JPH11216627A - 電波方式idシステムに使用されるidタグ - Google Patents

電波方式idシステムに使用されるidタグ

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JPH11216627A
JPH11216627A JP10019628A JP1962898A JPH11216627A JP H11216627 A JPH11216627 A JP H11216627A JP 10019628 A JP10019628 A JP 10019628A JP 1962898 A JP1962898 A JP 1962898A JP H11216627 A JPH11216627 A JP H11216627A
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JP
Japan
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tag
work
magnetic
ferromagnetic material
antenna
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JP10019628A
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Hiroshi Mizukami
博 水上
Takeshi Enokida
剛 榎田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁性体に直接取り付けることができるIDタ
グを提供する。 【解決手段】 ワーク31に取り付けられて電波によっ
て、ライン上に設けられている固定通信装置との間で通
信を行うIDタグ20において、IDタグ20の少なく
ともワーク31に取り付ける面に強磁性体23を設けた
ことを特徴とするIDタグ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車の製
造工場などにおいて、ワークの物流管理に用いられてい
るIDシステムに使用されるIDタグに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、比較的規模の大きな工場では、そ
こで生産される製品や部品の流通管理のために、IDシ
ステムなるものが利用されている。一例を挙げると、例
えば特公平5−77552号公報に見られるように、自
動車の製造工場において、生産中のワークに、現在のワ
ークの状況などを記憶するためのメモリとライン上の固
定通信装置との間で電波により通信を行うためのアンテ
ナを持つIDタグ(データキャリアもしくは単にキャリ
アなどと称されることもある)を取り付け、このIDタ
グ内のメモリに、固定通信装置を介して、必要なデータ
を書き込んだり、またメモリ内のデータを読み込んで、
ワークの現状を把握したり、そのワークへの作業指示を
行ったりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
IDシステム、特に上記公報のものにあっては、電波に
よってIDタグと固定通信装置との間で通信を行いデー
タの読み取りや書き込みを行っている。
【0004】このため、例えば自動車の製造工程におい
て多用されている金属部材などの磁性体にIDタグを直
接取り付けた場合、その磁性体の影響によってIDタグ
が発する電波の周波数がずれたり、また、電波の到達範
囲(電磁界の範囲)が変化するなどして、正確にデータ
の送受信を行うことができなくなるといった問題があっ
た。従来は、このような問題を回避するために、ワーク
にIDタグを取り付ける場合には、IDタグのアンテナ
とワークとの間にある程度の距離をおくように、例えば
ワークに直接IDタグを取り付けずにワークを載せてい
る台車に取り付けたり、IDタグそのものを大きくして
ワークからIDタグのアンテナが離れるようにしてい
た。
【0005】しかしながら、できればワークに直接ID
タグを取り付けるほうが、IDタグの取り付け方法とし
ては簡単であり、また、IDタグ自体の大きさを小さく
することもできるため望ましい。
【0006】そこで、本発明の目的は、金属部材のよう
な磁性体を用いたワークでも直接取り付けることができ
るIDタグを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記す
る手段により達成される。
【0008】(1)ワークに取り付けられ、電波によっ
てライン上に設けられている固定通信装置との間で通信
を行うIDタグにおいて、前記IDタグの少なくとも前
記ワークに取り付ける面に強磁性体を設けたことを特徴
とするIDタグ。
【0009】(2)前記強磁性体は、透磁率が1×10
-3〜1×10-1であることを特徴とするIDタグ。
【0010】(3)前記強磁性体は、フェライトである
ことを特徴とするIDタグ。
【0011】(4)前記強磁性体は、磁石であることを
特徴とするIDタグ。
【0012】(5)前記IDタグは、電波の送受信方向
以外の全てが前記強磁性体により覆われていることを特
徴とするIDタグ。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、請求項ごとに以下のよ
うな効果を奏する。
【0014】請求項1記載の本発明によれば、IDタグ
のワーク取り付け面に強磁性体を設けておくことで、I
Dタグを取り付けるワークが磁性体の場合やIDタグの
近傍に磁性体がある場合であっても、これら磁性体の影
響を受けることなく、一定の周波数により固定通信装置
との間で通信を行うことができるようになる。
【0015】請求項2記載の本発明によれば、前記請求
項1における強磁性体の透磁率を1×10-3〜1×10
-1としたので、ワークに用いられている金属材料などの
磁性体の透磁率よりも大きな透磁率であることから、ワ
ークなどの磁性体の影響が無視できるようになり、ID
タグを取り付けるワークが磁性体の場合やIDタグの近
傍に磁性体がある場合であっても、これら磁性体の影響
を受けることなく、一定の周波数により固定通信装置と
の間で通信を行うことができるようになる。
【0016】請求項3記載の本発明によれば、前記請求
項1または2における強磁性体としてフェライトを用い
たので、IDタグを取り付けるワークが磁性体の場合や
IDタグの近傍に磁性体がある場合であっても、これら
磁性体の影響を受けることなく、一定の周波数により固
定通信装置との間で通信を行うことができるようにな
る。
【0017】請求項4記載の本発明によれば、前記請求
項1または2における強磁性体として磁石を用いたの
で、IDタグを取り付けるワークが磁性体の場合やID
タグの近傍に磁性体がある場合であっても、これら磁性
体の影響を受けることなく、一定の周波数により固定通
信装置との間で通信を行うことができ、かつ、磁石によ
って磁性体でできたワークに簡単にIDタグを取り付け
ることができる。
【0018】請求項5記載の本発明によれば、IDタグ
の送受信を行う方向以外の部分を強磁性体で覆うことと
したので、ワーク形状やIDタグ周囲にある磁性体から
の影響を受けることなく、一定の周波数により固定通信
装置との間で通信を行うことができるようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して、
本発明の一実施の形態を説明する。
【0020】《実施形態1》図1は、IDシステムの一
例を示す図面であり、図2は、本発明を適用したIDタ
グの構造を示す図面であり、図3は、このIDタグ内に
おける電波の送受信に係る構成を示す回路図である。
【0021】まず、図1を参照して本発明を適用したI
Dタグが用いられるIDシステムについて説明する。
【0022】このIDシステムの基本的な構成は従来と
同様であり、例えば図示するように、自動車の生産工場
において用いられており、製造工程の各ライン上に設け
られた固定通信装置であるIDコントローラユニット1
0aおよび10bと、ワークである生産中の自動車車体
30に取り付けられ、IDコントローラユニット10a
および10bに設けられているアンテナ11と電波によ
り交信を行うIDタグ20と、IDコントローラユニッ
ト10aおよび10bを介してIDタグ20にデータを
書き込んだり、またIDタグ20内のデータを読み込ん
だりする、ネットワーク回線(LAN)によってIDコ
ントローラユニット10aおよび10bと接続されたホ
ストコンピュータ40よりなる。ここで、IDタグ20
は本発明を適用したことにより磁性体である金属ででき
た自動車車体に直接取り付けられている。
【0023】図示したIDシステムでは、IDデータ書
き込み工程によりIDタグ20内のメモリにデータを書
き込み、また、実績送信工程によりこれまでにワークに
施された各工程の作業実績をIDタグ20から読み取
る。さらに、生産設備指示工程において、その後の工程
でそのワークに対して実施する作業指示をIDタグ20
に書き込む。
【0024】次に本発明を適用したIDタグの構造につ
いて図2を参照して説明する。
【0025】本実施形態1では、図示するように、通信
制御回路やメモリなどによって構成された回路基板21
と、この回路基板21の上部に設けられているアンテナ
22と、回路基板21の下部で、ワーク面31と接する
部分に設けられた強磁性体である磁石23とからなる。
ここで、回路基板21およびアンテナ22は、プラスチ
ックケース25に納められており、このプラスチックケ
ース25の下部全体を覆うように、磁石23が設けられ
ている。
【0026】回路基板21は、従来同様にICやLSI
などの半導体素子により構成されており、電波によりI
Dコントローラユニット10aおよび10bとの間でデ
ータを送受信するために信号の復調や変調をおこない、
また、IDタグ20内のメモリ(不図示)へのデータの
書き込み、読み出しなどの制御を行うものである。
【0027】ここで、この電波の送受信に係る回路構成
を図3を参照して説明する。
【0028】IDタグ20内の前記回路基板21には、
コイル52とコンデンサ53、および可変容量コンデン
サ54よりなる共振回路51が設けられており、この共
振回路51のコイル52が、受信時には、受信用アンテ
ナとなって、受信した電波と共振回路51の共振周波数
が一致することによって起電力が発生して、IDコント
ローラユニット10aまたは10bに設けられているア
ンテナ11からの電波を受信する。一方、送信時には、
コイル52が送信用アンテナとなり、共振回路51に接
続されされている高周波電源55からの高周波電流を共
振回路51に流すことで、共振回路51が一定の周波数
により共振して、そのときコイル52からこの共振周波
数と同じ周波数の電波が発生する。
【0029】この共振回路51の共振周波数は、強磁性
体である磁石23を設けた後に可変容量コンデンサ54
を調整することで決定される。これは、共振回路51に
設けられているコイル52のインダクタンスが、磁石2
3を設けたことによりコイル固有のインダクタンスから
ずれるため、磁石23を設けた後に可変容量コンデンサ
54によって必要な共振周波数となるようにしたもので
ある。そして、このようにして決定された共振周波数
は、強磁性体である磁石23がコイルの近傍にあること
により、その後このIDタグ20を金属などの磁性体材
料によって形成されているワークに直付けしてもずれる
ことがない。これは、例えば磁石23の透磁率を1×1
-3〜1×10-1程度のもの用いたとき、自動車車体を
例にとればその金属の透磁率が約1.26×10-4であ
るため、磁石の透磁率のほうが約100倍以上大きいの
で、ワークの透磁率の影響がほとんど無視できるからで
ある。
【0030】また、用いた磁石23はフェライト磁石で
あり、その厚さは1〜5mm程度とした。なお、磁石2
3の透磁率やその厚さについては、ワークの透磁率によ
るコイルインダクタンスの変動が無視できるようになる
値であればよく、例えば、透磁率が高いものであればよ
り薄いものであってもよい。また、材質についても透磁
率の高いものであればフェライトに限らず、例えばネオ
ジムなどであってもよい。
【0031】ここで、従来のように磁石のような強磁性
体を設けていないIDタグと本発明を適用して強磁性体
を設けたIDタグとを磁性体材料の上に置いたときにア
ンテナから発する電波によって生じる磁力線(磁石23
の磁力線ではない)の変化を説明する。ここで示す磁力
線は前記のようにアンテナから発生する電波によって生
じるものであり、したがって、この磁力線の変化が電波
の周波数や到達範囲の変化と一致する。
【0032】まず、図4aは、従来のように強磁性体を
持たないIDタグ500を磁性体のワーク530から離
して置いたときの磁力線60を示す図面であり、図4b
は、同じく強磁性体を持たないIDタグ500を磁性体
でできたワーク530上に直に置いたときの磁力線60
を示す図面である。図示するように、IDタグ500を
磁性体でできたワーク530上に置いたときには、ワー
ク530から離して置いたときより磁力線60が小さく
なっており、強磁性体を持たないIDタグ500では、
これを磁性体の近くに置くとIDタグ500が発してい
る電波に変化が生じていることが分かる。
【0033】このような現象は、電波、すなわち、電磁
界を発生されているアンテナの近傍に磁性体がくること
により、その磁性体の中を磁力線が通るようになるた
め、その分磁力線が小さくなるものである。したがっ
て、このようなIDタグを磁性体であるワークに直に取
り付けた場合と、離して置いた場合(または非磁性体に
置いた場合)とで、その電波の到達は範囲が違ってくる
ことになる。また、このような磁性体が近くにあると、
前述した共振回路内のコイルのインダクタンスが、磁性
体の影響を受けて変化するため、共振周波数自体も変化
してしまい、IDコントローラユニットとの交信ができ
なくなることもある。
【0034】これに対し、図5aは、本実施形態1によ
るIDタグ20を磁性体のワーク530から離して置い
たときの磁力線60を示す図面であり、図5bは、本実
施形態1によるIDタグ20を磁性体でできたワーク5
30上に直に置いたときの磁力線を示す図面である。図
示するように、その磁力線60は、ワークから離して
も、また直に置いても、ほとんど変化していない。
【0035】これは、予めIDタグ20に、磁性体であ
るワークなどの透磁率よりも大きな透磁率をもつ強磁性
体である磁石23を設けておくことで、磁性体であるワ
ークなどがアンテナの近傍におかれても磁力線の通り道
が変化しないためである。したがって、IDタグ20の
近傍に磁性体があるかないかによって電波の到達範囲が
変わることはない。また、前述した共振回路51内のコ
イルインダクタンスも、ワークなどの磁性体の影響を受
けないため変化せず、常に安定した交信が可能となる。
【0036】このように、本実施形態1によるIDタグ
20は、磁性体であるワーク30に直に取り付けてもワ
ークからの影響がなく、したがって、IDコントローラ
ユニット10aおよび10bと、電波による交信を正確
に行うことができる。また本実施形態1では、強磁性体
として磁石23が設けられていることで、金属など磁石
にくっつくワークであればより簡単にIDタグ20の取
り付けを行うことができる。
【0037】《実施形態2》次に本発明を適用したID
タグの他の実施形態について説明する。
【0038】本実施形態2では、IDタグの構造が前述
した実施形態1と異なるのみでその他の構成やIDシス
テム自体は実施形態1と同様である。
【0039】図6は、本実施形態2におけるIDタグ1
20の構造を示す図面である。
【0040】このIDタグ120は、図示するように、
回路基板21の下にアンテナ22を配設し、さらにその
下に強磁性体としてフェライト26(磁石ではない)を
設けたものである。
【0041】このように強磁性体であるフェライト26
をアンテナ22の下に設けることで、アンテナ22から
電波を送信しているときには、フェライト26が強磁性
体であることから、図6に示したように、このフェライ
ト26内を磁力線60が通ることで、フェライト26が
磁石として働く。すなわち、このフェライト26とアン
テナ22によって電磁石が形成されるのである。これに
より、IDタグ120の使用中には常にアンテナ22か
ら電波を発生させるようにすることで、磁性体で形成さ
れたワーク面31にくっつき、逆にIDタグ120の使
用を止めるときにはアンテナ22からの電波の発生を止
めればワーク面31から簡単に外すことができるように
なる。
【0042】また、このフェライト26は、強磁性体で
あることから、実施形態1同様に、ワークが金属などの
磁性体であってもその上に直にIDタグ120を取り付
けても、その影響を受けずに安定した送受信が可能とな
る。
【0043】なお、本実施形態2では、強磁性体として
フェライトを用いたが、この他に、例えばネオジムなど
でもよく、特に、その透磁率が1×10-3〜1×10-1
程度のものが好ましい。
【0044】《実施形態3》次に本発明を適用したID
タグのさらに他の実施形態について説明する。
【0045】本実施形態3では、IDタグの構造が前述
した実施形態1と異なるのみでその他の構成やIDシス
テム自体は実施形態1と同様である。
【0046】図7は、本実施形態3におけるIDタグ2
20の構造を示す図面である。
【0047】このIDタグ220は、図示するように、
回路基板21の上にアンテナ22を配設し、さらにアン
テナ22からの電波の送受信方向を除く全ての部分を強
磁性体としてフェライト28(磁石ではない)で覆った
ものである。
【0048】このように強磁性体であるフェライト26
で、アンテナ22からの電波の送受信方向を除く全ての
部分を覆うことで、図7に示したように、例えばワーク
面32の形状が平面ではなく、IDタグ220の横の部
分に、磁性体であるワーク面32の一部があるような場
合であっても、図示するように磁力線60は、アンテナ
22の側部まで覆っているフェライト28内を通ること
になるので、磁性体であるワークの影響を受けずに安定
した送受信が可能となる。
【0049】なお、本実施形態3では、強磁性体として
フェライトを用いたが、実施形態2同様に、フェライト
の他に、例えばネオジムなどでもよく、特に、その透磁
率が1×10-3〜1×10-1程度のものが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 IDシステムを説明するための図面である。
【図2】 実施形態1に係るIDタグの構成を説明する
ための図面である。
【図3】 IDタグの電波の送受信に係る構成を示す回
路図である。
【図4】 強磁性体を設けていないIDタグ内のアンテ
ナから発している電波によって生じる磁力線を示す図面
である。
【図5】 強磁性体を設けたIDタグ内のアンテナから
発している電波によって生じる磁力線を示す図面であ
る。
【図6】 実施形態2に係るIDタグの構成を説明する
ための図面である。
【図7】 実施形態3に係るIDタグの構成を説明する
ための図面である。
【符号の説明】
20,120,220…IDタグ、 21…回路基板、 22…アンテナ、 23…磁石、 26,28…フェライト。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークに取り付けられ、電波によってラ
    イン上に設けられている固定通信装置との間で通信を行
    うIDタグにおいて、 前記IDタグの少なくとも前記ワークに取り付ける面に
    強磁性体を設けたことを特徴とするIDタグ。
  2. 【請求項2】 前記強磁性体は、透磁率が1×10-3
    1×10-1であることを特徴とする請求項1記載のID
    タグ。
  3. 【請求項3】 前記強磁性体は、フェライトであること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載のIDタグ。
  4. 【請求項4】 前記強磁性体は、磁石であることを特徴
    とする請求項1または請求項2記載のIDタグ。
  5. 【請求項5】 前記IDタグは、電波の送受信方向以外
    の全てが前記強磁性体により覆われていることを特徴と
    する請求項1〜4のいずれか一つに記載のIDタグ。
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