JPH11222906A - 真空排水システム - Google Patents

真空排水システム

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Publication number
JPH11222906A
JPH11222906A JP4118598A JP4118598A JPH11222906A JP H11222906 A JPH11222906 A JP H11222906A JP 4118598 A JP4118598 A JP 4118598A JP 4118598 A JP4118598 A JP 4118598A JP H11222906 A JPH11222906 A JP H11222906A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vacuum
section valve
vacuum drainage
pressure
block valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP4118598A
Other languages
English (en)
Inventor
Ken Takamata
憲 鷹股
Junichi Yamanaka
潤一 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP4118598A priority Critical patent/JPH11222906A/ja
Publication of JPH11222906A publication Critical patent/JPH11222906A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 真空漏れによる下流側機器への影響を防ぎ、
コストを低減させた区間弁を有する真空排水システムの
提供を目的とする。 【構成】 真空排水機器5の下流側に開閉可能な区間弁
6を設けた真空排水システムにおいて、区間弁6の上流
側のみに圧力検出手段9を設け、かつ区間弁6の上流側
と下流側を接続するバイパス細管10を設け、圧力検出
手段9が所定時間以上圧力上昇を検出した時に前記区間
弁6を閉じ、その後、バイパス細管10を介し前記真空
排水機器5側の圧力が下降した時に区間弁6を開くこと
のできる制御手段8を設けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、真空排水システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、真空便器等の真空排
水機器の漏れ、配管の漏れにより大気が入り込み、真空
発生装置が連続運転される等のシステム全体の悪影響を
なくするために、区間弁を設けた真空排水システムが特
開平5−51959号公報に開示されている。しかし、
この区間弁では圧力検出手段を2個必要とし、コストが
高くなるという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、コストを低減させて自
動で区間弁を開閉できる真空排水システムを提供せんこ
とを目的とし、その要旨は、真空排水機器の下流側に開
閉可能な区間弁を設けてなる真空排水システムにおい
て、前記区間弁の上流側のみに圧力検出手段が設けら
れ、かつ区間弁の上流側と下流側を接続するバイパス細
管が設けられているとともに、前記圧力検出手段が所定
時間以上圧力上昇を検知した時に前記区間弁を閉じ、そ
の後前記バイパス細管を介し前記真空排水機器側が作動
可能圧力まで下降した時に前記区間弁を開く制御手段を
設けたことである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、真空排水システム1の概略配管構成図で
あり、真空排水システム1の下流端の真空を発生する真
空ステーション2には主管3が接続されているととも
に、主管3には複数の枝管4が接続されて、各枝管4に
はそれぞれ複数の真空便器等の真空排水機器5が枝分か
れ状に接続されたものとなっており、各真空排水機器5
の下流側には区間弁6が設けられ、さらに、逆止弁7が
適所に配設されたものとなっている。
【0005】前記区間弁6は図2の拡大配管構成図で示
すような構造となっており、区間弁6には制御器8が接
続されており、この制御器8からの信号により区間弁6
が開閉されるものであり、制御器8には圧力計9が接続
され、この圧力計9は前記区間弁6の上流側の枝管4内
の圧力を検出するために区間弁6の上流側のみに1個設
けられたものとなっている。また、区間弁6の上流側と
下流側を連通接続する細径のバイパス細管10が枝管4
に設けられたものとなっている。
【0006】このような構成において、前記真空排水機
器5が破損等して真空漏れが生じ、大気が入り込む状態
となった場合、前記区間弁6の上流側の圧力が上昇して
大気圧に近づくこととなるが、この圧力上昇は前記圧力
計9で検知されて制御器8に検知信号が入力され、制御
器8では圧力上昇が所定時間以上続いた場合に前記区間
弁6を閉じるように制御する。即ち、区間弁6を閉じて
真空漏れを防ぎ、システム全体への影響をなくそうとす
るものであり、所定時間以上圧力上昇が続いた場合にの
み区間弁6を閉じるのは、真空排水機器5は正常に作動
している時にも作動時に瞬間的に大気を吸う構造である
ため、正常作動時に区間弁6が閉じないように制御する
ためである。
【0007】このように真空排水機器5が破損して真空
漏れが生じている時には区間弁6を閉じて真空漏れを防
ぐことができ、その後に、真空排水機器5が修理等され
て復旧された場合には、前記バイパス細管10により区
間弁6の上流側と下流側は接続されているため、真空排
水機器5が復旧された時には区間弁6の上流側の真空度
が上昇して上流側の圧力が低下することとなり、この圧
力低下を前記圧力計9で検知して、真空排水機器5が作
動するために十分な真空度となった時に制御器8は前記
区間弁6を開く制御を行う。即ち、制御器8を介し区間
弁6は自動的に開閉されて、真空排水機器5側が損傷等
が生じた場合には良好に区間弁6を閉じ、その後に復旧
された時には自動的に区間弁6を開けることができ、本
例では、圧力計9は上流側に1個のみ設けられた構造で
あるため、コストを低減させた区間弁を構成することが
できるものとなる。
【0008】なお、区間弁による作用を図3において更
に説明すると、図3において、真空排水機器56または
この真空排水機器56と区間弁62間に異常がある場
合、区間弁62は前述した如く閉じられるが、異常によ
り大気が流入する等して圧力が上昇しているため、他の
区間弁61,63,64,65,66,67も全部閉じ
られることとなる。しかし、前述した如くバイパス細管
10を介し区間弁62以外の区間弁は上流側の真空度が
復帰し、開弁されることとなり、区間弁62のみが閉じ
られたままの状態となってシステム全体への真空漏れに
よる影響をなくすることができるものとなる。
【0009】また、図3におけるPで示す配管上の点に
おいて破損がある場合、区間弁61,62,63,6
4,65,66,67は一時的に全部閉じられるが、区
間弁66の下流側に設けられている区間弁61,62,
63,67は真空度が復帰して、後に開弁されることと
なり、図3のEで示すエリア内の区間弁64,65,6
6のみが閉止状態となり、このエリアE内の真空排水機
器のみが使用不可能な状態となる。従って、破損等が生
じた時の真空漏れの場所を自動的に良好に検知でき、真
空漏れの部位より下流側の機器には影響を与えることが
ない。
【0010】
【発明の効果】本発明は、真空排水機器の下流側に開閉
可能な区間弁を設けてなる真空排水システムにおいて、
前記区間弁の上流側のみに圧力検出手段が設けられ、か
つ区間弁の上流側と下流側を接続するバイパス細管が設
けられているとともに、前記圧力検出手段が所定時間以
上圧力上昇を検知した時に前記区間弁を閉じ、その後前
記バイパス細管を介し前記真空排水機器側が作動可能圧
力まで下降した時に前記区間弁を開く制御手段を設けた
ことにより、真空排水機器が破損等して真空漏れが生じ
た場合、制御手段を介し区間弁が自動的に閉じられて真
空漏れによるシステム全体への影響を良好に回避するこ
とができ、また、その後、真空排水機器が復帰された場
合には自動的に区間弁が開かれて復帰させることがで
き、真空漏れの部位より下流側の機器に影響を与えるこ
となく良好に補修作業等が行えるものとなり、また、圧
力検出手段は1個のみであるためコストを低減させて区
間弁を配設することができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】真空排水システムの概略配管構成図である。
【図2】図1における各区間弁の部分の拡大配管構成図
である。
【図3】区間弁による作用を説明する配管図である。
【符号の説明】
1 真空排水システム 2 真空ステーション 3 主管 4 枝管 5 真空排水機器 6 区間弁 7 逆止弁 8 制御器 9 圧力計 10 バイパス細管 56,57,58,59 真空排水機器 61,62,63,64,65,66,67 区間弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空排水機器の下流側に開閉可能な区間
    弁を設けてなる真空排水システムにおいて、前記区間弁
    の上流側のみに圧力検出手段が設けられ、かつ区間弁の
    上流側と下流側を接続するバイパス細管が設けられてい
    るとともに、前記圧力検出手段が所定時間以上圧力上昇
    を検知した時に前記区間弁を閉じ、その後前記バイパス
    細管を介し前記真空排水機器側が作動可能圧力まで下降
    した時に前記区間弁を開く制御手段を設けたことを特徴
    とする真空排水システム。
JP4118598A 1998-02-05 1998-02-05 真空排水システム Pending JPH11222906A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4118598A JPH11222906A (ja) 1998-02-05 1998-02-05 真空排水システム

Applications Claiming Priority (1)

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JP4118598A JPH11222906A (ja) 1998-02-05 1998-02-05 真空排水システム

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JPH11222906A true JPH11222906A (ja) 1999-08-17

Family

ID=12601370

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4118598A Pending JPH11222906A (ja) 1998-02-05 1998-02-05 真空排水システム

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JP (1) JPH11222906A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007277859A (ja) * 2006-04-04 2007-10-25 Ebara Corp 真空管路の圧力監視方法、及び異常監視通報装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007277859A (ja) * 2006-04-04 2007-10-25 Ebara Corp 真空管路の圧力監視方法、及び異常監視通報装置

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Effective date: 20060110

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