JPH11208153A - 複写帳票 - Google Patents

複写帳票

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JPH11208153A
JPH11208153A JP1521798A JP1521798A JPH11208153A JP H11208153 A JPH11208153 A JP H11208153A JP 1521798 A JP1521798 A JP 1521798A JP 1521798 A JP1521798 A JP 1521798A JP H11208153 A JPH11208153 A JP H11208153A
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JP1521798A
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Inventor
Yuji Shimizu
雄二 清水
Shuji Kobayashi
修司 小林
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感熱式やドットインパクト式のプリンタ等で
印字と複写ができると共に、手書きによる複写がとれる
複写帳票を提供する。 【解決手段】 その表面に筆記適性及び/又はインク印
字適性があり、感熱印字が可能な第1の帳票11と、第
1の帳票11の裏面に配置され、感圧及び/又は感熱に
よる複写が可能な複写層12と、複写層12の裏面に配
置され、その複写層によって、前記第1の帳票に筆記又
はプリンタ印字された内容が選択的に複写される第2の
帳票13と、第2の帳票13に貼付される粘着剤層14
と、粘着剤層14を被覆して、その粘着剤層14に対し
て剥離可能に接着された剥離紙15とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、配送伝票等に好適に使用される
複写帳票に関し、特に、感圧及び感熱複写の可能な複写
帳票に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の配送伝票は、一般に製袋式であ
り、多いもので10枚以上からなる多パート(pt)の
ものが広く利用されてきており、その枚数は、減ってき
ているものの、現在でも有効的に利用されている。
【0003】しかし、一方では、配送伝票は、低コスト
化及び高機能化による、物流・配送サービスの低コスト
化等が進められている。この低コスト化は、主に、現在
の多pt配送伝票と比較して、圧倒的に少ない枚数で済
む通称「1パート(pt)配送伝票」と呼ばれるものに
より進められている。そして、この1pt配送伝票は、
今までの多pt配送伝票で複数枚に分割して設けていた
各票のうち、最低限必要と考えられる「貼付票(荷札
票)」と「配送票(受領票)」を1枚に区画して設け、
残りの「ご依頼主控え」や「売上票」等は、電子データ
として蓄積することによって代用して実現している。
【0004】1pt配送伝票は、その名のとおり1枚し
かない1ptのものであるが、多くは、2枚のシートが
擬似接着されたものが多く、この擬似接着部分を利用し
て見かけ上1枚でありながら、「配送票」を分離させる
ことを可能としている。この「配送票」は、配送証明で
あり、届先で押印後に、物流会社が保管するため、荷物
からの分離が必要である。
【0005】(1pt配送伝票の構成)1pt配送伝票
は、擬似接着技術が不可欠であることから、代表的なも
のとして、熱可塑性樹脂フィルム等を利用した感熱擬似
接着方式と、感圧接着剤に微細粒子の顔料等を加えて再
剥離性を発現させた感圧接着(コールドシール)方式が
ある。これらの方式は、葉書の親展性付与技術として発
展してきたものであるが、実績も多く、技術的にも概ね
確立している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この1pt配
送伝票は、以下のような問題があった。 (1)切離方式による面積上の制約 これまでの多pt配送伝票のように、複写が取れるもの
はなく、複写の代わりに、高速NIP(ノンインパクト
プリンタ)を使用して、同一データを複数箇所に印字
し、必要に応じて擬似接着している「配送票」等を切り
離す切離方式となっている。
【0007】この切離方式は、荷物へ貼付する伝票のサ
イズに一定の限界がある。(i)小さ過ぎると、実用に
適さない、(ii)大き過ぎると、(a)配送物によって
は貼付不能となる、(b)コストアップとなる、(c)
プリンタで印字できない、等の問題が発生する以上、例
えば、現在の多pt配送伝票で必要な枚数をそのまま1
枚に区画して設けるのは、高速NIPを使用するとして
も困難である。
【0008】(2)手書きができない 1pt配送伝票は、本来は必要な「取扱店控」が不要と
なる、配送業者の直接集荷品でしか使用できていない状
況にある。例えば、コンビニエンスストア等の店頭で依
頼する場合には、手書きが前提となるために、1pt配
送伝票化しようとすると、送付先や送付人の住所や氏名
といった個別の情報を複数箇所に記入する必要が生じ、
手間がかかるといった不便さがあると共に、間違いを生
じる可能性が大である。
【0009】このために、現在使用されはじめている、
複写構造を持たない1pt配送伝票は、今後、そのまま
の形で、現在コンビニエンスストア等で利用されている
多pt配送伝票の分野にまで進出してくることは考えに
くい。しかし、配送伝票を使用する配送業者からすれ
ば、実用開始した1pt配送伝票を水平展開できれば、
運送システム上でも有効であり、特に、コスト削減が可
能であれば、実施したいことは予想に難くない。
【0010】本発明の課題は、感熱式やドットインパク
ト式のプリンタ等で印字と複写ができると共に、手書き
による複写がとれる複写帳票を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、その表面に筆記適性及び/又は
インク印字適性があり、感熱印字が可能な第1の帳票
(11)と、前記第1の帳票の裏面に配置され、感圧及
び/又は感熱による複写が可能な複写層(12)と、前
記複写層の裏面に配置され、その複写層によって、前記
第1の帳票に筆記又はプリンタ印字された内容が選択的
に複写される第2の帳票(13)と、を含む複写帳票で
ある。
【0012】請求項2の発明は、請求項1に記載の複写
帳票において、前記第n(nは2以上の整数)の帳票の
裏面に配置され、感圧及び/又は感熱による複写が可能
な第nの複写層と、前記第nの複写層の裏面に配置さ
れ、その第nの複写層によって、前記第1の帳票に筆記
又はプリンタ印字された内容が選択的に複写される第
(n+1)の帳票と、を備えることを特徴とする複写帳
票である。
【0013】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の複写帳票において、前記各複写層は、ワックス
系樹脂からなるバックカーボン用インキによって形成さ
れていることを特徴とする複写帳票である。
【0014】請求項4の発明は、請求項1から請求項3
までのいずれか1項に記載の複写帳票において、最下枚
目の帳票の裏面に配置され、被貼付物に貼付される粘着
剤層と、前記粘着剤層を被覆して、その粘着剤層に対し
て剥離可能に接着された剥離紙と、を備えることを特徴
とする複写帳票である。
【0015】請求項5の発明は、請求項1から請求項4
までのいずれか1項に記載の複写帳票において、前記第
1の帳票と前記第2の帳票とを、存在する場合には、前
記第nの帳票と前記第(n+1)の帳票とを、接合する
接合部をさらに備え、前記接合部は、少なくともプリン
タ印字するときのフィード方向に対して直交しているこ
とを特徴とする複写帳票である。
【0016】請求項6の発明は、請求項5に記載の複写
帳票において、前記接合部は、1ヶ所である場合に、前
記フィード方向に対して、前側にあることを特徴とする
複写帳票である。
【0017】請求項7の発明は、請求項1から請求項6
までのいずれか1項に記載の複写帳票において、前記第
1の帳票と、前記第2以降の帳票との、少なくとも一部
に、共通又は同一の情報を有していることを特徴とする
複写帳票である。
【0018】請求項8の発明は、請求項1から請求項7
までのいずれか1項に記載の複写帳票において、前記第
1の帳票と、前記第2以降の帳票とが、幅及び/又は天
地の長さが異なる部分を有し、前記第1の帳票が前記第
2以降の帳票から、存在する場合には、第nの帳票が第
(n+1)以降の帳票から、分離するための切っ掛け部
となることを特徴とする複写帳票である。
【0019】請求項9の発明は、請求項1から請求項8
までのいずれか1項に記載の複写帳票において、前記第
1の帳票と、前記第2以降の帳票との少なくとも周縁部
に、接着により重り合あわない部分を有することを特徴
とする複写帳票である。
【0020】請求項10の発明は、請求項1から請求項
9までのいずれか1項に記載の複写帳票において、前記
第1の帳票と、前記第2以降の帳票とのいずれかの少な
くとも一部に、貼付票と配達票とを有し、配送伝票とし
て利用されることを特徴とする複写帳票である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面などを参照して、本発
明の実施の形態をあげ、さらに詳細に説明する。 (層構成)図1は、本発明による複写帳票の実施形態の
層構成を示す模式図、図2は、第1の帳票と第2の帳票
をそれぞれ示した平面図である。この複写帳票10は、
第1の帳票11と、複写層12と、第2の帳票13と、
接着層14と、剥離紙15と、接着剤16等とを備えて
いる。
【0022】第1の帳票11と第2の帳票13とは、用
紙、合成樹脂(シート、フィルム)又はそれらを貼り合
わせた合成紙等のシート状物であり、少なくとも1辺の
端部が接着剤16によって接合され、書類組を構成して
いる。
【0023】第1の帳票11は、表側に表出される1枚
目の票であって、ボールペン等の筆記具で記載可能であ
って、ドットインパクト式及び/又はサーマル式のプリ
ンタ等によって印字可能な感熱層が設けられている。こ
の第1の帳票11は、例えば、感熱紙を使用して、感熱
面側が表出面となるように配置することができる。
【0024】複写層12は、第1の帳票11と第2の帳
票13との間に配置され、感圧及び感熱複写するための
複写構造である。この複写層12は、例えば、第1の帳
票11の裏面(=非感熱面)の少なくとも一部に、バッ
クカーボン用のインキ層を設けることによって形成する
ことができる。
【0025】このときに、バックカーボン用のインキと
しては、黒色であればカーボンブラックが顔料分として
使用されているために、まさに、「バックカーボンイン
キ」となる。藍色や赤色の場合は、その他の顔料が使用
されるために、「バックカーボン」と言っても、そのイ
ンキの組成を必ずしも示しているわけではない。つま
り、カーボンを含有しているということを限定している
のではなく、本来、手書き文字などが筆圧によって、対
向面に転写できるインキという機能を意味すると解する
ことが好ましい。
【0026】顔料としては、用途や目的に応じて種々選
択することができ、例えば、蛍光顔料や紫外線吸収性顔
料等、自然光下での発色がわかりにくい特殊な材料など
を利用することもできる。
【0027】この「バックカーボン」には、顔料の他に
は、ワックス、オイルなどの材料が含有される。ワック
スは、本実施形態では、第1の帳票(1枚目のシート)
11に対して接着すると共に、筆圧による圧力が加わっ
たとき、感熱ヘッドにより熱が加わったときの双方又は
一方によって、確実に第2の帳票(2枚目以降のシー
ト)13に複写するための主成分である。オイルは、イ
ンキとしての分散剤として用いられると共に、ワックス
成分を第1の帳票(1枚目のシート)11から分離し、
第2の帳票13に転移しやすくなるような流動特性や粘
性を与えると共に、剥離層的な役割を担っている。
【0028】つまり、感圧複写性と感熱複写性を有する
成分として、最適な材料がワックスということになる。
このワックスは、感熱ヘッドによって加わる印加電圧、
搬送速度、1枚目の用紙の厚みや密度といった条件にも
左右されるが、感圧複写性を維持し、かつ、保管時の実
用性等を加味すると、液体−固体の転移温度が45〜8
0℃程度が望ましい。
【0029】また、バックカーボンインキの代表的な組
成は、以下のとおりである。 顔料 5〜35 重量部 ワックス 30〜70 重量部 オイル 20〜40 重量部
【0030】なお、バックカーボンは、一般に100℃
前後で溶融しながら印刷する場合が多いために、第1の
帳票11に感熱紙を利用する場合には、前記溶融温度又
は前記インキを用紙に設けるときの転移温度で発色しな
い高耐熱性タイプを利用するか、バックカーボン層を塗
布した後に、ロイコ系染料等からなる感熱発色インキを
塗布することが望ましい。
【0031】第2の帳票13は、上質紙などからなる2
枚目の票であって、第1の帳票11に記載される情報が
選択的に複写される。従って、第1及び第2の帳票1
1,13には、依頼人,送り先などの住所、氏名など情
報や流通段階の管理情報などの共通又は同一の情報を記
載するする記載欄が設けられている。また、第2の帳票
13は、荷物などの被貼付物に貼付される帳票である。
このために、第2の帳票13は、裏面に被貼付物に貼付
される粘着剤層14と、この粘着剤層14を被覆して、
その粘着剤層14に対して剥離可能に接着された剥離紙
15が設けられている。
【0032】そして、第1の帳票11と第2の帳票13
とは、端部で接着剤16によって接着されて、1セット
の伝票としてある。このときに、接着剤16は、プリン
タ印字するときのフィード方向に対して直交しているこ
とが望ましい。また、接着剤16は、一カ所のみで接着
する場合には、フィード方向に対して、前側になるよう
に配置することが望ましい。プリンタで印字するとき
に、ジャムを起こすことを回避するためである。
【0033】また、第1の帳票11は、第2の帳票13
(接着剤層14,剥離紙15を含む)とは、長さが異な
っている(図2のL1≠L2)。この長さの異なる部分
が切っ掛け部となり、第1の帳票11を第2の帳票13
から分離しやすい。なお、帳票が複数ある場合には、そ
れぞれ段階的に長さが異なるようにしておけば、同様な
効果が得られる。また、幅方向ではなく、天地方向に異
なるようにしてもよい。さらに、第1の帳票11と第2
の帳票13の各周縁部に、接着剤により重なり合わない
部分(図2の接着剤16の逆コの字の開放側)を形成し
て、上記と同様な機能をもたせるようにしてもよい。
【0034】第1の帳票11と第2の帳票13には、適
宜オフセット方式等で罫線や社名等の必要な印刷を入れ
ておくことも可能である。このときに、第1の帳票11
と、第2の帳票13との、少なくとも一部に、共通又は
同一の情報(例えば、図2の配送サービス名21a,2
1b、バーコード22a,22b−1,22b−2等)
を印刷又は印字しておくことができる。また、第1の帳
票11と第2の帳票13の一部又は略全部を剥離又は分
離するために、ミシン目(図2の23)等の分離構造
や、粘着剤層の一部を抜く等して、剥離可能な構造を設
けておくことも可能である。さらに、第2の帳票13と
して、前述した「1pt配送伝票」を使用することも可
能である。
【0035】(使用方法)本実施形態の複写帳票は、従
来から使用している手書き等の複写が可能であるだけで
なく、さらに、サーマルプリンタでの第1の帳票11へ
の印字、第2の帳票13への複写が可能な配送伝票とし
て使用することができる。この場合に、第1の帳票11
は、「ご依頼主控え」として使用し、第2の帳票13
は、ミシン目23の左側を「配送票」、右側を「貼付
票」として使用することができる。
【0036】すなわち、第1の帳票11に感熱紙を使用
し、この第1の帳票11の裏面に複写層13としてバッ
クカーボンインキを用いることによって、従来のドット
インパクト式、サーマル式の両プリンタのいずれを使用
しても、第1の帳票11への印字と、第2の帳票13へ
の複写が可能になる。しかも、一般に現在使用されてい
るバックカーボンインキを使用することができるため
に、きわめて低コストでの製造可能である。
【0037】例えば、バーコードや記号などは、活版印
刷やドットインパクトプリンタによって形成しており、
送付先や送付人の氏名や住所は、サーマルプリンタによ
って印字するといった使用方法が可能である。また、バ
ーコードや記号などは、サーマルプリンタによって印字
して、送付先や送付人の氏名や住所は、手書きで記入す
ることも可能である。
【0038】(実施形態の効果)以上詳しく説明したよ
うに、本実施形態によれば、両印字方式のプリンタに対
応でき、かつ、筆記での複写も可能であるために、コン
ビニエンスストアで使用される手書き複写タイプと、ド
ットインパクトやサーマルプリンタによる機械印字によ
る複写タイプとを、1種類の複写帳票で実現でき、製造
時に作り分ける必要が無く、また、在庫管理の必要もな
いことから、安価に運用できるというメリットを有す
る。
【0039】(変形形態)以上説明した実施形態に限定
されることなく、種々の変形や変更が可能であって、そ
れらも本発明の均等の範囲内である。例えば、第1の帳
票11と第2の帳票13とは、略全面を仮接着して書類
組としてもよい。
【0040】また、第2の帳票13の下側に、第2の複
写層を形成し、その下側に第3の帳票を設けるようにし
てもよい(さらに複数の複写層と帳票を設けてもよ
い)。このときに、3枚以上の帳票を重ね合わせて、手
書き等の圧力による複写は、3枚以上の略全体に可能と
なるようにし、感熱複写は、印字時の最表面から2枚目
までという層構成の形態も可能である。従って、種々の
ユーザーの要望に応えることが可能であるために、非常
に有効な複写帳票である。
【0041】
【実施例】以下に、具体的な実施例をあげて、本発明を
さらに説明する。 (1)第1の帳票(1枚目用紙)11:リコー社製の1
30LHB(60)、厚さ64μm、100℃耐熱性の
感熱紙 (2)複写層12:帝国インキ社製のLF1301合成
藍、100℃で溶融するバックカーボンインキ (3)第3の帳票(2枚目用紙)13:日本製紙社製の
NPIフォーム(55)の上質紙 (4)粘着剤層14:日本カーバイド工業社製のTS−
1533、水系エマルジョン・固形分55%の粘着剤 (5)剥離紙15:リンテック社製のKA−4G白Bの
剥離紙
【0042】以上の材料を用いて、図1のような形態に
作製した実施例に関して、サーマルプリンタで印字を行
ったところ、0.8〜1.4mJ/dot×2.0〜
6.0msec50%duty) の条件で、1枚目、2
枚目ともに良好な印字結果が得られた。
【0043】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、インク印字又は感熱印字の両方式のプリンタを用
いて印字又は筆記が可能であり、それらのいずれによる
場合によっても、2枚目以降の帳票に複写も可能とな
る、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による複写帳票の実施形態の層構成を示
す図である。
【図2】本実施形態に係る複写帳票の第1の帳票と第2
の帳票をそれぞれ示した平面図である。
【符号の説明】
10 複写帳票 11 第1の帳票 12 複写層 13 第2の帳票 14 接着層 15 剥離紙 16 接着剤 21a,21b 配送サービス名 22a,22b−1,22b−2 バーコード 23 ミシン目

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その表面に筆記適性及び/又はインク印
    字適性があり、感熱印字が可能な第1の帳票と、 前記第1の帳票の裏面に配置され、感圧及び/又は感熱
    による複写が可能な複写層と、 前記複写層の裏面に配置され、その複写層によって、前
    記第1の帳票に筆記又はプリンタ印字された内容が選択
    的に複写される第2の帳票と、を含む複写帳票。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の複写帳票において、 前記第n(nは2以上の整数)の帳票の裏面に配置さ
    れ、感圧及び/又は感熱による複写が可能な第nの複写
    層と、 前記第nの複写層の裏面に配置され、その第nの複写層
    によって、前記第1の帳票に筆記又はプリンタ印字され
    た内容が選択的に複写される第(n+1)の帳票と、を
    備えることを特徴とする複写帳票。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の複写帳票
    において、 前記各複写層は、ワックス系樹脂からなるバックカーボ
    ン用インキによって形成されていることを特徴とする複
    写帳票。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項に記載の複写帳票において、 最下枚目の帳票の裏面に配置され、被貼付物に貼付され
    る粘着剤層と、 前記粘着剤層を被覆して、その粘着剤層に対して剥離可
    能に接着された剥離紙と、を備えることを特徴とする複
    写帳票。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項に記載の複写帳票において、 前記第1の帳票と前記第2の帳票とを、存在する場合に
    は、前記第nの帳票と前記第(n+1)の帳票とを、接
    合する接合部をさらに備え、 前記接合部は、少なくともプリンタ印字するときのフィ
    ード方向に対して直交していることを特徴とする複写帳
    票。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の複写帳票において、 前記接合部は、1ヶ所である場合に、前記フィード方向
    に対して、前側にあることを特徴とする複写帳票。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6までのいずれか1
    項に記載の複写帳票において、 前記第1の帳票と、前記第2以降の帳票との、少なくと
    も一部に、共通又は同一の情報を有していることを特徴
    とする複写帳票。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7までのいずれか1
    項に記載の複写帳票において、 前記第1の帳票と、前記第2以降の帳票とが、幅及び/
    又は天地の長さが異なる部分を有し、前記第1の帳票が
    前記第2以降の帳票から、存在する場合には、第nの帳
    票が第(n+1)以降の帳票から、分離するための切っ
    掛け部となることを特徴とする複写帳票。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8までのいずれか1
    項に記載の複写帳票において、 前記第1の帳票と、前記第2以降の帳票との少なくとも
    周縁部に、接着により重り合あわない部分を有すること
    を特徴とする複写帳票。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9までのいずれか
    1項に記載の複写帳票において、 前記第1の帳票と、前記第2以降の帳票とのいずれかの
    少なくとも一部に、貼付票と配達票とを有し、配送伝票
    として利用されることを特徴とする複写帳票。
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