JPH1120903A - リサイクル材分別回収車 - Google Patents

リサイクル材分別回収車

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JPH1120903A
JPH1120903A JP19061997A JP19061997A JPH1120903A JP H1120903 A JPH1120903 A JP H1120903A JP 19061997 A JP19061997 A JP 19061997A JP 19061997 A JP19061997 A JP 19061997A JP H1120903 A JPH1120903 A JP H1120903A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型のリサイクル材分別回収車でも極めて多量
のリサイクル可能素材を積載することができるようにし
て搬送効率を大幅に向上させ、特にペットボトルのリサ
イクル事業を採算ベースに乗せると共に、運転席を低床
化して乗降性を改善し、作業者の回収時の疲労を軽減す
ると共に乗降に要する時間を短縮して回収の作業効率を
向上させる。 【解決手段】破砕装置11、分別装置12、エンジン3
1等を含む駆動装置類をリサイクル材分別回収車10の
床17下に配設し、かつリサイクル可能素材の小片18
aの収納室13を床17上の全容積を使用して配設し、
リサイクル材たるペットボトル15を回収現場で小片1
8に裁断して容積を低減させると共に、分別装置12で
リサイクル可能素材の小片18aとその他の素材の小片
18bとに分別してリサイクル可能素材の小片18aの
みを収納室13に収納するようにした構成を特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリエチレンテレ
フタレートボトル(以下「ペットボトル」と称す)等の
リサイクル材分別回収車に係り、特に破砕装置、分別装
置、エンジン等を含む駆動装置類を床下に配設すること
により、床上に残った全容積を分別された特定のリサイ
クル可能素材のみを収納する収納室として小型車輌でも
極めて多量のリサイクル可能素材を積載することができ
るようにして搬送効率を大幅に向上させてリサイクル事
業を採算ベースに乗せ、また運転席を低床化して乗降性
を改善し、作業者の回収時の疲労を軽減するようにした
リサイクル材分別回収車に関する。
【0002】
【従来の技術】最近においては、有限の資源を有効に利
用するために、リサイクル可能な素材は回収して再使用
することが重要な課題であり、リサイクルを法律で義務
付ける動きも急である。
【0003】回収されたリサイクル可能な素材を再利用
する技術は序々に開発されつつあるものの、リサイクル
可能な素材を回収する作業は遅々として進まず、包装
材、ガラス瓶、ペットボトル等の物品を販売店の店頭に
配置した回収ボックスで回収する程度が現状で、とても
商業ベースでの採算が採れる状況にはなっていない。
【0004】現在のリサイクル方法は、例えば回収され
たペットボトルは、そのままの形で再生工場まで運ば
れ、該再生工場で再生可能部分とその他の部分とに分別
され、再生可能部分だけが再生処理されているので、例
えば最大積載量4トンの回収車を用いても実際に積載す
ることができるペットボトルは1トンにも満たず、トラ
ックの荷室のほとんどは空気を積載していることになっ
て積載効率が悪いため、再生工場までの搬送に多大の費
用を要し、その分、再生材の価格が高価となって資源、
特にペットボトルのリサイクルは一向に進まないのが現
状である。
【0005】上記した積載効率の悪さを解決する手段と
して、例えば特公昭47−38716又は特公昭57−
49441等には、車輛に圧縮装置を搭載して投入され
た空缶等を圧縮して積載効率を向上させるようにしたも
のがあるが、該装置は単に空缶等を圧縮して容積を減少
させただけであり、また特公昭47−3287及び特開
昭62−175302には破砕装置を車輛に積載したも
のが提案されているが、該装置は投入された材料を破砕
して従来より多量に積載することができるものの、異種
の素材が同時に破砕されて混合した状態となるため、特
定の材料だけを取り出してリサイクルするには、車輛か
ら降ろした後に分別作業を別途行う必要があり、車輛で
の搬送の後のコストが割高となる欠点があった。
【0006】また、廃棄プラスティックの回収車として
は、特開平7−267304に廃棄プラスティックを軟
化溶解して減量するものが開示されているが、該装置は
投入されるすべての廃棄プラスチックを溶解して固化す
るので、数種類のプラスティック素材が分離することな
く固化され、特定の素材を分離することができないとい
う欠点があった。
【0007】また、図9において、従来の資源回収車1
は、エンジン2及びトランスミッション3の一部が運転
席4の下まで入り込んだいわゆるキャブオーバエンジン
型の配置となっているため、運転席の床5が路面6から
高く設定されており、乗降性に劣り、特に資源回収車1
のように頻繁に乗降を必要とする場合には運転者の疲労
が大きく、改善の余地があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,上記した従
来技術の欠点を除くためになされたものであって、その
目的とするところは、破砕装置、分別装置を車両に搭載
することにより、リサイクル材の回収車上で該リサイク
ル材を小片に裁断すると共に、リサイクル可能素材とそ
の他の素材とに分別できるようにすることであり、また
これによってリサイクル材の容積を大幅に少なくして多
量のリサイクル材を効率よく搬送できるようにすること
である。
【0009】また他の目的は、リサイクル材の破砕装
置、分別装置及びエンジンを含む駆動装置を床下に配設
し、リサイクル可能素材を収納する収納室を床上に配設
することにより、床上の全容積をリサイクル素材の収納
室として利用し、極めて多量のリサイクル素材を積載で
きるようにすることであり、またこれによってリサイク
ル素材の搬送効率を向上させて搬送費用を低減させ、リ
サイクル事業を採算ベースに乗せることができるように
することである。
【0010】更に他の目的は、素材の比重差に基づく浮
力及び遠心力の差を利用して素材を分別する分別装置を
車輌に搭載することにより、リサイクル可能素材とその
他の素材とを回収車上で確実、かつ精度よく分別できる
ようにすることであり、またこれによっって高純度のリ
サイクル可能素材を安価に提供できるようにすることで
ある。
【0011】また他の目的は、リサイクル材回収車のエ
ンジンを含む駆動装置を運転席後方かつ床下に配置する
ことにより運転席を低床化し、乗降性を大幅に向上させ
てリサイクル材回収時の作業者の疲労を軽減すると共
に、乗降に要する時間を短縮して回収の作業効率を向上
させることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】要するに本発明(請求項
1)は、リサイクル可能な素材を含む使用済み物品を投
入して小片に裁断する破砕装置と、裁断された前記小片
を特定のリサイクル可能素材とその他の素材とに分離す
る分別装置と、前記破砕装置及び前記分別装置を搭載す
ると共に前記リサイクル可能素材を収納する収納室及び
前記その他の素材を収納する容器とを備えたことを特徴
とするものである。
【0013】また本発明(請求項2)は、リサイクル可
能な素材を含む使用済み物品を投入して小片に裁断する
破砕装置と、裁断された前記小片を特定のリサイクル可
能素材とその他の素材とに分離する分別装置と、前記リ
サイクル可能素材を収納する収納室及びその他の素材を
収納する容器とを備え、エンジンと前記破砕装置と前記
分別装置と前記容器を床下に配設すると共に前記収納室
を床上に配設したことを特徴とするものである。
【0014】また本発明(請求項3)は、リサイクル可
能な素材を含む使用済み物品を投入して小片に裁断する
破砕装置と、裁断された前記小片を特定のリサイクル可
能素材より大きくその他の素材よりも小さい比重の液体
中に浸漬しつつ該液体を水平軸回りに回転させ浮力と遠
心力を利用して前記特定のリサイクル可能素材とその他
の素材とに分離する分別装置と、前記リサイクル可能素
材を収納する収納室及びその他の素材を収納する容器と
を備え、エンジンと前記破砕装置と前記分別装置と前記
容器を床下に配設すると共に前記収納室を床上に配設し
たことを特徴とするものである。
【0015】また本発明(請求項4)は、リサイクル可
能な素材を含む使用済み物品を投入して小片に裁断する
破砕装置と、裁断された前記小片を特定のリサイクル可
能素材とその他の素材とに分離する分別装置と、前記リ
サイクル可能素材を収納する収納室及びその他の素材を
収納する容器とを備え、エンジンと前記破砕装置と前記
分別装置と前記容器を床下に配設すると共に前記収納室
を床上に配設し、かつ運転席を低床化したことを特徴と
するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示す実施例に
基いて説明する。図1から図5において、本発明に係る
リサイクル材分別回収車10は、破砕装置11と、分別
装置12と、収納室13と、容器14とを備えている。
【0017】破砕装置11は、図1、図2、図6及び図
7において、投入される物品の一例たるペットボトル1
5を10〜15mm程度の小片18に裁断するためのも
のであって、リサイクル材分別回収車10の床17の下
方かつ最後部に配設されたホッパ16内に互いに反対方
向に回転する一対の回転刃19から構成されており、該
ホッパ16内に投入されたペットボトル15を噛み込み
ボトル本体は勿論のこと、アルミニウム等で製作された
蓋も10〜15mm程度の小片18に裁断するようにな
っている。
【0018】破砕装置11の出口側にはパイプ20内に
回転するリードスクリュー21が配設されたスクリュー
コンベア22がストレッジタンク23との間に配設さ
れ、裁断されたペットボトル15の小片18を破砕装置
11からストレッジタンク23へ搬送し、一時的に該ス
トレッジタンク23に貯留するようになっており、更に
ストレッジタンク23は搬送ダクト24によって分別装
置12に接続されている。
【0019】分別装置12は、図6から図8において、
裁断されたペットボトル15の小片18を素材別に、特
にリサイクル可能なポリエチレンテレフタレートの小片
18aとその他の素材からなる小片18bとに分離する
ためのものであって、リサイクル材分別回収車10の床
17下に配設されている。
【0020】図示の分別装置12は、例えば素材の比重
差を利用して素材別に分離するようにしたドイツのKH
D社製のプラスチック分別機を車輛積載用に小型化した
ものであり、鼓型をした横長の回転ドラム25が両端に
配設されたベアリング29によって回動自在に支承さ
れ、該回転ドラム25の一端にはプーリ30が固定され
ており、床17の下方かつリサイクル材分別回収車10
の中心付近に配設されたエンジン31の出力軸32に固
定されたプーリ33との間にベルト34が巻き掛けら
れ、エンジン31によって回転ドラム25を回転させる
ようになっている。
【0021】回転ドラム25の中心には外周に小径かつ
時計方向回りのリードスクリュー35a及び大径かつ反
時計方向回りのリードスクリュー35bが固定された分
離スクリュー35が配設されており、小径のリードスク
リュー35aは図8において、回転ドラム25の小径部
よりわずかに大きな直径とされ、かつ分離スクリュー3
5の左側に配設され、また大径のリードスクリュー35
bは回転ドラム25の内径に沿った大きさの直径とさ
れ、かつ分離スクリュー35の右側に配設されている。
【0022】パイプ状の分離スクリュー35の内部に
は、隔壁35cによって仕切られた素材投入室35dが
形成され、該素材投入室35dは搬送ダクト24によっ
てストレッジタンク23と連結されている。
【0023】素材投入室35dの外周には複数の投入穴
35eが形成されており、搬送ダクト24を介してスト
レッジタンク23から搬送されたペットボトル15の小
片18を回転ドラム25内に投入するように構成されて
いる。
【0024】また回転ドラム25の両端には、素材排出
口25a及び異物排出口25bが配設されており、素材
排出口25aは収納室13と連通するスクリューコンベ
ア36と、また異物排出口25bは容器14に連通する
搬送パイプ39に接続されている。
【0025】回転ドラム25は、溶液供給パイプ40に
よって溶液処理装置41と接続されており、液体の一例
たる処理液42を分別する素材ごとに決められた比重と
なるように該溶液処理装置41によって調整して回転ド
ラム25に供給するように構成されている。
【0026】収納室13は、分別装置12によって分別
されたリサイクル可能素材であるポリエチレンテレフタ
レートの小片18aのみを収納するためのものであっ
て、リサイクル材分別回収車10の床17上の全容積を
最大限利用して配設された室であり、スクリューコンベ
ア36の搬出口36aが上方に開口し、該スクリューコ
ンベア36によって搬送されたポリエチレンテレフタレ
ートの小片18aを収納するようになっている。
【0027】容器14は、分別装置12によって分別さ
れたポリエチレンテレフタレート以外の素材からなる小
片18bを収納するための容器であり、搬送パイプ39
によって異物排出口25bと接続され、該異物排出口2
5bから搬送されるポリエチレンテレフタレート以外の
小片18bを收容するようになっている。
【0028】図4及び図5において、エンジン31は、
床17の下方かつリサイクル材分別回収車10の中心付
近の運転席43と干渉しない、いわゆるセンタアンダ式
に配設されており、該運転席43の床44の高さhは、
350mmと極めて低床となっており、乗降性に優れた
構造となっている。
【0029】本発明は、上記のように構成されており、
以下その作用について説明する。図6から図8におい
て、エンジン31の回転をベルト34及びプーリ30を
介して回転ドラム25に伝達して該回転ドラム25を矢
印F方向に回転させると回転ドラム25中の処理液42
も回転し、遠心力によって該回転ドラム25の外壁に図
8に示す状態で押し付けられる。
【0030】ここで、回収したペットボトル15をホッ
パ16に矢印A方向に投入すると、該ペットボトル15
は、矢印B及びC方向に回転する一対の回転刃19によ
ってボトル本体は勿論のこと、アルミニウム等で製作さ
れた蓋等も10〜15mm程度の小片18に裁断され
る。
【0031】裁断されたポリエチレンテレフタレートの
小片18a及びポリエチレンテレフタレート以外の素材
からなるその他の小片18bが混合した小片18は、ス
クリューコンベア22によって矢印D方向にストレッジ
タンク23へ搬送され、更に搬送ダクト24中を矢印E
方向に搬送されて素材投入室35dの複数の投入穴35
eから回転している回転ドラム25内に投入される。
【0032】回転ドラム25中の処理液42の比重は、
溶液処理装置41によって1.3乃至1.4程度に調整
されているので、該比重より軽い素材である比重1.3
4乃至1.39のポリエチレンテレフタレートの小片1
8aは浮力が遠心力に勝ることによって、処理液42の
表面、図8においては内側に浮き、裁断されたアルミニ
ウム蓋等の重い素材であるその他の小片18bは遠心力
が浮力に勝るために沈んで分離される。
【0033】回転ドラム25はエンジン31により駆動
されて矢印F方向に回転しているので、該回転ドラム2
5と分離スクリュー35は相対的に回転運動しており、
これによって処理液42に浮いているポリエチレンテレ
フタレートの小片18aはリードスクリュー35aによ
って矢印G方向に、また沈んでいるその他の小片18b
はリードスクリュー35bによって矢印H方向に搬送さ
れる。
【0034】そして、ポリエチレンテレフタレートの小
片18aは素材排出口25aから矢印I方向に搬出され
てスクリューコンベア36に供給され、更に該スクリュ
ーコンベア36によって矢印K方向に搬送されて搬出口
36aから矢印L方向に収納室13内に排出されてリサ
イクル可能素材であるポリエチレンテレフタレートの小
片18aのみが該収納室13に収納される。
【0035】また、その他の小片18bは、異物排出口
25bから矢印J方向に排出され、搬送パイプ39中を
矢印M方向に搬送されて容器14内に収納される。
【0036】上記した如く、ペットボトル15は小片1
8に裁断された後、リサイクル可能素材であるポリエチ
レンテレフタレートの小片18aとその他の小片18b
とに分別されるので、ポリエチレンテレフタレートの小
片18aのみを収納室13に収納するようにしたので、
回収素材のリサイクルを容易に行うことができ、またペ
ットボトル15を裁断することによって容積を1/10
に低減して効率よく搬送することができる。
【0037】例えばリサイクル材分別回収車10を収納
室13の容積が14m3まで取ることができる最大積載
量2トン車で構成すると、30000本分(1.8ト
ン)のペットボトル15を積載することができ、その時
裁断された小片18aの容量は約6m3 であり十分余裕
を持って収納室13内に収納することができる。
【0038】また、図4及び図5において、運転席43
の床44の高さhは、350mmと極めて低床となって
いるので、乗降性に優れ、ペットボトル15の回収のた
め頻繁に乗降しても疲れることがなく、作業者への負担
が大幅に軽減されるばかりでなく、乗降に要する時間も
短縮されるので、回収の作業効率を向上させることがで
きる。
【0039】なお、上記実施例においては、リサイクル
可能な素材を含む使用済み物品はペットボトルとして説
明したが、使用済み物品はペットボトルに限定されるも
のではなく、裁断可能かつ比重差によって分別できる素
材で構成された物品であればどのような物品であっても
よい。
【0040】
【発明の効果】本発明は、上記のように破砕装置、分別
装置を車両に搭載したので、リサイクル材の回収車上で
該リサイクル材を小片に裁断すると共に、リサイクル可
能素材とその他の素材とに分別できる効果があり、また
この結果リサイクル材の容積を大幅に少なくして多量の
リサイクル材を効率よく搬送できるという効果がある。
【0041】またリサイクル材の破砕装置、分別装置及
びエンジンを含む駆動装置を床下に配設し、リサイクル
可能素材を収納する収納室を床上に配設したので、床上
の全容積をリサイクル素材の収納室として利用し、極め
て多量のリサイクル素材を積載できるという効果があ
り、またこの結果リサイクル素材の搬送効率を向上させ
て搬送費用を低減させ、リサイクル事業を採算ベースに
乗せることができる効果がある。
【0042】更には、素材の比重差に基づく浮力及び遠
心力の差を利用して素材を分別する分別装置を車輌に搭
載したので、リサイクル可能素材とその他の素材とを回
収車上で確実、かつ精度よく分別でき、またこの結果高
純度のリサイクル可能素材を安価に提供できるという効
果がある。
【0043】またリサイクル材回収車のエンジンを含む
駆動装置を運転席後方かつ床下に配置して運転席を低床
化したので、乗降性を大幅に向上させてリサイクル材回
収時の作業者の疲労を軽減できると共に、乗降に要する
時間を短縮して回収の作業効率を向上させることができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1から図8は本発明の実施例に係り、図1は
リサイクル材分別回収車の平面図である。
【図2】リサイクル材分別回収車の側面図である。
【図3】図2におけるIIIーIII矢視縦断面図であ
る。
【図4】リサイクル材分別回収車のエンジン及びトラン
スミッションの位置を示す側面図である。
【図5】低床化された運転席を示す部分縦断面図であ
る。
【図6】投入された物品が裁断され特定のリサイクル可
能素材が分別され、その他の素材が容器に収納される状
態を示す横断面図である。
【図7】投入された物品が裁断され特定のリサイクル可
能素材が分別されて収納室に収納される状態を示す縦断
面図である。
【図8】分別装置の作用を示す縦断面図である。
【図9】従来例に係り、運転席がエンジンの上に配設さ
れて運転席の床高さが高いごみ回収車の側面図である。
【符号の説明】
10 リサイクル材分別回収車 11 破砕装置 12 分別装置 13 収納室 14 容器 15 使用済み物品の一例たるペットボトル 17 床 18 小片 31 エンジン 42 液体の一例たる処理液 43 運転席

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リサイクル可能な素材を含む使用済み物品
    を投入して小片に裁断する破砕装置と、裁断された前記
    小片を特定のリサイクル可能素材とその他の素材とに分
    離する分別装置と、前記破砕装置及び前記分別装置を搭
    載すると共に前記リサイクル可能素材を収納する収納室
    及び前記その他の素材を収納する容器とを備えたことを
    特徴とするリサイクル材分別回収車。
  2. 【請求項2】リサイクル可能な素材を含む使用済み物品
    を投入して小片に裁断する破砕装置と、裁断された前記
    小片を特定のリサイクル可能素材とその他の素材とに分
    離する分別装置と、前記リサイクル可能素材を収納する
    収納室及びその他の素材を収納する容器とを備え、エン
    ジンと前記破砕装置と前記分別装置と前記容器を床下に
    配設すると共に前記収納室を床上に配設したことを特徴
    とするリサイクル材分別回収車。
  3. 【請求項3】リサイクル可能な素材を含む使用済み物品
    を投入して小片に裁断する破砕装置と、裁断された前記
    小片を特定のリサイクル可能素材より大きくその他の素
    材よりも小さい比重の液体中に浸漬しつつ該液体を水平
    軸回りに回転させ浮力と遠心力を利用して前記特定のリ
    サイクル可能素材とその他の素材とに分離する分別装置
    と、前記リサイクル可能素材を収納する収納室及びその
    他の素材を収納する容器とを備え、エンジンと前記破砕
    装置と前記分別装置と前記容器を床下に配設すると共に
    前記収納室を床上に配設したことを特徴とするリサイク
    ル材分別回収車。
  4. 【請求項4】リサイクル可能な素材を含む使用済み物品
    を投入して小片に裁断する破砕装置と、裁断された前記
    小片を特定のリサイクル可能素材とその他の素材とに分
    離する分別装置と、前記リサイクル可能素材を収納する
    収納室及びその他の素材を収納する容器とを備え、エン
    ジンと前記破砕装置と前記分別装置と前記容器を床下に
    配設すると共に前記収納室を床上に配設し、かつ運転席
    を低床化したことを特徴とするリサイクル材分別回収
    車。
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JP2003040402A (ja) * 2001-05-24 2003-02-13 Fuji Heavy Ind Ltd ごみ収集車

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003040402A (ja) * 2001-05-24 2003-02-13 Fuji Heavy Ind Ltd ごみ収集車
JP4544795B2 (ja) * 2001-05-24 2010-09-15 富士重工業株式会社 ごみ収集車

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