JP2000311099A - プロセス監視システムおよびプロセス監視方法 - Google Patents

プロセス監視システムおよびプロセス監視方法

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JP2000311099A
JP2000311099A JP11120071A JP12007199A JP2000311099A JP 2000311099 A JP2000311099 A JP 2000311099A JP 11120071 A JP11120071 A JP 11120071A JP 12007199 A JP12007199 A JP 12007199A JP 2000311099 A JP2000311099 A JP 2000311099A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、名前が指定された任意のプロセス
を監視対象とし監視プロセス異常終了時の連動処理を振
り分けてプロセス監視開始/終了期間の柔軟な設定が可
能なプロセス監視システムおよびプロセス監視方法を提
供することを課題とする。 【解決手段】 監視プロセス手段1はプロセス監視開始
部21からの通知を受け取ると監視プロセス定義ファイ
ル3を読み込み、監視対象プロセスのプロセス名を取得
する。プロセス名を基にプロセスIDをオペレーティン
グシステム4のプロセス管理テーブル41から検索し、
監視対象プロセス群5が異常終了した場合に検知できる
ように設定する。プロセスの異常終了を検知するとその
終了コードを取得し、プロセス名、終了コードをキーに
監視プロセス定義ファイル3を検索し、対応する連動処
理を検索、実行する。プロセス監視終了部22からの通
知を受けプロセス監視を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムにおける稼働中プロセス(タスク)の障害管理方式
におけるプロセス監視技術に係り、特に名前が指定され
た任意のプロセスを監視対象とし監視プロセス異常終了
時の連動処理を振り分けてプロセス監視開始/終了期間
の柔軟な設定が可能なプロセス監視システムおよびプロ
セス監視方法に関する。
【0002】
【従来の技術】他のマシンからの接続要求を受け付ける
ために常駐して待機している常駐プロセスなど、コンピ
ュータシステムにおいて重要な役割を果たしているプロ
セスの異常終了はシステムダウン等の大きな問題に発展
することがある。従って、重要なプロセスが異常終了し
た場合には、オペレータへの障害通知、異常終了したプ
ロセスの再起動、システム再起動等の処理を速やかに行
う必要がある。このような制御を行うための従来技術と
しては、例えば、特開平5−342058号公報(第1
従来技術)や特開平9−44376号公報(第2従来技
術)に記載のものがある。
【0003】特開平5−342058号公報に記載され
ている第1従来技術は、プロセスを監視するための親プ
ロセス(管理プロセス)を設け、プロセスが異常終了す
る場合は親プロセスに異常終了したことを送信する。親
プロセスは異常終了通知を受信すると、他の子プロセス
に事後処理(ロールバック等の処理)を行うように依頼
することが開示されている。しかしながら、この方式は
親子関係を持つプロセス間でのみ有効な方式であり、ま
た監視されるべき子プロセスが終了通知を送信できない
程度の異常が発生した場合には親プロセスは異常を検知
できない。
【0004】そして、特開平9−44376号公報に記
載されている第2従来技術は、親プロセス(管理プロセ
ス)が子プロセスを起動し、プロセスID管理テーブル
に子プロセスのプロセスIDを登録する。子プロセスは
共通のセマフォをロックし、子プロセスが異常終了する
とセマフォのロックが解除され、親プロセスは子プロセ
スの異常終了を検知し、プロセスID管理テーブルの情
報を元に子プロセスにシグナル送信等をして異常終了し
た子プロセスを特定し、その子プロセスの再起動等の処
理を行う方式であることが開示されている。
【0005】この方式はセマフォが使用可能な任意のオ
ペレーティングシステムで実行可能という点で汎用性が
あるが、この方式も親プロセスと子プロセスの関係で子
プロセスを管理する方式である。また、監視される子プ
ロセス側には特別の作り込みを必要とする。従って監視
対象は常に特定の障害管理システム配下にある、作り込
み可能なプロセスに限定される。従って他のサービスか
ら起動される他のベンダが製造したプロセスは監視対象
とならない。従って汎用プロダクトとしてのプロセス監
視システムを設計・製造する場合これらのプロセス監視
方式を使用することはできない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術には以下に掲げる問題点があった。まず、第1の
問題点は、現状のプロセス監視方式は親プロセスによる
子プロセス管理という管理方式であるため、汎用的な、
他のベンダが製造したプロセスの生存監視を行う目的に
は適していないことである。その理由は、監視方法に親
子関係を利用していること、監視される子プロセス側に
監視されるための作り込みを必要としていること、監視
対象となるプロセスをユーザが任意に指定可能ではない
ことにある。
【0007】また、第2の問題点は、プロセスの異常終
了を検知した時の処理が固定的であることである。すな
わち、プロセスが異常終了した場合でも、異常終了には
程度があり、再起動不能な致命的な状況もありうる。こ
の場合異常終了したら必ず再起動するようなシステムに
しておくと、異常終了→再起動→異常終了…という無限
ループに陥る恐れがある。その理由は、如何なる理由で
異常終了したかという判定がなされていないためであ
る。場合によっては異常終了を検知した場合でも再起動
を行わず、オペレータへの障害通知のみを行い、障害の
原因を取り除いた後に再起動することが必要な場合もあ
るからである。
【0008】そして、第3の問題点は、プロセス監視を
実行する時期を柔軟に変更することができないことであ
る。すなわち、任意のプロセスを監視することを考えた
場合、このプロセスは監視プロセスより先に起動する場
合もあり、後に起動する場合もある。仮に監視プロセス
の方が先に起動する場合、監視プロセスは起動後に直ち
にプロセス監視を開始してしまうので、プロセスが不在
であるため異常事態発生と誤判断してしまう。その理由
はプロセス監視の開始/終了時期を制御する手段が提供
されていないためである。
【0009】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、コンピュータシス
テムにおける稼働中プロセス(タスク)の障害管理方式
において、任意のユーザが指定したプロセスを監視可能
なプロセス監視システムおよびプロセス監視方法を提供
する点にある。また、本発明の第2の目的は、プロセス
の異常終了検知時に障害状況に対応した処理が実行可能
なプロセス監視システムおよびプロセス監視方法を提供
する点にある。そして、本発明の第3の目的は、プロセ
スが正常に停止するとわかっている場合に異常終了によ
る停止と区別するため、プロセス監視期間を柔軟に変更
できるプロセス監視システムおよびプロセス監視方法を
提供する点にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
要旨は、名前が指定された任意のプロセスを監視対象と
し監視プロセス異常終了時の連動処理を振り分けてプロ
セス監視開始/終了期間の柔軟な設定が可能なプロセス
監視システムであって、指定されたプロセス名を基にオ
ペレーティングシステムのプロセス管理テーブルを検索
して対応するプロセスIDを取得する手段と、ユーザが
指定した任意のプロセスの生存状態を監視する手段とを
有することを特徴とするプロセス監視システムに存す
る。また請求項2に記載の発明の要旨は、名前が指定さ
れた任意のプロセスを監視対象とし監視プロセス異常終
了時の連動処理を振り分けてプロセス監視開始/終了期
間の柔軟な設定が可能なプロセス監視システムであっ
て、異常終了したプロセスの終了コードを判定して異常
終了の状態により対応した処理を振り分ける手段と、プ
ロセスの終了状態に依存した連動処理を可能にする手段
とを有することを特徴とするプロセス監視システムに存
する。また請求項3に記載の発明の要旨は、プロセスの
監視を行う監視プロセス手段と、プロセス監視の開始時
期および/または終了時期を設定し、任意のプロセスに
対するプロセス監視の監視期間を適切に設定するプロセ
ス監視開始/終了手段と、監視対象である複数の監視対
象プロセスを備えた監視対象プロセス群と、前記監視対
象プロセスの名前の定義および異常終了した際の連動処
理の定義を実行するとともに、任意にユーザが指定した
プロセスを監視する問題を解決する監視プロセス定義フ
ァイルとを有することを特徴とする請求項1または2に
記載のプロセス監視システムに存する。また請求項4に
記載の発明の要旨は、前記監視プロセス手段は、プロセ
スの異常終了を監視するプロセス監視部を有することを
特徴とする請求項3に記載のプロセス監視システムに存
する。また請求項5に記載の発明の要旨は、前記監視プ
ロセス手段は、プロセスの異常終了に応じて適切な対処
を行うためにプロセスの異常終了の状況を調べるととも
に、対応する適切な連動処理を決定する連動処理判定部
を有することを特徴とする請求項3に記載のプロセス監
視システムに存する。また請求項6に記載の発明の要旨
は、前記監視プロセス手段は、プロセスの異常終了に応
じて適切な対処を行うために、プロセス異常終了に対す
る連動処理を実行する連動処理実行部を有することを特
徴とする請求項3に記載のプロセス監視システムに存す
る。また請求項7に記載の発明の要旨は、前記プロセス
監視部は、オペレーティングシステムのプロセス管理テ
ーブルを検索し、監視対象のプロセスが異常終了した時
に前記監視プロセス手段にその旨を送信するように構成
されていることを特徴とする請求項4に記載のプロセス
監視システムに存する。また請求項8に記載の発明の要
旨は、前記連動処理判定部は、プロセスの異常終了に応
じて適切な対処を行うために、前記プロセス監視部がプ
ロセスの異常終了を検知した場合にプロセスの異常終了
の終了コードを取得し、プロセス名・終了コードをキー
として前記監視プロセス定義ファイルを検索して対応す
る連動処理を決定するように構成されていることを特徴
とする請求項5に記載のプロセス監視システムに存す
る。また請求項9に記載の発明の要旨は、前記連動処理
実行部は、プロセスの異常終了に応じて適切な対処を行
うために、前記連動処理判定部によって決定された連動
処理を実行するように構成されていることを特徴とする
請求項6または8に記載のプロセス監視システムに存す
る。また請求項10に記載の発明の要旨は、前記プロセ
ス監視開始/終了手段は、前記監視プロセス手段にプロ
セス監視開始通知を送信するプロセス監視開始部と、前
記監視プロセス手段にプロセス監視終了通知を送信する
プロセス監視終了部と、前記プロセス監視開始部および
前記プロセス監視終了部をスケジューリングして実行す
るためのスケジュール部とを有することを特徴とする請
求項3に記載のプロセス監視システムに存する。また請
求項11に記載の発明の要旨は、名前が指定された任意
のプロセスを監視対象とし監視プロセス異常終了時の連
動処理を振り分けてプロセス監視開始/終了期間の柔軟
な設定が可能なプロセス監視方法であって、指定された
プロセス名を基にオペレーティングシステムのプロセス
管理テーブルを検索して対応するプロセスIDを取得す
る工程と、ユーザが指定した任意のプロセスの生存状態
を監視する工程とを有することを特徴とするプロセス監
視方法に存する。また請求項12に記載の発明の要旨
は、名前が指定された任意のプロセスを監視対象とし監
視プロセス異常終了時の連動処理を振り分けてプロセス
監視開始/終了期間の柔軟な設定が可能なプロセス監視
方法であって、異常終了したプロセスの終了コードを判
定して異常終了の状態により対応した処理を振り分ける
工程と、プロセスの終了状態に依存した連動処理を可能
にする工程とを有することを特徴とするプロセス監視方
法に存する。また請求項13に記載の発明の要旨は、プ
ロセスの監視を行う監視プロセス工程と、プロセス監視
の開始時期および/または終了時期を設定し、任意のプ
ロセスに対するプロセス監視の監視期間を適切に設定す
るプロセス監視開始/終了工程と、監視対象である複数
の監視対象プロセスを備えた監視対象プロセス群を管理
する工程と、前記監視対象プロセスの名前の定義および
異常終了した際の連動処理の定義を実行するとともに、
任意にユーザが指定したプロセスを監視する問題を解決
する監視プロセス定義ファイルを管理する工程とを有す
ることを特徴とする請求項11または12に記載のプロ
セス監視方法に存する。また請求項14に記載の発明の
要旨は、前記監視プロセス工程は、プロセスの異常終了
を監視するプロセス監視工程と、プロセスの異常終了に
応じて適切な対処を行うためにプロセスの異常終了の状
況を調べるとともに、対応する適切な連動処理を決定す
る連動処理判定工程と、プロセスの異常終了に応じて適
切な対処を行うために、プロセス異常終了に対する連動
処理を実行する連動処理実行工程と、オペレーティング
システムのプロセス管理テーブルを検索し、監視対象の
プロセスが異常終了した時に前記監視プロセス工程にそ
の旨を送信する工程とを含むことを特徴とする請求項1
3に記載のプロセス監視方法に存する。また請求項15
に記載の発明の要旨は、前記連動処理判定工程は、プロ
セスの異常終了に応じて適切な対処を行うために、前記
プロセス監視工程がプロセスの異常終了を検知した場合
にプロセスの異常終了の終了コードを取得し、プロセス
名・終了コードをキーとして前記監視プロセス定義ファ
イルを検索して対応する連動処理を決定する工程と、プ
ロセスの異常終了に応じて適切な対処を行うために、前
記連動処理判定工程によって決定された連動処理を実行
する工程とを含むことを特徴とする請求項14に記載の
プロセス監視方法に存する。また請求項16に記載の発
明の要旨は、前記プロセス監視開始/終了工程は、前記
監視プロセス工程にプロセス監視開始通知を送信するプ
ロセス監視開始工程と、前記監視プロセス工程にプロセ
ス監視終了通知を送信するプロセス監視終了工程と、前
記プロセス監視開始工程および前記プロセス監視終了工
程をスケジューリングして実行するためのスケジュール
工程とを有することを特徴とする請求項13に記載のプ
ロセス監視方法に存する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に示す実施の形態の特徴は、
プロセスの監視を行う監視プロセス手段と、プロセス監
視期間を任意に設定するためのプロセス監視開始/終了
手段と、任意にユーザが指定したプロセスを監視する問
題を解決するためにオペレーティングシステムのプロセ
ス管理テーブルを検索するとともに、監視対象プロセス
の異常終了を検知し任意のプロセスを監視するプロセス
監視部と、ユーザが監視対象プロセスのプロセス名およ
び異常終了した際に実行する連動処理を定義するととも
に、任意にユーザが指定したプロセスを監視する問題を
解決する監視プロセス定義ファイルと、プロセスの異常
終了に応じて適切な対処を行うために、プロセスの異常
終了の状況を調べるとともに、対応する適切な連動処理
を決定する連動処理判定部と、プロセスの異常終了に応
じて適切な対処を行うために、プロセス異常終了に対す
る連動処理を実行する連動処理実行部と、プロセス監視
の開始時期、終了時期を設定し、任意のプロセスに対す
るプロセス監視の監視期間を適切に設定するプロセス監
視開始/終了手段とを設けることにより、任意のユーザ
が指定したプロセスを監視でき、プロセスの異常終了検
知時に障害状況に対応した処理を実行でき、プロセスが
正常に停止するとわかっている場合に異常終了による停
止と区別してプロセス監視期間を柔軟に変更できること
にある。以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0012】図1は本発明の一実施の形態にかかるプロ
セス監視システムを説明するための機能ブロック図であ
る。図1において、1は監視プロセス手段、2はプロセ
ス監視開始/終了手段、3は監視プロセス定義ファイ
ル、4はオペレーティングシステム、5は監視対象プロ
セス群、11はプロセス監視部、12は連動処理判定
部、13は連動処理実行部、21はプロセス監視開始
部、22はプロセス監視終了部、23はスケジュール
部、41はプロセス管理テーブル、51,…,5Nは監
視対象プロセスである。
【0013】図1を参照すると、本発明の実施の形態
は、プロセスの監視を行う監視プロセス手段1と、プロ
セス監視の開始時期、終了時期を設定し、任意のプロセ
スに対するプロセス監視の監視期間を適切に設定(換言
すれば、プロセス監視の開始/終了のタイミングを制
御)するプロセス監視開始/終了手段2と、監視対象プ
ロセス群5(監視対象プロセス51,…,5N)の名前
および異常終了した際の連動処理を定義するとともに、
任意にユーザが指定したプロセスを監視する問題を解決
する監視プロセス定義ファイル3と、オペレーティング
システム4と、監視対象である監視対象プロセス群5
(監視対象プロセス51,…,5N)とを備えている。
【0014】監視プロセス手段1は、プロセスの異常終
了を監視するプロセス監視部11と、プロセスの異常終
了に応じて適切な対処を行うためにプロセスの異常終了
の状況を調べるとともに、対応する適切な連動処理を決
定(換言すれば、プロセスが異常終了した際の連動処理
を決定)する連動処理判定部12と、プロセスの異常終
了に応じて適切な対処を行うために、プロセス異常終了
に対する連動処理を実行(換言すれば、プロセスが異常
終了した際の連動処理を実行)する連動処理実行部13
を備えている。
【0015】プロセス監視部11は、オペレーティング
システム4のプロセス管理テーブル41を検索し、監視
対象のプロセスが異常終了した時に監視プロセス手段1
にその旨を送信する。連動処理判定部12は、プロセス
の異常終了に応じて適切な対処を行うために、プロセス
監視部11がプロセスの異常終了を検知した場合にプロ
セスの異常終了の終了コードを取得し、プロセス名・終
了コードをキーとして監視プロセス定義ファイル3を検
索して対応する連動処理を決定する。連動処理実行部1
3は、プロセスの異常終了に応じて適切な対処を行うた
めに、連動処理判定部12によって決定された連動処理
を実行する。連動処理とは例えば異常終了したプロセス
の再起動、オペレータへの障害発生通知などである。
【0016】プロセス監視開始/終了手段2は、プロセ
ス監視開始を監視プロセス手段1に送信するプロセス監
視開始部21と、プロセス監視終了を送信するプロセス
監視終了部22と、プロセス監視開始部21およびプロ
セス監視終了部22をスケジューリングして実行するた
めのスケジュール部23を備えている。プロセス監視開
始部21は監視プロセス手段1にプロセス監視開始通知
を送信する。プロセス監視終了部22は監視プロセス手
段1にプロセス監視終了通知を送信する。スケジュール
部23はプロセス監視開始部21とプロセス監視終了部
22の実行時期をスケジューリングし、プロセス監視実
行期間(換言すれば、プロセス監視開始部21が実行さ
れてからプロセス監視終了部22が実行されるまでの期
間)が適切になるようにする。
【0017】本実施の形態では、任意のプロセスを監視
の対象としており、監視プロセス手段1の起動/停止時
期と監視対象である監視対象プロセス群5(監視対象プ
ロセス51,…,5N)の起動/停止時期の順序が不定
であるため、プロセス監視の開始/終了時期を任意に設
定することが必要になる。もし、プロセス監視開始/終
了手段2を設定することなく、監視プロセス手段1が起
動後に直ちにプロセス監視を開始すると、監視対象であ
る監視対象プロセス群5(監視対象プロセス51,…,
5N)はまだ起動していない可能性があるため、異常事
態と誤判断してしまう可能性がある。同様に、監視対象
である監視対象プロセス群5(監視対象プロセス51,
…,5N)が監視プロセス手段1より先に終了してしま
うと、監視対象プロセス群5(監視対象プロセス51,
…,5N)が異常終了したと誤判断してしまう可能性が
ある。従って、プロセス監視実行期間は、監視対象プロ
セス群5(監視対象プロセス51,…,5N)が確実に
生存している時期に設定する必要がある。
【0018】監視プロセス定義ファイル3は、監視対象
となるプロセスの名前およびこのプロセスが終了したと
きの連動処理を終了コードと対応させて定義する。
【0019】オペレーティングシステム4としては指定
された名前のプロセスの生存情報がオペレーティングシ
ステム4のプロセス情報から取得可能なオペレーティン
グシステム4(例えば、WindowsNT(商標),
Windows95(商標),UNIX(商標)など)
が対象である。オペレーティングシステム4は、現在稼
働中のプロセスのプロセス名と対応するプロセスIDを
管理するプロセス管理テーブル41を持っている。上記
WindowsNT(商標),Windows95(商
標),UNIX(商標)などのオペレーティングシステ
ム4はこの条件に当てはまる。監視対象である監視対象
プロセス群5(監視対象プロセス51,…,5N)は任
意のプロセスである。
【0020】次に、図1および図2を参照して本実施の
形態の全体の動作について詳細に説明する。図2は本発
明の一実施の形態にかかるプロセス監視方法を説明する
ためのフローチャートである。
【0021】まず、監視プロセス手段1は、起動(ステ
ップA01)後、プロセス監視開始部21からのプロセ
ス監視開始通知(ステップA21)を待つ。プロセス監
視開始部21は、監視対象プロセス群5(監視対象プロ
セス51,…,5N)が全て起動しているべき時間に起
動されるようにスケジューリングされ、スケジュール部
23により起動され、監視プロセス手段1にプロセス監
視開始通知を送信する(ステップA21)。
【0022】監視プロセス手段1は、この通知を受信
(ステップA02)してプロセス監視を開始し、まず、
監視プロセス定義ファイル3を読み込み、監視対象プロ
セスのプロセス名を取得する(ステップA03)。この
プロセス名を基にオペレーティングシステム4のプロセ
ス管理テーブル41から情報を取得し、監視対象プロセ
ス群5(監視対象プロセス51,…,5N)が異常終了
した場合に通知を受けられるような設定を行う(ステッ
プA04)。この設定はオペレーティングシステム4に
より異なるが、オペレーティングシステム4の管理する
プロセス情報を取得し、指定された名前のプロセスの生
存を確認することが可能なオペレーティングシステム4
であれば設定可能である。監視対象プロセス群5(監視
対象プロセス51,…,5N)で存在しないものがある
場合は(ステップA05のNO)、監視プロセス定義フ
ァイル3を読み込み、プロセス再起動、オペレータへの
障害通知等の連動処理を実行する(ステップA09)。
監視対象プロセス群5(監視対象プロセス51,…,5
N)がすべて存在する場合は(ステップA05のYE
S)、監視対象プロセス群5(監視対象プロセス51,
…,5N)の異常終了を検知するまで待ち合わせる(ス
テップA06)。異常終了を検知すると(ステップA0
7)、終了したプロセスの終了コードを取得する(ステ
ップA08)。異常終了したプロセス名および終了コー
ドをキーにして監視プロセス定義ファイル3を検索し、
対応する連動処理(プロセスの再起動など)を実行する
(ステップA09)。
【0023】監視プロセス手段1は異常終了した監視対
象プロセス群5(監視対象プロセス51,…,5N)が
再起動されるのを一定時間待ち合わせる(ステップA1
0)。再起動を検知すると(ステップA10のYE
S)、再起動されたプロセスを再び監視対象に加え(ス
テップA11)、再びプロセス終了待ち合わせ処理(ス
テップA06)に戻る。一定時間後に再起動を検知する
ことができなかった場合は(ステップA10のNO)こ
のプロセスの監視は諦め、プロセス待ち合わせ(ステッ
プA06)へ戻る。
【0024】以下、この処理をプロセス監視終了通知受
信(ステップA12)まで継続する。その後、監視対象
である監視対象プロセス群5(監視対象プロセス51,
…,5N)が停止する時期に近づくと、プロセス待ち合
わせ(ステップA6)の終了を待って、スケジュール部
23によりプロセス監視終了部22が起動される(ステ
ップA22)。
【0025】プロセス監視部11は、プロセス監視終了
通知を受信(ステップA12)すると、監視対象プロセ
ス群5(監視対象プロセス51,…,5N)の監視を止
め(ステップA13)、以後監視対象プロセス群5(監
視対象プロセス51,…,5N)が終了しても連動処理
は行わない(ステップA13〜ステップA14)。従っ
て、監視対象プロセス群5(監視対象プロセス51,
…,5N)が停止しても障害に対応した連動処理は実行
されない。
【0026】またスケジュール部23は、定期的にプロ
セス監視終了部22を実行し、続けて、プロセス監視開
始部21を実行する。これはプロセス監視のリスタート
を意味する。すなわち、プロセスが異常終了した場合の
再起動待ち合わせ処理(ステップA10)でプロセスが
時間内に再起動しなかった場合でも、その後オペレータ
等により手動でこのプロセスが再起動されるケースがあ
る。こうしたプロセスを再びプロセス監視の対象とする
ために、プロセス監視部11を最初からやり直し、再起
動されているプロセスがあればプロセス監視の対象に組
み込むことができる。
【0027】次に、本実施の形態の動作の具体例を説明
する。図3は図1のプロセス監視システムの動作(図2
のプロセス監視方法)の具体例を示す図、図4は図3の
プロセス監視システムの動作(プロセス監視方法)で使
用される監視プロセス定義ファイル3のイメージ図であ
る。ここでは監視対象プロセス51,52,53の監視
を行うケースについて説明する。
【0028】図3を参照すると、プロセス監視開始通知
を受信した監視プロセス手段1は、監視プロセス定義フ
ァイル3を読み込んだ後、オペレーティングシステム4
が管理するプロセス情報を取得し監視対象のプロセスの
異常終了を検知できるように設定する。この設定はオペ
レーティングシステム4により異なる。以下では、Wi
ndowsNT(商標)のケースについて記述する。ま
ず、Win32APIのRegQueryValueE
x関数をHKEY_PERFORMANCE_KEYを
指定して呼び出すことによりパフォーマンス情報を取得
する。このパフォーマンス情報には稼働中の全プロセス
のプロセス名および対応するプロセスIDが含まれてい
るため、監視プロセス手段1は監視対象の監視対象プロ
セス51,…,53のプロセスIDを取得することがで
きる。取得したプロセスIDに対してWin32API
のOpenProcess関数を呼び出すことによりプ
ロセスハンドルを取得することができる。このプロセス
ハンドルをセットして待機関数(WaitForMul
tipleObjects)を呼び出すと監視対象プロ
セスが終了したときにオペレーティングシステム4から
通知を受けることができる。このようにして設定可能で
ある。
【0029】Windows95(商標)の場合はこの
手法ではプロセスハンドルを取得できないが、代わりに
Toolhelp32 APIを使用することによりプ
ロセスハンドルを取得することができる。後はWind
owsNT(商標)の場合と同じである。
【0030】一方、UNIX(商標)の場合は、プロセ
ス監視部11を別プロセス(または別スレッド)に分け
て、このプロセスは監視対象のプロセスがオペレーティ
ングシステム4のプロセス管理情報(/proc)に存
在しているかどうかを定期的にポーリングをかけて調べ
る。不在を検知したら、監視プロセス手段1に通知を行
うようにする。ポーリングは定期的にpsコマンドを発
行して監視対象プロセスの生存を確認する手法でも設定
可能である。
【0031】本実施の形態のプロセス監視システムにお
いては、図3に示すように、監視対象プロセス52が最
も最後に起動し、最も最初に停止する。従って、監視対
象プロセス52の生存を正常に監視するために、プロセ
ス監視開始部21(図3のステップA21)は監視対象
プロセス52の起動後に発行されるようにスケジューリ
ングし、プロセス監視終了通知手段(図3のステップA
22)は監視対象プロセス52の停止前に発行されるよ
うにスケジューリングする。このスケジューリングによ
り、監視対象プロセス51,…,53を正常に監視する
ことが可能になる。仮にプロセス監視開始通知の送信
(図3のステップA21)が監視対象プロセス52の起
動前に発行された場合、監視プロセス手段1は監視対象
プロセス52の不在を検知し異常が発生していると誤判
断してしまう。また仮にプロセス監視終了通知送信(図
3のステップA22)が監視対象プロセス52の停止後
に発行されると、監視プロセス手段1は監視対象プロセ
ス53が異常終了したと誤判断してしまう。
【0032】今、監視対象プロセス53が異常終了した
場合を考える。図3を参照すると、オペレーティングシ
ステム4がWindowsNT(商標),Window
s95(商標)の場合、監視プロセス手段1は監視対象
プロセス53の終了コードとしてGetExitCod
eProcess関数を呼び出して取得する。監視対象
プロセス53のプロセス名であるCCC、および終了コ
ードをキーに監視プロセス定義ファイル3(図4参照)
を検索する。
【0033】図3に示す例では、プロセス名がCCC、
終了コードが1であり、連動処理は再起動であるので、
連動処理実行部13は監視対象プロセス53を再起動す
る。監視対象プロセス53が一定時間以内に起動すれば
監視プロセス手段1は再び監視対象プロセス53を監視
対象とし、プロセス監視を継続する。すなわち再び監視
対象プロセス53が異常終了した場合も再起動処理が行
われる。
【0034】一方、UNIX(商標)の場合、監視プロ
セス手段1と監視対象プロセス51,…,53に親子関
係がなければ終了コードを取得することができない。従
って、監視対象プロセス51,…,53は終了コードを
ファイル等に出力し、監視プロセス手段1はこのファイ
ルを読んで終了コードを判定する等の仕組みが必要であ
る。その他はWindowsNT(商標),Windo
ws95(商標)と同じである。
【0035】次に、異常終了したプロセスが一定期間内
に再起動せず(図2に示すステップA10でNOの場合
参照)、タイムアウト期間後にオペレータが手動でこの
プロセスを起動した場合の例を記述する。図5は図1の
プロセス監視システムの動作(図2のプロセス監視方
法)の具体例を示す図、図6は図5のプロセス監視シス
テムの動作(プロセス監視方法)で使用される監視プロ
セス定義ファイル3のイメージ図である。
【0036】図5に示す例では、監視対象プロセス53
が終了コードが−1で異常終了している。この場合、終
了コードが−1であるので、監視プロセス手段1は、図
6に示す監視プロセス定義ファイル3を参照して、オペ
レータへの障害通知のみを行い監視対象プロセス53の
再起動は行わない。そのため、監視プロセス手段1はタ
イムアウトの判定を実行する(図2に示すステップA1
0でNO参照)。その後オペレータは障害の原因を取り
除いた後、監視対象プロセス53を手動で再起動する。
スケジュール部23は一定の間隔でプロセス監視終了部
22、プロセス監視開始部21を実行するため、このプ
ロセス監視実行時にこのプロセスはプロセス監視部11
により検知され、再びプロセス監視の対象となる。
【0037】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、以下に掲げる効果を奏する。まず第1の効果は、監
視対象となる監視対象プロセス群5(監視対象プロセス
51,…,5N)は監視プロセス手段1と親子関係を持
つ必要はなく、また監視対象プロセス群5(監視対象プ
ロセス51,…,5N)側に処理を作り込む必要がない
ため、任意のプロセスを監視対象とすることができるこ
とである。その理由は、プロセス監視のためのオペレー
ティングシステム4が管理するプロセス管理テーブル4
1を直接利用するためである。
【0038】また第2の効果は、監視対象プロセス群5
(監視対象プロセス51,…,5N)の異常終了を検知
した場合、単に再起動するのではなく、終了コードをチ
ェックし異常終了の状態を判定することが可能であるた
め、柔軟な障害対応処理ができ、異常終了した場合に必
ず再起動するようなロジックの場合、または回復不能な
障害が発生した場合には、異常終了→再起動→異常終了
→…の無限ループに陥ってしまう可能性を防ぐことがで
きることである。なお、こうした障害の場合には監視プ
ロセス手段1は単にオペレータへ障害発生を通知し、オ
ペレータが障害の原因を取り除いた後に手動で異常終了
したプロセスを起動する必要がある場合がある。
【0039】そして第3の効果は、プロセス監視の開始
/終了の時期はプロセス監視開始/終了手段2によって
決定されるため、プロセス監視する期間をユーザが任意
に設定でき、従って任意の時期に起動/停止するプロセ
スを監視対象とすることができることである。プロセス
監視開始/終了手段2が提供されない場合、プロセス監
視は監視プロセス手段1の起動、停止のタイミングある
いはその他固定的なタイミングで開始/終了されるた
め、監視されるプロセスには制限が発生する。例えば、
オペレーティングシステム4開始から数分程度経過して
から起動するようなプロセスを監視する場合、監視プロ
セス手段1はプロセス監視をこのプロセスが起動してか
ら開始するべきであり、それはプロセス監視開始部21
をこのプロセスが完了してから投入するように設定する
ことにより可能である。
【0040】なお、本発明が上記各実施の形態に限定さ
れず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形
態は適宜変更され得ることは明らかである。また上記構
成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定され
ず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にす
ることができる。また、各図において、同一構成要素に
は同一符号を付している。
【0041】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。まず第1の効果は、親
子関係のない任意のプロセスの監視を行うことができる
ことにある。また監視対象となるプロセス側に特別の作
り込みを必要としない結果、監視対象とすることが可能
なプロセスの範囲を広げることができることである。例
えば、他のベンダが製造したプロセスも監視することが
できる。その理由は、プロセスの監視を行うためにプロ
セスの情報を直接オペレーティングシステムから取得す
るためである。また第2の効果は、プロセスの異常終了
を検知した場合に、異常終了の状況によって対応する処
理を振り分けることができる結果、異常終了の状況によ
って行う対応処理を細かく設定することができ、障害に
より適切に対応することができることである。その理由
は、プロセスの終了コードを取得し、終了コードによっ
て連動処理を振り分けるためである。そして第3の効果
は、プロセス監視の実行期間を任意に変更することがで
きる結果、プロセスが停止していることがわかっている
時期にはプロセス監視機能を停止することができ、無駄
な障害通知、再起動処理等を防ぐことができることであ
る。その理由は、プロセス監視開始部、プロセス監視終
了部を独立して提供しているためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかるプロセス監視シ
ステムを説明するための機能ブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態にかかるプロセス監視方
法を説明するためのフローチャートである。
【図3】図1のプロセス監視システムの動作(図2のプ
ロセス監視方法)の具体例を示す図である。
【図4】図3のプロセス監視システムの動作(プロセス
監視方法)で使用される監視プロセス定義ファイルのイ
メージ図である。
【図5】図1のプロセス監視システムの動作(図2のプ
ロセス監視方法)の具体例を示す図である。
【図6】図5のプロセス監視システムの動作(プロセス
監視方法)で使用される監視プロセス定義ファイルのイ
メージ図である。
【符号の説明】
1…監視プロセス手段 2…プロセス監視開始/終了手段 3…監視プロセス定義ファイル 4…オペレーティングシステム 5…監視対象プロセス群 11…プロセス監視部 12…連動処理判定部 13…連動処理実行部 21…プロセス監視開始部 22…プロセス監視終了部 23…スケジュール部 41…プロセス管理テーブル 51,…,5N…監視対象プロセス

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 名前が指定された任意のプロセスを監視
    対象とし監視プロセス異常終了時の連動処理を振り分け
    てプロセス監視開始/終了期間の柔軟な設定が可能なプ
    ロセス監視システムであって、 指定されたプロセス名を基にオペレーティングシステム
    のプロセス管理テーブルを検索して対応するプロセスI
    Dを取得する手段と、 ユーザが指定した任意のプロセスの生存状態を監視する
    手段とを有することを特徴とするプロセス監視システ
    ム。
  2. 【請求項2】 名前が指定された任意のプロセスを監視
    対象とし監視プロセス異常終了時の連動処理を振り分け
    てプロセス監視開始/終了期間の柔軟な設定が可能なプ
    ロセス監視システムであって、 異常終了したプロセスの終了コードを判定して異常終了
    の状態により対応した処理を振り分ける手段と、 プロセスの終了状態に依存した連動処理を可能にする手
    段とを有することを特徴とするプロセス監視システム。
  3. 【請求項3】 プロセスの監視を行う監視プロセス手段
    と、 プロセス監視の開始時期および/または終了時期を設定
    し、任意のプロセスに対するプロセス監視の監視期間を
    適切に設定するプロセス監視開始/終了手段と、 監視対象である複数の監視対象プロセスを備えた監視対
    象プロセス群と、 前記監視対象プロセスの名前の定義および異常終了した
    際の連動処理の定義を実行するとともに、任意にユーザ
    が指定したプロセスを監視する問題を解決する監視プロ
    セス定義ファイルとを有することを特徴とする請求項1
    または2に記載のプロセス監視システム。
  4. 【請求項4】 前記監視プロセス手段は、プロセスの異
    常終了を監視するプロセス監視部を有することを特徴と
    する請求項3に記載のプロセス監視システム。
  5. 【請求項5】 前記監視プロセス手段は、プロセスの異
    常終了に応じて適切な対処を行うためにプロセスの異常
    終了の状況を調べるとともに、対応する適切な連動処理
    を決定する連動処理判定部を有することを特徴とする請
    求項3に記載のプロセス監視システム。
  6. 【請求項6】 前記監視プロセス手段は、プロセスの異
    常終了に応じて適切な対処を行うために、プロセス異常
    終了に対する連動処理を実行する連動処理実行部を有す
    ることを特徴とする請求項3に記載のプロセス監視シス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記プロセス監視部は、オペレーティン
    グシステムのプロセス管理テーブルを検索し、監視対象
    のプロセスが異常終了した時に前記監視プロセス手段に
    その旨を送信するように構成されていることを特徴とす
    る請求項4に記載のプロセス監視システム。
  8. 【請求項8】 前記連動処理判定部は、プロセスの異常
    終了に応じて適切な対処を行うために、前記プロセス監
    視部がプロセスの異常終了を検知した場合にプロセスの
    異常終了の終了コードを取得し、プロセス名・終了コー
    ドをキーとして前記監視プロセス定義ファイルを検索し
    て対応する連動処理を決定するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項5に記載のプロセス監視システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記連動処理実行部は、プロセスの異常
    終了に応じて適切な対処を行うために、前記連動処理判
    定部によって決定された連動処理を実行するように構成
    されていることを特徴とする請求項6または8に記載の
    プロセス監視システム。
  10. 【請求項10】 前記プロセス監視開始/終了手段は、
    前記監視プロセス手段にプロセス監視開始通知を送信す
    るプロセス監視開始部と、前記監視プロセス手段にプロ
    セス監視終了通知を送信するプロセス監視終了部と、前
    記プロセス監視開始部および前記プロセス監視終了部を
    スケジューリングして実行するためのスケジュール部と
    を有することを特徴とする請求項3に記載のプロセス監
    視システム。
  11. 【請求項11】 名前が指定された任意のプロセスを監
    視対象とし監視プロセス異常終了時の連動処理を振り分
    けてプロセス監視開始/終了期間の柔軟な設定が可能な
    プロセス監視方法であって、 指定されたプロセス名を基にオペレーティングシステム
    のプロセス管理テーブルを検索して対応するプロセスI
    Dを取得する工程と、 ユーザが指定した任意のプロセスの生存状態を監視する
    工程とを有することを特徴とするプロセス監視方法。
  12. 【請求項12】 名前が指定された任意のプロセスを監
    視対象とし監視プロセス異常終了時の連動処理を振り分
    けてプロセス監視開始/終了期間の柔軟な設定が可能な
    プロセス監視方法であって、 異常終了したプロセスの終了コードを判定して異常終了
    の状態により対応した処理を振り分ける工程と、 プロセスの終了状態に依存した連動処理を可能にする工
    程とを有することを特徴とするプロセス監視方法。
  13. 【請求項13】 プロセスの監視を行う監視プロセス工
    程と、 プロセス監視の開始時期および/または終了時期を設定
    し、任意のプロセスに対するプロセス監視の監視期間を
    適切に設定するプロセス監視開始/終了工程と、 監視対象である複数の監視対象プロセスを備えた監視対
    象プロセス群を管理する工程と、 前記監視対象プロセスの名前の定義および異常終了した
    際の連動処理の定義を実行するとともに、任意にユーザ
    が指定したプロセスを監視する問題を解決する監視プロ
    セス定義ファイルを管理する工程とを有することを特徴
    とする請求項11または12に記載のプロセス監視方
    法。
  14. 【請求項14】 前記監視プロセス工程は、プロセスの
    異常終了を監視するプロセス監視工程と、プロセスの異
    常終了に応じて適切な対処を行うためにプロセスの異常
    終了の状況を調べるとともに、対応する適切な連動処理
    を決定する連動処理判定工程と、プロセスの異常終了に
    応じて適切な対処を行うために、プロセス異常終了に対
    する連動処理を実行する連動処理実行工程と、オペレー
    ティングシステムのプロセス管理テーブルを検索し、監
    視対象のプロセスが異常終了した時に前記監視プロセス
    工程にその旨を送信する工程とを含むことを特徴とする
    請求項13に記載のプロセス監視方法。
  15. 【請求項15】 前記連動処理判定工程は、プロセスの
    異常終了に応じて適切な対処を行うために、前記プロセ
    ス監視工程がプロセスの異常終了を検知した場合にプロ
    セスの異常終了の終了コードを取得し、プロセス名・終
    了コードをキーとして前記監視プロセス定義ファイルを
    検索して対応する連動処理を決定する工程と、プロセス
    の異常終了に応じて適切な対処を行うために、前記連動
    処理判定工程によって決定された連動処理を実行する工
    程とを含むことを特徴とする請求項14に記載のプロセ
    ス監視方法。
  16. 【請求項16】 前記プロセス監視開始/終了工程は、
    前記監視プロセス工程にプロセス監視開始通知を送信す
    るプロセス監視開始工程と、前記監視プロセス工程にプ
    ロセス監視終了通知を送信するプロセス監視終了工程
    と、前記プロセス監視開始工程および前記プロセス監視
    終了工程をスケジューリングして実行するためのスケジ
    ュール工程とを有することを特徴とする請求項13に記
    載のプロセス監視方法。
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