JPH11210640A - ポンプ装置 - Google Patents

ポンプ装置

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JPH11210640A
JPH11210640A JP10010433A JP1043398A JPH11210640A JP H11210640 A JPH11210640 A JP H11210640A JP 10010433 A JP10010433 A JP 10010433A JP 1043398 A JP1043398 A JP 1043398A JP H11210640 A JPH11210640 A JP H11210640A
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Mitsuru Tamagawa
充 玉川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、装置のコンパクト化、結露の発生が
ない、かつコスト的な負担が小さくてすむ構造で、イン
バータ装置を冷却するポンプ装置を提供する。 【解決手段】本発明は、ベース板1側にポンプ部3を配
置し、ベース板1と反対側の上側に電動機4を配置して
ベース板1の上面に縦形に据え付けた電動機付きポンプ
2の電動機4に、電動機4の上端部から電動機4の外形
に沿ってポンプ部3側へ冷却空気を送風する外扇ファン
10を設け、この冷却空気が流れるベース板1の上面
に、冷却空気流に触れるようにインバータ装置16を据
え付けて、電動機4の冷却を終えポンプ部3で冷やされ
た外扇ファン10からの冷却空気でインバータ装置16
を効率良く冷却する構造にして、電動機4を冷却する外
扇ファン10の有効利用で、大きな占有面積を占める部
品,機器等を用いずに、インバータ装置16に高い冷却
性能をもたらせるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インバータ装置で
制御される電動機を用いてポンプ部を駆動し、水など流
体の圧送を行うポンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動給水装置などでは、負荷に応じた効
率の良いポンプ運転を行うために、電動機付きポンプに
インバータ装置(可変速装置)を組合わせたポンプ装置
を用いることが行われている。
【0003】こうしたポンプ装置には、同一のベースに
電動機付きポンプとインバータ装置とを据え付け、ポン
プに連結されている電動機にインバータ装置を接続した
構成が採用され、インバータ装置によりポンプをインバ
ータ制御、すなわち負荷に応じて電動機の回転数を可変
制御するようにしてある。
【0004】ところで、ポンプの運転時(インバータ運
転時)、インバータ装置を構成しているパワーモジュー
ル素子は、かなりの温度上昇を伴う。この温度上昇は、
インバータ装置を構成する電子機器の焼損や部品の寿命
低下を招く要因となる。
【0005】このため、通常、インバータ装置は冷却用
の放熱板(放熱部材)を備えている。しかし、これだけ
では冷却能力が十分でないために、従来より放熱板に工
夫を加えた冷却構造が採用してある。
【0006】具体的には、従来、放熱板に大きな放熱フ
ィンを設けて、自然冷却で放熱板の放熱性能を促進させ
たり、インバータ装置に専用の冷却用ファンを設けて、
強制空冷で放熱板の放熱性能を促進させたり、放熱板に
水冷ジャケットを設けて、水冷で放熱性能を促進させた
りすることが行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ポンプ装置
は、制約の多い場所に据えられることが多いために、コ
ンパクト化が求められる上、トラブルの原因が発生しな
い環境を保てることが求められる。しかも、コスト的な
負担も軽くてすむことが求められる。
【0008】ところが、大きな放熱フィンを設ける構
造、インバータ装置専用の冷却用ファンを設ける構造
は、大形の放熱フィン、インバータ冷却用ファンがかな
りポンプ装置内の面積を占めるために、構造上、ポンプ
装置の外形が大きくなり、コンパクト化の要求に応えら
れない。
【0009】また水冷の構造だと、水冷ジャケット内を
流通する低温の水により、インバータ装置周辺で結露が
発生する心配があり、トラブルの原因を無くすという要
求に応えられない。
【0010】しかも、いずれも構造とも、別途、インバ
ータ装置を冷却するだけのために部品、機器を設けるの
で、コストの負担も大きい難点があり、ポンプ装置には
向かないという不都合がある。
【0011】このため、ポンプ装置に適したインバータ
装置の冷却が望まれている。本発明は上記事情に着目し
てなされたもので、その目的とするところは、装置のコ
ンパクト化、さらには結露の発生がない、かつコスト的
な負担が小さくてすむ構造で、インバータ装置に高い冷
却性能をもたらすポンプ装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載した発明は、ベース側にポンプ部が配
置され、ベースと反対側の上側に電動機が配置されてベ
ースの上面に縦形に据え付けた電動機付きポンプの上記
電動機の上端部から電動機の外形に沿ってポンプ部側へ
冷却空気を送風するファンを設け、この冷却空気が流れ
るベースの上面に、該冷却空気流に触れるよう、電動機
をインバータ制御するインバータ装置を据え付けた構造
を採用して、電動機の冷却を終えポンプ部で冷却された
ファンからの冷却空気で、インバータ装置を効率良く冷
却する構造にした。
【0013】すなわち、ファンの作動により、冷却空気
が電動機の上端部から該電動機の外形に沿ってベース側
へ送られると、まず、電動機が冷却される。ついで、冷
却を終えて温度上昇した冷却空気は、続いてポンプ部に
至る。
【0014】このとき、ポンプ周辺は、ポンプ内部を流
通する水など低温の流体により低温の雰囲気となってい
るから、温度上昇した冷却空気は、ポンプ部の周辺を通
過するにしたがい冷却される。
【0015】続いて、冷えた冷却空気は、ポンプ部,ベ
ースなどに突き当たり向きが変えられて、ベースに沿っ
て流れ、ベース上面に据え付けてあるインバータ装置へ
至る。
【0016】インバータ装置は、この冷却空気の流れと
の直接接触によって効率良く冷却が行われるから、イン
バータ装置(パワーモジュール素子からの発熱による)
の温度上昇は抑制される。
【0017】それ故、電動機を冷却するファンを有効利
用して、大きな占有面積を占める部品,機器等(大きな
放熱フィン、インバータ冷却用ファン、冷却ジャケット
など)を用いずに、インバータ装置は効果的に冷却され
る。
【0018】この結果、ポンプ装置は、省スペース化を
図りつつインバータ装置に高い冷却性能がもたらせら
れ、同装置のコンパクト化が図れるようになる。しか
も、結露の心配もない。また電動機を冷却するファンを
活用するので、コスト的に安価ですむ。
【0019】請求項2に記載した発明は、上記目的に加
え、さらに高い冷却性能がインバータ装置にもたらせら
れるよう、ポンプ部を経た冷却空気が触れるインバータ
装置の部分に放熱部材を設けたことにある。
【0020】請求項3に記載した発明は、上記目的に加
え、インバータ装置の効率良い冷却を確保しつつポンプ
装置の防音/防水化を図るために、請求項1または請求
項2に記載の電動機付きポンプおよびインバータ装置の
周囲を、ベースに取り付けた共通のカバーで覆い密閉し
て、インバータ装置の冷却を終えて温度上昇した冷却空
気が対流によりカバー内の上部に至り、再びファンで電
動機へ送風されるという冷却空気の循環流を得て、密閉
化によるポンプ装置の騒音防止/防水化を保ちつつ電動
機およびインバータ装置が十分に冷却されるようにした
ことにある。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1に示す一実施
形態にもとづいて説明する。図1(a)は本発明を適用
したポンプ装置、例えば可変速ポンプ装置の側面図を示
し、図1(b)は同じく平断面図をそれぞれ示してい
て、図中1はベース、例えば矩形状に形成されたベース
板である。
【0022】このベース板1の上面には、片側、例えば
左側を占めるようにポンプ、例えば渦巻き形の電動機付
きポンプ2が縦向き(軸心が鉛直方向に沿う向き)に据
え付けられている。
【0023】具体的には、電動機付きポンプ2は、ベー
ス板1の上面にポンプ部3を配置し、このポンプ部3の
直上(ベース板1と反対側)に同ポンプ部3に直結した
電動機4を配置して、縦形に据え付けてある。
【0024】詳しくは、ポンプ部3は、ベース板1の上
面に、内部に羽根車(図示しない)が収容された例えば
金属製のポンプケーシング5を据え付けて構成される。
このポンプケーシング5の吸込口部6がベース板1の正
面側へ延びている。またポンプケーシング5の吐出口部
7が、ベース板1の上面右側を経て、吸込口部6と同一
方向に延び並行に配置してある。
【0025】そして、ポンプケーシング5の直上に、羽
根車と直結した電動機4が縦向き(軸心が鉛直方向に沿
う向き)で配置してある。詳しくは、電動機4は、ポン
プケーシング5の上部壁で縦向きに支持された円筒形の
モータケーシング8内に固定子、回転子、回転子を支持
するモータ軸(いずれも図示しない)を収容して構成さ
れ、励磁されることにより、ポンプケーシング5内の羽
根車が回転駆動され、吸込口部6から水などの流体を吸
込み、吐出口部7から吐出させるようにしてある。
【0026】このモータケーシング8の直上には、電動
機冷却用ファンとして例えば外扇ファン10が取り付け
てある。外扇ファン10には、例えばモータ軸に連結さ
れたインペラ11と、このインペラ11の周囲(上方,
側方)を覆うように設けたファンカバー12とを有した
構造が用いられ、このファン構造にて、直上から冷却空
気を吸い込んで電動機4の外周面に沿いに吹き出せるよ
うにしてある。
【0027】具体的には、ファンカバー12の上部中央
には吸込口13が形成され、ファンカバー12の下部外
周には吸い込んだ冷却空気を電動機4の外周面にならう
方向に導くための外側に張り出すガイド部14が形成し
てある。そして、ガイド部14の下端部には、冷却空気
をモータケーシング8の外周面にならい軸方向沿いに吹
き出させる吹出口15が形成されていて、冷却空気を電
動機4の上端部から同電動機4の外形にならって、ポン
プ部3,ベース板1側へ吹き出せるようにしてある。
【0028】これにより、外扇ファン10からの冷却空
気にて電動機5を冷却するとともに、同冷却を終えた空
気が、ポンプケーシング5(吸込口部6,吐出口部7)
の表面を流れる間に、水で冷やされたポンプ部3の周辺
の空気(雰囲気)で冷却されるようにしてある。
【0029】またポンプ部3を経た冷却空気がベース板
1に沿って流れるベース上面の地点、例えば吐出口部7
を形成する通路部分7aと隣接したベース板1の最も右
寄りとなる上面部分には、電動機4をインバータ制御す
るインバータ装置16(可変速装置)が据え付けられて
いる。
【0030】インバータ装置16には、ベース板1の上
面に据え付けた電装箱17内に、パワーモジュール素子
(インバータ素子部)を含む種々の電子機器が搭載され
たインバータ回路部18を収容した構造が用いられてい
る。この電装箱17には、通路部分7aより上方に延び
た形状で、かつポンプ2側に広い面が向くように配置し
た偏平箱形が用いられ、ポンプ部3(吸込口部6,吐出
口部7を含む)を経てベース板1に沿って流れる冷却空
気の空気流が直接当たる構造にしてある。なお、インバ
ータ回路部18は、効果的に冷却されるよう、電装箱1
7内のポンプ2側に収めてある。但し、インバータ回路
部18は電動機4に接続され、負荷に応じて電動機4の
電源周波数を可変可能、つまり電動機4を負荷に応じて
インバータ制御(負荷に応じたポンプ能力を可変)が行
われるようにしてある。
【0031】また冷えた冷却空気の気流が当たる電装箱
17の左側面(ポンプ部3側に向く側面)には、パワー
モジュール素子の熱を外部に放熱する放熱部材、例えば
フィン高さの低い複数枚の放熱フィン19が取り付けら
れていて、ポンプ部3で冷却された冷却空気でインバー
タ装置16が効率良く冷却されるようにしてある。
【0032】なお、吐出口部7を形成する通路部分7a
と電動機付きポンプ2とで挟まれるベース1の上面部分
には、所定の圧力を保ちながら吐出口部7から水を吐出
させるアキュームレータ20が据え付けてある。
【0033】また共通のベース板1上で、1つのユニッ
トとして組上げられたポンプ装置の周囲は、ベース板1
の外周縁部に着脱可能に嵌挿された共通の1つのカバ
ー、例えば箱形に形成された防音/防水用カバー21
(以下、単にカバー21という)で覆われている。
【0034】さらに述べれば、箱形のカバー21によっ
て、吸込口部6の吸込口6b、吐出口部7の吐出口7b
を除く、ベース板1上の全ての機器(電動機付きポンプ
2、電装箱17、アキュームレータ20)が周囲から覆
われて密閉されている。
【0035】この防音/防水をなす密閉構造を利用し
て、インバータ装置16の冷却を終え温度上昇した冷却
空気がカバー21内の上部に至り、再び外扇ファン10
で電動機4へ送風されるという冷却空気の循環流が形成
されるようにしてある。なお、カバー21のうち、イン
バータ装置16の上方の上部壁部分は、上昇する冷却空
気が外扇ファン10の吸込口13に近づく向きに傾斜し
ていて、インバータ装置16の冷却を終えた冷却空気が
傾斜部21aによるガイドで外扇ファン10の吸込口1
3に導けるようにしてある。
【0036】こうした構造により、ポンプ装置のインバ
ータ装置17が効率良く冷却されるようにしてある。す
なわち、このように構成されたポンプ装置の作用につい
て説明すれば、電動機4は、インバータ装置16で行わ
れるインバータ制御にしたがって励磁される。
【0037】この励磁により電動機4で発生する回転力
は、モータ軸からポンプ部3の羽根車(図示しない)に
伝わり、羽根車を回転させる。この羽根車の回転によ
り、吸込口6bから水を吸込み、これを吐出口7bから
吐出させる。
【0038】一方、外扇ファン10のインペラ11は、
電動機4の励磁に伴い回転駆動されていて、図1中の黒
塗りの矢印で示されるようにカバー21内の上層の空気
を冷却空気として吸い込む。
【0039】ここで、外扇ファン10のファンカバー1
2は、電動機4のモータケーシング8の外周面沿いに下
方へ吹き出すように形状が設定されているから、図1中
の白抜きの矢印で示されるように吸い込んだ冷却空気は
モータケーシング8の外周面と接触しながら、下方へ吹
き出されていく。
【0040】これにより、電動機4は冷却空気によって
冷却されていく。ついで、電動機4の冷却を終えて温度
上昇した冷却空気は、続いてポンプ部3に至る。
【0041】このとき、ポンプケーシング5の周辺は、
ポンプケーシング5内を流通する水(低温)により低温
の雰囲気となっているから、温度上昇した冷却空気は、
ポンプ部3の周辺を通過するにしたがい冷却される。
【0042】続いて、冷えた冷却空気は、ベース板1や
吹出口部7の上面などに突き当たり向きが変えられて、
ベース板1に沿って流れる。この空気流が電装箱17に
当接していく。
【0043】ここで、電装箱17に収容されているパワ
ーモジュール素子は、発熱量が多いので、放熱フィン1
9ならびに電装箱17の左側壁は、電動機4よりも高い
温度となっている。
【0044】これにより、放熱フィン19ならびに電装
箱17は、冷えた冷却空気で効率良く冷却され、パワー
モジュール素子の温度上昇が効果的に抑制されていく。
つまり、インバータ装置16は、冷えた冷却空気との直
接接触によって十分に冷却される。
【0045】したがって、電動機4を冷却するファンを
活用して、大きな放熱フィン、インバータ冷却用ファン
などといった大きな占有面積を占める部品、さらには結
露の心配のある冷却ジャケットを用いずに、インバータ
装置16に大きな冷却性能をもたらせることができる。
特に熱伝導性の良い金属製のポンプケーシング5を用い
たので、高い冷却性能が期待できる。
【0046】この結果、ポンプ装置は、省スペース化、
さらにはコンパクト化を図りつつ、高いインバータ装置
10の冷却性能が確保できる。しかも、結露の心配もな
い。また電動機4の冷却構造を活用するので、コスト的
にも安価ですむ。
【0047】しかも、ポンプ部3を経た冷却空気流が触
れるインバータ装置16の部分に放熱フィン19を設け
たので、一層、高い冷却性能が期待できる。そのうえ、
共通の一つのカバー21で、電動機付きポンプ2および
インバータ装置16の周囲を覆って防音/防水しても、
インバータ装置16の冷却を終えて温度上昇した冷却空
気が上昇してカバー21内の上部に至り、再び外扇ファ
ン10で電動機4へ送風されるという冷却空気の循環流
のサイクルが形成されるので、そのまま高いインバータ
装置16の冷却性能が確保され、ポンプ装置2の防音/
防水化が損なわれることはない。
【0048】加えて、インバータ装置16の上部のカバ
ー部分に吸込口13に近づくような傾斜部21aが形成
してあるので、一層、効率の高いインバータ装置16の
冷却が期待できる。
【0049】なお、上述した実施形態では、周囲をファ
ンカバーで塞いだ全閉形の外扇ファンを用いたが、これ
に限らず、開放防滴形の外扇ファンを採用して、冷却空
気を電動機の外形にならってポンプ部,ベース板側へ向
け吹き出すようにしてもよい。
【0050】また本発明をアキュームレータを有する可
変速ポンプ装置に適用した例を挙げたが、これに限ら
ず、アキュームレータ無でインバータ制御により能力可
変が可能なポンプ装置に本発明を適用してもよい。むろ
ん、渦巻きポンプでなく、ウェスコポンプなどを用いて
も、同様な効果が得られる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、ポンプを通過するときに冷やされた電動機
冷却用ファンからの空気がインバータ装置に直接接触し
て、同インバータ装置を十分に冷却する。
【0052】したがって、電動機を冷却するファンを有
効利用して、大きな占有面積を占める部品,機器等(大
きな放熱フィン、インバータ冷却用ファン、冷却ジャケ
ットなど)を用いずに、インバータ装置に高い冷却性能
をもたらせることができる。
【0053】それ故、省スペース化を図りつつポンプ装
置のインバータ装置を冷却でき、同装置のコンパクト化
を図ることができる。しかも、結露の心配もない。その
うえ、コスト的な負担が小さくてすむ。
【0054】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加え、さらに高い冷却性能をインバータ装置に
もたらせることができるという効果を奏する。請求項3
に記載の発明によれば、請求項1または請求項2の効果
に加え、高いインバータ装置の冷却性能を確保しつつポ
ンプ装置の防音/防水化を図ることができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のポンプ装置の構造を、冷
却空気の流れと共に説明するための図。
【符号の説明】
1…ベース板(ベース) 2…電動機付きポンプ 3…ポンプ部 4…電動機 5…ポンプケーシング 8…モータケーシング 10…外扇ファン(電動機冷却用ファン) 16…インバータ装置 17…電装箱 18…インバータ回路部 19…放熱フィン(放熱部材) 21…防音/防水用カバー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースの上面に、ベース側にポンプ部が
    配置され、このベースと反対側の上側に電動機が配置さ
    れて縦形に据え付けられた電動機付きポンプと、 前記電動機の上端部から前記電動機の外形に沿って前記
    ポンプ部側へ冷却空気を送風するファンと、 前記ポンプ部を経た冷却空気が前記ベースに沿って流れ
    るベース上面の地点に該冷却空気の空気流に触れるよう
    に据え付けられた、前記電動機をインバータ制御するイ
    ンバータ装置とを具備したことを特徴とするポンプ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記インバータ装置は、前記ポンプ部を
    経た冷却空気が触れる部分に放熱部材が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のポンプ装置。
  3. 【請求項3】 前記電動機付ポンプおよびインバータ装
    置の周囲は、前記ベースに取り付けた共通のカバーで密
    閉されるように覆われることを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載のポンプ装置。
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