JPH11212540A - 表示器の駆動装置 - Google Patents

表示器の駆動装置

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JPH11212540A
JPH11212540A JP1718598A JP1718598A JPH11212540A JP H11212540 A JPH11212540 A JP H11212540A JP 1718598 A JP1718598 A JP 1718598A JP 1718598 A JP1718598 A JP 1718598A JP H11212540 A JPH11212540 A JP H11212540A
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JP
Japan
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display
data
character
microcomputer
driver
Prior art date
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JP1718598A
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English (en)
Inventor
Toshimasa Tanaka
寿昌 田中
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクロール等の一定の処理をする際にはマイ
コン等の制御手段とのアクセス回数を少なくすることの
できる表示器の駆動装置を提供する。 【解決手段】 表示器の駆動装置は、入力される入力デ
ータを記憶する記憶手段14、16と、前記入力データ
に基づいて表示器を駆動するための駆動信号を生成する
ドライブ手段21、23とを備える。さらに、外部より
入力される画面制御信号に基づいてドライブ手段21、
23に与えるデータに所定の処理をする表示コントロー
ル手段19を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶ディスプレイ等
の表示器に駆動信号を供給するために用いられる表示器
の駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の表示器の駆動装置について図7を
用いて説明する。図7はマイクロコンピュータ(以下
「マイコン」という)62の制御によりドライバIC
(Integrated Circuit)61を介して表示器60に画面
表示を行う表示装置のブロック図である。ドライバIC
61は表示器60の駆動装置である。
【0003】マイコン62は内蔵のRAM(Random Acc
ess Memory)に表示しようとするグラフィックス表示の
データを記憶し、ドライバIC61にビットマップデー
タとして出力する。ドライバIC61はマイコン62か
らのビットマップデータにより駆動信号を生成し、表示
器60にその駆動信号を供給する。表示器60は例えば
液晶ディスプレイであり、ドライバIC61からの駆動
信号により駆動されて画面表示を行う。
【0004】また、キャラクタROM(Read Only Memo
ry)IC63には図形や漢字等のキャラクタが記憶され
ており、マイコン62はキャラクタROMIC63に必
要とする図形や漢字等のキャラクタのデータを要求し、
それによって得られたキャラクタのデータを前記RAM
に記憶する。
【0005】そして、マイコン62よりビットマップデ
ータとして出力することにより画面表示が行われる。し
たがって、キャラクタ表示を行う場合にもマイコン62
は前記RAMにグラフィック表示と同一形式でデータを
記憶し、ドライバIC61に出力しているので、同一画
面にグラフィック表示とキャラクタ表示を混在させて画
面表示することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記表
示装置では、表示画面のスクロール等の一定の処理をす
るには、マイコン62は、まずキャラクタROMIC6
3とアクセスして文字の表示データを取り込み、スクロ
ール後の状態で前記RAMに記憶する。そして、マイコ
ン62は一画面すべてのビットマップデータをドライバ
IC61に出力する必要があった。
【0007】そのため、マイコン62はドライバIC6
1とのアクセス回数が増大し、マイコン62はビジー状
態(動作状態)が多くなるため消費電流が増大してい
た。マイコン62は高速動作を行うことによってマイコ
ン62での消費電流が増大するという問題がある。さら
に、上記表示装置ではキャラクタROMIC63より得
られた文字をスクロールさせる場合には、マイコン62
はキャラクタROMIC63ともアクセスをする必要が
あるため、ますますマイコン62では高速動作が必要に
なっていた。
【0008】本発明は上記課題を解決するものであり、
スクロール等の一定の処理をする際にはマイコン等の制
御手段とのアクセス回数を少なくすることのできる表示
器の駆動装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、入力される入力データを記憶する記憶
手段と、前記入力データに基づいて表示器を駆動するた
めの駆動信号を生成するドライブ手段とを備えた表示器
の駆動装置において、外部より入力される画面制御信号
に基づいて前記ドライブ手段に与えるデータに所定の処
理をする表示コントロール手段を備えるようにしてい
る。
【0010】このような構成によると、表示器の駆動装
置は、例えばマイコン等の制御装置よりビットマップデ
ータを入力して、液晶ディスプレイ等の表示器を駆動す
るものである。この場合、入力されたビットマップデー
タをRAM等の記憶手段に記憶し、その記憶手段に記憶
されたデータをセグメントドライバ及びコモンドライバ
から成るドライブ手段に与え、そのドライブ手段で駆動
信号を生成する。表示器は入力される駆動信号により駆
動されて画面表示を行う。また、グラフィックの反転表
示等の一定の処理を行うように指示する画面制御信号が
入力されると、表示器の駆動装置は表示コントロール手
段で画面制御信号に基づいてドライブ手段に与えるデー
タに変更を加える。これにより、表示器の駆動装置は画
面制御信号によって指示されたグラフィックの反転表示
等の画面表示を行うことができる。したがって、アクセ
ス回数が少なくてすむ。
【0011】また、本発明では上記構成において、さら
に前記入力データはビットマップデータ及び外部に設け
られたキャラクタを読み込むためのアドレス番地データ
であり、前記アドレス番地データに基づいてキャラクタ
の表示データを読み込んで前記表示コントロール回路に
出力する読み込み手段を備えるようにしている。
【0012】このような構成によると、表示器の駆動装
置はビットマップデータとアドレス番地の2種類のデー
タを受けることができる。ビットマップデータの場合に
は表示コントロール回路はビットマップデータに対して
反転表示等の処理をする。一方、キャラクタのアドレス
番地の場合には読み込み手段で外部に設けられているア
ドレス番地で特定される図形や漢字等のキャラクタの表
示データを読み込んで表示コントロール手段に送る。表
示コントロール手段ではこのキャラクタの表示データに
対してスクロール等の処理をする。これにより、上記制
御装置はキャラクタが記憶された記憶装置とはアクセス
しなくてもよいので制御装置での処理の軽減が可能であ
る。
【0013】また、本発明では上記構成において、さら
に前記所定の処理は、スクロール、点滅、反転表示及び
階調制御の処理としている。
【0014】このような構成によると、表示器の駆動装
置は画面制御信号の入力によって表示コントロール手段
ではキャラクタによる文字等のスクロールや点滅表示の
処理をする。これらの処理をするときには、マイコン等
の制御手段では表示器の駆動装置に画面全体のビットマ
ップデータを出力する必要がなく、画面制御信号を表示
器の駆動装置に与えるだけでよい。このように簡単な制
御で多彩な画面表示を行うことができる。さらに、表示
器の駆動装置ではグラフィック表示とキャラクタ表示と
の指定信号によって区別ができるので、グラフィック表
示とキャラクタ表示のいずれか一方にのみ有効な処理と
することもできる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は本発明の一実施形態であるドライバI
C2を用いた表示装置のブロック図である。表示装置
は、画面表示を行う表示器1と、表示器1に駆動信号を
供給するドイラバIC2と、図形や漢字等のキャラクタ
が記憶されたキャラクタROMIC3と、表示画面の制
御を行うマイコン4とから構成されている。本実施形態
では、表示器1は液晶ディスプレイである。また、ドラ
イバIC2は表示器1の駆動装置である。キャラクタR
OMIC3はドライバIC2の外部に設けられている記
憶装置である。
【0016】マイコン4はドライバIC2にグラフィッ
ク表示のためのビットマップデータと、必要な図形や漢
字等のキャラクタを特定するためのアドレス番地との両
者を出力することができる。マイコン4は表示器1の表
示画面の制御を行う制御手段である。
【0017】ドライバIC2では、グラフィック表示用
のビットマップデータが入力されると後述するように内
蔵のグラフィック表示用RAM16(図4参照)に記憶
し、その記憶されたデータに基づいて駆動信号を生成す
る。また、アドレス番地を入力したときにはドライバI
C2はそのキャラクタROMIC3とアクセスを行い、
そのアドレス番地によって特定されるキャラクタの表示
データを取り込み、そのキャラクタの画面表示を行う。
【0018】キャラクタROMIC3には図2に示すよ
うに、キャラクタが漢字等の全角文字である場合には1
文字あたり16ビット×16ビットの構成で記憶されて
いる。そして、全角文字の1文字のキャラクタデータは
2アドレス分のエリアA1、A2から成る。エリアA
1、A2のそれぞれはマイコン4(図1参照)よりドラ
イバIC2(図1参照)に出力されるデータの1アドレ
ス番地で指定される。半角文字の場合には、1アドレス
分のエリアA1で1文字が特定される。
【0019】そのため、マイコン4が8ビットマイコン
であり、かつエリアA1、A2等の1アドレス番地が1
6ビットで表されているときに漢字1文字を表示器1に
画面表示するには、マイコン4は2アドレス番地を8ビ
ットずつ出力するのにドライバIC2に対して4回のア
クセスを行う必要がある。
【0020】これに対して、上記従来の表示装置(図
7)では、上記条件と同様にマイコン62が8ビットマ
イコンであるなどの場合にはキャラクタROMIC63
より1文字分のキャラクタの内容を読み込むためだけで
マイコン62とキャラクタROMIC63の間に16ビ
ット×16ビットのデータ量によって32回のアクセス
が必要であり、この読み込んだデータをドライバIC6
1に出力するだけでマイコン62とドライバIC61と
の間にもさらに32回のアクセスが必要なので、マイコ
ン62は少なくとも64回のアクセスが必要となってい
た。したがって、本実施形態ではキャラクタROMIC
3の表示データをマイコン4に直接取り込むことをして
いないのでマイコン4ではアクセス回数が少なくなって
いる。
【0021】また、本実施形態では、グラフィック表示
とキャラクタの混在表示を可能とするために、表示器1
を図3に示すように、縦方向に4分割し、横方向に16
分割することにより格子状に合計64のエリアに分割し
ている。各エリアはそれぞれ縦16ドット×横8ドット
で構成されており、マイコン4によって各エリアはグラ
フィック表示を行うかキャラクタ表示を行うかを指定す
る指定信号がドライバIC2に入力される。各エリアの
1個ではキャラクタの半角文字を表示することができ
る。
【0022】ドライバIC2(図1参照)では各エリア
のそれぞれに番地を割り当てておき、内蔵の表示エリア
指定RAM17(図4参照)にその番地ごとに指定され
た指定信号を記憶する。例えば、指定信号はグラフィッ
ク表示すをるときは0であり、キャラクタ表示をすると
きは1である。
【0023】次に、ドライバIC2の内部構成を図4に
示す。マイコン4(図1参照)より送られてくるデータ
等はインターフェイス(I/F)11で取り込まれ、タ
イミング回路13に送られる。タイミング回路13は発
振回路10より発振される信号によって一定のタイミン
グ信号を発生する。これにより、ドライバIC2は一定
の動作周波数で動作する。また、マイコン4より前記指
定信号が入力された場合にはその指定信号を内蔵の表示
エリア指定RAM17に記憶する。
【0024】マイコン4よりドライバIC2へはエリア
(図3参照)の番地が指示されてデータが入力される。
グラフィック表示する場合にはビットマップデータが入
力されるので、タイミング回路13はグラフィック表示
用RAM16にそのビットマップデータを出力する。
【0025】一方、キャラクタ表示する場合にはマイコ
ン4よりキャラクタのアドレス番地が入力されるので、
タイミング回路13はそのアドレス番地を外部ROMア
クセス用データ格納RAM14に出力する。このよう
に、タイミング回路13は前記タイミング信号を生成す
るとともに、グラフィック表示かキャラクタ表示かによ
ってマイコン4からのデータをRAM14、16のいず
れかに分離する分離手段でもある。
【0026】グラフィック表示用RAM16はグラフィ
ック表示用のビットマップデータを記憶する表示データ
メモリである。外部ROMインターフェイス(I/F)
15は外部ROMアクセス用データ格納RAM14より
与えられるアドレス番地を出力し、キャラクタROM3
より得られるキャラクタの表示データをドライバIC2
に取り込む取り込み手段である。
【0027】データセレクタ18は表示エリア指定RA
M17に記憶されている指示信号に基づいて表示画面の
各エリア(図3参照)についてグラフィック表示エリア
では前記表示データメモリに記憶されている前記ビット
マップデータを、一方、外部ROMインターフェイス1
8で取り込まれた表示データを選択して表示コントロー
ル回路19に出力する。
【0028】表示コントロール回路19はマイコン4よ
り入力される画面制御信号に基づいてデータセレクタ1
8より送られてくるデータに対して、所定の処理をする
表示コントロール手段である。表示コントロール回路1
9はキャラクタ表示の文字のスクロール処理、キャラク
タの点滅表示、表示画面の階調制御等の処理をする。こ
ららの処理はマイコン4から入力される画面制御信号で
指定される。
【0029】また、表示エリア指定RAM17にはグラ
フィック表示かキャラクタ表示かの指示信号が記憶され
ているので、表示コントロール回路19はデータセレク
タ18より入力されるデータがグラフィック表示用かキ
ャラクタ表示用かの区別をすることができる。そのた
め、表示コントロール回路19ではキャラクタ表示、グ
ラフィック表示のいずれか一方のみに有効な処理をする
ことが可能である。
【0030】表示コントロール回路19でスクロール等
の一定の処理がされたデータはデータラッチ回路20で
ラッチされる。セグメントドライバ21は電源回路12
の電源供給により、データラッチ回路20でラッチされ
ているデータに基づいて駆動信号を生成する。また、電
源回路12はマイコン4の制御によりオン/オフ制御さ
れ、画面表示を行わないときには、電源回路12をオフ
しておくことによって表示装置の消費電流の低減を図る
ことができる。
【0031】また、コモンタイミング回路22はコモン
ドライバ23にタイミング信号を出力する。コモンタイ
ミング回路22は表示コントロール回路19からの制御
を受ける。コモンドライバ23は、電源回路12の電源
供給により一定の周期で駆動信号を生成する。セグメン
トドライバ21及びコモンドライバ23はドライブ手段
であり、セグメントドライバ21及びコモンドライバ2
3によって生成された駆動信号は表示器1(図1参照)
に供給される。このようにして表示器1では画面表示が
行われる。
【0032】表示コントロール回路19での画面表示の
処理の一例を図5及び図6を用いて説明する。図5は表
示画面の左側4列をキャラクタ表示するエリア30と
し、その他をグラフィック表示するエリア31とする。
1行目には半角文字で「ABCD」の4文字のみが表示
されているが、「ABCDEF・・・」のキャラクタを
特定するためのアドレス番地がマイコン4(図1参照)
よりドライバIC2に与えられている。
【0033】2行目には漢字等と同じ全角文字「いろ」
の2文字のみが表示されているが、「いろはにほ・・
・」のアドレス番地がマイコン4よりドライバIC2に
与えられている。同様に、4行目には半角文字「012
3」の4文字のみが表示されているが、「012345
・・・」のアドレス番地がマイコン4よりドライバIC
2に与えられている。そして、エリア31にはマイコン
4より入力されるビットマップデータでグラフィック表
示を行う。
【0034】次に、マイコン4よりキャラクタ表示され
たエリアのスクロール及びグラフィック表示された領域
の反転表示の画面制御信号がドライバIC2に入力さ
れ、ドライバIC2では表示コントロール回路19によ
ってスクロール及び反転処理がなされ、表示画面は図6
に示すように変更される。
【0035】キャラクタ表示するエリア30では、スク
ロール処理されて、1行目には「BCDE」、2行目に
は「ろは」、4行目には「1234」が表示される。上
述のように、スクロール前の画面(図5)では、キャラ
クタ表示エリア30は4列だけであるが、ドライバIC
2にはすでに「ABCDEF・・・」等のアドレス番地
が記憶されているので、マイコン4よりキャラクタ表示
エリアのみスクロールさせることを指示する画面制御信
号をドライバIC2に送るだけで、図6に示すように表
示画面の1行目には、スクロール前には表示されていな
かった文字「E」を含めて「BCDE」の4文字が表示
される。2行目では、全角文字の1文字分のスクロール
が行われて「ろは」の2文字が表示される。4行目で
は、「1234」の4文字が表示される。
【0036】マイコン4より反転表示の画面制御信号が
ドライバIC2に入力されると、グラフィック表示用R
AM16(図4参照)にビットマップデータが記憶され
ているので、表示コントロール回路19(図4参照)は
データセレクタ18(図4参照)を介して送られてくる
ビットマップデータに対して反転表示するように処理を
行い、データラッチ回路20に出力することにより、図
6に示すようにグラフィック表示エリア31の反転表示
を行っている。
【0037】したがって、図5に示す表示画面の状態か
らマイコン4はキャラクタ表示エリア30のスクロール
及びグラフィック表示エリア31の反転表示を指示する
画面制御信号をドライバIC2に出力するだけでよい。
【0038】これに対して、上記従来の表示装置(図
7)では、マイコン62は表示に必要な文字をキャラク
タROMIC63より取り込み、スクロールを行った後
の画面のビットマップデータをドライブIC61に送る
必要があった。そのため、本実施形態では、マイコン4
は画面制御信号をドライバIC2に出力するだけでよい
ので、マイコン4の処理負担は軽減され、マイコン4と
ドライバIC2とのアクセス回数も大幅に減少させるこ
とが可能となる。
【0039】また、本実施形態のドライバIC2がキャ
ラクタROMIC3よりキャラクタの表示データをドラ
イバIC2に取り込むようにしているので、キャラクタ
表示をするためには、マイコン4はキャラクタROMI
C3とアクセスする必要がなく、また、キャラクタのア
ドレス番地をドライバ2に送るだけでよいのでドライバ
IC61とのアクセス回数を少なくすることができる。
【0040】また、図5及び図6ではキャラクタ文字を
スクロールする処理例を示したが、逆にキャラクタ側を
固定してグラフィック表示をスクロールするという処理
も可能である。このようにキャラクタとグラフィック表
示を同一画面に混在させて表示させることができるので
多彩な画面表示をすることができる。さらに、本実施形
態ではグラフィック表示用RAM16を2画面分備えて
いるので、画面の切換制御によりグラフィック画面の切
換をすることが可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に記載の表示器の駆動装置によれば、表示器の駆動装置
には表示コントロール回路が設けられており、記憶手段
ではすでに記憶されている入力データに対して内部で処
理するので、マイコン等の制御手段では表示画面のスク
ロール等の処理を行うときには、画面制御信号を表示器
の駆動装置に送るだけでよい。これにより、制御手段で
は他の装置とのアクセス回数を減らすことができる。そ
のため、内部の処理負担も大幅に軽減することができ、
制御手段でのビジー状態(動作状態)の減少等により消
費電流を小さくすることができる。したがって、表示器
の駆動装置に表示器や制御装置を備えた表示装置のよう
なシステムの低消費電力化を図ることが可能となってい
る。
【0042】また、請求項2に記載の表示器の駆動装置
によれば、表示器の駆動装置にはビットマップデータを
記憶する表示エリアメモリと、外部に設けられている図
形や漢字等のキャラクタの表示データを取り込むための
取り込み手段とが設けられ、分離手段と、データセレク
タによって一画面に同時に表示することが可能であるの
で、キャラクタ表示をする場合には、表示データを送る
必要がなく、マイコン等の制御手段と表示器の駆動装置
の間のアクセス回数を低くすることができる。そのた
め、さらに制御手段とのアクセス回数を低減することが
できる。
【0043】また、請求項3に記載の表示器の駆動装置
によれば、表示器の駆動装置は画面制御信号によりスク
ロール、点滅、反転表示及び階調制御の各処理を行うこ
とができ、これらの処理を行うときにはマイコン等の制
御手段では、画面制御信号を表示器の駆動装置に送るだ
けで多彩な画面表示が可能となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態であるドライバIC
を用いた表示装置のブロック図。
【図2】 その表示装置のキャラクタROMICに記憶
されているキャラクタのエリアの構成例を示す図。
【図3】 その表示装置の表示画面を格子状に分割した
エリアを示す図。
【図4】 そのドライバICの内部構成を示すブロック
図。
【図5】 その表示装置による表示画面の一例を示す
図。
【図6】 その表示画面にスクロール及び反転処理後の
状態を示す図。
【図7】 従来のドライバICを用いた表示装置のブロ
ック図。
【符号の説明】
1 表示器 2 ドライバIC 3 キャラクタROMIC 4 マイコン 10 発振回路 11 インターフェイス 12 電源回路 13 タイミング回路 14 外部ROMアクセス用データ格納RAM 15 外部ROMインターフェイス 16 グラフィック表示用RAM 17 表示エリア指定RAM 18 データセレクタ 19 表示コントロール回路 20 データラッチ回路 21 セグメントドライバ 22 コモンタイミング回路 23 コモンドライバ 30 キャラクタ表示エリア 31 グラフィック表示エリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09G 3/36 G09G 3/36 5/10 5/10 D R

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される入力データを記憶する記憶手
    段と、前記入力データに基づいて表示器を駆動するため
    の駆動信号を生成するドライブ手段とを備えた表示器の
    駆動装置において、 外部より入力される画面制御信号に基づいて前記ドライ
    ブ手段に与えるデータに所定の処理をする表示コントロ
    ール手段を備えたことを特徴とする表示器の駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記入力データはビットマップデータ及
    び外部に設けられたキャラクタを読み込むためのアドレ
    ス番地データであり、前記アドレス番地データに基づい
    てキャラクタの表示データを読み込んで前記表示コント
    ロール回路に出力する読み込み手段を備えたことを特徴
    とする請求項1に記載の表示器の駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の処理は、スクロール、点滅、
    反転表示及び階調制御の処理であることを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載の表示器の駆動装置。
JP1718598A 1998-01-29 1998-01-29 表示器の駆動装置 Pending JPH11212540A (ja)

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JP1718598A JPH11212540A (ja) 1998-01-29 1998-01-29 表示器の駆動装置
US09/238,423 US6995779B1 (en) 1998-01-29 1999-01-28 Driving device for a display

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6870541B2 (en) 2000-01-12 2005-03-22 Kabushiki Kaisha Toshiba RAM incorporated display driver for reducing load on display screen control and image display apparatus including the same display driver
US10803792B2 (en) 2016-03-31 2020-10-13 Samsung Display Co., Ltd. Display device including a flexible display panel and groups of signal lines separated by a plurality of intervals

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