JPH11213115A - ラミネートシート一体型アンテナコイル製造方法,非接触型icカード製造方法および非接触型icカード - Google Patents

ラミネートシート一体型アンテナコイル製造方法,非接触型icカード製造方法および非接触型icカード

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JPH11213115A
JPH11213115A JP1084698A JP1084698A JPH11213115A JP H11213115 A JPH11213115 A JP H11213115A JP 1084698 A JP1084698 A JP 1084698A JP 1084698 A JP1084698 A JP 1084698A JP H11213115 A JPH11213115 A JP H11213115A
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heat
card
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源衛 吉村
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啓之 坂口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 量産性が良く、厚みを小さくできるラミネー
トシート一体型アンテナコイル製造方法,非接触型IC
カード製造方法および非接触型ICカードを提供する。 【解決手段】 非接触型ICカード300は、ICモジ
ュール3にアンテナコイル1の端末を接続したICカー
ド用モジュール201をホットメルト層付きラミネート
シート32a上にホットプレスして融着接合した後、ホ
ットメルト層付きラミネートシート32aにホットメル
ト層付きラミネートシート32bを融着接合し、両ラミ
ネートシート33a,33bに挟まれたホットメルト層
33にICカード用モジュール201を封止して作製さ
れる。アンテナコイル1は、熱融着層付き絶縁被膜導線
1aを布線して構成されており、ホットプレス時に各線
材の熱融着層12同士が融解接合している。 【効果】 線径の小さい線材を使用でき、全体の厚みを
小さく出来る。一貫したラインにより製造を行い、量産
性を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラミネートシート
一体型アンテナコイル製造方法,非接触型ICカード製
造方法および非接触型ICカードに関し、さらに詳しく
は、量産性が良く、厚みを小さくできるラミネートシー
ト一体型アンテナコイル製造方法,非接触型ICカード
製造方法および非接触型ICカードに関する。特に、
(現行サイズ同等の)テレフォンカードやプリペイドカ
ードや,ラミネートシートに紙を使用した認識ラベルや
タグシートなどの認識カードや,IDカードや,図書ラ
ベルやレンタルCD等のラベルなどの用途や,現行の磁
気カードへの複合化などの用途に有用である。
【0002】
【従来の技術】図29は、従来の非接触型ICカードの
一例を示す平面図である。この非接触型ICカード50
0は、ICモジュール3と、そのICモジュール3のパ
ット部(端子領域)に端末を接続されたアンテナコイル
51とを、ラミネートシート2a,2bで封止した構成
である。前記アンテナコイル51は、絶縁被膜導線を4
〜6ターンだけループさせて形成されている。なお、1
ターン当りの周長は、例えば100mmである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の非接触型I
Cカード500では、次の問題点がある。 (1)はじめからラミネートシートと一体であり、IC
カード用モジュール単体でないため、量産性が悪い。 (2)絶縁被膜導線を曲げて形成したアンテナコイルを
接着剤などを用いてラミネートシートに接着する関係
上、アンテナコイル単体での形状保持力をある程度高く
しておく必要があり、線径をあまり小さく出来ない。し
たがって、カードの厚みをあまり小さく出来ない。 そこで、本発明の目的は、量産性が良く、厚みを小さく
できるラミネートシート一体型アンテナコイル製造方
法,非接触型ICカード製造方法および非接触型ICカ
ードを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、外周に熱融着層を形成された熱融着層付き絶縁被膜
導線を布線してアンテナコイルを形成し、前記アンテナ
コイルをラミネートシート上にホットプレスして前記ア
ンテナコイルの線材同士を融解接合し且つ当該アンテナ
コイルをラミネートシート上に融着接合することを特徴
とするラミネートシート一体型アンテナコイル製造方法
を提供する。上記第1の観点によるラミネートシート一
体型アンテナコイル製造方法では、熱融着層付き絶縁被
膜導線自体の形状保持力が然程なくても、布線された熱
融着層付き絶縁被膜導線の熱融着層同士が融着して形状
の崩れを防止することが出来る。このため、線径の小さ
い線材を使用できるようになり、全体の厚みを小さくす
ることが出来る。また、アンテナコイルとしての形状が
安定しているから、ラミネートシート上の位置合わせな
どの取り扱いが容易となり、量産性を向上することが出
来る。
【0005】第2の観点では、本発明は、外周に熱融着
層を形成された熱融着層付き絶縁被膜導線を巻き線治具
から突出した係止ピンに係止し布線してアンテナコイル
を形成し、前記アンテナコイルをラミネートシート上に
ホットプレスしそのプレス圧により前記係止ピンを治具
内部に収容すると共に前記アンテナコイルの線材同士を
融解接合し且つ当該アンテナコイルをラミネートシート
上に融着接合することを特徴とするラミネートシート一
体型アンテナコイル製造方法を提供する。上記第2の観
点によるラミネートシート一体型アンテナコイル製造方
法では、巻き線治具から突出した係止ピンに熱融着層付
き絶縁被膜導線を係止してアンテナコイルの形状に布線
できるので、アンテナコイルを短時間で正確に形成する
ことが出来る。また、ホットプレス時に、係止ピンを治
具内部に収容してアンテナコイルとアンテナシートとを
完全に密着させることができるので、アンテナコイルの
線材同士の融解接合や,アンテナコイルとラミネートシ
ートとの融着接合を確実に行うことが出来る。さらに、
熱融着層付き絶縁被膜導線の布線や,アンテナコイルの
ラミネートシート上への融着接合を、1種類の治具すな
わち巻き線治具のみを用いて行えるので、一貫したライ
ンにより製造を行い、量産性を向上することが出来る。
【0006】第3の観点では、本発明は、ICモジュー
ルに、外周に熱融着層を形成された熱融着層付き絶縁被
膜導線を布線したアンテナコイルの端末を接続してIC
カード用モジュールを作製し、前記ICカード用モジュ
ールを第1のラミネートシート上にホットプレスして前
記アンテナコイルの線材同士を融解接合し且つ当該アン
テナコイルを前記第1のラミネートシートに融着接合
し、前記第1のラミネートシートに第2のラミネートシ
ートをホットプレスしてラミネート同士を融着すること
を特徴とする非接触型ICカード製造方法を提供する。
上記第3の観点による非接触型ICカード製造方法で
は、ICモジュールにアンテナコイルの端末を接続した
ICカード用モジュールを作製するので、当該ICカー
ド用モジュール単体での取り扱いが可能となり、どのよ
うなラミネートシートのICカードにも流用でき、量産
性が向上する。また、熱融着層付き絶縁被膜導線自体の
形状保持力が然程なくても、布線された熱融着層付き絶
縁被膜導線同士が融着して形状の崩れを防止できるの
で、線径の小さい線材を使用できるようになり、ICカ
ードとしての厚みを小さくすることが出来る。
【0007】第4の観点では、本発明は、ICモジュー
ルに絶縁被膜導線を布線したアンテナコイルの端末を接
続してICカード用モジュールを作製し、当該ICカー
ド用モジュールをホットメルト層付きの第1のラミネー
トシート上にホットプレスして当該アンテナコイルを前
記ホットメルト層に融着接合し、前記第1のラミネート
シートのホットメルト層にホットメルト層付きの第2の
ラミネートシートをホットプレスしてホットメルト層同
士を融着することを特徴とする非接触型ICカード製造
方法を提供する。上記第4の観点による非接触型ICカ
ード製造方法では、ICモジュールにアンテナコイルの
端末を接続したICカード用モジュールを作製するの
で、当該ICカード用モジュール単体での取り扱いが可
能となり、どのようなラミネートシートのICカードに
も流用できるので、量産性が向上する。また、熱融着層
付き絶縁被膜導線自体の形状保持力が然程なくても、布
線された熱融着層付き絶縁被膜導線の熱融着層同士が融
着して形状の崩れを防止することができるので、線径の
小さい線材を使用でき、全体の厚みを小さくすることが
出来る。さらに、第1のラミネートシートと第2のラミ
ネートシートのホットメルト層同士を融着した融着層内
にICカード用モジュールが埋設されるので、カードか
らICカード用モジュールを離脱し難くすると共に、カ
ードの機械的な強度を高め、耐曲げ性能を向上すること
が出来る。
【0008】第5の観点では、本発明は、巻き線治具上
にICモジュールを載置し、外周に熱融着層を形成され
た熱融着層付き絶縁被膜導線を前記巻き線治具から突出
した係止ピンに係止して布線してアンテナコイルを形成
し、前記ICモジュールに前記アンテナコイルの端末を
接続してICカード用モジュールを作製し、前記アンテ
ナコイルをホットメルト層付きの第1のラミネートシー
ト上にホットプレスしてそのプレス圧により前記係止ピ
ンを治具内部に収容すると共に前記アンテナコイルの線
材同士を融解接合し且つ当該アンテナコイルを前記ホッ
トメルト層に融着接合し、前記第1のラミネートシート
のホットメルト層にホットメルト層付きの第2のラミネ
ートシートをホットプレスしてホットメルト層同士を融
着することを特徴とする非接触型ICカード製造方法を
提供する。上記第5の観点による非接触型ICカード製
造方法では、巻き線治具から突出した係止ピンに熱融着
層付き絶縁被膜導線を係止してアンテナコイルの形状に
布線できるので、アンテナコイルを短時間で正確に形成
することが出来る。また、ホットプレス時に、係止ピン
を治具内部に収容してアンテナコイルとアンテナシート
とを完全に密着させることができるので、アンテナコイ
ルの線材同士の融解接合や,アンテナコイルとラミネー
トシートとの融着接合を確実に行うことが出来る。さら
に、熱融着層付き絶縁被膜導線の布線や,アンテナコイ
ルのラミネートシート上への融着接合を、1種類の治具
すなわち巻き線治具のみを用いて行えるので、一貫した
ラインにより製造を行い、量産性を向上することが出来
る。さらにまた、第1のラミネートシートと第2のラミ
ネートシートのホットメルト層同士を融着した融着層内
にICカード用モジュールが埋設されるので、カードか
らICカード用モジュールを離脱し難くすると共に、カ
ードの機械的な強度を高めて耐曲げ性能を向上すること
が出来る。
【0009】第6の観点では、本発明は、ICモジュー
ルと、外周に熱融着層を形成された熱融着層付き絶縁被
膜導線を布線して形成され且つ前記ICモジュールに端
末を接続されたアンテナコイルと、ホットプレスにより
前記アンテナコイルを融着接合されたラミネートシート
とを具備したことを特徴とする非接触型ICカードを提
供する。上記第6の観点による非接触型ICカードで
は、熱融着層付き絶縁被膜導線を布線して形成されたア
ンテナコイルがホットプレスにより融着接合されたラミ
ネートシートを用いるので、どのようなラミネートシー
トのICカードにも流用でき、量産性を向上できる。ま
た、熱融着層付き絶縁被膜導線自体の形状保持力が然程
なくてもホットプレス時に熱融着層付き絶縁被膜導線の
熱融着層同士が融着して形状の崩れを防止できるので、
線径の小さい線材を使用でき、ICカードとしての厚み
を小さくすることが出来る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施形態により本
発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発明
が限定されるものではない。
【0011】−第1の実施形態− 図1は、本発明の第1の実施形態にかかるラミネートシ
ート一体型アンテナコイル100を示す説明図である。
(a)は平面図である。(b)はX−X’断面図であ
る。(c)は(b)の要部を拡大した断面図である。図
1の(a)(b)に示すように、このラミネートシート
一体型アンテナコイル100は、アンテナコイル1をラ
ミネートシート2上にホットプレスして融着接合した構
成である。図1の(c)に示すように、前記アンテナコ
イル1は、熱融着層付き絶縁被膜導線1a(中心導体1
0の外周に絶縁層11を形成し、その外周に熱融着層1
2を形成した構造)を布線して構成されており、前記ホ
ットプレスにより線材同士が融解接合している。ホット
プレスの工程については後で詳しく説明する。
【0012】図2は、図1のラミネートシート一体型ア
ンテナコイル100を製造する処理を示すフロー図であ
る。ステップS1は、巻き線治具20上で前記熱融着層
付き絶縁被膜導線1aを布線してアンテナコイル1を形
成する布線工程である。図3は、巻き線治具20の斜視
図である。巻き線治具20の上面には、前記熱融着層付
き絶縁被膜導線1aを曲げるための上下ピン21がスプ
リングの弾性力により突出している。したがって、ピン
上面が圧接されると、図4に示すように、治具内部へ収
容される。図5に、前記布線工程のフロー図を示す。
【0013】ステップSS1では、図6に示すように、
多頭布線ロボット30に巻き線治具20を投入する。多
頭布線ロボット30は、複数(図示の例では5つ)の布
線ヘッド32の水平面内の位置を可動アーム31により
制御することで、同時に複数の巻き線治具20上での布
線を行える構成である。
【0014】ステップSS2では、図7に示すように、
多頭布線ロボット30は、巻き線治具20を布線開始位
置に移動する。
【0015】ステップSS3では、図8に示すように、
多頭布線ロボット30は、布線ヘッド32を待機位置か
ら移動し、上下ピン21のうちのスタートピンに熱融着
層付き絶縁被膜導線1aを絡げる。図9に示すように、
前記熱融着層付き絶縁被覆導線1aは、中心導体10の
外周に絶縁層11を形成し、その外周に熱融着層12を
形成した構造である。前記絶縁層11の材料は、例えば
ポリウレタンである。前記熱融着層12の材料の主成分
は、例えばポリエステル(融着温度130℃)である。
前記中心導体10の直径φは、例えば40μmである。
前記絶縁層11の層厚τ1は、例えば2μmである。前
記熱融着層12の層厚τ2は例えば1〜2μmである。
このとき、熱融着層付き絶縁被膜導線1aの端末は、ク
ランプされている。
【0016】ステップSS4では、図10に示すよう
に、布線ヘッド32を上下ピン21の基準ピン間で移動
し、熱融着層付き絶縁被膜導線1aを布線する。
【0017】ステップSS5では、熱融着層付き絶縁被
膜導線1aの巻き数が規定の巻回数となったか否か判定
し、規定の巻回数となったらステップSS6に進み、規
定の巻回数となっていなければステップSS4に戻って
布線を続ける。前記規定の巻回数は、通常、10ターン
以下であり、例えば4〜6ターン程度である。
【0018】ステップSS6では、図11に示すよう
に、上下ピン21のエンドピンに熱融着層付き絶縁被膜
導線1aを絡げた後、待機位置まで熱融着層付き絶縁被
膜導線1aを運び、クランプし直す。ステップSS7で
は、図12に示すように、前記熱融着層付き絶縁被膜導
線1aの端末を切断する。
【0019】ステップSS8では、多頭布線ロボット3
0は、巻き線治具20を排出部(図6参照)に進める。
ステップSS9では多頭布線ロボット30から巻き線治
具20を取り外す。図13に、上下ピン21に絡げた熱
融着層付き絶縁被膜導線1aの断面状態を示す。
【0020】図2に戻り、ステップS2は、ラミネート
工程である。図14に、ラミネート工程のフロー図を示
す。ステップT1では、ラミネータ40のコンベア41
上に巻き線治具20を載置する。図15に示すように、
ラミネータ40は、巻き線治具20を搬送するコンベア
41と、ラミネートシート2を巻き出す巻出しロール4
2と、前記ラミネートシート2の走行経路上に固設され
た断熱板43およびプレスプレート44と、当該プレス
プレート44の方向に上下シリンダー45を上下駆動し
得るプレス46と、巻き取りロール47とを具備して構
成されている。図中、載置時点が最新の巻き線治具(ア
ンテナコイル)を20−1(1−1)で表し、装填時点
が1つずつ前の巻き線治具(アンテナコイル)を20−
2,20−3,…(1−2,1−3,…)で表す。
【0021】ステップT2では、コンベア41は、巻き
線治具20をプレスプレート44の直下に移動する。前
記プレスプレート44の表面温度は、例えば150℃程
度の高温に維持されている。
【0022】ステップT3では、上下シリンダー45を
上げてラミネートシート2に巻き線治具20を押し付け
る。前記上下シリンダー45の押圧力は、例えば2kg
/平方センチメートル 程度である。図16に示すように、巻き
線治具20の上下ピン21が次第に治具内部に収容され
て熱融着層付き絶縁被膜導線1aの縦方向の広がりが制
限されるため、各絶縁被膜導線1aが密着した状態で横
方向に広がる。
【0023】ステップT4では、規定のプレス時間が経
過するまで待ち、経過したらステップT5に進む。プレ
ス時間は、5秒〜1分程度であり、例えば15秒であ
る。図17に示すように、プレス完了後は、熱融着層付
き絶縁被膜導線1aが横一列に並ぶと共に、隣接する線
材(の熱融着層12)同士が融解接合する。また、熱融
着層付き絶縁被膜導線1aの熱融着層12が融解するか
ら、アンテナコイル1がラミネートシート2上に融着接
合される。なお、巻き線治具20の表面温度は、前記熱
融着層12の付着を防止する見地から、前記熱融着層1
2の融着温度より低い温度(例えば110℃以下)に調
整されている。
【0024】ステップT5では、プレス46は、上下シ
リンダー45を下げ、ホットプレスを終了する。
【0025】ステップT6では、アンテナコイル1と一
体化したラミネートシート2を巻取りロール47に巻き
取る。その後、前記ラミネートシート2を規定長に裁断
することで、図1に示したラミネートシート一体型アン
テナコイル100が作製される。
【0026】以上のラミネートシート一体型アンテナコ
イル製造処理によれば、巻き線治具20から突出した上
下ピン21に熱融着層付き絶縁被膜導線1aを係止して
アンテナコイル1を形成し、ホットプレスによりラミネ
ートシート2に融着接合するので、融着層付き絶縁被膜
導線1a自体の形状保持力が然程なくても各融着層付き
絶縁被膜導線1aの熱融着層12同士を融着させて形状
の崩れを防止することが出来る。このため、線径の小さ
い線材を使用でき、全体の厚みを小さくすることが出来
る。
【0027】−第2の実施形態− 図18は、本発明の第2の実施形態にかかる非接触型I
Cカード200を示す説明図である。(a)は平面図で
ある。(b)はX−X’断面図である。(c)は(b)
の要部を拡大した断面図である。図18の(a)(b)
に示すように、この非接触型ICカード200は、IC
モジュール3のパット部(端子領域)にアンテナコイル
1の端末を接続したICカード用モジュール201をラ
ミネートシート2a上にホットプレスして融着接合した
後、前記ラミネートシート2aにラミネートシート2b
を融着接合した構成である。図18の(c)に示すよう
に、前記アンテナコイル1は、熱融着層付き絶縁被膜導
線1a(中心導体10の外周に絶縁層11を形成し、そ
の外周に熱融着層12を形成した構造)を布線して構成
されており、前記ホットプレスにより線材同士が融解接
合している。ホットプレスの工程については後で詳しく
説明する図19は、図18の非接触型ICカード200
を製造する処理のフロー図である。ステップS21は、
巻き線治具20’上で前記熱融着層付き絶縁被膜導線1
aを布線してアンテナコイル1を形成する布線工程であ
る。図20は、巻き線治具20’の斜視図である。巻き
線治具20’の上面には、ICモジュール(図21の
3)を載置して吸着固定するためのICモジュール載置
部22が設けられている。なお、上下ピン21を治具内
部に収容可能な点は、図3,図4の巻き線治具20と同
じである。布線工程では、まず、図21に示すように、
前記ICモジュール載置部22上にICモジュール3を
載置し、吸着固定する。これ以降は、図5を参照して説
明した布線工程と同様の処理により、熱融着層付き絶縁
被膜導線1aを布線する。図22に、布線完了後の状態
を示す。
【0028】ステップS22は、前記アンテナコイル1
の端末をICモジュール3に接続するボンディング工程
である。すなわち、図23に示すように、ICモジュー
ル3のパット部に前記熱融着層付き絶縁被膜導線1aを
ウェッジボンド(Wedge Bonding )などにより接続し、
ボンディング部4の近傍で前記熱融着層付き絶縁被膜導
線1aを切断する。これにより、前記巻き線治具20’
上には、図24に示すように、ICモジュール3にアン
テナコイル1の端末を接続したICカード用モジュール
201が作製される。
【0029】ステップS23は、ラミネート工程であ
る。図25に、ラミネート工程のフロー図を示す。ステ
ップT1では、ラミネータ40’のコンベア41上に巻
き線治具20’を載置する。図26に示すように、ラミ
ネータ40は、巻き線治具20’を搬送するコンベア4
1と、ラミネートシート2aを巻き出す巻出しロール4
2aと、前記ラミネートシート2aの走行経路上に固設
された断熱板43およびプレスプレート44と、当該プ
レスプレート44の方向に上下シリンダー45を上下駆
動し得るプレス46と、ラミネートシート2bを巻き出
す42bと、巻き取りロール47と、前記ラミネートシ
ート2aに前記ラミネートシート2bを融着するヒート
ローラ48とを具備して構成されている。図中、載置時
点が最新の巻き線治具(ICカード用モジュール)を2
0’−1(201−1)で表し、装填時点が1つずつ前
の巻き線治具(ICカード用モジュール)を20’−
2,20’−3,…(201−2,201−3,…)で
表す。
【0030】ステップT2では、コンベア41は、巻き
線治具20’をプレスプレート44の直下に移動する。
前記プレスプレート44の表面温度は、例えば150℃
程度の高温に維持されいる。
【0031】ステップT3では、上下シリンダー45を
上げてラミネートシート2aに巻き線治具20’を押し
付ける。先に図16を参照して説明したように、巻き線
治具20’の上下ピン21が次第に治具内部に収容され
て熱融着層付き絶縁被膜導線1aの縦方向の広がりが制
限されるため、各絶縁被膜導線1aが密着した状態で横
方向に広がる。
【0032】ステップT4では、規定のプレス時間が経
過するまで待ち、経過したらステップT5に進む。先に
図17を参照して説明したように、プレス時間の経過後
は、熱融着層付き絶縁被膜導線1aが横一列に並ぶと共
に、隣接する線材(の熱融着層12)同士が融解接合す
る。また、熱融着層付き絶縁被膜導線1aの熱融着層1
2が融解するから、アンテナコイル1がラミネートシー
ト2a上に融着接合される。なお、巻き線治具20’の
表面温度は、前記熱融着層12の付着を防止する見地か
ら、前記熱融着層12の融着温度より低い温度(例えば
110℃以下)に調整されている。
【0033】ステップT5では、プレス46は、上下シ
リンダー45を下げ、ホットプレスを終了する。
【0034】ステップTT6では、ヒートローラ48で
前記ラミネートシート2bを加熱して前記ラミネートシ
ート2aに融着する。前記ヒートローラ48の温度は、
例えば180℃である。このとき、熱融着層付き絶縁被
膜導線1aの熱融着層12が融解するから、アンテナコ
イル1がラミネートシート2b上に融着接合される。こ
れにより、前記ICカード用モジュール201がラミネ
ートシート2a,2b内に封止される。
【0035】ステップTT7では、アンテナコイル1と
一体化したラミネートシート2a,2bを巻取りロール
47に巻き取る。その後、前記ラミネートシート2a,
2bを規定のカード長に裁断することで、図18に示し
た非接触型ICカード200が作製される。
【0036】以上の非接触型ICカード製造処理によれ
ば、巻き線治具20’から突出した上下ピン21に熱融
着層付き絶縁被膜導線1aを係止してアンテナコイル1
を形成し、ホットプレスによりラミネートシート2aに
融着接合するので、熱融着層付き絶縁被膜導線1a自体
の形状保持力が然程なくても熱融着層付き絶縁被膜導線
1aの熱融着層12同士を融着させて形状の崩れを防止
することが出来る。このため、線径の小さい線材を使用
でき、非接触型ICカード200の厚みを小さくするこ
とが出来る(例えば厚みを0.25mm程度に出来
る)。
【0037】−第3の実施形態− 図27は、本発明の第3の実施形態にかかる非接触型I
Cカード300を示す説明図である。(a)は平面図で
ある。(b)はX−X’断面図である。(c)は(b)
の要部を拡大した断面図である。図27の(a)(b)
に示すように、この非接触型ICカード300は、IC
モジュール3のパット部(端子領域)にアンテナコイル
1の端末を接続したICカード用モジュール201をホ
ットメルト層付きラミネートシート32a上にホットプ
レスして融着接合した後、前記ホットメルト層付きラミ
ネートシート32aにホットメルト層付きラミネートシ
ート32bを融着接合し、両ラミネートシート33a,
33bに挟まれたホットメルト層33内に前記ICカー
ド用モジュール201を封止した構成である。図27の
(c)に示すように、前記アンテナコイル1は、熱融着
層付き絶縁被膜導線1a(中心導体10の外周に絶縁層
11を形成し、その外周に熱融着層12を形成した構
造)を布線して構成されており、前記ホットプレスによ
り線材同士が融解接合している。
【0038】次に、図27の非接触型ICカード300
を製造する処理を説明する。布線工程,ボンディング工
程,ラミネート工程の処理内容は、先に図19〜図26
を参照して説明した通りである。ただし、ラミネート工
程において、ホットプレス(図25のステップT3,T
4相当)を行うと、図28に示すように、アンテナコイ
ル1がホットメルト層付きラミネートシート32aのホ
ットメルト層33a上に融着接合される。したがって、
ヒートローラ48でホットメルト層付きラミネートシー
ト32bを加熱する(図25のステップTT6相当)
と、ホットメルト層付きラミネートシート32a,32
bのホットメルト層33a,32bが融解するから、図
27の(b)(c)に示したように、ホットメルト層3
3内に前記ICカード用モジュール201が封止され
る。
【0039】以上の非接触型ICカード製造処理によれ
ば、ホットメルト層付きラミネートシート32a,32
bのホットメルト層33a,33bが溶解して生じたホ
ットメルト層33内にICカード用モジュール201が
埋設されるので、カードからICカード用モジュール2
01を離脱し難くすると共に、カードの機械的な強度を
高めて耐曲げ性能を向上することが出来る。
【0040】
【発明の効果】本発明のラミネートシート一体型アンテ
ナコイル製造方法によれば、各導線の熱融着層同士を融
着させて形状保持力を実質的に高められるので、線径の
小さい線材を使用でき、全体の厚みを小さくすることが
出来る。また、本発明のラミネートシート一体型アンテ
ナコイル製造方法によれば、巻き線治具から突出した係
止ピンに熱融着層付き絶縁被膜導線を係止してアンテナ
コイルの形状に布線できるので、アンテナコイルを短時
間で正確に形成することが出来る。また、ホットプレス
時に、係止ピンを治具内部に収容するので、各熱融着層
付き絶縁被膜導線を治具表面上で平らに整列させた状態
で融解接合でき、この点でも、厚みを小さくすることが
出来る。
【0041】本発明の非接触型ICカード製造方法によ
れば、ICモジュールにアンテナコイルの端末を接続し
たICカード用モジュール単体での取り扱いが可能とな
り、どのようなラミネートシートのICカードにも流用
できるので、量産性が向上する。また、熱融着層付き絶
縁被膜導線自体の形状保持力が然程なくても各導線の熱
融着層同士を融着させて形状の崩れを防止することがで
きるので、線径の小さい線材を使用できるようになり、
ICカードとしての厚みを小さくすることが出来る。
【0042】本発明の非接触型ICカードによれば、熱
融着層付き絶縁被膜導線を布線して形成されたアンテナ
コイルがホットプレスにより融着接合されたラミネート
シートを用いるので、どのようなラミネートシートのI
Cカードにも流用でき、量産性を向上できる。また、熱
融着層付き絶縁被膜導線自体の形状保持力が然程なくて
もホットプレス時に各導線の熱融着層同士が融着して形
状保持力を実質的に高められるので、線径の小さい線材
を使用でき、ICカードとしての厚みを小さくすること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかるラミネートシ
ート一体型アンテナコイルを示す説明図である。
【図2】図1のラミネートシート一体型アンテナコイル
を製造する処理を示すフロー図である。
【図3】巻き線治具を示す斜視図である。
【図4】巻き線治具の上下ピンを治具内部に収容した状
態を示す斜視図である。
【図5】布線工程を示すフロー図である。
【図6】多頭布線ロボットに巻き線治具を投入した状態
を示す説明図である。
【図7】巻き線治具を布線開始位置に移動した状態を示
す説明図である。
【図8】上下ピン(スタートピン)に熱融着層付き絶縁
被膜導線を絡げた状態の説明図である。
【図9】熱融着層付き絶縁被膜導線の構造を示す断面図
である。
【図10】上下ピン(基準ピン)間で熱融着層付き絶縁
被膜導線を布線した状態の説明図である。
【図11】上下ピン(エンドピン)に熱融着層付き絶縁
被膜導線を絡げた後の状態を示す説明図である。
【図12】熱融着層付き絶縁被膜導線の端末を切断する
状態を示す説明図である。
【図13】上下ピンに絡げた熱融着層付き絶縁被膜導線
の状態を示す断面図である。
【図14】ラミネート工程を示すフロー図である。
【図15】ラミネータを示す構成図である。
【図16】巻き線治具をプレスしている最中の熱融着層
付き絶縁被膜導線の状態を示す断面図である。
【図17】プレス完了後の熱融着層付き絶縁被膜導線の
状態を示す断面図である。
【図18】本発明の第2の実施形態にかかるICカード
を示す説明図である。
【図19】図18のICカードを製造する処理を示すフ
ロー図である。
【図20】巻き線治具を示す別の斜視図である。
【図21】図20の巻き線治具のICモジュール載置部
にICモジュールを載置する状態を示す説明図である。
【図22】熱融着層付き絶縁被膜導線の布線を完了した
状態を示すフロー図である。
【図23】熱融着層付き絶縁被膜導線の端末を切断する
状態を示す別の説明図である。
【図24】ICカード用モジュールを示す構成図であ
る。
【図25】ラミネート工程を示す別のフロー図である。
【図26】ラミネータを示す別の構成図である。
【図27】本発明の第3の実施形態にかかるICカード
を示す説明図である。
【図28】プレス完了後の熱融着層付き絶縁被膜導線の
状態を示す説明図である。
【図29】従来の非接触型ICカードの一例を示す平面
図である。
【符号の説明】
100 ラミネートシート一体型アンテナコイ
ル 200,300 非接触型ICカード 1 アンテナコイル 1a 熱融着層付き絶縁被膜導線 2,2a,2b ラミネートシート 3 ICモジュール 10 中心導体 11 絶縁層 12 熱融着層 20,20’ 巻き線治具 21 上下ピン 22 ICモジュール載置部 32a,32b ホットメルト層付きラミネートシート 33,33a,33b ホットメルト層 40,40’ ラミネータ 41 コンベア 42,42a,42b 巻出しロール 43 断熱板 44 プレスプレート 45 上下シリンダー 46 プレス 47 巻取りロール 48 ヒートローラ 201 ICカード用モジュール

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周に熱融着層を形成された熱融着層付
    き絶縁被膜導線を布線してアンテナコイルを形成し、前
    記アンテナコイルをラミネートシート上にホットプレス
    して前記アンテナコイルの線材同士を融解接合し且つ当
    該アンテナコイルをラミネートシート上に融着接合する
    ことを特徴とするラミネートシート一体型アンテナコイ
    ル製造方法。
  2. 【請求項2】 外周に熱融着層を形成された熱融着層付
    き絶縁被膜導線を巻き線治具から突出した係止ピンに係
    止し布線してアンテナコイルを形成し、当該アンテナコ
    イルをラミネートシート上にホットプレスしそのプレス
    圧により前記係止ピンを治具内部に収容すると共に前記
    アンテナコイルの線材同士を融解接合し且つ当該アンテ
    ナコイルをラミネートシート上に融着接合することを特
    徴とするラミネートシート一体型アンテナコイル製造方
    法。
  3. 【請求項3】 ICモジュールに、外周に熱融着層を形
    成された熱融着層付き絶縁被膜導線を布線したアンテナ
    コイルの端末を接続してICカード用モジュールを作製
    し、当該ICカード用モジュールを第1のラミネートシ
    ート上にホットプレスして前記アンテナコイルの線材同
    士を融解接合し且つ当該アンテナコイルを前記第1のラ
    ミネートシートに融着接合し、前記第1のラミネートシ
    ートに第2のラミネートシートをホットプレスしてラミ
    ネート同士を融着することを特徴とする非接触型ICカ
    ード製造方法。
  4. 【請求項4】 ICモジュールに絶縁被膜導線を布線し
    たアンテナコイルの端末を接続してICカード用モジュ
    ールを作製し、当該ICカード用モジュールをホットメ
    ルト層付きの第1のラミネートシート上にホットプレス
    して当該アンテナコイルを前記ホットメルト層に融着接
    合し、前記第1のラミネートシートのホットメルト層に
    ホットメルト層付きの第2のラミネートシートをホット
    プレスしてホットメルト層同士を融着することを特徴と
    する非接触型ICカード製造方法。
  5. 【請求項5】 巻き線治具上にICモジュールを載置
    し、外周に熱融着層を形成された熱融着層付き絶縁被膜
    導線を前記巻き線治具から突出した係止ピンに係止して
    布線してアンテナコイルを形成し、前記ICモジュール
    に前記アンテナコイルの端末を接続してICカード用モ
    ジュールを作製し、前記アンテナコイルをホットメルト
    層付きの第1のラミネートシート上にホットプレスして
    そのプレス圧により前記係止ピンを治具内部に収容する
    と共に前記アンテナコイルの線材同士を融解接合し且つ
    当該アンテナコイルを前記ホットメルト層に融着接合
    し、前記第1のラミネートシートのホットメルト層にホ
    ットメルト層付きの第2のラミネートシートをホットプ
    レスしてホットメルト層同士を融着することを特徴とす
    る非接触型ICカード製造方法。
  6. 【請求項6】 ICモジュールと、外周に熱融着層を形
    成された熱融着層付き絶縁被膜導線を布線して形成され
    且つ前記ICモジュールに端末を接続されたアンテナコ
    イルと、ホットプレスにより前記アンテナコイルを融着
    接合されたラミネートシートとを具備したことを特徴と
    する非接触型ICカード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002042079A (ja) * 2000-07-21 2002-02-08 Waka Seisakusho:Kk 非接触icカード及びその製造方法
JP2002342730A (ja) * 2001-05-16 2002-11-29 Hitachi Maxell Ltd コイルの巻線装置、icチップとコイルの接続装置、フレキシブルicモジュールの製造装置及び情報担体の製造装置
KR20040100283A (ko) * 2003-05-22 2004-12-02 주식회사 쓰리비 시스템 콤비 카드의 제조 방법
KR100661479B1 (ko) 2006-01-04 2006-12-27 (주)모노시스 비접촉식 알에프카드의 제조방법 및 이에 의한 알에프카드
JP2009169900A (ja) * 2008-01-21 2009-07-30 Toppan Printing Co Ltd Rfid用基材シート及びrfidタグの製造方法

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