JP2001149810A - 洗砂装置および洗砂方法 - Google Patents
洗砂装置および洗砂方法Info
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- JP2001149810A JP2001149810A JP33460699A JP33460699A JP2001149810A JP 2001149810 A JP2001149810 A JP 2001149810A JP 33460699 A JP33460699 A JP 33460699A JP 33460699 A JP33460699 A JP 33460699A JP 2001149810 A JP2001149810 A JP 2001149810A
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Abstract
ら、砂の表面に付着した悪臭成分が充分に除去されず、
砂を再利用し難かった。 【解決手段】 洗浄槽とそれに続くトラフを設け、トラ
フ内にスクリューと堰き板を設け、スクリューにて搬送
される途中の砂を堰き板で堰き止めて、砂同士の摩擦に
より砂の表面に付着した悪臭成分を除去するもの。
Description
生する沈砂を洗浄して、その沈砂の表面に付着した有機
物等を除去するための洗砂装置および洗砂方法に関する
した砂は定期的に沈砂池から掻き揚げられて、固液分離
されたうえで砂は更に洗砂装置によってその表面に付着
した有機物、特に悪臭成分を除去したうえで、適宜に利
用することが行われている。その洗砂装置としては特開
平7−185388号公報に記載された図5に示すよう
なスクリュー式のものが多数使用されている。図5に示
した洗砂装置は洗浄槽21とトラフ22中にスクリュー
23を斜め上方に設け、更に洗浄槽21中に攪拌装置2
5を配置し、洗浄槽21内に投入された沈砂を洗浄水と
共に攪拌装置25で攪拌洗浄して、洗浄された砂はスク
リュー23で洗浄槽21中から排出されるものである。
な従来の洗砂装置では砂の表面に付着した有機物、特に
悪臭物質が充分に除去しきれず、例えばその砂を配管工
事の埋め戻し用に再利用しようとしても、その悪臭のた
めに利用を敬遠されるという問題点がある。本発明は前
記した問題点を解決して、下水処理施設等から発生する
沈砂を再利用できるように悪臭物質を除去できる洗砂装
置および洗砂方法を提供することを目的とする。
部からこの洗浄槽の外部に至るまでのトラフとを設け、
このトラフ内にスクリューを回転自在に設けた洗砂装置
において、スクリューにスクリュー羽根の一部を欠いた
欠落部を設け、前記欠落部に臨むようにトラフ内に堰き
板を設けたことを特徴とするものであり、更には前記欠
落部よりスクリュー進行方向後方のスクリュー羽根の外
周には第一の枠板をスクリュー進行方向に向けて突設
し、前記堰き板の縁にはスクリュー進行方向後方に向け
て第二の枠板を突設したことを特徴とするものであり、
更には洗浄槽とそれに続くトラフを設け、このトラフ内
にスクリューを回転自在に設けた洗砂装置で沈砂を洗浄
する洗砂方法において、スクリューにて搬送される途中
の砂を堰き止めて、砂同士の摩擦によりその表面に付着
した有機物を除去することを特徴とするものである。
砂方法の一実施の形態を図面を参照して説明する。図1
は本発明に係わる洗砂装置の全体正面図であり、図2は
図1の要部であるA部拡大図、図3は図2のB矢視図、
図4は図2のC矢視図である。図中1は洗浄槽で、その
底部から洗浄槽1の外部に至るまでトラフ2が上り傾斜
で設けられて、そのトラフ2中にスクリュー3が回転自
在に配設されており、スクリュー3は電動機4で回転さ
せられる。そして洗浄槽1中に攪拌機5が配設されてい
る。図2ないし図4は図1の本発明部分にかかわる詳細
図である。図2において、矢印Xをスクリューの進行方
向とすると、スクリュー3のスクリュー羽根7は図示さ
れているようにスクリュー進行方向後方側は稜線71が
終端でスクリュー進行方向側は稜線72が始端であり、
稜線71と72との間はスクリュー羽根7が欠落してい
る。スクリュー3は回転軸6のまわりにスクリュー羽根
7を螺旋状に固着し、且つ進行方向後方側のスクリュー
羽根7の先端部の外周には第一の枠板8がスクリューの
進行方向に向かって突出するように取付けられ、更にス
クリュー羽根7と第一の枠板8とを4箇のリブ81で補
強する。
ている部分に臨むようにトラフ2の内側に堰き板9が設
けられている。堰き板9の中央部にはスクリュー3の回
転軸6が貫通できるように切欠き部91が設けられ、堰
き板9の上縁及び切欠き部の縁を囲むように第二の枠板
10がスクリュー進行方向後方に突出するように堰き板
9に設けられている。更にトラフ2中で堰き板9のスク
リュー進行方向後方に砂溜め板11が設けられており、
この砂溜め板11には孔111が形成されて、スクリュ
ー羽根7はこの孔111を貫通する。洗浄槽1は普通鋼
で形成し、トラフ2、スクリュー羽根7、堰き板9、枠
板8,10、砂溜め板11は耐摩耗性を考慮すれば高張
力鋼で形成することが好ましい。
り詳細に説明する。沈砂池の沈砂を別途の揚砂装置で揚
砂し、これを洗浄槽1中に投入する。洗浄槽1中には更
に洗浄用の清水が供給され、これらが洗浄槽1中に設け
られた攪拌装置5によって攪拌洗浄されて、沈砂に含ま
れた有機物等は排水とともに洗浄槽1外に排出され、砂
は洗浄槽1の底部にあるトラフ2中に沈殿する。トラフ
2中に沈殿した砂は、電動機4で駆動されるスクリュー
3によってトラフ2中を搬送されてトラフ2とスクリュ
ー羽根7との間隙部に堆積してゆき、堆積量がスクリュ
ー羽根7の下限を越えると砂溜め板11を越えて搬送さ
れてゆくが、堰き板9が存在するためにここで進行が阻
害される。更にスクリュー羽根7によって砂が送られて
くると、堰き板9により堰止められた砂同士がもみ合い
擦り合って、砂の表面に強固に付着した有機物等の例え
ば悪臭成分が削り落とされる。
をオーバーフローして、堰き板9のスクリュー進行方向
にあるトラフ2内に落ち込み、ここからスクリュー3に
よって更に送られ、排出口12から所定の容器に排出さ
る。ここでスクリュー羽根7の外周部および堰き板9に
第一の枠板8と第二の枠板10を設け、且つトラフ2中
に砂溜め板11を設けたのは、トラフ2内で砂のもみ合
いが起るが、これによってトラフ2やスクリュー羽根7
や堰き板9が摩耗することを防止するためのものであ
る。即ちスクリュー羽根7と第一の枠板8および堰き板
9と第二の枠板10とで各々形成される空間部に砂が堆
積し、更に砂溜め板11によりトラフ2の底部にも砂が
堆積するから、もみ合う砂とスクリュー羽根7や堰き板
9やトラフ2とが直接的に接触するのを防ぐがためであ
る。本実施の形態では、洗砂装置のトラフ2とスクリュ
ー3は傾斜角をもって設置されているが、これに限定さ
れるものではなく水平に設置されてもかまわない。その
ときは水切りが行われないために、別途水切りを行う必
要がある。本実施の形態では、砂を洗浄するための清水
は洗浄槽1に供給するようにしたが、例えばトラフ2中
にも供給すると、洗浄を終えて搬送されている砂が更に
清水によって洗浄されるので、悪臭物質の除去という観
点からはより好ましい。
構成としたから、下水処理施設等から発生する沈砂を単
に洗浄するのではなく、砂同士を擦り合わせて砂の表面
に強固に付着した悪臭成分等の有機物をほぼ完全に除去
できて砂の再利用を更に促進することができる。
る。
る。
ー羽根、8 第一の枠板、9 堰き板、10 第二の枠
板、11 砂溜め板
Claims (3)
- 【請求項1】洗浄槽とその底部から該洗浄槽外部に至る
までのトラフとを設け、このトラフ内にスクリューを回
転自在に設けた洗砂装置において、スクリューにスクリ
ュー羽根の一部を欠いた欠落部を設け、該欠落部に臨む
ようにトラフ内に堰き板を設けたことを特徴とする洗砂
装置。 - 【請求項2】前記欠落部よりスクリュー進行方向後方の
スクリュー羽根の外周には第一の枠板をスクリュー進行
方向に向けて突設し、前記堰き板の縁にはスクリュー進
行方向後方に向けて第二の枠板を突設したことを特徴と
する請求項1記載の洗砂装置。 - 【請求項3】洗浄槽とその底部から該洗浄槽外部に至る
までのトラフとを設け、このトラフ内にスクリューを回
転自在に設けた洗砂装置で沈砂を洗浄する洗砂方法にお
いて、スクリューにて搬送される途中の砂を堰き止め
て、砂同士の摩擦によりその表面に付着した有機物を除
去することを特徴とする洗砂方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33460699A JP2001149810A (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | 洗砂装置および洗砂方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33460699A JP2001149810A (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | 洗砂装置および洗砂方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001149810A true JP2001149810A (ja) | 2001-06-05 |
Family
ID=18279272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33460699A Pending JP2001149810A (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | 洗砂装置および洗砂方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001149810A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002282733A (ja) * | 2001-01-17 | 2002-10-02 | Mitsuhiro Fujiwara | 洗浄処理装置 |
JP2008297024A (ja) * | 2007-05-29 | 2008-12-11 | Maezawa Ind Inc | スクリューコンベア |
-
1999
- 1999-11-25 JP JP33460699A patent/JP2001149810A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002282733A (ja) * | 2001-01-17 | 2002-10-02 | Mitsuhiro Fujiwara | 洗浄処理装置 |
JP2008297024A (ja) * | 2007-05-29 | 2008-12-11 | Maezawa Ind Inc | スクリューコンベア |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20040224 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20040224 |
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