JP2842748B2 - 情報処理装置の監視制御方式 - Google Patents

情報処理装置の監視制御方式

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JP2842748B2
JP2842748B2 JP5007133A JP713393A JP2842748B2 JP 2842748 B2 JP2842748 B2 JP 2842748B2 JP 5007133 A JP5007133 A JP 5007133A JP 713393 A JP713393 A JP 713393A JP 2842748 B2 JP2842748 B2 JP 2842748B2
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JP
Japan
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task
monitoring
state change
control
information processing
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JP5007133A
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JPH06214830A (ja
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芳秀 黒田
勝也 小林
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MYAGI NIPPON DENKI KK
NEC Corp
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MYAGI NIPPON DENKI KK
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理装置のオペレー
ティング・システムにおいて、アラーム情報を収集して
制御を実行するまでの情報処理装置の監視制御方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の情報処理装置の監視制御方
式の一例を示すブロック図である。
【0003】本例の情報処理装置におけるオペレーティ
ング・システムは、任意の時刻にアラーム情報の収集を
行う状態監視タスク4と、状態監視タスク4と装置の初
期設定および設定変更等を行う初期設定タスク3とから
各状態変化データを受け取ってその情報を解析する状変
解析タスク1と、この状変解析タスク1の情報を基に状
態監視タスク4と同一の優先度で制御を実行する制御実
行タスク2とを有し、個々のタスクの動作はフラグA
5,フラグB6を参照することによって行われる構成と
なっている。
【0004】そして、情報処理装置に障害が発生したと
きには、まずアラーム情報は周期起床により起動される
状態監視タスク4によって収集され、状変解析タスク1
に対してブラグA5をオンして状変データが受け渡され
る。状変解析タスク1では状変解析後、制御実行タスク
2に対してフラグB6をオンとして発生アラームに対す
る制御を実行し、制御実行後、状変解析タスク1に対し
てフラグB6をクリアして処理を終了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の情報処理装
置では、状態監視タスクと制御実行タスクとが同一の優
先度で監視制御を実行し、個々のタスクの動作はフラグ
を参照することによって行われるので、状態監視タスク
がアラーム情報を収集して制御実行タスクが制御を終了
するまでの一連の監視制御動作の中で、何度もフラグを
参照しなければならないという煩わしさが発生するとと
もに、制御実行タスクが制御を開始する以前に状変解析
タスクが状態監視タスクに対してフラグをクリアしてし
まえば、発生したアラームに対して制御を実行しないま
ま状態監視タスクでは次のアラームを受け付ける場合が
あり、一連の監視制御動作の中で処理に一貫性を持たせ
ることができないという問題点があった。
【0006】本発明の目的は、状態変化データを受け渡
すタスクである初期設定タスクおよび状態監視タスク
と、状態変化データを受け取ることにより制御を行う側
のタスクである状変解析タスクと制御実行タスクとの間
に優先度を設定することにより、システムとして処理の
一貫性を持たせる情報処理装置の監視制御方式を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置の
監視制御方式は、あらかじめ定めた時刻に収集したアラ
ームに変化があったときに第1の状態変化データとして
通知を行う状態監視タスクと、監視装置からの要求によ
り情報処理装置の初期設定および設定変更に変化があっ
たときに第2の状態変化データとして通知を行う初期設
定タスクと、前記第1および第2の各状態変化データを
受け取って解析する状変解析タスクと、この状変解析タ
スクの情報を基に前記状態監視タスクより高い優先度に
よって制御を実行する制御実行タスクとから構成される
オペレーティング・システムであって、前記制御実行タ
スクが処理を実行している間は前記状態監視タスクの動
作を停止させることを特徴とする。
【0008】また、前記状変解析タスクおよび前記制御
実行タスクに前記初期設定タスクより高い優先度を設定
し、前記状変解析タスクの情報を基に前記制御実行タス
クが処理を実行している間は前記初期設定タスクの処理
を停止させることを特徴とする。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の情報処理装置の監視制御方式の一実
施例を示すブロック図である。
【0010】本実施例の情報処理装置のオペレーティン
グ・システムは、あらかじめ定めた時刻に収集したアラ
ームに変化があったときに第1の状態変化データaとし
て通知を行う状態監視タスク4と、監視装置からの要求
により情報処理装置の初期設定および設定変更に変化が
あったときに第2の状態変化データcとして通知を行う
初期設定タスク3と、第1および第2の各状態変化デー
タを受け取って解析する状変解析タスク1と、この状変
解析タスク1の情報を基に状態監視タスク4より高い優
先度によって制御を実行する制御実行タスク2とから構
成される。
【0011】状態監視タスク4は周期起床によりアラー
ムの監視を行い、変化を検出したときに、状変解析タス
ク1を起動して状態変化データaの通知を行って自己の
動作を停止する。
【0012】状変解析タスク1は解析実行後に制御実行
タスク2を起動し、制御データbを通知した後に自己の
動作を停止し、制御実行タスク2により発生アラームに
対する制御が実行される。
【0013】制御実行タスク2が制御を実行した後、状
態監視タスク4は周期起床によるアラーム監視を再開
し、上記の処理を繰り返す。
【0014】このように、本実施例は個々のタスク間に
優先順位を設定し、例えば制御実行タスク2に状態監視
タスク4より高い優先度を設定することにより、従来方
式における数度のフラグ参照を行うという煩わしさを解
消し、また、発生したアラームに対して制御を実行しな
いまま、状態監視タスク4が次のアラームを受け付ける
という動作を回避することができる。
【0015】また、本実施例では、初期設定タスク3よ
り状変解析タスク1および制御実行タスク2に高い優先
度を持たせることにより、初期設定タスク3から装置設
定の変更およびフラグ,メモリの初期化処理等の要求が
発生したときは、状変解析タスク1および制御実行タス
ク2の優先度が初期設定タスク4より高いので、制御実
行タスク2が動作中は初期設定タスク3の動作を停止さ
せる。
【0016】これにより、フラグ参照の煩わしさを解消
し、制御を実行する以前に新たな設定要求を初期設定タ
スク3が保持するという現象を防ぎ、処理の一貫性をシ
ステムに持たせることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、状態変化
データを受け渡す側のタスクである初期設定タスクおよ
び状態監視タスクと、状態変化データを受け取って制御
を行う側のタスクである状変解析タスクおよび制御実行
タスクの間に優先順位を設定し、高い優先度のタスクの
実行中は低い優先度のタスクの動作を停止させることに
よりアラームを収集しない。
【0018】従って、制御実行タスクが処理を開始する
以前に不必要にアラームの収集を行い、その結果、余分
な制御を行うという状態が回避され、監視制御処理にお
いてシステムに一貫性を持たせることができるという効
果を有する。
【0019】また、従来の方式によるフラグ参照の煩わ
しさを解消し、制御を実行する以前に新たな設定要求を
初期設定タスク3が保持するという現象を防ぎ、処理の
一貫性をシステムに持たせることができるという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の監視制御方式の一実施
例を示すブロック図である。
【図2】従来の情報処理装置の監視制御方式の一例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 状変解析タスク 2 制御実行タスク 3 初期設定タスク 4 状態監視タスク 5 フラグA 6 フラグB a 第1の状態変化データ b 制御データ c 第2の状態変化データ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−284545(JP,A) 特開 平2−151942(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 11/30 - 11/34

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ定めた時刻に収集したアラー
    ムに変化があったときに第1の状態変化データとして通
    知を行う状態監視タスクと、監視装置からの要求により
    情報処理装置の初期設定および設定変更に変化があった
    ときに第2の状態変化データとして通知を行う初期設定
    タスクと、前記第1および第2の各状態変化データを受
    け取って解析する状変解析タスクと、この状変解析タス
    クの情報を基に前記状態監視タスクより高い優先度によ
    って制御を実行する制御実行タスクとから構成されるオ
    ペレーティング・システムであって、前記制御実行タス
    クが処理を実行している間は前記状態監視タスクの動作
    を停止させることを特徴とする情報処理装置の監視制御
    方式。
  2. 【請求項2】 前記状変解析タスクおよび前記制御実行
    タスクに前記初期設定タスクより高い優先度を設定し、
    前記状変解析タスクの情報を基に前記制御実行タスクが
    処理を実行している間は前記初期設定タスクの処理を停
    止させることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置
    の監視制御方式。
JP5007133A 1993-01-20 1993-01-20 情報処理装置の監視制御方式 Expired - Lifetime JP2842748B2 (ja)

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JPH06214830A JPH06214830A (ja) 1994-08-05
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