JPH11214868A - ワイヤレス送信機 - Google Patents

ワイヤレス送信機

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Publication number
JPH11214868A
JPH11214868A JP1524798A JP1524798A JPH11214868A JP H11214868 A JPH11214868 A JP H11214868A JP 1524798 A JP1524798 A JP 1524798A JP 1524798 A JP1524798 A JP 1524798A JP H11214868 A JPH11214868 A JP H11214868A
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JP
Japan
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base
wireless transmitter
wiring board
printed wiring
positioning
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JP1524798A
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Inventor
Naonori Hashimoto
尚典 橋本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ねじ止め本数が少なく金型が簡単で安価なも
のとする。 【解決手段】 ベース6と、ベースの前面に着脱自在に
嵌着されるカバー7と、電子回路を実装して内部に納装
されるプリント配線基板とを含んで構成されて、操作部
21a,21b,21cを操作することによって受信機
へ所定の信号を送信するようにしたワイヤレス送信機1
において、プリント配線基板に被位置決め嵌合部を設け
るとともに、被位置決め嵌合部に対して嵌合する位置決
め嵌合部をベースに設けるようにした。また、突設され
て電池から電気を導く弾性材からなる電極接触ばねをプ
リント配線基板に設けるとともに、電極接触ばねを電池
収納部に臨むよう固定する電極接触ばね固定部をベース
に設けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリント配線基板が
内部に納装されるワイヤレス送信機に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、ワイヤレス送受信機は比較的低コ
ストにて実現できるようになり、テレビをはじめビデオ
デッキや照明器具の制御あるいは用件通報装置にまで
も、赤外線や電波を用いたワイヤレス送受信技術が用い
られるに至り、ワイヤレスリモコンなどと称される各種
のワイヤレス送信機が利用されている。そして、これら
のワイヤレス送信機にあっては、カバーとベースとで外
殻を構成し、内部に電子回路を実装したプリント配線基
板が配置されるとともに、駆動電源としての電池を収納
するための電池収納部が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ワイヤレス送信機にあっては、仮固定なしでプリント配
線基板をベースに直接ねじ止めしたり、仮固定のための
成形爪をベースに設けておいてプリント配線基板を成形
爪でもって仮固定してからプリント配線基板をベースに
ねじ止めしたりしているため、プリント配線基板をベー
スに固定するためのねじ止め本数が多く必要になった
り、成形爪を設けるためにベース成形のための金型が複
雑になりコストが嵩むという問題点があった。
【0004】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、プリント配線
基板をベースに固定するためのねじ止め本数が少なくて
済み、ベース成形のための金型が簡単で、安価に製造で
きる、優れるワイヤレス送信機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、ベース
と、該ベースの前面に着脱自在に嵌着されるカバーと、
電子回路を実装して内部に納装されるプリント配線基板
とを含んで構成されて、操作部を操作することによって
受信機へ所定の信号を送信するようにしたワイヤレス送
信機において、前記プリント配線基板に被位置決め嵌合
部を設けるとともに、該被位置決め嵌合部に対して嵌合
する位置決め嵌合部を前記ベースに設けたことを特徴と
する。
【0006】請求項2記載の発明にあっては、前記被位
置決め嵌合部は前記プリント配線基板に穿設した孔であ
ることを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明にあっては、前記被位
置決め嵌合部は前記プリント配線基板の周縁に設けた切
り欠きであることを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明にあっては、ベース
と、該ベースの前面に着脱自在に嵌着されるカバーと、
電子回路を実装して内部に納装されるプリント配線基板
と、電源としての電池を収納する電池収納部とを含んで
構成されて、操作部を操作することによって受信機へ所
定の信号を送信するようにしたワイヤレス送信機におい
て、突設されて電池から電気を導く弾性材からなる電極
接触ばねを前記プリント配線基板に設けるとともに、前
記電極接触ばねを前記電池収納部に臨むよう固定する電
極接触ばね固定部を前記ベースに設けたことを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施の形態
のワイヤレス送信機を図1〜図5に基づいて詳細に説明
する。図1はワイヤレス送信機を示す斜視図、図2はワ
イヤレス送信機を示す分解斜視図、図3はワイヤレス送
信機のカバーの裏面を示す斜視図、図4はワイヤレス送
信機のカバーを外した状態を示す斜視図、図5はワイヤ
レス送信機のカバーとベースとの係止機構を説明する要
部断面図であり、図5(a)は凹部と凸部との係止関係
を示し、図5(b)はその他の係止関係を示している。
【0010】図1に示すワイヤレス送信機1は、縦16
0mm×横60mm×高さ15mm程度の大きさのもの
で、大人が片手で握りながら、操作押釦20a,20
b,20cをそれぞれ操作できる大きさにされている。
このワイヤレス送信機1は、3個の操作押釦20a,2
0b,20cを備え、現場の運用形態に応じて予め定め
た取り決めに基づいて、例えば、操作押釦20aを押下
すると「お茶」を飲みたいことを意味する信号電波Wを
ワイヤレス受信機(図示せず)へ送信し、操作押釦20
bを押下すると「トイレ」に行きたいことを意味する信
号電波Wをワイヤレス受信機(図示せず)へ送信し、操
作押釦20cを押下すると「コール」を意味する信号電
波Wをワイヤレス受信機(図示せず)へ送信する。そし
て、ワイヤレス受信機(図示せず)は、前記信号電波W
を受信するたびに、その信号電波Wの意味する内容を、
表示や文字や音声などにより、例えば老人などの介護者
に報知する。
【0011】図2に示すように、ワイヤレス送信機1
は、化粧プレート2と、カバー本体3と、中カバー4
と、プリント配線基板5と、ベース6とを含んで構成さ
れる。化粧プレート2は、柔軟性があり且つ透明なシー
ト状の生地からなり、表面には操作押釦20a,20
b,20cなどが印刷されるとともに、印刷の施されて
いない部分は略長方形の用件透かし部21a,21b,
21cと小さな長円形の照光透かし部22とにされてい
る。
【0012】カバー本体3は、ABS樹脂などからなる
後方面の開口する偏平な略矩形箱状の成形品である。カ
バー本体3は化粧プレート2を貼着するための貼着平面
部30を備える。貼着平面部30は開口部31a,31
b,31cと照光孔32とを備える。また、カバー本体
3は、内側のコーナー部近傍と長辺の中間部の近傍と
に、後述するベース体8に着脱自在に係止する、係止爪
33a,33b,33c,33d,33e,33fを備
える。更に、カバー本体3は、一方の長辺の内側面の上
方側に(照光孔32側に)係止凸部34a,34aを、
また対向する側に係止凸部34b,34bを、それぞれ
備えている。また更に、カバー本体3は、下方側内面
に、立設された電池押さえ35a,35bを備える。
【0013】中カバー4は、ABS樹脂などからなる後
方面の開口する偏平な略矩形箱状の成形品であり、カバ
ー本体3よりもやや小さく成形されている。中カバー4
は、片持ち構造であって一辺を軸に回動により浮き沈み
可能なスイッチ押圧部40a,40b,40cと、固定
された平面であるラベル貼着部41a,41b,41c
と、照光孔42と、電池収納口43と、ビス止め孔44
a,44b,44cと、仮止め係止段部45a,45b
と、被係止凹部46a,46bとを備える。なお、被係
止凹部46aは係止凸部34a,34aが嵌入する一つ
の窪みとして形成され、被係止凹部46bは係止凸部3
4b,34bが嵌入する一つの窪みとして形成されてい
る。また、電池収納口43は単4乾電池2本分の大きさ
にされている。
【0014】プリント配線基板5は、略長方形に切断さ
れた銅張積層板に、エッチング処理を施して精細な電気
回路を形成したものであり、中カバー4よりもやや小さ
くされている。プリント配線基板5は、ブザー実装孔5
0と、ビス止め孔51a,51bと、被位置決め嵌合部
に相当する位置決め孔52a,52bと、被位置決め嵌
合部に相当する位置決め切り欠き53と、逃がし切り欠
き54a,54bとを備える。また、プリント配線基板
5には、押釦スイッチ55a,55b,55c、発光ダ
イオード56、ディップスイッチ57、電極接触ばねに
相当するプラス電極58a、電極接触ばねに相当するマ
イナス電極58bなどが、それぞれ半田付けされてい
る。
【0015】プラス電極58aとマイナス電極58bと
のそれぞれは、導電性が良好で且つ弾性を有するばね線
材を折り曲げ加工したものである。プラス電極58aと
マイナス電極58bとのそれぞれは、プリント配線基板
5の端部からプリント配線基板5の面に沿って平行に外
側に飛び出すように半田付けすることによって、乾電池
の電極と接触する渦巻き部をプリント配線基板5の外側
に位置せしめるようにしてある。
【0016】ベース6は、ABS樹脂などからなり、前
方面の開口する偏平な略矩形箱状の成形品であり、カバ
ー本体3とちょうど対応する大きさに成形されている。
ベース6は、撓み防止支柱60a,60b,60cと、
位置決め嵌合部に相当する針状の位置決め突起61a1
が先端に形成された位置決め支柱61aと、位置決め嵌
合部に相当する針状の位置決め突起61b1 が先端に形
成された位置決め支柱61bと、位置決め嵌合部に相当
する位置決めリブ62と、電池収納部63と、電極接触
ばね固定部に相当する溝状の電極保持溝部64a,64
bと、ブザー(図示せず)を挿着するための円筒状の凹
所であるブザー実装部65と、雌ねじが設けられた止め
ねじ孔66a,66b,66cと、凹所として形成され
た逃げスペース67a,67b,67c,67d,67
e,67fと、仮止め係止段部45a,45bに係止す
る仮止め係止爪68a,68bと、カバー外し段部69
とを備える。
【0017】上述のような化粧プレート2とカバー本体
3とは、化粧プレート2をカバー本体3の貼着平面部3
0に貼着することによって、図4に示すようなカバー7
になる。そして、貼着平面部30に化粧プレート2を貼
着すると、開口部31aには化粧プレート2の操作押釦
20aと用件透かし部21aとが位置し、開口部31b
には化粧プレート2の操作押釦20bと用件透かし部2
1bとが位置し、開口部31cには化粧プレート2の操
作押釦20cと用件透かし部21cとが位置し、照光孔
32には化粧プレート2の照光透かし部22が位置す
る。
【0018】また、上述のような中カバー4とプリント
配線基板5とベース6とは、次のように組み立てられて
図4に示すベース体8になる。すなわち、先ず、プリン
ト配線基板5をベース6に載置する。そして、ベース6
に立設する位置決め支柱61a,61bの先端に設けら
れている位置決め突起61a1 ,61b1 をプリント配
線基板5の位置決め孔52a,52bに挿入するととも
に、プリント配線基板5の位置決め切り欠き53にベー
ス6の位置決めリブ62を嵌合することによって、また
それと同時に、プリント配線基板5の端部から飛び出し
ているプラス電極58aの渦巻き部を圧縮気味に電極保
持溝部64aに挿入して摩擦力によって固定するととも
に、プリント配線基板5の端部から飛び出しているマイ
ナス電極58bの渦巻き部を圧縮気味に電極保持溝部6
4bに挿入して摩擦力によって固定し、プリント配線基
板5をベース6に仮止め位置決めする。
【0019】すると、押釦スイッチ55a,55b,5
5cの真後のプリント配線基板5に、ベース6に立設す
る撓み防止支柱60a,60b,60cの先端がちょう
ど当接するようになって、押釦スイッチ55a,55
b,55cに押圧力が加わっても、プリント配線基板5
を撓まないようにできる。また、プリント配線基板5の
ブザー実装孔50はベース6のブザー実装部65の真前
に位置することになるとともに、プリント配線基板5の
ビス止め孔51a,51bはベース6の止めねじ孔66
a,66bの真前に位置する。
【0020】その後、更に、中カバー4をプリント配線
基板5の前方に被せ、中カバー4のそれぞれの長辺の略
中央部をベース6に押圧して、仮止め係止段部45aを
仮止め係止爪68aに係止するとともに仮止め係止段部
45bを仮止め係止爪68bに係止して仮止めした後、
ビス(図示せず)をビス止め孔44a,44b,44c
にそれぞれ挿入してねじ止めする。
【0021】すると、ビス止め孔44aに挿入したビス
(図示せず)にあっては、そのねじ足部は、ビス止め孔
51aを貫通し、止めねじ孔66aに達して螺着する。
ビス止め孔44bに挿入したビス(図示せず)にあって
は、そのねじ足部は、ビス止め孔51bを貫通し、止め
ねじ孔66bに達して螺着する。ビス止め孔44cに挿
入したビス(図示せず)にあっては、そのねじ足部は、
ビス止め孔51cを貫通し、止めねじ孔66cに達して
螺着する。そして、中カバー4とプリント配線基板5と
ベース6とは、一体に組み立てられて、図4に示すよう
なベース体8になる。
【0022】このとき、中カバー4のスイッチ押圧部4
0a,40b,40cは押釦スイッチ55a,55b,
55cの真前に、照光孔42は発光ダイオード56の真
前に、電池収納口43は電池収納部63の真前に、それ
ぞれ位置する。また、この段階で、例えば、「お茶」と
記載されたラベル9aをラベル貼着部41aに貼着し、
「トイレ」と記載されたラベル9bをラベル貼着部41
bに貼着し、「コール」と記載されたラベル9cをラベ
ル貼着部41cに貼着するとともに、電池収納部63に
単4乾電池2本を収納する。
【0023】以上のように組み立てたカバー7を以上の
ように組み立てたベース体8に被せて、お互いに密着す
るように押さえると、カバー本体3の係止爪33a,3
3b,33c,33d,33e,33fの先端のテーパ
部は、係止爪33a,33b,33c,33d,33
e,33fの外方向の撓みを伴い中カバー4の外周側面
を滑って、ベース6の逃げスペース67a,67b,6
7c,67d,67e,67fに達する。そして、遂に
は、係止爪33a,33b,33c,33d,33e,
33fの先端近傍の係止テーパ部は中カバー4の外周縁
に着脱自在に係止するとともに、カバー本体3の係止凸
部34a,34aの係止テーパ部は中カバー4の被係止
凹部46aに、カバー本体3の係止凸部34b,34b
の係止テーパ部は中カバー4の被係止凹部46bに、そ
れぞれ着脱自在に係止する。このとき、カバー本体3の
電池押さえ35a,35bは、電池収納部63の前方に
位置して、2本の単4乾電池を電池収納部63にしっか
りと保持する。そして、カバー7は着脱自在にベース体
8に取着して、ワイヤレス送信機1が完成する。
【0024】なお、図5(a)にあっては、カバー本体
3の係止凸部34a,34aの係止テーパ部が、中カバ
ー4の被係止凹部46aに係止した状態を示している。
また、図5(b)にあっては、カバー本体3の係止爪3
3cの先端近傍の係止テーパ部が、中カバー4の外周縁
に係止した状態を示している。
【0025】このようにして完成したワイヤレス送信機
1にあっては、操作押釦20a,20b,20cの対向
位置にはスイッチ押圧部40a,40b,40cが位置
し、用件透かし部21a,21b,21cの対向位置に
はラベル貼着部41a,41b,41cに貼着されたラ
ベル9a,9b,9cが位置し、照光透かし部22の対
向位置には照光孔42が位置することになる。そして、
使用者が指にて例えば操作押釦20aを押圧すると、ワ
イヤレス送信機1は、「お茶」を飲みたいことを意味す
る信号電波Wを送出するとともに、使用者に信号電波W
を送出した旨を認識させるために、発光ダイオード56
の発光を照光透かし部22から出力すると同時に、ブザ
ー実装部65に実装されたブザー(図示せず)から鳴動
音を出力する。
【0026】ところで、電池が消耗して電池交換などを
行う場合、ベース6の下部に形成されたカバー外し段部
69に指を引っかけ、カバー7に手前方向にベース体8
から引き剥がすような力を加える。すると、先ず係止爪
33e,33fが中カバー4の外周縁から外れ、次に係
止爪33c,33dが中カバー4の外周縁から外れ、そ
の次に係止凸部34a,34a,34b,34bが中カ
バー4の被係止凹部46a,46bから外れ、最後に係
止爪33a,33bが中カバー4の外周縁から外れ、最
終的にカバー7はベース体8から完全に外れて図4に示
す状態になり、電池交換が行える状態になる。
【0027】つまり、上述のようなワイヤレス送信機1
にあっては、プリント配線基板5をベース6に載置し、
ベース6に立設する位置決め支柱61a,61bの先端
に設けられている位置決め突起61a1 ,61b1 をプ
リント配線基板5の位置決め孔52a,52bに挿入す
るとともに、プリント配線基板5の位置決め切り欠き5
3にベース6の位置決めリブ62を嵌合することによっ
て、ベース6に対するプリント配線基板5の位置決めを
正確に行うことができる。またそれと同時に、プリント
配線基板5の端部から飛び出しているプラス電極58a
の渦巻き部を圧縮気味に電極保持溝部64aに挿入して
摩擦力によって固定するとともに、プリント配線基板5
の端部から飛び出しているマイナス電極58bの渦巻き
部を圧縮気味に電極保持溝部64bに挿入して摩擦力に
よって固定し、プリント配線基板5をベース6に仮止め
を行うことができる。
【0028】従って、ビス止めも行っていないプリント
配線基板5に対し前方から中カバー4を被せて、中カバ
ー4のそれぞれの長辺の略中央部をベース6に対し押圧
して、仮止め係止段部45aを仮止め係止爪68aに係
止するとともに仮止め係止段部45bを仮止め係止爪6
8bに係止し、中カバー4とプリント配線基板5とをベ
ース6に対して簡単に仮止めを行い得ることになり、ビ
ス(図示せず)をビス止め孔44a,44b,44cに
それぞれ挿入して、中カバー4とプリント配線基板5と
をベース6に対して簡単にねじ止めすることができる。
【0029】なお、本発明は、上述のような用件通報装
置に用いるワイヤレス送信機のみに限定されるものでは
なく、テレビをはじめビデオデッキや照明器具の制御用
のものであっても良いことは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、プリント
配線基板に被位置決め嵌合部を設けるとともに、この被
位置決め嵌合部に対して嵌合する位置決め嵌合部をベー
スに設けたので、プリント配線基板をベースに固定する
ためのねじ止め本数が少なくて済み、ベース成形のため
の金型が簡単で、安価に製造できる、優れるワイヤレス
送信機を提供できるという効果を奏する。
【0031】請求項2記載の発明によれば、被位置決め
嵌合部はプリント配線基板に穿設した孔であるので、プ
リント配線基板の位置決めのための特別な成形爪などが
不要になるとともに、加工が簡単で複雑な金型が不要で
あり、請求項1記載の発明の効果を安価に利用できる、
優れるワイヤレス送信機を提供できるという効果を奏す
る。
【0032】請求項3記載の発明によれば、被位置決め
嵌合部はプリント配線基板の周縁に設けた切り欠きであ
るので、プリント配線基板の位置決めのための特別な成
形爪などが不要になるとともに、プリント配線基板への
電子部品の実装スペースの効率を低下させることがな
く、且つ加工が簡単で複雑な金型が不要であり、請求項
1記載の発明の効果を安価に利用できる、優れるワイヤ
レス送信機を提供できるという効果を奏する。
【0033】請求項4記載の発明によれば、突設されて
電池から電気を導く弾性材からなる電極接触ばねをプリ
ント配線基板に設けるとともに、電極接触ばねを電池収
納部に臨むよう固定する電極接触ばね固定部をベースに
設けたので、電極接触ばねをプリント配線基板のベース
に対する仮止め機構の一部として利用することが可能に
なり、プリント配線基板をベースに固定するためのねじ
止め本数が少なくて済み、ベース成形のための金型が簡
単で、安価に製造できる、優れるワイヤレス送信機を提
供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施の形態のワイヤレス送信機
を示す斜視図である。
【図2】上記ワイヤレス送信機を示す分解斜視図であ
る。
【図3】上記ワイヤレス送信機のカバーの裏面を示す斜
視図である。
【図4】上記ワイヤレス送信機のカバーを外した状態を
示す斜視図である。
【図5】上記ワイヤレス送信機のカバーとベースとの係
止機構を説明する要部断面図である。
【符号の説明】
1 ワイヤレス送信機 20a 操作部 20b 操作部 20c 操作部 5 プリント配線基板 52a 被位置決め嵌合部 52b 被位置決め嵌合部 53 被位置決め嵌合部 58a 電極接触ばね 58b 電極接触ばね 6 ベース 61a1 位置決め嵌合部 61b1 位置決め嵌合部 62 位置決め嵌合部 63 電池収納部 64a 電極接触ばね固定部 64b 電極接触ばね固定部 7 カバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースと、該ベースの前面に着脱自在に
    嵌着されるカバーと、電子回路を実装して内部に納装さ
    れるプリント配線基板とを含んで構成されて、操作部を
    操作することによって受信機へ所定の信号を送信するよ
    うにしたワイヤレス送信機において、前記プリント配線
    基板に被位置決め嵌合部を設けるとともに、該被位置決
    め嵌合部に対して嵌合する位置決め嵌合部を前記ベース
    に設けたことを特徴とするワイヤレス送信機。
  2. 【請求項2】 前記被位置決め嵌合部は前記プリント配
    線基板に穿設した孔であることを特徴とする請求項1記
    載のワイヤレス送信機。
  3. 【請求項3】 前記被位置決め嵌合部は前記プリント配
    線基板の周縁に設けた切り欠きであることを特徴とする
    請求項1記載のワイヤレス送信機。
  4. 【請求項4】 ベースと、該ベースの前面に着脱自在に
    嵌着されるカバーと、電子回路を実装して内部に納装さ
    れるプリント配線基板と、電源としての電池を収納する
    電池収納部とを含んで構成されて、操作部を操作するこ
    とによって受信機へ所定の信号を送信するようにしたワ
    イヤレス送信機において、突設されて電池から電気を導
    く弾性材からなる電極接触ばねを前記プリント配線基板
    に設けるとともに、前記電極接触ばねを前記電池収納部
    に臨むよう固定する電極接触ばね固定部を前記ベースに
    設けたことを特徴とするワイヤレス送信機。
JP1524798A 1998-01-28 1998-01-28 ワイヤレス送信機 Pending JPH11214868A (ja)

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JP (1) JPH11214868A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007088947A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Matsushita Electric Works Ltd ワイヤレス送信器

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JP2007088947A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Matsushita Electric Works Ltd ワイヤレス送信器

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