JPH11210301A - 採風窓用ロック解除装置 - Google Patents

採風窓用ロック解除装置

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JPH11210301A
JPH11210301A JP2910698A JP2910698A JPH11210301A JP H11210301 A JPH11210301 A JP H11210301A JP 2910698 A JP2910698 A JP 2910698A JP 2910698 A JP2910698 A JP 2910698A JP H11210301 A JPH11210301 A JP H11210301A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】緊急時、規制アームによる窓の開度が規制され
る採風窓を直ちに全開できる窓用開度規制装置の提供。 【解決手段】規制アームは窓枠に固着され規制アーム差
込み口21が形成された取付ボックス11に、ロック用
枢支軸18により回動可能に枢支される。ロック用枢支
軸は取付けボックス内に固定的に設けられたバネ支持片
36により一端が支持され、電気的駆動体35の非通電
時に作動杆を収縮させロック用枢支軸18に対するスト
ッパー片41をストッパーを解除する方向に付勢する第
1バネ部材48と、ストッパーの解除にともないロック
用枢支軸をロックアームより離脱させロックアームを自
由にする第2バネ部材49より成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、採風窓用ロック解
除装置に関する。
【0002】
【従来の技術】普通一般に、採風窓は建物の踊り場或い
はビルデングの室内の窓枠に蝶番、規制アーム等を介し
て所定の角度まで開放することができるように取付けら
れている。この種の採風窓には、危険防止の意味合いか
ら、人の腰の高さ以上の所に、風を室内に採り入れるた
めに設けられ、かつ、採風窓の開放角度を規制する規制
アームを備えた採風窓用角度規制装置が適宜に装着され
ている。
【0003】ところで、採風窓用角度規制装置には、現
在、色々な構造の物が見受けられるが、共通して言える
構成は、前記規制アームの一端部が採風窓の框(例えば
下框)に軸支され、一方、その他端部は窓枠(例えば一
端部)に軸支されている点である。つまり、採風窓は、
普段使用している場合には、所定の角度まで開放するこ
とはできるが、緊急事態が発生した場合には、規制アー
ムの両端部が枢軸でそれぞれ軸着されているために容易
に全開することができない。
【0004】そこで、現在、火事、地震等の緊急事態が
発生した場合に於いて、採風窓用角度規制装置が装備さ
れた採風窓を直ちに全開することができる採風窓用ロッ
ク解除装置の出現が要望されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来の要望点に鑑み、第1の目的は、火事、地震等の緊
急事態が発生した場合に於いて、規制アームを有する採
風窓用角度規制装置が装備された採風窓を直ちに全開す
ることができる採風窓用ロック解除装置を提供すること
である。具体的には電気的駆動体が非通電状態になった
場合に、規制アームのロック状態を自動的に解除するこ
とである。第2の目的は、規制アームのロック状態が解
除した後に、電気的駆動体が普通(通電)の状態に戻っ
た場合に於いて、規制アームを操作部材に対するワンタ
ッチ操作で自動的にロック状態にすることができること
である。第3の目的は、ロック解除装置を構成する各部
材の組込みが容易であり、また各部材がスムースに作動
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の採風窓用ロック
解除装置は、採風窓1の開放角度を規制する採風窓用角
度規制装置4を構成する規制アーム8の係合を解除する
採風窓用ロック解除装置であり、この採風窓用ロック解
除装置Xは、窓枠3の一端部に固着され、かつ、上壁1
7にガイド孔19を有すると共に一側壁20に前記規制
アーム用抜脱・差込み口21が形成された取付けボック
ス11と、この取付けボックス11内に固定的に設けら
れ、かつ、前記ガイド孔19と相俟ってロック用枢支軸
18を案内する係合板部27を有する係合片25と、取
付けボックス内に固定的に横設され、かつ、作動杆39
の先端部に枢支軸18用ストッパー片41を一体的に備
えた電気的駆動体35と、取付けボックス内に固定的に
設けられたバネ支持片36により一端部が支持され、か
つ、電気的駆動体35の非通電時に於いて、作動杆を収
縮させて前記ロック用枢支軸18に対するストッパー片
41のストッパーを解除する第1バネ部材48と、取付
けボックスに内装され、かつ、ストッパー片41のスト
ッパー解除に伴い、取付けボックス11の抜脱・差込み
口21に差込まれている規制アーム8の他端部8bと係
合している前記ロック用枢支軸18のロックを解消させ
る第2バネ部材49とから成ることを特徴とする。
【0007】上記構成に於いて、規制アーム用抜脱・差
込み口21は平面コ字型状を呈し、一方、この抜脱・差
込み口21と連通する嵌入空間32を有する係合板部2
7は逆コ字型状に形成され、かつ、該係合板部27の上
下の対向壁28、29には、それぞれロック用枢支軸1
8が係合する係合孔30、31が形成されていることを
特徴とする。またバネ支持片36は電気的駆動体35に
固定された取付け板部37と、この取付け板部37の一
端部に連なって上方に鉤状に折曲形成され、かつ、スト
ッパー片41に形成された切欠部43内に入り込んだバ
ネ端支持部38とから成り、前記バネ端支持部38は電
気的駆動体35の作動杆39に一体的に設けられたスト
ッパー片用取付け部40に対向していることを特徴とす
る。さらに、ストッパー片41には、取付けボックス1
1の上壁17の内面と摺接する対向摺接部46、46が
設けられていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1乃至図9に示す本発明の一実
施例を説明する。図1乃至図3は、発明の実施の形態を
示す各説明図である。また図4乃至図9は、本発明の構
成を示す各説明図である。そこで、まず図1乃至図3を
参照に本発明の実施に関係する環境部材について説明す
る。
【0009】1は採風窓である。ここで「採風窓」と
は、建物の窓枠に蝶番等を介して軸着され、風を室内に
採り入れるために自由端部側から開放するものを言う。
採風窓1は、普通一般にガラス板1aと、矩形状の框1
bとから成り、その一端部(枢着端部)側は蝶番2を介
して金属製の窓枠3に軸着され、自由端部側から外方向
に開放する。
【0010】4は採風窓1の框1b、例えば下框の枢着
端部寄りの部位に装着され、かつ、採風窓1の開放角度
を規制する採風窓用角度規制装置である。この採風窓用
角度規制装置4は、例えば框1bの内壁面に固定用ビス
で固着され、かつ、水平案内長孔を有するアングル状の
取付けガイド板5と、この取付けガイド板5の下面側に
位置するように一端部が該取付けガイド板5に枢支ピン
を介して軸支され、かつ、係合部、ストッハー部、操作
用摘み部等を有するスライド係止片6と、一方、一端部
側8aが取付けガイド板5の上面側に位置すると共に前
記水平案内長孔に臨み、かつ、該一端部側に水平案内長
孔の内壁面並びにスライド係止片6の周壁面をそれぞれ
同期的に摺接移行する摺動係合棒7を有する長板状の開
放角度用規制アーム8と、前記スライド係止片6が係合
棒7に常時圧接するように適宜に設けられたスライド係
止片用付勢バネ9とを備えている。そして、前記開放角
度用規制アーム8は、その中途部が坂状に形成されてい
ると共に、他端部8bは以下に説明する採風窓用ロック
解除装置Xを構成する取付けボック内に差し込まれ、か
つ、ロック用枢支軸に係脱可能に軸支されている。
【0011】次に本発明の採風窓用ロック解除装置Xに
ついて説明する。図4乃至図9に於いて、まず11は下
方の開口12から内包に方形状の収納部を有する取付け
ボックスである。この取付けボックス11は、長板状の
取付けベース板13、複数個のビス14、これらのビス
がそれぞれ入り込む貫通孔15、16を介して窓枠3の
一端部に固着される。取付けボックス11は、突片を有
する普通一般のトロヨケ形状をしている。図6を基準に
すると、取付けボックス11の上壁17端部には、ロッ
ク用枢支軸18を案内する円形ガイド孔19が形成され
ている。また周側壁を形成する一側壁(右側壁)20に
は、開放角度用規制アーム8の他端部8bが抜けたり或
いは差し込まれたりする抜脱・差込み口21が切欠状に
形成されている。この抜脱・差込み口21は、開放角度
用規制アーム8の他端部8bが自由に回転することがで
きるように、本実施例では平面コ字型状を呈している。
【0012】次に25は取付けベース板13の上面に載
置され、かつ、取付けボックス11内に固定的に収納さ
れた長枠状係合部材或いは係合片である。この係合片2
5の形状は任意に設計変更可能であるが、本実施例では
一端面がチャンネル形状の水平長板台部26と、この水
平長板台部26の一端部に連なって外方向にコ字型(図
6を基準にすると逆コ字型)状に設けられた係合板部2
7とから成り、前記係合板部27の上下の対向壁28、
29には、それぞれロック用枢支軸18が係合する貫通
状態の係合孔30、31が形成されている。したがっ
て、上下の対向壁28、29の間は、抜脱・差込み口2
1と連通し、かつ、開放角度用規制アーム8の他端部8
bが余裕を持って入り込む嵌入空間32と成っている。
【0013】次に35は係合片25の水平長板台部26
の上面に直接あるいは間接的に設けられた電気的駆動体
(ソレノイド)である。この電気的駆動体35は、本実
施例では鉤状のバネ支持片36を介し、横状態に水平長
板台部26に固設されている。バネ支持片36は、固定
部材であり、望ましくは電気的駆動体35と一体的に設
けられている。
【0014】しかして、バネ支持片36は、長板状の取
付け板部37と、この取付け板部37の一端部に連なっ
て上方に鉤状に折曲形成されたバネ端支持部38とから
成り、前記バネ端支持部38は、電気的駆動体35の作
動杆39の突出端部に一体的に設けられたストッパー片
用取付け部40に対向している。
【0015】次に41は電気的駆動体の作動杆39に取
付け部40を介して水平状態に取付けられたストッパー
片である。このストッパー片41は、本実施例では前記
取付け部40の水平切欠溝にその一端部41aが差し込
まれ、かつ、取付け部40に形成された垂直方向の貫通
孔や該ストッパー片41の支持孔を貫通する止ピン42
を介して作動杆39の取付け部40に一体的に取付けら
れる。
【0016】しかして、ストッパー片41は、矩形状の
切欠部43を有する水平係合枠部44と、水平係合枠部
44の端部(ストッパー片41の他端部)に連なって直
角方向に延びた垂直ガイド部45と、同じく水平係合枠
部44の両側端部にそれぞれ連なって直角方向に延び、
かつ、取付けボックス11の上壁17の内面と摺接する
対向摺接部46、46とから成る。そして、前記水平係
合枠部44の矩形状切欠部43内には、前述したバネ支
持片36のバネ端支持部38が入り込み、このバネ端支
持部38と電気的駆動体35の作動杆39側の取付け部
40には、第1バネ部材の一例としての押しバネ48が
適宜に介装されている。また前記垂直ガイド部45は、
ロック用枢支軸18の外周壁の一部に当接し、垂直方向
に移動する該ロック用枢支軸18のガイド機能を果たし
ている。
【0017】ところで、ロック用枢支軸18は、図5及
び図8で示すように少くとも取付けボックス11のガイ
ド孔19及び係合片25の上方の係合孔30に常時係合
し、その中心部寄りの部位には、取付けボックス11の
上壁17の内面と当接可能な鍔部18aが周設され、こ
の鍔部18aと前記係合孔30を有する上方対向壁28
との間には、第2バネ部材の一例としてのコイルバネ4
9が設けられている。
【0018】上記構成に於いて、図4及び図5は、採風
窓1を普段一般的に使用している場合の状態を示してい
る。この時電気的駆動体35は通電状態であり、その作
動杆39は第1バネ部材48のバネ力に抗して伸長して
いる。そこで、今仮に取付けボックス11の上壁17か
ら突出しているロック用枢支軸18の上端部18bを指
で押すと、ロック用枢支軸18は、第2バネ部材49の
バネ力に抗して取付けボックス11内に全体的に押し込
まれ、その下端部18cは開放角度用規制アーム8の他
端部8bに形成された軸孔10を貫通し、次いで係合片
25の下方係合孔31に係合する。この時ストッパー片
41の垂直ガイド部45に摺接する鍔部18aが前記水
平係合枠部44の下面の位置に達するや否や、第1バネ
部材48のバネ力により作動杆39と共に水平移動(図
4を基準にすると、右側に移動)したストッパー片41
は、ロック用枢支軸18の鍔部18aを係止する。
【0019】したがって、ロック用枢支軸18の下端部
18cにロックされた開放角度用規制アーム8は、取付
けボックス11から抜脱することができず、今仮に採風
窓1を開いた場合には、採風窓1はロック用枢支軸18
を支点に所定角度まで回転開放する。
【0020】一方、図7及び図8は、例えば非常時(火
事等)に電気的駆動体35が非通電状態となった場合で
ある。この時電気的駆動体35の作動杆39は、第1バ
ネ部材48のバネ力により収縮する。ストッパー片41
は、前述したように作動杆39と共に水平移動するの
で、その水平係合枠部44の先端部がロック用枢支軸1
8の鍔部18aから離れる。そうすると、水平係合枠部
44が前記鍔部18aから離れるや否や、ロック用枢支
軸18は第2バネ部材49のバネ力により上昇し、係合
片25の下方係合孔31及び開放角度用規制アーム8の
軸孔10から離れる。そして、上昇したロック用枢支軸
18は、その鍔部18aが取付けボックス11の内面に
当接すると、所定の位置で停止する。この時ロック用枢
支軸18の上端部18bは取付けボックス11の上壁1
9から突出し、後に開放角度用規制アーム8の他端部8
bを抜脱・差込み口21を介して取付けボックス11内
に差し込んだ場合、押し込み用操作部となる。
【0021】したがって、今仮に採風窓1を全開しよう
として開けた場合には、図9で示すように開放角度用規
制アーム8の他端部8bは取付けボックス11の抜脱・
差込み口21から抜け、採風窓1の全開が可能に成る。
【0022】
【実施例】第1実施例に於いて、取付けボックス11の
抜脱・差込み口21は、望ましくは平面コ字型状に形成
すべきであるが、例えば平面アングル状に形成すること
もできる。またロック用枢支軸18は、その鍔部18a
を介してストッパー片41と係脱するが、例えば鍔部1
8aに代えて係合溝であっても良い。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙するような効果がある。 (1)火事、地震等の緊急事態が発生した場合に於い
て、規制アームを有する採風窓用角度規制装置が装備さ
れた採風窓を直ちに全開することができる。すなわち、
電気的駆動体が非通電状態になった場合に、ストッパー
片が第1バネ部材のバネ力によりロック用枢支軸から離
れるや否や、ロック用枢支軸が第2バネ部材のバネ力に
より上昇し、その結果、規制アームのロック状態が自動
的に解除される。したがって、規制アームの他端部が取
付けボックスから抜けることが可能となり、採風窓を直
ちに全開することができる。 (2)規制アームのロック状態が解除した後に、電気的
駆動体が普通(通電)の状態に戻った場合に於いて、規
制アームを取付けボックスに差込み、かつ、操作部材
(ロック用枢支軸)をプッシュすると、該規制アーム
は、いわゆるワンタッチ操作で自動的にロック状態にな
る。 (3)ロック解除装置を構成する各部材が合理的に構成
されているので、各部材の組込みが容易であり、また各
部材がスムースに作動する。
【図面の簡単な説明】
図1乃至図3は、発明の実施の形態を示す各説明図であ
る。図4乃至図9は、本発明の一実施例を示す各説明図
である。
【図1】室内側から見た正面図。
【図2】図1に於いて、平面から見た概略断面説明図。
【図3】図2の3−3線の要部を拡大した概略断面説明
図。
【図4】採風窓を普段一般的に使用している場合の平面
から見た一部切欠の説明図。
【図5】採風窓を普段一般的に使用している場合(図4
と同様)の概略縦断面説明図。
【図6】各部材の分解斜視図。
【図7】非常時(非通電状態となった場合)の平面から
見た一部切欠の説明図。
【図8】非常時(図7と同様)の概略縦断面説明図。
【図9】非常時に於いて、採風窓を全開しようとする場
合の説明図。
【符号の説明】
1…採風窓、1b…框、3…窓枠、4…採風窓用角度規
制装置、8…規制アーム、8b…他端部、10…軸孔、
X…採風窓用ロック解除装置、11…取付けボックス、
12…開口、17…上壁、18…ロック用枢支軸、19
…ガイド孔、20…一側壁、21…規制アーム用抜脱・
差込み口、25…係合片、26…水平長板部、27…係
合板部、32…嵌入空間、35…電気的駆動体、36…
バネ支持片、39…作動杆、40…取付け部、41…ス
トッパー片、48…第1バネ部材、49…第2バネ部
材。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 採風窓1の開放角度を規制する採風窓用
    角度規制装置4を構成する規制アーム8の係合を解除す
    る採風窓用ロック解除装置であり、この採風窓用ロック
    解除装置Xは、窓枠3の一端部に固着され、かつ、上壁
    17にガイド孔19を有すると共に一側壁20に前記規
    制アーム用抜脱・差込み口21が形成された取付けボッ
    クス11と、この取付けボックス11内に固定的に設け
    られ、かつ、前記ガイド孔19と相俟ってロック用枢支
    軸18を案内する係合板部27を有する係合片25と、
    取付けボックス内に固定的に横設され、かつ、作動杆3
    9の先端部に枢支軸18用ストッパー片41を一体的に
    備えた電気的駆動体35と、取付けボックス内に固定的
    に設けられたバネ支持片36により一端部が支持され、
    かつ、電気的駆動体35の非通電時に於いて、作動杆を
    収縮させて前記ロック用枢支軸18に対するストッパー
    片41のストッパーを解除する第1バネ部材48と、取
    付けボックスに内装され、かつ、ストッパー片41のス
    トッパー解除に伴い、取付けボックス11の抜脱・差込
    み口21に差込まれている規制アーム8の他端部8bと
    係合している前記ロック用枢支軸18のロックを解消さ
    せる第2バネ部材49とから成ることを特徴とする採風
    窓用ロック解除装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、規制アーム用抜脱・
    差込み口21は平面コ字型状を呈し、一方、この抜脱・
    差込み口21と連通する嵌入空間32を有する係合板部
    27は逆コ字型状に形成され、かつ、該係合板部27の
    上下の対向壁28、29には、それぞれロック用枢支軸
    18が係合する係合孔30、31が形成されていること
    を特徴とする採風窓用ロック解除装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に於いて、バネ支持片36は電
    気的駆動体35に固定された取付け板部37と、この取
    付け板部37の一端部に連なって上方に鉤状に折曲形成
    され、かつ、ストッパー片41に形成された切欠部43
    内に入り込んだバネ端支持部38とから成り、前記バネ
    端支持部38は電気的駆動体35の作動杆39に一体的
    に設けられたストッパー片用取付け部40に対向してい
    ることを特徴とする採風窓用ロック解除装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に於いて、ストッパー片41に
    は、取付けボックス11の上壁17の内面と摺接する対
    向摺接部46、46が設けられていることを特徴とする
    採風窓用ロック解除装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014047574A (ja) * 2012-09-03 2014-03-17 Howa Corp 開き窓の開度規制装置
CN110512969A (zh) * 2019-09-29 2019-11-29 滦州市捷澳建材有限公司 一种用于防火窗的温感、定位、闭窗装置
CN113266228A (zh) * 2021-05-14 2021-08-17 肇庆市乔兴五金制品有限公司 一种基于易熔合金的温控防火窗闭窗器

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