JPH11223331A - 乾式安全器 - Google Patents
乾式安全器Info
- Publication number
- JPH11223331A JPH11223331A JP2481798A JP2481798A JPH11223331A JP H11223331 A JPH11223331 A JP H11223331A JP 2481798 A JP2481798 A JP 2481798A JP 2481798 A JP2481798 A JP 2481798A JP H11223331 A JPH11223331 A JP H11223331A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- socket
- valve
- plug
- safety unit
- dry
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Safety Valves (AREA)
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 いろんな点での使い勝手を良くする。
【解決手段】 流体の流路中におかれる多孔質材からな
る消炎フィルター６と、逆流逆火圧によって流路の遮断
を行う遮断弁４とを備えている乾式安全器である。プラ
グとソケットとの対からなるワンタッチ継手のソケット
９を流出口側に接続して、ソケット９における構成部材
の一部をソケットとの連結部分の内部に配置している。
ソケット９を後付けしたものに比して、ソケット９との
連結部分の内部空間を有効に利用することができるため
に軸方向全長を短くすることができ、ワンタッチで接続
することによる使い勝手の良さに全長が短いことによる
使い勝手の良さを加えることができる。
る消炎フィルター６と、逆流逆火圧によって流路の遮断
を行う遮断弁４とを備えている乾式安全器である。プラ
グとソケットとの対からなるワンタッチ継手のソケット
９を流出口側に接続して、ソケット９における構成部材
の一部をソケットとの連結部分の内部に配置している。
ソケット９を後付けしたものに比して、ソケット９との
連結部分の内部空間を有効に利用することができるため
に軸方向全長を短くすることができ、ワンタッチで接続
することによる使い勝手の良さに全長が短いことによる
使い勝手の良さを加えることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は可燃性ガスの流路中
に挿入される乾式安全器に関するものである。
に挿入される乾式安全器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】可燃性ガスの流路中に挿入されて逆流や
逆火が生じた時には遮断動作を行う乾式安全器は、逆流
が生じた時に遮断を行う遮断弁と、逆火が生じた時に炎
の通過を防ぐ消炎フィルターとを備えたものとして形成
されている。図３はこの乾式安全器の一例を示してお
り、消炎フィルターを内蔵する本体１と、遮断弁及び逆
止弁を内蔵するカバー２とからなる図示例の乾式安全器
は、カバー２側の流入口２０部分に取付ナット２７が回
動自在に取り付けられており、本体１側の流出口１０の
外周面には雄ねじ１８が設けられている。
逆火が生じた時には遮断動作を行う乾式安全器は、逆流
が生じた時に遮断を行う遮断弁と、逆火が生じた時に炎
の通過を防ぐ消炎フィルターとを備えたものとして形成
されている。図３はこの乾式安全器の一例を示してお
り、消炎フィルターを内蔵する本体１と、遮断弁及び逆
止弁を内蔵するカバー２とからなる図示例の乾式安全器
は、カバー２側の流入口２０部分に取付ナット２７が回
動自在に取り付けられており、本体１側の流出口１０の
外周面には雄ねじ１８が設けられている。
【０００３】そしてこの乾式安全器は、ガスボンベの調
整器や配管取出口に取付ナット２７を利用して流入口２
０を接続し、流出口１０には雄ねじ１８を利用してガス
利用機材が接続されたガスホースが接続される。
整器や配管取出口に取付ナット２７を利用して流入口２
０を接続し、流出口１０には雄ねじ１８を利用してガス
利用機材が接続されたガスホースが接続される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、乾式安全器
の流出口１０にガス利用機材を接続するにあたっては、
ガスホースを直接取り付けるのではなく、ワンタッチ継
手を介して取り付けることが多々あり、この場合、図３
にも示すように、プラグとソケットとの対で構成される
ワンタッチ継手におけるソケット９をその取付用ナット
９０を雄ねじ１７に螺合させることで流出口１０に接続
している。
の流出口１０にガス利用機材を接続するにあたっては、
ガスホースを直接取り付けるのではなく、ワンタッチ継
手を介して取り付けることが多々あり、この場合、図３
にも示すように、プラグとソケットとの対で構成される
ワンタッチ継手におけるソケット９をその取付用ナット
９０を雄ねじ１７に螺合させることで流出口１０に接続
している。
【０００５】このように、ソケット９を接続しておくこ
とで、対となるプラグをソケット９に差し込むだけで接
続を行うことができるために、使い勝手を良くすること
ができるのであるが、ソケット９を流出口１０に接続し
ておく関係上、乾式安全器の軸方向全長はソケット９を
含めた長さとなり、この点で使い勝手が悪くなってしま
う。
とで、対となるプラグをソケット９に差し込むだけで接
続を行うことができるために、使い勝手を良くすること
ができるのであるが、ソケット９を流出口１０に接続し
ておく関係上、乾式安全器の軸方向全長はソケット９を
含めた長さとなり、この点で使い勝手が悪くなってしま
う。
【０００６】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところはいろんな点での使い勝
手を良くした乾式安全器を提供するにある。
であり、その目的とするところはいろんな点での使い勝
手を良くした乾式安全器を提供するにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、流体
の流路中におかれる多孔質材からなる消炎フィルター
と、逆流逆火圧によって流路の遮断を行う遮断弁とを備
えている乾式安全器において、プラグとソケットとの対
からなるワンタッチ継手のソケットを流出口側に接続し
ているとともに、ソケットにおける構成部材の一部をソ
ケットとの連結部分の内部に配置していることに特徴を
有している。
の流路中におかれる多孔質材からなる消炎フィルター
と、逆流逆火圧によって流路の遮断を行う遮断弁とを備
えている乾式安全器において、プラグとソケットとの対
からなるワンタッチ継手のソケットを流出口側に接続し
ているとともに、ソケットにおける構成部材の一部をソ
ケットとの連結部分の内部に配置していることに特徴を
有している。
【０００８】本発明によれば、ワンタッチ継手における
ソケットを後付けしたものに比して、ソケットとの連結
部分の内部空間を有効に利用することができるために軸
方向全長を短くすることができる。
ソケットを後付けしたものに比して、ソケットとの連結
部分の内部空間を有効に利用することができるために軸
方向全長を短くすることができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例につい
て説明すると、図１に示す乾式安全器は、共に円筒状の
カバー１と本体２とで外殻を構成したもので、直列に接
続したカバー１と本体２のうち、本体２の外面にはガイ
ド筒３を固定してあり、カバー１の他端側にはスリーブ
型ワンタッチ継手におけるソケット９を連結してある。
て説明すると、図１に示す乾式安全器は、共に円筒状の
カバー１と本体２とで外殻を構成したもので、直列に接
続したカバー１と本体２のうち、本体２の外面にはガイ
ド筒３を固定してあり、カバー１の他端側にはスリーブ
型ワンタッチ継手におけるソケット９を連結してある。
【００１０】本体２はその一端開口を流入口２０として
いるもので、その内部には逆止弁を兼ねた遮断器４を配
設してあり、カバー１の内部には多孔質焼結金属からな
る円筒状の消炎フィルター６と該消炎フィルター６の一
端を支持する支持板６０とが配設してある。上記遮断器
４は弁部４５と共に遮断弁を構成するもので、支持板６
０との間に配されたばね４０によって流入口２０側に向
けて付勢されており、また本体２の内面に一体に形成さ
れた弁座２５と接する弁部４５が遮断器４から更にばね
４６によって流入口２０側に向けて付勢されており、流
体が流れていない時には、この弁部４５が弁座２５に常
時接している。
いるもので、その内部には逆止弁を兼ねた遮断器４を配
設してあり、カバー１の内部には多孔質焼結金属からな
る円筒状の消炎フィルター６と該消炎フィルター６の一
端を支持する支持板６０とが配設してある。上記遮断器
４は弁部４５と共に遮断弁を構成するもので、支持板６
０との間に配されたばね４０によって流入口２０側に向
けて付勢されており、また本体２の内面に一体に形成さ
れた弁座２５と接する弁部４５が遮断器４から更にばね
４６によって流入口２０側に向けて付勢されており、流
体が流れていない時には、この弁部４５が弁座２５に常
時接している。
【００１１】本体２に取り付けられたガイド筒３は、ロ
ックピン８をその軸方向摺動と軸回りの回転とが自在と
なるように支持しているもので、遮断器４側に向けてば
ね８０によって付勢されているとともに、遮断器４側の
先端には偏心した位置に係止部８１を備えている。該係
止部８１は、遮断器４の外面に設けられた被係止部４１
に係合することによって、ばね４０に抗して遮断器４を
流入口２０側から離す。なお、この状態においても弁部
４５は前述のように弁座２５に接しており、逆止弁とし
ての機能を果たすようになっている。
ックピン８をその軸方向摺動と軸回りの回転とが自在と
なるように支持しているもので、遮断器４側に向けてば
ね８０によって付勢されているとともに、遮断器４側の
先端には偏心した位置に係止部８１を備えている。該係
止部８１は、遮断器４の外面に設けられた被係止部４１
に係合することによって、ばね４０に抗して遮断器４を
流入口２０側から離す。なお、この状態においても弁部
４５は前述のように弁座２５に接しており、逆止弁とし
ての機能を果たすようになっている。
【００１２】ソケット９は、カバー１一端の外周面の雄
ねじに螺合する雌ねじを端部に備えてカバー１の一端に
連結される筒状のソケット本体９１と、このソケット本
体９１によって保持された係合ボール９２、ソケット本
体９１の内部に配した受け座９３、ソケット本体９１の
外周に配したスリーブ９４、弁９５、弁９５を受け座９
３に向けて付勢して該弁９５を閉じるばね９６等からな
るもので、対応するプラグ９９を差し込めば、プラグ９
９の先端が弁９５をばね９６に抗して押し開くととも
に、係合ボール９２がプラグ９９外周面に係合すること
で、プラグ９９のソケット９への連結がなされ、さらに
スリーブ９４がばね付勢により図中右方に移動して、係
合ボール９２のロック状態を保つ。この連結状態からス
リーブ９４をばね付勢に抗して移動させて図示位置に戻
せば、係合ボール９２の外周側への退避が可能となるた
めに、プラグ９９を抜くことができるものであり、プラ
グ９９を抜くことによって、弁９５が受け座９３にばね
９６の付勢により接して流体の流れを止める。
ねじに螺合する雌ねじを端部に備えてカバー１の一端に
連結される筒状のソケット本体９１と、このソケット本
体９１によって保持された係合ボール９２、ソケット本
体９１の内部に配した受け座９３、ソケット本体９１の
外周に配したスリーブ９４、弁９５、弁９５を受け座９
３に向けて付勢して該弁９５を閉じるばね９６等からな
るもので、対応するプラグ９９を差し込めば、プラグ９
９の先端が弁９５をばね９６に抗して押し開くととも
に、係合ボール９２がプラグ９９外周面に係合すること
で、プラグ９９のソケット９への連結がなされ、さらに
スリーブ９４がばね付勢により図中右方に移動して、係
合ボール９２のロック状態を保つ。この連結状態からス
リーブ９４をばね付勢に抗して移動させて図示位置に戻
せば、係合ボール９２の外周側への退避が可能となるた
めに、プラグ９９を抜くことができるものであり、プラ
グ９９を抜くことによって、弁９５が受け座９３にばね
９６の付勢により接して流体の流れを止める。
【００１３】ここにおいて、受け座９３の一部はソケッ
ト本体９１とカバー１の螺合連結部の内部に位置させて
いるとともに、弁９５及びばね９６も螺合連結部の内部
に配置し、一端を弁９５に当接させたばね９６の他端は
上記消炎フィルター６を支持している支持板６０で受け
ている。これら各部材をすべてソケット本体９１の内部
に配し、さらにソケット本体９１から突出している取付
ナットを用いてカバー１に連結しているものを比較すれ
ば、ソケット９を含む乾式安全器の軸方向全長はかなり
短いものとなっている。
ト本体９１とカバー１の螺合連結部の内部に位置させて
いるとともに、弁９５及びばね９６も螺合連結部の内部
に配置し、一端を弁９５に当接させたばね９６の他端は
上記消炎フィルター６を支持している支持板６０で受け
ている。これら各部材をすべてソケット本体９１の内部
に配し、さらにソケット本体９１から突出している取付
ナットを用いてカバー１に連結しているものを比較すれ
ば、ソケット９を含む乾式安全器の軸方向全長はかなり
短いものとなっている。
【００１４】ソケット９にプラグ９９を接続して弁９５
を開いた状態において、アセチレンガス等の可燃性ガス
や酸素といった流体が流入口２０から流入すれば、該流
体は遮断器４における逆止弁を兼ねた弁部４５を押し開
いて遮断器４の内部を通り、消炎フィルター６をその内
部空間から外周空間へと通過した後、開いている弁９５
を経てプラグ９９に至る。
を開いた状態において、アセチレンガス等の可燃性ガス
や酸素といった流体が流入口２０から流入すれば、該流
体は遮断器４における逆止弁を兼ねた弁部４５を押し開
いて遮断器４の内部を通り、消炎フィルター６をその内
部空間から外周空間へと通過した後、開いている弁９５
を経てプラグ９９に至る。
【００１５】このものにおいて、流体の逆流が生じれ
ば、遮断器４における弁部４５が閉じて逆流を防ぐ。ま
た逆火が生じれば、消炎フィルター６が炎の通過を防
ぐ。そして逆流逆火圧がロックピン８を押し上げて係止
部８１を遮断器４の被係止部４１から外すために、遮断
器４はばね４０の付勢によって図中右方に移動し、弁部
４５を開くことができない状態とする。
ば、遮断器４における弁部４５が閉じて逆流を防ぐ。ま
た逆火が生じれば、消炎フィルター６が炎の通過を防
ぐ。そして逆流逆火圧がロックピン８を押し上げて係止
部８１を遮断器４の被係止部４１から外すために、遮断
器４はばね４０の付勢によって図中右方に移動し、弁部
４５を開くことができない状態とする。
【００１６】遮断器４のリセットは、ロックピン８を回
転させることによって行う。つまり、ロックピン８を１
８０°回転させれば、遮断器４の被係止部４１の外面に
乗り上げていたロックピン８の偏心している係止部４１
が被係止部４１との係合位置に至ってばね８０の付勢で
係合状態となり、ロックピン８を更に１８０°回転させ
れば、係止部８１は遮断器４をばね４０に抗して押し戻
し、流入口２０からの流体の圧力で逆止弁である弁部４
５が開く図示の状態に戻す。
転させることによって行う。つまり、ロックピン８を１
８０°回転させれば、遮断器４の被係止部４１の外面に
乗り上げていたロックピン８の偏心している係止部４１
が被係止部４１との係合位置に至ってばね８０の付勢で
係合状態となり、ロックピン８を更に１８０°回転させ
れば、係止部８１は遮断器４をばね４０に抗して押し戻
し、流入口２０からの流体の圧力で逆止弁である弁部４
５が開く図示の状態に戻す。
【００１７】図２に他例を示す。これは本体２における
取付ナット２７が外周に回動自在に取り付けられる流入
口２０を、本体２とは別体のニップル２４に設けるとと
もに、該ニップル２４に逆止弁を兼ねた遮断器４の弁座
２５を設けている。取付ナット２７の保持の関係で、さ
らに全長を短くすることができる。
取付ナット２７が外周に回動自在に取り付けられる流入
口２０を、本体２とは別体のニップル２４に設けるとと
もに、該ニップル２４に逆止弁を兼ねた遮断器４の弁座
２５を設けている。取付ナット２７の保持の関係で、さ
らに全長を短くすることができる。
【００１８】
【発明の効果】以上のように本発明においては、流体の
流路中におかれる多孔質材からなる消炎フィルターと、
逆流逆火圧によって流路の遮断を行う遮断弁とを備えて
いる乾式安全器において、プラグとソケットとの対から
なるワンタッチ継手のソケットを流出口側に接続してい
るとともに、ソケットにおける構成部材の一部をソケッ
トとの連結部分の内部に配置しており、ワンタッチ継手
におけるソケットを後付けしたものに比して、ソケット
との連結部分の内部空間を有効に利用することができ、
このために軸方向全長を短くすることができるものであ
り、ワンタッチで接続が行える使い勝手の良さに加え
て、全長が短いことによる使い勝手の良さも加わるもの
である。
流路中におかれる多孔質材からなる消炎フィルターと、
逆流逆火圧によって流路の遮断を行う遮断弁とを備えて
いる乾式安全器において、プラグとソケットとの対から
なるワンタッチ継手のソケットを流出口側に接続してい
るとともに、ソケットにおける構成部材の一部をソケッ
トとの連結部分の内部に配置しており、ワンタッチ継手
におけるソケットを後付けしたものに比して、ソケット
との連結部分の内部空間を有効に利用することができ、
このために軸方向全長を短くすることができるものであ
り、ワンタッチで接続が行える使い勝手の良さに加え
て、全長が短いことによる使い勝手の良さも加わるもの
である。
【図１】本発明の実施の形態の一例の破断側面図であ
る。
る。
【図２】同上の他例の破断側面図である。
【図３】従来例の破断側面図である。
４ 遮断器 ６ 消炎フィルター ９ ソケット ９３ 弁
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１１年１月１８日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００５
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００５】このように、ソケット９を接続しておくこ
とで、対となるプラグをソケット９に差し込むだけで接
続を行うことができるために、使い勝手を良くすること
ができる上に、接続されるものには必ず安全器を通じて
可燃性ガスが供給されることになることから、安全性の
点でも好ましいものとなるが、ソケット９を流出口１０
に接続しておく関係上、乾式安全器の軸方向全長はソケ
ット９を含めた長さとなり、この点で使い勝手が悪くな
ってしまう。流体用のワンタッチ継手のソケットは、プ
ラグが差し込まれた時だけ開く弁が組み込まれており、
その軸方向全長はプラグの受け入れ部分の長さに弁部の
長さを加えた長さとなっており、これにさらに乾式安全
器とソケットとの連結部分の長さが加わることになるこ
とから、なおさらである。
とで、対となるプラグをソケット９に差し込むだけで接
続を行うことができるために、使い勝手を良くすること
ができる上に、接続されるものには必ず安全器を通じて
可燃性ガスが供給されることになることから、安全性の
点でも好ましいものとなるが、ソケット９を流出口１０
に接続しておく関係上、乾式安全器の軸方向全長はソケ
ット９を含めた長さとなり、この点で使い勝手が悪くな
ってしまう。流体用のワンタッチ継手のソケットは、プ
ラグが差し込まれた時だけ開く弁が組み込まれており、
その軸方向全長はプラグの受け入れ部分の長さに弁部の
長さを加えた長さとなっており、これにさらに乾式安全
器とソケットとの連結部分の長さが加わることになるこ
とから、なおさらである。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００７
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００７】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、流体
の流路中におかれる多孔質材からなる消炎フィルター
と、逆流逆火圧によって流路の遮断を行う遮断弁とを備
えている乾式安全器において、プラグとソケットとの対
からなるワンタッチ継手のソケットを流出口側に接続し
ているとともに、ソケットにおけるプラグとの接続で開
く弁及びこの弁を閉じる方向に付勢するばねをソケット
との連結部分の内部に配置していることに特徴を有して
いる。
の流路中におかれる多孔質材からなる消炎フィルター
と、逆流逆火圧によって流路の遮断を行う遮断弁とを備
えている乾式安全器において、プラグとソケットとの対
からなるワンタッチ継手のソケットを流出口側に接続し
ているとともに、ソケットにおけるプラグとの接続で開
く弁及びこの弁を閉じる方向に付勢するばねをソケット
との連結部分の内部に配置していることに特徴を有して
いる。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１８
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１８】
【発明の効果】以上のように本発明においては、流体の
流路中におかれる多孔質材からなる消炎フィルターと、
逆流逆火圧によって流路の遮断を行う遮断弁とを備えて
いる乾式安全器において、プラグとソケットとの対から
なるワンタッチ継手のソケットを流出口側に接続してお
り、対となるプラグをソケットに差し込むだけで接続を
行うことができるために、使い勝手を良くすることがで
きる上に、ソケットはプラグとの接続で開かれる弁を備
えているために、接続されるものには必ず安全器を通じ
て可燃性ガスが供給されることになることから、安全性
の点でも好ましいものであり、しかもソケットとの連結
部分の内部にソケットにおけるプラグとの接続で開く弁
及びこの弁を閉じる方向に付勢するばねを配置している
ことから、ワンタッチ継手におけるソケットを後付けし
たものに比して、ソケットとの連結部分の内部空間を有
効に利用することができるとともに軸方向全長を短くす
ることができるものであり、ワンタッチで接続が行える
使い勝手の良さに加えて、全長が短いことによる使い勝
手の良さも加わるものである。
流路中におかれる多孔質材からなる消炎フィルターと、
逆流逆火圧によって流路の遮断を行う遮断弁とを備えて
いる乾式安全器において、プラグとソケットとの対から
なるワンタッチ継手のソケットを流出口側に接続してお
り、対となるプラグをソケットに差し込むだけで接続を
行うことができるために、使い勝手を良くすることがで
きる上に、ソケットはプラグとの接続で開かれる弁を備
えているために、接続されるものには必ず安全器を通じ
て可燃性ガスが供給されることになることから、安全性
の点でも好ましいものであり、しかもソケットとの連結
部分の内部にソケットにおけるプラグとの接続で開く弁
及びこの弁を閉じる方向に付勢するばねを配置している
ことから、ワンタッチ継手におけるソケットを後付けし
たものに比して、ソケットとの連結部分の内部空間を有
効に利用することができるとともに軸方向全長を短くす
ることができるものであり、ワンタッチで接続が行える
使い勝手の良さに加えて、全長が短いことによる使い勝
手の良さも加わるものである。
Claims (1)
- 【請求項１】 流体の流路中におかれる多孔質材からな
る消炎フィルターと、逆流逆火圧によって流路の遮断を
行う遮断弁とを備えている乾式安全器において、プラグ
とソケットとの対からなるワンタッチ継手のソケットを
流出口側に接続しているとともに、ソケットにおける構
成部材の一部をソケットとの連結部分の内部に配置して
いることを特徴とする乾式安全器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2481798A JPH11223331A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 乾式安全器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2481798A JPH11223331A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 乾式安全器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11223331A true JPH11223331A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12148753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2481798A Pending JPH11223331A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 乾式安全器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11223331A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011094777A (ja) * | 2009-11-02 | 2011-05-12 | Chiyoda Seiki:Kk | 乾式安全器 |
| KR20160038890A (ko) * | 2013-07-11 | 2016-04-07 | 어드밴스드 테크놀러지 머티리얼즈, 인코포레이티드 | 액체를 충진 및 분배하기 위한 장치 및 방법 |
-
1998
- 1998-02-05 JP JP2481798A patent/JPH11223331A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011094777A (ja) * | 2009-11-02 | 2011-05-12 | Chiyoda Seiki:Kk | 乾式安全器 |
| KR20160038890A (ko) * | 2013-07-11 | 2016-04-07 | 어드밴스드 테크놀러지 머티리얼즈, 인코포레이티드 | 액체를 충진 및 분배하기 위한 장치 및 방법 |
| JP2016533308A (ja) * | 2013-07-11 | 2016-10-27 | インテグリス・インコーポレーテッド | 液体を充填および分注するための装置および方法 |
| US10486956B2 (en) | 2013-07-11 | 2019-11-26 | Entegris, Inc. | Apparatus and methods for filling and dispensing liquids |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991005 |