JPH11216615A - 板状体の切断装置 - Google Patents

板状体の切断装置

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JPH11216615A
JPH11216615A JP2172798A JP2172798A JPH11216615A JP H11216615 A JPH11216615 A JP H11216615A JP 2172798 A JP2172798 A JP 2172798A JP 2172798 A JP2172798 A JP 2172798A JP H11216615 A JPH11216615 A JP H11216615A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前工程から連続的に給送されて来る板状体を
所定長さで進行方向に対し直角(横幅方向)に切断する
ことができる板状体の切断装置を提供すること。 【解決手段】 板状体の走行経路の途中に、外周面の長
手方向にナイフを螺旋状に配設した一対のナイフシリン
ダを互いに対向させて配設し、これら一対のナイフシリ
ンダを回転駆動する回転駆動手段を設け、上記一対のナ
イフシリンダを回転駆動してナイフ相互間で上記板状体
を所定長さで切断する板状体の切断装置において、上記
板状体2の走行経路に、板状体2の切断部分の傾斜量を
検出する斜め切断量検出手段9を設け、斜め切断量検出
手段9からの信号により修正量を演算し、この検出量を
上記ナイフシリンダ5、6の回転駆動手段7にフィード
バックしてナイフ3、4の作動タイミング(周速度)を
コントロールする制御手段10を備えたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、段ボール製造ライ
ン等に設備し、前工程から連続的に給送されて来るウェ
ブ等の板状体を所定長さで進行方向と直角(横幅方向)
に切断する板状体の切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】段ボール製造機に採用されている従来の
一般的な段ボールウェブ切断装置は、図8及び図9
(a)(b)に示す如く、ウェブの走行経路、すなわち
ウェブパスラインの上下へ一対の上側ナイフシリンダ5
と下側ナイフシリンダ6を対向させて配設させたもの
で、両ナイフシリンダ5、6は製造ラインの両側端部へ
立設したフレーム12a、12bに対し、それぞれベア
リング13、14を介して回転自在に軸支されている。
上側ナイフシリンダ5の両側端に固着したギヤー15と
下側シリンダ6の両側端に固着したギヤー16は、同一
形状で、かつ同一枚数の歯を有するギヤーで、互いに噛
合させることによって上下側のナイフシリンダ5、6が
同期して対向した状態で回転するようになっている。図
中7はモータ等の回転駆動装置で、モータ軸17へ固着
した歯車18を下側ナイフシリンダ6の軸端へ固着した
歯車19へ噛合させ、順次回転を伝達すべく構成してい
る。図8はナイフシリンダ5、6上へ螺旋状のナイフ
3、4を取り付けたもので、前記ナイフシリンダ5、6
が対向する状態で回転することにより一回転に一回、ナ
イフ3と4が係合し、図10に示すように、該係合点が
順次、ナイフシリンダ5、6の軸方向と円周方向へ移動
することによって、ナイフシリンダ5、6の中間を走行
する段ボールウェブ2が切断できるようになっている。
【0003】次に図11(a)(b)はナイフを装着し
たナイフシリンダの回転制御例説明図で、図11(a)
は切断するシート長Sがナイフ刃先の回転周長(πD)
よりも長くなる長尺モードの場合、図11(b)は該切
断するシート長Sがナイフ刃先の回転周長(πD)より
も短くなる短尺モードの場合である。ウェブ2はナイフ
シリンダ5、6を加減速回転する途上に於いてナイフ刃
先の周速度(vn )を走行するウェブ2の走行速度(v
s )に合致させた図中(L)印領域に於いて切断するよ
うになっている。なお、シート長Sを規定するウェブ進
行方向での切断位置調整は図示省略したウェブ2の走行
移動量(長さ)を検出する計測手段からの信号にて制御
されるよう構成されている。
【0004】次に機能について説明する。本装置は、一
対のナイフシリンダ5、6の対向回転に伴いナイフシリ
ンダ5、6の各外周面に螺旋状に配設されたナイフ3、
4の刃先係合点が軸方向(長手方向)へ移動すると共に
螺線リード角に対応して同ナイフシリンダ5、6の円周
方向へ移動するようになっている。
【0005】したがって、ウェブ切断に当っての剪断力
が小さく抑えられ、直線状に形成したナイフを取り付け
た形式、つまりウェブ横幅方向全域を同時に切断する回
転式ドラムシャ(ウェブ切断装置)と比較して回転駆動
力を小さくすることができる。この装置はウェブパスラ
インに沿って正確に給送されて来るウェブ2に対し理論
上、ウェブ2の走行速度(vs )と前記ナイフ3、4の
円周方向に於ける係合点の移動速度(vn )、つまり両
者の単位時間当たりに移動距離が合致した場合に於い
て、ウェブ進行方向と直角に切断することができる。こ
のため、段ボールウェブ2を、目的とする所定の長さで
正確に切断するため給送速度に対応して上下のナイフシ
リンダ5、6を図11(a)(b)に示す如く加減速及
び等速回転で対向回転制御する必要がある。
【0006】つぎにウェブ切断装置に於ける問題点につ
いて説明する。段ボール製造機に設備するウェブ切断措
置は、図12に示す如く、スリッタスコアラ11a,1
1bの下流側に配設されている。このスリッタスコアラ
11a,11bは連続走行する段ボールウェブに対しウ
ェブ進行方向に沿って罫入、断裁加工を施す装置であ
り、図13(a)に例示した断裁部Pと、図13(b)
に図示した罫入部(K)をもって機能するようになって
いる。断裁部(P)は、順次搬送されてくる段ボールウ
ェブ2の上下に対応して設けられたスリッタナイフ軸2
0a、20b、ヘッド21a、21bおよび該ヘッドに
固着した一対のスリッタナイフ22a、22bによって
構成されており、上下のスリッタナイフを互いに噛み合
わせることによって、段ボールウェブ2を断裁するよう
になっている。
【0007】一方、罫入部(K)も、前記同様、上下に
対応して設けられた罫線ロール軸23a、23b、ヘッ
ド24a、24bおよび該各ヘッドに固着した対応する
外周面形状が、通常凹凸の2個一対よりなる罫線ロール
25a、25bをもって構成されており、両罫線ロール
25a、25bを互いに噛み合わせることによって、段
ボールウェブ2に対し、所定の罫入が行われるようにな
っている。前記各ヘッド21a、21b、24a、24
bは、それぞれ、軸20a、20b、23a、24b上
において複数個を具備させてあり、製造する製品シート
26の仕様(形状)に応じて必要数のものを所定位置へ
設定することができる。図14(a)には、図12と上
下位置的に対応した製品幅W0 の段ボールウェブ2の加
工状態が記されており、図中x、y、zで示す3組の断
裁部Pとa、b、c、dで示す4組の罫入れ部Kを配設
した二丁取りの場合を例示している。
【0008】上記製造する段ボールウェブ2の横幅は必
要とする製品シート26の幅よりも広く、かつ該条件に
適合する最小規格幅でもって決定されるもので、通常段
ボールウェブ2の両幅端部に位置するスリッタナイフ2
2よりも外側にできるトリムは不用紙として除去され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、1枚の段ボ
ールウェブ2から形状の異なる多種類の製品シート26
a,26bを製造(多丁取り)する場合等ではシートの
幅方向に於いて製品シート幅、罫線の数や位置等に関し
必ずしも対称形状とはなり得ず、例えば図14(b)に
例示した如く図中2丁取において、罫線が各1本でしか
も中央ではなく、片寄った位置に入る条件下においては
製品シート26a,26bを上下より挟持する罫線ロー
ル25a、25bの引張り力(通常罫線ロールはシート
速度に対し若干速い速度で駆動されている)に起因して
走行するウェブ幅Wのウェブ2が図14(b)の一点鎖
線矢印に示す如く進行方向に向かって側方に流れる傾向
が発生する。このため、後工程ウェブ切断装置1を介し
て横幅方向へ切断する場合、進行方向に対し直角となる
べき切断線の角度がずれて不正確になり、箱製造時の品
質を著しく低下させるといった問題が発生する。
【0010】本発明は、これらの問題に対処すべく提案
するもので、前工程から連続的に給送されて来るウェブ
等の板状体を所定長さで進行方向に対し直角(横幅方
向)に切断することができる板状体の切断装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る板状体の切
断装置は、段ボール製造機等に設備し連続的に給送され
て来るウェブ等の板状体を進行方向に対し直角に切断す
る装置である。本発明は、板状体の走行経路の途中に設
けられ、外周面の長手方向へ所定のリード角を持って長
尺の平刃状、或いは鋸刃状ナイフを螺旋状に固着させた
一対のナイフシリンダと、上記一対のナイフシリンダを
ウェブ等の製造機本体の駆動手段に関係なく独立的に対
向回転させる駆動手段を有する板状体の切断装置であっ
て、板状体の走行経路に、板状体の端面の傾斜量を検出
する斜め切断量検出手段を設け、該検出手段からの信号
を受けて修正量を演算し、上記ナイフシリンダの回転駆
動手段へフィードバックしてナイフの作動タイミング
(周速度)をコントロールする制御手段を設けたことに
ある。また、上記の板状体の切断装置において、板状体
の走行経路に、板状体の斜行状態を検出する斜行状態検
出手段を向け、板状体の斜行時に板状体の長手方向の中
心線に対し常に直角に切断するようナイフシリンダの回
転駆動を制御する制御手段を設けたことにある。板状体
としては、段ボール製造機に用いられるウェブに限らず
長尺で薄板状の部材であれば、種々のものを適用でき
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、段ボール製造機のウェブ切
断装置に適用した本発明の実施の形態を図面を参照しな
がら詳細に説明する。全体的な構成としては、図8およ
び図9と同一部分は同符号を付して同一部分の説明を省
略して示す図1及び図2に従って説明する。外周面の長
手方向へ所定のリード角を持って螺旋状の平刃状、或い
は鋸刃状ナイフ3、4を固着させた一対のナイフシリン
ダ5、6および、上記ナイフシリンダ5、6を段ボール
製造機本体の駆動装置に関係なく独立的に回転させる駆
動装置7から成る公知の切断装置1と、走行経路、すな
わちウェブパスライン上に於けるウェブ2の斜行状態を
検出する斜行状態検出装置8と、ウェブ2の端面の傾斜
量を検出する斜め切断量検出装置9と、該検出装置8、
9からの信号を受けて演算処理し、上記ナイシリンダ
5、6の回転駆動手段としてモータ等の回転駆動装置7
へフィードバックすることによってナイフ3、4の作動
タイミングをコントロールする制御装置10等から構成
されている。上記切断装置1部の概略構成、機能は前記
従来技術の項に於いて説明したものと同様である。
【0013】上記斜行状態検出装置8は、ウェブ2の走
行経路に沿って走行経路の上方、すなわちウェブパスラ
インの上方に、ウェブ横幅方向側端に対応して設置した
もので、本例では、例えば一対のマイコン制御によるカ
メラ、いわゆるCCDカメラ8a、8bを所定間隔で2
台取り付けた例を示している。(なお、斜行状態検出装
置の簡易的なものとして光電管式センサ等種々形式の装
置を採用することも可能である。) 斜行状態検出装置8はウェブ2の斜行状態を検出できる
ものであれば一台でもよく、任意の装置を採用すること
が可能である。これらはウェブパスラインに対し走行す
るウェブ2の斜行状態(ずれ方向及びずれ量)を検出
し、該計測信号を制御装置(制御手段)10へ送信する
ようになっている。また、上記斜め切断量検出装置9は
ウェブパスラインの上方、ウェブ横幅方向両側端に近接
して設置したウェブ2の切断面(線)の傾斜(ウェブの
進行と直交する線からの角度ずれ)を確認する装置で、
前記例と同様、一対のCCDカメラ9a、9bを取り付
けた例を示してる。(本検知手段も上記CCDカメラ以
外種々形式の装置が採用できる。) 斜め切断量検出装置9はウェブ2の切断面(線)の傾斜
量を検出できるものであれば一台でもよく、任意の装置
を採用することが可能である。これらによって検出した
計測信号は制御装置10へ送信(入力)されるようにな
っている。
【0014】次に制御装置10は上記CCDカメラ8
a、8b及びCCDカメラ9a、9bからの画像処理に
て検出したデータ信号を受けた後、該ウェブ2の斜行状
態(ずれ方向とずれ量)及び切断装置1に於いて切断し
たウェブ切断線の角度ずれを演算し、ウェブ切断装置に
具備したナイフシリンダ5、6の回転駆動装置7へフィ
ードバックし、ウェブ2の走行速度(vs )に対応して
理想的なナイフシリンダ5、6の周速度(vn )を自動
的に出力(設定)すべく機能している。
【0015】前記構成のもと、スリッタ・スコア11を
通過して走行する段ボールウェブ2の走行状態、つまり
ウェブパスラインに対する斜行のずれ方向及び同ずれ量
はCCDカメラ8a、8bにて検出され、また、切断し
たウェブ前端の面(切断線)は切断装置1の下流に配置
した一対のCCDカメラ9a、9bにて検出される。上
記各検出装置8、9にて検出した信号は制御装置10へ
送信され同部に於いて演算した制御値は、修正量として
ナイフシリンダ5、6の回転駆動装置7へフィードバッ
クされ、ウェブ2の走行速度(vs )に対応した作動タ
イミング、すなわちナイフシリンダ5、6の回転速度
(ナイフ部の周速度)(vn )がコントロールされる。
【0016】更に具体例を上げて詳細に説明すると次の
ようになる。図3(a)(b)(c)は、ウェブ速度と
ナイフ速度に差があった場合の切り方を説明するもの
で、ウェブ2はカッタに対し直角に走っているものとす
る。ウェブ速度とナイフ速度が同速であった場合は、図
3(a)の実線bの如く直角に切れる。もし、図3
(b)に示すように、ウェブ速度よりナイフ速度が遅い
と、切断線は、図3(a)の一点鎖線aの如く斜めに切
れる。即ち、ウェブ2の走行速度vs に対し、ナイフシ
リンダ5、6の回転に伴う円周方向におけるナイフ係合
点の移動速度vn が遅すぎるからである。反対に、も
し、図3(c)に示すように、ウェブ速度よりナイフ速
度が早いと、図3(a)の破線cの如く、やはり斜めに
切れる。
【0017】本発明は、この原理を応用するもので、積
極的にウェブ速度とナイフ速度に相対速度を与えるよう
に制御し、斜め要因の補償をしようとするものである。
図4はウェブ2がθ傾いて走行している状態を示す。こ
の時は切断線の傾きαが同じθだけ傾くようナイフ速度
を制御する(この図の場合はナイフ速度を遅らせる)。
即ち、傾き角度θ、αをラジアンで表せば、 ナイフ速度/シート速度=1−α の速度比でナイフ速度を制御すれば良い。シートが斜め
に切れる原因として、これまでシートの斜行をあげた
が、この他に、ナイフ周速の制御が理論通りいかない点
があげられる。図7に示すように、ナイフシリンダの慣
性によりオーバシュートが発生し、切断中の実速度に理
論値との若干の差がでる場合がある。このようなときに
は、シートが斜行しなくても図5のように斜めに切れる
(図示はナイフ速度が遅い場合を示す)。この場合に
は、ナイフ速度がα分早くなるように制御する。当然、
前記二つの原因が複合して、起こる場合もある。図6は
それを例示するもので、θだけ斜行しているのに対して
切断線がα(α≠θ)だけ傾いていたとする。その時に
は、その差α−θ分だけナイフ速度を早くなるよう制御
する。このように、斜行検知量θと切断線の傾きαを等
しくなるように、シート速度に対するナイフ速度を制御
することにより、常に直角な切断ができる。
【0018】なお、本発明の板状体の切断装置は例示し
た段ボールウェブの切断のみならず、連続的に給送され
る種々板状体の切断装置に採用することができる。ま
た、機械の条件がよく(例えば前述の片寄り罫線が無い
又は極めて頻度が少ない)斜行が無視できるような場合
は、斜行検出装置8を省略し、斜め切断量検出装置9の
みで制御することも可能である。
【0019】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明の板状体の
切断装置によると、板状体の走行経路の途中に、外周面
の長手方向にナイフを螺旋状に配設した一対のナイフシ
リンダを互いに対向させて配設し、これら一対のナイフ
シリンダを回転駆動する回転駆動手段を設け、上記一対
のナイフシリンダを回転駆動してナイフ相互間で上記板
状体を所定長さで切断する板状体の切断装置において、
上記板状体の走行経路に、板状体の端面の傾斜量を検出
する斜め切断量検出手段を設け、該斜め切断量検出手段
からの信号により修正量を演算し、この修正量を上記ナ
イフシリンダの回転駆動手段にフィードバックしてナイ
フの作動タイミング(周速度)をコントロールする制御
手段を備えたので、上記一連の制御を自動的に行うこと
が可能で、より高精度の板状体の切断が可能となり、し
かも人手による調整が不要となるため大幅な省力化が図
れるようになった。上記機能にて得られた切断角度の精
度向上は後工程に於ける製函に当って品質の高い箱製造
を可能にする効果がある。また、板状体の走行経路上に
おける板状体の斜行状態を検出する斜行状態検出手段を
設け、板状体の斜行に対し、板状体を直角に切断するよ
うに上記ナイフシリンダの回転駆動を制御するので、高
精度の板状体の切断が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】段ボール製造機に設備した本発明に係るウェブ
切断装置の全体構成を示す平面図である。
【図2】段ボール製造機に設備した本発明に係るウェブ
切断装置の全体構成を示す側面図である。
【図3】上記ウェブ切断装置の制御例を示し、(a)は
ウェブ速度とナイフ速度の関係を示す図、(b)はウェ
ブ速度よりナイフ速度が遅い場合のナイフ係合点の移動
速度を示す説明図、(c)はウェブ速度よりナイフ速度
が速い場合のナイフ係合点の移動速度を示す説明図であ
る。
【図4】ウェブが斜行状態で走行しているときの切断線
の傾きを示す図である。
【図5】ウェブが通常状態で走行しているときの切断中
の実速度に理論値との差がでる場合の切断線の傾きを示
す図である。
【図6】ウェブが斜行状態で走行しているときで、か
つ、切断中の実速度に理論値との差がでる場合の切断線
の傾きを補正するナイフ速度を説明する図である。
【図7】ウェブが通常状態で走行しているときの切断中
の実速度に理論値との差がでる場合を示す説明図であ
る。
【図8】一般的な段ボールウェブ切断装置の概略構成を
示す正面図である。
【図9】(a)は図8のA−A線断面図、(b)は図8
のB−B線断面図である。
【図10】ウェブが走行しているときの切断線とナイフ
係合点の移動軌跡を示す概念図である。
【図11】(a)はウェブ切断装置に於けるシート長さ
がナイフ刃先の回転周長よりも長くなる場合のナイフシ
リンダの回転作動の説明図、(b)はウェブ切断装置に
於けるシート長さがナイフ刃先の回転周長よりも短くな
る場合のナイフシリンダの回転作動の説明図である。
【図12】スリッタスコアラとウェブ切断装置部の構成
説明図である。
【図13】(a)はウェブ切断装置の断裁部を示す概念
図、(b)はウェブ切断装置の罫入部を示す概念図であ
る。
【図14】(a)は段ボールウェブに於ける罫入れ、裁
断加工を示す状況図、(b)は段ボールウェブが進行方
向に向かって流れる傾向があることを説明する説明図で
ある。
【符号の説明】
1 切断装置 2 ウェブ(板状体) 3 ナイフ 4 ナイフ 5 ナイフシリンダ 6 ナイフシリンダ 7 回転駆動装置(回転駆動手段) 8 斜行状態検出装置(斜行状態検出手段) 9 斜め切断量検出装置(斜め切断量検出手段) 10 制御装置(制御手段) 11 スリッタ・スコアラ 12 フレーム 13 ベアリング 14 ベアリング 15 ギヤー 16 ギヤー 17 モータ軸 18 歯車 19 歯車 20 スリッタナイフ軸 21 ヘッド 22 スリッタナイフ 23 罫線ロール軸 24 ヘッド 25 罫線ロール 26 製品シート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状体の走行経路の途中に、外周面の長
    手方向にナイフを螺旋状に配設した一対のナイフシリン
    ダを互いに対向させて配設し、これら一対のナイフシリ
    ンダを回転駆動する回転駆動手段を設け、上記一対のナ
    イフシリンダを回転駆動してナイフ相互間で上記板状体
    を所定長さで切断する板状体の切断装置において、上記
    板状体の走行経路に、板状体の端面の傾斜量を検出する
    斜め切断量検出手段を設け、該斜め切断量検出手段から
    の信号により修正量を演算し、この修正量を上記ナイフ
    シリンダの回転駆動手段にフィードバックしてナイフの
    作動タイミング(周速度)をコントロールする制御手段
    を備えたことを特徴とする板状体の切断装置。
  2. 【請求項2】 上記板状体の走行経路上における板状体
    の斜行状態を検出する斜行状態検出手段を設け、板状体
    の斜行に対し、板状体を直角に切断するように上記ナイ
    フシリンダの回転駆動を制御することを特徴とする請求
    項1に記載の板状体の切断装置。
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