JPH11221929A - 印刷装置およびその方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷されたバーコードの印刷品質に応じて、
印刷処理を制御する印刷装置およびその方法を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 ステップＳ１００では、カウンタＮを
「０」にセットする。ステップＳ１０１では、バーコー
ドを記録媒体に印刷する。ステップＳ１０２では、印刷
されたバーコードにインクの吐出不良箇所が存在するか
否か検査する。ステップＳ１０３では、カウンタＮをカ
ウントアップする。ステップＳ１０４では、カウンタＮ
の値を調べる。ステップＳ１０５では、記録ヘッドを１
ドット分左方向へシフトする。ステップＳ１０６では、
記録ヘッドをクリーニングする。ステップＳ１０７で
は、バーコードの印刷処理を中断する。ステップＳ１０
８では、バーコードの印刷処理を終了するか否か判断す
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置およびそ
の方法に関し、例えば、記録媒体にバーコードを印刷
し、印刷したバーコードの印刷品質を検査する印刷装置
およびその方法に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】近年、記録媒体にバーコードを印刷し、
印刷したバーコードの印刷品質を検査することができる
ラベル印刷装置が提案されている。このバーコード検査
機能付き印刷装置においては、印刷したバーコードが印
刷不良であると判断された場合、ヘッドのクリーニング
等の処理を行う。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した技術
においては、次のような問題がある。

【０００４】上述したバーコード検査機能付き印刷装置
においては、記録ヘッドに備え付けられたノズルの目詰
りなどにより、インクの吐出不良が発生した場合、記録
ヘッドのクリーニング等によって、インクの吐出不良を
解消することができることもあるが、記録ヘッドのクリ
ーニング等を行ってもインクの吐出不良が解消されない
場合、バーコードの印刷を中断しなければならないとい
う問題がある。

【０００５】本発明は、上記の問題を解決するものであ
り、印刷されたバーコードの印刷品質に応じて、印刷処
理を制御する印刷装置およびその方法を提供することを
目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成する一手段として、以下の構成を備える。

【０００７】本発明にかかる印刷装置は、複数のインク
吐出用ノズルを備えたプリントヘッドを用いて、記録媒
体にバーコードを印刷する印刷装置であって、印刷され
たバーコードの品質を検査するための検査手段と、前記
プリントヘッドのインク吐出を制御するためのデータが
格納されるレジスタと、前記レジスタに格納するデータ
をシフトするためのシフト手段と、前記検査手段の検査
結果に応じて、前記シフト手段を制御する制御手段とを
有することを特徴とする。

【０００８】本発明にかかる印刷方法は、複数のインク
吐出用ノズルを備えたプリントヘッドを用いて、記録媒
体にバーコードを印刷する印刷装置の印刷方法であっ
て、印刷されたバーコードの品質を検査し、前記バーコ
ードの品質に応じて、前記プリントヘッドのインク吐出
を制御するためのデータが格納されるレジスタと、前記
レジスタに格納するデータをシフトすることを特徴とす
る。

【０００９】

【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる一実施形態
のバーコード印刷装置およびその方法について図を参照
して詳細に説明する。

【００１０】図１は、本発明にかかる一実施形態のバー
コード印刷装置の構成例を示すブロック図である。

【００１１】なお、本実施形態におけるバーコード印刷
装置は、インクジェット方式のプリンタエンジンを備え
ているものとする。

【００１２】符号１は、ユーザがプリンタを操作するた
めのスイッチおよびＬＥＤ表示器等が配置されている。
符号２は、バーコード印刷装置２０全体を制御するため
のＣＰＵである。符号３は、ＣＰＵ２の主メモリあるい
はワークエリア等として使用する記憶部である。符号４
は、バーコード印刷装置２０を制御するための制御プロ
グラム等を記憶するためのＲＯＭである。

【００１３】符号５は、記録媒体２１に印刷したバーコ
ードの印刷品質を検査するためのバーコード検査部で、
周知の技術であるから詳細な説明は省略するが印刷され
たバーコードを光学的に読み取り、その内容が正しくデ
コードできるか否かにより、バーコードの印刷品質を検
査するものである。符号６は、例えば、パーソナルコン
ピュータなどの外部機器とバーコード印刷装置２０をイ
ンタフェイスするためのインタフェイス部である。符号
７は、前述したパーソナルコンピュータなどの外部機器
から送信される画像データを処理するための画像処理部
である。

【００１４】符号８は、例えば、紙送り機構などの印字
機構部９を制御するための印字制御部である。符号１０
は、ヘッド部１１を制御するためのヘッド制御部であ
る。符号１１は、インクを吐出する複数のノズルが一列
に並んだプリントヘッドを、ＣＭＹＫ色分備えるヘッド
部である。このヘッド部１１のプリントヘッドのそれぞ
れには、ヘッド制御部１０から送信されるデータを、ノ
ズルの数分格納するシフトレジスタがある。シフトレジ
スタの各ビットに格納されたデータは、対応するノズル
のインクの吐出を制御するデータである。

【００１５】図２は、本発明にかかる一実施形態のバー
コード印刷装置２０の外観を示す図である。

【００１６】インクジェット方式のプリンタエンジンを
備えたバーコード印刷装置２０は、ロール状の記録媒体
２１を収容しているロール供給ユニット２２と、記録媒
体２１を搬送する搬送ユニット２３とを含む。搬送ユニ
ット２３で搬送される記録媒体２１の上方において搬送
方向に沿って順に、ヘッド部１０を構成するインクジェ
ット記録ヘッド（ブラック）２４、インクジェット記録
ヘッド（シアン）２５、インクジェット記録ヘッド（マ
ゼンダ）２６およびインクジェット記録ヘッド（イエロ
ー）２７並びにバーコード検査部５が配置されている。
記録ヘッド２４から記録ヘッド２７は、搬送ユニット２
３上を搬送される記録媒体２１に、例えば、バーコード
を印刷する。また、バーコード検査部５は、印刷された
バーコードの印刷品質を検査する。

【００１７】図３は、バーコードの印刷例を示す図であ
る。

【００１８】図３（ａ）は、本発明にかかるバーコード
印刷装置２０によって、正常に印刷されたバーコードの
印刷例である。図３（ｂ）は、バーコード印刷装置２０
のインク吐出回路またはノズルの故障等によって、印刷
不良と判定されるバーコードの印刷例である。

【００１９】本発明にかかる一実施形態のバーコード印
刷装置２０は、バーコード検査部５により、印刷された
バーコードを検査した結果、印刷不良と判定される場
合、以下に説明するような処理を行うことによって、バ
ーコードの印刷処理を継続しようとするものである。

【００２０】上述した処理について、図４のフローチャ
ートを参照して詳細に説明する。

【００２１】ステップＳ１００では、バーコードの印刷
位置を所定のドット数だけシフトするためのカウンタＮ
に「０」をセットする。ステップＳ１０１では、カウン
タＮの値にしたがって、Ｎ個分のデータ「０」が、印刷
データの先頭ビットに追加される。この処理について、
図６を用いて説明する。図６（ａ）は、画像の印刷位置
をシフトする前の印刷データ「１１１１１１１１００
０」の内容と、印刷データがシフトレジスタに格納され
たときの様子を示す図である。このように、印刷データ
「１１１１１１１１０００」は、先頭ビットから順にシ
フトレジスタに格納される。

【００２２】次に、画像の印刷位置を１ドット分シフト
する（カウンタＮの値が「１」）場合は、印刷データ
「１１１１１１１１０００」の先頭ビットに「０」を追
加して、「０１１１１１１１１００」とする。そして、
この印刷データを先頭ビットから順にシフトレジスタに
格納すると、図６（ｂ）のようになる。つまり、カウン
タＮの値を変更することによって、シフトレジスタに格
納される印刷データを、所定の数（Ｎ）だけビットシフ
トすることができる。

【００２３】したがって、各ノズルに割り当てられたレ
ジスタの内容（印刷データ）がシフトするため、吐出不
良ノズルからインクが吐出されないように、ヘッド部１
１を制御することができる。なお、上述した印刷データ
「１１１１１１１１０００」の先頭ビットに「０」を追
加する処理について、図７を用いて説明する。

【００２４】図７において、符号２８は、シフトレジス
タに格納するデータをシフトするためのカウント動作を
行うシフトカウンタ、および、インク吐出用のノズル数
に対応する数だけカウント動作を行う印刷データカウン
タなどを制御するためのタイミング制御部である。ま
た、このタイミング制御部２８は、セレクタ３０の接続
点の切替えも行う。

【００２５】例えば、印刷データの先頭ビットに「０」
を１つ追加する場合、タイミングコントロール部２８
は、セレクタ３０を制御し接続点を「ｂ」位置にする。
そして、シフトカウンタを「１」だけカウントアップす
る。このとき、セレクタ３０の接続点は「ｂ」位置に接
続されているため、「０」がシフトレジスタに格納され
る。つまり、シフトカウンタによるカウントが行われて
いる間、そのカウント数だけ「０」が、シフトレジスタ
に格納されるのである。

【００２６】次に、空データカウンタによるカウントが
終了すると、タイミングコントロール部２８は、セレク
タ３０を制御し接続点を「ａ」位置にする。そして、印
刷データカウンタをカウントアップする。このとき、セ
レクタ３０の接続点は「ａ」位置に接続されているた
め、パラレル／シリアル変換部２９を介して、印刷デー
タがシフトレジスタに格納される。つまり、印刷データ
カウンタによるカウントが行われている間、そのカウン
ト数だけ印刷データが１ビットずつシフトレジスタに格
納されるのである。

【００２７】このように、図７の構成によれば、各ノズ
ルに割り当てられたレジスタの内容（印刷データ）をシ
フトさせることができるため、吐出不良ノズルからイン
クが吐出されないように、ヘッド部１１を制御すること
ができる。

【００２８】ステップＳ１０２では、印刷データがシフ
トレジスタに格納される。ステップＳ１０３では、レジ
スタに格納された内容に基づいて、記録媒体２１にバー
コードを印刷する。ステップＳ１０４では、印刷したバ
ーコードの品質を検査する。ステップＳ１０５では、印
刷されたバーコードにインクの吐出不良箇所が存在する
か否か検査する。そして、このステップＳ１０５におい
て、印刷されたバーコードにインクの吐出不良箇所が存
在する場合ステップＳ１０６に進み、それ以外の場合ス
テップＳ１０８に進む。

【００２９】ステップＳ１０６では、カウンタＮの値が
「Ｎ＝０」の場合、ステップＳ１１０へ進み、カウンタ
Ｎの値が「１＜＝Ｎ＜４」の場合、ステップ１０７へ進
み、カウンタＮの値が「Ｎ＞＝４」の場合、ステップ１
０９へ進む。ステップＳ１０７では、カウンタＮをカウ
ントアップしてステップＳ１０１に戻る。

【００３０】ステップＳ１０１では、カウンタＮの値が
「１」であるため、印刷データの先頭ビットにデータ
「０」を１個追加する。ステップＳ１０２では、先頭ビ
ットに「０」が追加された印刷データをレジスタに格納
する。次に、ステップＳ１０３では、レジスタに格納さ
れた内容に基づいて、記録媒体２１にバーコードを印刷
する。ここで、印刷した結果を図５Ａ（ｂ）に示す。こ
の図から明らかなように、インクの吐出不良ノズルに対
応する吐出不良箇所は、図５Ａ（ａ）に示す図の吐出不
良箇所を基準にすると、左方向に１ドット分シフトして
いることがわかる。

【００３１】ステップＳ１０４では、印刷したバーコー
ドの品質を検査する。ステップＳ１０５では、印刷され
たバーコードにインクの吐出不良箇所が存在するか否か
検査する。そして、このステップＳ１０５において、印
刷されたバーコードにインクの吐出不良箇所が存在する
場合ステップＳ１０６に進み、それ以外の場合ステップ
Ｓ１０８に進む。

【００３２】このように、印刷したバーコードにインク
の吐出不良箇所が存在する場合、ステップＳ１０１から
ステップ１０７までの一連の処理を、所定の回数、また
は、インクの吐出不良箇所が存在しなくなるまで繰返
す。したがって、本実施形態では、図５Ｂ（ｃ）および
図５Ｂ（ｄ）に示すように、カウンタＮの値に基づい
て、シフトレジスタの内容をビットシフトすることによ
って、各ノズルに割り当てられたレジスタの内容をシフ
トすることができるため、不良ノズルからインクを吐出
しないように制御することができる。

【００３３】ステップＳ１１０では、複数のノズルを備
える記録ヘッドのクリーニング処理を行う。従来のバー
コード印刷装置では、このクリーニング処理によって、
図３（ｂ）に示すインクの吐出不良箇所が、図３（ａ）
に示すように消えることもあるが、このクリーニング処
理を行ってもインクの吐出不良箇所が消えない場合、記
録ヘッドのインク吐出回路またはノズル自体が故障して
いる可能性がある。したがって、このような場合は、バ
ーコードの印刷処理を中断して、記録ヘッドのインク吐
出回路を交換するなどのリカバリー作業を行う必要があ
る。

【００３４】ステップＳ１０９では、上述したステップ
Ｓ１０１からステップＳ１０７までの処理を、例えば３
回繰り返しても、印刷したバーコードにインクの吐出不
良箇所が存在する場合、印字不良エラーとして、バーコ
ードの印刷処理を中断する。ステップＳ１０８では、バ
ーコードの印刷処理を終了するか否か判断する。そし
て、このステップＳ１０８において、バーコードの印刷
処理を終了する場合印刷処理を終了し、それ以外の場合
ステップＳ１０１に進み印刷処理を継続する。

【００３５】なお、本実施形態では、記録媒体２１に印
刷したバーコードを検査し、印刷したバーコードにイン
クの吐出不良箇所がある場合、最初はヘッドのクリーニ
ングを実施しているが、このヘッドのクリーニングは実
施しなくてもよい。この場合は、ステップＳ１０５で、
印刷不良と判断された場合、ステップＳ１０６に進むよ
うにプログラムを構成すればよい。

【００３６】このように、本実施形態によれば、記録媒
体２１に印刷したバーコードを検査し、印刷したバーコ
ードにインクの吐出不良箇所がある場合、最初はヘッド
のクリーニングを実施して、再度、記録媒体２１にバー
コードを印刷し、印刷したバーコードの検査を行う。そ
して、ヘッドのクリーニングを実施してもインクの吐出
不良が改善されない場合、各ノズルに割り当てられたレ
ジスタの内容をビットシフトして、再度、記録媒体２１
にバーコードを印刷し印刷したバーコードの検査を行
う。

【００３７】つまり、吐出不良ノズルに割り当てられた
レジスタの内容が「０」（レジスタの内容が「０」のと
き、対応するノズルからはインクが吐出しない）になる
ように、レジスタの内容をシフトするのである。したが
って、インクの吐出不良箇所に対応するノズルから、黒
インクを吐出する必要がなくなるため、従来の技術とは
異なり、インクの吐出不良が発生したとしても、バーコ
ードの印刷処理を継続することができる。

【００３８】

【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器（例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど）から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置（例えば、複写機、ファクシミリ
装置など）に適用してもよい。

【００３９】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ（またはＣＰＵ
やＭＰＵ）が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。

【００４０】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。

【００４１】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、ＣＤ
−Ｒ、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ＲＯＭな
どを用いることができる。

【００４２】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているＯＳ（オペレ
ーティングシステム）などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。

【００４３】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るＣＰＵなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。

【００４４】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印刷されたバーコードの印刷品質に応じて、印刷処理を
制御する印刷装置およびその方法を提供することができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明にかかる一実施形態のバーコード印刷
装置の構成例を示すブロック図、

【図２】 本発明にかかる一実施形態のバーコード印刷
装置の外観を示す図、

【図３】 バーコードの印刷例を示す図、

【図４】 本発明にかかる一実施形態のバーコード印刷
装置の印刷処理を説明するためのフローチャート、

【図５Ａ】 印刷位置をシフトした後のバーコードの印
刷例を示す図、

【図５Ｂ】 印刷位置をシフトした後のバーコードの印
刷例を示す図、

【図６】 印刷位置のシフト方法について説明するため
の図、

【図７】 レジスタの内容をシフトする方法を説明する
ための図である。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数のインク吐出用ノズルを備えたプリ
   ントヘッドを用いて、記録媒体にバーコードを印刷する
   印刷装置であって、 印刷されたバーコードの品質を検査するための検査手段
   と、 前記プリントヘッドのインク吐出を制御するためのデー
   タが格納されるレジスタと、前記レジスタに格納するデ
   ータをシフトするためのシフト手段と、 前記検査手段の検査結果に応じて、前記シフト手段を制
   御する制御手段とを有することを特徴とする印刷装置。
2. 【請求項２】 前記制御手段は、前記検査手段の検査結
   果が不良を示す場合、前記ノズルのクリーニングを行う
   ことを特徴とする請求項１に記載された印刷装置。
3. 【請求項３】 前記制御手段は、前記クリーニング後も
   前記検査手段の検査結果が不良を示す場合、前記シフト
   手段に前記レジスタに格納するデータをビットシフトさ
   せることを特徴とする請求項２に記載された印刷装置。
4. 【請求項４】 複数のインク吐出用ノズルを備えたプリ
   ントヘッドを用いて、記録媒体にバーコードを印刷する
   印刷装置の印刷方法であって、 印刷されたバーコードの品質を検査し、 前記バーコードの品質に応じて、前記プリントヘッドの
   インク吐出を制御するためのデータが格納されるレジス
   タと、前記レジスタに格納するデータをシフトすること
   を特徴とする印刷方法。
5. 【請求項５】 印刷方法のプログラムコードが記録され
   ている記録媒体であって、 印刷されたバーコードの品質を検査するステップのプロ
   グラムコードと、 前記バーコードの品質に応じて、複数のインク吐出用ノ
   ズルを備えたプリントヘッドのインク吐出を制御するた
   めのデータが格納されるレジスタと、前記レジスタに格
   納するデータをシフトするステップのプログラムコード
   とを有することを特徴とする記録媒体。