JPH11212604A - プログラマブルコントローラにおけるcpu装置およびi/o増設装置 - Google Patents

プログラマブルコントローラにおけるcpu装置およびi/o増設装置

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JPH11212604A
JPH11212604A JP1297898A JP1297898A JPH11212604A JP H11212604 A JPH11212604 A JP H11212604A JP 1297898 A JP1297898 A JP 1297898A JP 1297898 A JP1297898 A JP 1297898A JP H11212604 A JPH11212604 A JP H11212604A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CPUユニットの運転状況、I/O増設装置
のユニット構成、電源の異常、入出力ユニットの脱着指
示等を、判読しやすく、作業しやすい位置に表示する。 【解決手段】 CPU装置1、I/O増設装置2、3、
4の各I/Oインターフェースユニット10、20、3
0、40にそれぞれ表示部を設け、この表示部にCPU
ユニットの運転状況、装置のユニット構成、電源の異
常、オンライン脱着が設定された入出力ユニット等を表
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プログラマブル
コントローラにおけるにCPU装置およびI/O増設装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CPU装置およびI/O増設装置
を備えたプログラマブルコントローラにおいては、プロ
グラマブルコントローラ・システム内の各種の情報の表
示は、CPUユニット表面に設けられたLED表示装置
を用いるか、あるいは、上記CPUユニットに接続した
プログラミングツールのモニタ画面を用いて行なってい
た。上記LED表示装置には、例えば、「システム正常
運転中」、「システム停止中」のような、情報の種類毎
に設けられたLED素子を複数個並べてなる表示装置が
用いられ、これらの複数個のLED素子の該当するもの
を点灯することにより、情報を表示するようになってい
る。また、上記モニタ画面は、システムへの制御指令を
入力したり、使用するユーザ・プログラムを入力したり
するのに使用されるもので、種々の用途を切り替えなが
ら、情報も表示するようになっている。
【0003】情報の表示の例を、以下に具体的に説明す
る。
【0004】プログラマブルコントローラ・システムを
制御しているCPUの運転状況、異常状況を知るため
に、これを表示するには、CPUユニット表面に設けら
れたLED表示装置のシステム正常表示LED素子また
はシステム異常表示LED素子を点灯することにより表
示させ、また、必要に応じて、CPUユニットに接続し
たプログラミングツールのモニタ画面に運転状況、異常
状況を表示させていた。
【0005】また、CPU装置およびI/O増設装置に
割り当てられた装置番号や先頭入出力チャネル番号を表
示するには、CPUユニットに接続したプログラミング
ツールのモニタ画面にこれらの番号を表示させていた。
【0006】各装置の電源ユニットに異常が発生した場
合、これを表示するには、CPUユニット表面に設けら
れたLED表示装置の電源異常表示LED素子を点灯さ
せて異常を知らせるか、CPUユニットに接続したプロ
グラミングツールのモニタ画面に該当する装置番号、電
源番号とともに異常発生の旨を表示させるかしていた。
【0007】また、プログラマブルコントローラ・シス
テムの運転中に、各装置内の入出力ユニット(以下、I
/Oユニットという)を脱着して交換する、いわゆる、
オンライン脱着を行なう場合、オンライン脱着作業を作
業者に指示するためには、CPUユニットに接続したプ
ログラミングツールからオンライン脱着を行なうように
設定したI/Oユニットの入出力チャネル番号を入力し
て、これを、そのモニタ画面に表示して指示していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の運転異
常状況、電源の異常状況をCPUユニットの表面のLE
D表示装置の点灯により表示させた場合、その表示が複
数個並んで配置されたLED素子の中の該当するLED
素子を選択して点灯することにより行なわれているた
め、作業者の位置からはどのLED素子が点灯している
のか判別しにくく、特に、大規模なシステムの信頼性を
向上するためにユニットの二重化等が行なわれていて、
同一のユニットが複数組み込まれている場合には、どの
ユニットが異常なのかすぐに正確に判断することができ
なかった。
【0009】また、上記の異常状況等をプログラミング
ツールのモニタ画面に表示させるには、わざわざプログ
ラミングツールを接続し、更に、プログラミングツール
を操作して必要な状況を表示させなければならず、手間
が掛かって面倒なものであった。そればかりでなく、プ
ログラミングツールのあるCPUユニットから、長いケ
ーブルで接続され、数十メートルも離れた所に設置され
た制御盤や機械に取り付けられたI/O増設装置に作業
者がいる場合は、作業者が遠く離れたプログラミングツ
ールのあるところまで移動しなければ、モニタ画面に表
示させた情報を直接知ることができず、他の人から別の
報知手段で知らせてもらう必要があった。
【0010】それ故、このような場合、そのI/O増設
装置のメンテナンスを行なう際は、装置番号、先頭入出
力チャネル番号、オンライン脱着を設定したI/Oユニ
ット等を作業者が直ちに特定することができず、能率が
悪く、しかも、メンテナンス対象のI/Oユニットを間
違えるおそれがあった。
【0011】この発明は、上述の課題を解決し、CPU
装置とI/O増設装置の諸状況を判読しやすく、作業し
やすい位置に明確に表示できるプログラマブルコントロ
ーラにおけるにCPU装置およびI/O増設装置を提供
するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明の請求項1の発明は、CPU装置および
I/O増設装置を備えたプログラマブルコントローラに
おいて、CPU装置およびI/O増設装置の各I/Oイ
ンターフェースユニットにそれぞれ表示部を設け、上記
表示部に、割り当てられた自装置番号を表示するように
したことを特徴とする。
【0013】この発明の請求項2の発明は、請求項1記
載の発明において、上記表示部に、更に、割り当てられ
た自装置の先頭入出力チャネル番号を表示するようにし
たことを特徴とする。
【0014】この発明の請求項3の発明は、請求項1記
載の発明において、上記表示部に、更に、プログラマブ
ルコントローラ・システムの運転状況を表示するように
したことを特徴とする。
【0015】この発明の請求項4の発明は、請求項1記
載の発明において、上記表示部に、更に、該表示部を設
けたCPU装置またはI/O増設装置の電源の異常を表
示するようにしたことを特徴とする。
【0016】この発明の請求項5の発明は、請求項1記
載の発明において、上記表示部に、更に、該表示部を設
けたCPU装置またはI/O増設装置のオンライン脱着
が設定されたI/Oユニットを表示するようにしたこと
を特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、以下、
図面を参照して説明する。
【0018】図1は、プログラマブルコントローラに備
えられる、この発明のCPU装置およびI/O増設装置
の構成の一実施の形態を示すブロック図である。
【0019】図1において、工場中央の制御盤Aには、
プログラマブルコントローラのCPU装置1が、この中
央の制御盤Aから離れて配設された2番目の制御盤Bに
は、第1のI/O増設装置2および第2のI/O増設装
置3が、また、更に、これらの制御盤AおよびBから離
れて配設された3番目の制御盤Cには、第3のI/O増
設装置4が、それぞれ設置されている。そして、上記制
御盤AのCPU装置1と制御盤Bの第1のI/O増設装
置2、I/O増設装置3と上記制御盤Cの第3のI/O
増設装置4は、それぞれ最大10メートルの接続ケーブ
ル5で接続されている。2番目の制御盤B内の第1のI
/O増設装置2と第2のI/O増設装置3とは、制御盤
B内で接続ケーブル6で接続されている。
【0020】上記CPU装置1には、随時、プログラミ
ングツール7を接続して使用する。このプログラミング
ツール7は、キーボード等の入力手段とモニタとを備え
ており、モニタを見ながら手操作により、プログラマブ
ルコントローラに使用するユーザプログラムをCPU装
置1に入力したり、プログラマブルコントローラ・シス
テムの運転状況を逐次表示させたり、システムの始動、
停止等を行なうものである。
【0021】図2は、図1におけるCPU装置1および
I/O増設装置2〜4の内容を示すブロック図である。
CPU装置1あるいはI/O増設装置2〜4の筐体に
は、それぞれ複数個のスロットが備えられていて、この
スロットに、図2に示すように、I/Oインターフェー
スユニット、I/Oユニット、CPUユニット、電源ユ
ニット等を組み合わせて装着して、CPU装置あるいは
I/O増設装置を構成できるようにしてある。
【0022】CPU装置1の1番目のスロットには、C
PU装置1とI/O増設装置2、3、4とのI/Oイン
ターフェースを行なうI/Oインターフェースユニット
10が、2番目〜7番目のスロットには、I/Oユニッ
ト110、111、112、‥‥‥、115が、最後か
ら3つ目のスロットには、CPUユニット12が、ま
た、最後の2つのスロットには、それぞれ電源ユニット
131、132が装着されている。なお、上記電源ユニ
ット131と電源ユニット132とは、同一の電源であ
って、装置の信頼性向上のために二重化されたものであ
る。
【0023】このCPU装置1には装置番号「0」を割
り当て、I/Oユニット110、111、112、‥‥
‥、115には、順に、入出力チャネル番号「00
0」、「001」、「002」、‥‥‥、「005」を
割り当ててある。また、I/Oユニット110、11
1、112、‥‥‥、115が装着されたスロットに
は、それぞれI/Oスロット番号「00」、「01」、
「02」、‥‥‥、「05」を割り当ててある。
【0024】上記I/Oインターフェースユニット10
の正面には、表示部8と操作部9が設けられている(図
3参照)。上記表示部8は、4桁のLED表示装置を備
え、この表示部8では、(1)CPU装置1に割り当て
られた装置番号「0」を上1桁に、先頭(第2番目のス
ロットのI/Oユニット)の入出力チャネル番号「00
0」を下3桁に表示する、「装置内容表示モード」(図
4(b)参照)、(2)プログラマブルコントローラに
よって検知されているプログラマブルコントローラ・シ
ステムの運転状況を、図4(a)に示すように、正常運
転中は「A000」、システムのどこかに異常が発生し
ているが運転継続中(例えば、次の(3)で説明する電
源ユニット131は正常、電源ユニット132に異常発
生の場合)は「F000」、異常が発生して運転停止中
は「E000」と表示する、「CPU運転状況表示モー
ド」、(3)CPU装置1の電源ユニット131、13
2に異常が発生し、これが検知されたとき、その異常状
況を、左の電源ユニット131が異常の場合「PSE
−」、右の電源ユニット132が異常の場合「PS−
E」、両電源ユニット131、132が共に異常の場合
「PSEE」のように表示する、「電源異常表示モー
ド」(図4(c)参照)、(4)I/Oユニット11
0、111、112、‥‥‥、115中の、オンライン
脱着がプログラミングツールにより設定されたI/Oユ
ニット113を、図4(d)に示すように、「r−0
3」(03はI/Oスロット番号)のように表示する、
「オンライン脱着I/Oユニット表示モード」の4通り
を選択的に表示することができる。なお、図4(b)の
表示例は、後に説明する第1のI/O増設装置2におけ
る(1)「装置内容表示モード」であって、左1桁
「1」が装置番号、その後の3桁「018」が先頭入出
力チャネル番号を示している。
【0025】そして、上記(1)「装置内容表示モー
ド」と(2)「CPU運転状況表示モード」とは、操作
部9の押ボタンスイッチ91を1回押す毎に、交互に切
り換え表示される。また、(3)「電源異常表示モー
ド」と(4)「オンライン脱着I/Oユニット表示モー
ド」とは、それぞれの状況が発生すると直ちに、強制的
に割り込み表示される。なお、表示優先順位は、第1順
位が(3)、次に(4)と設定してある。(3)「電源
異常表示モード」と(4)「オンライン脱着I/Oユニ
ット表示モード」とは、それぞれの状況がなくなれば、
割り込み表示を終了して、元の(1)「装置内容表示モ
ード」、(2)「CPU運転状況表示モード」または
(4)「オンライン脱着I/Oユニット表示モード」に
戻る。
【0026】これらの表示は、システム稼働中に、次の
ように利用される。
【0027】上記の(1)「装置内容表示モード」と
(2)「CPU運転状況表示モード」では、作業者がC
PUユニットあるいはI/Oユニットの点検、確認、ユ
ニット交換等の作業を行なう際に、その装置のI/Oイ
ンターフェースユニットの表示部にこれが表示されるか
ら、作業者はこの表示を容易に確認して作業を進めるこ
とができる。また、(3)「電源異常表示モード」は、
装置のいずれかの電源ユニットに異常が発生したとき、
直ちに、その装置のI/Oインターフェースユニットの
表示部にこれが表示されるから、作業者は素早い対応を
とることができる。また、(4)「オンライン脱着I/
Oユニット表示モード」では、特定の装置の、特定のI
/Oスロット番号に装着されたI/Oユニットについ
て、オンライン脱着が設定されると、直ちに、その装置
のI/Oインターフェースユニットの表示部にこれが表
示されるから、作業者は素早く、正確にオンライン脱着
情報を読み取って、オンライン脱着作業に着手すること
ができる。
【0028】上記I/O増設装置2、3および4も、C
PUユニットがない点を除いて、CPU装置1と同様
に、以下のように、I/Oインターフェースユニット、
I/Oユニット、電源ユニットがスロットに装着されて
いる。
【0029】上記第1のI/O増設装置2の第1のスロ
ットには、そのI/O増設装置とCPU装置とのI/O
インターフェースを行なうI/Oインターフェースユニ
ット20が装着され、I/Oインターフェースユニット
20の正面には、図3に示すように、表示部8と操作部
9が設けられている。最後の2つのスロットには、それ
ぞれ電源ユニット231、232が装着され、残りの中
間のスロットには、適宜、増設分のI/Oユニット21
0、211、212、‥‥‥が装着されている。
【0030】この第1のI/O増設装置2には装置番号
「1」を割り当て、I/Oユニット210、211、2
12、‥‥‥、216には、CPU装置および他のI/
O増設装置と重複しない入出力チャネル番号、例えば、
「018」、「019」、「020」、‥‥‥、「02
4」を割り当ててある。また、I/Oユニット210、
211、212、‥‥‥、216が装着されたスロット
には、それぞれI/Oスロット番号「00」、「0
1」、「02」、‥‥‥、「06」を割り当ててある。
【0031】第1のI/O増設装置2のI/Oインター
フェースユニット20正面の表示部8と操作部9とは、
上に説明したCPU装置1の表示部8と操作部9と同様
で、表示部8では、(1)「装置内容表示モード」、
(2)「CPU運転状況表示モード」、(3)第1のI
/O増設装置2の電源ユニット231、232について
の「電源異常表示モード」、(4)I/Oユニット21
0、211、212、‥‥‥、216中の「オンライン
脱着I/Oユニット表示モード」の4表示モードを持
ち、(1)「装置内容表示モード」、(2)「CPU運
転状況表示モード」を操作部9の押ボタンスイッチ91
によって交互に切り替えられ、(3)「電源異常表示モ
ード」、(4)「オンライン脱着I/Oユニット表示モ
ード」は、その状況発生の都度割り込み表示される。
【0032】2番目の制御盤Bの第2のI/O増設装置
3と、3番目の制御盤Cの第3のI/O増設装置4に
も、上に説明した第1のI/O増設装置2と同様に、I
/Oインターフェースユニット30、40、電源ユニッ
ト331,332、431,432、I/Oユニット3
10,311,‥‥‥,316、410,411,‥‥
‥,416が装着され、I/Oユニットが装着されたス
ロットには、第2のI/O増設装置3、第3のI/O増
設装置4ともに、左から順に、I/Oスロット番号「0
0」、「01」、「02」、‥‥‥、「06」を割り当
ててある。I/Oインターフェースユニット30、40
の各表示部8は、(1)「装置内容表示モード」、
(2)「CPU運転状況表示モード」、(3)「電源異
常表示モード」、(4)「オンライン脱着I/Oユニッ
ト表示モード」の4表示モードを持ち、各表示モード
は、第1のI/O増設装置2と同様に、選択表示され
る。
【0033】図5に、図1〜図4に示した、この発明の
実施の形態における通常運転時のフローチャートを示
す。
【0034】システムに異常がなく、正常に運転されて
いる場合は、CPU装置1、I/O増設装置2、3ある
いは4のI/Oインターフェースユニットの操作部9の
押ボタンスイッチ91を押すことにより、I/Oインタ
ーフェースユニットの表示部8の表示は、図5に示すフ
ローに従って、(1)「装置内容表示モード」と(2)
「CPU運転状況表示モード」に交互に切り替わる。
【0035】図5において、ステップ501では、
(2)「CPU運転状況表示モード」となっていて、C
PUの運転状況を「A000」(正常運転中)、「F0
00」(運転継続・異常あり)、あるいは「E000」
(運転停止・異常あり)を表示する。
【0036】ステップ502に移り、もし、押ボタンス
イッチ91が押されている(YES)と、ステップ50
3に移り、このステップ503では、(1)「装置内容
表示モード」となって、装置番号、先頭入出力チャネル
番号を表示する。
【0037】ステップ502において、押ボタンスイッ
チ91が押されていなければ(NO)、ステップ501
に戻り、(2)「CPU運転状況表示モード」が継続す
る。
【0038】ステップ503で(1)「装置内容表示モ
ード」となった後、ステップ504に移る。もし、押ボ
タンスイッチ91が押されている(YES)と、ステッ
プ501に戻って、(2)「CPU運転状況表示モー
ド」となる。
【0039】ステップ504において、押ボタンスイッ
チ91が押されていなければ(NO)、ステップ503
に戻り、(1)「装置内容表示モード」が継続する。
【0040】図6に、図1〜図4に示した、この発明の
実施の形態におけるI/Oユニットのオンライン脱着が
設定された場合のフローチャートを示す。
【0041】CPU装置1、I/O増設装置2、3ある
いは4のI/Oユニットのいずれかにオンライン脱着が
設定された場合、その装置のI/Oインターフェースユ
ニットの表示部8の表示は、図5におけるステップ50
1またはステップ503の表示モードとなっている場
合、図6に示すフローに従って、割り込み処理される。
【0042】図6において、I/Oユニットのいずれか
にオンライン脱着が設定されて、ステップ601となる
と、続いてステップ602に移り、表示装置8の表示
は、(4)「オンライン脱着I/Oユニット表示モー
ド」となる。その後、ステップ603に移って、該当す
るI/Oユニットの脱着が終了していることが検知され
る(YES)と、ステップ604に移り、元の表示モー
ドに戻る。
【0043】ステップ603において、該当するI/O
ユニットの脱着が終了していない、すなわち、I/Oユ
ニットの脱着の設定はあったが、未だ脱着作業が終了し
ていない状態である(NO)と、ステップ602に戻っ
て、表示装置8の表示は、(4)「オンライン脱着I/
Oユニット表示モード」が継続する。
【0044】図7に、図1〜図4に示した、この発明の
実施の形態における電源ユニットの異常発生時のフロー
チャートを示す。
【0045】CPU装置1、I/O増設装置2、3ある
いは4の二重化された電源ユニットに異常が発生した場
合、その装置のI/Oインターフェースユニットの表示
部8の表示は、図5におけるステップ501またはステ
ップ503の表示モード、あるいは、図6におけるステ
ップ602の表示モードとなっている場合、図7に示す
フローに従って、割り込み処理される。
【0046】図7において、電源ユニット(131,1
32、231,232、331,332、または、43
1,432)に異常が発生して、ステップ701となる
と、続いてステップ702に移り、表示装置8の表示
は、(3)「電源異常表示モード」となる。その後、ス
テップ703に移って、電源ユニットが修復され、正常
になっている(YES)と、ステップ704に移り、元
の表示モードに戻る。
【0047】ステップ703において、電源ユニットが
修復されていない(NO)と、ステップ702に戻っ
て、表示装置8の表示は、(3)「電源異常表示モー
ド」が継続する。
【0048】以上に説明した、この発明のプログラマブ
ルコントローラにおけるCPU装置およびI/O増設装
置においては、装置番号や先頭入出力チャネル番号、C
PUの運転状況と異常状況、各装置の電源ユニットの異
常、およびオンライン脱着を設定したI/Oユニット
は、全てCPU装置1やI/O増設装置2〜4のI/O
インターフェースユニット10、20、30あるいは4
0の表示部8に表示される。従って、作業者は、これら
の情報を知るために、遠く離れた工場中央のプログラミ
ングツール7やCPUユニット12などを見に行く必要
がなく、手近のCPU装置1やI/O増設装置2〜4の
I/Oインターフェースユニット10、20、30ある
いは40の表示部8を見れば容易に、かつ、正確に、こ
れらの情報を知ることができる。
【0049】この発明は、上述の実施の形態に限定され
ることなく、種々の変形が可能である。例えば、先頭入
出力チャネル番号を表示する代わりに、その装置の全入
出力チャネル番号を表示するとか、押ボタンスイッチ9
1を無くして、数秒ごとに装置内容表示とCPU運転状
況表示を交互に表示するとかにすることができるし、オ
ンライン脱着が設定された入出力ユニットを表示するの
に、I/Oスロット番号で表示する代わりに、割り当て
た入出力チャネル番号で表示してもよい。表示装置8に
は、上述の実施の形態では経済的な4桁の表示装置を用
いたが、表示できる文字数を更に増やして、一層理解し
やすい表示にすることもできる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、この
発明によれば、CPU装置およびI/O増設装置の各I
/Oインターフェースユニットにそれぞれ表示部を設
け、割り当てられた装置番号等を表示部に表示するよう
にしたから、修理・交換等のメンテナンス作業等の際、
作業者が関わっている装置に関連する表示が、遠くのプ
ログラミングツール等を見に行くこともなく、また、C
PUユニットにプログラミングツールを接続して画面操
作を行なうこともなく、すぐ近くに明瞭に見やすく表示
されていて、表示内容を正確かつ容易に理解して、作業
対象となっている装置との関連付けを間違うことなく行
なうことができるようになる。
【0051】また、上記表示部に、更に、プログラマブ
ルコントローラ・システムの運転状況を表示するように
すれば、CPUの運転状況、異常時の異常状況の把握
を、容易に、かつ、正確に行なうことができる。
【0052】更に、上記表示部に、該表示部を設けたC
PU装置またはI/O増設装置の電源の異常を表示する
ようににすれば、装置の異常電源ユニットの特定を、容
易に、かつ、正確に行なえて、電源ユニットの修理、交
換を手速く行なうことができる。
【0053】また、上記表示部に、更に、該表示部を設
けたCPU装置またはI/O増設装置の、オンライン脱
着が設定された入出力ユニットを表示するようにすれ
ば、オンライン脱着すべきI/Oユニットの特定が、容
易に、かつ、正確に行なえて、オンライン脱着作業を手
速く行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のCPU装置およびI/O増設装置の
構成の一実施の形態を示すブロック図。
【図2】図1におけるCPU装置およびI/O増設装置
の内容を示すブロック図。
【図3】図2におけるI/Oインターフェースユニット
の正面図。
【図4】図2におけるI/Oインターフェースユニット
の表示装置の表示例を示し、(a)は、CPU運転状況
の表示例、(b)は、装置内容の表示例、(c)は、電
源ユニット異常の表示例、(d)は、オンライン脱着状
況の表示例をそれぞれ示す説明図。
【図5】この発明の一実施の形態における通常運転時の
フローチャート。
【図6】この発明の一実施の形態におけるオンライン脱
着時のフローチャート。
【図7】この発明の一実施の形態における電源の異常時
のフローチャート。
【符号の説明】
1 CPU装置 2 I/O増設装置 3 I/O増設装置 4 I/O増設装置 5 接続ケーブル 6 接続ケーブル 7 プログラミングツール 8 表示部 91 押ボタンスイッチ 10 I/Oインターフェースユニット 20 I/Oインターフェースユニット 30 I/Oインターフェースユニット 40 I/Oインターフェースユニット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPU装置およびI/O増設装置を備え
    たプログラマブルコントローラにおいて、CPU装置お
    よびI/O増設装置の各I/Oインターフェースユニッ
    トにそれぞれ表示部を設け、上記表示部に、割り当てら
    れた自装置番号を表示するようにしたことを特徴とする
    プログラマブルコントローラにおけるCPU装置および
    I/O増設装置。
  2. 【請求項2】 上記表示部に、更に、割り当てられた自
    装置の先頭入出力チャネル番号を表示するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載のプログラマブルコントロ
    ーラにおけるCPU装置およびI/O増設装置。
  3. 【請求項3】 上記表示部に、更に、プログラマブルコ
    ントローラ・システムの運転状況を表示するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載のプログラマブルコント
    ローラにおけるCPU装置およびI/O増設装置。
  4. 【請求項4】 上記表示部に、更に、該表示部を設けた
    CPU装置またはI/O増設装置の電源の異常を表示す
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載のプログラ
    マブルコントローラにおけるCPU装置およびI/O増
    設装置。
  5. 【請求項5】 上記表示部に、更に、該表示部を設けた
    CPU装置またはI/O増設装置のオンライン脱着が設
    定された入出力ユニットを表示するようにしたことを特
    徴とする請求項1記載のプログラマブルコントローラに
    おけるCPU装置およびI/O増設装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015064870A (ja) * 2013-08-08 2015-04-09 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 冗長構成を支援するモジュラー・コントローラ・アセンブリためのシステムおよび方法

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