JPH11213100A - 通帳発行装置 - Google Patents

通帳発行装置

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JPH11213100A
JPH11213100A JP10010818A JP1081898A JPH11213100A JP H11213100 A JPH11213100 A JP H11213100A JP 10010818 A JP10010818 A JP 10010818A JP 1081898 A JP1081898 A JP 1081898A JP H11213100 A JPH11213100 A JP H11213100A
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magnetic stripe
passbook
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processing unit
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JP10010818A
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English (en)
Inventor
Kuraji Yamada
蔵巳 山田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通帳の挿入向きに関係なく通帳を挿入できる
通帳発行装置を提供しようとする課題があった。 【解決手段】 通帳Pの磁気ストライプに対して読み書
きを行う磁気ストライプヘッドA25,B26を平面内
に点対称に2つ配置し、いずれかの磁気ストライプヘッ
ドA25,B26で磁気ストライプに対して読み書きを
行うようにした通帳発行装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金融機関等の店舗
の窓口内に設置され、渉外担当者等がセットする通帳に
対して、個別記帳や一括記帳の処理を行うとともに通帳
発行の処理を行う通帳発行装置に係り、さらに詳しく
は、渉外担当者等の通帳のセットに有用な技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、通帳発行装置は、通帳に対して
印字等を行うプリンタ部と、未記帳の通帳を収納するカ
セット部等を備えている。特に、従来のプリンタ部では
通帳の挿入方向が決まっているため、渉外担当者等の操
作者は、その挿入方向にしたがって挿入口に通帳をセッ
トして通帳発行装置内に挿入する必要があった。
【0003】図10は、従来のプリンタ部の要部配置図
である。このプリンタ部21は、挿入口23から挿入方
向Yに通帳Pを搬送し、磁気ストライプヘッドA25で
通帳Pの表紙に備えてある磁気ストライプから口座番号
等のID情報を読み取る。なお、磁気ストライプヘッド
A25は、図示しない機構部により領域25aの範囲を
走査するようになっている。また、プリンタ部21は、
ページマークセンサ27により、通帳のページマークを
読み取り、開かれている頁を認識する。そして、印字位
置を認識したら、プリンタヘッド28で印字方向Xに向
けて印字を行う。なお、プリンタヘッド28は、図示し
ない機構部により領域28aの範囲を移動可能になって
いる。また、プリンタ部21は、ターンページ機構部2
9により通帳Pを適宜ターンページするようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、通帳は、表紙
の片側に磁気ストライプを設けてある。このため、従来
の通帳発行装置では、通帳の挿入方向が決められてお
り、通帳は決められた向きで挿入しなければならない。
その決められた向きで挿入された場合には、図11に示
すように、通帳Pの磁気ストライプP1は、磁気ストラ
イプヘッドA25の走査可能な領域25a内の位置に配
置することができる。したがって、磁気ストライプヘッ
ド25は、磁気ストライプP1を正常に読み取ることが
できる。
【0005】しかしながら、その決められた向きと逆向
きで挿入された場合には、図12に示すように、通帳P
の磁気ストライプP1は、磁気ストライプヘッドA25
の走査可能な領域25a内の位置に配置することができ
ない。したがって、磁気ストライプヘッドA25は、磁
気ストライプP1を正常に読み取ることができず、通帳
発行装置は、読取異常となり、通帳Pを排出して、再度
正確な挿入方向で通帳を挿入し直させる。したがって、
渉外担当者等の操作者は、通帳の挿入向きを確認して操
作を行う必要があるため、操作者にとって面倒であり操
作性が悪い問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、顧客情
報を管理し、取引の成立処理を行うホストコンピュータ
から受信した記帳データを印字する印字機構と、通帳の
表紙に設けた磁気ストライプに対して読み書き可能に配
置した磁気ストライプヘッドを有する通帳発行装置にお
いて、磁気ストライプに対して読み書きを行う磁気スト
ライプヘッドを平面内に点対称に2つ配置し、いずれか
の磁気ストライプヘッドで磁気ストライプに対して読み
書きを行うようにした。
【0007】なお、点対称に配置した磁気ストライプヘ
ッドの内でいずれか一方を正規の向きとし、その正規の
向きの磁気ストライプヘッドで読み書きした場合には、
正規の向きで印字処理を行い、その正規の向きの磁気ス
トライプヘッドで読み書きできなかった場合には、もう
一方の磁気ストライプヘッドで磁気ストライプを読み書
きし、正規の向きと逆向きで印字処理を行うのが好まし
い。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の実施の形態を説明する。 第1の実施の形態 図1は、システム構成図である。このシステムでは、金
融機関等の窓口内に設置され、渉外担当者等の操作者が
取り扱う通帳発行装置1と、その窓口内に同様に設置さ
れ、渉外担当者等の操作者が取り扱う端末制御装置2
と、顧客情報等を管理して取引の成立処理等を行うホス
トコンピュータ3とをそれぞれ順に接続してネットワー
クを構築している。
【0009】前記通帳発行装置1は、後述する個別記帳
・一括記帳・通帳発行の処理を行う機構および機能を有
している。したがって、通帳発行装置1は、磁気ストラ
イプヘッドA制御部4、磁気ストライプヘッドB制御部
5、通帳搬送制御部6、プリンタヘッド制御部7、ター
ンページ機構制御部8、記憶部9、中央処理部10およ
び接続部11を備えている。前記磁気ストライプヘッド
A制御部4は、後述する磁気ストライプヘッドA25の
動作を制御し、通帳の磁気ストライプに対して読み書き
する。前記磁気ストライプヘッドB制御部5は、後述す
る磁気ストライプヘッドB26の動作を制御し、通帳の
磁気ストライプに対して読み書きする。前記通帳搬送制
御部6は、図示しない搬送系の動作を制御し、通帳を搬
送する。前記プリンタヘッド制御部7は、後述するプリ
ンタヘッド28の動作を制御し、通帳の印字領域に印字
を行う。前記ターンページ機構制御部8は、後述するタ
ーンページ機構部29の動作を制御し、通帳のページを
捲って、印字ページを開く。前記記憶部9は、本実施の
形態の処理を行うプログラム等を格納する。前記中央処
理部10は、前記記憶部9に格納されたプログラムを実
行して、後述する処理等を実行する。前記接続部11
は、前記端末制御装置2との間のデータの送受信を制御
する。
【0010】前記端末制御装置2は、渉外担当者等の操
作者が操作して、各種取引等の入力等を行う渉外担当者
等の操作者の専用端末の処理を制御する。したがって、
端末制御装置2は、操作処理部12、表示処理部13、
記憶部14、接続部15、中央処理部16および接続部
17を備えている。前記操作処理部12は、図示しない
キーボードやマウス等の入力部から入力される命令等を
電気信号等に変換し中央処理部16に送る。前記表示処
理部13は、中央処理部16が送出する表示情報を、図
示しないCRTや液晶画面等の表示部に表示する。前記
記憶部14は、各種処理を行うプログラム等を格納す
る。前記接続部15は、前記通帳発行装置1との間のデ
ータの送受信を制御する。前記中央処理部16は、前記
記憶部14に格納されたプログラムを実行して各種処理
を実行する。前記接続部17は、前記ホストコンピュー
タ3との間のデータの送受信を制御する。
【0011】前記ホストコンピュータ3は、各種取引の
実行や顧客情報の管理等を行う。したがって、ホストコ
ンピュータ3は、顧客情報データベース(以下、「顧客
情報DB」という。)18、中央処理部19および接続
部20を備えてある。前記顧客情報DB18は、口座番
号等の顧客を識別する顧客登録番号毎に、口座情報等の
情報を格納する。前記中央処理部19は、顧客情報DB
18の検索・格納の処理を実行し、ホストコンピュータ
3の全体の処理を統括する。前記接続部20は、前記端
末制御装置2との間のデータの送受信を制御する。な
お、前記中央処理部19が実行するプログラムは、図示
しない記憶媒体に格納してあり、中央処理部19はこれ
を読み出して実行する。
【0012】図2は、通帳発行装置の要部配置図であ
る。この通帳発行装置1は、通帳に対して印字等を行う
プリンタ部21と、未記帳の通帳を収納するカセット部
22を備えている。前記プリンタ部21は、通帳に対し
て印字処理等を行う。したがって、プリンタ部21は、
挿入口23、スタッカ24、磁気ストライプヘッドA2
5、磁気ストライプヘッドB26、ページマークセンサ
27、プリンタヘッド28、ターンページ機構部29お
よび右搬送口30を備えている。前記挿入口23は、渉
外担当者等の操作者によって挿入された通帳を装置内に
取り込むとともに、装置外に通帳を排出するところであ
る。前記スタッカ24は、取り忘れた通帳等を集積する
ところである。前記磁気ストライプヘッドA25は、通
帳の表面に設けてある磁気ストライプに対して読み書き
する。前記磁気ストライプヘッドB26は、通帳の表面
に設けてある磁気ストライプに対して読み書きする。な
お、磁気ストライプヘッドA25と磁気ストライプヘッ
ドB26は、後述するように、通帳の挿入方向および印
字方向Xに対して左右対称な位置に配置してある。前記
ページマークセンサ27は、通帳の各ページの適宜位置
に印刷してあるページマークを感知し、前記中央処理部
10に送る。前記プリンタヘッド28は、通帳の印字箇
所に印字する。前記ターンページ機構部29は、通帳を
適宜ターンページして印字ページを開く。前記右搬送口
30は、他の装置等へ通帳を搬送ところである。
【0013】前記カセット部22には、リジェクトスタ
ッカ31、カセット32a,32b,32c,32d,
32e,32f,32g,32hおよびキャリア33を
備えている。前記リジェクトスタッカ31には、印字ミ
ス等の不良通帳を集積する。前記カセット32a,32
b,32c,32d,32e,32f,32g,32h
には、未記帳の各種通帳が格納してある。前記キャリア
33は、各種通帳をカセット部22側からプリンタ部2
1側に繰り出す。
【0014】図3は、プリンタ部の要部配置図であり、
図2の上部側からみた要部の配置を示している。このプ
リンタ部21は、挿入口23から挿入方向Yに通帳を搬
送し、磁気ストライプヘッドA25または磁気ストライ
プヘッドB26で通帳Pの表紙に備えてある磁気ストラ
イプから口座番号等のID情報を読み取る。なお、磁気
ストライプヘッドA25は、図示しない機構部により領
域25aの範囲を走査するようになっている。磁気スト
ライプヘッドB26は、図示しない機構部により領域2
6aの範囲を走査するようになっている。また、ページ
マークセンサ27は、磁気ストライプヘッドB26側に
配置してあり、通帳の右上に印刷されたページマークを
感知する。プリンタヘッド28は、印字方向Xに向けて
印字を行い、図示しない機構部により領域28aの範囲
を移動可能になっている。また、ターンページ機構部2
9が表れている。
【0015】図4は、プリンタ部の動作説明図である。
なお、以下の説明では、通帳の表面に設ける磁気ストラ
イプが、表面片側にのみ設けてある場合を想定する。こ
のプリンタ部21では、挿入口23から搬送された通帳
Pの磁気ストライプは、磁気ストライプヘッドA25の
走査可能な領域25aまたは磁気ストライプヘッドB2
6の走査可能な領域26aのいずれかの範囲内に配置さ
れる。そして、このプリンタ部21は、まず、磁気スト
ライプヘッドA25によって読取動作を行い、この磁気
ストライプヘッドA25によって読取動作が正常に行わ
れていない場合に磁気ストライプヘッドB26によって
読取動作を行う。これにより、領域25aまたは領域2
6aのいずれかに存在する磁気ストライプを読み取るこ
とができる。以下に、詳細に読取概念を説明する。
【0016】図5および図6は、磁気ストライプの読取
時の説明図である。なお、従来の場合の正常な挿入であ
る挿入方向Yに対して、図中、下側に磁気ストライプP
1が設けてある場合を想定する。したがって、図5に示
すように、磁気ストライプP1が、図中、下側に存在す
る場合が、従来の場合の正常な挿入状態を示す。また、
図6に示すように、磁気ストライプP1が、図中、下側
に存在する場合が、従来の場合の異常な挿入状態を示
す。すなわち、図6の場合は、図5の挿入方向とは逆に
通帳Pを挿入している場合である。
【0017】まず、図5に示すように、通帳Pの磁気ス
トライプP1が下側になるように装置内に挿入すると、
磁気ストライプP1は、磁気ストライプヘッドA25の
移動可能な領域25aの範囲に存在する。したがって、
磁気ストライプP1に対して、磁気ストライプヘッドA
25が読み書きできる。次に、図6に示すように、通帳
Pの磁気ストライプP1が上側になるように装置内に挿
入すると、磁気ストライプP1は、磁気ストライプヘッ
ドB26の移動可能な領域26aの範囲に存在する。し
たがって、磁気ストライプP1に対して、磁気ストライ
プヘッドB26が読み書きできる。
【0018】それでは、次に、第1の実施の形態の個別
記帳処理を説明する。図7は、個別記帳処理のフローチ
ャートである。まず、渉外担当者は、各顧客を訪問等
し、未記帳の通帳を預かり、店舗に持ち帰る。そして、
渉外担当者は、持ち帰った通帳を通帳発行装置にセット
し、未記帳データの印字取引を開始する。 S1:通帳発行装置1は、挿入口23から挿入された通
帳Pを搬送し、図4に示すように、領域25aまたは領
域26a内に磁気ストライプが存在する位置に合わせて
停止する。そして、まず、中央処理部10は、磁気スト
ライプヘッドA制御部4に対し作動命令を出し、磁気ス
トライプヘッドA制御部4は磁気ストライプヘッドA2
5を作動し、領域25aを走査する。
【0019】S2:磁気ストライプヘッドA制御部4
は、読み取り結果を中央処理部10に送る。中央処理部
10は、読み取りが正常に行われたか否かを判断する。
正常な場合は、図5に示すように、領域25aに磁気ス
トライプP1が存在する場合であり、この場合は、処理
をS6に移す。また、異常な場合は、図6に示すよう
に、領域26aに磁気ストライプP1が存在する場合で
あり、この場合は、処理をS3に移す。
【0020】S3:中央処理部10は、反転コマンドを
発行し、磁気ストライプヘッドB制御部5に対し作動命
令を出す。 S4:磁気ストライプヘッドB制御部5は、磁気ストラ
イプヘッドB26を作動し、領域25aを走査する。 S5:磁気ストライプヘッドB制御部5は、読み取り結
果を中央処理部10に送る。中央処理部10は、読み取
りが正常に行われたか否かを判断する。正常な場合は、
図6に示すように、領域26aに磁気ストライプP1が
存在する場合であり、この場合は、処理をS6に移す。
また、異常な場合は、領域25aおよび領域26aのい
ずれに対しても読み取りが行えなかった場合であり、エ
ラーが発生しているものとして、説明を省略するエラー
処理に移行する。
【0021】S6:中央処理部10は、領域25aまた
は領域26aのいずれかに存在する磁気ストライプから
磁気ストライプデータを得たので、その磁気ストライプ
データから電文を編集する。 S7:中央処理部10は、編集した電文を端末制御装置
2を介してホストコンピュータ3に送信する。
【0022】S8:ホストコンピュータ3の中央処理部
19は、顧客情報DB18から対象の顧客の記帳データ
を検索して抽出し、受信した電文である磁気ストライプ
データとともに、端末制御装置2を介して通帳発行装置
1に送信する。 S9:通帳発行装置1の中央処理部10は、受信したデ
ータから磁気ストライプデータを抽出して、現在処理中
のデータであることを確認し、受信したデータから記帳
データを抽出し、記帳動作命令とともにその記帳データ
をプリンタヘッド制御部7に送る。これとともに、中央
処理部19は、通帳搬送制御部6に搬送命令を出し、プ
リンタヘッド28まで通帳Pを搬送する。プリンタヘッ
ド制御部7は、プリンタヘッド28を動作して、記帳デ
ータを通帳に印字する。
【0023】S10:中央処理部10は、記帳データの
印字終了後、通帳搬送制御部6に搬送命令を出し、通帳
Pの磁気ストライプP1が磁気ストライプヘッドA25
または磁気ストライプヘッドB26に対向する位置に搬
送する。そして、磁気ストライプヘッドを通帳Pに書き
込む。 S11:通帳処理部10は、通帳搬送制御部6に搬送命
令を出し、通帳Pを挿入口23から排出する。
【0024】上記第1の実施の形態によると、表紙の片
側に磁気ストライプを有する通帳の挿入方向が、180
°相違する正逆2方向とも読み取り可能となり、渉外担
当者等の操作者は、通帳の挿入向きを確認して操作を行
わなくても良くなる効果が得られ、操作性の向上が期待
できる。 第2の実施の形態 上記第1の実施の形態では、挿入口から挿入される通帳
に対して、個別記帳を行う場合の処理であったが、本第
2の実施の形態では、カセットから通帳を繰り出して行
う一括記帳および通帳発行を行う場合の処理である。し
たがって、構成要素およびその基本動作は、上記第1の
実施の形態と同様であるので説明を省略する。
【0025】図8は、一括記帳・通帳発行処理のフロー
チャートである。予めカセットに通帳を収納しておく。 S1:通帳発行装置1の中央処理部10は、カセット3
2a〜32hのいずれかから通帳Pをキャリア33によ
ってホップし、磁気ストライプヘッドA25に搬送し、
領域25a内に磁気ストライプが存在する位置に合わせ
て停止する。
【0026】S2:通帳発行装置1の中央処理部10
は、磁気ストライプヘッドA制御部4に対し作動命令を
出し、磁気ストライプヘッドA制御部4は磁気ストライ
プヘッドA25を作動し、領域25aを走査する。 S3:磁気ストライプヘッドA制御部4は、読み取り結
果を中央処理部10に送る。中央処理部10は、読み取
りが正常に行われたか否かを判断する。正常な場合は、
図3に示す領域25aに磁気ストライプが存在する場合
であり、この場合は、処理をS8に移す。また、異常な
場合は、図3に示す領域25aに磁気ストライプが存在
しない場合であり、この場合は、処理をS4に移す。
【0027】S4:中央処理部10は、ターンページ機
構制御部8に対して作動命令を出す。ターンページ機構
制御部8は、通帳Pを反転し、通帳Pを磁気ストライプ
ヘッドB26に搬送し、領域26a内に磁気ストライプ
が存在する位置に合わせて停止する。 S5:中央処理部10は、反転コマンドを発行し、磁気
ストライプヘッドB制御部5に対し作動命令を出す。こ
こで、反転コマンドは、印字基準位置および印字フォン
トを反転して、記帳が正常に行えるようにする。したが
って、逆向きからも正常な印字動作を行える。
【0028】S6:磁気ストライプヘッドB制御部5
は、磁気ストライプヘッドB26を作動し、領域25a
を走査する。 S7:磁気ストライプヘッドB制御部5は、読み取り結
果を中央処理部10に送る。中央処理部10は、読み取
りが正常に行われたか否かを判断する。正常な場合は、
図3に示す領域26aに磁気ストライプが存在する場合
であり、この場合は、処理をS8に移す。また、異常な
場合は、領域26aおよび領域26aのいずれに対して
も読み取りが行えなかった場合であり、エラーが発生し
ているものとして、説明を省略するエラー処理に移行す
る。
【0029】S8:中央処理部10は、領域25aまた
は領域26aのいずれかに存在する磁気ストライプから
磁気ストライプデータを得たので、その磁気ストライプ
データから電文を編集する。 S9:中央処理部10は、編集した電文を端末制御装置
2を介してホストコンピュータ3に送信する。
【0030】S10:ホストコンピュータ3の中央処理
部19は、顧客情報DB18から対象の記帳データ等の
顧客情報を検索して抽出し、受信した電文である磁気ス
トライプデータとともに、端末制御装置2を介して通帳
発行装置1に送信する。 S11:通帳発行装置1の中央処理部10は、受信した
データから磁気ストライプデータを抽出して、現在処理
中のデータであることを確認し、受信したデータから記
帳データを抽出し、記帳動作命令とともにその記帳デー
タをプリンタヘッド制御部7に送る。これとともに、中
央処理部19は、通帳搬送制御部6に搬送命令を出し、
プリンタヘッド28まで通帳Pを搬送する。プリンタヘ
ッド制御部7は、プリンタヘッド28を動作して、記帳
データを通帳に印字する。
【0031】S12:中央処理部10は、記帳データの
印字終了後、通帳搬送制御部6に搬送命令を出し、通帳
Pの磁気ストライプP1が磁気ストライプヘッドA25
または磁気ストライプヘッドB26に対向する位置に搬
送する。そして、磁気ストライプヘッドを通帳Pに書き
込む。 S13:通帳処理部10は、通帳搬送制御部6に搬送命
令を出し、通帳Pを挿入口23から排出する。
【0032】上記第2の実施の形態によると、表紙の片
側に磁気ストライプを有する通帳の挿入方向が、180
°相違する正逆2方向とも読み取り可能となり、操作者
がカセットへの通帳の収納時に収納方向を揃えなくとも
よくなる効果が得られ、操作性の向上が期待できる。な
お、上記各実施の形態では、通帳の表紙の片側に磁気ス
トライプが存在する場合を想定して説明したが、磁気ス
トライプの配置は、例えば、次のようであってもよい。
図9は、通帳表紙の例示図である。上記各実施の形態で
は、通帳Pに対して、磁気ストライプP1が存在する場
合であった。しかし、磁気ストライプP2,P3,P4
のように通帳Pのいずれの位置に配置した場合でも、そ
の配置に合わせて、磁気ストライプヘッドを設けるよう
にすれば上記各実施の形態と同様に処理を行うことがで
きる。また、各磁気ストライプを組み合わせて、通帳に
複数の磁気ストライプを設けた場合でも同様に処理を行
うことが可能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明の通帳発行装
置によると、磁気ストライプを有する通帳の挿入方向
が、180°相違する正逆2方向とも一度の挿入動作で
読み取り可能となり、渉外担当者等の操作者は、通帳の
挿入向きを確認して操作を行わなくても良くなる効果が
得られ、操作性の向上が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のシステム構成図
【図2】実施の形態の通帳発行装置の要部配置図
【図3】実施の形態のプリンタ部の要部配置図
【図4】実施の形態のプリンタ部の動作説明図
【図5】実施の形態の磁気ストライプの読取時の説明図
【図6】実施の形態の磁気ストライプの読取時の説明図
【図7】第1の実施の形態の個別記帳処理のフローチャ
ート
【図8】第2の実施の形態の個別記帳処理のフローチャ
ート
【図9】通帳表紙の例示図
【図10】従来のプリンタ部の要部配置図
【図11】従来の磁気ストライプの読取正常時の説明図
【図12】従来の磁気ストライプの読取異常時の説明図
【符号の説明】
1 通帳発行装置 2 端末制御装置 3 ホストコンピュータ 4 磁気ストライプヘッドA制御部 5 磁気ストライプヘッドB制御部 6 通帳搬送制御部 7 プリンタヘッド制御部 8 ターンページ機構制御部 9 記憶部 10 中央処理部 25 磁気ストライプヘッドA 26 磁気ストライプヘッドB 28 プリンタヘッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客情報を管理し、取引の成立処理を行
    うホストコンピュータから受信した記帳データを印字す
    る印字機構と、通帳の表紙に設けた磁気ストライプに対
    して読み書き可能に配置した磁気ストライプヘッドを有
    する通帳発行装置において、 磁気ストライプに対して読み書きを行う磁気ストライプ
    ヘッドを平面内に点対称に2つ配置し、 いずれかの磁気ストライプヘッドで磁気ストライプに対
    して読み書きを行うようにしたことを特徴とする通帳発
    行装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、点対称に配置した磁
    気ストライプヘッドの内でいずれか一方を正規の向きと
    し、その正規の向きの磁気ストライプヘッドで読み書き
    した場合には、正規の向きで印字処理を行い、 その正規の向きの磁気ストライプヘッドで読み書きでき
    なかった場合には、もう一方の磁気ストライプヘッドで
    磁気ストライプを読み書きし、正規の向きと逆向きで印
    字処理を行うようにしたことを特徴とする通帳発行装
    置。
JP10010818A 1998-01-22 1998-01-22 通帳発行装置 Pending JPH11213100A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10010818A JPH11213100A (ja) 1998-01-22 1998-01-22 通帳発行装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008015721A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 通帳類取扱装置

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JP2008015721A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 通帳類取扱装置

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