JP6220308B2 - 除塵装置、水処理設備、除塵装置の取付方法 - Google Patents

除塵装置、水処理設備、除塵装置の取付方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6220308B2
JP6220308B2 JP2014084909A JP2014084909A JP6220308B2 JP 6220308 B2 JP6220308 B2 JP 6220308B2 JP 2014084909 A JP2014084909 A JP 2014084909A JP 2014084909 A JP2014084909 A JP 2014084909A JP 6220308 B2 JP6220308 B2 JP 6220308B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
opening
dust removing
water channel
removing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014084909A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015203289A (ja
Inventor
浩太郎 田中
浩太郎 田中
和久 牧
和久 牧
哲夫 葛城
哲夫 葛城
俊康 柄澤
俊康 柄澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Environment Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Environment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Environment Co Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Environment Co Ltd
Priority to JP2014084909A priority Critical patent/JP6220308B2/ja
Priority to CN201410826553.2A priority patent/CN105040646B/zh
Priority to KR1020150033071A priority patent/KR20150119792A/ko
Publication of JP2015203289A publication Critical patent/JP2015203289A/ja
Priority to KR1020170025452A priority patent/KR102238448B1/ko
Application granted granted Critical
Publication of JP6220308B2 publication Critical patent/JP6220308B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02BHYDRAULIC ENGINEERING
    • E02B5/00Artificial water canals, e.g. irrigation canals
    • E02B5/08Details, e.g. gates, screens
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C19/00Other disintegrating devices or methods
    • B02C19/22Crushing mills with screw-shaped crushing means

Description

本発明は、夾雑物を含む被処理水から夾雑物を除去するための除塵装置、除塵装置を備えた水処理設備、及び、水処理設備に除塵装置を取り付ける方法に関するものである。
家庭や工場から排出された被処理水は、下水管を流通しポンプ場を経て終末下水処理場へ送られ、終末下水処理場において所定の水処理が行われる。終末下水処理場では、被処理水に含まれるし渣等の夾雑物を除去する設備が必要である。し渣等の夾雑物を除去する設備には、例えば、バースクリーン等により夾雑物を捕集し、捕集した夾雑物をレーキにより掻き上げて除去する除塵設備がある。
例えば、特許文献1には、水路に設置されたスクリーンに捕集されるし渣を掻き取り可能なレーキを備え、レーキをスクリーンに沿って移動させてし渣を掻き取る除塵設備が記載されている。レーキは、スクリーンに沿って周回軌道を形成する無端のチェーンに取り付けられ、チェーンの駆動に従ってし渣をスクリーンに沿って上方に掻き上げる。
また、従来の水処理設備に設置された除塵スクリーンとレーキ装置に替えて、夾雑物を破砕する破砕部と、破砕された夾雑物を被処理水から排出する排出部を備え、排出部として約30°の角度で設置するようなスクリューコンベア等を使用するものも知られている。
特開2003−184055号公報
従来の約30°の角度で設置するようなスクリューコンベア等を使用すると、破砕部及び排出部を備えた除塵装置の流れ方向寸法が大きくなるため、装置を設置するために広いスペースが必要であったり、開口部を大きくすることで躯体の強度が低下するといった問題があった。
本発明者は、鋭意検討した結果、夾雑物を被処理水中で破砕するための除塵装置として、破砕部及び排出部を備えつつ、除塵設備の高さ寸法が流れ方向寸法よりも大きく設計することにより、従来の除塵スクリーンが設置されていた既設の開口部に取り付けることができることを見出して本発明を完成させた。
具体的には、本発明は、以下の除塵装置、水処理設備、及び、除塵装置の取付方法を提供するものである。
(本願第1発明)
上記課題を解決するための本願第1発明は、水路に設置され、前記水路を流れる被処理水中の夾雑物を破砕する破砕部と、前記破砕部の下流側に配置され、前記破砕部により破砕された前記夾雑物を前記被処理水中から略垂直方向に移送して排出する排出部と、を備えた除塵装置であって、当該除塵装置の高さ寸法は、流れ方向寸法よりも大きいことを特徴とする除塵装置である。
(本願第2発明)
上記課題を解決するための本願第2発明は、内部に水路を形成する躯体と、前記躯体の上部に設けられた開口部を介して前記水路内に設置される除塵装置と、を備えた水処理設備であって、前記除塵装置は、前記水路を流れる被処理水中の夾雑物を破砕する破砕部と、前記破砕部の下流側に配置され、前記破砕部により破砕された前記夾雑物を前記被処理水中から略垂直方向に移送して排出する排出部と、を備え、前記躯体に設けられた開口部の流れ方向の長さは、前記水路底面から前記開口部までの高さより短いことを特徴とする水処理設備である。
(本願第3発明)
上記課題を解決するための本願第3発明は、本願第2発明に記載の水処理設備に設置される除塵装置であって、当該除塵装置は前記開口部の上方から前記開口部を介して前記水路内に挿入され、前記水路底面に設置可能な大きさに設定されていることを特徴とする除塵装置である。
(本願第4発明)
上記課題を解決するための本願第4発明は、本願第3発明に記載の水処理設備に設置される除塵装置であって、前記水路底面に当該除塵装置を設置した際、前記排出部の高さは、前記水路底面から前記開口部までの高さよりも大きいことを特徴とする除塵装置である。
(本願第5発明)
上記課題を解決するための本願第5発明は、本願第3又は第4発明に記載の除塵装置であって、前記排出部は、前記夾雑物を前記開口部の外の前記躯体上に排出することを特徴とする除塵装置である。
(本願第6発明)
上記課題を解決するための本願第6発明は、内部に水路を形成し、上部に開口部を有する躯体を備え、前記躯体に設けられた開口部の流れ方向の長さは、前記水路底面から前記開口部までの高さより短く設定された水処理設備に、被処理水中の夾雑物を除去するための除塵装置を取り付ける取付方法であって、前記除塵装置は、前記水路を流れる被処理水中の夾雑物を破砕する破砕部と、前記破砕部の下流側に配置され、前記破砕部により破砕された前記夾雑物を前記被処理水中から略垂直方向に移送して排出する排出部と、を備え、前記除塵装置を前記開口部を介して躯体内に設置することを特徴とする除塵装置の取付方法である。
(本願第7発明)
上記課題を解決するための本願第7発明は、前記開口部は、除塵スクリーンを設置するための取付口であることを特徴とする本願第6発明に記載の除塵装置の取付方法である。
本願第1、3〜5発明の除塵装置によれば、被処理水中で夾雑物が破砕された際に、夾雑物に付着した有機成分が分離されるため、排出された夾雑物から生じる異臭を抑制することができる。
また、夾雑物の排出部として、設置角度が高く、さらに移送距離の長いものを適用し、破砕部及び排出部を含む除塵装置の高さ寸法を、流れ方向寸法より大きくすることにより、水処理設備の既設の開口部に取り付けることができる除塵装置を提供することができる。
さらには、本願第1、3〜5発明の除塵装置によれば、排出された夾雑物から生じる異臭を抑制することもできるため、洗浄等の異臭を抑制するための処理を省略することができる。また、既存の水処理装置から、洗浄装置、脱水装置等の夾雑物の異臭を抑制するための装置を取り外して、コンパクトな水処理装置とすることができる。
なお、本願第1発明の除塵装置によれば、流れ方向長さ寸法が小さく、夾雑物の洗浄効果も備えた除塵装置を提供することができるため、既存の水処理設備だけでなく、新設の水処理設備においても長大化を防ぐことが可能である。
本願第2発明の水処理設備によれば、開口部の流れ方向の長さが、水路を形成する躯体の水路底面から開口部までの高さよりも短いような既設の開口部を利用して、破砕部及び排出部を備えた除塵装置を取り付けることができるため、既存の水処理設備を改良した水処理設備を提供することができる。
本願第6、7発明の除塵装置の取付方法によれば、既設の開口部をそのまま利用することができるため、開口部を大きくするなどの施工を省略することができる。
本発明に係る除塵装置の第1実施形態を示す平面図である。 本発明に係る除塵装置の第1実施形態を示す側面図である。 第1実施形態に係る除塵装置が有するケーシング開口を示す図である。 第2実施形態に係る除塵装置が有するケーシング開口を示す図である。 第3実施形態に係る除塵装置が有するケーシング開口を示す図である。 本発明に係る除塵装置の第4実施形態を示す平面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る除塵装置の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態の除塵装置は、例えば、終末下水処理場における沈砂池等の水処理設備に設置されていた除塵スクリーン用の開口部を利用して設置されるものである。
図1及び図2に示すように、本実施形態の水処理装置は、底面90a、側壁90b、90c、上板90dにより画成された躯体の内部に水路90が形成されており、本発明の除塵装置1は、当該水路90に設置されている。水路90の上には上板90dが配置され、上板90dには、開口部90eが設けられている。この開口部90eは、従来の除塵スクリーンが設置されていたものであり、その大きさは、水路底面90aから開口部90eまでの高さより、流れ方向の長さが短く設計されている。一般的な沈砂池において、開口部90eの流れ方向の長さは、2〜5mであり、水路底面90aから開口部90eまでの高さは、3〜6mである。
従来の除塵スクリーンが設置されていた既設の開口部90eでは、水路底面90aから開口部90eまでの高さが大きくなる程、除塵スクリーンの高さも大きくなるため、それに従って開口部の流れ方向の長さも大きく形成されている。よって、水路を形成する躯体の大きさが変わっても、開口部90eの流れ方向の長さと水路底面90aから開口部90eまでの高さの関係は変わらず、開口部90eの流れ方向の長さは、水路底面90aから開口部90eまでの高さより短く設計されている。
水路90の側壁には、除塵装置1に向かう被処理水Wの流れを形成する突出部91、92が設けられている。突出部91は水路90の側壁90bに設けられ、突出部92は側壁90bと対面する側壁90cに設けられている。以下の説明においては、便宜上、被処理水Wが流れる方向をX方向とし、側壁90bから側壁90cに向かう方向をY方向とし、水路90における被処理水Wの深さ方向をZ方向とする。
除塵装置1は、突出部91、92を介して水路90に設置されている。水路90に設置された除塵装置1は、水路90を流通する被処理水Wに含まれる夾雑物Gを捕集・破砕した後に、破砕した夾雑物Gを水路90から排出する。除塵装置1は、水路90を横断するように配置された夾雑物処理部2と、夾雑物処理部2の下流側に配置された夾雑物排出部3とを備えている。
夾雑物処理部2は、被処理水W中の夾雑物Gを捕集し、捕集した夾雑物Gを破砕する。そして、夾雑物処理部2は、破砕した夾雑物Gを下流側に設置された夾雑物排出部3に排出する。夾雑物処理部2は、水路90を横断するように設置されている据付枠93内に配置されている。この据付枠93には、夾雑物処理部2を位置決めするための位置決めピンが設けられている。位置決めピンは、据付枠93の底部の所定位置に立設されている。夾雑物処理部2は、被処理水W中の夾雑物Gを捕集するためのスクリーン装置4と、スクリーン装置4で捕集された夾雑物Gを破砕するための破砕部6とを有している。
図1に示すように、スクリーン装置4は、被処理水W中の夾雑物Gを捕集すると共に、被処理水Wを下流側に流通させる。スクリーン装置4は、水路90の側壁90bに設けられた突出部91と破砕部6とに固定され、破砕部6よりも上流側に配置されている。スクリーン装置4は、夾雑物Gを捕集するためのスクリーン部7と、スクリーン部7で捕集された夾雑物Gを破砕部6に移送するための移送部8とを含んでいる。
スクリーン部7は、水路90の深さ方向Zに積層された複数のスクリーン部材9を含んでいる(図2参照)。スクリーン部材9は、平板状をなすと共に、平面視において略円弧状をなしている。スクリーン部材9は、水路90の側壁90b側に沿って、スクリーン部材9における軸心CSの斜め下流側から軸心CSの側方まで直線形状をなしている。そして、スクリーン部材9は、軸心CSの側壁90b側の側方から、側壁90cの側方及び下流側に亘り、円弧状をなしている。また、このスクリーン部材9は、その下流側であって側壁90b側が開放されている。この開放された部位9aからは、スクリーン部材9を通過した被処理水Wが下流へ放出される。
スクリーン部材9は、深さ方向Zに互いに離間して配置され(図2参照)、深さ方向Zに延在する複数の支柱(不図示)に溶接固定されている。このスクリーン部材9同士の間が、被処理水Wを通す目とされ、この目より大きい夾雑物Gがスクリーン部7により塞ぎ止められる。
移送部8は、スクリーン部7に捕集された夾雑物Gを破砕部6に移送させるレーキ11と、深さ方向Zに延びた軸心CRを中心としてレーキ11を回転させるレーキ軸12と、レーキ軸12を回転駆動する縦型電動機13(図2参照)とを含んでいる。
レーキ11は、平板状の部材であり、スクリーン部材9の間に配置されている。本実施形態の移送部8では、スクリーン部材9の間には3つのレーキ11がレーキ軸12を中心として平面視して120°の間隔で均等に配置されている。それぞれのレーキ11は、水流案内板15を介してレーキ軸12にボルト固定されている。
レーキ11は、例えば硬質ゴム、その他のゴム、板バネ等の弾性体により構成されている。レーキ11の先端部は、レーキ11の回転方向に対する表側の端部の半径方向の長さが反対側の裏側の半径方向の長さよりも長くされている。このようにレーキ11の端部を形成することにより、レーキ11の端部における夾雑物Gのすべりを抑制し、効率よく夾雑物Gを破砕部6へ移送させることができる。
水流案内板15は、レーキ軸12と共に回転して、被処理水Wの流れ方向を変更可能とするものである。これにより、捕集された夾雑物Gをスクリーン部材9の外周縁から剥離しやすくさせる。また、本実施形態の移送部8では、水流案内板15が平面視して120°の間隔で均等に配置されているため被処理水Wが水流案内板15に及ぼす抵抗を分散して、均等化することができる。
レーキ11及び水流案内板15が固定されたレーキ軸12は水路90の深さ方向Zに延び、レーキ軸12の両端部は軸受(不図示)により回転可能に支持されている。このレーキ軸12は、スクリーン部材9の外周縁の中心CSに対して偏心する位置に配置されている。より具体的には、レーキ軸12は、スクリーン部材9の外周縁の中心CSに対して、上流側且つ側壁90c側に偏心して配置されている。このようなレーキ軸12の配置によれば、スクリーン部材9の外周縁において夾雑物Gが付着する上流側の領域では、レーキ11の先端がスクリーン部材9の外周縁から突出する。一方、開放部9aを含む下流側の領域では、レーキ11の先端がスクリーン部材9の外周縁よりも内側に設定される。従って、レーキ11の先端部を、夾雑物Gが捕集される上流側の領域において、スクリーン部材9の外周縁から突出させることができる。
このように、スクリーン装置4を設けることにより、夾雑物Gを濃縮して破砕部6に移送することができるため、破砕部6を通過する被処理水Wの水量を低減することができる。なお、スクリーン装置4を設けずに、被処理水Wの全量を破砕部6で処理してもよい。
破砕部6は、スクリーン装置4と側壁90cの突出部92との間に配置されている。破砕部6には、被処理水Wを破砕部6の内部に導入する導入口14が上流側に設けられている。また、破砕部6には、被処理水Wを破砕部6の外部に排出する排出口16が下流側に設けられている。この排出口16は、破砕部6の下流側に配置された夾雑物排出部3に連通している。
破砕部6は、水路90の深さ方向Zに延びる回転軸周りに回転可能に支持した2個の回転破砕刃(カッタ刃)17を含んでいる。回転破砕刃17同士は、互いに噛み合うように水路90の幅方向Yに並設されている。また、破砕部6は、その上部に回転破砕刃17を回転駆動する縦型電動機18(図2参照)を有している。この破砕部6は、縦型電動機18を駆動することにより、回転破砕刃17が夾雑物Gを巻き込む方向に回転させる。より詳細には、平面視においてスクリーン装置4側の回転破砕刃17を右回りに回転させると共に、側壁90c側の回転破砕刃17を左回りに回転させる。そして、導入口14から被処理水Wを導入して破砕部6内を通して排出口16から被処理水Wを排出する。このとき、破砕部6は、被処理水W中の夾雑物G及びスクリーン装置4から移送された夾雑物Gを、回転破砕刃17の間に挟み込んで破砕し下流側の夾雑物排出部3に向けて排出する。
夾雑物排出部3は、スクリュー20と、スクリュー20を覆うケーシング19とを備えている。夾雑物排出部3は、破砕部6により破砕された夾雑物Gをケーシング19へ導入し、ケーシング19の内部に配置されたスクリュー20により夾雑物Gを移送し、ケーシング19の上端に設けられた排出口21(図2参照)から夾雑物Gを排出する。夾雑物排出部3は、夾雑物処理部2の下流側に配置されている。より具体的には、夾雑物排出部3は、破砕部6の下流側に配置されている。
図2に示されるように、スクリュー20は、夾雑物Gを鉛直上方に移送する。スクリュー20の上端側には、スクリュー20を回転させる縦型電動機22が設けられている。スクリュー20の下端側は、水路90の底面90aの近傍まで延在している。スクリュー20は、スクリュー20の回転軸CWが鉛直方向と略一致するように配置されている。このような配置によれば、夾雑物排出部3の良好な搬送効率を確保できる。本実施形態の水路90の底面90aは水平に配置されているため、スクリュー20は、水路90の底面90aとスクリュー20の回転軸CWとのなす角度Aが略垂直となるように配置されている。すなわち、スクリュー20の回転軸CWの向きは、深さ方向Zと略一致している。ここで、本実施形態における略垂直とは、80°以上100°以下の範囲であり、より好ましくは85°以上95°以下の範囲である。
排出部を略垂直となるように配置することにより、装置をよりコンパクトにすることができる。さらには、鉛直上方へ移送すると、夾雑物の落下方向と対向するため、自重による脱水効果も発揮される。
また、スクリューのピッチを上方に向かって小さくすると、夾雑物に圧搾作用が働き、脱水効果が一層高まるため好ましい。
スクリュー20は、その中心部に中心開口20aを有するスプリング状のシャフトレススクリューコンベアである。スクリュー20の中心開口20aには、中心開口20aの内径と略同等の外径を有する固定軸23が挿通されている。中心開口20aに固定軸23を挿通させることにより、夾雑物Gの落下を抑制して、夾雑物排出部3の搬送効率を高めることができる。
このスクリュー20は、異なる外径寸法を有する部分を含んでいる。より詳細には、水路90の底面90aの近傍から最高水位HWLよりも上まで延びた部分のスクリュー20の外径は、最高水位HWLから水路90の上板90dから突出した部分のスクリュー20の外径よりも大きくされている。ここで最高水位HWLとは、水路90を流れる被処理水Wが最も多いときの水面Lの位置であり、除塵設備1の下流側に配置されるポンプ(不図示)の動作条件から設定される。
ケーシング19は、水路90の底面90aから水路90の上板90dの上まで突出した円筒状の部材であり、スクリュー20を覆っている。ケーシング19は、水路90の上板90dから突出すると共に、上板90dから被処理水Wの最高水位HWLより上まで延びた上部ケーシング19aと、水路の底面90aから最高水位HWLの上まで延びた下部ケーシング19bとを含んでいる。下部ケーシング19bと上部ケーシング19aとの間には、テーパ状の中間ケーシング19cが設けられ、下部ケーシング19b、中間ケーシング19c及び上部ケーシング19aの内部は連通している。
ケーシング19の内壁には、スクリュー20の回転軸CWの方向に延びたフラットバー(不図示)が取り付けられている。フラットバーが取り付けられたケーシング19の内壁は、フラットバーを凸部とする凹凸形状とされている。このフラットバーは、夾雑物Gの共回りを抑制して、夾雑物排出部3の搬送効率を高めるために用いられている。
上板90dから突出した上部ケーシング19aの一端部には、夾雑物Gを排出するための排出口21が配置されている。排出口21から排出された夾雑物Gは、コンテナ94に一時的に積載された後に、夾雑物Gを処分する装置に移送される。また、上部ケーシング19aの一端部には、スクリュー20を回転させる縦型電動機22が配置されている。上部ケーシング19aの他端部には、フランジ24により中間ケーシング19cが接続されている。
下部ケーシング19bの一端部は、最高水位HWLよりも上まで延在し、フランジ26により中間ケーシング19cに接続されている。下部ケーシング19bの他端部には、底面部材27が設けられている。また、下部ケーシング19bの内径は、上部ケーシング19aの内径より大きくされている。下部ケーシング19bの内径を大きくした場合には、ケーシング19内に導入可能な被処理水Wの量が増大するので、除塵設備1における夾雑物Gを排出する能力を向上させることができる。下部ケーシング19bは、上流側に開放されたケーシング開口28と、ケーシング開口28の反対側に設けられたスクリーン29とを含んでいる。
図1に示されるように、ケーシング開口28は、破砕部6の排出口16と連通している。ケーシング開口28と排出口16との間には、排出口16から排出された被処理水Wをケーシング開口28へ導入するための導入部31が設けられている。これにより、破砕部6から排出された被処理水Wは、下部ケーシング19bに流入する。
図3に示されるように、ケーシング開口28は正面視して矩形状の形状を有している。ケーシング開口28の幅B1は、例えば50mmである。ケーシング開口28の下端28aは、スクリュー20の下端よりも上に形成されている。このような構成によれば、ケーシング開口28から流入した夾雑物Gをスクリュー20で確実に捕捉して移送することができるので、夾雑物排出部3の搬送効率を高めることができる。
ケーシング開口28の上端28bは、水路90における最低水位LWLよりも上に形成されている。より詳細には、ケーシング開口28の上端28bは、最低水位LWLと最高水位HWLとの間に形成され、最低水位LWLからケーシング開口28の上端28bまでの高さH1は、スクリュー20のピッチの2倍以下となるように形成されている。このように上端28bを形成することにより、夾雑物排出部3の搬送効率を高めることができる。ここで最低水位LWLとは、水路90を流れる被処理水Wが最も少ないときの水面Lの位置であり、除塵設備1の下流側に配置されるポンプ(不図示)の動作条件から設定される。
図1に示されるように、スクリーン29は、下部ケーシング19b内に流入した被処理水Wに含まれる夾雑物Gを捕捉するものである。下部ケーシング19bの一部に設けられたスクリーン29は、断面が円弧状であり深さ方向Zに延在する。スクリーン29には、目詰まりを抑制するために、パンチングスクリーンやウェッジスクリーン等が用いられる。
破砕された夾雑物Gを排出する夾雑物排出部3としては、上述した鉛直上方に移送するスクリュー20と下部ケーシング19bの一部に形成されたスクリーン29により構成された略垂直スクリューコンベアに限定されるものではなく、底面90aとのなす角度が50°以上で設置されたバースクリーン等の除塵スクリーンと、除塵スクリーンに捕集された夾雑物Gを除塵スクリーンに沿って上方に移送するレーキ装置により構成してもよい。除塵スクリーンと底面90aとのなす角、いわゆる設置角度は、60°以上が好ましい。設置角度が高いほど、本発明の除塵装置の大きさがコンパクトとなる。
本発明の除塵装置1の寸法は、高さ寸法が流れ寸法より大きくなるように設計されている。このような寸法とすることにより、従来の除塵スクリーン用の既設の開口部90eを利用して、本発明の除塵装置1を設置することができる。
ここで、除塵装置1の高さ寸法とは、図2に示すように、排出部3の全体の高さである。
また、除塵装置1の流れ方向寸法とは、破砕部6及び排出部3の被処理水Wの流れ方向の長さである。なお、破砕部6の前にスクリーン装置4を設けた場合には、スクリーン装置4を含めた全体の長さを、除塵装置1の流れ方向寸法とする。
次に、除塵装置1の動作について説明する。除塵装置1よりも上流側では、水路90を流れる被処理水Wには夾雑物Gが含まれている。この夾雑物Gには、被処理水Wに溶け込んでいた有機成分が付着していることがある。
水路90を流れる被処理水Wは、スクリーン装置4又は破砕部6に流入する。スクリーン装置4に被処理水Wが流入すると、スクリーン部材9の間の間隔よりも大きい夾雑物Gが捕集され、スクリーン部材9の間の間隔よりも小さい夾雑物Gを含む被処理水Wが下流側へ流出する。捕集された夾雑物Gは、右回転するレーキ11により破砕部6の導入口14に移送され、被処理水Wと共に破砕部6に流入する。すなわち、破砕部6に流入する夾雑物Gには、スクリーン装置4により捕集されてレーキ11により移送されたものと、スクリーン装置4によらず直接に流入するものとがある。
破砕部6に流入した夾雑物Gは、回転破砕刃17により細かく破砕される。夾雑物Gが破砕されると、夾雑物Gに付着していた有機成分が夾雑物Gから分離され、再び被処理水Wに溶け込む。従って、破砕部6からは、夾雑物Gに付着していた有機成分が溶け込んだ被処理水Wが流出する。そして、この被処理水Wには、細かく破砕されて有機成分が取り除かれた夾雑物Gが含まれている。
破砕部6から流出した被処理水Wは、導入部31を介して下部ケーシング19bのケーシング開口28に流入する。下部ケーシング19bにおいて、有機成分が溶け込んだ被処理水Wは、スクリーン29を通過して除塵装置1の下流側へ流出する。一方、夾雑物Gは、スクリーン29により下流への流出が抑制され、スクリュー20により鉛直上方へ移送される。移送された夾雑物Gは、排出口21(図2参照)からコンテナ94に排出される。
この除塵装置1は、被処理水W中の夾雑物Gをスクリーン装置4により捕集した後に、破砕部6により破砕することにより、夾雑物Gから有機成分を分離する。有機成分が分離された夾雑物Gは、ケーシング19内に設置されたスクリュー20により移送されて水路90から排出される。従って、被処理水W中の夾雑物Gを除去することができる。一方、夾雑物Gが取り除かれた被処理水Wは、ケーシング19を通過して夾雑物排出部3から流出する。流出する被処理水Wには有機成分が溶解しているので、除塵装置1の下流側に有機成分を含む被処理水Wを流すことができる。従って、除塵装置1によれば、除塵装置1の下流側に設けられた活性汚泥処理設備等の水処理設備において、被処理水W中の有機成分の減少による処理効率の低下を抑制できる。
さらに、除塵装置1によれば、夾雑物Gから有機成分が除去されるため、夾雑物Gから発生する異臭が抑制され、夾雑物Gを衛生的に処理することができる。
また、除塵装置1は、スクリュー20及びケーシング19が水路90の底面90aに対して略垂直に配置されている。このような配置によれば、排出装置を底面90aに対して斜めに配置する場合、例えば、底面90aとスクリューの回転軸とのなす角度が30°である場合と比較して、夾雑物排出部3の設置面積を低減することができる。
また、ケーシング開口28は、水路90における被処理水Wの最低水位LWLよりも高い位置まで開口する。より詳細には、最低水位LWLからケーシング開口28の上端28bまでの高さH1は、スクリュー20のピッチの2倍以下となるように形成されている。このケーシング開口28によれば、水路90における水面Lが最も低い場合であっても、被処理水Wの水面Lの近傍に多く存在する夾雑物Gを好適に下部ケーシング19b内に導入することができる。また、ケーシング開口28を有するケーシング19によれば、スクリュー20による夾雑物Gの移送中に、夾雑物Gがケーシング19からこぼれることが抑制されるので、夾雑物Gを効率よく排出することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態の除塵装置について説明する。図4に示すように、第2実施形態の除塵装置は、下部ケーシング19bのケーシング開口32の形状が第1実施形態のケーシング開口28の形状と異なっている。第2実施形態の除塵装置のその他の構成は、第1実施形態の除塵装置1と同様である。ケーシング開口32は、上端32aが最高水位HWLよりも上に形成されている。より詳細には、最高水位HWLから上端32aまでの高さH2がスクリュー20のピッチの2倍以下とされている。このケーシング開口32によれば、スクリュー20による夾雑物Gの移送中に、夾雑物Gがケーシング19からこぼれることが抑制されるので、夾雑物Gを効率よく排出することができる。また、このようなケーシング開口32によれば、水面Lが常にケーシング開口32と交差することになるので、水面L付近に多く含まれる夾雑物Gを効率的に下部ケーシング19b内に導入することができる。
[第3実施形態]
第3実施形態の除塵装置について説明する。図5に示すように、第3実施形態の除塵装置は、下部ケーシング19bのケーシング開口33の形状が第1実施形態のケーシング開口28の形状と異なっている。第3実施形態の除塵装置のその他の構成は、第1実施形態の除塵装置1と同様である。
ケーシング開口33は、第1実施形態のケーシング開口28と同様の形状を有する第1ケーシング開口34に加え、さらに、第1ケーシング開口34に連通する第2ケーシング開口36を有している。第2ケーシング開口36は、一端が第1ケーシング開口34の上端34aに連通し、他端が最高水位HWLよりも上に形成されている。また、第2ケーシング開口36の幅B3は、第1ケーシング開口34の幅B1よりも狭く形成されている。
このようなケーシング開口33によれば、水面Lが常にケーシング開口33と交差することになるので、水面L付近に多く含まれる夾雑物Gを効率的に下部ケーシング19b内に導入することができる。さらに、第2ケーシング開口36の幅B3が第1ケーシング開口34の幅B1よりも狭く形成されているので、スクリュー20により移送中の夾雑物Gがケーシング開口33からこぼれることが抑制されるため、夾雑物排出部3の搬送効率を高めることができる。
なお、上述した実施形態は除塵装置1の一例を示すものである。本発明に係る除塵装置1は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求項に記載した要旨を変更しない範囲で、上述した実施形態に係る除塵装置1を変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。
上記実施形態では、下部ケーシング19bの内径が上部ケーシング19aの内径よりも大きくされているが、これに限定されることはない。下部ケーシング19bの内径は、上部ケーシング19aの内径と同等とされてもよい。
スクリュー20は、下端から上端まで同一の外径寸法を有していてもよい。このような構成によれば、スクリュー20による夾雑物排出部3の搬送効率を高めることができる。
スクリュー20は、シャフトレススクリューコンベアに限定されることはなく、回転軸を有するスクリューコンベアであってもよい。
[第4実施形態]
第4実施形態の除塵装置について説明する。図6には、筐体Kの内部にスクリーン装置と破砕部を格納した夾雑物処理部2を備えた構成である。第1実施形態では、据付枠の位置決めピンによりスクリーン装置及び破砕部の位置を調整し、これらの隙間がないように設置している。第4実施形態では、筐体Kの内部にあらかじめスクリーン装置及び破砕部を固定しており、この筐体Kを水路に設置することにより簡単に取り付けができる。
筐体Kの設置は、筐体Kに設けられた凹状嵌合片と躯体の側壁又は突出部に設けられた凸状嵌合片を嵌合させることにより簡便に設置することができる。
次に、本発明の除塵装置1の取付方法について説明する。本発明の除塵装置1は、従来の除塵スクリーンとレーキ装置が設置されていた既設の開口部に設置される。ここで、既設の開口部とは、流れ方向の長さが、水路底面から開口部の下端までの高さより短く設置されたものである。
除塵装置1は、この開口部を介して躯体内に設置されることを特徴とする。すなわち、既設の開口部の上部にクレーン等で除塵装置1を吊るし、除塵装置1を垂直に降下させることにより躯体内部に導入する。
本発明の除塵装置1の取付方法では、除塵装置1を垂直に降下させるだけなので、高いクレーン技能を有することなく、簡易的に取り付けることができる。なお、除塵装置1は、破砕部と排出部を一斉に降下させてもよいし、破砕部と排出部を分離して別々に取り付けてもよい。
本発明の除塵装置は、終末下水処理場における沈砂池等の水処理設備に利用することができる。また、本発明の除塵装置は、既設の水処理設備に設置されていた除塵スクリーンの開口部を利用して、従来の除塵スクリーンを置き換えることができるものである。
さらに、本発明の除塵装置は、設置面積が小さく、コンパクトな構成であり、また、排出した夾雑物の異臭を抑制することができるため、既設の水処理設備の除塵スクリーンの置き換えだけでなく、新設する水処理設備に利用してもよい。
1 除塵装置、2 夾雑物処理部、3 排出部、4 スクリーン装置、6 破砕部、7 スクリーン部、8 移送部、9 スクリーン部材、11 レーキ、12 レーキ軸、13 縦型電動機、14 導入口、15 水流案内板、16 排出口、17 回転破砕刃、18 縦型電動機、19 ケーシング、19a 上部ケーシング、19b 下部ケーシング、19c 中間ケーシング、20 スクリュー、20a 中心開口、21 排出口、22 縦型電動機、23 固定軸、24 フランジ、26 フランジ、27 底面部材、28 ケーシング開口、28a 下端、28b 上端、29 スクリーン、31 導入部、32 ケーシング開口、32a 上端、33 ケーシング開口、34 第1ケーシング開口、34a 上端、36 第2ケーシング開口、90 水路、90a 底面、90b,90c 側壁、90d 上板、90e 開口部、91,92 突出部、93 据付枠、94 コンテナ、G 夾雑物、K 筐体、W 被処理水

Claims (7)

  1. 水路に設置され、前記水路を流れる被処理水中の夾雑物を破砕する破砕部と、
    前記破砕部の下流側に配置され、前記破砕部により破砕された前記夾雑物を前記被処理水中から略垂直方向に移送して排出する排出部と、を備えた除塵装置であって、
    当該除塵装置の高さ寸法は、流れ方向寸法よりも大きいことを特徴とする除塵装置。
  2. 内部に水路を形成する躯体と、
    前記躯体の上部に設けられた開口部を介して前記水路内に設置される除塵装置と、を備えた水処理設備であって、
    前記除塵装置は、前記水路を流れる被処理水中の夾雑物を破砕する破砕部と、
    前記破砕部の下流側に配置され、前記破砕部により破砕された前記夾雑物を前記被処理水中から略垂直方向に移送して排出する排出部と、を備え、
    前記躯体に設けられた開口部の流れ方向の長さは、前記水路底面から前記開口部までの高さより短いことを特徴とする水処理設備。
  3. 請求項2に記載の水処理設備に設置される除塵装置であって、
    当該除塵装置は前記開口部の上方から前記開口部を介して前記水路内に挿入され、前記水路底面に設置可能な大きさに設定されていることを特徴とする除塵装置。
  4. 請求項3に記載の除塵装置であって、
    前記水路底面に当該除塵装置を設置した際、前記排出部の高さは、前記水路底面から前記開口部までの高さよりも大きいことを特徴とする除塵装置。
  5. 請求項3または4に記載の除塵装置であって、
    前記排出部は、前記夾雑物を前記開口部の外の前記躯体上に排出することを特徴とする除塵装置。
  6. 内部に水路を形成し、上部に開口部を有する躯体を備え、前記躯体に設けられた開口部の流れ方向の長さは、前記水路底面から前記開口部までの高さより短く設定された水処理設備に、被処理水中の夾雑物を除去するための除塵装置を取り付ける取付方法であって、
    前記除塵装置は、前記水路を流れる被処理水中の夾雑物を破砕する破砕部と、
    前記破砕部の下流側に配置され、前記破砕部により破砕された前記夾雑物を前記被処理水中から略垂直方向に移送して排出する排出部と、を備え、
    前記除塵装置を前記開口部を介して躯体内に設置することを特徴とする
    除塵装置の取付方法。
  7. 前記開口部は、除塵スクリーンを設置するための取付口であることを特徴とする請求項6に記載の除塵装置の取付方法。
JP2014084909A 2014-04-16 2014-04-16 除塵装置、水処理設備、除塵装置の取付方法 Active JP6220308B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014084909A JP6220308B2 (ja) 2014-04-16 2014-04-16 除塵装置、水処理設備、除塵装置の取付方法
CN201410826553.2A CN105040646B (zh) 2014-04-16 2014-12-25 除尘装置、水处理设备、除尘装置的安装方法
KR1020150033071A KR20150119792A (ko) 2014-04-16 2015-03-10 제진장치, 수처리설비, 제진장치의 설치방법
KR1020170025452A KR102238448B1 (ko) 2014-04-16 2017-02-27 제진장치, 수처리설비, 제진장치의 설치방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014084909A JP6220308B2 (ja) 2014-04-16 2014-04-16 除塵装置、水処理設備、除塵装置の取付方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015203289A JP2015203289A (ja) 2015-11-16
JP6220308B2 true JP6220308B2 (ja) 2017-10-25

Family

ID=54428132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014084909A Active JP6220308B2 (ja) 2014-04-16 2014-04-16 除塵装置、水処理設備、除塵装置の取付方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6220308B2 (ja)
KR (2) KR20150119792A (ja)
CN (1) CN105040646B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101636540B1 (ko) * 2015-12-02 2016-07-05 주식회사 로얄정공 수로용 고효율 협잡물파쇄이송시스템

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54104625A (en) * 1978-02-03 1979-08-17 Marusei Jukogyo Drum type water course duster
US4377258A (en) * 1981-03-25 1983-03-22 Paygro, Inc. Method and apparatus for agitating and intermixing aerobic thermophilical composting organic waste materials
DE4314673C1 (de) * 1993-05-04 1994-05-19 Huber Hans Gmbh Vorrichtung zum Entfernen von Abscheidegut aus einer Flüssigkeit
US5505388A (en) * 1994-09-29 1996-04-09 Disposable Waste Company, Inc. Integrated diverter and waste comminutor
JPH11117264A (ja) * 1997-10-17 1999-04-27 Maezawa Ind Inc 除塵装置
JP3872334B2 (ja) 2001-12-12 2007-01-24 住友重機械工業株式会社 除塵機
JP2003181317A (ja) * 2001-12-19 2003-07-02 Sumiju Kankyo Engineering Kk 夾雑物処理システム、及び、夾雑物処理装置
JP3899019B2 (ja) * 2002-12-24 2007-03-28 住重環境エンジニアリング株式会社 夾雑物処理装置及び夾雑物処理方法
KR200359286Y1 (ko) * 2004-05-31 2004-08-16 윤창진 협잡물 배출장치
JP2006045957A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd 排水中塵芥の除塵装置及び除塵方法
JP4850464B2 (ja) * 2005-09-27 2012-01-11 住重環境エンジニアリング株式会社 夾雑物処理装置
JP4664171B2 (ja) * 2005-09-27 2011-04-06 住重環境エンジニアリング株式会社 夾雑物処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN105040646A (zh) 2015-11-11
CN105040646B (zh) 2017-12-29
KR102238448B1 (ko) 2021-04-09
JP2015203289A (ja) 2015-11-16
KR20150119792A (ko) 2015-10-26
KR20170027329A (ko) 2017-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060021921A1 (en) Apparatus for removing fine material from a liquid
JP6045877B2 (ja) 除塵設備
CA2851122C (en) Filtration tank with serially connected horizontal screening drums
KR20150101292A (ko) 슬러리의 고형물 분리처리용 스크린설비의 회전 스크래이퍼 장치
EP2921458B1 (en) A device for separating solids from waste water
KR101246050B1 (ko) 오수처리용 드럼스크린 장치
RU2476068C1 (ru) Фильтр для использования при переработке пищевых продуктов
JP6220308B2 (ja) 除塵装置、水処理設備、除塵装置の取付方法
EP2277613A1 (en) Rotary filtration device
JP2009000627A (ja) 回転加圧脱水機
JP2019093386A (ja) 破砕装置
JP2015112669A (ja) 濾過装置
CN210521916U (zh) 一种渣汁分离机
CN209173477U (zh) 一种改性沥青防水卷材生产中的基本沥青过滤装置
JP5198589B2 (ja) 濾過装置
JP2013248561A (ja) 濾材凝着物除去装置及び濾材凝着物除去方法
JP2017000908A (ja) 縦型濾過濃縮装置
JPH02126908A (ja) 連続式固液分離装置
JP2000202497A (ja) 汚泥濾過濃縮装置
JP4302550B2 (ja) し渣分離装置
JP3166971U (ja) 濾過装置
KR200353125Y1 (ko) 세척 및 이물질 제거가 용이한 분급기
JP5646379B2 (ja) 沈砂分離機
KR101004727B1 (ko) 수처리장의 협잡물 제거장치
KR200400257Y1 (ko) 오폐수 정화용 슬러지 분리기

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20160915

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170620

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170810

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20170810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170929

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6220308

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350