JPH11215244A - テレビドアホン装置 - Google Patents
テレビドアホン装置Info
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- JPH11215244A JPH11215244A JP1601998A JP1601998A JPH11215244A JP H11215244 A JPH11215244 A JP H11215244A JP 1601998 A JP1601998 A JP 1601998A JP 1601998 A JP1601998 A JP 1601998A JP H11215244 A JPH11215244 A JP H11215244A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】CCDカメラの出力信号を信号処理することで
感度を向上し、夜間など玄関子機の周囲が暗いときにお
いても、背景をより鮮明に映すことを可能にする。 【解決手段】玄関子機1は、CCDカメラ102の出力
信号をデジタルに変換するA/D変換回路103と、こ
のデジタル化された出力信号を積分する積分回路104
と、積分回路で積分した信号を保存するためのメモリ1
05と、デジタル化されたCCDカメラの出力信号から
来訪者の輪郭を検出するための輪郭検出回路107と、
輪郭検出回路の出力信号によりデジタル化されたCCD
カメラの出力信号とメモリに保存されている積分された
信号を切換える切換スイッチ108と、切換スイッチで
切換えられた信号をアナログに変換するD/A変換回路
109とを備えたものである。
感度を向上し、夜間など玄関子機の周囲が暗いときにお
いても、背景をより鮮明に映すことを可能にする。 【解決手段】玄関子機1は、CCDカメラ102の出力
信号をデジタルに変換するA/D変換回路103と、こ
のデジタル化された出力信号を積分する積分回路104
と、積分回路で積分した信号を保存するためのメモリ1
05と、デジタル化されたCCDカメラの出力信号から
来訪者の輪郭を検出するための輪郭検出回路107と、
輪郭検出回路の出力信号によりデジタル化されたCCD
カメラの出力信号とメモリに保存されている積分された
信号を切換える切換スイッチ108と、切換スイッチで
切換えられた信号をアナログに変換するD/A変換回路
109とを備えたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビドアホン装
置に係わり、特に、暗中の環境に玄関子機が置かれたと
きの表示ユニットでの画質を向上させたテレビドアホン
装置に関する。
置に係わり、特に、暗中の環境に玄関子機が置かれたと
きの表示ユニットでの画質を向上させたテレビドアホン
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のテレビドアホン装置
として図3に示すものが提案されている。図3に示すテ
レビドアホン装置は、玄関に設置された玄関子機51
と、居室に設置された室内親機52とが、伝送路L51
を介して接続されている。
として図3に示すものが提案されている。図3に示すテ
レビドアホン装置は、玄関に設置された玄関子機51
と、居室に設置された室内親機52とが、伝送路L51
を介して接続されている。
【0003】玄関子機51は、来訪者が室内の居住者を
呼び出し呼出信号f51を送出するために押下操作する
呼出ボタン61と、来訪者を撮影し映像信号f53を生
成するためのCCDカメラ62およびCCDカメラ62
の出力を変調する変調回路63と、来訪者が居住者との
通話のための音声信号f52の送受を行うために用いる
音声送受話回路64と、音声送受話回路64に接続され
た子機スピーカ65および子機マイク66と、音声信号
f52と映像信号f53を多重および分離するための多
重/分離回路67が備えられている。
呼び出し呼出信号f51を送出するために押下操作する
呼出ボタン61と、来訪者を撮影し映像信号f53を生
成するためのCCDカメラ62およびCCDカメラ62
の出力を変調する変調回路63と、来訪者が居住者との
通話のための音声信号f52の送受を行うために用いる
音声送受話回路64と、音声送受話回路64に接続され
た子機スピーカ65および子機マイク66と、音声信号
f52と映像信号f53を多重および分離するための多
重/分離回路67が備えられている。
【0004】室内親機52は、音声信号f52と映像信
号f53を多重および分離するための多重/分離回路7
1と、呼出ボタン61が押下操作されたことを検出する
呼出検出回路72と、呼出音を鳴動することにより居住
者に知らせる呼出音発生回路73および呼出スピーカ7
4と、映像信号f53を復調する復調回路75と、映像
信号f53を表示する表示ユニット76と、居住者が来
訪者との通話のための音声信号f52の送受を行うため
に用いる音声送受話回路77と、音声送受話回路77に
接続されたハンドセット78が備えられている。
号f53を多重および分離するための多重/分離回路7
1と、呼出ボタン61が押下操作されたことを検出する
呼出検出回路72と、呼出音を鳴動することにより居住
者に知らせる呼出音発生回路73および呼出スピーカ7
4と、映像信号f53を復調する復調回路75と、映像
信号f53を表示する表示ユニット76と、居住者が来
訪者との通話のための音声信号f52の送受を行うため
に用いる音声送受話回路77と、音声送受話回路77に
接続されたハンドセット78が備えられている。
【0005】このように構成されたテレビドアホン装置
において、来訪者が室内の居住者を呼び出すために、玄
関子機51の呼出ボタン61を押下操作することにより
呼出信号f51が送出される。この呼出信号f51は多
重/分離回路67から伝送路L51を介して室内親機5
2に入力され多重/分離回路71から呼出検出回路72
で呼出検出され、呼出音発生回路73を介して呼出音が
呼出スピーカ74より呼出音として鳴動されると同時
に、来訪者を玄関子機51のCCDカメラ62によって
撮像し、その出力信号を変調回路63にて変調した映像
信号f53が多重/分離回路67から送出される。この
映像信号f53は伝送路L51を介して室内親機52に
入力され、復調回路75にて復調され来訪者の映像が表
示ユニット76に表示される。居住者は呼出音の鳴動と
同時に表示される映像により来訪者の存在を確認するこ
とができる。
において、来訪者が室内の居住者を呼び出すために、玄
関子機51の呼出ボタン61を押下操作することにより
呼出信号f51が送出される。この呼出信号f51は多
重/分離回路67から伝送路L51を介して室内親機5
2に入力され多重/分離回路71から呼出検出回路72
で呼出検出され、呼出音発生回路73を介して呼出音が
呼出スピーカ74より呼出音として鳴動されると同時
に、来訪者を玄関子機51のCCDカメラ62によって
撮像し、その出力信号を変調回路63にて変調した映像
信号f53が多重/分離回路67から送出される。この
映像信号f53は伝送路L51を介して室内親機52に
入力され、復調回路75にて復調され来訪者の映像が表
示ユニット76に表示される。居住者は呼出音の鳴動と
同時に表示される映像により来訪者の存在を確認するこ
とができる。
【0006】また、居住者は、呼出音の鳴動確認後にハ
ンドセット78を取り上げるような応対操作を行なえ
ば、音声送受話回路77によりハンドセット78に内蔵
されている送受器(図示せず)と、伝送路L51を介し
て来訪者が用いる玄関子機51の音声送受話回路64に
より子機スピーカ65および子機マイク66間におい
て、通話のための音声信号f52の送受が可能となり通
話が成立する。
ンドセット78を取り上げるような応対操作を行なえ
ば、音声送受話回路77によりハンドセット78に内蔵
されている送受器(図示せず)と、伝送路L51を介し
て来訪者が用いる玄関子機51の音声送受話回路64に
より子機スピーカ65および子機マイク66間におい
て、通話のための音声信号f52の送受が可能となり通
話が成立する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
テレビドアホン装置では、夜間など玄関子機の周囲が暗
いときには、来訪者の背景が映らないという難点があっ
た。本発明は、この難点を解決しようとなされたもの
で、CCDカメラの出力信号を信号処理することで感度
を向上し、夜間など玄関子機の周囲が暗いときにおいて
も、背景をより鮮明に映すことを可能としたテレビドア
ホン装置を提供することを目的とする。
テレビドアホン装置では、夜間など玄関子機の周囲が暗
いときには、来訪者の背景が映らないという難点があっ
た。本発明は、この難点を解決しようとなされたもの
で、CCDカメラの出力信号を信号処理することで感度
を向上し、夜間など玄関子機の周囲が暗いときにおいて
も、背景をより鮮明に映すことを可能としたテレビドア
ホン装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため本発明のテレビドアホン装置は、玄関子機で来訪
者が呼出ボタンを押したとき、室内親機で呼出検出回路
により呼出検出を行って、呼出音発生回路で発生させた
呼出音を呼出スピーカから鳴動するとともに、玄関子機
が有するCCDカメラで撮像した映像信号を室内親機が
有する表示ユニットで表示し、居室で応対動作をするこ
とにより音声信号の送受を行うテレビドアホン装置であ
って、玄関子機は、CCDカメラの出力信号をデジタル
に変換するA/D変換回路と、このデジタル化された出
力信号を積分する積分回路と、積分回路で積分した信号
を保存するためのメモリと、デジタル化されたCCDカ
メラの出力信号から来訪者の輪郭を検出するための輪郭
検出回路と、輪郭検出回路の出力信号によりデジタル化
されたCCDカメラの出力信号とメモリに保存されてい
る積分された信号を切換える切換スイッチと、切換スイ
ッチで切換えられた信号をアナログに変換するD/A変
換回路とを備えたものである。
るため本発明のテレビドアホン装置は、玄関子機で来訪
者が呼出ボタンを押したとき、室内親機で呼出検出回路
により呼出検出を行って、呼出音発生回路で発生させた
呼出音を呼出スピーカから鳴動するとともに、玄関子機
が有するCCDカメラで撮像した映像信号を室内親機が
有する表示ユニットで表示し、居室で応対動作をするこ
とにより音声信号の送受を行うテレビドアホン装置であ
って、玄関子機は、CCDカメラの出力信号をデジタル
に変換するA/D変換回路と、このデジタル化された出
力信号を積分する積分回路と、積分回路で積分した信号
を保存するためのメモリと、デジタル化されたCCDカ
メラの出力信号から来訪者の輪郭を検出するための輪郭
検出回路と、輪郭検出回路の出力信号によりデジタル化
されたCCDカメラの出力信号とメモリに保存されてい
る積分された信号を切換える切換スイッチと、切換スイ
ッチで切換えられた信号をアナログに変換するD/A変
換回路とを備えたものである。
【0009】また、本発明のテレビドアホン装置は、積
分回路とメモリとの間に介在され呼出ボタンが押下操作
されてから表示ユニットでの映像の表示が終了するまで
の間、呼出ボタンの制御により開放状態とされる切離ス
イッチを備えたものである。このようなテレビドアホン
装置において、CCDカメラから出力される信号をデジ
タル化し、その信号を積分することでS/N比を改善し
感度を向上させた信号を作成し、輪郭検出回路で検出し
た輪郭で積分した信号からその輪郭の内部だけを取り除
き、CCDカメラの出力信号をデジタルに変換した信号
から切り取った輪郭の内部だけを、積分した映像信号に
貼り付けることでより鮮明な映像を得ることができ、特
に、夜間等の玄関子機の周囲が暗いという環境でも、背
景を鮮明に表示できる。
分回路とメモリとの間に介在され呼出ボタンが押下操作
されてから表示ユニットでの映像の表示が終了するまで
の間、呼出ボタンの制御により開放状態とされる切離ス
イッチを備えたものである。このようなテレビドアホン
装置において、CCDカメラから出力される信号をデジ
タル化し、その信号を積分することでS/N比を改善し
感度を向上させた信号を作成し、輪郭検出回路で検出し
た輪郭で積分した信号からその輪郭の内部だけを取り除
き、CCDカメラの出力信号をデジタルに変換した信号
から切り取った輪郭の内部だけを、積分した映像信号に
貼り付けることでより鮮明な映像を得ることができ、特
に、夜間等の玄関子機の周囲が暗いという環境でも、背
景を鮮明に表示できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるテレビドアホ
ン装置の実施の形態例を図面を参照して説明する。図1
に示すように、本発明のテレビドアホン装置は、玄関に
設置された玄関子機1と、居室に設置された室内親機2
とが、伝送路L1を介して接続されている。
ン装置の実施の形態例を図面を参照して説明する。図1
に示すように、本発明のテレビドアホン装置は、玄関に
設置された玄関子機1と、居室に設置された室内親機2
とが、伝送路L1を介して接続されている。
【0011】玄関子機1は、来訪者が室内の居住者を呼
び出し呼出信号f1を送出するために押下操作する呼出
ボタン101と、来訪者を撮像し映像信号f3を送出す
るためのCCDカメラ102と、CCDカメラ102の
出力をA/D変換するA/D変換回路103と、A/D
変換回路103によりデジタル化された信号を積分する
積分回路104と、積分回路104で積分した信号を保
存するメモリ105と、呼出ボタン101が押下操作さ
れたとき積分回路104とメモリ105を切り離す切離
スイッチ106と、A/D変換回路103によりデジタ
ル化された信号から来訪者Pの輪郭OL(図2)を検出
する輪郭検出回路107と、輪郭検出回路107の出力
によりA/D変換回路103によりデジタル化された信
号とメモリ105より出力された積分された信号とを切
換え出力する切換スイッチ108と、切換スイッチ10
8より出力された信号をD/A変換するD/A変換回路
109と、CCDカメラ102、A/D変換回路10
3、積分回路104、メモリ105、輪郭検出回路10
7およびD/A変換回路109のタイミングを生成する
タイミングジェネレータ110と、D/A変換回路10
9の出力を変調する変調回路111と、来訪者が居住者
との通話のための音声信号f2の送受のために用いる音
声送受話回路112、子機スピーカ113、子機マイク
114と、呼出信号f1、音声信号f2と映像信号f3
を多重および分離するための多重/分離回路115とが
備えられている。
び出し呼出信号f1を送出するために押下操作する呼出
ボタン101と、来訪者を撮像し映像信号f3を送出す
るためのCCDカメラ102と、CCDカメラ102の
出力をA/D変換するA/D変換回路103と、A/D
変換回路103によりデジタル化された信号を積分する
積分回路104と、積分回路104で積分した信号を保
存するメモリ105と、呼出ボタン101が押下操作さ
れたとき積分回路104とメモリ105を切り離す切離
スイッチ106と、A/D変換回路103によりデジタ
ル化された信号から来訪者Pの輪郭OL(図2)を検出
する輪郭検出回路107と、輪郭検出回路107の出力
によりA/D変換回路103によりデジタル化された信
号とメモリ105より出力された積分された信号とを切
換え出力する切換スイッチ108と、切換スイッチ10
8より出力された信号をD/A変換するD/A変換回路
109と、CCDカメラ102、A/D変換回路10
3、積分回路104、メモリ105、輪郭検出回路10
7およびD/A変換回路109のタイミングを生成する
タイミングジェネレータ110と、D/A変換回路10
9の出力を変調する変調回路111と、来訪者が居住者
との通話のための音声信号f2の送受のために用いる音
声送受話回路112、子機スピーカ113、子機マイク
114と、呼出信号f1、音声信号f2と映像信号f3
を多重および分離するための多重/分離回路115とが
備えられている。
【0012】室内親機2は、呼出信号f1、音声信号f
2と映像信号f3を多重および分離するための多重/分
離回路201と、呼出ボタン101が押下操作されたこ
とを検出する呼出検出回路202と、呼出音を鳴動する
ことにより居住者に知らせる呼出音発生回路203およ
び呼出スピーカ204と、映像信号f3を復調する復調
回路205と、映像信号f3を表示する表示ユニット2
06と、居住者が来訪者との通話のための音声信号f2
の送受を行うために用いる音声送受話回路207、ハン
ドセット208が備えられている。
2と映像信号f3を多重および分離するための多重/分
離回路201と、呼出ボタン101が押下操作されたこ
とを検出する呼出検出回路202と、呼出音を鳴動する
ことにより居住者に知らせる呼出音発生回路203およ
び呼出スピーカ204と、映像信号f3を復調する復調
回路205と、映像信号f3を表示する表示ユニット2
06と、居住者が来訪者との通話のための音声信号f2
の送受を行うために用いる音声送受話回路207、ハン
ドセット208が備えられている。
【0013】このように構成されたテレビドアホン装置
において、来訪者Pが室内の居住者を呼び出すために、
玄関子機1の呼出ボタン101を押下操作することによ
り呼出信号f1が送出される。この呼出信号f1は多重
/分離回路115から伝送路L1を介して室内親機2に
入力され多重/分離回路201から呼出検出回路202
で呼出検出され呼出音発生回路203を介して呼出スピ
ーカ204より呼出音として鳴動されると同時に、来訪
者Pを玄関子機1のCCDカメラ102によって撮像す
る。CCDカメラ102より出力された映像信号f3を
その信号処理のためA/D変換回路103にてデジタル
信号に変換する。このデジタルに変換した信号を積分回
路104にて積分を行い、積分した信号をメモリ105
に保存する。CCDカメラ102の出力をデジタルに変
換した信号から輪郭検出回路107で、来訪者Pの輪郭
OL(図2)を検出した結果を用いて、切換スイッチ1
08にてCCDカメラ102の出力をデジタルに変換し
た信号とメモリ105より出力される積分をした信号と
を輪郭検出回路107の制御により切換えることで、積
分をした信号から輪郭OLの内部だけを切り取り、CC
Dカメラ102の出力をデジタルに変換した信号から輪
郭の内部だけを貼り付ける信号処理を行い、その出力信
号をD/A変換回路109でアナログ信号に変換し、こ
の信号を変調回路111にて変調された映像信号f3が
送出される。
において、来訪者Pが室内の居住者を呼び出すために、
玄関子機1の呼出ボタン101を押下操作することによ
り呼出信号f1が送出される。この呼出信号f1は多重
/分離回路115から伝送路L1を介して室内親機2に
入力され多重/分離回路201から呼出検出回路202
で呼出検出され呼出音発生回路203を介して呼出スピ
ーカ204より呼出音として鳴動されると同時に、来訪
者Pを玄関子機1のCCDカメラ102によって撮像す
る。CCDカメラ102より出力された映像信号f3を
その信号処理のためA/D変換回路103にてデジタル
信号に変換する。このデジタルに変換した信号を積分回
路104にて積分を行い、積分した信号をメモリ105
に保存する。CCDカメラ102の出力をデジタルに変
換した信号から輪郭検出回路107で、来訪者Pの輪郭
OL(図2)を検出した結果を用いて、切換スイッチ1
08にてCCDカメラ102の出力をデジタルに変換し
た信号とメモリ105より出力される積分をした信号と
を輪郭検出回路107の制御により切換えることで、積
分をした信号から輪郭OLの内部だけを切り取り、CC
Dカメラ102の出力をデジタルに変換した信号から輪
郭の内部だけを貼り付ける信号処理を行い、その出力信
号をD/A変換回路109でアナログ信号に変換し、こ
の信号を変調回路111にて変調された映像信号f3が
送出される。
【0014】この場合、輪郭検出回路107は図2にお
いて、例えば矢印における走査でa点からb点に至る背景
部BにおいてA/D変換回路103にてデジタル信号に
変換した信号を積分回路104にて積分を行い、積分し
た信号をメモリ105に保存する。b点からc点に至る来
訪者Pの輪郭OLにおいて輪郭検出回路107で、この
来訪者Pの輪郭OLを検出し切換スイッチ108をA/
D変換回路103側に切換え、c点からd点に至る背景部
において輪郭検出回路107で、これを検出し切換スイ
ッチ108を再びメモリ105側に切換える。即ち、a
点からb点、c点からd点に至る背景部においてはA/D
変換回路103にてデジタル信号に変換した信号を積分
回路104にて積分を行い、積分した信号をメモリ10
5に保存し、S/N比を改善し感度を向上させ、b点か
らc点に至る来訪者Pの輪郭OLにおいてはA/D変換
回路103にてデジタル信号に変換した信号にこのよう
な処理を施さないで直接使用することにより輪郭の内部
だけを積分した信号から取り除き、CCDカメラから出
力される映像信号から輪郭の内部だけを貼り付けるの
で、特に、夜間等の玄関子機の周囲が暗いという環境で
も、背景Bを鮮明に表示できる。
いて、例えば矢印における走査でa点からb点に至る背景
部BにおいてA/D変換回路103にてデジタル信号に
変換した信号を積分回路104にて積分を行い、積分し
た信号をメモリ105に保存する。b点からc点に至る来
訪者Pの輪郭OLにおいて輪郭検出回路107で、この
来訪者Pの輪郭OLを検出し切換スイッチ108をA/
D変換回路103側に切換え、c点からd点に至る背景部
において輪郭検出回路107で、これを検出し切換スイ
ッチ108を再びメモリ105側に切換える。即ち、a
点からb点、c点からd点に至る背景部においてはA/D
変換回路103にてデジタル信号に変換した信号を積分
回路104にて積分を行い、積分した信号をメモリ10
5に保存し、S/N比を改善し感度を向上させ、b点か
らc点に至る来訪者Pの輪郭OLにおいてはA/D変換
回路103にてデジタル信号に変換した信号にこのよう
な処理を施さないで直接使用することにより輪郭の内部
だけを積分した信号から取り除き、CCDカメラから出
力される映像信号から輪郭の内部だけを貼り付けるの
で、特に、夜間等の玄関子機の周囲が暗いという環境で
も、背景Bを鮮明に表示できる。
【0015】この映像信号f3は多重/分離回路115
から伝送路L1を介して室内親機2に入力され、復調回
路205にて復調され来訪者の映像が表示ユニット20
6に表示される。ただし、切離スイッチ106は、呼出
ボタン101が押下操作されてから表示ユニット206
での映像の表示が終了するまでの間、呼出ボタン101
の制御により開放状態となり、メモリ105に保存され
た信号が繰り返し、切換スイッチ108を介してD/A
変換回路109に対し入力される。切離スイッチ106
が呼出ボタン101が押下操作されてから表示ユニット
206での映像の表示が終了するまでの間、開放状態と
なることにより、b点、c点のような来訪者Pの輪郭OL
と背景部Bとの境界部分において画像が鮮明になる。居
住者は呼出音の鳴動と同時に表示される映像により来訪
者の存在を確認することができる。
から伝送路L1を介して室内親機2に入力され、復調回
路205にて復調され来訪者の映像が表示ユニット20
6に表示される。ただし、切離スイッチ106は、呼出
ボタン101が押下操作されてから表示ユニット206
での映像の表示が終了するまでの間、呼出ボタン101
の制御により開放状態となり、メモリ105に保存され
た信号が繰り返し、切換スイッチ108を介してD/A
変換回路109に対し入力される。切離スイッチ106
が呼出ボタン101が押下操作されてから表示ユニット
206での映像の表示が終了するまでの間、開放状態と
なることにより、b点、c点のような来訪者Pの輪郭OL
と背景部Bとの境界部分において画像が鮮明になる。居
住者は呼出音の鳴動と同時に表示される映像により来訪
者の存在を確認することができる。
【0016】また、居住者は、呼出音の鳴動確認後にハ
ンドセット208を取り上げるような応対操作を行なえ
ば音声送受話回路207により、ハンドセット208に
内蔵されている送受器(図示せず)と、伝送路L1を介
して来訪者が用いる玄関子機1の音声送受話回路112
により子機スピーカ113および子機マイク114間に
おいて、通話のための音声信号f2の送受が可能となり
通話が成立する。
ンドセット208を取り上げるような応対操作を行なえ
ば音声送受話回路207により、ハンドセット208に
内蔵されている送受器(図示せず)と、伝送路L1を介
して来訪者が用いる玄関子機1の音声送受話回路112
により子機スピーカ113および子機マイク114間に
おいて、通話のための音声信号f2の送受が可能となり
通話が成立する。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のテレビドアホン装置によれば、玄関子機のCCDカメ
ラから出力される映像信号を積分することによってS/
N比を改善し感度を向上させ、CCDカメラから出力さ
れる映像信号から輪郭の検出をし、輪郭の内部だけを積
分した信号から取り除き、CCDカメラから出力される
映像信号から輪郭の内部だけを貼り付けるので、特に、
夜間等の玄関子機の周囲が暗いという環境でも、背景を
鮮明に表示できる。
のテレビドアホン装置によれば、玄関子機のCCDカメ
ラから出力される映像信号を積分することによってS/
N比を改善し感度を向上させ、CCDカメラから出力さ
れる映像信号から輪郭の検出をし、輪郭の内部だけを積
分した信号から取り除き、CCDカメラから出力される
映像信号から輪郭の内部だけを貼り付けるので、特に、
夜間等の玄関子機の周囲が暗いという環境でも、背景を
鮮明に表示できる。
【図1】本発明のテレビドアホン装置の一実施例を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図2】本発明のテレビドアホン装置の動作を示す図。
【図3】従来のテレビドアホン装置を示すブロック図。
1・・・・・玄関子機 2・・・・・室内親機 101・・・・・呼出ボタン 102・・・・・CCDカメラ 103・・・・・A/D変換回路 104・・・・・積分回路 105・・・・・メモリ 106・・・・・切離スイッチ 107・・・・・輪郭検出回路 108・・・・・切換スイッチ 111・・・・・D/A変換回路 202・・・・・呼出検出回路 203・・・・・呼出音発生回路 204・・・・・呼出スピーカ 206・・・・・表示ユニット P・・・・・来訪者 OL・・・・・来訪者の輪郭
Claims (2)
- 【請求項1】玄関子機(1)で来訪者(P)が呼出ボタ
ン(101)を押したとき、室内親機(2)で呼出検出
回路(202)により呼出検出を行って、呼出音発生回
路(203)で発生させた呼出音を呼出スピーカ(20
4)から鳴動するとともに、前記玄関子機が有するCC
Dカメラ(102)で撮像した映像信号を前記室内親機
が有する表示ユニット(206)で表示し、居室で応対
動作をすることにより音声信号の送受を行うテレビドア
ホン装置であって、 前記玄関子機は、前記CCDカメラの出力信号をデジタ
ルに変換するA/D変換回路(103)と、このデジタ
ル化された出力信号を積分する積分回路(104)と、
前記積分回路で積分した信号を保存するためのメモリ
(105)と、デジタル化された前記CCDカメラの出
力信号から前記来訪者の輪郭(OL)を検出するための
輪郭検出回路(107)と、前記輪郭検出回路の出力信
号によりデジタル化された前記CCDカメラの出力信号
と前記メモリに保存されている積分された信号を切換え
る切換スイッチ(108)と、前記切換スイッチで切換
えられた信号をアナログに変換するD/A変換回路(1
09)とを備えたことを特徴とするテレビドアホン装
置。 - 【請求項2】前記積分回路と前記メモリとの間に介在さ
れ前記呼出ボタンが押下操作されてから前記表示ユニッ
トでの映像の表示が終了するまでの間、前記呼出ボタン
の制御により開放状態とされる切離スイッチ(106)
を備えたことを特徴とする請求項1記載のテレビドアホ
ン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1601998A JPH11215244A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | テレビドアホン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1601998A JPH11215244A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | テレビドアホン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11215244A true JPH11215244A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=11904870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1601998A Pending JPH11215244A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | テレビドアホン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11215244A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114005210A (zh) * | 2021-09-24 | 2022-02-01 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种安全防护方法及安全防护装置 |
-
1998
- 1998-01-28 JP JP1601998A patent/JPH11215244A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114005210A (zh) * | 2021-09-24 | 2022-02-01 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种安全防护方法及安全防护装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050201 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050607 |