JPH11222675A - マルチチャンバ型真空処理装置 - Google Patents

マルチチャンバ型真空処理装置

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JPH11222675A
JPH11222675A JP10041174A JP4117498A JPH11222675A JP H11222675 A JPH11222675 A JP H11222675A JP 10041174 A JP10041174 A JP 10041174A JP 4117498 A JP4117498 A JP 4117498A JP H11222675 A JPH11222675 A JP H11222675A
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JP
Japan
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chamber
processing
substrate
chambers
transfer
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Application number
JP10041174A
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English (en)
Inventor
Toshio Negishi
敏夫 根岸
Tatsuhiko Koshida
達彦 越田
Kouki Nagasawa
孝揮 長沢
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Ulvac Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多数の処理チャンバを効率的に配置した真空処
理装置を提供する。 【解決手段】第1の搬送チャンバ17、18を複数台
と、第2の搬送チャンバ13を少なくとも1台有し、第
1、第2の搬送チャンバ17、18、13の内部には、
基板搬送機構92、93、91がそれぞれ配置されてお
り、また、第1の搬送チャンバ17、18の周囲には、
複数の処理チャンバ19〜28が接続されている。更
に、第1の搬送チャンバ17、18同士は、第2の搬送
チャンバ13を介して接続されている。従って、基板搬
送機構により、各処理チャンバ間での基板の搬出入と、
第1の搬送チャンバ間での基板の搬送を行えるので、少
ない専有面積で多数の処理チャンバを有する真空処理装
置1が得られる。この真空処理装置1を用いれば、多数
の基板に対し、連続的な処理を行うことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマルチチャンバ型の
真空処理装置にかかり、特に、多数のチャンバを配置し
た真空処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ガラス基板や半導体基板表面
への薄膜形成やエッチング処理等の多数の処理は真空雰
囲気下で行われており、それら複数種類の処理を、基板
を大気に曝さずに連続して行うために、多数の処理チャ
ンバが接続されたマルチチャンバ型の真空装置が用いら
れている。
【0003】図3の符号101は、そのような真空処理
装置の従来技術のものであり、搬送チャンバ110を有
している。搬送チャンバ110の内部には、基板搬送ロ
ボットから成る基板搬送機構118が配置されている。
搬送チャンバ110の周囲には、5台の処理チャンバ1
11〜115と、1台の搬出入チャンバ116が配置さ
れ、ゲートバルブ151〜156を介して、それぞれ搬
送チャンバ110に接続されている。
【0004】各チャンバ110〜116には、図示しな
い真空排気系がそれぞれ接続されており、各ゲートバル
ブ151〜156を閉じると、各チャンバ110〜11
6は、それぞれ個別に真空排気できるように構成されて
いる。
【0005】この真空装置101を使用する場合、予
め、各ゲートバルブ151〜156を閉じ、搬出入チャ
ンバ116以外のチャンバ110〜115内を真空雰囲
気にする。そして、搬出入チャンバ116内は大気に開
放し、処理対象の基板を所定枚数だけ装着する。
【0006】次いで、搬出入チャンバ116を大気から
遮断し、真空排気した後、ゲートバルブ156を開け、
基板搬送機構118によって搬出入チャンバ116内か
ら基板を1枚取り出す。
【0007】各処理チャンバ111〜115は、加熱装
置やスパッタリング装置等の真空雰囲気下で基板を処理
する装置によって構成されているものとし、基板は各処
理チャンバ111〜115内で順番に処理するものとす
る。
【0008】基板搬送機構118によって取り出した基
板は、先ず、初段の処理チャンバ111内に搬入し、そ
の処理チャンバ111内での処理が終了すると、処理チ
ャンバ111内の基板は、基板搬送機構118によって
次の処理チャンバ112へ搬送した後、搬出入チャンバ
116内から未処理の基板を取り出し、初段の処理チャ
ンバ111内に搬入する。
【0009】このように、各処理チャンバ111〜11
5内で基板を順次処理し、最後段の処理チャンバ115
内での処理が終了した基板は、搬出入チャンバ116内
に戻した後、それより前段の処理チャンバ111〜11
4内での処理が終了した基板を、それぞれ次段の処理チ
ャンバ112〜115内に搬送すると共に、搬出入チャ
ンバ116内にある未処理の基板を初段の処理チャンバ
111へ搬入する。
【0010】そして、搬出入チャンバ116内に装着さ
れた全ての基板の処理が終了し、搬出入チャンバ116
に戻したら、搬出入チャンバ116と搬送チャンバ11
0の間のゲートバルブ156を閉じ、搬出入チャンバ1
16内を大気に開放し、処理が終了した基板を取り出
す。
【0011】以上説明したように、この真空処理装置1
01では、基板は一貫して真空雰囲気内で処理がされる
ようになっており、また、搬出入チャンバ116以外の
チャンバ110〜115は、大気に曝されることはな
く、従って、各チャンバ110〜115を大気から真空
雰囲気にする真空排気時間が不要であり、基板処理を効
率的に行うことが可能である。
【0012】しかしながら近年では、基板の処理工程が
複雑になり、多数の処理チャンバが必要となっている。
上述した真空処理装置101が有する処理チャンバを増
やそうとすると、中央の搬送チャンバ110が大型化す
るという問題がある。
【0013】他方、マルチチャンバ型の真空処理装置を
複数台用いて基板を処理しようとすると、途中工程で基
板を一旦大気に曝さなければならず、歩留まりが低下す
る原因となる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の不都合を解決するために創作されたものであり、その
目的は、多数の処理チャンバを効率的に配置した真空処
理装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、真空処理装置であって、周
囲に複数の処理チャンバが接続され、内部に基板搬送機
構が配置された第1の搬送チャンバを複数台と、内部に
基板搬送機構が配置された第2の搬送チャンバを少なく
とも1台有し、前記複数台の第1の搬送チャンバは、前
記第2の搬送チャンバを介して接続されていることを特
徴とする。
【0016】請求項2の発明は、請求項1記載の真空処
理装置であって、基板の搬出を行う搬出チャンバと、基
板の搬入を行う搬入チャンバが、前記第2の搬送チャン
バに接続されたことを特徴とする。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2のいずれか1項記載の真空処理装置であって、前記
搬入チャンバと前記第2の搬送チャンバの間に、基板の
前処理を行う前処理チャンバが設けられたことを特徴と
する。
【0018】本発明は、上述のように構成されており、
第1の搬送チャンバを複数台と、第2の搬送チャンバを
少なくとも1台有している。第1の搬送チャンバの内部
には、基板搬送機構が配置され、また、周囲には、複数
の処理チャンバが接続されている。従って、その搬送機
構を動作させると、各処理チャンバ間での基板の搬出入
が可能となる。
【0019】また、第2の搬送チャンバの内部には、基
板搬送機構が配置されており、第1の搬送チャンバ同士
は、第2の搬送チャンバを介して接続されている。従っ
て、第1、第2の搬送チャンバ内の基板搬送機構を動作
させると、第2の搬送チャンバを介して、第1の搬送チ
ャンバ間での基板の搬送を行うことが可能になる。
【0020】第2の搬送チャンバに、基板の搬出を行う
搬出チャンバと、基板の搬入を行う搬入チャンバとを接
続すると、多数の基板の連続処理が可能になる。
【0021】この場合は、搬入チャンバや搬出チャンバ
は、第2の搬送チャンバに直接接続する場合ばかりでな
く、他のチャンバを介して接続してもよい。例えば、搬
入チャンバと第2の処理チャンバとを前処理チャンバを
介して接続する場合も含まれる。
【0022】本発明の真空処理装置では、多数の処理チ
ャンバのうち、所望の処理チャンバだけを使用して基板
処理を行うことも可能である。従って、基板は、所望順
序で処理チャンバ間を搬送できることが望ましいが、所
望の処理チャンバだけを使用する場合でも、基板の前処
理は行うようになっている。従って、前述のように、搬
入チャンバと第2の処理チャンバとを前処理チャンバを
介して接続すると、基板は必ず前処理チャンバを通過す
るので、基板の移動距離を節約することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1を参照し、符号1は、本発明
の第一例の真空処理装置であり、第1の搬送チャンバ1
7、18を2台と、第2の搬送チャンバ13を1台有し
ている。
【0024】第1、第2の搬送チャンバ17、18、1
3内には、基板搬送ロボットから成る基板搬送機構9
2、93、91がそれぞれ配置されており、第1の搬送
チャンバ17、18の周囲には、処理チャンバ19〜2
8がそれぞれ5台ずつと、受渡チャンバ14、15が1
台ずつ配置されている。第1の搬送チャンバ17、18
と、処理チャンバ19〜28及び受渡チャンバ14、1
5とは、ゲートバルブ39〜48、37、38を介して
それぞれ接続されている。
【0025】第2の搬送チャンバ13の長手方向の一端
には、ゲートバルブ35を介して前処理チャンバ12が
接続されており、その前処理チャンバ12には、ゲート
バルブ34を介して搬入チャンバ11が接続されてい
る。
【0026】第2の搬送チャンバ13の他端側には、ゲ
ートバルブ36を介して搬出チャンバ16が接続されて
おり、また、第2の搬送チャンバ13の両側には、第1
の搬送チャンバ17、18に接続された受渡チャンバ1
4、15が、それぞれ直接接続されている。
【0027】上述の各チャンバ11〜28には、図示し
ない真空排気系が接続されており、それぞれ独立に真空
排気できるように構成されている。この真空処理装置1
を用いて基板を処理する場合、先ず、各ゲートバルブ3
4〜48を閉じ、搬入チャンバ11以外の各チャンバ1
2〜48内を真空排気しておく。
【0028】その状態で搬入チャンバ11を大気に開放
し、処理対象物である基板を所定枚数装着し、搬入チャ
ンバ11内を大気から遮断し、真空排気する。
【0029】搬入チャンバ11内が所定圧力まで真空排
気された後、搬入チャンバ11と前処理チャンバ12の
間のゲートバルブ34を開け、搬送ベルトで構成された
図示しない基板搬送機構により、搬入チャンバ11内に
ある基板を前処理チャンバ12内に搬送する。
【0030】前処理チャンバ12内に基板が搬入された
後、ゲートバルブ12を閉じ、基板表面をクリーニング
する前処理を行う。前処理の終了後、前処理チャンバ1
2と第2の搬送チャンバ13の間のゲートバルブ35を
開け、基板搬送ロボット91によって前処理チャンバ1
2内の基板を取り出し、図面左方の受渡チャンバ14内
に載置する。
【0031】受渡チャンバ14のゲートバルブ37を開
け、図面左方の第1の搬送チャンバ17内に配置された
基板搬送機構92を動作させ、受渡チャンバ14内の基
板を、その第1の搬送チャンバ17内に搬入する。次い
で、初段の処理チャンバ19のゲートバルブ39を開
け、基板をその内部に搬入し、ゲートバルブ39を閉
じ、最初の処理を行う。
【0032】他方、前処理チャンバ12側では、搬入チ
ャンバ11内に装着された基板を搬入し、ゲートバルブ
34、35を閉じて前処理を行う。処理チャンバ19内
での最初の処理の終了後、ゲートバルブ39、40の開
閉と基板搬送機構92により、初段の処理チャンバ19
内の基板を、次段の処理チャンバ20に移動させる。
【0033】前処理チャンバ12での前処理が終了した
基板は、受渡チャンバ14内に載置し、上述したのと同
様の手順により、初段の処理チャンバ19内に搬入す
る。前処理チャンバ12内には、搬入チャンバ11内か
ら未処理の基板を搬入し、前処理を行う。
【0034】上述の操作を繰り返し、搬入チャンバ11
内から搬入された基板が、図面左方の第1の搬送チャン
バ17に接続された5台の処理チャンバ19〜23で順
番に処理されると、第5段の処理チャンバ23内での処
理が終了した基板は、ゲートバルブ43、37の開閉と
基板搬送機構92により、受渡チャンバ14に戻す。
【0035】その基板は、第2の搬送チャンバ13内の
基板搬送機構91により、図面右方の受渡チャンバ15
内に搬送し、その受渡チャンバ15のゲートバルブ38
を開け、図面右方の第1の搬送チャンバ18内の基板搬
送機構93により、第6段の処理チャンバ24内に搬入
する。
【0036】このとき、図面左方の第1の搬送チャンバ
17に接続された5台の処理チャンバ19〜23のう
ち、1段〜4段の処理チャンバ19〜22内での処理が
終了した基板は、順次、次段の処理チャンバ20〜23
へ移動させると共に、前処理チャンバ12での前処理が
終了した基板を、受渡チャンバ14を介して、空となっ
た初段の処理チャンバ19内に搬入する。
【0037】図面右方の第6段の処理チャンバ24での
処理が終了した基板は、次段の処理チャンバ25内に搬
送し、空となった第6段の処理チャンバ24内に、受渡
チャンバ15を介して、図面左方の処理チャンバ19〜
23での処理が終了した基板を搬入する。
【0038】このように、前処理チャンバ12での前処
理が終了した基板を、各処理チャンバ19〜28内で処
理し、最後段の処理チャンバ28内での処理が終了した
基板は、受渡チャンバ15内に戻し、搬出チャンバ16
のゲートバルブ36を開け、第2の処理チャンバ13内
の基板搬送機構91によって、その搬出チャンバ16内
に搬送する。
【0039】各処理チャンバ19〜28内での処理が終
了した基板が、搬出チャンバ16内に搬入され、搬出チ
ャンバ16内が基板で満載された状態になったら、搬出
チャンバ16のゲートバルブ36を閉じ、搬出チャンバ
16内を大気に開放し、処理が終了した基板を取り出
す。
【0040】他方、搬入チャンバ11内の基板が全て搬
出されたら、ゲートバルブ34を閉じた後、内部を大気
に開放し、未処理の基板を装着する。このように、本発
明の真空処理装置1によれば、基板の複雑な連続処理を
大気に曝さずに行うことが可能となっている。
【0041】以上は、合計10台の処理チャンバ19〜
28を使用して基板を処理する場合を説明したが、10
台のうち、所望の処理チャンバだけを使用して処理を行
うことも可能である。
【0042】次に、本発明の第二例の真空処理装置を説
明する。図2の符号2は、その真空処理装置であり、搬
入チャンバ51と、前処理チャンバ52と、搬出チャン
バ56を1台ずつ有しており、また、第1の搬送チャン
バ57、58と、第2の搬送チャンバ53a、53bを2
台ずつ有している。
【0043】第1、第2の搬送チャンバ57、58、5
3a、53b内には、基板搬送ロボットから成る基板搬送
機構95、96、94a、94bがそれぞれ配置されてお
り、第1の搬送チャンバ57、58の周囲には、上述の
図1に示した真空処理装置1と同様に、処理チャンバ5
9〜68が5台ずつと、受渡チャンバ54、55が1台
ずつ配置されている。
【0044】また、第1の搬送チャンバ57、58と、
処理チャンバ59〜68及び受渡チャンバ54、55と
は、それぞれゲートバルブ79〜88、77、78によ
って接続されており、他方、2台の第2の搬送チャンバ
53a、53b同士は互いに直接連結されている。
【0045】2台の第2の搬送チャンバ53a、53bの
うち、図面上方の第2の搬送チャンバ53aの長手方向
の一端には、ゲートバルブ75を介して前処理チャンバ
52が接続されており、更に、その前処理チャンバ52
には、ゲートバルブ74を介して搬入チャンバ51が接
続されている。他方、図面下方の第2の処理チャンバ5
3bの一端には、ゲートバルブ76を介して搬出チャン
バ56が接続されている。
【0046】受渡チャンバ54、55のうち、一方の受
渡チャンバ54は、図面上方の第2の搬送チャンバ53
aに接続されており、他方の受渡チャンバ55は、図面
下方の第2の搬送チャンバ53bに接続されている。
【0047】この真空処理装置2は、上述のように構成
されており、搬入チャンバ51から前処理チャンバ52
内に搬入した基板は、前処理が終了すると、第2の処理
チャンバ53a内に配置された基板搬送機構94aによ
り、図面上方の受渡チャンバ54に搬送する。そして、
第1の処理チャンバ57内の基板搬送機構95により、
その第1の処理チャンバ57に接続された5台の処理チ
ャンバ59〜63内に順番に搬出入させ、初段の処理チ
ャンバ59での処理を行う。各処理チャンバ59〜63
での処理が終了した基板は、受渡チャンバ54に戻すと
共に、初段〜第4段の処理チャンバ59〜62内での処
理が終了した基板は、次段の処理チャンバ60〜63に
搬送する。
【0048】受け渡しチャンバ54に戻した基板は、第
2の搬送チャンバ53a、53b内の2台の基板搬送機構
94a、95aによって、図面下方の受渡チャンバ55に
搬送する。その基板は、第1の搬送チャンバ58内の基
板搬送機構96により、その第1の搬送チャンバ58に
接続された処理チャンバ64〜68内で順次処理を行
い、最後段の処理チャンバ68での処理が終了した基板
は、受渡チャンバ54に戻し、搬出チャンバ56内に搬
送する。
【0049】第6段〜第9段の処理チャンバ64〜67
での処理が終了した基板は、順次次段の処理チャンバ6
5〜68内に搬送すると共に、第6段の処理チャンバ6
4内には、第5段の処理チャンバ63での処理が終了
し、受渡チャンバ55内に載置された基板を搬入する。
【0050】このように、基板を各処理チャンバ59〜
68で順番に処理することが可能であり、この真空処理
装置2によっても、多数の処理チャンバでの複雑な連続
処理を行うことができる。
【0051】なお、上記の真空処理装置1、2では、周
囲に処理チャンバが配置された第1の搬送チャンバを2
台設けたが、3台以上設けることも可能である。例え
ば、第2例の真空処理装置2の場合では、第1の処理チ
ャンバ57、57は、第2の処理チャンバ53a、53b
の図面左方に配置されているが、それとは別の第1の処
理チャンバを図面右方にも配置することができる。
【0052】また、上記第一、第二例では、第1、第2
の搬送チャンバ内の搬送機構が、基板搬送ロボットであ
った場合について説明したが、本発明の真空処理装置で
は、搬送機構はそれに限定されるものではない。
【0053】更に、上記第一、第二例では、基板の搬入
を行う搬入チャンバと基板の搬出を行う搬出チャンバと
を別々に設けたが、1台の搬入搬出チャンバを第2の搬
送チャンバに接続し、基板の搬入と搬出を、その搬入搬
出チャンバで行ってもよい。
【0054】
【発明の効果】少ない専有面積で、多数の処理チャンバ
を配置することができる。また、多数の処理チャンバで
の基板処理を大気に曝さずに行うことができるので、歩
留まりが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例の真空処理装置
【図2】他の例の真空処理装置
【図3】従来技術の真空処理装置
【符号の説明】
11、51……搬入チャンバ 12、52……前処理
チャンバ 13、53a、53b……第2の搬送チャン
バ 16、56……搬出チャンバ 17、18、5
7、58……第1の搬送チャンバ 19〜28、59
〜68……処理チャンバ 91〜93、94a、94
b、95、96……基板搬送機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周囲に複数の処理チャンバが接続され、内
    部に基板搬送機構が配置された第1の搬送チャンバを複
    数台と、 内部に基板搬送機構が配置された第2の搬送チャンバを
    少なくとも1台有し、 前記複数台の第1の搬送チャンバは、前記第2の搬送チ
    ャンバを介して接続されていることを特徴とする真空処
    理装置。
  2. 【請求項2】基板の搬出を行う搬出チャンバと、基板の
    搬入を行う搬入チャンバが、前記第2の搬送チャンバに
    接続されたことを特徴とする請求項1記載の真空処理装
    置。
  3. 【請求項3】前記搬入チャンバと前記第2の搬送チャン
    バの間に、基板の前処理を行う前処理チャンバが設けら
    れたことを特徴とする請求項2記載の真空処理装置。
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