押圧部材192を受けるテーパのついた一
対の凹部194が形成されている。押圧部材192は振
動規制シリンダ190により駆動される。
【0045】即ち、ユニフォーミティ試験時には、振動
規制シリンダ190をオンして押圧部材112を凹部1
02に押し当てることによりスピンドルハウジング11
0を振動しないよう押さえつけ、動釣合試験時には、振
動規制シリンダ190をオフして押圧部材112を凹部
102から離し、スピンドルハウジング110がX方向
に振動できるようにする。
【0046】また、ユニフォーミティ試験時には、チャ
ック爪222がロックシャフト300の固定リング32
0に係合する。即ち、タイヤを上下(スピンドル100
側とインサーターユニット200側)でホールドし、回
転ドラム30を押し当てる際の荷重に耐えられるようタ
イヤを強固に支持する。一方、動釣合試験時には、チャ
ック爪222によるチャックを解除してスピンドルハウ
ジング110がX方向に振動できるようにする。
【0047】動釣合試験を行う際には、試験装置1の制
御部(図示せず)は、下リム10と上リム20の間で保
持されたタイヤTの内部にエアをインフレートした後、
スピンドル100を回転させ、スピンドル100の回転
中にロードセル185にかかる負荷の変動を検出する。
検出された負荷変動に基づいて動釣合を計算する方法は
公知であるため、説明は省略する。試験装置1は、動釣
合の計算結果に基づいてタイヤTのどの部分にバランス
ウエイトを載せるべきかを算出し、図示しないマーキン
グ装置によって、当該箇所にマーキングを施す。
【0048】ユニフォーミティ試験では、スピンドル1
00の側方に設けられた回転ドラム300を用いる。回
転ドラム30は、タイヤTに対して近接/離間する方向
に延びるレール31の上をスライド可能な可動ハウジン
グ32に搭載され、モータ34(図2)により駆動され
るラックピニオン機構35(ピニオン36・ラック3
8)によってタイヤTに対して近接/離間方向に移動す
る。また、回転ドラム30の回転軸には、回転ドラム3
0がタイヤTから受ける反力(半径方向及びスラスト方
向)を検出するロードセル33が取り付けられている。
【0049】ユニフォーミティ試験の際には、試験装置
1の制御部(図示せず)は、モータ34を駆動して回転
ドラム30をタイヤTに押し付け、スピンドル100を
回転させる。そして、スピンドル100の回転中にロー
ドセル33にかかる負荷の変動を検出する。検出された
負荷変動に基づいてユニフォーミティを計算する方法は
公知であるため、説明は省略する。試験装置1は、ユニ
フォーミティの計算結果に基づいてタイヤTのどの部分
をどれだけ削るかを算出し、図示しない切削装置によっ
てタイヤTの切削を行う。
【0050】最後に、本発明の特徴的構成と実施形態と
の対応関係について説明する。本発明によるタイヤの動
釣合試験装置のエア通路構造は、2つのリムに挟持され
たタイヤにエアを供給するためのエア通路をスピンドル
のロックシャフト挿入部から隔離して形成したことを特
徴とするものである。このように構成すれば、エア通路
を微粉の発生しやすい環境から隔離することができ、タ
イヤにエアと共に微粉が吹き込まれるのを防止すること
ができる。即ち、動釣合試験を行う際の、タイヤへの微
粉等の混入を抑えることができる。
【0051】ここで、上記の「スピンドル」、「ロック
シャフト」及び「ロックシャフト挿入部」は、実施形態
中のスピンドル100、ロックシャフト300及びロッ
クシャフト挿入部155に夫々対応している。但し、い
ずれも実施形態中の構成要素に限定されるものではな
く、様々な設計変更が可能である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のタイヤの
動釣合試験装置のエア通路構造によれば、エア通路を微
粉の発生しやすい環境から隔離することがができるた
め、タイヤへの微粉等の混入を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の動釣合試験装置を示す側断面図であ
る。
【図2】図1の動釣合試験装置の平面図である。
【図3】図1の動釣合試験装置のスピンドルを示す側断
面図である。
【図4】図1の動釣合試験装置のスピンドルのブラケッ
トを示す側断面図である。
【図5】図4のブラケットを示す断面図である。
【図6】実施形態のエア通路構造を示す側断面図であ
る。
【図7】図1の動釣合試験装置のインサーターユニット
を示す側断面図である。
【図8】スピンドルハウジングの支持構造を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 試験装置 10 下リム 20 上リム 100 スピンドル 110 スピンドルハウジング 115 中空部分 150 ブラケット 158 第1エア通路 160 ロック部材 172 第2エア通路 300 ロックシャフト

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のリムが取り付けられた回転可能なス
    ピンドルと、 第2のリムが取り付けられ、前記スピンドルの内部に軸
    方向に挿入されるロックシャフトと、を備え、 前記ロックシャフトを前記スピンドルに挿入することに
    より前記第1及び第2のリムの間で前記タイヤを挟持
    し、前記スピンドルを回転させて前記タイヤの動釣合を
    測定するよう構成されたタイヤの動釣合試験装置におい
    て、 前記スピンドルに、前記第1及び第2のリムに挟持され
    たタイヤにエアを供給するためのエア通路を設け、 該エア通路を、前記スピンドルのロックシャフト挿入部
    から隔離して形成したこと、を特徴とするタイヤの動釣
    合試験装置のエア通路構造。
  2. 【請求項2】前記ロックシャフトを前記スピンドルに対
    して固定するため、前記ロックシャフトの所定箇所に係
    合する係合部材と、前記係合部材を前記ロックシャフト
    に対し近接及び離間する方向に駆動する駆動部とを備え
    ると共に、 前記係合部材は前記ロックシャフト挿入部内に突出し、 前記駆動部は前記ロックシャフト挿入部よりも前記スピ
    ンドルの径方向外側に設けられ、 前記エア通路は、前記ロックシャフト挿入部よりも前記
    スピンドルの径方向外側において、前記係合部材及び前
    記駆動部と干渉しない位置を通ること、を特徴とする請
    求項1に記載のタイヤの動釣合試験装置のエア通路構
    造。
  3. 【請求項3】前記ロックシャフトはその軸方向に配列さ
    れた複数の被係合部位を有し、前記係合部材をどの被係
    合部位に係合させるかによって、前記第1及び第2のリ
    ムの間隔が可変できること、を特徴とする請求項1又は
    2に記載のタイヤの動釣合試験装置のエア通路構造。
  4. 【請求項4】前記係合部材は前記スピンドルの径方向に
    駆動されること、を特徴とする請求項2又は3に記載の
    タイヤの動釣合試験装置のエア通路構造。
  5. 【請求項5】前記係合部材を駆動する駆動機構は、前記
    スピンドルの外周面よりも外側に設けられていること、
    を特徴とする請求項2から4のいずれかに記載のタイヤ
    の動釣合試験装置のエア通路構造。
  6. 【請求項6】前記係合部材の駆動方向は、前記ロックシ
    ャフトの軸方向に対して直交していること、を特徴とす
    る請求項2から5のいずれかに記載のタイヤの動釣合試
    験装置のエア通路構造。
  7. 【請求項7】前記係合部材は、前記ロックシャフトの中
    心軸に対して放射状に複数個設けられており、 前記エア通路は、前記スピンドルの周方向において複数
    の前記係合部材の間を通るよう構成されていること、を
    特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のタイヤの
    動釣合試験装置のエア通路構造。
  8. 【請求項8】前記エア通路は、前記スピンドルの周方向
    に複数設けられたセクションを含むこと、を特徴とする
    請求項7に記載のタイヤの動釣合試験装置のエア通路構
    造。
  9. 【請求項9】前記エア通路は、前記スピンドルの前記ロ
    ックシャフト挿入部と反対側の端部まで延びているこ
    と、を特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のタ
    イヤの動釣合試験装置のエア通路構造。
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