JPH11208858A - 水切スクリューコンベヤの目詰まり防止装置 - Google Patents

水切スクリューコンベヤの目詰まり防止装置

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Publication number
JPH11208858A
JPH11208858A JP1086798A JP1086798A JPH11208858A JP H11208858 A JPH11208858 A JP H11208858A JP 1086798 A JP1086798 A JP 1086798A JP 1086798 A JP1086798 A JP 1086798A JP H11208858 A JPH11208858 A JP H11208858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
scraper
drain
screw
draining
Prior art date
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Pending
Application number
JP1086798A
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English (en)
Inventor
Hideyo Sakaguchi
秀世 坂口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH11208858A publication Critical patent/JPH11208858A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドラムに貼りついたビニール片等も掻き取る
ことができ、目詰まりを防止できる水切スクリューコン
ベヤの目詰まり防止装置を提供する。 【解決手段】 水切部9を形成したドラム2内に搬送ス
クリュー5を設けた水切スクリューコンベヤ1におい
て、ドラム2の内側面近傍に位置して搬送物を掻き寄せ
るスクレーパ11を、水切部9に相応する搬送スクリュ
ー5の羽根4の外周縁に取り付けて設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水分を含んだ搬送
物を水切りしつつ搬送する水切スクリューコンベヤの目
詰まり防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】河川水や海水の取水口、下水や廃水の処
理場流入口などでは、除塵機によって夾雑物を除去して
いる。たとえば図3に示した除塵機21は、キャリアチ
ェーン22の走行に伴って上下方向に循環移動するスク
リーン23によって夾雑物を捕捉し、スクリーン23と
ともに上昇してくる夾雑物を洗浄水(図示せず)により
取り除いて水切スクリューコンベヤ24の一端に投入す
るようになっている。水切スクリューコンベヤ24は、
複数のスリットからなる水切部25を形成したドラム2
6の内部にねじ状の搬送スクリュー27を設けたもので
あり、洗浄水とともに投入された夾雑物を水切りしつつ
他端へ搬送する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の水切スクリューコンベヤにおいて、夾雑
物として搬送されているビニール片等がドラム26に貼
りついた場合には、搬送スクリュー27によっては掻き
取ることができず、その箇所に他の夾雑物が堆積して徐
々に目詰まりが生じ、水切り機能が損なわれてしまう。
【0004】本発明は上記問題を解決するもので、ドラ
ムに貼りついたビニール片等も掻き取ることができ、目
詰まりを防止できる水切スクリューコンベヤの目詰まり
防止装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明の水切スクリューコンベヤの目詰まり防止装
置は、水切部を形成したドラム内に搬送スクリューを設
けた水切スクリューコンベヤにおいて、ドラム内側面近
傍に位置して搬送物を掻き寄せるスクレーパを、水切部
に相応する搬送スクリューの羽根の外周縁に取り付けて
設けたことを特徴とする。
【0006】またスクレーパを、羽根の周方向に沿って
適当間隔をおいて複数箇所に設けたことを特徴とする。
上記した構成によれば、搬送スクリューの回転に伴っ
て、羽根の外周縁のスクレーパがドラムの内側面近傍を
周方向に移動し、内側面近傍の搬送物を掻き寄せてドラ
ム中央部へ落下させる。したがって、水切部にビニール
片等が貼りついた場合も、スクレーパにより掻き取られ
てドラム中央部へ移送されることになり、水切部の目詰
まりは生じにくい。
【0007】またスクレーパを、スクリュー羽根の周方
向に沿って適当間隔をおいて複数箇所に設けた場合に
は、搬送物をより効果的に掻き寄せることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。図1において、水切スクリュー
コンベヤ1は、除塵機によって分別された夾雑物など、
水分を含んだ搬送物を水切りしつつ搬送するものであ
り、図3において説明した従来の水切スクリューコンベ
ヤとほぼ同様の構成を有している。
【0009】すなわち、水切スクリューコンベヤ1にお
いては、筒型のドラム2の内部に、軸3の周囲にねじ状
の羽根4を取り付けた搬送スクリュー5が設けられてい
る。ドラム2は一端上部に投入口6を有し、他端下部に
排出口7を有するとともに、ドラム2の周方向に沿った
複数のスリット8からなる水切部9を下側に有してい
る。水切部9の下方には、漏斗状の集水器10が設けら
れている。
【0010】羽根4の外周縁には、ドラム2内の搬送物
を掻き寄せる細板状スクレーパ11が取り付けられてい
る。スクレーパ11は一側が櫛歯状をなしていて、水切
部9に相応する位置に、櫛歯の先端がスリット8に侵入
するように、ドラム2の軸心方向に沿って配置されてい
る。
【0011】上記した構成における作用を説明する。モ
ータ(図示せず)などにより軸3を介して羽根4を回転
させる状態において、水分を含んだ搬送物を一端の投入
口6よりドラム2の内部に投入すると、搬送物は水切部
9において水分を分離されつつ羽根4により他端へ向け
て搬送され、排出口7を通じて他の搬出装置(図示せ
ず)の上に排出される。水切部9においてスリット8を
通過した分離水は集水器10内に集められ、水路などへ
返送される。
【0012】その際、羽根4の回転に伴って、その外周
縁のスクレーパ11がドラム2の周方向に沿って移動
し、水切部9やその上方のドラム内側面に貼りついたビ
ニール片等を効果的に掻き取り、ドラム2の中央部、す
なわち軸3の近傍へ落下させるため、水切部9の目詰ま
りは生じにくい。
【0013】なお、上記したような櫛歯状のスクレーパ
11に代えて、ブラシ状のスクレーパを設けても同様の
効果を得ることができ、搬送物の形状や大きさによって
は平板状のスクレーパを設けても同様の効果を得ること
ができる。平板状のスクレーパの場合は、ドラム2の内
側面との間に2mm程度の間隙を形成する状態に配置す
る。
【0014】スクレーパ11は単一のものであっても分
割形成してもよく、ドラム2の底部の一部にのみ水切部
が形成されている場合には、水切部に相応する位置にの
み設けるのが搬送スクリュー5への負荷の点で望まし
い。
【0015】また、図2に示したように、スクレーパ1
1を、羽根4の周方向に沿って適当間隔をおいて複数箇
所に設けてもよく、これにより、掻き取り効果の向上を
図ることができる。櫛歯状、ブラシ状、平板状のスクレ
ーパ11を適宜組み合わせれば、さらに掻き取り効果の
向上を図ることができる。
【0016】なお、上記したようなスクレーパを設ける
構成は、複数のリングでドラムを形成してリング間の間
隙を水切部としたものや、パンチングメタルを配したド
ラムあるいはメッシュ状のドラムを有したものなど、種
々の水切スクリューコンベヤに適用できる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、スクリ
ュー羽根の外周縁にスクレーパを設けることにより、ド
ラムに貼りついたビニール片等の搬送物をスクレーパに
よってドラム中央部へ掻き寄せることができ、水切部の
目詰まりを防止できる。
【0018】また、スクレーパを、スクリュー羽根の周
方向に沿って適当間隔をおいて複数箇所に設けることに
より、貼りついた搬送物を効果的に掻き寄せることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の目詰まり防止装置として
の櫛歯状スクレーパを配置した水切スクリューコンベヤ
の縦断面図である。
【図2】本発明の他の実施形態の目詰まり防止装置とし
ての複数のスクレーパを配置した水切スクリューコンベ
ヤの要部縦断面図である。
【図3】従来の水切スクリューコンベヤを併設した除塵
機の概略全体構成を示した説明図である。
【符号の説明】
1 水切スクリューコンベヤ 2 ドラム 4 羽根 9 水切部 11 スクレーパ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水切部を形成したドラム内に搬送スクリ
    ューを設けた水切スクリューコンベヤにおいて、ドラム
    内側面近傍に位置して搬送物を掻き寄せるスクレーパ
    を、水切部に相応する搬送スクリューの羽根の外周縁に
    取り付けて設けたことを特徴とする水切スクリューコン
    ベヤの目詰まり防止装置。
  2. 【請求項2】 スクレーパは、羽根の周方向に沿って適
    当間隔をおいて複数箇所に設けたことを特徴とする請求
    項1記載の水切スクリューコンベヤの目詰まり防止装
    置。
JP1086798A 1998-01-23 1998-01-23 水切スクリューコンベヤの目詰まり防止装置 Pending JPH11208858A (ja)

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JP1086798A JPH11208858A (ja) 1998-01-23 1998-01-23 水切スクリューコンベヤの目詰まり防止装置

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JPH11208858A true JPH11208858A (ja) 1999-08-03

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JP1086798A Pending JPH11208858A (ja) 1998-01-23 1998-01-23 水切スクリューコンベヤの目詰まり防止装置

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102233204A (zh) * 2010-03-19 2011-11-09 株式会社荒井铁工所 刮板及具备刮板的流体的过滤或移送装置
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CN105081754A (zh) * 2015-08-06 2015-11-25 厦门理工学院 螺丝排列机卡钉处理装置及处理方法
CN108861665A (zh) * 2018-07-09 2018-11-23 宜昌新宜运机械有限公司 防堵塞腔体输送装置
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