JPH11217745A - 耐久性の、快適な、通気性アレルゲン・バリヤー布帛 - Google Patents
耐久性の、快適な、通気性アレルゲン・バリヤー布帛Info
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Abstract
ダストダニ、それらの便、その他のアレルゲンの透過に
対して効果的なバリヤーとなる布帛を提供する。 【解決手段】 70デニール、34フィラメントのテク
スチャー加工ポリエステルヤーンを用いて、経糸129
本/インチ、緯糸86本/インチ、布帛重量2.28オ
ンス/ヤードの平織組織の布帛に織成する。次いで、そ
の布帛を洗浄し、カレンダー仕上げ処理し、そして耐久
性抗微生物仕上剤とフルオロケミカル仕上剤により処理
する。処理後の布帛組織は経糸144本/インチ、緯糸
89本/インチ及び布帛重量2.56オンス/ヤードで
ある。この布帛は、現存する寝具類のカバー布帛と比較
して、耐久性、柔軟性、空気多孔性、水蒸気輸送性及び
アレルゲン・バリヤー性能に関して独特かつ匹敵するも
ののないそれら性質の組み合わせを有する。
Description
快適なアレルゲン・バリヤー布帛に関する。本発明によ
る布帛は改善された軟らかさと触感を有し、しかもなお
塵埃、ダストダニ(dust mite)、その他のアレルゲン
が布帛を通過するのを実質的に妨害及び/又は阻止する
アレルゲン・バリヤーとなっている。
ダストダニである。ダストダニは大きさが100〜30
0ミクロンで、肉眼では見ることができない。アレルギ
ー反応を引き起こす鍵成分であるダストダニの便は、ダ
ストダニより更に小さく、大きさは10ミクロンに至る
範囲である。かくして、布帛又は材料が塵埃、ダストダ
ニ及びそれらのアレルギー原因粒子に対して有効なバリ
ヤーとなるためには、それは10ミクロンの粒子がその
平らな表面を透過するのを制限するものでなければなら
ない。これらの事実は、例えばプラッツ−ミルズ TA
E(Platts-MillsTAE)達の“ダストダニ・アレルゲン
と喘息:第2回国際セミナー報告(Dust Mite Allergen
s and Asthma:Report of a Second International Wor
kshop)”、J. Allergy Clin. Immunology、1992
年、第89巻、1046−1060頁(“幾つかの研究
で、空気浮遊グループIのダニアレルゲンはその大部分
が直径10〜40μmの比較的‘大きな’糞便粒子と関
連があることが証明された。”);アラーガード Pt
e社(AllerGuard Pte Ltd.)、ウエブサイト(Websit
e)、1996年(“家ダストダニは大きさが0.1〜
0.5mm[100〜500ミクロンに相当]に過ぎな
いので、肉眼では見ることができない。”);及びウッ
ドコック(Woodcock)達の米国特許第5,050,25
6号明細書(例えば、第1欄44−46行:“理想的に
は、ダニバリヤーが気孔を有するとして、その大きさは
一般に10ミクロン未満であるべきである。それより小
さい気孔はどれもアレルギー反応を引き起こさないこと
は明らかである。”)で議論されている。プラッツ−ミ
ルズ及びウッドコックの文献各々の全体をここに引用、
参照することにより、それらが本明細書に含まれるもの
とする。
だされる。例えば、平均的なマットレスはダストダニ2
百万個のコロニーを支持することができる。枕もダスト
ダニの優れた生息場所である。6年使った枕は一般にそ
れらの重量の25%が塵埃、ダストダニ及びアレルゲン
で占められる。ソファーのクッション、椅子のクッショ
ン、カーペット、その他の発泡体又は繊維充填物品もダ
ストダニに適した生息場所となる。実際上、どんな家に
もダストダニが生育し得る場所が多数存在するのであ
る。
は、枕、マットレス等が古くなるにつれて大きくなる問
題である。典型的なダストダニがその一生の間に出す便
はその正味体重の200倍までにものぼる。この便に
は、充血、レッドアイ(red eyes)、くしゃみ及び頭痛
を含めて、喘息の攻撃及びアレルギー反応の引き金とな
るアレルゲンが含まれている。この問題は、ダストダニ
が生育する材料からそのダストダニを駆除することが困
難であることによって一層悪化する。枕は滅多に洗濯さ
れないし、一方殆どのマットレスは洗濯されることは決
してない。
ルゲン・バリヤーとしてのそれらの効能に関して色々な
利点がある。これらの製品は、それらが不透質のフィル
ムを形成しているために(ラミネートに関して)、又は
それらが“きつく織られている”ために(300番手の
綿敷布に関して)、或いはそれらがアレルゲンが侵入す
るには小さすぎる気孔サイズを有するために(不織布に
関して)、アレルゲンバリヤーとして機能すると考えら
れる。
連した不利な点がある。積層又はコーティングされた材
料は、一般に、(透湿性がほとんど又は全くないので)
快適性がなく、剛直であり、触感が軟らかくなく、しか
も雑音を出す(即ち、人がシーツ又は枕の上で動くと比
較的大きな音、即ちがさがさした音を出す)。更に、ビ
ニル樹脂やポリウレタンでコーティングされた微孔質の
布帛はアレルゲンに対して優れたバリヤーであると考え
られるが、それらが枕又はマットレスの皮地として使用
されるとき、空気がこれら材料を流通できないので、そ
れら材料にはそれらを通気性とすることが必要になる。
米国特許第5,050,256号明細書にはそのような
製品が記載されている。これら材料でカバーされた枕又
はマットレスは、それらに通気性がないならば、圧縮し
ても縮めることができず、また再度膨らませることもで
きない。これらの布帛を通気性にする必要は、しかし、
それらが有効なアレルゲン・バリヤーであると見なし得
るかどうかと言う疑問に対する答えにはならない(アレ
ルゲンもその通気口を通って入り込みまた逃れ得るの
で)。コーティング又は積層された布帛も、コーティン
グの離層に因り、使用寿命(wearlife)が制限される傾
向がある。
されるけれども、それらは気孔サイズが本来的に大きい
ために、アレルゲンに対して真のバリヤーとはならな
い。アレルギーの専門家は、機械的に、患者にその寝具
製品を1週間毎に洗濯するよう勧める。このようなやり
方は、しかし、繊維が洗濯回数が延びることにより失わ
れるので、綿敷布の気孔サイズを更に拡大させるのに役
立つだけである。
ンボンド(spunbond)/溶融吹き飛ばし(meltblown)
/スパンボンド(SMS)ポリオレフィン不織布は、ア
レルゲンに対してある程度バリヤー防護性となる。SM
S不織布は、また、卓越した通気性も示す。しかし、そ
れらの使用寿命は、特にアレルギー患者によって普通使
用される熱い洗濯温度を用いると非常に短くなる。SM
S不織布は、また、風合いが標準的な枕皮地に比べて有
意に硬く、かつざらざらしている。
市場で入手できる。例えば、ゴード(Goad)達に発行さ
れた米国特許第4,822,667号明細書には、ポリ
エステルヤーンから作られた、100%ポリエステル繊
維から織成された再使用可能かつ洗濯可能で、滅菌可能
な医療用バリヤー織物が記載されている。この織物は血
液及び水性流体透過抵抗性、耐磨耗性及び耐炎性であ
り、しかも糸屑がなく、ドレープ性であり、そして熱の
蓄積を取り除くべく十分に多孔性であると言われる。記
載されるこの材料は医療用衣服、包装材料及び滅菌可能
な物品で使用される。この米国特許には、その織物のア
レルゲン・バリヤーとしての使用は記載されていない。
このゴード特許の全体をここに引用、参照することによ
り、それが本明細書に含まれるものとする。
050,256号明細書には、水蒸気透過性のカバーを
備える、アレルゲンを通さない寝具系が記載されてい
る。前記のように、この米国特許の全体をここに引用、
参照することにより、それが本明細書に含まれるものと
する。この特許に記載されるカバー材料はバキセンデン
ウィトコフレックス(Baxenden Witcoflex)971/9
73タイプのポリウレタンでコーティングされたポリエ
ステル又はナイロン織物から作られている。この織物は
通気性ではない。しかし、それは2,500〜7,00
0g−水/m2/日の水蒸気透過(“MVT”)率を有
する。典型的には、この織物のコーティングされた面は
縫製されたカバーの内側にあり、その縫い目はシールさ
れている。この製品は、しかし、前記のコーティング又
は積層された材料が持つ欠点を有している。
ショナル ペーパー社(International Paper Co.)]
に対して発行された米国特許第5,368,920号明
細書には、非多孔性の呼吸可能なバリヤー布帛とそれに
関係した製造法が記載されている。この布帛は、基材布
帛のボイド空間に1,000〜2,000g/Lの密度
範囲を持つフィルム形成性のクレー/ラテックス材料を
充填して、水蒸気は透過させるが液体及び空気は透過さ
せないバリヤー布帛とすることにより作られた呼吸可能
なバリヤー布帛である。そのMVT率は300〜3,0
00g/m2/日の範囲である。用途として工業用、病
院用、その他の防護カバー材料が挙げられる。この製品
も、また、コーティング及び積層された布帛に関連した
前記の欠点を有する。
21,861号明細書で、0.0005mm未満の気孔
サイズを持つ微孔質の限外濾過材料から作られた、寝具
類のような布張り又は詰物入り物品のための防護カバー
について説明している。この材料は家ダストダニにより
もたらされる糞便粒子の通過を抑える。粒子がその限外
濾過材料を迂回して通るのを防ぐために、そのカバーの
縫い目は溶着され、そしてその開口が接着テープでカバ
ーされた、ジッパーのような再シール可能なファスナー
でシールされている。
のアレルゲン・バリヤー布帛材料の色々な欠点を克服
し、そして軟らかくかつ快適であり、しかもなお塵埃、
ダストダニ、それらの便、その他のアレルゲンの透過に
対して効果的なバリヤーとなる布帛を提供することであ
る。
100%の連続合成フィラメントヤーンから織成され
た、きつく構成された布帛基材を含む。この布帛基材
は、4〜10ミクロンの平均気孔サイズ、水0.5イン
チにおいて布帛1平方フィートにつき0.5〜25立法
フィート/分(“cfm”;ASTM D−737とし
ても知られる連邦試験法標準規格(Federal Test Metho
d Standard:FTM)5450で測定]の通気度、0.5
〜6.5グラムの平均布帛柔軟度(曲げ抵抗度)及び8
00g/m2/24時間を超える透湿度を有する布帛を
もたらすように仕上げられている。これらの明細事項
は、通例のように使用され、洗濯される前の仕上げ布帛
に関するものである。これらの明細事項により、得られ
た布帛は軟らかくかつ快適であり、しかもなおダニ誘発
アレルゲン粒子に対してバリヤー性となっている。
ゲン・バリヤー布帛は10ミクロンの最大初期気孔サイ
ズを有する。
々な布帛仕上剤(finish)を含めることができる。例え
ば、本発明のアレルゲン・バリヤー布帛は、かび菌(mo
ld)及びうどん粉病菌(mildew)に対して防護性を与え
ることによって布帛の使用寿命を延ばす抗微生物仕上剤
を含めることができる。もう1つの例として、本発明の
アレルゲン・バリヤー布帛は液体による汚染に対して防
護性を与えることによって布帛の使用寿命を延ばすフル
オロケミカル仕上剤を含めることができる。これらの追
加の仕上剤は個々に、又は他の可能な仕上剤と組み合わ
せて、或いはそのような他の仕上剤と一緒に使用するこ
とができる。
つく構成されたコーティング処理が施されていない非積
層布帛でカバーすることにより、その枕又はマットレス
をアレルゲン・バリヤーとする方法に関する。上記のよ
うに、この布帛は、65〜100%の連続合成フィラメ
ントヤーンから織成され、そして4〜10ミクロンの平
均気孔サイズ、0.5〜25cfmの通気度、0.5〜
6.5グラムの平均布帛柔軟度(曲げ抵抗度)及び80
0g/m2/24時間を超える透湿度を有する布帛に仕
上げられている。この布帛は、ダニ誘発アレルゲン粒子
に対してバリヤー性である。
してのカバー材料は、適切なものであれば如何なる形態
を取ってもよい。例えば、それは枕皮地、枕カバー、マ
ットレス皮地、マットレスカバー、マットレスパッド、
羽ぶとんカバー又はベッドカバーであることができる。
更に、本発明によるアレルゲン・バリヤー布帛は枕又は
マットレスを完全に包むように枕又はマットレスの全表
面をカバーしているのが好ましいが、これは全ての態様
で必要な条件であると言う訳けではない。例えば、典型
的なマットレスパッドはマットレスを完全に包んではい
ない。
ー材料を提供すべく性質の独特の組み合わせを有するア
レルゲン・バリヤー布帛に関する。本発明による布帛
は、その優れた製品を提供するために、(布帛の平らな
表面を通って通気するのを可能にする)空気多孔性(ai
r porosity)、(使用者の快適性を高める)水蒸気の輸
送性、(快適性を高める性質でもある)布帛の柔軟性、
(アレルゲンを濾過する)極めて小さい気孔サイズ及び
(アレルギー軽減製品に必要とされる)洗濯耐久性に関
して独特の組み合わせを有する。この性質の組み合わせ
は、細デニールの合成フィラメントヤーンを織成し、そ
して繊維適用範囲(coverage)と濾過効率を最大にする
後仕上工程によりきつい平織組織にすることによりもた
らされる。本発明による布帛は、実際上、柔軟性、空気
多孔性、及び快適性を向上させるのに必要とされる水蒸
気多孔性(moisuture-vapor porosity)、並びに繊維充
填製品の“再毛羽立ち性(refluffability)”を示しつ
つ、また不織布又はコーティング/積層された布帛では
可能でない耐久性も提供しつつ、コーティング又は積層
された布帛が持つバリヤー性能を提供する。
ばいかなる目的にも使用することができるが、一般的に
はダストダニの外寄生に罹り易い商品をカバーする布帛
として使用するのが好ましい。上記のように、枕又はマ
ットレスはダストダニのコロニーを保持するのに非常に
好ましい環境を提供する。それ故、本発明による布帛
は、有利なことに、枕皮地、枕カバー、マットレスパッ
ド、マットレス皮地、マットレスカバー、羽ぶとんカバ
ー及び/又はベッドカバーに使用することができる。こ
の布帛がそのような物品に使用されるとき、それはダス
トダニが枕又はマットレスに入り込まないようにするバ
リヤーとなる。更に、この布帛がそのような物品に使用
されるとき、それはマットレスや枕の中に既に存在する
ダストダニとアレルゲンが、例えばその物品が使用中に
圧縮されたときにそのマットレス又は枕から出て来ない
こうにすることができる。
て、次の定義が適用される:“枕皮地(pillow tickin
g)”は、ファイバーフィル又は他の詰物を包む、枕の
取り外せない布帛カバー材料を意味する。
品(例えば、枕ケース)としても機能し得る枕の着脱可
能な布帛カバーを意味する。アレルギー患者では、枕カ
バーもアレルゲン・バリヤーとして機能し得る。枕カバ
ーのクロージャーは通常ジッパーか重ね合わせフラップ
のどちらかである。
れた着脱可能なマットレス用カバー材料である。アレル
ギー患者では、そのパッドの最内又は最外布帛がアレル
ゲン・バリヤーとして機能し得る。
又は他の詰物及びスプリングを包む、マットレスの取り
外せない布帛カバー材料を意味する。
きる外装品としても機能し得る、マットレスの着脱可能
な布帛カバーである。規格(institutional)マットレ
スカバーも流体に対してバリヤーとならなければならな
い。アレルギー患者では、そのようなカバーもアレルゲ
ン・バリヤーとして機能し得る。マットレスカバーのク
ロージャーは一般にジッパーか重ね合わせフラップのど
ちらかである。
で、本発明をここに更に詳細に説明する。本発明は、ダ
ニ誘発アレルゲン粒子に対してバリヤーとなす目的のた
めの枕カバー、枕ケース、枕皮地、マットレスケース、
マットレスパッド、マットレス皮地、マットレスカバ
ー、羽ぶとんカバー及びベッドカバーの一体成分として
有利に用いることができる織物系(textile system)を
具体化するものである。本発明は、しかし、これらの列
挙された製品に限定されない。例えば、本発明による布
帛は、シーツ、寝袋、ダウン−フィルド寝具類(down-f
illed bedding)、布張り家具、縫いぐるみの玩具及び
同様の繊維充填又は詰物入り商品のような他の多くの製
品にも使用することができるであろう。
て洗浄され、熱処理されるか、さもなければ仕上げ処理
して布帛の気孔サイズを更に小さくされた、ポリエステ
ル及び/又はナイロンの65〜100%合成フィラメン
トヤーンから成る。この織物の組織と化学的処理は次
の: (1)通気性(繊維充填寝具製品のためのカバーに使用
するときに必要な圧縮性を与える); (2)透湿性(睡眠の快適性を高める); (3)布帛柔軟性(これも快適性を高める); (4)洗濯耐久性(アレルギー軽減織物物品に一般に必
要とされる数回の洗浄サイクルの後に比較的長期間のア
レルゲン・バリヤー防護性を与える);及び (5)濾過効率(アレルゲンに対してバリヤーとして機
能するのに必要な最も重要な特徴) の独特の組み合わせを付与するように制御される。本発
明による布帛は、これら五つの織物の性質の卓越した組
み合わせを提供して、他の市販材料より優れたバリヤー
布帛となっているものである。
ンチ当たりのヤーン本数が合計215本である経糸と緯
糸を用いて平織に密に織られた、ポリエステル若しくは
ナイロンのフィラメントヤーン又はポリエステルとナイ
ロンのフィラメントヤーンの組み合わせから作られた布
帛基材がある。好ましい布帛仕上げ処理法に洗浄処理、
ヒートセット処理、幅/長さに関する布帛の収縮処理、
及びヤーンとヤーンとの間隔を更に狭める機械的操作が
ある。得られる布帛製品は、4〜10ミクロンの平均気
孔サイズ、0.5〜25cfm(有利には、0.5〜1
5cfm)の通気度、0.5〜6.5グラムの平均布帛
柔軟度(曲げ抵抗度)及び800g/m2/24時間を
超える透湿度(有利には、1100〜2400g/m2
/24時間又は1200〜2400g/m2/24時間
の透湿度)を有する。機械的操作は、布帛の気孔を更に
密にするためにヤーンを熱と圧力で平らにするカレンダ
仕上げ;布帛を常用の加圧ジェット装置中でその布帛の
幅及び/又は長さをその最小ヤーン間隔まで収縮させる
か、或いは繊維を高度に均一な様式で平らにしかつ分散
させる、水若しくは染料液により高速衝突及び撹乱させ
るそのようなやり方で嵩高化及び撹拌処理する寸法収縮
を含み得る。更なるコーティング又はフィルムの積層は
必要とされない。
は、布帛の表面に高圧の水又は染料液を噴霧することが
できる。このプロセスで布帛繊維は艶消しされる傾向が
あり、それによって繊維間の間隔が狭められ、布帛の気
孔サイズが小さくなり、また布帛の軟らかさと風合いが
改善される。この高圧液体衝突プロセスは、所望とされ
るならば、布帛の表面組織を変え(texturize)、又は
布帛に模様付けする(pattern)のに用いることもでき
る。この高圧液体衝突を行うのに適した装置及びシステ
ムは、例えば米国特許第4,967,456号、同第
4,995,151号及び同第5,632,072号明
細書に記載されている。これら米国特許の各々の全体を
ここに引用、参照することにより、それらが本明細書に
含まれるものとする。
化学的性質の増進処理に、恒久的抗微生物仕上剤及びフ
ルオロケミカル柔軟性仕上剤の適用がある。この関連に
おいて、“恒久的”とはそれぞれの仕上剤の製品寿命に
対する効力を意味する。適切なものであれば、本発明か
ら逸脱しない限り、いかなる抗微生物仕上剤又はフルオ
ロケミカル仕上剤も使用することができる。このような
仕上剤はこの技術分野で公知である(例えば、前記の米
国特許第4,822,667号明細書を参照された
い)。適した抗微生物仕上剤の1例として、非常に耐久
性のある化合物である3−(トリメトキシシリル)−プ
ロピルジメチルオクタデシルアンモニウムクロリド[ダ
ウ・コーニング(Dow Corning)5700]を適用する
ことができる。この仕上剤は細菌及び真菌類に対して布
帛を保護し、臭いの原因細菌の増殖を阻害する。この仕
上剤は細菌[ストレプトコッカス・ファエカリス(Stre
ptococcus faecalis)、K.プニューモニアエ(K. pne
umoniae)]、真菌[アスペルギルス・ニガー(Aspergi
llus niger)]、酵母[サック・セレビシアエ(Sac.ce
revisiae)]、創傷分離物(wound isolates)[シトロ
バクター・ダイバーサス(Citrobacter diversus)、ス
タッフ・オーレウス(Staph. aureus)、プロテウス・
ミラビリス(Proteus mirabilis)]及び尿分離物[シ
ュードモナス・アエルギノサ(Pseudomonas aeruginos
a)、E.コリ(E. coli)]に対して有効であることが
示された。フルオロケミカル仕上剤は、撥液性を付与す
る恒久的な超極薄フルオロケミカル可撓性フィルムであ
ることができる(例えば、前記の米国特許第4,82
2,667号明細書に記載されるものを参照された
い)。
はナイロンの65〜100%連続フィラメントヤーンを
使用すると、家庭での洗濯及び業務としての洗濯に対し
て極めて耐久性である高強力の可撓性基材ができる。後
続のフルオロケミカル及び抗微生物仕上剤は、前記のよ
うに、布帛を流体による汚染、かび菌及びうどん粉病菌
に因る劣化に対して更に防護する。布帛はヤーンとヤー
ンとの摩擦が制限される65〜100%の連続フィラメ
ントヤーンできつく織られているので、繊維が破断し、
ほつれるようなことが起こる機会はほとんどない。それ
故、布帛の気孔サイズは長期間の洗濯を通じて十分にか
つ常に小さく維持される。これは、もし、綿ブレンドの
敷布がそうであるように、実際の使用中に或いは長期間
の洗濯で過度に多くの繊維が失われると、気孔サイズが
次第に大きくなっていき、その布帛製品のアレルゲン・
バリヤー性が著しく低下するので、重要なことである。
している繊維充填製品は圧縮することができ、次いでア
レルゲン・バリヤー性を失うことなく回復することがで
きる。通気口は二次加工製品の一体成分のようには必要
とされず、かくしてその製造に関連した労働コストと材
料コストが低減される。通気口がないことはダストダニ
とそれに関連したアレルゲンの潜在的な出入口を無くす
ことでもある。
商品のドレープ性、雑音、取り扱い性及び快適性に非常
に積極的な効果を及ぼす。本発明の布帛は0.5〜6.
5グラムの平均布帛柔軟度(曲げ抵抗度)を有する。こ
の平均柔軟度は、ハンドル−O−メーターモデル(Hand
le-O-Meter Model)211−5によるINDA試験法N
o.IST−90.3により測定される、布帛の縦方向
(MD)と横断方向(XD)における曲げ抵抗度の平均
である。本発明による布帛はコーティング又は積層を含
まないので、それらの柔軟性と移動の容易さは卓越して
いる。
2/24時間を超える透湿度、即ち水蒸気の透過率(tra
nsmission rate)を持つ。本発明のある特定の態様で
は、その透湿度は1100〜2400g/m2/24時
間の範囲、有利には1200〜2400g/m2/24
時間の範囲にある。少なくとも800g/m2/24時
間の透湿度を維持することにより、使用者の快適さのレ
ベルが増強される。汗が蒸発してその材料を通る通路が
損なわれないからである。この特徴は、ビニル樹脂でコ
ーティングされた製品を越える1つの決定的な利点であ
る。
は積層されていないので、使用中又は洗濯中に(バリヤ
ー性能の劣化をもたらす)コーティングの逸損或いは離
層が起こる可能性がない。これがコーティング又は積層
された製品を越える本発明のもう1つの利点である。本
発明による布帛から加工された寝具物品の有効寿命はそ
れによって最大になる。
ズを維持することにより、本発明による布帛はダストダ
ニ及びアレルギーの原因となるそれらの便に対して非常
に効果的なバリヤーとなる。本発明の更に好ましい1つ
の態様では、布帛は10ミクロンの最大気孔サイズを有
する。この小さい最大気孔サイズは、塵埃、ダストダニ
及びアレルゲンの透過に対して長期防護性を提供する。
この実施例は、上記のより一般的な説明に関して本発明
を例示説明するものと解されるべきであって、本発明を
限定するものと解すべきではない。
ー布帛と比較して、耐久性、柔軟性、空気多孔性、水蒸
気輸送性及びアレルゲン・バリヤー性能に関して独特か
つ匹敵するもののないそれら性質の組み合わせを含む。
本発明による1つの適当な、平織組織で織られた布帛を
70デニール、34フィラメントのテクスチャー加工ポ
リエステルヤーンから製造した。織成後に、その布帛組
織は経糸を129本/インチ、緯糸を86本/インチ有
し、布帛重量が2.28オンス/ヤードであった。後続
のプロセスには洗浄、カレンダー仕上げ及び耐久性の抗
微生物仕上剤とフルオロケミカル仕上剤による処理が含
まれていた。加工後、その布帛組織は経糸144本/イ
ンチ、緯糸89本/インチで、布帛重量が2.56オン
ス/ヤードであった。
に与える:
3、ハンドル−O−メーターモデル211−5を用いて
布帛の縦方向(MD)及び横断方向(XD)における平
均曲げ抵抗度(曲げ抵抗グラム数)として測定した。
あるべき姿としてどのように作用するか、そしていかな
る理由でそのように作用するかを説明する努力におい
て、ある特定の理論及び/又は機構を説明した。これら
の理論及び機構は情報提供の目的だけから説明されてい
る。出願人は、操作のいかなる特定の化学的、物理的又
は機械的理論によっても縛られるものではない。
ましい態様に関して説明したが、当業者であれば、本発
明には、前記の特許請求の範囲で定義されるとおり、本
発明の精神と範囲から逸脱しない限り、色々な変更及び
修正を加え得ることは認められるであろう。
Claims (26)
- 【請求項1】 65〜100%の連続合成フィラメント
ヤーンから織成され、4〜10ミクロンの平均気孔サイ
ズ、0.5〜25cfmの通気度、0.5〜6.5グラ
ムの平均布帛柔軟度及び800g/m2/24時間を超
える透湿度を有する布帛をもたらすように仕上げられて
いる布帛基材を含んで成る、ダニ誘発アレルゲン粒子に
対してバリヤーとなるアレルゲン・バリヤー布帛。 - 【請求項2】 布帛の最大気孔サイズが10ミクロンで
ある、請求項1に記載のアレルゲン・バリヤー布帛。 - 【請求項3】 布帛にかび菌及びうどん粉病菌に対する
防護となる抗微生物仕上剤が更に施されている、請求項
1に記載のアレルゲン・バリヤー布帛。 - 【請求項4】 布帛に液体による汚染に対する防護とな
るフルオロケミカル仕上剤が更に施されている、請求項
1に記載のアレルゲン・バリヤー布帛。 - 【請求項5】 枕皮地の形をしている、請求項1に記載
のアレルゲン・バリヤー布帛。 - 【請求項6】 枕カバーの形をしている、請求項1に記
載のアレルゲン・バリヤー布帛。 - 【請求項7】 マットレス皮地の形をしている、請求項
1に記載のアレルゲン・バリヤー布帛。 - 【請求項8】 マットレスカバーの形をしている、請求
項1に記載のアレルゲン・バリヤー布帛。 - 【請求項9】 マットレスパッドの形をしている、請求
項1に記載のアレルゲン・バリヤー布帛。 - 【請求項10】 ベッドカバーに使用される、請求項1
に記載のアレルゲン・バリヤー布帛。 - 【請求項11】 羽ぶとんカバーに使用される、請求項
1に記載のアレルゲン・バリヤー布帛。 - 【請求項12】 65〜100%の連続合成フィラメン
トヤーンから織成され、4〜10ミクロンの平均気孔サ
イズ、0.5〜25cfmの通気度、0.5〜6.5グ
ラムの平均布帛柔軟度及び800g/m2/24時間を
超える透湿度を有する布帛に仕上げられている、ダニ誘
発アレルゲン粒子に対してバリヤーとなる、コーティン
グ処理が施されていない非積層布帛で枕をカバーするこ
とを含んで成る、枕をアレルゲン・バリヤーとなす方
法。 - 【請求項13】 布帛の最大気孔サイズが10ミクロン
である、請求項12に記載の方法。 - 【請求項14】 布帛が抗微生物仕上剤を更に含んで、
かび菌及びうどん粉病菌に対して防護性とされている、
請求項12に記載の方法。 - 【請求項15】 布帛がフルオロケミカル仕上剤を更に
含んで、液体による汚染に対して防護性とされている、
請求項12に記載の方法。 - 【請求項16】 布帛が枕皮地として使用される請求項
12に記載の方法。 - 【請求項17】 布帛が枕カバーに使用される請求項1
2に記載の方法。 - 【請求項18】 65〜100%の連続合成フィラメン
トヤーンから織成され、4〜10ミクロンの平均気孔サ
イズ、0.5〜25cfmの通気度、0.5〜6.5グ
ラムの平均布帛柔軟度及び800g/m2/24時間を
超える透湿度を有する布帛に仕上げられている、ダニ誘
発アレルゲン粒子に対してバリヤーとなる、コーティン
グ処理が施されていない非積層布帛でマットレスをカバ
ーすることを含んで成る、マットレスをアレルゲン・バ
リヤーとなす方法。 - 【請求項19】 布帛の最大気孔サイズが10ミクロン
である、請求項18に記載の方法。 - 【請求項20】 布帛が抗菌仕上剤を更に含んで、かび
菌及びうどん粉病菌に対して防護性とされている、請求
項18に記載の方法。 - 【請求項21】 布帛がフルオロケミカル仕上剤を更に
含んで、液体による汚染に対して防護性とされている、
請求項18に記載の方法。 - 【請求項22】 布帛がマットレス皮地に使用される、
請求項18に記載の方法。 - 【請求項23】 布帛がマットレスカバーに使用され
る、請求項18に記載の方法。 - 【請求項24】 布帛がマットレスパッドに使用され
る、請求項18に記載の方法。 - 【請求項25】 布帛がベッドカバーに使用される、請
求項18に記載の方法。 - 【請求項26】 布帛が羽ぶとんカバーに使用される、
請求項18に記載の方法。
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