JPH11220039A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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- JPH11220039A JPH11220039A JP10019558A JP1955898A JPH11220039A JP H11220039 A JPH11220039 A JP H11220039A JP 10019558 A JP10019558 A JP 10019558A JP 1955898 A JP1955898 A JP 1955898A JP H11220039 A JPH11220039 A JP H11220039A
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- Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】中間導電層を用いてビットコンタクトBCが列
方向2セル間で共有化された配置パターンで、BCの横
並び配置によりビット線間を狭くできない。 【解決手段】それぞれビットコンタクトを介して、一方
のワードトランジスタの不純物拡散領域に電気的に接続
された奇数列ビット線BL1,BL3と、他方のワード
トランジスタの不純物拡散領域に電気的に接続された偶
数列ビット線BL2,BL4がセル内でともに列方向に
配線されているメモリセルアレイ1において、奇数列ビ
ットコンタクトBC1,BC3と偶数列ビットコンタク
トBC2,BC4が行方向で重ならないように互い違い
に配置されている。奇数列および偶数列のビットコンタ
クトは列方向に隣接する2つのメモリセル間で共有さ
れ、かつ、各メモリセルごとに当該奇数列および偶数列
のビットコンタクトの何れか一方のみが配置されてい
る。
方向2セル間で共有化された配置パターンで、BCの横
並び配置によりビット線間を狭くできない。 【解決手段】それぞれビットコンタクトを介して、一方
のワードトランジスタの不純物拡散領域に電気的に接続
された奇数列ビット線BL1,BL3と、他方のワード
トランジスタの不純物拡散領域に電気的に接続された偶
数列ビット線BL2,BL4がセル内でともに列方向に
配線されているメモリセルアレイ1において、奇数列ビ
ットコンタクトBC1,BC3と偶数列ビットコンタク
トBC2,BC4が行方向で重ならないように互い違い
に配置されている。奇数列および偶数列のビットコンタ
クトは列方向に隣接する2つのメモリセル間で共有さ
れ、かつ、各メモリセルごとに当該奇数列および偶数列
のビットコンタクトの何れか一方のみが配置されてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばSRAMセ
ル等、メモリセル内に2つのビット線を有する半導体記
憶装置に関する。特定的に、本発明は、ビット線を下層
のトランジスタ不純物領域に電気的に接続するためのビ
ットコンタクトの配置をよりセル面積縮小が可能に工夫
した半導体記憶装置に関する。
ル等、メモリセル内に2つのビット線を有する半導体記
憶装置に関する。特定的に、本発明は、ビット線を下層
のトランジスタ不純物領域に電気的に接続するためのビ
ットコンタクトの配置をよりセル面積縮小が可能に工夫
した半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】メモリセル内に2つのビット線を有する
半導体記憶装置として、代表的なものではSRAMが存
在する。SRAMセルは、一般に、フリップフロップ
と、共通なワード線の印加電圧に応じて導通/非導通が
制御されフリップフロップの2つの記憶ノードそれぞれ
を対抗するビット線に接続するか否かを決める2つのト
ランジスタ(ワードトランジスタ)とから構成され、フ
リップフロップの負荷素子の違いにより、MOSトラン
ジスタ負荷形と高抵抗負荷形との2種類に大別できる。
半導体記憶装置として、代表的なものではSRAMが存
在する。SRAMセルは、一般に、フリップフロップ
と、共通なワード線の印加電圧に応じて導通/非導通が
制御されフリップフロップの2つの記憶ノードそれぞれ
を対抗するビット線に接続するか否かを決める2つのト
ランジスタ(ワードトランジスタ)とから構成され、フ
リップフロップの負荷素子の違いにより、MOSトラン
ジスタ負荷形と高抵抗負荷形との2種類に大別できる。
【0003】図12は、負荷素子として高抵抗素子を用
いた高抵抗負荷形SRAMセルの平面図である。また、
図13は負荷素子としてpチャネルMOSトランジスタ
を用いたpMOS負荷形SRAMセルの平面図である。
なお、これらのSRAMセル平面図においては、4セル
分の繰り返し基本パターンを示す。この図示例のSRA
Mセルの配置パターンでは、基本セルパターンと、その
鏡像パターンを用いて4セル分の繰り返し基本パターン
が構成され、ワード方向(図の左右方向)に隣接する2
セルは基本セルパターンの鏡像関係、ビット方向(図の
上下方向)に隣接する2セルは一方を180°回転させ
て他方を配置させた点対称な配置パターンとなってい
る。例えば図12,13の例において、図の右下のセル
を基本セルパターンAとすると、そのワード方向に隣接
する図の左下のセルは基本セルパターンAと鏡像関係に
あるセルパターンA’、基本セルパターンAにビット方
向に隣接する図の右上のセルは基本セルパターンAを点
P1を中心に180°回転したパターン、セルパターン
A’にビット方向に隣接する図の左上のセルはセルパタ
ーンA’を点P0を中心に180°回転したパターンと
なっている。
いた高抵抗負荷形SRAMセルの平面図である。また、
図13は負荷素子としてpチャネルMOSトランジスタ
を用いたpMOS負荷形SRAMセルの平面図である。
なお、これらのSRAMセル平面図においては、4セル
分の繰り返し基本パターンを示す。この図示例のSRA
Mセルの配置パターンでは、基本セルパターンと、その
鏡像パターンを用いて4セル分の繰り返し基本パターン
が構成され、ワード方向(図の左右方向)に隣接する2
セルは基本セルパターンの鏡像関係、ビット方向(図の
上下方向)に隣接する2セルは一方を180°回転させ
て他方を配置させた点対称な配置パターンとなってい
る。例えば図12,13の例において、図の右下のセル
を基本セルパターンAとすると、そのワード方向に隣接
する図の左下のセルは基本セルパターンAと鏡像関係に
あるセルパターンA’、基本セルパターンAにビット方
向に隣接する図の右上のセルは基本セルパターンAを点
P1を中心に180°回転したパターン、セルパターン
A’にビット方向に隣接する図の左上のセルはセルパタ
ーンA’を点P0を中心に180°回転したパターンと
なっている。
【0004】この図12に示すSRAMセルでは、配線
構造が3層ポリシリコン配線層とAl配線層(ビット
線)を用いている。また、図13に示すSRAMセルで
は、配線構造が2層ポリシリコン配線層と2層のAl配
線層を用いている。図12および図13において、符号
WL1,WL2は第1層目のポリシリコン層(以下、1
PSという)から構成されワードトランジスタのゲート
電極を兼用するワード線、BL1〜BL4は第1層目又
は第2層目のAl配線層からなるビット線、3a,3
b,4a,4bは第2層目のポリシリコン層(以下、2
PSという)又は第1層目のAl配線層から構成され、
ビット方向のセル境界をはさんで共通に配置されて各セ
ル内のワードトランジスタの一方の不純物拡散領域に共
通に接続された中間導電層、BC1〜BC4は各ビット
線を下層の中間導電層に接続するビットコンタクトを示
す。これらのSRAMセルでは、ワードトランジスタと
ビット線を接続する中間導電層を設けることにより、ビ
ット方向に隣接する2セル間でビットコンタクトを共有
してセル面積の縮小化が図られている。
構造が3層ポリシリコン配線層とAl配線層(ビット
線)を用いている。また、図13に示すSRAMセルで
は、配線構造が2層ポリシリコン配線層と2層のAl配
線層を用いている。図12および図13において、符号
WL1,WL2は第1層目のポリシリコン層(以下、1
PSという)から構成されワードトランジスタのゲート
電極を兼用するワード線、BL1〜BL4は第1層目又
は第2層目のAl配線層からなるビット線、3a,3
b,4a,4bは第2層目のポリシリコン層(以下、2
PSという)又は第1層目のAl配線層から構成され、
ビット方向のセル境界をはさんで共通に配置されて各セ
ル内のワードトランジスタの一方の不純物拡散領域に共
通に接続された中間導電層、BC1〜BC4は各ビット
線を下層の中間導電層に接続するビットコンタクトを示
す。これらのSRAMセルでは、ワードトランジスタと
ビット線を接続する中間導電層を設けることにより、ビ
ット方向に隣接する2セル間でビットコンタクトを共有
してセル面積の縮小化が図られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来のS
RAMセルの配置パターンでは、基本的にはセルパター
ンAの繰り返しで構成されていることから、どうしても
ワード方向にビットコンタクトが2ビットおきに横並び
で配置されてしまう。ビットコンタクトの合わせ余裕を
考慮すると、このコンタクト部分のビット線はあるてい
ど幅広く形成しておく必要があるため、このビットコン
タクトに挟まれたビット線部分の間隔S1又はS2がビ
ット線のスペース幅より狭くなってしまう。したがっ
て、ビット線のラインとスペース幅を解像限界にしよう
とすると、このコンタクト部分でビット線の加工マージ
ンが低下してビット線分離がしずらいこととなる。この
結果、従来のSRAMセルの配置パターンでは、ビット
線間隔に解像限界(又は最小配線加工幅)を適用でき
ず、これがセル面積縮小化において障害となっていた。
RAMセルの配置パターンでは、基本的にはセルパター
ンAの繰り返しで構成されていることから、どうしても
ワード方向にビットコンタクトが2ビットおきに横並び
で配置されてしまう。ビットコンタクトの合わせ余裕を
考慮すると、このコンタクト部分のビット線はあるてい
ど幅広く形成しておく必要があるため、このビットコン
タクトに挟まれたビット線部分の間隔S1又はS2がビ
ット線のスペース幅より狭くなってしまう。したがっ
て、ビット線のラインとスペース幅を解像限界にしよう
とすると、このコンタクト部分でビット線の加工マージ
ンが低下してビット線分離がしずらいこととなる。この
結果、従来のSRAMセルの配置パターンでは、ビット
線間隔に解像限界(又は最小配線加工幅)を適用でき
ず、これがセル面積縮小化において障害となっていた。
【0006】本発明は、このような実情に鑑みてなさ
れ、例えば中間の導電層を用いることによってビットコ
ンタクトがビット方向の2セル間で共有化されたセル配
置パターンにおいて、ビット線間隔を従来より狭くでき
る構成の半導体装置を提供することを目的とする。
れ、例えば中間の導電層を用いることによってビットコ
ンタクトがビット方向の2セル間で共有化されたセル配
置パターンにおいて、ビット線間隔を従来より狭くでき
る構成の半導体装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上記目的を達成するために、本発明に係る
半導体記憶装置では、メモリセルアレイを構成する各メ
モリセル内で、第1のトランジスタの不純物拡散領域に
電気的に接続された奇数列のビット線と、第2のトラン
ジスタの不純物拡散領域に電気的に接続された偶数列の
ビット線が、ともに列方向に配線されている半導体記憶
装置であって、メモリセルアレイ内で、前記奇数列のビ
ット線を前記第1トランジスタの不純物拡散領域に電気
的に接続するための奇数列ビットコンタクトと前記偶数
列のビット線を前記第2トランジスタの不純物拡散領域
に電気的に接続するための偶数列ビットコンタクトが、
行方向で重ならないように互い違いに配置されている。
点を解決し、上記目的を達成するために、本発明に係る
半導体記憶装置では、メモリセルアレイを構成する各メ
モリセル内で、第1のトランジスタの不純物拡散領域に
電気的に接続された奇数列のビット線と、第2のトラン
ジスタの不純物拡散領域に電気的に接続された偶数列の
ビット線が、ともに列方向に配線されている半導体記憶
装置であって、メモリセルアレイ内で、前記奇数列のビ
ット線を前記第1トランジスタの不純物拡散領域に電気
的に接続するための奇数列ビットコンタクトと前記偶数
列のビット線を前記第2トランジスタの不純物拡散領域
に電気的に接続するための偶数列ビットコンタクトが、
行方向で重ならないように互い違いに配置されている。
【0008】好ましくは、前記奇数列および偶数列のビ
ットコンタクトは、列方向に隣接する2つのメモリセル
間で共有され、かつ、各メモリセルごとに、当該奇数列
および偶数列のビットコンタクトの何れか一方のみが配
置されている。また、好ましい配置パターンとして、前
記メモリセルアレイは、行方向に2個、列方向に2個の
4つのメモリセルを単位として行列状に繰り返し配置し
て全体が構成され、前記4つのメモリセルのうち行方向
に隣接する2つのメモリセルは、前記第1及び第2のト
ランジスタが隣接辺を中心とする線対称に配置される一
方で、行方向に隣接する2つのメモリセルともにビット
コンタクトが奇数列ビット線又は偶数列ビット線の一方
側のみ配置されている2種類の異なるセルパターンで構
成され、前記4つのメモリセルのうち列方向に隣接する
2つのメモリセルは、点対称な配置の同一セルパターン
から構成されている。また、ビットコンタクトをセル間
で共有するための好ましい構成として、前記列方向に隣
接する2つのメモリセル間に、それぞれのセル内で前記
第1トランジスタの不純物拡散領域にコンタクト孔を介
して接続された第1の中間導電層と、それぞれのセル内
で前記第2トランジスタの不純物拡散領域にコンタクト
孔を介して接続された第2の中間導電層とが、それぞれ
セル境界を含む領域に前記2つのメモリセル間で共通に
配置され、前記第1の中間導電層を上層の前記奇数列ビ
ット線に接続する前記奇数列ビットコンタクトが、一方
のメモリセル内の第1の中間導電層部分に配置され、前
記第2の中間導電層を上層の前記偶数列ビット線に接続
する前記偶数列ビットコンタクトが、他方のメモリセル
内の第2の中間導電層部分に配置されている。
ットコンタクトは、列方向に隣接する2つのメモリセル
間で共有され、かつ、各メモリセルごとに、当該奇数列
および偶数列のビットコンタクトの何れか一方のみが配
置されている。また、好ましい配置パターンとして、前
記メモリセルアレイは、行方向に2個、列方向に2個の
4つのメモリセルを単位として行列状に繰り返し配置し
て全体が構成され、前記4つのメモリセルのうち行方向
に隣接する2つのメモリセルは、前記第1及び第2のト
ランジスタが隣接辺を中心とする線対称に配置される一
方で、行方向に隣接する2つのメモリセルともにビット
コンタクトが奇数列ビット線又は偶数列ビット線の一方
側のみ配置されている2種類の異なるセルパターンで構
成され、前記4つのメモリセルのうち列方向に隣接する
2つのメモリセルは、点対称な配置の同一セルパターン
から構成されている。また、ビットコンタクトをセル間
で共有するための好ましい構成として、前記列方向に隣
接する2つのメモリセル間に、それぞれのセル内で前記
第1トランジスタの不純物拡散領域にコンタクト孔を介
して接続された第1の中間導電層と、それぞれのセル内
で前記第2トランジスタの不純物拡散領域にコンタクト
孔を介して接続された第2の中間導電層とが、それぞれ
セル境界を含む領域に前記2つのメモリセル間で共通に
配置され、前記第1の中間導電層を上層の前記奇数列ビ
ット線に接続する前記奇数列ビットコンタクトが、一方
のメモリセル内の第1の中間導電層部分に配置され、前
記第2の中間導電層を上層の前記偶数列ビット線に接続
する前記偶数列ビットコンタクトが、他方のメモリセル
内の第2の中間導電層部分に配置されている。
【0009】このようなメモリセル及びその配置パター
ンは、特にSRAMセルに好適である。すなわち、前記
メモリセルごとに、2つの記憶ノードを異なる電圧レベ
ルで保持するフリップフロップ回路を有し、前記第1又
は及び第2のトランジスタは、前記フリップフロップ回
路の一方の記憶ノードと前記奇数列ビット線間、又は他
方の記憶ノードと前記偶数列ビット線間に接続され、ワ
ード線への印加電圧に応じて記憶ノードとビット線間の
導通と非導通を制御するワードトランジスタである。
ンは、特にSRAMセルに好適である。すなわち、前記
メモリセルごとに、2つの記憶ノードを異なる電圧レベ
ルで保持するフリップフロップ回路を有し、前記第1又
は及び第2のトランジスタは、前記フリップフロップ回
路の一方の記憶ノードと前記奇数列ビット線間、又は他
方の記憶ノードと前記偶数列ビット線間に接続され、ワ
ード線への印加電圧に応じて記憶ノードとビット線間の
導通と非導通を制御するワードトランジスタである。
【0010】このような構成の半導体記憶装置では、列
方向に隣接する2セル内でそれぞれワードトランジスタ
に接続された中間の導電層を介在させることにより当該
2セル間でビットコンタクトが共有されているが、例え
ば、行方向には異なるビット線にビットコンタクトを配
置させた2種類のパターンを用いることにより、行方向
にビットコンタクトが重ならないように互い違いに配置
されている。このため、ビットコンタクトを設ける部分
でビット線を幅広く形成しても、その幅広部分が行方向
に隣接することがなく、そのぶんビット線の加工マージ
ンが広くなり、ビット線間スペースを狭くする余地が生
じる。
方向に隣接する2セル内でそれぞれワードトランジスタ
に接続された中間の導電層を介在させることにより当該
2セル間でビットコンタクトが共有されているが、例え
ば、行方向には異なるビット線にビットコンタクトを配
置させた2種類のパターンを用いることにより、行方向
にビットコンタクトが重ならないように互い違いに配置
されている。このため、ビットコンタクトを設ける部分
でビット線を幅広く形成しても、その幅広部分が行方向
に隣接することがなく、そのぶんビット線の加工マージ
ンが広くなり、ビット線間スペースを狭くする余地が生
じる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る半導体記憶装
置の実施形態を、SRAMを例に図面を参照しながら詳
細に説明する。
置の実施形態を、SRAMを例に図面を参照しながら詳
細に説明する。
【0012】第1実施形態 図1は、第1実施形態に係る高抵抗負荷形SRAMセル
の回路図である。図1において、nチャネルを有するM
OSトランジスタ(以下、「nMOS」という)である
Qn1とQn2は駆動トランジスタ、HR1及びHR2
はポリシリコン層により構成された高抵抗負荷素子を示
す。高抵抗負荷素子HR1と駆動トランジスタQn1、
高抵抗負荷素子HR2と駆動トランジスタQn2がぞれ
ぞれ直列接続され、それぞれ電源電圧VDDの供給線と共
通電位線(例えば接地電位線)との間に接続されてい
る。一方の直列接続点(記憶ノードND1)が他方の駆
動トランジスタQn2のゲートに接続され、他方の直列
接続点(記憶ノードND2)が一方の駆動トランジスタ
Qn1のゲートに接続され、これによってフリップフロ
ップ構成となっている。また、記憶ノードND1とビッ
ト線BL1間、記憶ノードND2nとビット線BL2間
には、ぞれぞれワード線WL1の印加電圧に応じて各記
憶ノードをビット線BL1又はBL2に接続するか否か
を制御するワードトランジスタQn3,Qn4が設けら
れている。
の回路図である。図1において、nチャネルを有するM
OSトランジスタ(以下、「nMOS」という)である
Qn1とQn2は駆動トランジスタ、HR1及びHR2
はポリシリコン層により構成された高抵抗負荷素子を示
す。高抵抗負荷素子HR1と駆動トランジスタQn1、
高抵抗負荷素子HR2と駆動トランジスタQn2がぞれ
ぞれ直列接続され、それぞれ電源電圧VDDの供給線と共
通電位線(例えば接地電位線)との間に接続されてい
る。一方の直列接続点(記憶ノードND1)が他方の駆
動トランジスタQn2のゲートに接続され、他方の直列
接続点(記憶ノードND2)が一方の駆動トランジスタ
Qn1のゲートに接続され、これによってフリップフロ
ップ構成となっている。また、記憶ノードND1とビッ
ト線BL1間、記憶ノードND2nとビット線BL2間
には、ぞれぞれワード線WL1の印加電圧に応じて各記
憶ノードをビット線BL1又はBL2に接続するか否か
を制御するワードトランジスタQn3,Qn4が設けら
れている。
【0013】本実施形態の高抵抗負荷形SRAMセルで
は、ビット線BL1にワードトランジスタQn3の一方
の不純物拡散領域を接続するためのビットコンタクトB
C1と、ビット線BL2にワードトランジスタQn4の
一方の不純物拡散領域を接続するためのビットコンタク
トBC2が、それぞれビット線の配線方向(ビット方
向)の2セル間で共有され、しかも、各セルにビットコ
ンタクトBC1又はBC2の何れか一方のみ配置された
構成となっている。
は、ビット線BL1にワードトランジスタQn3の一方
の不純物拡散領域を接続するためのビットコンタクトB
C1と、ビット線BL2にワードトランジスタQn4の
一方の不純物拡散領域を接続するためのビットコンタク
トBC2が、それぞれビット線の配線方向(ビット方
向)の2セル間で共有され、しかも、各セルにビットコ
ンタクトBC1又はBC2の何れか一方のみ配置された
構成となっている。
【0014】この高抵抗負荷形のSRAMセルでは、片
側のビット線BL1を高電位にするようにして、ワード
トランジスタQn3,Qn4のゲートにワード線WLを
介して所定電圧を印加することで両トランジスタQn
3,Qn4をオンさせ、記憶ノードND1,ND2に電
荷を蓄積する。片側の記憶ノードが“ハイ(H)”にな
ると、フリップフロップ構成の特徴として、もう一方の
記憶ノードが“ロー(L)”となるように、駆動トラン
ジスタQn1,Qn2が動作し、また高抵抗負荷HR
1,HR2を介して電源電圧VDDによる充放電が行われ
る。たとえば、記憶ノードND1が“H”,記憶ノード
ND2が“L”の場合は、トランジスタQn2がオン状
態、トランジスタQn1がオフ状態をとり、記憶ノード
ND1が電源電圧VDDの供給線から電荷の供給を受け、
記憶ノードND2が接地電位に保持され続ける。逆に、
ビット線BL1電位が“L”のときワードトランジスタ
Qn3がオンすることによって記憶ノードND1が強制
的に“L”に移行すると、トランジスタQn1,Qn2
が反転し、記憶ノードND2が電源電圧VDDの供給線か
ら電荷の供給を受け、記憶ノードND1が接地電位に保
持されるようになる。このように、電荷保持をフリップ
フロップで行うことで、電荷を静的に記憶ノードND
1,ND2に保持し、その電位が“L”であるか“H”
であるかを、それぞれ“0”と“1”の情報に対応させ
て、これをセル内の6つのトランジスタで記憶させるこ
とができる。
側のビット線BL1を高電位にするようにして、ワード
トランジスタQn3,Qn4のゲートにワード線WLを
介して所定電圧を印加することで両トランジスタQn
3,Qn4をオンさせ、記憶ノードND1,ND2に電
荷を蓄積する。片側の記憶ノードが“ハイ(H)”にな
ると、フリップフロップ構成の特徴として、もう一方の
記憶ノードが“ロー(L)”となるように、駆動トラン
ジスタQn1,Qn2が動作し、また高抵抗負荷HR
1,HR2を介して電源電圧VDDによる充放電が行われ
る。たとえば、記憶ノードND1が“H”,記憶ノード
ND2が“L”の場合は、トランジスタQn2がオン状
態、トランジスタQn1がオフ状態をとり、記憶ノード
ND1が電源電圧VDDの供給線から電荷の供給を受け、
記憶ノードND2が接地電位に保持され続ける。逆に、
ビット線BL1電位が“L”のときワードトランジスタ
Qn3がオンすることによって記憶ノードND1が強制
的に“L”に移行すると、トランジスタQn1,Qn2
が反転し、記憶ノードND2が電源電圧VDDの供給線か
ら電荷の供給を受け、記憶ノードND1が接地電位に保
持されるようになる。このように、電荷保持をフリップ
フロップで行うことで、電荷を静的に記憶ノードND
1,ND2に保持し、その電位が“L”であるか“H”
であるかを、それぞれ“0”と“1”の情報に対応させ
て、これをセル内の6つのトランジスタで記憶させるこ
とができる。
【0015】図2は、本実施形態に係る半導体記憶装置
(SRAM装置)のメモリセルアレイの繰り返し配置の
基本パターンとして、高抵抗負荷形SRAMセルを4セ
ル配置させた概略平面図である。
(SRAM装置)のメモリセルアレイの繰り返し配置の
基本パターンとして、高抵抗負荷形SRAMセルを4セ
ル配置させた概略平面図である。
【0016】このメモリセルアレイ1は、基本的に、図
3に示す2種類の基本セルパターンA,Bにより構成さ
れている。図2の右下に基本セルパターンB(図3
(b))を配置させ、そのワード方向に隣接する図2の
左下に基本セルパターンA(図3(a))と鏡像関係に
あるセルパターンA’を配置させている。また、基本セ
ルパターンBのビット方向に隣接する図2の右上には基
本セルパターンBを点P1を中心に180°回転させた
点対称パターンBが配置され、セルパターンA’のビッ
ト方向に隣接する図2の左上にはセルパターンA’を点
P0を中心に180°回転させた点対称パターンA’が
配置されている。各セル内にはワード線WL1又はWL
2がワード方向に配線され、これら2本のワード線WL
1,WL2はセル境界を挟んでほぼ平行に配置されてい
る。このワード線WL1,WL2は、第1層目のポリシ
リコン層(以下、1PSという)により構成されてい
る。
3に示す2種類の基本セルパターンA,Bにより構成さ
れている。図2の右下に基本セルパターンB(図3
(b))を配置させ、そのワード方向に隣接する図2の
左下に基本セルパターンA(図3(a))と鏡像関係に
あるセルパターンA’を配置させている。また、基本セ
ルパターンBのビット方向に隣接する図2の右上には基
本セルパターンBを点P1を中心に180°回転させた
点対称パターンBが配置され、セルパターンA’のビッ
ト方向に隣接する図2の左上にはセルパターンA’を点
P0を中心に180°回転させた点対称パターンA’が
配置されている。各セル内にはワード線WL1又はWL
2がワード方向に配線され、これら2本のワード線WL
1,WL2はセル境界を挟んでほぼ平行に配置されてい
る。このワード線WL1,WL2は、第1層目のポリシ
リコン層(以下、1PSという)により構成されてい
る。
【0017】また、各セル内に2本のビット線が配置さ
れ、図2において第1番目のビット線BL1に沿って、
第1の中間導電層2aが点対称パターンA’内のワード
線WL2上方からワード線WL1に重ならないセルパタ
ーンA’内位置まで延びて配置されている。同様に、第
3番目のビット線BL3に沿って、第1の中間導電層2
bが点対称パターンB内のワード線WL2上方からワー
ド線WL1に重ならない基本セルパターンB内位置まで
延びて配置されている。これとは対称に、第2番目のビ
ット線BL2に沿って、第2の中間導電層3aがセルパ
ターンA’内のワード線WL1上方からワード線WL2
に重ならない点対称パターンA’内位置まで延びて配置
され、同様に、第4番目のビット線BL4に沿って、第
2の中間導電層3bが基本セルパターンB内のワード線
WL1上方からワード線WL2に重ならない点対称パタ
ーンB内位置まで延びて配置されている。これらの第1
及び第2の中間導電層3a,3b,4a,4bは、第2
層目のポリシリコン層(以下、2PSという)で構成さ
れている。
れ、図2において第1番目のビット線BL1に沿って、
第1の中間導電層2aが点対称パターンA’内のワード
線WL2上方からワード線WL1に重ならないセルパタ
ーンA’内位置まで延びて配置されている。同様に、第
3番目のビット線BL3に沿って、第1の中間導電層2
bが点対称パターンB内のワード線WL2上方からワー
ド線WL1に重ならない基本セルパターンB内位置まで
延びて配置されている。これとは対称に、第2番目のビ
ット線BL2に沿って、第2の中間導電層3aがセルパ
ターンA’内のワード線WL1上方からワード線WL2
に重ならない点対称パターンA’内位置まで延びて配置
され、同様に、第4番目のビット線BL4に沿って、第
2の中間導電層3bが基本セルパターンB内のワード線
WL1上方からワード線WL2に重ならない点対称パタ
ーンB内位置まで延びて配置されている。これらの第1
及び第2の中間導電層3a,3b,4a,4bは、第2
層目のポリシリコン層(以下、2PSという)で構成さ
れている。
【0018】第1の中間導電層2a,2bそれぞれは、
ビット方向の2つのセル内でビット線とワード線の交点
に設けられたワードトランジスタQn3,Qn3の2つ
の不純物拡散領域を、それぞれ接続孔CH1を介して相
互接続している。また、点対称パターン側にビットコン
タクトBC1,BC3が設けられ、このビットコンタク
トBC1又はBC3と第1の中間導電層2a又は2bと
によって、ワードトランジスタQn3,Qn3の2つの
不純物拡散領域が上層のビット線BL1又はBL3に電
気的に接続されている。同様に、第2の中間導電層3
a,3bそれぞれは、ビット方向の2つのセル内でビッ
ト線とワード線の交点に設けられたワードトランジスタ
Qn4,Qn4の2つの不純物拡散領域を、それぞれ接
続孔CH2を介して相互接続している。また、セルパタ
ーンA’とB側にビットコンタクトBC2,BC4が設
けられ、このビットコンタクトBC2又はBC4と第2
の中間導電層3a又は3bとによって、ワードトランジ
スタQn4,Qn4の2つの不純物拡散領域が上層のビ
ット線BL2又はBL4に電気的に接続されている。
ビット方向の2つのセル内でビット線とワード線の交点
に設けられたワードトランジスタQn3,Qn3の2つ
の不純物拡散領域を、それぞれ接続孔CH1を介して相
互接続している。また、点対称パターン側にビットコン
タクトBC1,BC3が設けられ、このビットコンタク
トBC1又はBC3と第1の中間導電層2a又は2bと
によって、ワードトランジスタQn3,Qn3の2つの
不純物拡散領域が上層のビット線BL1又はBL3に電
気的に接続されている。同様に、第2の中間導電層3
a,3bそれぞれは、ビット方向の2つのセル内でビッ
ト線とワード線の交点に設けられたワードトランジスタ
Qn4,Qn4の2つの不純物拡散領域を、それぞれ接
続孔CH2を介して相互接続している。また、セルパタ
ーンA’とB側にビットコンタクトBC2,BC4が設
けられ、このビットコンタクトBC2又はBC4と第2
の中間導電層3a又は3bとによって、ワードトランジ
スタQn4,Qn4の2つの不純物拡散領域が上層のビ
ット線BL2又はBL4に電気的に接続されている。
【0019】図4および図5は、このメモリセルアレイ
1で用いた2種類の基本セルパターンA,Bの各階層パ
ターンを使用順に重ね合わせた途中の様子を示す平面図
である。図4までは基本セルパターンA,Bで共通なパ
ターンが用いられ、図5以降で異なるパターンが重ねて
用いられる。なお、以下では、これらの各階層パターン
部分に符号を付して、これを実際に半導体基板上にパタ
ーン転写しデバイスの構成部分を作り込んでいく製造過
程を説明する。
1で用いた2種類の基本セルパターンA,Bの各階層パ
ターンを使用順に重ね合わせた途中の様子を示す平面図
である。図4までは基本セルパターンA,Bで共通なパ
ターンが用いられ、図5以降で異なるパターンが重ねて
用いられる。なお、以下では、これらの各階層パターン
部分に符号を付して、これを実際に半導体基板上にパタ
ーン転写しデバイスの構成部分を作り込んでいく製造過
程を説明する。
【0020】図4は、素子分離領域と不純物拡散領域の
形成パターン、第1層目のポリシリコン層加工パター
ン、及び第1層目の層間絶縁層に開孔するコンタクト孔
形成パターンを重ねたものである。
形成パターン、第1層目のポリシリコン層加工パター
ン、及び第1層目の層間絶縁層に開孔するコンタクト孔
形成パターンを重ねたものである。
【0021】まず、素子分離領域の形成パターンを用
い、例えばLOCOS等の素子分離領域8を形成する。
必要に応じてしきい値電圧制御用、チャネルストッパ用
のイオン注入を行った後、全面にゲート絶縁膜を成膜
し、その埋込コンタクトBCH1,BCH2の部分を一
部開口する。また、第1層目のポリシリコン膜又はポリ
サイド膜(以下、1PSという)を全面的に成膜する。
この成膜時または成膜後に1PSに不純物を導入して導
電化した後、第1層目のポリシリコン層加工パターンを
用いて、1PS及びゲート絶縁膜を連続して加工する。
これにより、ワード線WL1と、ワードトランジスタQ
n3と駆動トランジスタQn1の接続点と他の駆動トラ
ンジスタQn2のゲート間を接続し当該他の駆動トラン
ジスタQn2のゲート電極を兼用するポリシリコン層1
0と、ワードトランジスタQn4と駆動トランジスタQ
n2間の接続線と他の駆動トランジスタQn1のゲート
電極を兼用するポリシリコン層12とが同時形成され
る。また、1PS加工時のオーバーエッチングにより埋
込コンタクトBCH1,BCH2部分で基板の表出部分
が削られる。この1PSパターンと前記素子分離領域8
をマスクとして周囲のウェル内表面に例えばn型の不純
物を高濃度に導入し、n+ 不純物拡散領域6を形成す
る。これにより、ワード線WL1が素子分離領域8の離
間部分を横切る箇所に2つのワードトランジスタQn
3,Qn4が形成される。また、ポリシリコン層12に
よってゲート電極が形成されn+ 不純物拡散領域6によ
ってワードトランジスタQn3と相互接続された駆動ト
ランジスタQn1と、ポリシリコン層10によってゲー
ト電極が形成されポリシリコン層12によってワードト
ランジスタQn4と相互接続された駆動トランジスタQ
n2とが同時形成される。このとき、ポリシリコン層1
0又は12とn+ 不純物拡散領域6との接続は埋込コン
タクトBCH1〜BCH3により達成される。
い、例えばLOCOS等の素子分離領域8を形成する。
必要に応じてしきい値電圧制御用、チャネルストッパ用
のイオン注入を行った後、全面にゲート絶縁膜を成膜
し、その埋込コンタクトBCH1,BCH2の部分を一
部開口する。また、第1層目のポリシリコン膜又はポリ
サイド膜(以下、1PSという)を全面的に成膜する。
この成膜時または成膜後に1PSに不純物を導入して導
電化した後、第1層目のポリシリコン層加工パターンを
用いて、1PS及びゲート絶縁膜を連続して加工する。
これにより、ワード線WL1と、ワードトランジスタQ
n3と駆動トランジスタQn1の接続点と他の駆動トラ
ンジスタQn2のゲート間を接続し当該他の駆動トラン
ジスタQn2のゲート電極を兼用するポリシリコン層1
0と、ワードトランジスタQn4と駆動トランジスタQ
n2間の接続線と他の駆動トランジスタQn1のゲート
電極を兼用するポリシリコン層12とが同時形成され
る。また、1PS加工時のオーバーエッチングにより埋
込コンタクトBCH1,BCH2部分で基板の表出部分
が削られる。この1PSパターンと前記素子分離領域8
をマスクとして周囲のウェル内表面に例えばn型の不純
物を高濃度に導入し、n+ 不純物拡散領域6を形成す
る。これにより、ワード線WL1が素子分離領域8の離
間部分を横切る箇所に2つのワードトランジスタQn
3,Qn4が形成される。また、ポリシリコン層12に
よってゲート電極が形成されn+ 不純物拡散領域6によ
ってワードトランジスタQn3と相互接続された駆動ト
ランジスタQn1と、ポリシリコン層10によってゲー
ト電極が形成されポリシリコン層12によってワードト
ランジスタQn4と相互接続された駆動トランジスタQ
n2とが同時形成される。このとき、ポリシリコン層1
0又は12とn+ 不純物拡散領域6との接続は埋込コン
タクトBCH1〜BCH3により達成される。
【0022】全面に第1の層間絶縁層を成膜し、これに
コンタクト孔形成パターンを用いて、n+ 不純物拡散領
域6上に開孔するコンタクト孔CH1〜CH4を、図4
に示す所定位置に開孔する。
コンタクト孔形成パターンを用いて、n+ 不純物拡散領
域6上に開孔するコンタクト孔CH1〜CH4を、図4
に示す所定位置に開孔する。
【0023】図5は、第2層目のポリシリコン層加工パ
ターン、第2の層間絶縁層の開孔パターン、第3層目の
ポリシリコン層加工パターンを更に重ねたものである。
ターン、第2の層間絶縁層の開孔パターン、第3層目の
ポリシリコン層加工パターンを更に重ねたものである。
【0024】まず、全面に第2層目のポリシリコン膜又
はポリサイド膜(以下、2PSという)を成膜し、この
2PSを、基本セルパターンA,Bでそれぞれ別に、所
定の第2層目のポリシリコン層加工パターンを用いて加
工する。これにより、図5(a)に示す基本セルパター
ンAでは、コンタクト孔CH2は覆うがワードトランジ
スタQn4上を覆わない第1の中間導電層2aと、コン
タクト孔CH1とワードトランジスタQn3を共に覆う
第2の中間導電層3aとが同時形成される。また、図5
(b)に示す基本セルパターンBでは、コンタクト孔C
H1は覆うがワードトランジスタQn3上を覆わない第
1の中間導電層2bと、コンタクト孔CH2とワードト
ランジスタQn4を共に覆う第2の中間導電層3bとが
同時形成される。さらに、基本セルパターンA,B両方
で、コンタクト孔CH3,CH4と駆動トランジスタQ
n1,Qn2を共に全面で覆い、例えば接地電位を供給
する共通電位線14が形成される。
はポリサイド膜(以下、2PSという)を成膜し、この
2PSを、基本セルパターンA,Bでそれぞれ別に、所
定の第2層目のポリシリコン層加工パターンを用いて加
工する。これにより、図5(a)に示す基本セルパター
ンAでは、コンタクト孔CH2は覆うがワードトランジ
スタQn4上を覆わない第1の中間導電層2aと、コン
タクト孔CH1とワードトランジスタQn3を共に覆う
第2の中間導電層3aとが同時形成される。また、図5
(b)に示す基本セルパターンBでは、コンタクト孔C
H1は覆うがワードトランジスタQn3上を覆わない第
1の中間導電層2bと、コンタクト孔CH2とワードト
ランジスタQn4を共に覆う第2の中間導電層3bとが
同時形成される。さらに、基本セルパターンA,B両方
で、コンタクト孔CH3,CH4と駆動トランジスタQ
n1,Qn2を共に全面で覆い、例えば接地電位を供給
する共通電位線14が形成される。
【0025】つぎに、基本セルパターンA,Bそれぞれ
に対し、全面に第2の層間絶縁層を成膜し、これを開孔
パターンを用いて開孔する。これにより、埋込コンタク
トBCH1,BCH2がそれぞれ重なるポリシリコン層
10,12の幅広部分に、それぞれコンタクトホールC
H5,CH6が同時形成される。続いて、基本セルパタ
ーンA,Bそれぞれに対し、全面に第3のポリシリコン
層(3PS)を成膜し、これを第3層目のポリシリコン
層加工パターンを用いて所定形状に加工する。これによ
り、コンタクトホールCH5上に接続する高抵抗負荷素
子HR1と、コンタクトホールCH6上に接続する高抵
抗負荷素子HR2と、両高抵抗負荷素子HR1,HR2
の一端を連結し、電源電圧VDDを供給する電源電圧線が
同時形成される。
に対し、全面に第2の層間絶縁層を成膜し、これを開孔
パターンを用いて開孔する。これにより、埋込コンタク
トBCH1,BCH2がそれぞれ重なるポリシリコン層
10,12の幅広部分に、それぞれコンタクトホールC
H5,CH6が同時形成される。続いて、基本セルパタ
ーンA,Bそれぞれに対し、全面に第3のポリシリコン
層(3PS)を成膜し、これを第3層目のポリシリコン
層加工パターンを用いて所定形状に加工する。これによ
り、コンタクトホールCH5上に接続する高抵抗負荷素
子HR1と、コンタクトホールCH6上に接続する高抵
抗負荷素子HR2と、両高抵抗負荷素子HR1,HR2
の一端を連結し、電源電圧VDDを供給する電源電圧線が
同時形成される。
【0026】さらに、第3の層間絶縁層を全面に成膜
し、この第3の層間絶縁層と下層の第2の層間絶縁層を
貫いてコンタクト孔を開孔し、これを高融点金属材料等
で埋め込む。これにより、ワード線WL1上に延びた第
2の中間導電層3a,3b上方部分にビットコンタクト
BC2とBC4が同時形成される。その後は、Al等の
膜を全面に成膜して所定パターンで加工すると、図3に
示す基本セルパターンにおいては、それぞれビットコン
タクトBC2,BC4上に接続する偶数列のビット線B
L2,BL4と、ビットコンタクトに接続されない奇数
列のビット線BL1,BL3とが同時形成される。
し、この第3の層間絶縁層と下層の第2の層間絶縁層を
貫いてコンタクト孔を開孔し、これを高融点金属材料等
で埋め込む。これにより、ワード線WL1上に延びた第
2の中間導電層3a,3b上方部分にビットコンタクト
BC2とBC4が同時形成される。その後は、Al等の
膜を全面に成膜して所定パターンで加工すると、図3に
示す基本セルパターンにおいては、それぞれビットコン
タクトBC2,BC4上に接続する偶数列のビット線B
L2,BL4と、ビットコンタクトに接続されない奇数
列のビット線BL1,BL3とが同時形成される。
【0027】本実施形態では、パターン設計において、
基本セルパターンA,Bを2種類用意する必要がある
が、その違いは図5以降の数レイヤのみでありパターン
設計上の負担増加は余りない。基本セルパターンの設計
後は、例えば、基本セルパターンAの鏡像パターンA’
をデータ処理によって一括して作成し、この鏡像パター
ンA’と基本セルパターンBを点対称配置することによ
って図2に示すメモリセルアレイの繰り返し基本単位の
パターン設計が完了する。そして、この設計パターンか
ら起こしたマスクパターンを用いて上述した方法にした
がって、本実施形態の半導体記憶装置(SRAM装置)
を製造することができる。
基本セルパターンA,Bを2種類用意する必要がある
が、その違いは図5以降の数レイヤのみでありパターン
設計上の負担増加は余りない。基本セルパターンの設計
後は、例えば、基本セルパターンAの鏡像パターンA’
をデータ処理によって一括して作成し、この鏡像パター
ンA’と基本セルパターンBを点対称配置することによ
って図2に示すメモリセルアレイの繰り返し基本単位の
パターン設計が完了する。そして、この設計パターンか
ら起こしたマスクパターンを用いて上述した方法にした
がって、本実施形態の半導体記憶装置(SRAM装置)
を製造することができる。
【0028】このような4セルパターンを繰り返し基本
単位とする本実施形態におけるメモリセルアレイ1で
は、ビットコンタクトがワード方向(行方向)で互い違
いに配置されているので、ビット線の加工マージンが緩
和されビット線間のスペースを従来より狭くできる。ま
た、ビットコンタクト2セル間で共有されている。した
がって、本実施形態におけるメモリセルアレイ1の配置
パターンを採用することによりセル面積が小さくでき、
これにより省スペースで低コスト、或いは大容量な半導
体記憶装置の実現が可能となる。
単位とする本実施形態におけるメモリセルアレイ1で
は、ビットコンタクトがワード方向(行方向)で互い違
いに配置されているので、ビット線の加工マージンが緩
和されビット線間のスペースを従来より狭くできる。ま
た、ビットコンタクト2セル間で共有されている。した
がって、本実施形態におけるメモリセルアレイ1の配置
パターンを採用することによりセル面積が小さくでき、
これにより省スペースで低コスト、或いは大容量な半導
体記憶装置の実現が可能となる。
【0029】第2実施形態 本実施形態は、pMOS負荷形のSRAMセルについて
ものである。図6は、第2実施形態に係るpMOS負荷
形のSRAMセルの回路図である。このpMOS負荷形
SRAMセルは、先の第1実施形態に係る高抵抗負荷形
(図1)の高抵抗負荷素子HR1,HR2に換えて、電
源電圧VDDの供給線30と駆動トランジスタQn1又は
Qn2との間に、pチャネルを有するMOSトランジス
タ(以下、「pMOS」という)である負荷トランジス
タQp1又はQp2が接続されている。この負荷トラン
ジスタQp1,Qp2と駆動トランジスタQn1,Qn
2によって、入力が互いに交叉して一方の入力が他方の
出力に接続され他方の入力が一方の出力に接続された2
つのインバータ(フリップフロップ)が構成されてい
る。
ものである。図6は、第2実施形態に係るpMOS負荷
形のSRAMセルの回路図である。このpMOS負荷形
SRAMセルは、先の第1実施形態に係る高抵抗負荷形
(図1)の高抵抗負荷素子HR1,HR2に換えて、電
源電圧VDDの供給線30と駆動トランジスタQn1又は
Qn2との間に、pチャネルを有するMOSトランジス
タ(以下、「pMOS」という)である負荷トランジス
タQp1又はQp2が接続されている。この負荷トラン
ジスタQp1,Qp2と駆動トランジスタQn1,Qn
2によって、入力が互いに交叉して一方の入力が他方の
出力に接続され他方の入力が一方の出力に接続された2
つのインバータ(フリップフロップ)が構成されてい
る。
【0030】このインバータの接続点(記憶ノードND
1,ND2)に、それぞれワードトランジスタQn3,
Qn4が接続されていること、ビットコンタクトBC
1,BC2がビット方向の2セル間で共有され各セルに
ビットコンタクトBC1又はBC2の何れか一方のみ配
置されていることは、第1実施形態と同様である。ま
た、フリップフロップ動作自体は基本的に第1実施形態
と同じであるが、本実施形態の場合、トランジスタQn
1とQp2が同位相で動作し、その逆位相でトランジス
タQn2とQp1が動作する。これにより、電荷を静的
に記憶ノードND1,ND2に保持し、その電位が
“L”であるか“H”であるかを、それぞれ“0”と
“1”の情報に対応させて、セル内の6つのトランジス
タで情報記憶を行う。
1,ND2)に、それぞれワードトランジスタQn3,
Qn4が接続されていること、ビットコンタクトBC
1,BC2がビット方向の2セル間で共有され各セルに
ビットコンタクトBC1又はBC2の何れか一方のみ配
置されていることは、第1実施形態と同様である。ま
た、フリップフロップ動作自体は基本的に第1実施形態
と同じであるが、本実施形態の場合、トランジスタQn
1とQp2が同位相で動作し、その逆位相でトランジス
タQn2とQp1が動作する。これにより、電荷を静的
に記憶ノードND1,ND2に保持し、その電位が
“L”であるか“H”であるかを、それぞれ“0”と
“1”の情報に対応させて、セル内の6つのトランジス
タで情報記憶を行う。
【0031】図7は、本実施形態に係るSRAM装置の
メモリセルアレイの繰り返し配置の基本パターンとし
て、pMOS負荷形SRAMセルを4セル配置させた概
略平面図である。このメモリセルアレイ20も、先の第
1実施形態と同様に、基本的には図8に示す2種類の基
本セルパターンA,Bにより構成され、ワード方向の一
方のセルに基本セルパターンの鏡像パターンを用い、ビ
ット方向に隣接するセルは当該鏡像パターンと他方の基
本セルパターンそれぞれの点対称パターンとなってい
る。第1実施形態と同様に各セル内にはワード線WL1
又はWL2がワード方向に配線されているが、本例の場
合、このワード線WL1,WL2は第1層目のメタル配
線(以下、1METという)により構成されている。
メモリセルアレイの繰り返し配置の基本パターンとし
て、pMOS負荷形SRAMセルを4セル配置させた概
略平面図である。このメモリセルアレイ20も、先の第
1実施形態と同様に、基本的には図8に示す2種類の基
本セルパターンA,Bにより構成され、ワード方向の一
方のセルに基本セルパターンの鏡像パターンを用い、ビ
ット方向に隣接するセルは当該鏡像パターンと他方の基
本セルパターンそれぞれの点対称パターンとなってい
る。第1実施形態と同様に各セル内にはワード線WL1
又はWL2がワード方向に配線されているが、本例の場
合、このワード線WL1,WL2は第1層目のメタル配
線(以下、1METという)により構成されている。
【0032】また、第1実施形態と同様に、各セル内に
2本のビット線(本例では、第2層目のメタル配線(以
下、2METという)により構成)が配置され、図7に
おいて第1番目のビット線BL1に沿って、第1の中間
導電層4aが点対称パターンA内のワード線WL2上方
からワード線WL1に重ならない基本セルパターンA内
位置まで延びて配置されている。同様に、第3番目のビ
ット線BL3に沿って、第1の中間導電層4bが点対称
パターンB’内のワード線WL2上方からワード線WL
1に重ならないセルパターンB’内位置まで延びて配置
されている。これとは対称に、第2番目のビット線BL
2に沿って、第2の中間導電層5aが基本セルパターン
A内のワード線WL1上方からワード線WL2に重なら
ない点対称パターンA内位置まで延びて配置され、同様
に、第4番目のビット線BL4に沿って、第2の中間導
電層5bがセルパターンB’内のワード線WL1上方か
らワード線WL2に重ならない点対称パターンB’内位
置まで延びて配置されている。
2本のビット線(本例では、第2層目のメタル配線(以
下、2METという)により構成)が配置され、図7に
おいて第1番目のビット線BL1に沿って、第1の中間
導電層4aが点対称パターンA内のワード線WL2上方
からワード線WL1に重ならない基本セルパターンA内
位置まで延びて配置されている。同様に、第3番目のビ
ット線BL3に沿って、第1の中間導電層4bが点対称
パターンB’内のワード線WL2上方からワード線WL
1に重ならないセルパターンB’内位置まで延びて配置
されている。これとは対称に、第2番目のビット線BL
2に沿って、第2の中間導電層5aが基本セルパターン
A内のワード線WL1上方からワード線WL2に重なら
ない点対称パターンA内位置まで延びて配置され、同様
に、第4番目のビット線BL4に沿って、第2の中間導
電層5bがセルパターンB’内のワード線WL1上方か
らワード線WL2に重ならない点対称パターンB’内位
置まで延びて配置されている。
【0033】この第1及び第2の中間導電層4a,4
b,5a,5bそれぞれは、第1実施形態と同様、ビッ
ト方向の2つのセル内のワードトランジスタQn3とQ
n3又はQn4とQn4の2つの不純物拡散領域を、そ
れぞれ接続孔CH1又はCH2を介して相互接続してい
る。また、第1実施形態と同様に、奇数列のビット線に
対しては点対称パターン側にビットコンタクトBC1,
BC3が設けられ、偶数列のビット線に対しては基本セ
ルパターンと鏡像パターン側にビットコンタクトBC
2,BC4が設けられ、これらのビットコンタクトと第
1又は第2の中間導電層とを介して、各ビット線がワー
ドトランジスタに電気的に接続されている。
b,5a,5bそれぞれは、第1実施形態と同様、ビッ
ト方向の2つのセル内のワードトランジスタQn3とQ
n3又はQn4とQn4の2つの不純物拡散領域を、そ
れぞれ接続孔CH1又はCH2を介して相互接続してい
る。また、第1実施形態と同様に、奇数列のビット線に
対しては点対称パターン側にビットコンタクトBC1,
BC3が設けられ、偶数列のビット線に対しては基本セ
ルパターンと鏡像パターン側にビットコンタクトBC
2,BC4が設けられ、これらのビットコンタクトと第
1又は第2の中間導電層とを介して、各ビット線がワー
ドトランジスタに電気的に接続されている。
【0034】図9〜図11は、このメモリセルアレイ2
0で用いた2種類の基本セルパターンA,Bの各階層パ
ターンを使用順に重ね合わせた途中の様子を示す平面図
である。図10までは基本セルパターンA,Bで共通な
パターンが用いられ、図11以降で異なるパターンが重
ねて用いられる。なお、以下では、これらの各階層パタ
ーン部分に符号を付して、これを実際に半導体基板上に
パターン転写したデバイスの構成部分を作り込んでいく
製造過程を、本実施形態に特徴的な工程を中心に説明す
る。
0で用いた2種類の基本セルパターンA,Bの各階層パ
ターンを使用順に重ね合わせた途中の様子を示す平面図
である。図10までは基本セルパターンA,Bで共通な
パターンが用いられ、図11以降で異なるパターンが重
ねて用いられる。なお、以下では、これらの各階層パタ
ーン部分に符号を付して、これを実際に半導体基板上に
パターン転写したデバイスの構成部分を作り込んでいく
製造過程を、本実施形態に特徴的な工程を中心に説明す
る。
【0035】図9は、素子分離領域と不純物拡散領域の
形成パターン、第1層目のポリシリコン層加工パター
ン、及び第1層目の層間絶縁層に開孔するコンタクト孔
形成パターンを重ねたものである。なお、図9における
コンタクト孔は、第1層目のポリシリコン層を不純物拡
散領域に接続させるためのものであるが、その接続部材
に後述する第2層目のポリシリコン層を用いることか
ら、シェアードコンタクト(Shared Contact)と称され
る。
形成パターン、第1層目のポリシリコン層加工パター
ン、及び第1層目の層間絶縁層に開孔するコンタクト孔
形成パターンを重ねたものである。なお、図9における
コンタクト孔は、第1層目のポリシリコン層を不純物拡
散領域に接続させるためのものであるが、その接続部材
に後述する第2層目のポリシリコン層を用いることか
ら、シェアードコンタクト(Shared Contact)と称され
る。
【0036】素子分離領域8の形成から、第1層目のポ
リシリコン膜又はポリサイド膜(以下、1PSという)
及びゲート絶縁膜の連続加工、n+ 不純物拡散領域6の
形成までは、第1実施形態と同様である。但し、本例で
形成されるポリシリコン層22,24には必要に応じて
p型不純物とn型不純物を部分的に導入されるほか、n
+ 不純物拡散領域6の形成時に図示しないマスクパター
ンを用いてpMOS側をマスキングしておき、続いて、
逆にnMOS側をマスキングするパターン(不図示)を
用いて、pMOS側にp+ 不純物拡散領域7を選択的に
形成する。これにより、ワードトランジスタQn3,Q
n4及び駆動トランジスタQn1,Qn2のほかに、負
荷用トランジスタQp1,Qp2が形成される。次い
で、全面に第1の層間絶縁層を成膜し、これにシェアー
ドコンタクト形成パターンを用いて、ポリシリコン層2
2又は24に一部重なるシェアードコンタクトSCH1
〜SCH4をぞれぞれ図9示す所定位置に開孔する。
リシリコン膜又はポリサイド膜(以下、1PSという)
及びゲート絶縁膜の連続加工、n+ 不純物拡散領域6の
形成までは、第1実施形態と同様である。但し、本例で
形成されるポリシリコン層22,24には必要に応じて
p型不純物とn型不純物を部分的に導入されるほか、n
+ 不純物拡散領域6の形成時に図示しないマスクパター
ンを用いてpMOS側をマスキングしておき、続いて、
逆にnMOS側をマスキングするパターン(不図示)を
用いて、pMOS側にp+ 不純物拡散領域7を選択的に
形成する。これにより、ワードトランジスタQn3,Q
n4及び駆動トランジスタQn1,Qn2のほかに、負
荷用トランジスタQp1,Qp2が形成される。次い
で、全面に第1の層間絶縁層を成膜し、これにシェアー
ドコンタクト形成パターンを用いて、ポリシリコン層2
2又は24に一部重なるシェアードコンタクトSCH1
〜SCH4をぞれぞれ図9示す所定位置に開孔する。
【0037】図10は、第2層目のポリシリコン層加工
パターン、第1の層間絶縁層の開孔パターンを重ねたも
のである。
パターン、第1の層間絶縁層の開孔パターンを重ねたも
のである。
【0038】まず、全面に第1層目のポリシリコン膜又
はポリサイド膜(以下、2PSという)を成膜し、この
2PSをシェアードコンタクトSCH1〜SCH4上を
覆うようにパターニングする。これにより、2PSによ
って1PSと不純物拡散領域6又は7とが接続されたシ
ェアードコンタクト構造が形成される。つぎに、全面に
第1の層間絶縁層を成膜し、第1の層間絶縁層の開孔パ
ターンを用いて、不純物拡散領域6又は7上に開孔する
コンタクト孔CH1〜CH6を開孔する。
はポリサイド膜(以下、2PSという)を成膜し、この
2PSをシェアードコンタクトSCH1〜SCH4上を
覆うようにパターニングする。これにより、2PSによ
って1PSと不純物拡散領域6又は7とが接続されたシ
ェアードコンタクト構造が形成される。つぎに、全面に
第1の層間絶縁層を成膜し、第1の層間絶縁層の開孔パ
ターンを用いて、不純物拡散領域6又は7上に開孔する
コンタクト孔CH1〜CH6を開孔する。
【0039】図11は、第1層目のメタル加工パター
ン、第2層目の層間絶縁層の開孔パターンを重ねたもの
である。
ン、第2層目の層間絶縁層の開孔パターンを重ねたもの
である。
【0040】まず、全面に例えばAl等の第1層メタル
配線(1MET)を成膜し、この1METを、基本セル
パターンA,Bでそれぞれ別に、所定の第1層目のメタ
ル加工パターンを用いて加工する。これにより、図11
(a)に示す基本セルパターンAでは、コンタクト孔C
H1は覆うがワードトランジスタQn4上を覆わない第
1の中間導電層4aと、コンタクト孔CH2とワードト
ランジスタQn3を共に覆う第2の中間導電層5aとが
同時形成される。また、図11(b)に示す基本セルパ
ターンBでは、コンタクト孔CH2は覆うがワードトラ
ンジスタQn3上を覆わない第1の中間導電層4bと、
コンタクト孔CH1とワードトランジスタQn4を共に
覆う第2の中間導電層5bとが同時形成される。さら
に、基本セルパターンA,B両方で、コンタクト孔CH
3,CH4と駆動トランジスタQn1,Qn2を共に全
面で覆い例えば接地電位を供給する共通電位線28と、
コンタクト孔CH5,CH6と負荷トランジスタQp
1,Qp2を共に全面で覆い例えば電源電圧VDDを供給
する電源電圧供給線30とが同時形成される。
配線(1MET)を成膜し、この1METを、基本セル
パターンA,Bでそれぞれ別に、所定の第1層目のメタ
ル加工パターンを用いて加工する。これにより、図11
(a)に示す基本セルパターンAでは、コンタクト孔C
H1は覆うがワードトランジスタQn4上を覆わない第
1の中間導電層4aと、コンタクト孔CH2とワードト
ランジスタQn3を共に覆う第2の中間導電層5aとが
同時形成される。また、図11(b)に示す基本セルパ
ターンBでは、コンタクト孔CH2は覆うがワードトラ
ンジスタQn3上を覆わない第1の中間導電層4bと、
コンタクト孔CH1とワードトランジスタQn4を共に
覆う第2の中間導電層5bとが同時形成される。さら
に、基本セルパターンA,B両方で、コンタクト孔CH
3,CH4と駆動トランジスタQn1,Qn2を共に全
面で覆い例えば接地電位を供給する共通電位線28と、
コンタクト孔CH5,CH6と負荷トランジスタQp
1,Qp2を共に全面で覆い例えば電源電圧VDDを供給
する電源電圧供給線30とが同時形成される。
【0041】つぎに、基本セルパターンA,Bそれぞれ
に対し、全面に第2の層間絶縁層を成膜し、これを開孔
パターンを用いて開孔し、開孔部を必要に応じて高融点
金属材料等で埋め込むことにより、ワード線WL1上に
延びた第2の中間導電層5a,5b上方部分にビットコ
ンタクトBC2とBC4が同時形成される。その後は、
Al等の第2層メタル配線(2MET)を全面に成膜し
て所定パターンで加工すると、図8に示す基本セルパタ
ーンにおいては、それぞれビットコンタクトBC2,B
C4上に接続する偶数列のビット線BL2,BL4と、
ビットコンタクトに接続されない奇数列のビット線BL
1,BL3とが同時形成される。
に対し、全面に第2の層間絶縁層を成膜し、これを開孔
パターンを用いて開孔し、開孔部を必要に応じて高融点
金属材料等で埋め込むことにより、ワード線WL1上に
延びた第2の中間導電層5a,5b上方部分にビットコ
ンタクトBC2とBC4が同時形成される。その後は、
Al等の第2層メタル配線(2MET)を全面に成膜し
て所定パターンで加工すると、図8に示す基本セルパタ
ーンにおいては、それぞれビットコンタクトBC2,B
C4上に接続する偶数列のビット線BL2,BL4と、
ビットコンタクトに接続されない奇数列のビット線BL
1,BL3とが同時形成される。
【0042】本実施形態では、第1実施形態と同様、パ
ターン設計において基本セルパターンA,Bを2種類用
意する必要があるが、その違いは図11以降の数レイヤ
のみでありパターン設計上の負担増加は余りない。ま
た、第1実施形態と同様に、鏡像パターン作成(データ
処理)と図7に示すパターン配置とを行い、この繰り返
し基本パターンに基づいてマスクパターンを作製し、上
述した方法にしたがって本実施形態のSRAM装置を製
造する。
ターン設計において基本セルパターンA,Bを2種類用
意する必要があるが、その違いは図11以降の数レイヤ
のみでありパターン設計上の負担増加は余りない。ま
た、第1実施形態と同様に、鏡像パターン作成(データ
処理)と図7に示すパターン配置とを行い、この繰り返
し基本パターンに基づいてマスクパターンを作製し、上
述した方法にしたがって本実施形態のSRAM装置を製
造する。
【0043】この本実施形態におけるメモリセルアレイ
1の配置パターンでは、第1実施形態と同様な効果を奏
する。すなわち、ビットコンタクトがワード方向(行方
向)で互い違いに配置されているので、ビット線の加工
マージンが緩和されビット線間のスペースを従来より狭
くでき、またビットコンタクトが2セル間で共有されて
いることからセル面積が小さくでき、これにより省スペ
ースで低コスト、或いは大容量なフルCMOSタイプの
SRAM装置の実現が可能となる。
1の配置パターンでは、第1実施形態と同様な効果を奏
する。すなわち、ビットコンタクトがワード方向(行方
向)で互い違いに配置されているので、ビット線の加工
マージンが緩和されビット線間のスペースを従来より狭
くでき、またビットコンタクトが2セル間で共有されて
いることからセル面積が小さくでき、これにより省スペ
ースで低コスト、或いは大容量なフルCMOSタイプの
SRAM装置の実現が可能となる。
【0044】
【発明の効果】本発明に係る半導体記憶装置によれば、
行方向にビットコンタクトが重ならないように互い違い
に配置されていることから、ビット線の加工マージンが
広くなってビット線間スペースを狭くする余地が生じ、
この結果、セル面積を縮小化した半導体記憶装置を提供
することが可能となる。
行方向にビットコンタクトが重ならないように互い違い
に配置されていることから、ビット線の加工マージンが
広くなってビット線間スペースを狭くする余地が生じ、
この結果、セル面積を縮小化した半導体記憶装置を提供
することが可能となる。
【図1】本発明の第1実施形態に係る高抵抗負荷形SR
AMセルの回路図である。
AMセルの回路図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るSRAM装置のメ
モリセルアレイの繰り返し配置の基本パターンとして、
高抵抗負荷形SRAMセルを4セル配置させた概略平面
図である。
モリセルアレイの繰り返し配置の基本パターンとして、
高抵抗負荷形SRAMセルを4セル配置させた概略平面
図である。
【図3】図2のメモリセルアレイを構成する2種類の基
本セルパターンを示す平面図である。
本セルパターンを示す平面図である。
【図4】基本セルパターンで共通なパターンとして、素
子分離領域と不純物拡散領域の形成パターンから第1層
目の層間絶縁層に開孔するコンタクト孔形成パターンま
でを重ね合わせたときの平面図である。
子分離領域と不純物拡散領域の形成パターンから第1層
目の層間絶縁層に開孔するコンタクト孔形成パターンま
でを重ね合わせたときの平面図である。
【図5】図4に対し、基本セルパターン間で異なるパタ
ーンとして、第2層目のポリシリコン層加工パターンか
ら第3層目のポリシリコン層加工パターンまでを重ねた
ときの基本セルごとの平面図である。
ーンとして、第2層目のポリシリコン層加工パターンか
ら第3層目のポリシリコン層加工パターンまでを重ねた
ときの基本セルごとの平面図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係るpMOS負荷形S
RAMセルの回路図である。
RAMセルの回路図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係るSRAM装置のメ
モリセルアレイの繰り返し配置の基本パターンとして、
pMOS負荷形SRAMセルを4セル配置させた概略平
面図である。
モリセルアレイの繰り返し配置の基本パターンとして、
pMOS負荷形SRAMセルを4セル配置させた概略平
面図である。
【図8】図7のメモリセルアレイを構成する2種類の基
本セルパターンを示す平面図である。
本セルパターンを示す平面図である。
【図9】基本セルパターンで共通なパターンとして、素
子分離領域と不純物拡散領域の形成パターンから第1層
目の層間絶縁層に開孔するコンタクト孔形成パターンま
でを重ね合わせたときの平面図である。
子分離領域と不純物拡散領域の形成パターンから第1層
目の層間絶縁層に開孔するコンタクト孔形成パターンま
でを重ね合わせたときの平面図である。
【図10】図9に対し、基本セルパターン間で共通なパ
ターンとして、第2層目のポリシリコン層加工パターン
と第1の層間絶縁層の開孔パターンを更に重ねたときの
平面図である。
ターンとして、第2層目のポリシリコン層加工パターン
と第1の層間絶縁層の開孔パターンを更に重ねたときの
平面図である。
【図11】図10に対し、基本セルパターン間で異なる
パターンとして、第1層目のメタル加工パターンと第2
層目の層間絶縁層の開孔パターンを重ねたときの基本セ
ルごとの平面図である。
パターンとして、第1層目のメタル加工パターンと第2
層目の層間絶縁層の開孔パターンを重ねたときの基本セ
ルごとの平面図である。
【図12】従来の高抵抗負荷形SRAMセルの平面図で
ある。
ある。
【図13】従来のpMOS負荷形SRAMセルの平面図
である。
である。
1,20…メモリセルアレイ、2a,2b,4a,4b
…第1の中間導電層、3a,3b,5a,5b…第1の
中間導電層、6…n+ 不純物拡散領域、7…p+ 不純物
拡散領域、8…素子分離領域、10,12,22,24
…ポリシリコン層、14,28…共通電位線、30…電
源電圧供給線、Qn1,Qn2…駆動トランジスタ、Q
n3,Qn4…ワードトランジスタ、Qp1,Qp2…
負荷トランジスタ、HR1,HR2…高抵抗負荷素子、
BL1等…ビット線、WL1等…ワード線、BC1等…
ビットコンタクト、BCH1等…埋込コンタクト、SC
H1等…シェアードコンタクト、CH1等…コンタクト
孔、ND1等…記憶ノード。
…第1の中間導電層、3a,3b,5a,5b…第1の
中間導電層、6…n+ 不純物拡散領域、7…p+ 不純物
拡散領域、8…素子分離領域、10,12,22,24
…ポリシリコン層、14,28…共通電位線、30…電
源電圧供給線、Qn1,Qn2…駆動トランジスタ、Q
n3,Qn4…ワードトランジスタ、Qp1,Qp2…
負荷トランジスタ、HR1,HR2…高抵抗負荷素子、
BL1等…ビット線、WL1等…ワード線、BC1等…
ビットコンタクト、BCH1等…埋込コンタクト、SC
H1等…シェアードコンタクト、CH1等…コンタクト
孔、ND1等…記憶ノード。
Claims (5)
- 【請求項1】メモリセルアレイを構成する各メモリセル
内で、第1のトランジスタの不純物拡散領域に電気的に
接続された奇数列のビット線と、第2のトランジスタの
不純物拡散領域に電気的に接続された偶数列のビット線
が、ともに列方向に配線されている半導体記憶装置であ
って、 メモリセルアレイ内で、前記奇数列のビット線を前記第
1トランジスタの不純物拡散領域に電気的に接続するた
めの奇数列ビットコンタクトと前記偶数列のビット線を
前記第2トランジスタの不純物拡散領域に電気的に接続
するための偶数列ビットコンタクトが、行方向で重なら
ないように互い違いに配置されている半導体記憶装置。 - 【請求項2】前記奇数列および偶数列のビットコンタク
トは、列方向に隣接する2つのメモリセル間で共有さ
れ、かつ、各メモリセルごとに、当該奇数列および偶数
列のビットコンタクトの何れか一方のみが配置されてい
る請求項1に記載の半導体記憶装置。 - 【請求項3】前記メモリセルアレイは、行方向に2個、
列方向に2個の4つのメモリセルを単位として行列状に
繰り返し配置して全体が構成され、 前記4つのメモリセルのうち行方向に隣接する2つのメ
モリセルは、前記第1及び第2のトランジスタを含む素
子配置が隣接辺を中心とする線対称に配置される一方
で、行方向に隣接する2つのメモリセルともにビットコ
ンタクトが奇数列ビット線又は偶数列ビット線の一方側
のみ配置されている2種類の異なるセルパターンで構成
され、 前記4つのメモリセルのうち列方向に隣接する2つのメ
モリセルは、点対称な配置の同一セルパターンから構成
されている請求項2に記載の半導体記憶装置。 - 【請求項4】前記列方向に隣接する2つのメモリセル間
に、それぞれのセル内で前記第1トランジスタの不純物
拡散領域にコンタクト孔を介して接続された第1の中間
導電層と、それぞれのセル内で前記第2トランジスタの
不純物拡散領域にコンタクト孔を介して接続された第2
の中間導電層とが、それぞれセル境界を含む領域に前記
2つのメモリセル間で共通に配置され、 前記第1の中間導電層を上層の前記奇数列ビット線に接
続する前記奇数列ビットコンタクトが、一方のメモリセ
ル内の第1の中間導電層部分に配置され、前記第2の中
間導電層を上層の前記偶数列ビット線に接続する前記偶
数列ビットコンタクトが、他方のメモリセル内の第2の
中間導電層部分に配置されている請求項2に記載の半導
体記憶装置。 - 【請求項5】前記メモリセルごとに、2つの記憶ノード
を異なる電圧レベルで保持するフリップフロップ回路を
有し、 前記第1又は第2のトランジスタは、前記フリップフロ
ップ回路の一方の記憶ノードと前記奇数列ビット線間、
又は他方の記憶ノードと前記偶数列ビット線間に接続さ
れ、ワード線への印加電圧に応じて記憶ノードとビット
線間の導通と非導通を制御するワードトランジスタであ
る請求項1に記載の半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10019558A JPH11220039A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10019558A JPH11220039A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11220039A true JPH11220039A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12002653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10019558A Pending JPH11220039A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11220039A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001222256A (ja) * | 1999-11-08 | 2001-08-17 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 発光装置 |
KR100724666B1 (ko) | 2005-03-16 | 2007-06-04 | 가부시끼가이샤 도시바 | 반도체 메모리 및 그 제조 방법 |
-
1998
- 1998-01-30 JP JP10019558A patent/JPH11220039A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001222256A (ja) * | 1999-11-08 | 2001-08-17 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 発光装置 |
KR100724666B1 (ko) | 2005-03-16 | 2007-06-04 | 가부시끼가이샤 도시바 | 반도체 메모리 및 그 제조 방법 |
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