JPH11222363A - エレベータの故障捕捉装置 - Google Patents

エレベータの故障捕捉装置

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Publication number
JPH11222363A
JPH11222363A JP2463498A JP2463498A JPH11222363A JP H11222363 A JPH11222363 A JP H11222363A JP 2463498 A JP2463498 A JP 2463498A JP 2463498 A JP2463498 A JP 2463498A JP H11222363 A JPH11222363 A JP H11222363A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
failure
elevator
trigger signal
relay
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP2463498A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Oka
高明 岡
Hidekazu Seki
英一 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP2463498A priority Critical patent/JPH11222363A/ja
Publication of JPH11222363A publication Critical patent/JPH11222363A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トリガー信号を短時間にしかも的確に取付け
ることができるエレベータの故障捕捉装置を提供する。 【解決手段】 端末装置3に故障信号311〜319を
取り込み所定のトリガー信号64を発生するトリガー信
号発生回路34を設け、要時にこのトリガー信号64を
故障捕捉装置6に接続する。このように、短時間に故障
捕捉装置をセットすることができるので、エレベータの
不稼動時間も低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リレーで構成され
たエレベータの故障捕捉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のエレベータ装置においては、エレ
ベータの制御装置に故障が発生すると、この故障の内容
をリレーの組合せ回路で検査し、この故障信号と故障発
生時刻、管理番号とを端末装置により所定のデータに変
換し、このデータを電話回線を介して監視センタに発報
している。監視センタにおいては、このデータを受信す
ると、保守技術員が故障現場に急行し、エレベータの復
旧作業を行っている。
【0003】ところで、エレベータの制御装置の故障に
は、リレーコイルの断線のように故障の状態が持続して
いるものと、リレー接点の接触不良のように故障が一時
的で回復するものがある。前者の故障の場合には、故障
が持続しているため故障の原因を容易に究明することが
できる。しかしながら、後者の故障の場合には、保守技
術員が現地に急行してもエレベータは正常に稼動してい
ることがあり、どのような原因でエレベータが停止した
のか分からないので、故障原因の究明に難渋していた。
ところが、後者の原因の分からない故障は通常発生する
ものであり、保守技術員が特開昭55−101572号
公報に開示しているような故障捕捉装置を用いて、不明
故障の原因を究明している。
【0004】この故障捕捉装置は、故障に関連するリレ
ー信号の状態をマイクロコンピュータのメモリに連続か
つエンドレスに格納させるとともに、エレベータの故障
発生を検出するトリガー信号をリレーの組合せ回路によ
り構成し、このトリガー信号が発生すると前記メモリの
格納動作を停止させる。そして後日、同一故障が発生す
ると、上述したようにトリガー信号が発生し、メモリの
格納動作が停止する。そのため前記メモリに故障発生前
後のリレーの状態が格納されているので、このリレーの
状態をディスプレイあるいはプリンタに表示し、故障の
原因を容易に究明することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の故障捕捉装置に
おいて、トリガー信号を発生するためには、複数個のリ
レーの接点を組合せて回路構成しなければならない。そ
のためには、リレーシーケンスに熟知した保守技術員が
必要である。また、トリガー信号発生回路が作成された
としても、リレー制御盤にそのリレーの接点がないこと
があり、わざわざ補助用のリレーを構成しなければなら
ない等の問題があった。そのためトリガー発生回路の作
成には長時間を要し、その間エレベータを停止させるた
め、利用客に多大の迷惑を掛けるという問題もあった。
【0006】本発明の目的は、上記の欠点に鑑みて、リ
レーで構成されたエレベータにおいて原因不明の故障が
発生したとき、この故障の原因を究明するために、上記
の故障捕捉装置に不慣れな保守技術員であっも、この故
障捕捉装置にトリガー信号を短時間に、しかも的確に取
り込むことができ、さらに、エレベータの不稼動時間の
短縮を図ることができるエレベータの故障捕捉装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的は、複数のリレ
ーより構成されたエレベータの制御装置のリレー信号の
状態をマイクロコンピュータのメモリに連続かつエンド
レスに格納されるとともに、前記のエレベータの故障を
検出するトリガー信号を介して、前記メモリの格納動作
を停止させる手段を備えたエレベータの故障捕捉装置に
おいて、前記リレーの組合せにより前記エレベータの複
数の故障を検出する故障検出装置と、この複数の故障信
号のいずれかが検出されたとき、この故障信号を監視セ
ンタに発報する通信部を備えた端末装置と、この端末装
置に前記故障信号から所定のトリガー信号を発生するト
リガー信号発生部とを備えることにより達成される。
【0008】この発明によれば、原因の分からない不明
故障が発生した場合、エレベータの故障捕捉装置を現地
に搬入し、制御装置から故障に関連するリレー信号と、
端末装置に設けられたトリガー信号を故障捕捉装置に取
り込む。このようにすることにより、故障捕捉装置を短
時間にしかも的確にセットすることができるので、この
故障捕捉装置に不慣れな保守技術員でも容易に使用する
ことができ、しかも、エレベータの不稼動時間を短縮す
ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1および図2を用いて説明する。
【0010】図1は本発明になる一実施形態のエレベー
タの故障捕捉装置の全体構成図である。図において、1
はエレベータの制御装置で、複数のリレーよりなるリレ
ー群11〜19、即ち、ドア回路、信号回路、制御回路
等より構成されている。2はエレベータの複数の故障を
検出するための故障検出装置で、制御装置1のリレー信
号211〜219を取り込み、故障の種類、たとえば起
動不能、ドア異常、安全装置異常等ごとに故障を検出す
る故障検出回路21〜29から構成され、故障を検出す
ると、故障信号311〜319を介して、端末装置3に
入力される。端末装置3は処理部32、通信部33およ
びトリガー信号発生部34により構成され、故障信号3
11〜319が入力されると、処理部32により故障信
号311〜319と故障発生時刻、エレベータ管理番号
を所定のデータに変換し、このデータは通信部33によ
り電話回線4を介して監視センタ5に発報される。ま
た、故障信号311〜319はトリガー信号発生部34
により、所定のパルス波形のトリガー信号64を発生す
る。6は故障捕捉装置で、マイクロコンピュータにより
構成され、故障の要因に関連したリレー信号611〜6
19とトリガー信号64を処理部62に取り込み、この
リレー信号611〜619とトリガー信号64とを連続
的にかつエンドレスにメモリ63に格納し、トリガー信
号64がパルス信号を発生すると、メモリ63への格納
動作を停止させ、故障発生前後のリレー611〜619
の動作状態を保持させる。7は表示装置で、故障捕捉装
置6の処理部62からリレー信号711〜719を取り
込み表示装置7の表示部72に表示させる。
【0011】次に、本発明になる一実施形態の動作を説
明する。
【0012】今、監視センタ5にドアが閉まってもエレ
ベータが起動しないという故障発報があった。そこで、
保守技術員がエレベータを復旧するために、現場に急行
したが、エレベータはすでに復旧し、正常に稼動し、故
障の原因は不明であった。
【0013】そこで、故障の原因を究明するために、故
障捕捉装置6を取付けることになった。故障内容から考
えて、ドアスイッチの接触不良あるいは走行検出リレー
の接触不良と推定し、制御装置1からドア閉じリレーR
1、ドア閉じ検出リレーR2、走行検出リレーR3の3
個のリレーコイルの信号と端末装置3からトリガー信号
64を故障捕捉装置6に取り込み、取付作業は終了す
る。そこで後日、同一故障が発生し、図2に示すような
リレーの信号波形図が得られたとする。この波形図よ
り、ドアが閉まっても走行検出リレーR3がオンしない
ことが分かり、ドア閉じ検出リレーR2を調査したとこ
ろ、このリレーR2の接点の接触不良であることが分か
った。
【0014】このように、故障捕捉装置6を用いて故障
の原因を究明する場合、トリガー信号64を短時間にか
つ的確に故障捕捉装置6に接続することができ、保守技
術員の労力を低減することができるのみならず、エレベ
ータの不稼動時間も短縮することができる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によればリレ
ーで構成されたエレベータの制御装置が故障したので、
故障捕捉装置を用いて故障原因を究明する場合、端末装
置から故障捕捉装置のトリガー信号を取り込むように構
成したので、故障捕捉装置の取付け作業が的確にしかも
短時間に行うことができ、しかもエレベータの不稼動時
間を短縮することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる一実施形態のエレベータの故障捕
捉装置の全体構成図である。
【図2】故障捕捉装置から得られたリレー信号の波形図
である。
【符号の説明】
1 制御装置 2 故障検出装置 3 端末装置 33 通信部 34 トリガー信号発生部 5 監視センタ 6 故障捕捉装置 63 メモリ 64 トリガー信号 7 表示装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のリレーより構成されたエレベータ
    の制御装置のリレー信号の状態をマイクロコンピュータ
    のメモリに連続かつエンドレスに格納されるとともに、
    前記のエレベータの故障を検出するトリガー信号を介し
    て、前記メモリの格納動作を停止させる手段を備えたエ
    レベータの故障捕捉装置において、前記リレーの組合せ
    により前記エレベータの複数の故障を検出する故障検出
    装置と、この複数の故障信号のいずれかが検出されたと
    き、この故障信号を監視センタに発報する通信部を備え
    た端末装置と、この端末装置に前記故障信号から所定の
    トリガー信号を発生するトリガー信号発生部とを備えた
    ことを特徴とするエレベータの故障捕捉装置。
JP2463498A 1998-02-05 1998-02-05 エレベータの故障捕捉装置 Pending JPH11222363A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2463498A JPH11222363A (ja) 1998-02-05 1998-02-05 エレベータの故障捕捉装置

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JP2463498A JPH11222363A (ja) 1998-02-05 1998-02-05 エレベータの故障捕捉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11222363A true JPH11222363A (ja) 1999-08-17

Family

ID=12143571

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JP2463498A Pending JPH11222363A (ja) 1998-02-05 1998-02-05 エレベータの故障捕捉装置

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JP (1) JPH11222363A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010064822A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Toshiba Elevator Co Ltd 昇降機故障検出装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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