JPH11208465A - 無人搬送車の荷台支持装置 - Google Patents
無人搬送車の荷台支持装置Info
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- JPH11208465A JPH11208465A JP2674298A JP2674298A JPH11208465A JP H11208465 A JPH11208465 A JP H11208465A JP 2674298 A JP2674298 A JP 2674298A JP 2674298 A JP2674298 A JP 2674298A JP H11208465 A JPH11208465 A JP H11208465A
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- guided vehicle
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 走行台車に対して、昇降機構により吊り下げ
られた荷台が水平方向に振れるのを防止し、搬送物の積
み降ろしを迅速に行うことができるようにした無人搬送
車の荷台支持装置を提供すること。 【解決手段】 天井1に沿って敷設した走行レール2を
走行する走行台車3Aに、荷台6を、昇降機構5により
昇降可能に吊り下げるとともに、剛性を有する昇降可能
な摺動部材43,46からなる支持装置4を介して支持
するようにする。
られた荷台が水平方向に振れるのを防止し、搬送物の積
み降ろしを迅速に行うことができるようにした無人搬送
車の荷台支持装置を提供すること。 【解決手段】 天井1に沿って敷設した走行レール2を
走行する走行台車3Aに、荷台6を、昇降機構5により
昇降可能に吊り下げるとともに、剛性を有する昇降可能
な摺動部材43,46からなる支持装置4を介して支持
するようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無人搬送車の荷台
支持装置に関し、天井に沿って敷設した走行レールを走
行する走行台車と、この走行台車に昇降機構により昇降
可能に吊り下げた荷台とを備えた無人搬送車の荷台支持
装置に関するものである。
支持装置に関し、天井に沿って敷設した走行レールを走
行する走行台車と、この走行台車に昇降機構により昇降
可能に吊り下げた荷台とを備えた無人搬送車の荷台支持
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体製造工場等のクリーンルー
ムにおいては、カセット等の搬送物(以下、単に「搬送
物」という。)を搬送する際の発塵を抑制するために、
無人搬送車を用いるようにしている。
ムにおいては、カセット等の搬送物(以下、単に「搬送
物」という。)を搬送する際の発塵を抑制するために、
無人搬送車を用いるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、クリーンルーム
を効率的に利用するために、無人搬送車が走行する走行
レールを天井に沿って敷設し、無人搬送車の走行台車に
昇降機構により昇降可能に荷台を吊り下げ、ステーショ
ンの位置で、荷台を昇降機構により昇降することによ
り、搬送物の積み降ろしを行うようにした無人搬送設備
が提案されている。
を効率的に利用するために、無人搬送車が走行する走行
レールを天井に沿って敷設し、無人搬送車の走行台車に
昇降機構により昇降可能に荷台を吊り下げ、ステーショ
ンの位置で、荷台を昇降機構により昇降することによ
り、搬送物の積み降ろしを行うようにした無人搬送設備
が提案されている。
【0004】ところで、この荷台を昇降可能に吊り下げ
る昇降機構には、通常、ベルトやワイヤからなる昇降機
構を用いるようにしているが、ベルトやワイヤには、水
平方向に剛性がないため、無人搬送車がステーションの
位置で停止しても、昇降機構により吊り下げられた荷台
は停止せず、このため、荷台の振れが止まるまでの間、
搬送物の積み降ろしを行うことができず、搬送効率が低
下するという問題があった。
る昇降機構には、通常、ベルトやワイヤからなる昇降機
構を用いるようにしているが、ベルトやワイヤには、水
平方向に剛性がないため、無人搬送車がステーションの
位置で停止しても、昇降機構により吊り下げられた荷台
は停止せず、このため、荷台の振れが止まるまでの間、
搬送物の積み降ろしを行うことができず、搬送効率が低
下するという問題があった。
【0005】本発明は、上記の無人搬送車の有する問題
点に鑑み、走行台車に対して、昇降機構により吊り下げ
られた荷台が水平方向に振れるのを防止し、搬送物の積
み降ろしを迅速に行うことができるようにした無人搬送
車の荷台支持装置を提供することを目的とする。
点に鑑み、走行台車に対して、昇降機構により吊り下げ
られた荷台が水平方向に振れるのを防止し、搬送物の積
み降ろしを迅速に行うことができるようにした無人搬送
車の荷台支持装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の無人搬送車の荷台支持装置は、天井に沿っ
て敷設した走行レールを走行する走行台車と、該走行台
車に昇降機構により昇降可能に吊り下げた荷台とを備え
た無人搬送車の荷台支持装置において、前記走行台車
に、剛性を有する昇降可能な摺動部材からなる支持機構
を介して、荷台を支持するようにしたことを特徴とす
る。この場合において、「剛性を有する」とは、無人搬
送車がステーションの位置で停止したとき、昇降機構に
より吊り下げられた荷台が、走行台車に対して、少なく
とも、水平方向に振れるのを防止することができる程度
の剛性を意味する。
め、本発明の無人搬送車の荷台支持装置は、天井に沿っ
て敷設した走行レールを走行する走行台車と、該走行台
車に昇降機構により昇降可能に吊り下げた荷台とを備え
た無人搬送車の荷台支持装置において、前記走行台車
に、剛性を有する昇降可能な摺動部材からなる支持機構
を介して、荷台を支持するようにしたことを特徴とす
る。この場合において、「剛性を有する」とは、無人搬
送車がステーションの位置で停止したとき、昇降機構に
より吊り下げられた荷台が、走行台車に対して、少なく
とも、水平方向に振れるのを防止することができる程度
の剛性を意味する。
【0007】この無人搬送車の荷台支持装置は、荷台
を、昇降機構により昇降可能に吊り下げるとともに、剛
性を有する昇降可能な摺動部材からなる支持機構を介し
て支持することにより、無人搬送車がステーションの位
置で停止したとき、走行台車に対して、昇降機構により
吊り下げられた荷台が水平方向に振れるのを防止し、搬
送物の積み降ろしを迅速に行うことができる。
を、昇降機構により昇降可能に吊り下げるとともに、剛
性を有する昇降可能な摺動部材からなる支持機構を介し
て支持することにより、無人搬送車がステーションの位
置で停止したとき、走行台車に対して、昇降機構により
吊り下げられた荷台が水平方向に振れるのを防止し、搬
送物の積み降ろしを迅速に行うことができる。
【0008】この場合において、昇降機構を、索状と、
巻取ドラムとにより構成することができる。
巻取ドラムとにより構成することができる。
【0009】これにより、簡易な機構により、荷台を迅
速に昇降することができるとともに、荷台を昇降する際
の発塵を抑制することができる。
速に昇降することができるとともに、荷台を昇降する際
の発塵を抑制することができる。
【0010】また、無人搬送車の本体に気流の乱れを緩
和する形状に形成した乱流防止フードを装着するととも
に、本体内に荷台を格納することができるように構成す
ることができる。
和する形状に形成した乱流防止フードを装着するととも
に、本体内に荷台を格納することができるように構成す
ることができる。
【0011】これにより、無人搬送車による気流の乱れ
をなくし、発塵を防止して、クリーンルーム内の空気が
汚染されることがないようにすることができるととも
に、無人搬送車を高速走行させることができる。また、
乱流防止フードを装着することにより、無人搬送車や搬
送物等に塵埃を付着しにくくし、これによっても、クリ
ーンルーム内の空気が汚染されることがないようにする
ことができる。
をなくし、発塵を防止して、クリーンルーム内の空気が
汚染されることがないようにすることができるととも
に、無人搬送車を高速走行させることができる。また、
乱流防止フードを装着することにより、無人搬送車や搬
送物等に塵埃を付着しにくくし、これによっても、クリ
ーンルーム内の空気が汚染されることがないようにする
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の無人搬送車の荷台
支持装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
支持装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】図1〜図3に、本発明の無人搬送車の荷台
支持装置を適用した無人搬送設備の一実施例を示す。こ
の無人搬送設備は、クリーンルームを効率的に利用する
ために、無人搬送車3が走行する走行レール2を天井1
に沿って敷設し、無人搬送車3の走行台車3Aに昇降可
能に荷台6を吊り下げ、任意のステーションSの位置
で、荷台6を昇降することにより、カセット等の搬送物
Kの積み降ろしを行うように構成している。
支持装置を適用した無人搬送設備の一実施例を示す。こ
の無人搬送設備は、クリーンルームを効率的に利用する
ために、無人搬送車3が走行する走行レール2を天井1
に沿って敷設し、無人搬送車3の走行台車3Aに昇降可
能に荷台6を吊り下げ、任意のステーションSの位置
で、荷台6を昇降することにより、カセット等の搬送物
Kの積み降ろしを行うように構成している。
【0014】この場合において、無人搬送車3は、走行
台車3Aと、この走行台車3Aに、剛性を有する中空角
筒状の連結部材3Cを介して、走行レール2の下方位置
で支持される本体3Bとより構成する。
台車3Aと、この走行台車3Aに、剛性を有する中空角
筒状の連結部材3Cを介して、走行レール2の下方位置
で支持される本体3Bとより構成する。
【0015】走行台車3Aは、断面略コ字状に形成した
走行レール2の凹部内に挿入された状態で走行するボギ
ー台車30に、走行レール2のレール片21a上を移動
する走行車輪31と、レール片21a,21bの側面を
挟持し、安定して走行できるようにするガイド車輪32
a,32bと、走行車輪31の駆動モータ33と、給電
線Wから非接触で給電を受けるための集電コイル34と
を備えている。また、走行台車3Aには、必要に応じ
て、走行台車3Aの走行を制御するための、電源装置、
コントローラ、ドライバ、通信装置、衝突防止センサ等
を備えるようにする。
走行レール2の凹部内に挿入された状態で走行するボギ
ー台車30に、走行レール2のレール片21a上を移動
する走行車輪31と、レール片21a,21bの側面を
挟持し、安定して走行できるようにするガイド車輪32
a,32bと、走行車輪31の駆動モータ33と、給電
線Wから非接触で給電を受けるための集電コイル34と
を備えている。また、走行台車3Aには、必要に応じ
て、走行台車3Aの走行を制御するための、電源装置、
コントローラ、ドライバ、通信装置、衝突防止センサ等
を備えるようにする。
【0016】走行レール2には、走行台車3Aのボギー
台車30が走行する際に発生する塵が飛散しないように
カバー22を配設するとともに、発生した塵を、走行レ
ール2の背面に形成した空間20を介して吸引し、ダク
ト7からクリーンルーム外へ排出するようにする。ま
た、給電線Wは、走行レール2の凹部内に突設したステ
ー23を介して走行レール2に固定し、給電線Wには、
高周波の励磁電流を供給する電源装置(図示省略)を接
続するようにする。
台車30が走行する際に発生する塵が飛散しないように
カバー22を配設するとともに、発生した塵を、走行レ
ール2の背面に形成した空間20を介して吸引し、ダク
ト7からクリーンルーム外へ排出するようにする。ま
た、給電線Wは、走行レール2の凹部内に突設したステ
ー23を介して走行レール2に固定し、給電線Wには、
高周波の励磁電流を供給する電源装置(図示省略)を接
続するようにする。
【0017】本体3Bは、下面が開口した箱形に形成
し、先端部に気流の乱れを緩和する形状に形成した乱流
防止フード35を装着するとともに、荷台6を上昇させ
たとき、本体3B内に、搬送物Kを搭載した荷台6を格
納することができるように構成する。
し、先端部に気流の乱れを緩和する形状に形成した乱流
防止フード35を装着するとともに、荷台6を上昇させ
たとき、本体3B内に、搬送物Kを搭載した荷台6を格
納することができるように構成する。
【0018】この場合において、本体3B内に荷台6を
格納したとき、図3に示すように、荷台6の底板61に
より、本体3Bの開口を閉鎖するように構成し、これに
より無人搬送車3の走行時に、本体3B内や搬送物Kに
塵埃が付着することを防止することができる。
格納したとき、図3に示すように、荷台6の底板61に
より、本体3Bの開口を閉鎖するように構成し、これに
より無人搬送車3の走行時に、本体3B内や搬送物Kに
塵埃が付着することを防止することができる。
【0019】また、乱流防止フード35は、図1に示す
ように、水平方向の断面形状が変化しない(鉛直方向の
形状が同一)の流線型に形成することが望ましく、これ
により、無人搬送車3の前方の気流が無人搬送車3の両
側に分かれるようにしてクリーンルーム内の気流(ダウ
ンフロー)を乱さないようにする。なお、乱流防止フー
ド35は、本実施例においては、無人搬送車3の前後の
端部に装着するようにしているが、無人搬送車3を高速
で後退させる必要がない場合には、無人搬送車3の前端
部のみに装着するように構成することもできる。これに
より、無人搬送車3による気流の乱れをなくし、発塵を
防止して、クリーンルーム内の空気が汚染されることが
ないようにすることができるとともに、無人搬送車3を
高速走行させることができる。また、乱流防止フード3
5を装着することにより、無人搬送車3や搬送物K等に
塵埃を付着しにくくし、これによっても、クリーンルー
ム内の空気が汚染されることがないようにすることがで
きる。
ように、水平方向の断面形状が変化しない(鉛直方向の
形状が同一)の流線型に形成することが望ましく、これ
により、無人搬送車3の前方の気流が無人搬送車3の両
側に分かれるようにしてクリーンルーム内の気流(ダウ
ンフロー)を乱さないようにする。なお、乱流防止フー
ド35は、本実施例においては、無人搬送車3の前後の
端部に装着するようにしているが、無人搬送車3を高速
で後退させる必要がない場合には、無人搬送車3の前端
部のみに装着するように構成することもできる。これに
より、無人搬送車3による気流の乱れをなくし、発塵を
防止して、クリーンルーム内の空気が汚染されることが
ないようにすることができるとともに、無人搬送車3を
高速走行させることができる。また、乱流防止フード3
5を装着することにより、無人搬送車3や搬送物K等に
塵埃を付着しにくくし、これによっても、クリーンルー
ム内の空気が汚染されることがないようにすることがで
きる。
【0020】走行台車3Aと本体3Bとを接続する剛性
を有する中空角筒状の連結部材3Cには、剛性を有する
昇降可能な摺動部材43,46からなる支持機構4を介
して、荷台6を、所要の距離だけ昇降可能に支持するよ
うにする。摺動部材43,46は、無人搬送車3がステ
ーションSの位置で停止したとき、荷台6が、走行台車
3A、連結部材3C等に対して、少なくとも、水平方向
に振れるのを防止することができる程度の剛性を有する
中空角筒状又は中実角状の部材でもって構成するように
する。この摺動部材43,46は、上下方向に円滑に摺
動するようにように、摺動部材43は、連結部材3Cの
上下方向に配設したリニアガイドレール41に、昇降体
42を介して案内されるようにし、また、摺動部材46
は、摺動部材43の上下方向に配設したリニアガイドレ
ール44に、昇降体45を介して案内されるようにす
る。なお、摺動部材43,46は、本実施例において
は、2個の部材で以て構成したが、荷台6を所要の距離
だけ昇降可能に支持するものであれば、1個の部材又は
3個以上の部材で以て構成することもできる。
を有する中空角筒状の連結部材3Cには、剛性を有する
昇降可能な摺動部材43,46からなる支持機構4を介
して、荷台6を、所要の距離だけ昇降可能に支持するよ
うにする。摺動部材43,46は、無人搬送車3がステ
ーションSの位置で停止したとき、荷台6が、走行台車
3A、連結部材3C等に対して、少なくとも、水平方向
に振れるのを防止することができる程度の剛性を有する
中空角筒状又は中実角状の部材でもって構成するように
する。この摺動部材43,46は、上下方向に円滑に摺
動するようにように、摺動部材43は、連結部材3Cの
上下方向に配設したリニアガイドレール41に、昇降体
42を介して案内されるようにし、また、摺動部材46
は、摺動部材43の上下方向に配設したリニアガイドレ
ール44に、昇降体45を介して案内されるようにす
る。なお、摺動部材43,46は、本実施例において
は、2個の部材で以て構成したが、荷台6を所要の距離
だけ昇降可能に支持するものであれば、1個の部材又は
3個以上の部材で以て構成することもできる。
【0021】そして、下方の摺動部材46の上端には、
昇降機構5を構成する索条51の一端を係止し、索条5
1の他端を、無人搬送車3側に配設した巻取ドラム52
に巻収し、巻取ドラム52を操作することにより、索条
51を巻き取って、摺動部材46及びリニアガイドレー
ル44の上端に形成したストッパ44aに昇降体45が
当接することにより摺動部材43を順に上昇させ、一
方、索条51を巻き出して、摺動部材43及び摺動部材
46を順に下降させて、荷台6を所要の距離だけ昇降す
るようにしている。なお、本実施例においては、昇降機
構5を、索状51と、巻取ドラム52とにより構成し、
簡易な機構により、荷台6を迅速に昇降することができ
るとともに、荷台を昇降する際の発塵を抑制することが
できるようにしたが、昇降機構5としては、このほか、
ラック・ピニオン機構等、摺動部材43,46を昇降さ
せることができる任意の駆動機構を用いることができ
る。
昇降機構5を構成する索条51の一端を係止し、索条5
1の他端を、無人搬送車3側に配設した巻取ドラム52
に巻収し、巻取ドラム52を操作することにより、索条
51を巻き取って、摺動部材46及びリニアガイドレー
ル44の上端に形成したストッパ44aに昇降体45が
当接することにより摺動部材43を順に上昇させ、一
方、索条51を巻き出して、摺動部材43及び摺動部材
46を順に下降させて、荷台6を所要の距離だけ昇降す
るようにしている。なお、本実施例においては、昇降機
構5を、索状51と、巻取ドラム52とにより構成し、
簡易な機構により、荷台6を迅速に昇降することができ
るとともに、荷台を昇降する際の発塵を抑制することが
できるようにしたが、昇降機構5としては、このほか、
ラック・ピニオン機構等、摺動部材43,46を昇降さ
せることができる任意の駆動機構を用いることができ
る。
【0022】次に、上記の無人搬送車の荷台支持装置の
動作について説明する。まず、給電線Wから集電コイル
34を介して非接触で給電を受けながら、走行レール2
に沿って無人搬送車3を走行させる。無人搬送車3が、
所定のステーションSの位置に達したとき、無人搬送車
3を停止させる。
動作について説明する。まず、給電線Wから集電コイル
34を介して非接触で給電を受けながら、走行レール2
に沿って無人搬送車3を走行させる。無人搬送車3が、
所定のステーションSの位置に達したとき、無人搬送車
3を停止させる。
【0023】そして、昇降機構5を構成する巻取ドラム
52を操作することにより、索条51を巻き出して、摺
動部材43及び摺動部材46を順に下降させて、荷台6
を所要の距離だけ下降させる。この操作は、無人搬送車
3の停止させる直前に行うこともできる。このとき、荷
台6は、剛性を有する昇降可能な摺動部材43,46か
らなる支持機構4を介して支持されているため、無人搬
送車3がステーションSの位置で停止したとき、走行台
車3Aに対して、水平方向に振れるのを防止することが
でき、搬送物Kの積み降ろしを迅速に行うことができ
る。
52を操作することにより、索条51を巻き出して、摺
動部材43及び摺動部材46を順に下降させて、荷台6
を所要の距離だけ下降させる。この操作は、無人搬送車
3の停止させる直前に行うこともできる。このとき、荷
台6は、剛性を有する昇降可能な摺動部材43,46か
らなる支持機構4を介して支持されているため、無人搬
送車3がステーションSの位置で停止したとき、走行台
車3Aに対して、水平方向に振れるのを防止することが
でき、搬送物Kの積み降ろしを迅速に行うことができ
る。
【0024】その後、昇降機構5を構成する巻取ドラム
52を操作することにより、索条51を巻き取って、摺
動部材46及びリニアガイドレール44の上端に形成し
たストッパ44aに昇降体45が当接することにより摺
動部材43を順に上昇させて、荷台6を所要の距離だけ
上昇させ、本体3B内に、搬送物Kを搭載した荷台6を
格納する。このとき、荷台6の底板61により、本体3
Bの開口が閉鎖され、これにより無人搬送車3の走行時
に、本体3B内や搬送物Kに塵埃が付着することを防止
することができる。
52を操作することにより、索条51を巻き取って、摺
動部材46及びリニアガイドレール44の上端に形成し
たストッパ44aに昇降体45が当接することにより摺
動部材43を順に上昇させて、荷台6を所要の距離だけ
上昇させ、本体3B内に、搬送物Kを搭載した荷台6を
格納する。このとき、荷台6の底板61により、本体3
Bの開口が閉鎖され、これにより無人搬送車3の走行時
に、本体3B内や搬送物Kに塵埃が付着することを防止
することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明の無人搬送車の荷台支持装置によ
れば、荷台を、昇降機構により昇降可能に吊り下げると
ともに、剛性を有する昇降可能な摺動部材からなる支持
機構を介して支持することにより、無人搬送車がステー
ションの位置で停止したとき、走行台車に対して、昇降
機構により吊り下げられた荷台が水平方向に振れるのを
防止し、搬送物の積み降ろしを迅速に行うことができ、
これにより、搬送効率を著しく向上することができる。
れば、荷台を、昇降機構により昇降可能に吊り下げると
ともに、剛性を有する昇降可能な摺動部材からなる支持
機構を介して支持することにより、無人搬送車がステー
ションの位置で停止したとき、走行台車に対して、昇降
機構により吊り下げられた荷台が水平方向に振れるのを
防止し、搬送物の積み降ろしを迅速に行うことができ、
これにより、搬送効率を著しく向上することができる。
【0026】また、昇降機構を、索状と、巻取ドラムと
により構成することにより、簡易な機構により、荷台を
迅速に昇降することができるとともに、荷台を昇降する
際の発塵を抑制することができる。
により構成することにより、簡易な機構により、荷台を
迅速に昇降することができるとともに、荷台を昇降する
際の発塵を抑制することができる。
【0027】また、無人搬送車の本体に気流の乱れを緩
和する形状に形成した乱流防止フードを装着するととも
に、本体内に荷台を格納することができるように構成す
ることにより、無人搬送車による気流の乱れをなくし、
発塵を防止して、クリーンルーム内の空気が汚染される
ことがないようにすることができるとともに、無人搬送
車を高速走行させることができる。また、乱流防止フー
ドを装着することにより、無人搬送車や搬送物等に塵埃
を付着しにくくし、これによっても、クリーンルーム内
の空気が汚染されることがないようにすることができ
る。
和する形状に形成した乱流防止フードを装着するととも
に、本体内に荷台を格納することができるように構成す
ることにより、無人搬送車による気流の乱れをなくし、
発塵を防止して、クリーンルーム内の空気が汚染される
ことがないようにすることができるとともに、無人搬送
車を高速走行させることができる。また、乱流防止フー
ドを装着することにより、無人搬送車や搬送物等に塵埃
を付着しにくくし、これによっても、クリーンルーム内
の空気が汚染されることがないようにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無人搬送車の荷台支持装置を適用した
無人搬送設備の一実施例を示す斜視図である。
無人搬送設備の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の無人搬送車の荷台支持装置の断面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の無人搬送車の荷台支持装置を適用した
無人搬送設備の一実施例を示す断面図である。
無人搬送設備の一実施例を示す断面図である。
1 天井 2 走行レール 3 無人搬送車 3A 走行台車 3B 本体 3C 連結部材 30 ボギー台車 31 走行車輪 32a ガイド車輪 32b ガイド車輪 33 駆動モータ 34 集電コイル 35 乱流防止フード 4 支持機構 41 リニアガイドレール 42 昇降体 43 摺動部材 44 リニアガイドレール 45 昇降体 46 摺動部材 5 昇降機構 51 索状 52 巻取ドラム 6 荷台 7 ダクト K 搬送物 S ステーション W 給電線
Claims (3)
- 【請求項1】 天井に沿って敷設した走行レールを走行
する走行台車と、該走行台車に昇降装置により昇降可能
に吊り下げた荷台とを備えた無人搬送車の荷台支持装置
において、前記走行台車に、剛性を有する昇降可能な摺
動部材からなる支持機構を介して、荷台を支持するよう
にしたことを特徴とする無人搬送車の荷台支持装置。 - 【請求項2】 昇降装置を、索状と、巻取ドラムとによ
り構成したことを特徴とする請求項1記載の無人搬送車
の荷台支持装置。 - 【請求項3】 無人搬送車の本体に気流の乱れを緩和す
る形状に形成した乱流防止フードを装着するとともに、
本体内に荷台を格納することができるようにしたことを
特徴とする請求項1又は2記載の無人搬送車の荷台支持
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2674298A JPH11208465A (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | 無人搬送車の荷台支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2674298A JPH11208465A (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | 無人搬送車の荷台支持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11208465A true JPH11208465A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=12201765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2674298A Pending JPH11208465A (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | 無人搬送車の荷台支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11208465A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004508241A (ja) * | 2000-09-08 | 2004-03-18 | チャップマン、ローレンス ヒュー | 輸送システム |
JP2012076898A (ja) * | 2010-10-04 | 2012-04-19 | Daifuku Co Ltd | 物品搬送装置 |
KR101281453B1 (ko) * | 2011-07-05 | 2013-07-03 | 주식회사 에스엠이씨 | 싱글암 카세트 리프트 로봇 |
CN106428031A (zh) * | 2016-11-17 | 2017-02-22 | 李忠东 | 无人驾驶型高速轨道客运交通系统及其智能调度方法 |
-
1998
- 1998-01-23 JP JP2674298A patent/JPH11208465A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004508241A (ja) * | 2000-09-08 | 2004-03-18 | チャップマン、ローレンス ヒュー | 輸送システム |
JP2012076898A (ja) * | 2010-10-04 | 2012-04-19 | Daifuku Co Ltd | 物品搬送装置 |
US8757401B2 (en) | 2010-10-04 | 2014-06-24 | Daifuku Co., Ltd. | Article transport device |
KR101281453B1 (ko) * | 2011-07-05 | 2013-07-03 | 주식회사 에스엠이씨 | 싱글암 카세트 리프트 로봇 |
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