JPH11213646A - 車載用電子機器 - Google Patents

車載用電子機器

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Publication number
JPH11213646A
JPH11213646A JP2281898A JP2281898A JPH11213646A JP H11213646 A JPH11213646 A JP H11213646A JP 2281898 A JP2281898 A JP 2281898A JP 2281898 A JP2281898 A JP 2281898A JP H11213646 A JPH11213646 A JP H11213646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
operation panel
axis
vehicle electronic
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2281898A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nakamura
考志 中村
Yoshihiro Noguchi
義弘 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Kenwood KK filed Critical Kenwood KK
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】製造コストが安く、保守に便利な車載用音響機
の盗難防止手段を提供する。 【解決手段】操作パネル1の両側面の上下方向の端部の
左右に第1の軸1aおよび第2の軸1bを立設し、シャ
ーシ2に第1の軸1aおよび第2の軸1bを案内するガ
イド溝3を設け、ガイド溝3を上下方向に延びる縦溝3
aから少なくとも2つの円弧状分岐3b、3bを設けた
形状とし、第1の軸1aまたは第2の軸1bの一方の軸
が縦溝3aの一端に位置するとき他方の軸が円弧状分岐
3b、3bに案内されて操作パネル1を回動させること
を可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は操作パネルを駆動
する車載用電子機器に係わり、特に、使用者が車から離
れるときに車載用電子機器を隠して盗難を防止するのに
便利な車載用電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】使用者が車から離れるときに、車載用電
子機器を隠して盗難を防止するための装置が知られてい
る。例えば、本願出願人が特願平8−287531号で
提案した車載用電子機器の盗難防止装置は、操作パネル
を自転させながら自転軸を移動させるように駆動し、操
作パネルの通常使用される操作面が前面となる第1の状
態と操作パネルの前記操作面以外の面が前面となる第2
の状態との間を移動させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の車載用
電子機器の盗難防止装置は、モータで駆動される駆動機
構があるため、モータや歯車伝動機構等の部品が必要で
あり、組み立て工数や部品材料費等の製造コストが高く
なっていた。
【0004】非通電時では記録媒体の取り出しを通常行
わないが、修理時やバッテリ消耗時などの非常時に上記
の盗難防止装置によると、操作パネルを動かすことがで
きず、記録媒体取り出しが不可能であり不便であった。
【0005】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、製造コストが安
く、通電することなく操作パネルを動かすことができる
車載用電子機器を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の車載用電子機
器は、前方に操作パネルを配置し、前記操作パネルを動
かすためのガイド機構を設け、操作パネルの通常使用さ
れる操作面が前面となる第1の状態と操作パネルの前記
操作面以外の面が前面となる第2の状態との間を一定の
径路を辿って操作パネルを移動させる車載用電子機器に
おいて、操作パネル両側面の上下方向の端部の左右に第
1の軸および第2の軸を立設し、シャーシに前記第1の
軸および第2の軸を案内するガイド溝を設け、前記ガイ
ド溝を上下方向に延びる縦溝から少なくとも2つの円弧
状分岐を設けた形状とし、前記第1の軸または第2の軸
の一方の軸が前記縦溝の一端に位置するとき他方の軸が
前記円弧状分岐に案内されて操作パネルを回動させるこ
とを可能としたものである。
【0007】また、前記車載用電子機器において、前記
第1の軸および第2の軸の間に第3の軸を立設し、前記
第3の軸に操作パネルの回動位置により付勢方向が反転
する付勢手段を係合させ、前記付勢手段が操作パネルの
移動端においてその位置を安定させ、前記第1の軸また
は第2の軸が前記円弧状分岐の分岐位置にあるときはそ
の軸を分岐方向と反対方向に付勢するように構成したも
のである。。
【0008】さらに、前記車載用電子機器において、前
記付勢手段を伸縮および回動自在でありかつ伸張方向に
付勢されたレバーとしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の適用された車載用音響
機器の例を図面に基づいて説明する。図1は、この発明
の実施例である車載用音響機器の要部の一部部材を透視
して示す側面図である。図に示す1は操作パネルであ
り、シャーシ2に挟まれるようにして音響機器の前方に
配置されている。図ではシャーシ2を1つのみ示してい
るが、シャーシ2は操作パネル1の両側面近傍に同一形
状のものが配置されている。
【0010】操作パネル1の両側面には第1の軸1a、
第2の軸1bおよび第3の軸1cが夫々同一高さおよび
同一幅方向位置に立設されている。両側のシャーシ2に
は同一形状のガイド溝3が設けられている。ガイド溝3
は第1の軸1a、第2の軸1bおよび第3の軸1cを挿
通させている。ガイド溝3の縦溝3aから夫々第1の軸
1aおよび第2の軸1bをガイドする円弧状分岐3b、
3bおよび第3の軸1cをガイドする円弧状分岐3c、
3cが延びている。
【0011】レバー4はシャーシ2に立設された軸2a
に回動自在に支持されている。アーム5の溝5aには軸
2aが挿通しており、アーム5は軸2aとレバー4に案
内されてレバー4と同じ向きで移動自在に支持されてい
る。アーム5とレバー4の間に掛けられた引張りコイル
ばね6はアーム5をレバー4から突出する方向に付勢し
ている。レバー4の先端部の穴は第3の軸1cと嵌合し
ている。レバー4、アーム5および引張りコイルばね6
は第3の軸1cを付勢する付勢手段を構成している。
【0012】図1に示す状態は操作パネル1の操作面が
前面に位置しており、車載用音響機器の通常の使用状態
である。このとき、第1の軸1aは第3の軸1cとシャ
ーシ2の軸2aを結ぶ線の下側にあり、操作パネル1は
引張りコイルばね6により反時計方向に付勢され、図示
していないストッパーに圧接され安定状態となってい
る。
【0013】図1に示す状態で、操作パネル1に設けた
図示していない凹みに指を掛けて操作パネル1を第1の
軸1a回りに時計方向に回動させることができる。その
状態を図2に示し、操作パネル1の回動方向を矢印Aで
示している。回動の途中において、操作パネル1への付
勢方向が反転し、第2の軸1bおよび第3の軸1cが縦
溝3aに入ったときはこれらの軸は縦溝3aの左端に圧
接される。
【0014】この状態で操作パネル1を図3の矢印Bに
示す方向に手で移動させることができる。そして、第2
の軸1bが縦溝3aの下端に至ると、操作パネル1を図
4の矢印Cに示す方向に回動させて操作パネル1の裏面
を前面に位置させて車載用音響機器を隠し盗難を防止す
ることができる。図4に示す状態で操作パネル1の位置
が安定することは図1で説明したことにより明らかであ
ろう。
【0015】図4に示す状態から上記と逆の動作により
操作パネル1を図1に示す位置に戻すことができる。操
作パネル1の移動中に図3に示すように車載用音響機器
の上部が操作パネル1から解放され、この部分に設けた
記録媒体挿入口から記録媒体を挿入または排出すること
ができる。
【0016】実施例は上記のように構成されているが発
明はこれに限られず、例えば、操作パネル1の回動時に
第3の軸1cはガイド溝に案内される必要はない。すな
わち、第3の軸1cとシャーシ2が干渉しない構成であ
ればよく、円弧状分岐3cを面積の大きい切り欠きとす
ることもできる。
【0017】
【発明の効果】この発明の車載用電子機器によれば、使
用者が車を離れるときに操作パネルの裏側を前面とし
て、電子機器を隠し盗難を防止することができる。ま
た、別部品としての目隠し板が不要となるため全体とし
てコストが低減される。そして、モータで駆動される駆
動機構を必要とせず、さらに、製造コストを安くするこ
とができる。
【0018】また、非通電時にも操作パネルを動かすこ
とができて、記録媒体の取り出しが可能となる等保守が
便利である。そして、操作パネルが略水平状態となる停
止位置で電子機器本体の前が大きく開かれ、カセットテ
ープのような厚い記録媒体も容易に挿入できるようにな
る。また、記録媒体は操作パネルを介することなく、直
接に電子機器本体のディスク挿入口に挿入されるが、デ
ィスク挿入口を操作パネルに近付くように前方に配置で
きるので、ディスクの出し入れが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である車載用音響機器の要部
の一部部材を透視して示す側面図である。
【図2】同要部の他の状態を示す側面図である。
【図3】同要部のさらに他の状態を示す側面図である。
【図4】同要部のさらに他の状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 操作パネル、1a 第1の軸、1b 第2の軸、1
c 第3の軸 2 シャーシ、2a 軸 3 ガイド溝、3a 縦溝、3b、3c 円弧状分岐 4 レバー 5 アーム、5a 溝 6 引張りコイルばね

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方に操作パネルを配置し、前記操作パ
    ネルを動かすためのガイド機構を設け、操作パネルの通
    常使用される操作面が前面となる第1の状態と操作パネ
    ルの前記操作面以外の面が前面となる第2の状態との間
    を一定の径路を辿って操作パネルを移動させる車載用電
    子機器において、操作パネル両側面の上下方向の端部の
    左右に第1の軸および第2の軸を立設し、シャーシに前
    記第1の軸および第2の軸を案内するガイド溝を設け、
    前記ガイド溝を上下方向に延びる縦溝から少なくとも2
    つの円弧状分岐を設けた形状とし、前記第1の軸または
    第2の軸の一方の軸が前記縦溝の一端に位置するとき他
    方の軸が前記円弧状分岐に案内されて操作パネルを回動
    させることを可能とした車載用電子機器。
  2. 【請求項2】 前記第1の軸および第2の軸の間に第3
    の軸を立設し、前記第3の軸に操作パネルの回動位置に
    より付勢方向が反転する付勢手段を係合させ、前記付勢
    手段が操作パネルの移動端においてその位置を安定さ
    せ、前記第1の軸または第2の軸が前記円弧状分岐の分
    岐位置にあるときはその軸を分岐方向と反対方向に付勢
    するように構成した請求項1の車載用電子機器。
  3. 【請求項3】 前記付勢手段を伸縮および回動自在であ
    りかつ伸張方向に付勢されたレバーとした請求項2の車
    載用電子機器。
JP2281898A 1998-01-20 1998-01-20 車載用電子機器 Pending JPH11213646A (ja)

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JP2281898A JPH11213646A (ja) 1998-01-20 1998-01-20 車載用電子機器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1184227A3 (en) * 2000-08-28 2004-06-09 Pioneer Corporation Audio and/or video apparatus for vehicle, releasably retaining the operation panel
WO2007102252A1 (ja) * 2006-03-09 2007-09-13 Mitsubishi Electric Corporation モニター開閉機構
JP2016143209A (ja) * 2015-02-02 2016-08-08 三菱電機株式会社 タッチパネルの固定構造およびタッチパネル装置

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