JPH11209132A - 高純度透明シリカガラスの製造方法 - Google Patents

高純度透明シリカガラスの製造方法

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JPH11209132A
JPH11209132A JP10011052A JP1105298A JPH11209132A JP H11209132 A JPH11209132 A JP H11209132A JP 10011052 A JP10011052 A JP 10011052A JP 1105298 A JP1105298 A JP 1105298A JP H11209132 A JPH11209132 A JP H11209132A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高温での粘性が高くかつ高純度な透明シリカガ
ラスを容易に製造でき、さらに、加熱による密度変化が
少なく、ガスの浸入がなく、かつ気泡が極めて少なく、
また、均質性に優れた高純度透明シリカガラスの製造方
法を提供する。 【解決の手段】珪素のアルコキシドより得たシリカであ
って、その含有金属不純物としてNa、K、Mg、C
a、Fe、Al及びTiが各々独立して0.1ppm以
下であり、かつOH基含有量が60ppm〜500pp
mである高純度非晶質シリカ粉末を出発原料とし、出発
原料を10mmHg以下の減圧雰囲気下で1500〜1
700℃の温度で所定時間保持させクリストバライト結
晶化させた後、減圧雰囲気下で溶融しうる温度におき、
その後不活性ガスで加圧状態にして保持した後冷却する
高純度透明シリカガラスの製造方法を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高温粘性値が高い高
純度透明シリカガラスの製造方法に関し、さらに気泡を
消滅させることも可能である高純度透明シリカガラスの
製造方法に関する。さらに詳しくは、半導体製造用治具
や、光透過性を利用する各種光学材料、高温型液晶基板
などの材料として利用できる高純度透明シリカガラスの
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、半導体工業において、集積度の増
加に伴い高純度のシリカガラスが要求されている。さら
に半導体工業においては、高温粘性の高いシリカガラス
が必要とされる。
【0003】このような要求を満たすシリカガラスを得
るために、精製した天然シリカ質粉末を火炎溶融、電気
溶融、プラズマ溶融させる方法等が知られている。(特
開昭52−121017号公報、特開昭62−3063
2号公報等)しかしながら、これらのシリカガラスは高
温粘性の高いシリカガラスであるけれども、精製した天
然シリカ質粉末を使用しているにもかかわらず、純度が
悪いという問題があった。
【0004】一方、合成シリカガラスを得る方法として
は四塩化ケイ素などのケイ素化合物を酸水素火炎で火炎
加水分解させてシリカガラスを得る方法や、珪素のアル
コキシドを原料としゾル−ゲル法でシリカカガラスを得
る方法が知られている。しかしながら、これらの合成シ
リカガラスは高純度であるけれども、含有されるOH基
量が多いために高温粘性が天然シリカ質粉末を使用して
得られたシリカガラスより劣るという問題があった。
【0005】また、非晶質シリカ粉末にアルカリ成分を
加え加熱してクリストバライト化しそのクリストバライ
ト化した粉末を純化処理を行った後、溶融させてシリカ
ガラスを得る方法(特開平1−176243号公報等)
があるが、この方法は製造工程が複雑であり安価なシリ
カガラスが得られないという問題点があった。
【0006】また、特公昭59−34660号公報や特
開昭57−34031号公報には、シリカガラス中の気
泡を減少させる方法として1000〜1500℃の温度
領域で高圧ガスを作用させる方法が開示されている。こ
のような方法は確かに気泡を減少させるのに有効である
けれども、得られるガラスは、通常の石英ガラスより密
度が高くなっており、密度が高くなったシリカガラスを
そのまま使用するとシリカガラスが膨脹したり、また、
高圧ガス圧力を作用させるとシリカガラス表面にガスが
浸入するという問題があった。さらに、このようなシリ
カガラスは均質性(Δn)が通常得られるシリカガラス
より劣るという問題もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の技
術により得られるガラスでは、高温粘性の低さ、高純度
でない、密度変化、ガスの浸入、均質性が悪いといった
課題を生じており、高温で長時間使用する半導体製造用
治具や、光透過性を利用する各種光学材料、高温型液晶
基板などの用途には適したものではなかった。
【0008】本発明の目的は、このような従来法による
課題を解決する、すなわち、高温での粘性が高くかつ高
純度な透明シリカガラスを容易に製造できる方法を提供
することにある。さらに、加熱による密度変化が少な
く、ガスの浸入がなく、かつ気泡が極めて少ない高純度
透明シリカガラスの製造方法、また、均質性に優れた高
純度透明シリカガラスの製造方法を提供することも本発
明の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の課題
を解決するために鋭意検討を行った結果、高純度の非晶
質シリカ粉末を減圧雰囲気下で加熱してクリストバライ
ト結晶化させ、その後これを溶融し、不活性ガスで加圧
状態とすること、さらに、このようにして得られる高純
度透明石英ガラスを熱間静水圧プレス装置を用いて不活
性ガスによる加圧下加熱し、その後再度加熱処理を施す
ことで以下の知見を見出だした。
【0010】1)珪素のアルコキシドより得られる高純
度の非晶質シリカ粉末を出発原料として用いることで得
られるガラスも高純度となり、光学材料や半導体製造用
治具として優れた材料となること。
【0011】2)出発原料中のOH基の含有量を60〜
500ppmと一定範囲とすることで、得られる透明シ
リカガラスの高温粘性を高めることができること。
【0012】3)出発原料を減圧下加熱保持してクリス
トバライト結晶化させ、さらにこのシリカ質焼結体が溶
融しうる温度に加熱溶解し、その後不活性ガスで加圧状
態にすることにより、得られる透明シリカガラスの高温
粘性をさらに高めることができること。
【0013】4)3)のようにして得られた透明シリカ
ガラスに対して、さらに熱間静水圧プレス装置を用いて
不活性ガスによる加圧下加熱することで、ガラス中の気
泡を減少あるいは消滅させることができること。
【0014】5)4)のようにして得られた透明シリカ
ガラスに対して、さらに再度加熱処理することで、加熱
による密度変化が少なく、浸入したガスを除去すること
ができ、また、均質性に優れたものとすることができる
こと。
【0015】このように、本発明の高純度透明シリカガ
ラスの製造方法を用いることでこれらの優れた点を見出
だし、本発明を完成するに至った。
【0016】以下、本発明をさらに詳細に説明する。
【0017】本発明において用いられる出発原料である
高純度非晶質シリカ粉末は、珪素のアルコキシドより得
た非晶質シリカ粉末であり、その含有金属不純物として
Na、K、Mg、Ca、Fe、Al及びTiが各々独立
してすべて0.1ppm以下であることが必須である。
さらに高純度非晶質シリカ粉末中のOH基含有量は60
〜500ppmである。
【0018】ここで、珪素のアルコキシドとしては、メ
チルシリケート、エチルシリケート等を例示することが
できるが、これに限定されるものではない。珪素のアル
コキシドを高純度非晶質シリカ粉末とする方法として
は、珪素のアルコキシドを酸又はアルカリと接触させ加
水分解して得る方法を例示することができる。使用され
る酸又はアルカリとしては、珪素のアルコキシドを加水
分解できるものであれば特に限定されず、例えば、酸と
して塩酸、酢酸等が例示でき、アルカリとしてアンモニ
ア等が例示できる。
【0019】高純度非晶質シリカ粉末に含まれ得る含有
金属不純物のうち本発明の方法において重要であるの
は、Na、K、Mg、Ca、Fe、Al及びTiであ
る。これらの含有金属不純物の出発原料であるシリカ粉
末中における含有量はすべて0.1ppm以下である。
ここで、Na、Kが不純物として0.1ppmを超えて
含まれる場合、これらはシリコンウエハの熱処理工程に
おいてガラスが結晶化するという問題点が生じ好ましく
ない。また、Mg、Ca、Fe、Al、Tiが不純物と
して0.1ppmを超えて含まれる場合、これらは紫外
線の吸収作用を有するため高純度透明シリカガラスの透
過率を悪化させるという問題点が生じ好ましくない。
【0020】また、出発原料であるシリカ粉末中のOH
基の含有量は60〜500ppmであるが、OH基の含
有量が60ppm未満になると1500〜1700℃で
の減圧下での熱処理によるクリストバライト結晶化が不
十分となり得られるガラスは高温粘性値が低くなるため
好ましくない。また、OH基の含有量が500ppmを
超えると得られるガラス中にOH基が10ppmより多
く含まれるために高温粘性値が低くなるので好ましくな
い。
【0021】また、出発原料であるシリカ粉末はその粒
度を調整することが好ましく、加水分解、粉砕、篩別な
どの処理の条件を設定することで粒度範囲を制御でき
る。高純度非晶質シリカ粉末の粒度範囲としては、高純
度透明シリカガラスの製造工程において気泡の除去を容
易にするために30〜500μmに調製することが好ま
しく、30〜200μmが特に好ましい。この理由とし
ては、500μmを超える大きな粒子を用いるとそれが
じゃまとなって気泡が除去しづらくなることがあり、3
0μmより小さな粒子を用いる場合には粒子同士が速く
緻密化してしまい気泡が除去できにくくなることがある
ためである。なお、耐熱性容器にシリカ粉末を充填する
にあたっては耐熱性容器の内側にカーボンフェルトなど
の耐熱性のシートを敷いてもよい。
【0022】上記記載の高純度非晶質シリカ粉末を耐熱
性容器、例えば高純度カーボンルツボなどの高純度処理
したカーボン容器や炭化珪素容器に充填し、加熱処理を
行う。
【0023】出発原料である高純度非晶質シリカ粉末を
耐熱性容器に充填した後、次に1)10mmHg以下の
減圧雰囲気下で出発原料を1500〜1700℃の温度
で所定時間保持させた後、2)減圧雰囲気下で溶融しう
る温度以上に加熱し、その後、3)不活性ガスを用いて
加圧状態として保持し、4)これを常圧に戻すことで透
明シリカガラスが得られる。
【0024】ここで、1)の減圧の条件としては10m
mHg以下である。減圧の条件が10mmHgを超える
場合には高温においてシリカが昇華することにより発生
するガスの影響を受け透明なシリカガラスを得られなく
なるため好ましくない。
【0025】また、1)の加熱の条件としては、出発原
料が1500〜1700℃の温度で所定時間保持させれ
ばよく、例えばカーボン抵抗加熱方式あるいは高周波加
熱方式の真空雰囲気電気炉により実施することが例示で
きる。この加熱温度により、出発原料をクリストバライ
ト結晶化させることができる。出発原料をクリストバラ
イト結晶化させるにあたっては、出発原料の50重量%
以上結晶化させることが好ましい。さらに、加熱時間に
ついては加熱温度により一定しないが、最終的に得られ
る高純度透明シリカガラス中のOH基含有量を10pp
m以下にして高温粘性値を高くするためには、例えば1
500℃であれば保持時間は15時間以上必要であるが
1700℃の温度では1時間ぐらいの保持時間で十分で
ある。
【0026】続いて、2)溶融しうる温度以上の温度ま
で加熱する。
【0027】ここで、溶融しうる温度とは本発明におい
て用いられる高純度非晶質シリカ粉末が1)の加熱処理
にて生成するクリストバライト結晶を有したシリカ質焼
結体が溶融しうる温度であり、常圧において1713℃
である。加熱温度がこの温度に達しない場合、クリスト
バライト結晶を有したシリカ質焼結体が溶融しないか溶
融した出発原料中にクリストバライト結晶が溶融しきれ
ずに残り、ガラスが割れやすくなるため好ましくない。
クリストバライト結晶を有したシリカ質焼結体を溶融し
保持する時間としては、加熱温度により一定しないが、
このシリカ質焼結体がほぼ全量溶解しガラス化できる時
間であれば特に制限はないが、低い場合には長時間を要
する。例えば、加熱温度が1800〜1850℃の場合
には5分以上保持することで達成される。
【0028】その後、3)これを不活性ガスを用いて加
圧状態として保持する。
【0029】加圧するために用いられる不活性ガスとし
ては、本発明の目的である高純度透明シリカガラスを製
造することができるものであれば特に制限なく用いるこ
とができ、Ar、窒素、Heなどの不活性ガスを例示す
ることができるが、経済性、気密性、不活性ガスの熱伝
導率などを考慮すれば、Ar、窒素がさらに好ましい。
【0030】不活性ガスを用いて加圧する際の条件とし
ては加圧状態であれば特に問題なく実施できるが、2k
gf/cm2以上が好ましい。加圧条件でない場合には
製造工程中に生じる気泡が大きくなり、作製したシリカ
ガラスに含まれる気泡を減少するために熱間静水圧プレ
スを行う際に気泡の除去が困難となるため好ましくな
い。また直径1mm以上の気泡は減少させることが特に
困難となるため、加圧条件が2kgf/cm2以上がよ
り好ましく、経済性、加圧装置の運転上のトラブルの回
避のため、2〜10kgf/cm2とすることが特に好
ましい。
【0031】この加圧処理の後、4)冷却するが、冷却
の条件としては、上記記載の加熱処理時の温度より加熱
を停止して放冷したり、冷却装置により冷却すればよ
い。
【0032】以上のようにして得られる高純度透明シリ
カガラスは出発原料を溶解した際に生じる気泡をある程
度含んだものであるが、さらに熱間静水圧プレス処理に
より気泡を減少させ、さらに再加熱処理によりガラスの
密度を戻したり浸入したガスを取り除くことができる。
以下に、この熱間静水圧プレス処理及び再加熱処理につ
き詳しく説明する。
【0033】上記記載の方法により得られた高純度透明
シリカガラスに対し、熱間静水圧プレス装置を用いて1
200〜1350℃の温度で100〜200MPaの不
活性ガスによる圧力を作用させることにより、気泡を実
質的に含まない高純度透明シリカガラスの製造も可能で
ある。
【0034】この熱間静水圧プレス処理工程における温
度条件としては、1200〜1350℃の範囲である。
温度が1200℃未満の場合にはガラスの流動性少なく
なりこの工程において直径1mm未満の気泡を減少させ
ることが困難となることがあり、温度が1350℃を超
える場合にはガラスの結晶化が著しくなり均質な高純度
透明シリカガラスを得られなくなることがある。
【0035】熱間静水圧プレス処理工程において加圧す
るために用いられる不活性ガスとしては、本発明の目的
である高純度透明シリカガラスを製造することができる
ものであれば特に制限なく用いることができ、Ar、窒
素、Heなどの不活性ガスを例示することができるが、
経済性、気密性、不活性ガスの熱伝導率などを考慮すれ
ばAr、窒素がさらに好ましい。
【0036】不活性ガスを用いて加圧する際の圧力条件
としては、直径1mm未満の気泡の除去が容易とし、さ
らに経済性、加圧装置の運転上のトラブルの回避のため
に100〜200MPaの範囲が好ましい。
【0037】ここで、気泡を減少させる意味としては、
本発明の方法により得られる高純度透明シリカガラスを
光透過性を利用する各種光学材料、高温型液晶基板など
の用途に適用可能とするためであり、その気泡量として
は実施例にもみられるように単位容積あたりの気泡の数
として表される。その具体的な数値としては、高純度透
明シリカガラスの中において、1個/cm3未満である
ことが好ましく、気泡がその測定によって認められなく
なり消滅することがさらに好ましい。
【0038】加圧処理後、得られた透明シリカガラスは
冷却されるが、冷却の条件としては、上記記載の加熱処
理時の温度より加熱を停止して放冷したり、冷却装置に
より冷却すればよい。
【0039】このような熱間静水圧プレス処理工程の
後、再加熱処理を行うことで得られるガラスの密度を戻
したり、浸入したガスを取り除くことで、より優れた特
性を有する高純度透明シリカガラスの製造が可能であ
る。
【0040】ここで、再加熱する条件としては、大気中
で1000〜1300℃の温度範囲で15時間以内保持
することが好ましい。より具体的な条件として、大気中
で1200℃まで6時間で昇温させ1200℃で4時間
保持させのがよい。
【0041】また、再加熱処理後の冷却条件としては、
上記の保持加熱温度範囲から700℃までは冷却速度を
制御し、700℃から室温までは制御を中止して放冷し
たり、冷却装置により冷却すればよく、より具体的な条
件として、再加熱処理後1200℃〜700℃まで8時
間かけて降温させ、700℃から室温までは炉冷させる
という条件が挙げられる。ここで、注意する点として
は、再加熱保持温度から700℃の冷却速度を0.5〜
2.0℃/分に制御することが好ましい。制御する理由
として、この間の冷却速度がはやいと、熱間静水圧プレ
ス処理した石英ガラスの均質性の改善や高くなった密度
を戻すことが困難となることがあるためである。
【0042】また、この再加熱処理により高純度透明シ
リカガラス中に熱間静水圧プレス処理工程で浸入した不
活性ガスを取り除くことができる。不活性ガスが浸入し
たまま高純度透明シリカガラスを半導体製造用治具に使
用すると発泡することがあり、発泡を回避するためにこ
の再加熱処理は有用なものである。
【0043】本発明の方法により得られる高純度透明シ
リカガラスのOH基含有量としては、加熱による劣化を
少なくするために10ppm以下にすることが望まし
い。このことにより基板材料として利用する場合に起こ
りうる加熱処理による変形を抑制することができる。
【0044】また、本発明の方法により得られる高純度
透明シリカガラスの均質性(Δn)は3×10-5以下に
することが望ましい。このような均質性の数値を有する
高純度透明シリカガラスは殊に均質性が要求される各種
光学材として有用である。
【0045】
【実施例】本発明を以下の実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明はこれに限定されるものではない。な
お実施例における評価は以下の方法により行った。
【0046】〜不純物の分析〜 珪素のアルコキシドを加水分解して得られた市販品の非
晶質シリカ粉末を公知の方法であるICP法により分析
した。
【0047】〜平均粒子径〜 非晶質シリカ粉末の平均粒子径は、レーザー回折散乱法
COULTER LS−130(COLTER ELE
CTRONICS社製)により測定した。
【0048】〜気泡径及び気泡量〜 シリカガラスを切断機と研磨装置を用いて100mm×
100mm×10mm(厚み)の大きさに鏡面研磨し測
定用サンプルとした。これを目盛り付きレンズのある偏
光顕微鏡(オリンパス社製、型式:BH−2)を使用
し、サンプル中の気泡径及び気泡量を測定した。
【0049】〜密度〜 シリカガラスを切断機と研磨装置を用いて100mm×
100mm×10mm(厚み)の大きさに鏡面研磨し測
定用サンプルとした。これをアルキメデス法により密度
を測定した。
【0050】〜クリストバライト結晶化の程度〜 マック・サイエンス社製の自動X線回折計(MXP3)
を用いて、1500〜1700℃でクリストバライト結
晶化させたシリカ質焼結体を粉砕した試料中の非晶質シ
リカとクリストバライト結晶の回折ピーク強度比を測定
し、その強度比からクリストバライト結晶化の程度を算
出した。
【0051】〜OH基含有量〜 シリカガラスを切断機と研磨装置を用いて100mm×
100mm×10mm(厚み)の大きさに鏡面研磨し測
定用サンプルとした。これをFT−IR装置(島津製作
所社製、型式:FT−IR−8100M)を使用し、サ
ンプルのIR透過光の波長3600カイザーのOH基吸
収スペクトルにより定量した。
【0052】〜表面のガス分析〜 シリカガラスを切断機を用いて10mm×10mm、厚
みは作製した状態のままであるシリカガラスを測定用サ
ンプルとした。このサンプルをESCA(Perkin
Elmer社製、機種5400MC)によりその表面
のガス量を測定した。
【0053】〜高温粘性値の測定 シリカガラスを切断機と研磨装置を用いて110mm×
5mm×3mm(厚み)の大きさに鏡面研磨し測定用サ
ンプルとした。このサンプルの1200℃での粘性値を
片持ちビームベンディング法より計算した。
【0054】〜均質性(Δn)の測定〜 シリカガラスを研磨装置を用いてφ165mm×25m
m(厚み)の大きさに鏡面研磨し測定サンプルとした。
これを干渉計(ZYGO社製、機種:MarkIV)を
用いて均質性(Δn)を測定した。
【0055】実施例1 珪素のアルコキシドを加水分解して得られた市販品の非
晶質シリカ粉末を出発原料とした。この非晶質シリカ粉
末の平均粒子径は、レーザー回折散乱法により測定した
ところ151μmであった。この粉末中の不純物を分析
した結果は表1の通りであった。また、OH基の含有量
は100ppmであった。
【0056】
【表1】
【0057】この粉末を高純度処理したカーボン容器に
充填し、カーボン抵抗加熱炉に設置し、真空度を10-3
mmHgまで減圧し、300℃/時間の昇温速度で15
00℃まで昇温し、15時間保持させた。この条件と同
じ処方により別に得たシリカ質焼結体を粉砕し、上記記
載の方法でX線回折計によりクリストバライト結晶化の
程度を算出すると50重量%クリストバライト結晶化し
ていた。
【0058】その後、300℃/時間の昇温速度で18
50℃まで昇温し、5分間保持した後、減圧を解除し、
窒素ガスを2kgf/cm2となるまで導入し、さらに
10分間保持した。保持中の真空度は1mmHgであっ
た。冷却はガス圧をかけたまま放冷し、透明シリカガラ
スを得た。この透明シリカガラスを上記記載の方法によ
り評価したところ、1200℃での粘性値は1012.2
a・sであり、この透明シリカガラスには窒素は検出さ
れなかった。また、この透明シリカガラス中の気泡径及
び気泡量、ガラスの密度、ガラス中のOH基含有量を上
記記載の方法により測定し、その結果を表2に示す。
【0059】
【表2】
【0060】さらに、得られた透明シリカガラスを上記
記載の方法によりその純度を測定したところ、表3の結
果となった。
【0061】
【表3】
【0062】実施例2 実施例1で使用したと同じ非晶質シリカ粉末を使用し、
この粉末を高純度処理したカーボン容器に充填し、カー
ボン抵抗加熱炉に設置し、真空度を10-3mmHgまで
減圧し、300℃/時間の昇温速度で1650℃まで昇
温し、2時間保持させた。この条件と同じ処方により別
に得たシリカ質焼結体を粉砕し、上記記載の方法でX線
回折計によりクリストバライト結晶化の程度を算出する
と70重量%クリストバライト結晶化していた。
【0063】その後、続いて300℃/時間の昇温速度
で1850℃まで昇温し、5分間保持した後、減圧を解
除し、窒素ガスを4.0kgf/cm2となるまで導入
し、さらに10分間保持した。保持中の真空度は1mm
Hgであった。冷却はガス圧をかけたまま放冷し、透明
シリカガラスを得た。
【0064】この得られた透明シリカガラスを熱間静水
圧プレス装置に入れ、Arガスを圧力媒体とし、600
℃/時間の昇温速度で1300℃まで上げ、圧力200
MPaをかけた状態で1時間保持した。
【0065】次に、熱間静水圧プレス処理後、シリカガ
ラスを大気中、1200℃まで6時間で昇温させ120
0℃で4時間保持させた後、1200℃から700℃ま
で8時間かけて降温させるという再加熱処理を行った。
そして、再加熱したシリカガラスの密度を測定したとこ
ろ、2.205g/cm3であり、熱間静水圧プレス前
の密度に戻すことができた。この透明シリカガラスを上
記記載の方法により評価したところ、1200℃での粘
性値は1012.3Pa・sであり、Arは検出されなかっ
た。また、このようにして得たシリカガラスの均質性
(Δn)を上記記載の方法により測定したところ、1.
9×10-5であった。
【0066】さらに、この透明シリカガラス中の気泡径
及び気泡量、ガラスの密度、ガラス中のOH基含有量を
上記記載の方法により測定し、その結果を表4に示す。
【0067】
【表4】
【0068】比較例1 OH基含有量が50ppmである以外は実施例1で使用
したと同様の非晶質シリカ粉末を使用し、この粉末を高
純度処理したカーボン容器に充填し、カーボン抵抗加熱
炉に設置し、真空度を10-3mmHgまで減圧し、30
0℃/時間の昇温速度で1500℃まで昇温し、15時
間保持させた。続いて300℃/時間の昇温速度で18
50℃まで昇温し、5分間保持した後、減圧を解除し、
窒素ガスを2.0kgf/cm2となるまで導入し、さ
らに10分間保持した。保持中の真空度は2mmHgで
あった。冷却は加圧状態のまま放冷し、透明シリカガラ
スを得た。得られた透明シリカガラス中の気泡径及び気
泡量を測定し、その結果を表5に示す
【0069】
【表5】
【0070】また、この得られた透明シリカガラスの1
200℃での粘性値は1011.8Pa・sであり、OH基
含有量は5ppmであった。
【0071】この結果からOH基含有量が60ppm未
満である原料粉末を使用した場合は加熱途中に一定時間
の保持をさせてもクリストバライト結晶化が不十分であ
るために高温粘性値が低下することが分かった。
【0072】比較例2 OH基含有量が700ppmである以外は実施例1で使
用したと同様の非晶質シリカ粉末を使用し、この粉末を
高純度処理したカーボン容器に充填し、カーボン抵抗加
熱炉に設置し、真空度を10-3mmHgまで減圧し、3
00℃/時間の昇温速度で1600℃まで昇温し、5時
間保持させた。続いて300℃/時間の昇温速度で18
50℃まで昇温し、5分間保持した後、減圧を解除し、
窒素ガスを4.0kgf/cm2となるまで導入し、さ
らに10分間保持した。保持中の真空度は2mmHgで
あった。冷却は加圧状態のまま放冷し、透明シリカガラ
スを得た。得られた透明シリカガラス中の気泡径及び気
泡量を測定し、その結果を表6に示す
【0073】
【表6】
【0074】また、この得られた透明シリカガラスの1
200℃での粘性値は1011.5Pa・sであり、OH基
含有量は40ppmであった。
【0075】この結果からOH基含有量が500ppm
を超える原料粉末を使用した場合は加熱途中に一定時間
の保持をさせてもガラス中の含有するOH基が10pp
m以上となり高温粘性値が低下することが分かった。
【0076】比較例3 精製した天然水晶粉末中の不純物を分析した結果は表7
の通りであった。
【0077】
【表7】
【0078】この粉末を高純度処理したカーボン容器に
充填し、カーボン抵抗加熱炉に設置し、真空度を10-3
mmHgまで減圧し、300℃/時間の昇温速度で18
50℃まで昇温し、20分間保持した後、減圧を解除
し、窒素ガスを2kgf/cm2となるまで導入し、さ
らに10分間保持した。保持中の真空度は1mmHgで
あった。冷却はガス圧をかけたまま放冷し、透明石英ガ
ラスを得た。
【0079】この透明シリカガラスの1200℃での粘
性値は1012.2Pa・sであり、この透明シリカガラス
には窒素は検出されなかった。得られた透明シリカガラ
ス中の気泡径及び気泡量を測定し、その結果を表8に示
【0080】
【表8】
【0081】さらに、得られた透明シリカガラスを上記
記載の方法によりその純度を測定したところ、表9の結
果となった。
【0082】
【表9】
【0083】これらの結果より、比較例3で得られた透
明シリカガラスは、高温での粘性値は高いものの、実施
例1の結果と比較すると、純度は実施例で作製した石英
ガラスよりも劣ることが分かった。
【0084】
【発明の効果】本発明の高純度透明シリカガラス及びそ
の製造方法によれば、以下の優れた点がある。
【0085】1)高温での粘性が高くかつ高純度な透明
シリカガラスを容易に製造できるため、半導体製造用治
具などの材料として有用である。
【0086】2)さらに、加熱による密度変化が少な
く、ガスの浸入がなく、かつ気泡が極めて少なく、ま
た、均質性に優れた高純度透明シリカガラスを製造でき
るため、半導体製造用治具や、光透過性を利用する各種
光学材料、高温型液晶基板などの材料として有用であ
る。
【0087】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】珪素のアルコキシドより得たシリカであっ
    て、その含有金属不純物としてNa、K、Mg、Ca、
    Fe、Al及びTiが各々独立して0.1ppm以下で
    あり、かつOH基含有量が60ppm〜500ppmで
    ある高純度非晶質シリカ粉末を出発原料とし、出発原料
    を10mmHg以下の減圧雰囲気下で1500〜170
    0℃の温度で所定時間保持させクリストバライト結晶化
    させた後、減圧雰囲気下で溶融しうる温度におき、その
    後不活性ガスで加圧状態にして保持した後冷却すること
    を特徴とする高純度透明シリカガラスの製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の高純度透明シリカガラス
    製造方法により得られた高純度透明シリカガラスに対
    し、熱間静水圧プレス装置を用いて1200〜1350
    ℃の温度で100〜200MPaの不活性ガスによる圧
    力を作用させて気泡を減少させた後冷却し、1000〜
    1300℃で熱処理をした後冷却することを含むことを
    特徴とする高純度透明シリカガラスの製造方法。
  3. 【請求項3】高純度透明シリカガラスのOH基含有量を
    10ppm以下にすることを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の高純度透明シリカガラスの製造方法。
  4. 【請求項4】高純度透明シリカガラスの1200℃での
    粘性値を1012.2Pa・s以上にすることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれかに記載の高純度透明シリカガラ
    スの製造方法。
  5. 【請求項5】高純度透明シリカガラスの均質性(Δn)
    を3×10-5未満にすることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載の高純度透明シリカガラスの製造方
    法。
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