JP3119098U - Tftアレイ検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被検物を真空下で検査する検査装置において検査所要時間を短縮する。
【解決手段】被検物(ガラス基板3)を搬送する複数の搬送機構4a、4bと、選択された1つの搬送機構(例えば4a)を搬送経路10中に移動させ残りの搬送機構(例えば4b)を搬送経路10外に移動させる移動手段(昇降機構8)とをロードロックチャンバー2に備える。
このように構成することで、主チャンバー1内で1つの被検物を検査中にロードロックチャンバー2に次の被検物を搬入して待機させておき、検査が終わった直後に主チャンバー1とロードロックチャンバー2の間で被検物を交換することにより、主チャンバー1ではほとんど間を空けずに次の検査を始めることが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、例えば液晶ディスプレイ等の製造工程においてガラス基板上に形成されたTFTアレイの検査装置に関する。
液晶ディスプレイを始めとするフラットパネルディスプレイは、その製造工程においてガラス基板上に形成されたTFTアレイの検査を行う。検査は、真空チャンバー内で基板に電子線を照射し、基板から放出される二次電子を検出することにより行うのが一般的である。この検査を行うための装置としては、特許文献1にも記されているように、基板に電子ビームを照射するための主チャンバーと、この主チャンバーに基板を搬出入するためのロードロックチャンバーとを備えた装置が従来から用いられている。
図4は、このような従来の検査装置の概略構成と、被検物を検査のために装置に出し入れする過程を図示したものである。
まず、図4(1)を利用して概略構成を説明する。
同図において、1は内部が真空に保たれた主チャンバー、2は主チャンバー1に隣接して設けられ、外部と主チャンバー1との間で被検物の搬出入を仲介するためのロードロックチャンバーであり、3は被検物であるガラス基板である。ガラス基板3は、外部のローダ(図示しない)等により、外部とロードロックチャンバー2との間のゲート弁6を介してロードロックチャンバー2に搬出入される。
ロードロックチャンバー2の内部に設けられた搬送機構4(図示例ではローラコンベア)は、受け入れたガラス基板3をゲート弁7を介して主チャンバー1に搬送し、主チャンバー1ではこれを搬送機構5が所定の検査位置まで移送し、また検査後はこれをゲート弁7を介してロードロックチャンバー2内の搬送機構4上に送り返す。即ち、図中に点線で示すように搬送機構4、5およびゲート弁7を連ねた被検物の搬送経路10が形成されている。
ロードロックチャンバー2は、ゲート弁6および7を共に閉じた状態では内部気圧を大気圧から真空(主チャンバー1内とほぼ同じ真空圧)まで下げ、また大気圧に戻す、等の気圧調節が可能な構造であり、これにより大気圧下にあるガラス基板3を、主チャンバー1内の真空を破ることなく主チャンバー1内に持ち込み、或いはそこから取り出すことが可能となる。
次に、このように構成された検査装置にガラス基板3を搬出入する操作過程を図4に従って説明する。なお、以下の項目(1)、(2)……は図4における図(1)、(2)……にそれぞれ対応する。
(1)最初、ゲート弁6は開き、ゲート弁7は閉じた状態で、ロードロックチャンバー2の内部は大気圧、主チャンバー1内は所定の真空圧に保たれている状態にある。この状態で、検査を受けるガラス基板3が外部のローダ(図示しない)等によりロードロックチャンバー2内の搬送機構4上に移載され、その後、ゲート弁6を閉じ、ロードロックチャンバー2内を真空引きする。
(2)ロードロックチャンバー2の内部気圧が所定の真空圧に達すると、ゲート弁7を開き、ガラス基板3を主チャンバー1に搬送する。その後、ゲート弁7を閉じ、ガラス基板3を検査する。
(3)検査が終わるとゲート弁7を開き、検査済みのガラス基板3をロードロックチャンバー2に戻し、ゲート弁7を閉じる。
(4)ロードロックチャンバー2の内部気圧を大気圧に戻し、ゲート弁6を開いてガラス基板3を外部に搬出し、次工程に送る。
以上をくり返し、次々にガラス基板3を検査する。
特開2005−005364号公報
上記のように、従来の検査装置では、被検物の搬出入の都度ロードロックチャンバー内部の気圧を調整する必要があり、これに時間を要するため、被検物1点当たりの検査所要時間が長くなることが問題であった。具体的な数値例を挙げると、TFTアレイの検査の場合、主チャンバーにおける正味の検査時間は3分程度であるのに対し、圧力調整とゲート弁の開閉を含め被検物の搬入、搬出にそれぞれ1分ほどの時間が掛かり、結局被検物1点当たりの検査所要時間は約5分掛かることになる。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、製造工程中で被検物を真空下で検査する検査装置において、被検物1点当たりの検査所要時間を短縮することを目的とする。
本考案は上記課題を解決するために、被検物を搬送する複数の搬送機構をロードロックチャンバー内に有し、これらの搬送機構のうち選択された1つを搬送経路中に移動させ残りの搬送機構を搬送経路外に移動させる移動手段を備える。
このように構成することで、主チャンバー内で1つの被検物を検査中にロードロックチャンバーに次の被検物を搬入して待機させておき、検査が終わった直後に主チャンバーとロードロックチャンバーの間で被検物を交換することにより、主チャンバーではほとんど間を空けずに次の検査を始めることが可能となる。
本考案は上記のように構成されているので、主チャンバーにおける検査とロードロックチャンバーにおける気圧調整を伴う被検物の搬出入とを同時に並行して進行させることができるので、被検物1点当たりの検査所要時間を大幅に短縮することができ、効率の高い検査装置を提供できる。
本考案が提供する検査装置は次のような特徴を有する。即ち、第1の特徴は被検物を搬送する複数の搬送機構をロードロックチャンバー内に備えて構成した点にあり、第2の特徴はこれら搬送機構のうち選択された1つを搬送経路中に移動させ残りの搬送機構を搬送経路外に移動させる移動手段を備えるように構成した点であり、また、典型的な実施形態は搬送機構を2基備える場合である。
従って、最良の形態の基本的な構成は、被検物を搬送する2基の搬送機構をロードロックチャンバー内に有し、そのいずれか一方を選択して搬送経路中に、他方を搬送経路外に移動させる移動手段を備える検査装置である。
図1は本考案の一実施例装置の概略構成を示す。
同図において、図4と同一の構成要素については同符号を付すことにより再度の説明を省く。本実施例装置は、ロードロックチャンバー2の内部に2基の搬送機構4a、4bを上下2段に配置し、これらを上下方向に移動させる昇降機構8を備えていることが従来例と異なる。2基の搬送機構4a、4bは同形、同性能で、いずれか一方が搬送経路10中にあるときは他方は搬送経路10から外れた位置にあるように昇降機構8により移動させられる。
9は、被検物を本装置に搬出入するために本装置の前方に設けたローダである。ここでは一例として天井走行式のフォークリフト型のものを模式的に示した。これは、フォーク状の2本のアーム9a上に被検物を載せて持ち上げ、さらに前後に(図では左右に)移動して被検物をロードロックチャンバー2に出し入れするものである。但し、ローダ9は外部装置であって、本考案の構成に直接関わるものではない。また、以下の項目(1)〜(8)は、図2、図3に示す(1)〜(8)に対応するものである。
なお、本考案では検査装置内に同時に2つの被検物が存在するので、以下、これらをガラス基板3aおよびガラス基板3bとして区別する。
図2は、図1に示す実施例装置の動作過程を図示したものであり、図3は図2の続きである。
以下、図2および図3に従って、上記のように構成された本実施例装置にガラス基板3a、3bを搬出入する過程を説明する。なお、図2および図3においては、図1で示したローダ9は省略されているが、同様のものが外部とロードロックチャンバー2との間の搬出入に用いられるものとする。
(1)最初、ゲート弁6は開き、ゲート弁7は閉じた状態で、搬送機構4aが搬送経路10中にあり、ロードロックチャンバー2の内部は大気圧、主チャンバー1内は所定の真空圧に保たれている状態にある。この状態で、検査を受けるガラス基板3aが外部のローダ(図示しない)によりロードロックチャンバー2内の搬送機構4a上に移載され、その後、ゲート弁6を閉じ、ロードロックチャンバー2内を真空引きし、内部気圧を所定の真空圧に調整する。
(2)ゲート弁7を開き、ガラス基板3aを主チャンバー1に搬送する。その後、ゲート弁7を閉じ、ガラス基板3aを検査する。検査は、前述したように、ガラス基板3aを電子線で走査し、基板から放出される二次電子を検出することにより行われる。
この検査中に、ロードロックチャンバー2の内部気圧を大気圧に戻し、ゲート弁6を開く。
(3)次に検査すべきガラス基板3bを外部のローダ(図示しない)等から搬送機構4a上に移載し、ゲート弁6を閉じる。
(4)ロードロックチャンバー2内を真空引きし、その間に昇降機構8により搬送機構4a、4bを上昇させ、搬送機構4bと搬送機構5とのレベルを一致させる(搬送機構4bを搬送経路10中に位置させる)。
(5)主チャンバー1におけるガラス基板3aの検査が終わるとゲート弁7を開き、検査済みのガラス基板3aを搬送機構4bに移す。
(6)昇降機構8により搬送機構4a、4bを下降させ、搬送機構4aと搬送機構5とのレベルを一致させる(搬送機構4aを搬送経路10中に位置させる)。
(7)搬送機構4a上のガラス基板3bを搬送機構5に移す。その後、ゲート弁7を閉じ、ガラス基板3bを検査する。
(8)この検査中にロードロックチャンバー2の内部気圧を大気圧に戻し、ゲート弁6を開いてガラス基板3aを外部に搬出し、次工程に送る。
以降、上記の(3)〜(8)を繰り返し、次々に検査を行う。
なお、被検物のサイズや性状によっては被検物をパレットに積載して搬送する場合があるが、その場合でも、パレットを含めて1つの被検物として扱うことで同様に本考案を適用することができる。
また、実施例1における搬送機構4a、4bは2基に限定されるものでなく、3基以上装備するようにしてもよい。多数基装備することにより、一度に多数の被検物を装入してバッチ処理で検査を行う検査装置を提供することも可能となる。
本考案は、例えば液晶ディスプレイ等の製造工程においてガラス基板上に形成されたTFTアレイの検査に利用できる。
本考案の一実施例装置の概略構成を示す図である。 実施例装置(図1)の動作過程を示す図である。 図2に続く実施例装置の動作過程を示す図である。 従来装置の概略構成と動作過程を示す図である。
符号の説明
1 主チャンバー
2 ロードロックチャンバー
3 ガラス基板
3a ガラス基板
3b ガラス基板
4 搬送機構
4a 搬送機構
4b 搬送機構
5 搬送機構
6 ゲート弁
7 ゲート弁
8 昇降機構
9 ローダ
9a アーム
10 搬送経路

Claims (1)

  1. 内部が真空に維持される主チャンバーと前記主チャンバーに隣接するロードロックチャンバーとを有し、前記主チャンバーと前記ロードロックチャンバーとの間でTFTアレイ基板を搬出入する搬送経路が形成されているTFTアレイ検査装置において、前記基板を搬送するための複数の搬送機構を前記ロードロックチャンバー内に並設し、前記搬送機構のうち1つを前記搬送経路中に移動させると共に残りの前記搬送機構を前記搬送経路外に相互に移動させる移動手段を備えたことを特徴とするTFTアレイ検査装置。
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