JPH11208531A - 自動車のリヤスポイラ - Google Patents
自動車のリヤスポイラInfo
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- JPH11208531A JPH11208531A JP1225798A JP1225798A JPH11208531A JP H11208531 A JPH11208531 A JP H11208531A JP 1225798 A JP1225798 A JP 1225798A JP 1225798 A JP1225798 A JP 1225798A JP H11208531 A JPH11208531 A JP H11208531A
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- Japan
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- spoiler
- main body
- sections
- spoiler main
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Abstract
が容易な自動車のリヤスポイラを提供する。 【解決手段】 ベースのサイド部に取付けられる押出材
製のスポイラ本体9の内部に、締結具により取付けられ
る前後2つの筒状取付部10、11を、スポイラ本体9
の長手方向に沿って一体形成したものである。ベースの
サイド部は中空形状の外面部に形成した凹部に、スポイ
ラ本体を取付る締結具が位置している。
Description
にダウンフォースを発生させて、高速安定性と操舵応答
性を向上させることができる自動車のリヤスポイラに関
する。
ら、自動車のリヤスポイラを軽合金の押出材で形成する
技術が知られている(実開平4−86590号公報参
照)。すなわち、長手方向に沿って同一の断面中空偏平
形状を有するスポイラ本体を、車体後部の所定高さ位置
に所定の角度で取付けている。
ラ本体が押出材製で、その両端部がエッジ状の切断端面
となっているため、従来のような単なる断面中空偏平形
状をしたスポイラ本体では、車体への取付け方が限られ
る。例えば、スポイラ本体の両端部を樹脂製の脚部内に
挿入し、その脚部を介して車体に取付けたり、或いはス
ポイラ本体の両端部を樹脂製のエンドキャップで塞ぎ、
そのスポイラ本体の下面部を樹脂製の脚部を介して車体
に取付けたりする構造しか採用することができない。こ
のような限られた取付け方では、スポイラ本体の支持剛
性を高めることが困難で、且つスポイラ本体の角度変更
も面倒である。
てなされたものであり、スポイラ本体の支持剛性を高め
且つ角度変更が容易な自動車のリヤスポイラを提供する
ものである。
自動車の後部上面に左右両側にサイド部を立設したベー
スを固定し、該ベースのサイド部に押出材で形成したス
ポイラ本体の両端部を、スポイラ本体の長手方向に沿う
締結具により取付けると共に、前記スポイラ本体の内部
に、締結具により取付けられる前後2つの筒状取付部を
スポイラ本体の長手方向に沿って一体形成したものであ
る。
体の両端部をベースのサイド部に取付けるため、サイド
部によりスポイラ本体の両端部が隠され、端末処理が不
要となる。また、長手方向に沿って一体形成された前後
2つの筒状取付部がベースのサイド部に取付けられてい
るため、前後の筒状取付部間で所定の取付スパンを確保
することができ、スポイラ本体の支持剛性を高めること
ができる。更に、前後2つの筒状取付部が、スポイラ本
体内に長手方向に沿って一体形成されているため、該筒
状取付部が骨格部材となって、スポイラ本体の強度が向
上する。加えて、スポイラ本体の前側又は後側いずれか
一方の取付点の位置を変更することにより、スポイラ本
体の角度を容易に変更することができる。
筒状取付部が、スポイラ本体の上面部及び下面部と、リ
ブを介して連結されている。
1つの筒状取付部が、リブを介して、スポイラ本体の上
面部及び下面部と連結されているため、スポイラ本体の
曲げ剛性及びねじれ剛性が向上する。
筒状取付部が、その筒状取付部だけでスポイラ本体の上
面部と下面部を連結している。
だけでスポイラ本体の上面部及び下面部を連結すること
により、スポイラ本体の厚さを小さくすることができ
る。
イラ本体の前端及び/又は後端に一体形成されている。
をスポイラ本体の前端及び/又は後端に一体形成するこ
とにより、スポイラ本体の前後サイズを小さくしても、
サイド部に対する取付スパンは大きく確保できる。従っ
て、前後サイズの小さいスポイラ本体であっても、スポ
イラ本体の肉厚を増加せずに、高い支持剛性を得ること
ができ、重量軽減の面でも好ましい。
が中空形状で、該サイド部の外面部に凹部を形成し、該
凹部内にスポイラ本体を取付ける締結具が位置してい
る。
体の両端部を取付ける締結具が、サイド部の凹部内に位
置しているため、締結具がサイド部から外側へ突出せ
ず、前後方向から見た場合の見映えが良い。
を図面に基づいて説明する。
示す図である。自動車後部のトランクリッド1の上面に
は、両端にサイド部2が立設されたベース3が固定され
ている。このベース3は中空構造をしており、各サイド
部2の外面部4には凹部5が形成されていて、該凹部5
部分だけ内面部6が露呈している。この凹部5内の内面
部6には、前側に2つ、後側に1つの取付孔7、8がそ
れぞれ形成されている。
合金による押出材で形成された断面中空偏平形状のスポ
イラ本体9が取付けられている。このスポイラ本体9は
押出材のため、長手方向に沿って同一の断面中空偏平形
状をしており、内部には筒状取付部10、11が前後に
設けられている。この筒状取付部10、11は、サイド
部2に形成した前記取付孔7、8に対応するものであ
り、所定の取付スパンSで離間している。更に、この筒
状取付部10、11は、それぞれ上面部12及び下面部
13とリブ14を介して連結されている。
ている各筒状取付部10、11にサイド部2の取付孔
7、8から挿入した「締結具」としてのボルト15の先
端を螺合させることにより、該スポイラ本体9はサイド
部2に対して取付けられる。
9は、両端部がサイド部2により隠されるため、該スポ
イラ本体9の両端部を従来のエンドキャップのような部
品で塞ぐ端末処理する必要がない(尚、デザイン上の要
請により端末処理しても可)。
取付部10、11が、上面部12及び下面部13と、そ
れぞれリブ14を介して連結されているため、スポイラ
本体9の曲げ剛性及びねじれ剛性が向上している。更
に、スポイラ本体9の内部に、前後2つの筒状取付部1
0、11が長手方向に沿って一体形成されているため、
該筒状取付部10、11が骨格部材となって、スポイラ
本体9の強度が向上する。
部10、11間の取付スパンSでサイド部2に取付けら
れるため、スポイラ本体9の支持剛性が高く、スポイラ
本体9の角度が確実に維持される。尚、このスポイラ本
体9の角度は、スポイラ本体9の前側の筒状取付部10
を、サイド部2における前側の他の取付孔7に取付ける
ことにより容易に変更することができる。尚、前側の取
付孔7の数を増やせば、スポイラ本体9の角度を更に細
かく調整することができる。
ボルト15が、サイド部2の凹部5内に位置しているた
め、ボルト15がサイド部2から外側へ突出せず、前後
方向から見た場合の見映えが良い。
である。この第2実施形態では、スポイラ本体16の後
側の上面部12と下面部13を、後側の筒状取付部11
だけで連結したものである。従って、スポイラ本体16
の後側部分の厚さを小さくすることができる。尚、スポ
イラ本体16の前側部分における上面部12と下面部1
3も、前側の筒状取付部10だけで連結すれば、前側部
分の厚さも薄くすることができる。
を示す図である。この第3実施形態では、スポイラ本体
17の前後サイズを小さくし、各筒状取付部10、11
を、それぞれ対応するスポイラ本体17の前端及び後端
に一体形成したものである。従って、このようにスポイ
ラ本体17の前後サイズを小さくしても、先の実施形態
と同様の取付スパンSを確保することができるため、支
持剛性向上のためにスポイラ本体17の肉厚を増加する
必要がなく、重量軽減の面でも好ましい。
本体の両端部をベースのサイド部に取付けるため、サイ
ド部によりスポイラ本体の両端部が隠され、端末処理が
不要となる。また、長手方向に沿って一体形成された前
後2つの筒状取付部がベースのサイド部に取付けられて
いるため、前後の筒状取付部間で所定の取付スパンを確
保することができ、スポイラ本体の支持剛性を高めるこ
とができる。更に、前後2つの筒状取付部が、スポイラ
本体内に長手方向に沿って一体形成されているため、該
筒状取付部が骨格部材となって、スポイラ本体の強度が
向上する。加えて、スポイラ本体の前側又は後側いずれ
か一方の取付点の位置を変更することにより、スポイラ
本体の角度を容易に変更することができる。
1つの筒状取付部が、リブを介して、スポイラ本体の上
面部及び下面部と連結されているため、スポイラ本体の
曲げ剛性及びねじれ剛性が向上する。
だけでスポイラ本体の上面部及び下面部を連結すること
により、スポイラ本体の厚さを小さくすることができ
る。
をスポイラ本体の前端及び/又は後端に一体形成するこ
とにより、スポイラ本体の前後サイズを小さくしても、
サイド部に対する取付スパンは大きく確保できる。従っ
て、前後サイズの小さいスポイラ本体であっても、スポ
イラ本体の肉厚を増加せずに、高い支持剛性を得ること
ができ、重量軽減の面でも好ましい。
体の両端部を取付ける締結具が、サイド部の凹部内に位
置しているため、締結具がサイド部から外側へ突出せ
ず、前後方向から見た場合の見映えが良い。
ポイラを示す車体後部の斜視図。
示す側面図。
示す側面図。
す図3相当の断面図。
Claims (5)
- 【請求項1】 自動車の後部上面に左右両側にサイド部
を立設したベースを固定し、該ベースのサイド部に押出
材で形成したスポイラ本体の両端部を、スポイラ本体の
長手方向に沿う締結具により取付けると共に、 前記スポイラ本体の内部に、締結具により取付けられる
前後2つの筒状取付部をスポイラ本体の長手方向に沿っ
て一体形成したことを特徴とする自動車のリヤスポイ
ラ。 - 【請求項2】 少なくとも1つの筒状取付部が、スポイ
ラ本体の上面部及び下面部と、リブを介して連結されて
いる請求項1記載の自動車のリヤスポイラ。 - 【請求項3】 少なくとも1つの筒状取付部が、その筒
状取付部だけでスポイラ本体の上面部と下面部を連結し
ている請求項1記載の自動車のリヤスポイラ。 - 【請求項4】 筒状取付部がスポイラ本体の前端及び/
又は後端に一体形成されている請求項1記載の自動車の
リヤスポイラ。 - 【請求項5】 ベースのサイド部が中空形状で、該サイ
ド部の外面部に凹部を形成し、該凹部内にスポイラ本体
を取付ける締結具が位置している請求項1〜4のいずれ
か1項に記載の自動車のリヤスポイラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01225798A JP3968848B2 (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | 自動車のリヤスポイラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01225798A JP3968848B2 (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | 自動車のリヤスポイラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11208531A true JPH11208531A (ja) | 1999-08-03 |
JP3968848B2 JP3968848B2 (ja) | 2007-08-29 |
Family
ID=11800327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01225798A Expired - Fee Related JP3968848B2 (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | 自動車のリヤスポイラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3968848B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104249086A (zh) * | 2013-06-28 | 2014-12-31 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 质量优化挤出件、包括挤出件的组件及其制造和使用方法 |
CN104960137A (zh) * | 2015-06-03 | 2015-10-07 | 北京福田戴姆勒汽车有限公司 | 导流罩的制造方法 |
-
1998
- 1998-01-26 JP JP01225798A patent/JP3968848B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104249086A (zh) * | 2013-06-28 | 2014-12-31 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 质量优化挤出件、包括挤出件的组件及其制造和使用方法 |
CN104960137A (zh) * | 2015-06-03 | 2015-10-07 | 北京福田戴姆勒汽车有限公司 | 导流罩的制造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3968848B2 (ja) | 2007-08-29 |
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