JPH11212829A - Wdt監視方法及び方式 - Google Patents
Wdt監視方法及び方式Info
- Publication number
- JPH11212829A JPH11212829A JP10026527A JP2652798A JPH11212829A JP H11212829 A JPH11212829 A JP H11212829A JP 10026527 A JP10026527 A JP 10026527A JP 2652798 A JP2652798 A JP 2652798A JP H11212829 A JPH11212829 A JP H11212829A
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- JP
- Japan
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- wdt
- counter
- identifier information
- clear instruction
- routine identifier
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Abstract
(57)【要約】
【課題】WDT処理を含むルーチンが異常状態にあるソ
フトウェアをWDTエラーとして検出する方法の提供。 【解決手段】CPU(1)で現在実行しているプログラ
ム(12)のルーチン識別子情報(DATA(4B)〜
(4N))をWDTカウンタ(10)を含むWDT監視
ユニット(6)にWDTクリア指示(DATA(4
A))とあわせて送信し、WDT監視ユニット(6)で
は受信した今回のルーチン識別子情報を前回のルーチン
識別子情報と比較回路(8)で比較し、両者が異なる場
合にWDTクリア指示((DATA(4A))をWDT
カウンタに伝達してWDTカウンタをリセットし、規定
時間内にWDTカウンタがリセットされないことを検出
した際にオーバーフロー信号(5)をCPUに通知す
る。
フトウェアをWDTエラーとして検出する方法の提供。 【解決手段】CPU(1)で現在実行しているプログラ
ム(12)のルーチン識別子情報(DATA(4B)〜
(4N))をWDTカウンタ(10)を含むWDT監視
ユニット(6)にWDTクリア指示(DATA(4
A))とあわせて送信し、WDT監視ユニット(6)で
は受信した今回のルーチン識別子情報を前回のルーチン
識別子情報と比較回路(8)で比較し、両者が異なる場
合にWDTクリア指示((DATA(4A))をWDT
カウンタに伝達してWDTカウンタをリセットし、規定
時間内にWDTカウンタがリセットされないことを検出
した際にオーバーフロー信号(5)をCPUに通知す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、WDT(ウオッチ
ドッグタイマ)監視方法及び方式に関する。
ドッグタイマ)監視方法及び方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のWDT(ウオッチドッグ
タイマ)監視方法は、正常時にはプログラムに内蔵され
たリセットコマンドによりリセット信号が出力され、定
期時間以内にWDTカウンタをクリアすることにより、
ソフトウェアの動作の正常性を保証することを目的とし
て用いられている。
タイマ)監視方法は、正常時にはプログラムに内蔵され
たリセットコマンドによりリセット信号が出力され、定
期時間以内にWDTカウンタをクリアすることにより、
ソフトウェアの動作の正常性を保証することを目的とし
て用いられている。
【0003】しかし、ソフトウェアの異常処理中に、W
DTカウンタのクリア処理が含まれている場合、ソフト
ウェアが異常状態であるにもかかわらずWDTカウンタ
がクリアされるため、その状態を検出することができな
い。
DTカウンタのクリア処理が含まれている場合、ソフト
ウェアが異常状態であるにもかかわらずWDTカウンタ
がクリアされるため、その状態を検出することができな
い。
【0004】例えば特開平8−202587号公報に
は、マルチタスクOS上で動作するようなディジタル伝
送装置で、各タスクの動作状況をイベントフラグ又はメ
ール用いて監視するタスクを専用に用意し、そのタスク
が他の処理タスクの正常性を判断しWDTカウンタをク
リアすることにより、異常を検出する方法について記載
されている。
は、マルチタスクOS上で動作するようなディジタル伝
送装置で、各タスクの動作状況をイベントフラグ又はメ
ール用いて監視するタスクを専用に用意し、そのタスク
が他の処理タスクの正常性を判断しWDTカウンタをク
リアすることにより、異常を検出する方法について記載
されている。
【0005】また特開昭63−307547号公報に
は、WDT専用のスケジューラタスクを用意し、WDT
タイマカウンタをクリアすべきタスクを予め検知するこ
とにより、異常を検出する監視方式が記載されている。
は、WDT専用のスケジューラタスクを用意し、WDT
タイマカウンタをクリアすべきタスクを予め検知するこ
とにより、異常を検出する監視方式が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のWDT監視方式では、例えばスケジューラ機能を有す
るソフトウェア自身の動作異常などのために、プログラ
ムが異常状態にあるにもかかわらず、暴走ルーチンがW
DTカウンタのクリア指示を内在するような場合、異常
を検出することができない。
のWDT監視方式では、例えばスケジューラ機能を有す
るソフトウェア自身の動作異常などのために、プログラ
ムが異常状態にあるにもかかわらず、暴走ルーチンがW
DTカウンタのクリア指示を内在するような場合、異常
を検出することができない。
【0007】したがって本発明は、上記問題点に鑑みて
なされたものであって、その目的は、WDT処理を含む
ルーチンが異常状態にあるソフトウェアをWDTエラー
として検出可能とする方法及び方式を提供することにあ
る。
なされたものであって、その目的は、WDT処理を含む
ルーチンが異常状態にあるソフトウェアをWDTエラー
として検出可能とする方法及び方式を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のWDT監視方法は、CPUで現在実行して
いるプログラムのルーチン識別子情報をWDTカウンタ
を含むWDT監視ユニットに対して、WDTクリア指示
とあわせて送信し、前記WDT監視ユニットでは受信し
た今回のルーチン識別子情報を前回のルーチン識別子情
報と比較し、両者が異なる場合に、前記WDTクリア指
示をWDTカウンタに伝達すること、前記WDTカウン
タをリセットする。
め、本発明のWDT監視方法は、CPUで現在実行して
いるプログラムのルーチン識別子情報をWDTカウンタ
を含むWDT監視ユニットに対して、WDTクリア指示
とあわせて送信し、前記WDT監視ユニットでは受信し
た今回のルーチン識別子情報を前回のルーチン識別子情
報と比較し、両者が異なる場合に、前記WDTクリア指
示をWDTカウンタに伝達すること、前記WDTカウン
タをリセットする。
【0009】本発明においては、前記WDTユニット
が、前記CPUから同一のルーチン識別子情報が予め定
められた回数連続して受信した場合に、前記WDTクリ
ア指示信号を前記WDTカウンタに伝達するようにして
もよい。
が、前記CPUから同一のルーチン識別子情報が予め定
められた回数連続して受信した場合に、前記WDTクリ
ア指示信号を前記WDTカウンタに伝達するようにして
もよい。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、CPUで現在実行しているプログラムのルーチン識
別子情報を、WDTカウンタを含むWDTユニットに対
して、WDTクリア指示とあわせて送信し、WDTユニ
ットは、受信したルーチン識別子情報を保持する保持手
段(図1の7)と、前回のルーチン識別子情報と、今回
受信したルーチン識別子情報と、を比較する比較手段
(図1の8)と、比較結果が不一致を示す時にWDTク
リア指示をWDTカウンタに伝達するように制御する手
段(図1の9)と、を備え、WDTカウンタ(図1の1
0)はこのWDTクリア指示を受けてリセットされ、さ
らに、WDTカウンタを監視し、規定時間内に前記WD
Tカウンタがリセットされない場合にオーバーフロー発
生を前記CPUに通知する手段(図1の11)を備え
る。
に説明する。本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、CPUで現在実行しているプログラムのルーチン識
別子情報を、WDTカウンタを含むWDTユニットに対
して、WDTクリア指示とあわせて送信し、WDTユニ
ットは、受信したルーチン識別子情報を保持する保持手
段(図1の7)と、前回のルーチン識別子情報と、今回
受信したルーチン識別子情報と、を比較する比較手段
(図1の8)と、比較結果が不一致を示す時にWDTク
リア指示をWDTカウンタに伝達するように制御する手
段(図1の9)と、を備え、WDTカウンタ(図1の1
0)はこのWDTクリア指示を受けてリセットされ、さ
らに、WDTカウンタを監視し、規定時間内に前記WD
Tカウンタがリセットされない場合にオーバーフロー発
生を前記CPUに通知する手段(図1の11)を備え
る。
【0011】プログラム実行中にWDTカウンタをクリ
アする信号には、現在実行しているプログラムのルーチ
ンを識別できるデータも併せて送信する。
アする信号には、現在実行しているプログラムのルーチ
ンを識別できるデータも併せて送信する。
【0012】WDT監視ユニット内には、一回前に送信
されてきたプログラムのルーチン識別データを保持して
おり、今回受け取った現在のプログラムのルーチン識別
データと比較し、比較により前回と異なるルーチンから
のWDTクリアのみを受け付け、同じルーチンからのW
DTクリア指示は受信しても、WDTカウンタはクリア
しない。これにより、WDTクリア処理を含むルーチン
が異常処理状態になった場合でも、WDTエラーを検出
することができる。
されてきたプログラムのルーチン識別データを保持して
おり、今回受け取った現在のプログラムのルーチン識別
データと比較し、比較により前回と異なるルーチンから
のWDTクリアのみを受け付け、同じルーチンからのW
DTクリア指示は受信しても、WDTカウンタはクリア
しない。これにより、WDTクリア処理を含むルーチン
が異常処理状態になった場合でも、WDTエラーを検出
することができる。
【0013】また、本発明は、別の実施の形態として、
WDT監視ユニットにおいて、保持手段(図2の7)に
同一のルーチン識別子情報が予め定められた回数連続し
て設定されたことを検出する手段(図2の13)と、同
一のルーチン識別子情報が予め定められた回数連続して
設定されたことを検出した場合に、WDTクリア指示信
号をWDTカウンタ(図2の10)に伝達するように制
御する手段(図2の14、9)と、を備えた構成として
もよい。
WDT監視ユニットにおいて、保持手段(図2の7)に
同一のルーチン識別子情報が予め定められた回数連続し
て設定されたことを検出する手段(図2の13)と、同
一のルーチン識別子情報が予め定められた回数連続して
設定されたことを検出した場合に、WDTクリア指示信
号をWDTカウンタ(図2の10)に伝達するように制
御する手段(図2の14、9)と、を備えた構成として
もよい。
【0014】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照
して以下に説明する。
詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照
して以下に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例の構成を示す図
である。図1を参照して、本発明の一実施例について説
明する。
である。図1を参照して、本発明の一実施例について説
明する。
【0016】図1において、12はCPU1で動作中の
プログラムである。プログラム12はデータバス4中の
バスDATA0(4A)にWDTカウンタクリア指示を
送信する。またデータバス4中のDATA1(4B)〜
DATAn(4N)は現在実行中のプログラムルーチン
識別データ(以下「プログラム番号」と呼ぶ)を送信す
るバスである。アドレスバス2はアドレスデコーダ3に
よりデコードされ、WDTユニット6に対してチップイ
ネーブル信号を送信する。
プログラムである。プログラム12はデータバス4中の
バスDATA0(4A)にWDTカウンタクリア指示を
送信する。またデータバス4中のDATA1(4B)〜
DATAn(4N)は現在実行中のプログラムルーチン
識別データ(以下「プログラム番号」と呼ぶ)を送信す
るバスである。アドレスバス2はアドレスデコーダ3に
よりデコードされ、WDTユニット6に対してチップイ
ネーブル信号を送信する。
【0017】WDTユニット6は、前回プログラム番号
レジスタ7、比較器8、論理演算積処理手段であるAN
D回路9、WDTカウンタレジスタ10、及び、WDT
カウンタ状態監視回路11を備えている。
レジスタ7、比較器8、論理演算積処理手段であるAN
D回路9、WDTカウンタレジスタ10、及び、WDT
カウンタ状態監視回路11を備えている。
【0018】前回プログラムレジスタ7は、プログラム
12からデータバス4B〜4Nを介して送信される現在
のデータの一つ前のデータを保持する。
12からデータバス4B〜4Nを介して送信される現在
のデータの一つ前のデータを保持する。
【0019】比較器8は、データバス4B〜4Nを介し
て送信されるデータと、前回プログラムレジスタ7に保
持されている現在より一つ前のデータとを比較し、比較
結果をAND回路9に出力する。
て送信されるデータと、前回プログラムレジスタ7に保
持されている現在より一つ前のデータとを比較し、比較
結果をAND回路9に出力する。
【0020】AND回路9は、データバス4Aと比較器
8の出力信号の論理積を出力する。
8の出力信号の論理積を出力する。
【0021】WDTカウンタレジスタ10は、AND回
路9の出力信号によりリセットされる。
路9の出力信号によりリセットされる。
【0022】WDTカウンタ状態監視回路11は、WD
Tカウンタレジスタ10を定周期で監視し、規定時間内
にWDTカウンタレジスタ10がリセットされない場合
には、WDTオーバフロー信号5を出力する。
Tカウンタレジスタ10を定周期で監視し、規定時間内
にWDTカウンタレジスタ10がリセットされない場合
には、WDTオーバフロー信号5を出力する。
【0023】WDTオーバフロー信号5は、CPU1の
NMI(ノンマスカブルインタラプト)信号などで割り
込み処理を起動し、異常時のデータ保存や動作の強制停
止を行うためのトリガ信号とする。
NMI(ノンマスカブルインタラプト)信号などで割り
込み処理を起動し、異常時のデータ保存や動作の強制停
止を行うためのトリガ信号とする。
【0024】本発明の一実施例の動作について説明す
る。図1において、CPU1で実行されているプログラ
ムは、定周期内にWDTユニット6のWDTカウンタレ
ジスタ10をクリアするための信号を、データバス4を
介して送信する。
る。図1において、CPU1で実行されているプログラ
ムは、定周期内にWDTユニット6のWDTカウンタレ
ジスタ10をクリアするための信号を、データバス4を
介して送信する。
【0025】データバス4には、WDTカウンタクリア
指示用の信号4Aと、プログラムが現在実行しているル
ーチン識別データであるプログラム番号の信号4B〜4
Nが送信される。また、同時にアドレスバス2により、
WDTユニット6に対するチップイネーブル信号を送信
する。なお、アドレスデコーダ3はCPU1とアドレス
バス2で接続されており、プログラム12からの指示に
よりWDTユニット6へのチップイネーブル信号を与え
る。
指示用の信号4Aと、プログラムが現在実行しているル
ーチン識別データであるプログラム番号の信号4B〜4
Nが送信される。また、同時にアドレスバス2により、
WDTユニット6に対するチップイネーブル信号を送信
する。なお、アドレスデコーダ3はCPU1とアドレス
バス2で接続されており、プログラム12からの指示に
よりWDTユニット6へのチップイネーブル信号を与え
る。
【0026】WDTユニット6は、プログラム1からア
ドレスデコーダ3を介してチップイネーブル信号を受信
したときに動作し、チップイネーブルを受信した場合
は、データバス4のデータにより以下のように動作す
る。
ドレスデコーダ3を介してチップイネーブル信号を受信
したときに動作し、チップイネーブルを受信した場合
は、データバス4のデータにより以下のように動作す
る。
【0027】前回プログラム番号レジスタ7は、データ
バス4B〜4Nに接続されており、現在のデータを取り
込む時に、保持していた一回前の値、すなわち前回プロ
グラム番号を比較器8に対して出力する。比較器8はデ
ータバス4B〜4Nのデータ、すなわち現在のプログラ
ム番号と前回プログラム番号レジスタ7の出力信号、す
なわち前回プログラム番号とを比較する。
バス4B〜4Nに接続されており、現在のデータを取り
込む時に、保持していた一回前の値、すなわち前回プロ
グラム番号を比較器8に対して出力する。比較器8はデ
ータバス4B〜4Nのデータ、すなわち現在のプログラ
ム番号と前回プログラム番号レジスタ7の出力信号、す
なわち前回プログラム番号とを比較する。
【0028】AND9回路ではデータバス4中のWDT
カウンタクリア指示信号4Aと比較器8の出力の論理積
をとる。すなわち、クリア指示がきて(WDTカウンタ
クリア指示信号4Aがアクティブ)、かつ、比較器8に
よる比較結果が不一致の場合にのみ、WDTカウンタレ
ジスタ10のクリア指示を出力する。
カウンタクリア指示信号4Aと比較器8の出力の論理積
をとる。すなわち、クリア指示がきて(WDTカウンタ
クリア指示信号4Aがアクティブ)、かつ、比較器8に
よる比較結果が不一致の場合にのみ、WDTカウンタレ
ジスタ10のクリア指示を出力する。
【0029】ここで、比較結果が不一致である場合と
は、前回プログラム番号と今回プログラム番号が異なる
値であったことを意味し、一致である場合は、前回プロ
グラム番号と今回プログラム番号が同一のものであり、
同一ルーチンからのWDTカウンタクリア指示であるこ
とを意味する。
は、前回プログラム番号と今回プログラム番号が異なる
値であったことを意味し、一致である場合は、前回プロ
グラム番号と今回プログラム番号が同一のものであり、
同一ルーチンからのWDTカウンタクリア指示であるこ
とを意味する。
【0030】WDTカウンタレジスタ10は、定周期で
カウントアップするカウンタであり、AND回路9の出
力にてクリア指示を受信した場合にのみリセットされ
る。
カウントアップするカウンタであり、AND回路9の出
力にてクリア指示を受信した場合にのみリセットされ
る。
【0031】WDTカウンタ状態監視回路11は、WD
Tカウンタレジスタ10を常時監視し、規定時間以内に
WDTカウンタレジスタ10がクリアされない場合、W
DTエラーとしてWDTユニット6の出力信号WDTオ
ーバフロー信号5を出力する。
Tカウンタレジスタ10を常時監視し、規定時間以内に
WDTカウンタレジスタ10がクリアされない場合、W
DTエラーとしてWDTユニット6の出力信号WDTオ
ーバフロー信号5を出力する。
【0032】WDTオーバフロー信号5は、CPU1の
NMI信号などで割り込み処理を起動し、異常時のデー
タ保存や動作の強制停止を行うための信号トリガとす
る。
NMI信号などで割り込み処理を起動し、異常時のデー
タ保存や動作の強制停止を行うための信号トリガとす
る。
【0033】次に本発明の第二の実施例について説明す
る。図2は、本発明の第二の実施例の構成を示す図であ
る。図2を参照すると、本発明の第二の実施例は、図1
に示したWDTユニットにおいて、前回プログラム番号
レジスタ7に同一値チェック回路13をさらに追加した
ものである。
る。図2は、本発明の第二の実施例の構成を示す図であ
る。図2を参照すると、本発明の第二の実施例は、図1
に示したWDTユニットにおいて、前回プログラム番号
レジスタ7に同一値チェック回路13をさらに追加した
ものである。
【0034】同一値チェック回路13は、前回プログラ
ム番号レジスタ7に前回持っていた値と同一の値が設定
された場合、その同一値が予め定められた回数以上連続
して設定された場合に出力信号をアクティブとする。
ム番号レジスタ7に前回持っていた値と同一の値が設定
された場合、その同一値が予め定められた回数以上連続
して設定された場合に出力信号をアクティブとする。
【0035】同一値チェック回路13の出力は、比較器
8との出力とOR回路14により論理和をとった後、A
ND回路9に入力される。
8との出力とOR回路14により論理和をとった後、A
ND回路9に入力される。
【0036】これにより、同一ルーチンからのWDTカ
ウンタクリア指示が連続受信で即WDTエラーと判定す
るのではなく、予め定められた値以上連続して受信され
た場合に、WDTエラーとするように、保護を行うこと
ができる。
ウンタクリア指示が連続受信で即WDTエラーと判定す
るのではなく、予め定められた値以上連続して受信され
た場合に、WDTエラーとするように、保護を行うこと
ができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
WDTクリア処理を含むプログラムが異常処理状態とな
った場合に、同一ルーチンからのWDTカウンタのクリ
ア指示を受け付けないことにより、WDTエラーを検出
し、CPUにリセットをかけるか、または、何らかのア
ラームを発生させることができ、ソフトウェアの異常を
正しく検出することを可能とするという効果を奏する。
WDTクリア処理を含むプログラムが異常処理状態とな
った場合に、同一ルーチンからのWDTカウンタのクリ
ア指示を受け付けないことにより、WDTエラーを検出
し、CPUにリセットをかけるか、または、何らかのア
ラームを発生させることができ、ソフトウェアの異常を
正しく検出することを可能とするという効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の他の実施例の構成を示す図である。
1 CPU 2 アドレスバス 3 アドレスデコーダ 4 データバス 4A WDTカウンタクリア指示 4B〜4N プログラム番号 5 オーバーフロー信号 6 WDTユニット 7 前回プログラム番号レジスタ 8 比較器 9 AND回路 10 WDTカウンタレジスタ 11 WDTカウンタ状態監視回路 12 プログラム 13 同一値チェック回路 14 OR回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 町田 敬 神奈川県川崎市中原区小杉町一丁目403番 地 日本電気テレコムシステム株式会社内 (72)発明者 川道 誠 神奈川県川崎市中原区小杉町一丁目403番 地 日本電気テレコムシステム株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】CPUで現在実行しているプログラムのル
ーチン識別子情報を、WDTカウンタを含むWDT監視
ユニットに対して、WDTクリア指示とあわせて送信
し、 前記WDT監視ユニットでは受信した今回のルーチン識
別子情報を前回のルーチン識別子情報と比較し、両者が
異なる場合に、前記WDTクリア指示をWDTカウンタ
に伝達することで、前記WDTカウンタをリセットす
る、ことを特徴とするWDT監視方法。 - 【請求項2】前記WDTカウンタの状態を監視し、規定
時間内に前記WDTカウンタがリセットされないことを
検出した際にオーバーフロー発生の旨を前記CPUに通
知する、ことを特徴とする請求項1記載のWDT監視方
法。 - 【請求項3】前記WDT監視ユニットが、前記CPUか
ら同一のルーチン識別子情報が予め定められた回数連続
して受信した場合に、前記WDTクリア指示信号を前記
WDTカウンタに伝達するように制御する、ことを特徴
とする請求項1記載のWDT監視方法。 - 【請求項4】CPUで現在実行しているプログラムのル
ーチン識別子情報を、WDTカウンタを含むWDT監視
ユニットに対して、WDTクリア指示とあわせて送信
し、 前記WDT監視ユニットが、受信したルーチン識別子情
報を保持する保持手段と、 前記保持手段に保持された前回のルーチン識別子情報
と、今回受信したルーチン識別子情報と、を比較する比
較手段と、 前記比較手段の比較結果が不一致を示す時に前記WDT
クリア指示を前記WDTカウンタに伝達するように制御
する手段と、を備え、 前記WDTカウンタは前記WDTクリア指示を受けてリ
セットされ、さらに、 前記WDTカウンタを監視し規定時間内に前記WDTカ
ウンタがリセットされない場合にオーバーフロー発生の
旨を前記CPUに通知する手段を備えたことを特徴とす
るWDT監視方式。 - 【請求項5】前記保持手段に同一のルーチン識別子情報
が予め定められた回数連続して設定されたことを検出す
る手段と、 同一のルーチン識別子情報が予め定められた回数連続し
て設定されたことを検出した場合に、前記WDTクリア
指示信号を前記WDTカウンタに伝達するように制御す
る手段と、を備えたことを特徴とする請求項3記載のW
DT監視方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10026527A JPH11212829A (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | Wdt監視方法及び方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10026527A JPH11212829A (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | Wdt監視方法及び方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11212829A true JPH11212829A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=12195962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10026527A Pending JPH11212829A (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | Wdt監視方法及び方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11212829A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100414059B1 (ko) * | 2001-09-28 | 2004-01-07 | 엘지전자 주식회사 | Rtos에서의 와치독 타이머를 이용한 오동작 감시시스템 및 방법 |
-
1998
- 1998-01-23 JP JP10026527A patent/JPH11212829A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100414059B1 (ko) * | 2001-09-28 | 2004-01-07 | 엘지전자 주식회사 | Rtos에서의 와치독 타이머를 이용한 오동작 감시시스템 및 방법 |
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