JP3113294U - 多目的押しボタンスイッチ装置 - Google Patents

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隆二 片本
良輝 寺師
功 嶋田
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Abstract

【課題】例えば、重度の肢体不自由者が使用する機器を収納するボックスを多目的に使用できるようにして、廉価な多目的押しボタンスイッチ装置を提供する。
【解決手段】角形ケース体18の天井部15の矩形開口部14の長手方向の一方側端部に第1の軸受部26を介して回動自在に装着され、かつ弾性部材28によって押し戻し可能な押しボタン29を有する多目的押しボタンスイッチ装置10において、他方側端部にも、押しボタン29を回動可能に取付ける第2の軸受部27を有し、下側ケース13には、角形ケース体18に内蔵される配線基板30を固定する支持部材32が設けられ、角形ケース体18の正面壁19の中央で上側ケース17と下側ケース13の連結部35には、配線基板30に搭載された発光ダイオード36の先部が覗く、又は配線基板30の接続コードAが通過する窓部37が設けられている。
【選択図】図3

Description

本考案は、例えば、身体障害者、特に頸髄損傷等による重度の肢体不自由者が使用するリモコンやチャイムコールとして使用できる多目的押しボタンスイッチ装置に関する。
例えば、身体障害者、特に頸髄損傷等による重度の肢体不自由者は、テレビやビデオ等で使用されているリモコンは使用不可能であるから、例えば、特許文献1には押しボタンの数を減らした2出力押しボタンスイッチ装置が提案されている。
また、ビデオゲーム等を重度の肢体不自由者が楽しめるように、特許文献2において、スイッチを簡略化した装置が提案されている。
特開2001−76567号公報 特開2004−141572号公報(図5)
しかしながら、特許文献1や2に記載されたスイッチは、その用途に応じて出力部(例えば、発光ダイオード、リード線、ピンジャック)や押しボタンの取付け位置が異なり、これらの用途に応じてスイッチボックス(スイッチケース)を用意する必要がある。通常、プラスチック製のスイッチボックスは金型成形によって製造されるので、金型製造のため製造原価が高騰し、一定の数を確保して製造しなければ採算が取れないという問題がある。特に、重度の肢体不自由者が使用するリモコンボックス及びスイッチボックスは大量の需要がある分けではなく、従って、スイッチボックス製造のために多大なコストがかかり、結果として製品の値段が高騰せざるを得ないという問題がある。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので、例えば、重度の肢体不自由者が使用する機器を収納するボックスを多目的に使用できるようにして、廉価な製品を提供できる多目的押しボタンスイッチ装置を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本考案に係る多目的押しボタンスイッチ装置は、矩形の底部及び該底部に一体的に連結する下壁部を有する下側ケース、及び矩形開口部が形成された天井部及び該天井部に一体的に連結する上壁部を有する上側ケースが分離可能に連結して、前記上壁部と前記下壁部によってそれぞれ正面壁、背面壁、右側面壁、及び左側面壁を構成する角形ケース体と、
前記角形ケース体の前記正面壁から前記背面壁に渡って長い前記矩形開口部の長手方向の一方側端部に第1の軸受部を介して回動自在に装着され、かつ弾性部材によって押し戻し可能な押しボタンとを有する多目的押しボタンスイッチ装置において、
前記矩形開口部の長手方向の他方側端部にも、前記押しボタンを回動可能に取付ける第2の軸受部を有し、
前記下側ケースには、前記角形ケース体に内蔵される配線基板を固定する支持部材が設けられ、
前記角形ケース体の正面壁の中央で前記上側ケースと前記下側ケースの連結部には、前記配線基板に搭載された発光ダイオードの先部が覗く、又は前記配線基板の接続コードAが通過する窓部が設けられている。
本考案に係る多目的押しボタンスイッチ装置において、前記角形ケース体の背面壁には、前記配線基板に連結されているピンジャックの装着孔と、前記配線基板に接続する配線コードB、Cが接続される第1、第2の配線取付け孔とが設けられ、しかも、前記ピンジャックの装着孔と前記第1、第2の配線取付け孔は取り外し可能な盲蓋によって覆われていてもよい。
本考案に係る多目的押しボタンスイッチ装置において、前記ピンジャックの装着孔は前記上側ケースに形成され、前記第1、第2の配線取付け孔は前記下側ケースに形成されてもよい。
本考案に係る多目的押しボタンスイッチ装置において、前記角形ケース体は、平面視して幅が5〜8cm、長さが8〜12cm、及び高さが2〜4cmとなって、前記矩形開口部は、前記天井部よりも小さくかつ幅が3〜5cm及び長さが6〜10cmに形成され、前記角形ケース体に取付けられた前記押しボタンの突出高さが1〜3cmとなっているのが好ましい。
請求項1〜4に記載の多目的押しボタンスイッチ装置においては、角形ケース体の正面壁に、配線基板に搭載された発光ダイオードの先部が覗く、又は配線基板の接続コードAが通過する窓部が設けられているので、窓部から発光ダイオードの先端を覗かせた場合には例えばリモコンとして使用でき、接続コードAを通過させた場合には例えば呼出装置用のスイッチとして使用でき、1つの角形ケース体を多目的に使用して、製造コストを下げ、廉価な製品を製造することができる。また、矩形開口部の長手方向の一方側に第1の軸受部を有し、他方側端部に第2の軸受部を有しているので、押しボタンを第1の軸受部又は第2の軸受部を介して回動自在に装着でき、押しボタンをひっくり返して使用できる。
特に、請求項2記載の多目的押しボタンスイッチ装置においては、角形ケース体の背面壁に、配線基板に連結されているピンジャックの装着孔と、配線基板に接続する配線コードB、Cが接続される第1、第2の配線取付け孔とが設けられ、しかも、ピンジャックの装着孔と第1、第2の配線取付け孔が取り外し可能な盲蓋によって覆われているので、盲蓋を取り外すことにより、ピンジャック及び配線コードB、Cのいずれか1又は2以上を接続して、機能を拡張することができると共に、ピンジャック及び配線コードB、Cを接続しない場合には、盲蓋によって装着孔及び第1及び第2の配線取付け孔を隠すことができ、美観を損なうことがない。
請求項3記載の多目的押しボタンスイッチ装置においては、ピンジャックの装着孔が上側ケースに形成され、第1、第2の配線取付け孔が下側ケースに形成されているので、配線基板の上下にピンジャック及び配線コードB、Cをそれぞれ搭載し、装置が小型化できる。
請求項4記載の多目的押しボタンスイッチ装置においては、角形ケース体及び押しボタンが、所定の範囲の寸法に形成されているので、身体障害者が使い易い。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施の形態につき説明し、本考案の理解に供する。
ここで、図1(A)〜(E)はそれぞれ本考案の一実施の形態に係る多目的押しボタンスイッチ装置の正面図、背面図、側面図、平面図、底面図、図2(A)、(B)はそれぞれ同多目的押しボタンスイッチ装置の上側ケースの底面図、下側ケースの平面図、(C)は同多目的押しボタンスイッチ装置の押しボタンを取付けた上側ケースの説明図、図3(A)は同多目的押しボタンスイッチ装置の側断面図、(B)は同多目的押しボタンスイッチ装置の押しボタンを押圧した状態を示す説明図、図4(A)〜(C)はそれぞれ同多目的押しボタンスイッチ装置の配線基板の平面図、底面図、側面図、図5は同多目的押しボタンスイッチ装置のブロック図、図6は同多目的押しボタンスイッチ装置の他の使用例を示す説明図である。
図1〜図5を参照して、本考案の一実施の形態に係る多目的押しボタンスイッチ装置10について説明する。
図1(A)〜(E)、図2(A)、(B)に示すように、多目的押しボタンスイッチ装置10は、矩形の底部11及び底部11に一体的に連結する下壁部12を有する下側ケース13と、矩形開口部14が形成された天井部15及び天井部15に一体的に連結する上壁部16を有する上側ケース17とを分離可能に連結した角形ケース体18を有している。上側ケース17の上壁部16と下側ケース13の下壁部12は連結して、角形ケース体18の正面壁19、背面壁20、右側面壁21、及び左側面壁22を構成している。
図2(A)〜(C)に示すように、上側ケース17の上部内側4隅には、ねじ下穴23がそれぞれ設けられ、下側ケース13の下部内側隅には、ねじ下穴23に対応した位置にねじ挿通孔24が設けられており、下側ケース13の下方から4本のねじ25をそれぞれねじ挿通孔24及びねじ下穴23に螺着して、上側ケース17と下側ケース13とを一体化する。
ここで、角形ケース体18は、平面視して幅が5〜8cm、長さが8〜12cm、及び高さが2〜4cm(本実施の形態では、幅が6.9cm、長さが11.2cm、高さが3cm)となっている。また、上側ケース17及び下側ケース13の高さは、それぞれ1〜2cm(本実施の形態では、1.6cmであって、連結により重なり部分がでるため角形ケース体18の高さは3cmとなる)となっている。また、矩形開口部14は、天井部15よりも小さくかつ幅が3〜5cm及び長さが6〜10cm(本実施の形態では、幅が4.5cm、長さが7.5cm)に形成されている。
図2(A)及び図3(A)に示すように、角形ケース体18の天井部15には、正面壁19から背面壁20に渡って長い矩形開口部14の長手方向の一方側及び他方側の内側端部に第1及び第2の軸受部26、27がそれぞれ設けられている。
更に、図1、図2(C)に示すように、多目的押しボタンスイッチ装置10は、第1及び第2の軸受部26、27のいずれか一方を介して回動自在に装着され、かつ弾性部材の一例であるばね28によって押し戻し可能な押しボタン29を有している。押しボタン29は、角形ケース体18の天井部15から、例えば、1〜3cm(本実施の形態では、2.5cm)突出した状態で配置されている。
また、角形ケース体18の天井部15の内側周囲には、角形ケース体18に内蔵される配線基板30を図示しないねじによって固定する円筒状の基板固定部材31が4つ設けられている。下側ケース13内の底部11には、配線基板30を支持する円筒状の支持部材32が2つ設けられている。また、下側ケース13内の底部11には、配線基板30に設けられた4つの貫通孔33に挿通し、配線基板30を固定する棒状の挿通部材34が設けられている。
また、角形ケース体18の正面壁19の中央部で上側ケース17と下側ケース13の連結部35には、配線基板30に搭載され、例えば、赤外線を発生する発光ダイオード36の先部が覗く窓部37が設けられている。多目的押しボタンスイッチ装置10は、窓部37から発光ダイオード36の先端を覗かせて、発光ダイオード36から赤外線を発生することによりテレビ等を制御するリモコンとして使用できる。なお、発光ダイオード36の代わりに窓部37から接続コード36a(図6参照)を通過させて、例えば、チャイムコール等の呼出装置用のスイッチとして使用することもできる。このように、1つの角形ケース体18を多目的に使用できる。これによって、個々に製品の数量が少ない場合でも複数種類の機器にこの多目的押しボタンスイッチ装置10を用いることによって、各多目的押しボタンスイッチ装置10の金型費用の負担率を下げて、廉価にすることができる。
ここで、図4(A)〜(C)に示すように、配線基板30は、長手方向他方側の角が切り欠きされた矩形板状となっており、実質的に角形ケース体18内の上側ケース17と下側ケース13との連結部分に水平に配置され、基板固定部材31に対応する位置に設けられたねじ孔37aにねじを螺着して上側ケース17に固定され、下側ケース13の支持部材32によって支持されている。配線基板30には、窓部37に先部が覗くように配置される発光ダイオード36が搭載されている。また、配線基板30上の長手方向両端部には、第1及び第2の軸受部26、27のいずれか一方に取付けられた押しボタン29が押圧された際に、押しボタン29が接触してオンオフ信号を発生する第1及び第2のスイッチ本体(即ち、接点)38、39がそれぞれ設けられている。
更に、配線基板30上には、長手方向他端部側(ここでは、背面壁20側)中央に図示しない外部装置(例えば、呼出装置等)に接続されたプラグ(雄型コネクター)を取付け可能なピンジャック(雌型コネクター)40が設けられ、また、ピンジャック40を中央にして幅方向両側位置に対応する配線基板30の下側(裏面側)には、それぞれ図示しない配線コードを取付け可能な配線コード取付け部41、42が設けられている。配線基板30は、上側に配線基板30を制御するワンチップマイコンで構成されて、内部に図示しないタイマーが設けられた制御部43、及びブザー44が搭載され、下側には発光ダイオード36、制御部43、及びブザー44の電源となる電池45と、制御部43の設定を行うディップスイッチ46が配置されている。電池45は、図示しない電池ケースに収納されている。なお、上側ケース17及び下側ケース13は、これらの機器(又はパーツ)を収納可能な高さに形成されている。
角形ケース体18の上側ケース17側の背面壁20には、配線基板30のピンジャック40へプラグを装着するための装着孔47が設けられ、角形ケース体18の下側ケース13側の背面壁20には、配線基板30の配線コード取付け部41、42に接続する配線コードがそれぞれ挿通される第1、第2の配線取付け孔48、49が設けられている。
ピンジャック40の装着孔47は、取り外し可能な盲蓋50によって覆われている。盲蓋50は、上側ケース17と一体的、かつ、周囲よりも肉薄に形成されている。ここで、ピンジャック40にプラグを接続する際には肉薄の盲蓋50を、ペンチやニッパー等を用いて取り外して使用する。また、配線取付け孔48、49は、上側ケース17の背面壁20の下側に突出して形成される盲蓋51、52によって、上側ケース17と下側ケース13を連結した際にそれぞれ塞がれるようになっている。盲蓋51、52の背面側基部には、盲蓋51、52をペンチやニッパー等を用いて除去する際のガイドとなる肉薄の溝51a、52aがそれぞれ設けられている。ここで、配線コード取付け部41、42に配線コードを接続する際には、盲蓋51、52を溝51a、52aに沿って折り曲げて、盲蓋51、52を取り外して使用する。
図5に示すように、ピンジャック40には、多目的押しボタンスイッチ装置10の外部から接続可能な呼出装置(例えば、ナースコール等のチャイムコール)53のコードの先端に設けられたプラグが接続可能となっている。また、配線コード取付け部41には、多目的押しボタンスイッチ装置10の外部から接続可能な動作スイッチ等の外部入力装置54が接続可能となっている。更に、配線コード取付け部42には、発光ダイオード36と同様の発光を行うことができる発光ダイオード等を備えた外部出力装置55が接続可能となっている。
多目的押しボタンスイッチ10は、配線基板30に搭載された発光ダイオード36から赤外線を発生することによりテレビ等を制御するリモコンとして使用できると共に、配線基板30に搭載されたピンジャック40にチャイムコール等の呼出装置53のプラグを接続することにより呼出装置用スイッチとしても使用できる。このように、1つの配線基板30を共用できるので、多目的押しボタンスイッチ装置10を廉価にすることができる。
次に、多目的押しボタンスイッチ装置10を、例えば、テレビのリモコンとして使用する方法について説明する。
多目的押しボタンスイッチ装置10は、押しボタン29の押圧時間を制御部43のタイマーで測定し、その測定時間によって制御部43が演算を行い、発光ダイオード36から所定の周波数で赤外線を発光して、テレビの電源のオンオフ及びチャンネルの変更を行うようになっている。
まず、押しボタン29を第2の軸受部27に装着し、配線基板30のねじ孔37aを上側ケース17の基板固定部材31の位置に合わせ、ねじによって配線基板30を上側ケース17に固定する。この場合、押しボタン29の押圧によって第2のスイッチ本体39がオンとなる。なお、押しボタン29を第1の軸受部26に装着した場合には、押しボタン29の押圧によって第1のスイッチ本体38がオンとなる。これによって、角形ケース体18に対して押しボタン29の方向を変えることができる。次に、配線基板30の裏面側のディップスイッチ46を、使用するテレビに合わせて予め決められた状態に設定した後、上側ケース17のねじ下穴23及び下側ケース13のねじ挿通孔24の位置を合わせ、下側ケース13のねじ挿通孔24からねじ25を入れてねじ下穴23に強制的に螺着して多目的押しボタンスイッチ装置10を組み立てる。
多目的押しボタンスイッチ装置10は、図3(B)に示すように、押しボタン29を押すことによって、第2のスイッチ本体39がオンとなり、第2のスイッチ本体39がオンとなっている時間(押し続けている時間)は制御部43のタイマーによって測定される。ここで、押しボタン29の押圧時間が、例えば1秒間未満の場合には、テレビのチャンネルを変更するという設定となり、更に、押しボタン29を押す毎にチャンネルが順次変更するように発光ダイオード36から赤外線が照射される。また、押しボタン29の押圧時間が1秒以上の場合には、テレビの電源がオンオフする(テレビがついているときにはオフになり、テレビが消えているときにはオンとなる)ように設定される。
なお、前記した動作をさせるような押しボタン29の押圧時間はこの限りではなく、身体障害者に合わせて変えることもできる。また、音量の調整、音声切替、入力切替、画面表示、及び消音等のいずれか1又は2以上の機能を有するプログラムを制御部43に記憶させ、押しボタン29の押圧によってそれぞれの機能を発揮するように切り替えてもよい。更に、多目的押しボタンスイッチ装置10の盲蓋50を取り除き、ピンジャック40に呼出装置53を接続し、呼出装置53の押圧によって、ブザー44から警報音を発生させてもよい。また、盲蓋51を取り除いて配線コード取付け部41に身体障害者に合わせた押しボタンスイッチ等の外部入力装置54を取付けてもよく、盲蓋52を取り除いて配線コード取付け部42に発光ダイオード等を備えた外部出力装置55を取付けてもよい。
次に、図6を参照して、多目的押しボタンスイッチ装置10を、例えば、呼出装置用のスイッチとして使用する方法について説明する。
角形ケース体18内に水平に配置される配線基板30に搭載される発光ダイオード36が角形ケース体18の背面壁20側に、ピンジャック40及び第1、第2の配線コード取付け部41、42が正面壁19側に向くように配置し、更に、配線コード取付け部42に取付けた接続コード36aを窓部37から挿通させ、角形ケース体18外に出た接続コード36aの先端に設けられた図示しないプラグを、例えば、図示しない呼出装置接続部に接続する。この多目的押しボタンスイッチ装置10の押しボタン29の押圧によって、スイッチ信号を送信すると共に、配線基板30に取付けられたブザー44を鳴らすこともできる。
本考案は、前記した実施の形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を変更しない範囲での変更は可能であり、例えば、前記した実施の形態や変形例の一部又は全部を組み合わせて本考案の多目的押しボタンスイッチ装置を構成する場合も本考案の権利範囲に含まれる。
例えば、前記実施の形態の多目的押しボタンスイッチ装置において、窓部から発光ダイオードを覗かせたが、配線基板に接続された接続コードを通過させ、ビデオデッキ、DVDプレーヤー、又はエアコン等の電気機器の操作にも応用できる。
(A)〜(E)はそれぞれ本考案の一実施の形態に係る多目的押しボタンスイッチ装置の正面図、背面図、側面図、平面図、底面図である。 (A)、(B)はそれぞれ同多目的押しボタンスイッチ装置の上側ケースの底面図、下側ケースの平面図、(C)は同多目的押しボタンスイッチ装置の押しボタンを取付けた上側ケースの説明図である。 (A)は同多目的押しボタンスイッチ装置の側断面図、(B)は同多目的押しボタンスイッチ装置の押しボタンを押圧した状態を示す説明図である。 (A)〜(C)はそれぞれ同多目的押しボタンスイッチ装置の配線基板の平面図、底面図、側面図である。 同多目的押しボタンスイッチ装置のブロック図である。 同多目的押しボタンスイッチ装置の他の使用例を示す説明図である。
符号の説明
10:多目的押しボタンスイッチ装置、11:底部、12:下壁部、13:下側ケース、14:矩形開口部、15:天井部、16:上壁部、17:上側ケース、18:角形ケース体、19:正面壁、20:背面壁、21:右側面壁、22:左側面壁、23:ねじ下穴、24:ねじ挿通孔、25ねじ、26:第1の軸受部、27:第2の軸受部、28:ばね、29:押しボタン、30:配線基板、31:基板固定部材、32:支持部材、33:貫通孔、34:挿通部材、35:連結部、36:発光ダイオード、36a:接続コード、37:窓部、37a:ねじ孔、38:第1のスイッチ本体、39:第2のスイッチ本体、40:ピンジャック、41、42:配線コード取付け部、43:制御部、44:ブザー、45:電池、46:ディップスイッチ、47:装着孔、48:第1の配線取付け孔、49:第2の配線取付け孔、50、51:盲蓋、51a:溝、52:盲蓋、52a:溝、53:呼出装置、54:外部入力装置、55:外部出力装置

Claims (4)

  1. 矩形の底部及び該底部に一体的に連結する下壁部を有する下側ケース、及び矩形開口部が形成された天井部及び該天井部に一体的に連結する上壁部を有する上側ケースが分離可能に連結して、前記上壁部と前記下壁部によってそれぞれ正面壁、背面壁、右側面壁、及び左側面壁を構成する角形ケース体と、
    前記角形ケース体の前記正面壁から前記背面壁に渡って長い前記矩形開口部の長手方向の一方側端部に第1の軸受部を介して回動自在に装着され、かつ弾性部材によって押し戻し可能な押しボタンとを有する多目的押しボタンスイッチ装置において、
    前記矩形開口部の長手方向の他方側端部にも、前記押しボタンを回動可能に取付ける第2の軸受部を有し、
    前記下側ケースには、前記角形ケース体に内蔵される配線基板を固定する支持部材が設けられ、
    前記角形ケース体の正面壁の中央で前記上側ケースと前記下側ケースの連結部には、前記配線基板に搭載された発光ダイオードの先部が覗く、又は前記配線基板の接続コードAが通過する窓部が設けられていることを特徴とする多目的押しボタンスイッチ装置。
  2. 請求項1記載の多目的押しボタンスイッチ装置において、前記角形ケース体の背面壁には、前記配線基板に連結されているピンジャックの装着孔と、前記配線基板に接続する配線コードB、Cが接続される第1、第2の配線取付け孔とが設けられ、しかも、前記ピンジャックの装着孔と前記第1、第2の配線取付け孔は取り外し可能な盲蓋によって覆われていることを特徴とする多目的押しボタンスイッチ装置。
  3. 請求項2記載の多目的押しボタンスイッチ装置において、前記ピンジャックの装着孔は前記上側ケースに形成され、前記第1、第2の配線取付け孔は前記下側ケースに形成されていることを特徴とする多目的押しボタンスイッチ装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の多目的押しボタンスイッチ装置において、前記角形ケース体は、平面視して幅が5〜8cm、長さが8〜12cm、及び高さが2〜4cmとなって、前記矩形開口部は、前記天井部よりも小さくかつ幅が3〜5cm及び長さが6〜10cmに形成され、前記角形ケース体に取付けられた前記押しボタンの突出高さが1〜3cmとなっていることを特徴とする多目的押しボタンスイッチ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015231154A (ja) * 2014-06-05 2015-12-21 Toto株式会社 リモコン装置

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