JPH11213480A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JPH11213480A JPH11213480A JP10018585A JP1858598A JPH11213480A JP H11213480 A JPH11213480 A JP H11213480A JP 10018585 A JP10018585 A JP 10018585A JP 1858598 A JP1858598 A JP 1858598A JP H11213480 A JPH11213480 A JP H11213480A
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- tape
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- head cylinder
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気記録再生装置において、早送り時と巻戻
し時とで同一テープテンションで磁気テープを送り、し
いては消費電力の低減を目的とする。 【解決手段】 磁気テープ１を回転ヘッドシリンダー５
に所定角度巻き付け、且つキャプスタン７にピンチロー
ラ６を圧着せずリール駆動手段にて磁気テープを送る状
態、すなわち早送りまたは巻戻し動作時に、早送り時に
は回転ヘッドシリンダー５の回転方向を磁気テープの送
り方向すなわちＣ方向に、巻戻し時には回転ヘッドシリ
ンダー５の回転方向を磁気テープの送り方向すなわちＨ
方向にすることにより、早送り時と巻戻し時とで同一テ
ープテンションで磁気テープ１を送ることが可能であ
り、しいては消費電力の低減が得られる。
し時とで同一テープテンションで磁気テープを送り、し
いては消費電力の低減を目的とする。 【解決手段】 磁気テープ１を回転ヘッドシリンダー５
に所定角度巻き付け、且つキャプスタン７にピンチロー
ラ６を圧着せずリール駆動手段にて磁気テープを送る状
態、すなわち早送りまたは巻戻し動作時に、早送り時に
は回転ヘッドシリンダー５の回転方向を磁気テープの送
り方向すなわちＣ方向に、巻戻し時には回転ヘッドシリ
ンダー５の回転方向を磁気テープの送り方向すなわちＨ
方向にすることにより、早送り時と巻戻し時とで同一テ
ープテンションで磁気テープ１を送ることが可能であ
り、しいては消費電力の低減が得られる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープレコ
ーダに利用して有効な磁気記録再生装置に関するもので
ある。
ーダに利用して有効な磁気記録再生装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】近年、カメラ一体型ビデオテープレコー
ダ等の磁気記録再生装置は小型軽量化もさることながら
低消費電力化についても注目されている。
ダ等の磁気記録再生装置は小型軽量化もさることながら
低消費電力化についても注目されている。
【０００３】以下に従来の磁気記録再生装置について説
明する。図３及び図４は従来の磁気記録再生装置の平面
図を示すものであり、図３は早送り及び巻戻し状態を示
すものであり、図４は記録及び再生状態を示すものであ
る。図において、１は映像音声信号が記録される磁気テ
ープ、２は磁気テープ１を収納したカセットであり、磁
気テープ１は供給リール３と巻取りリール４にそれぞれ
巻かれている。５は磁気テープ１を所定角度巻き付けて
摺動することにより記録再生を行う回転ヘッドシリンダ
ー、６は位置６’から移動可能でキャプスタン７に磁気
テープ１を圧着するピンチローラ、７は回転することに
より磁気テープ１を所定速度で送るキャプスタン、８ａ
〜８ｆは位置８ａ’〜８ｆ’から移動してカセット２内
から磁気テープ１を引き出すテープガイドポスト、９は
回転ヘッドシリンダー５を回転制御する回転シリンダー
駆動制御部、１０はキャプスタン７を駆動制御するキャ
プスタン駆動制御部、１１は供給リール３及び巻取りリ
ール４を駆動制御するリール駆動制御部、１２は回転シ
リンダー駆動制御部９とキャプスタン駆動制御部１０と
リール駆動制御部１１とをそれぞれ制御するサーボ回
路、１３は早送りや巻き戻しなどの各種操作命令を行う
操作部である。
明する。図３及び図４は従来の磁気記録再生装置の平面
図を示すものであり、図３は早送り及び巻戻し状態を示
すものであり、図４は記録及び再生状態を示すものであ
る。図において、１は映像音声信号が記録される磁気テ
ープ、２は磁気テープ１を収納したカセットであり、磁
気テープ１は供給リール３と巻取りリール４にそれぞれ
巻かれている。５は磁気テープ１を所定角度巻き付けて
摺動することにより記録再生を行う回転ヘッドシリンダ
ー、６は位置６’から移動可能でキャプスタン７に磁気
テープ１を圧着するピンチローラ、７は回転することに
より磁気テープ１を所定速度で送るキャプスタン、８ａ
〜８ｆは位置８ａ’〜８ｆ’から移動してカセット２内
から磁気テープ１を引き出すテープガイドポスト、９は
回転ヘッドシリンダー５を回転制御する回転シリンダー
駆動制御部、１０はキャプスタン７を駆動制御するキャ
プスタン駆動制御部、１１は供給リール３及び巻取りリ
ール４を駆動制御するリール駆動制御部、１２は回転シ
リンダー駆動制御部９とキャプスタン駆動制御部１０と
リール駆動制御部１１とをそれぞれ制御するサーボ回
路、１３は早送りや巻き戻しなどの各種操作命令を行う
操作部である。
【０００４】以上のように構成された従来の磁気記録再
生装置について、以下その動作について説明する。
生装置について、以下その動作について説明する。
【０００５】まず、図４に示すように、カセット２が本
体（図示せず）に装着される前はピンチローラ６及びテ
ープガイドポスト８ａ〜８ｆは、各々６’及び８ａ’〜
８ｆ’に示す位置にある。ピンチローラ６’及びテープ
ガイドポスト８ａ’〜８ｆ’は、カセット２が本体に装
着された後、テープローディング機構（図示せず）によ
り各々破線軌跡をたどり、６及び８ａ〜８ｆに示す位置
に移動される。この時、磁気テープ１はカセット２より
引き出されて、図のように回転ヘッドシリンダー５に所
定角度巻き付けられる。
体（図示せず）に装着される前はピンチローラ６及びテ
ープガイドポスト８ａ〜８ｆは、各々６’及び８ａ’〜
８ｆ’に示す位置にある。ピンチローラ６’及びテープ
ガイドポスト８ａ’〜８ｆ’は、カセット２が本体に装
着された後、テープローディング機構（図示せず）によ
り各々破線軌跡をたどり、６及び８ａ〜８ｆに示す位置
に移動される。この時、磁気テープ１はカセット２より
引き出されて、図のように回転ヘッドシリンダー５に所
定角度巻き付けられる。
【０００６】次に、操作部１３より記録または再生命令
が入力された時は、ピンチローラ６が所定荷重でキャプ
スタン７に圧着された後に、サーボ回路１２がキャプス
タン駆動制御部１０及びリール駆動制御部１１を制御
し、キャプスタン７及び巻取りリール４はそれぞれ矢印
Ａ方向に回転し、磁気テープ１は矢印Ｂ方向に送られ
る。この時、サーボ回路１２は回転シリンダー駆動制御
部９を回転制御して、回転ヘッドシリンダー５は矢印Ｃ
方向に所定回転数で回転し、磁気テープ１に対して映像
及び音声信号がヘリキャルスキャン方式で記録または再
生される。
が入力された時は、ピンチローラ６が所定荷重でキャプ
スタン７に圧着された後に、サーボ回路１２がキャプス
タン駆動制御部１０及びリール駆動制御部１１を制御
し、キャプスタン７及び巻取りリール４はそれぞれ矢印
Ａ方向に回転し、磁気テープ１は矢印Ｂ方向に送られ
る。この時、サーボ回路１２は回転シリンダー駆動制御
部９を回転制御して、回転ヘッドシリンダー５は矢印Ｃ
方向に所定回転数で回転し、磁気テープ１に対して映像
及び音声信号がヘリキャルスキャン方式で記録または再
生される。
【０００７】次に、図３を用いて早送り及び巻戻し動作
について説明する。図３は、磁気記録再生装置の早送り
及び巻戻し状態を示すものである。図中で図４と異なる
点は、ピンチローラ６とキャプスタン７が離反されてい
るという点である。この状態で早送り時には、巻取りリ
ール４が矢印Ｄ方向に高速回転して磁気テープ１は矢印
Ｅ方向に高速で送られる。また、巻戻し時には供給リー
ル３が矢印Ｆ方向に高速に回転して磁気テープ１は矢印
Ｇ方向に高速で送られる。この早送り及び巻戻し時に回
転ヘッドシリンダー５は矢印Ｃ方向に、記録または再生
時とほぼ同一回転数で回転している。
について説明する。図３は、磁気記録再生装置の早送り
及び巻戻し状態を示すものである。図中で図４と異なる
点は、ピンチローラ６とキャプスタン７が離反されてい
るという点である。この状態で早送り時には、巻取りリ
ール４が矢印Ｄ方向に高速回転して磁気テープ１は矢印
Ｅ方向に高速で送られる。また、巻戻し時には供給リー
ル３が矢印Ｆ方向に高速に回転して磁気テープ１は矢印
Ｇ方向に高速で送られる。この早送り及び巻戻し時に回
転ヘッドシリンダー５は矢印Ｃ方向に、記録または再生
時とほぼ同一回転数で回転している。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、磁気記録再生装置のすべてのモードにお
いて、回転ヘッドシリンダー５の回転方向が一定である
ので、巻戻し時には磁気テープ１が回転ヘッドシリンダ
ー５の回転方向とは逆方向に送られることになる。その
ため、磁気テープ１は、その走行方向とは逆方向に回転
する回転シリンダー５に摺動しているため、テープテン
ションが高くなり、テープダメージが発生してしまうと
いう問題点があった。また、供給リール３及び巻取りリ
ール４を回転させるリール駆動力及び回転ヘッドシリン
ダー５の駆動力が、早送り時に比較して大きくなり、消
費電力の増大につながるという問題点を有していた。
来の構成では、磁気記録再生装置のすべてのモードにお
いて、回転ヘッドシリンダー５の回転方向が一定である
ので、巻戻し時には磁気テープ１が回転ヘッドシリンダ
ー５の回転方向とは逆方向に送られることになる。その
ため、磁気テープ１は、その走行方向とは逆方向に回転
する回転シリンダー５に摺動しているため、テープテン
ションが高くなり、テープダメージが発生してしまうと
いう問題点があった。また、供給リール３及び巻取りリ
ール４を回転させるリール駆動力及び回転ヘッドシリン
ダー５の駆動力が、早送り時に比較して大きくなり、消
費電力の増大につながるという問題点を有していた。
【０００９】ここで、磁気テープ１のテープテンション
と回転ヘッドシリンダー５の回転方向との関係は一般に
以下のことが知られている。図３において、回転ヘッド
シリンダー５が矢印Ｃ方向に回転していて、磁気テープ
１が矢印Ｅ方向に送られているとき、回転ヘッドシリン
ダー５とテープガイドポスト８ｄ間のテープテンション
は、テープガイドポスト８ｃと回転ヘッドシリンダー５
間のテープテンションの１０〜３０％増である。また、
回転ヘッドシリンダー５が矢印Ｃ方向に回転していて磁
気テープ１が矢印Ｇ方向に送られているとき、テープガ
イドポスト８ｃと回転ヘッドシリンダー５間のテープテ
ンションは、回転ヘッドシリンダー５とテープガイドポ
スト８ｄ間のテープテンションの４０〜６０％増であ
る。
と回転ヘッドシリンダー５の回転方向との関係は一般に
以下のことが知られている。図３において、回転ヘッド
シリンダー５が矢印Ｃ方向に回転していて、磁気テープ
１が矢印Ｅ方向に送られているとき、回転ヘッドシリン
ダー５とテープガイドポスト８ｄ間のテープテンション
は、テープガイドポスト８ｃと回転ヘッドシリンダー５
間のテープテンションの１０〜３０％増である。また、
回転ヘッドシリンダー５が矢印Ｃ方向に回転していて磁
気テープ１が矢印Ｇ方向に送られているとき、テープガ
イドポスト８ｃと回転ヘッドシリンダー５間のテープテ
ンションは、回転ヘッドシリンダー５とテープガイドポ
スト８ｄ間のテープテンションの４０〜６０％増であ
る。
【００１０】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、早送り時と巻戻し時とで同一テープテンションで磁
気テープを送ることが可能であり、テープダメージを防
ぐとともに、低消費電力が可能となる磁気記録再生装置
を提供することを目的とする。
で、早送り時と巻戻し時とで同一テープテンションで磁
気テープを送ることが可能であり、テープダメージを防
ぐとともに、低消費電力が可能となる磁気記録再生装置
を提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の磁気記録再生装置は、カセット内に収納され
た磁気テープを所定角度巻き付けて記録または再生を行
う回転ヘッドシリンダーと、回転ヘッドシリンダーに対
して磁気テープを引き出し所定角度巻き付けるべくテー
プガイド手段と、ピンチローラを圧着させて磁気テープ
を所定速度で送るキャプスタンと、カセットのリールを
回転させ磁気テープを巻き取るリール駆動手段とを具備
し、磁気テープを回転ヘッドシリンダーに所定角度巻き
付け、且つキャプスタンにピンチローラを離反した状態
でリール駆動手段にて磁気テープを送る早送りまたは巻
戻し動作時に、回転ヘッドシリンダーの回転方向を磁気
テープの送り方向と同一にするという構成を有してい
る。
に本発明の磁気記録再生装置は、カセット内に収納され
た磁気テープを所定角度巻き付けて記録または再生を行
う回転ヘッドシリンダーと、回転ヘッドシリンダーに対
して磁気テープを引き出し所定角度巻き付けるべくテー
プガイド手段と、ピンチローラを圧着させて磁気テープ
を所定速度で送るキャプスタンと、カセットのリールを
回転させ磁気テープを巻き取るリール駆動手段とを具備
し、磁気テープを回転ヘッドシリンダーに所定角度巻き
付け、且つキャプスタンにピンチローラを離反した状態
でリール駆動手段にて磁気テープを送る早送りまたは巻
戻し動作時に、回転ヘッドシリンダーの回転方向を磁気
テープの送り方向と同一にするという構成を有してい
る。
【００１２】この構成によって、早送り時と巻戻し時と
で同一テープテンションで磁気テープを送ることが可能
であり、テープダメージを防ぐとともに、低消費電力が
可能となる。
で同一テープテンションで磁気テープを送ることが可能
であり、テープダメージを防ぐとともに、低消費電力が
可能となる。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、カセット内に収納された磁気テープを所定角度巻き
付けて記録または再生を行う回転ヘッドシリンダーと、
回転ヘッドシリンダーに対して磁気テープを引き出し所
定角度巻き付けるべくテープガイド手段と、ピンチロー
ラを圧着させて磁気テープを所定速度で送るキャプスタ
ンと、カセットのリールを回転させ磁気テープを巻き取
るリール駆動手段とを具備し、磁気テープを回転ヘッド
シリンダーに所定角度巻き付け、且つキャプスタンにピ
ンチローラを離反した状態でリール駆動手段にて磁気テ
ープを送る早送りまたは巻戻し動作時に、回転ヘッドシ
リンダーの回転方向を磁気テープの送り方向と同一にす
るという構成を有し、この構成によって、早送り時と巻
戻し時とで同一テープテンションで磁気テープを送るこ
とが可能であり、テープダメージを防ぐとともに、低消
費電力が可能となるものである。
は、カセット内に収納された磁気テープを所定角度巻き
付けて記録または再生を行う回転ヘッドシリンダーと、
回転ヘッドシリンダーに対して磁気テープを引き出し所
定角度巻き付けるべくテープガイド手段と、ピンチロー
ラを圧着させて磁気テープを所定速度で送るキャプスタ
ンと、カセットのリールを回転させ磁気テープを巻き取
るリール駆動手段とを具備し、磁気テープを回転ヘッド
シリンダーに所定角度巻き付け、且つキャプスタンにピ
ンチローラを離反した状態でリール駆動手段にて磁気テ
ープを送る早送りまたは巻戻し動作時に、回転ヘッドシ
リンダーの回転方向を磁気テープの送り方向と同一にす
るという構成を有し、この構成によって、早送り時と巻
戻し時とで同一テープテンションで磁気テープを送るこ
とが可能であり、テープダメージを防ぐとともに、低消
費電力が可能となるものである。
【００１４】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。 （実施の形態１）図１は本実施の形態の磁気記録再生装
置の早送り及び巻戻し状態の平面図、図２は同実施の形
態における記録及び再生状態における平面図である。図
において、１は映像音声信号が記録される磁気テープ、
２は磁気テープ１を収納したカセットであり、磁気テー
プ１は供給リール３と巻取りリール４にそれぞれ巻かれ
ている。５は磁気テープ１を所定角度巻き付けて摺動す
ることにより記録再生を行う回転ヘッドシリンダー、６
は位置６’から移動可能でキャプスタン７に磁気テープ
１を圧着するピンチローラ、７は回転することにより磁
気テープ１を所定速度で送るキャプスタン、８ａ〜８ｆ
は位置８ａ’〜８ｆ’から移動してカセット２内から磁
気テープ１を引き出すテープガイドポスト、９は回転ヘ
ッドシリンダー５を回転制御する回転シリンダー駆動制
御部、１０はキャプスタン７を駆動制御するキャプスタ
ン駆動制御部、１１は供給リール３及び巻取りリール４
を駆動制御するリール駆動制御部、１２は回転シリンダ
ー駆動制御部９とキャプスタン駆動制御部１０とリール
駆動制御部１１とをそれぞれ制御するサーボ回路、１３
は早送りや巻き戻しなどの各種操作命令を行う操作部で
ある。
を用いて説明する。 （実施の形態１）図１は本実施の形態の磁気記録再生装
置の早送り及び巻戻し状態の平面図、図２は同実施の形
態における記録及び再生状態における平面図である。図
において、１は映像音声信号が記録される磁気テープ、
２は磁気テープ１を収納したカセットであり、磁気テー
プ１は供給リール３と巻取りリール４にそれぞれ巻かれ
ている。５は磁気テープ１を所定角度巻き付けて摺動す
ることにより記録再生を行う回転ヘッドシリンダー、６
は位置６’から移動可能でキャプスタン７に磁気テープ
１を圧着するピンチローラ、７は回転することにより磁
気テープ１を所定速度で送るキャプスタン、８ａ〜８ｆ
は位置８ａ’〜８ｆ’から移動してカセット２内から磁
気テープ１を引き出すテープガイドポスト、９は回転ヘ
ッドシリンダー５を回転制御する回転シリンダー駆動制
御部、１０はキャプスタン７を駆動制御するキャプスタ
ン駆動制御部、１１は供給リール３及び巻取りリール４
を駆動制御するリール駆動制御部、１２は回転シリンダ
ー駆動制御部９とキャプスタン駆動制御部１０とリール
駆動制御部１１とをそれぞれ制御するサーボ回路、１３
は早送りや巻き戻しなどの各種操作命令を行う操作部で
ある。
【００１５】以上のように構成された従来の磁気記録再
生装置について、以下その動作について説明する。
生装置について、以下その動作について説明する。
【００１６】まず、図２に示すように、カセット２が本
体（図示せず）に装着される前はピンチローラ６及びテ
ープガイドポスト８ａ〜８ｆは、各々６’及び８ａ’〜
８ｆ’に示す位置にある。ピンチローラ６’及びテープ
ガイドポスト８ａ’〜８ｆ’は、カセット２が本体に装
着された後、テープローディング機構（図示せず）によ
り各々破線軌跡をたどり、６及び８ａ〜８ｆに示す位置
に移動される。この時、磁気テープ１はカセット２より
引き出されて、図のように回転ヘッドシリンダー５に所
定角度巻き付けられる。
体（図示せず）に装着される前はピンチローラ６及びテ
ープガイドポスト８ａ〜８ｆは、各々６’及び８ａ’〜
８ｆ’に示す位置にある。ピンチローラ６’及びテープ
ガイドポスト８ａ’〜８ｆ’は、カセット２が本体に装
着された後、テープローディング機構（図示せず）によ
り各々破線軌跡をたどり、６及び８ａ〜８ｆに示す位置
に移動される。この時、磁気テープ１はカセット２より
引き出されて、図のように回転ヘッドシリンダー５に所
定角度巻き付けられる。
【００１７】次に、操作部１３より記録または再生命令
が入力された時は、ピンチローラ６が所定荷重でキャプ
スタン７に圧着された後に、サーボ回路１２がキャプス
タン駆動制御部１０及びリール駆動制御部１１を制御
し、キャプスタン７及び巻取りリール４はそれぞれ矢印
Ａ方向に回転し、磁気テープ１は矢印Ｂ方向に送られ
る。この時、サーボ回路１２は回転シリンダー駆動制御
部９を回転制御して、回転ヘッドシリンダー５は矢印Ｃ
方向に所定回転数で回転し、磁気テープ１に対して映像
及び音声信号がヘリキャルスキャン方式で記録または再
生される。
が入力された時は、ピンチローラ６が所定荷重でキャプ
スタン７に圧着された後に、サーボ回路１２がキャプス
タン駆動制御部１０及びリール駆動制御部１１を制御
し、キャプスタン７及び巻取りリール４はそれぞれ矢印
Ａ方向に回転し、磁気テープ１は矢印Ｂ方向に送られ
る。この時、サーボ回路１２は回転シリンダー駆動制御
部９を回転制御して、回転ヘッドシリンダー５は矢印Ｃ
方向に所定回転数で回転し、磁気テープ１に対して映像
及び音声信号がヘリキャルスキャン方式で記録または再
生される。
【００１８】早送り時には、図１に示すようにサーボ回
路１２がリール駆動制御部１１を制御して巻取りリール
４が矢印Ｄ方向に高速に回転させ、磁気テープ１は矢印
Ｅ方向に高速で送られる。この時、回転ヘッドシリンダ
ー５は回転シリンダー回転制御部９の制御により矢印Ｃ
方向に、記録または再生時とほぼ同一回転数で回転して
いる。
路１２がリール駆動制御部１１を制御して巻取りリール
４が矢印Ｄ方向に高速に回転させ、磁気テープ１は矢印
Ｅ方向に高速で送られる。この時、回転ヘッドシリンダ
ー５は回転シリンダー回転制御部９の制御により矢印Ｃ
方向に、記録または再生時とほぼ同一回転数で回転して
いる。
【００１９】また、巻戻し時には供給リール３を矢印Ｆ
方向に高速に回転させ、磁気テープ１は矢印Ｇ方向に高
速で送られる。この時、回転ヘッドシリンダー５は回転
シリンダー回転制御部９の制御により、早送り時とは逆
方向である矢印Ｈ方向に、記録または再生時とほぼ同一
回転数で回転するよう制御される。
方向に高速に回転させ、磁気テープ１は矢印Ｇ方向に高
速で送られる。この時、回転ヘッドシリンダー５は回転
シリンダー回転制御部９の制御により、早送り時とは逆
方向である矢印Ｈ方向に、記録または再生時とほぼ同一
回転数で回転するよう制御される。
【００２０】回転ヘッドシリンダー５をこのように回転
制御することにより、巻き戻し時のテープガイドポスト
８ｃと回転ヘッドシリンダー５との間のテープテンショ
ンを低下させることができ、かつ早送り時のテープガイ
ドポスト８ｄと回転ヘッドシリンダー５との間のテープ
テンションとほぼ同一にすることができる。
制御することにより、巻き戻し時のテープガイドポスト
８ｃと回転ヘッドシリンダー５との間のテープテンショ
ンを低下させることができ、かつ早送り時のテープガイ
ドポスト８ｄと回転ヘッドシリンダー５との間のテープ
テンションとほぼ同一にすることができる。
【００２１】次に、本実施の形態におけるテープテンシ
ョン変動について詳述する。回転ヘッドシリンダー５が
矢印Ｃ方向に回転していて、磁気テープ１が矢印Ｅ方向
に送られているとき、回転ヘッドシリンダー５とテープ
ガイドポスト８ｄ間のテープテンションは、テープガイ
ドポスト８ｃと回転ヘッドシリンダー５間のテープテン
ションの１０〜３０％増である。また、回転ヘッドシリ
ンダー５が矢印Ｈ方向に回転していて磁気テープ１が矢
印Ｇ方向に送られているとき、テープガイドポスト８ｃ
と回転ヘッドシリンダー５間のテープテンションは、回
転ヘッドシリンダー５が矢印Ｃ方向に回転しているのと
同様に、回転ヘッドシリンダー５とテープガイドポスト
８ｄ間のテープテンションの１０〜３０％増で済む。
ョン変動について詳述する。回転ヘッドシリンダー５が
矢印Ｃ方向に回転していて、磁気テープ１が矢印Ｅ方向
に送られているとき、回転ヘッドシリンダー５とテープ
ガイドポスト８ｄ間のテープテンションは、テープガイ
ドポスト８ｃと回転ヘッドシリンダー５間のテープテン
ションの１０〜３０％増である。また、回転ヘッドシリ
ンダー５が矢印Ｈ方向に回転していて磁気テープ１が矢
印Ｇ方向に送られているとき、テープガイドポスト８ｃ
と回転ヘッドシリンダー５間のテープテンションは、回
転ヘッドシリンダー５が矢印Ｃ方向に回転しているのと
同様に、回転ヘッドシリンダー５とテープガイドポスト
８ｄ間のテープテンションの１０〜３０％増で済む。
【００２２】以上のように本実施の形態によれば、キャ
プスタン７にピンチローラ６を離反した状態でリール駆
動手段にて磁気テープを送る早送りまたは巻戻し動作時
に、回転ヘッドシリンダー５の回転方向を磁気テープ１
の送り方向と同一にすることにより、早送り時と巻戻し
時とで同一テープテンションで磁気テープ１を送ること
ができる。
プスタン７にピンチローラ６を離反した状態でリール駆
動手段にて磁気テープを送る早送りまたは巻戻し動作時
に、回転ヘッドシリンダー５の回転方向を磁気テープ１
の送り方向と同一にすることにより、早送り時と巻戻し
時とで同一テープテンションで磁気テープ１を送ること
ができる。
【００２３】
【発明の効果】以上のように本発明は、早送り時と巻戻
し時とで同一テープテンションで磁気テープを送ること
が可能であり、特に巻き戻し時のテープテンションを低
下させることができるので、テープダメージを防ぐこと
ができるとともに、走行に必要な駆動手段（モータ等）
における負荷を低減させることができるので、機器全体
としての消費電力を低下させることができるという優れ
た効果が得られる。
し時とで同一テープテンションで磁気テープを送ること
が可能であり、特に巻き戻し時のテープテンションを低
下させることができるので、テープダメージを防ぐこと
ができるとともに、走行に必要な駆動手段（モータ等）
における負荷を低減させることができるので、機器全体
としての消費電力を低下させることができるという優れ
た効果が得られる。
【図１】本発明の実施の形態における磁気記録再生装置
の早送り及び巻戻し状態の平面図
の早送り及び巻戻し状態の平面図
【図２】同実施の形態における磁気記録再生装置の記録
及び再生状態の平面図
及び再生状態の平面図
【図３】従来の磁気記録再生装置における早送り及び巻
き戻し状態を示す平面図
き戻し状態を示す平面図
【図４】従来の磁気記録再生装置のローディング及び記
録再生状態の平面図
録再生状態の平面図
１ 磁気テープ ２ カセット ３ 供給リール ４ 巻取りリール ５ 回転ヘッドシリンダー ６ ピンチローラ ７ キャプスタン
Claims (1)
- 【請求項１】 カセット内に収納された磁気テープを所
定角度巻き付けて記録または再生を行う回転ヘッドシリ
ンダーと、前記回転ヘッドシリンダーに対して前記磁気
テープを引き出し所定角度巻き付けるべくテープガイド
手段と、ピンチローラを圧着させて前記磁気テープを所
定速度で送るキャプスタンと、前記カセットのリールを
回転させ磁気テープを巻き取るリール駆動手段とを具備
し、前記磁気テープを前記回転ヘッドシリンダーに所定
角度巻き付け、且つ前記キャプスタンに前記ピンチロー
ラを離反した状態で前記リール駆動手段にて磁気テープ
を送る早送りまたは巻戻し動作時に、前記回転ヘッドシ
リンダーの回転方向を磁気テープの送り方向と同一にす
ることを特徴とする磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10018585A JPH11213480A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10018585A JPH11213480A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 磁気記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11213480A true JPH11213480A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=11975716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10018585A Pending JPH11213480A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11213480A (ja) |
-
1998
- 1998-01-30 JP JP10018585A patent/JPH11213480A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040615 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040622 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041019 |