JPH11208101A - 多孔性記録シート - Google Patents
多孔性記録シートInfo
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- JPH11208101A JPH11208101A JP10012778A JP1277898A JPH11208101A JP H11208101 A JPH11208101 A JP H11208101A JP 10012778 A JP10012778 A JP 10012778A JP 1277898 A JP1277898 A JP 1277898A JP H11208101 A JPH11208101 A JP H11208101A
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- JP
- Japan
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- recording sheet
- weight
- porous
- degree
- binder
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- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像鮮明性、速乾性、耐水性に優れた多孔性
記録シートの提供。 【解決手段】 支持体上の少なくとも1層が、コロイダ
ルシリカ51〜95重量部およびバインダー5〜49重
量部を含有する多孔質膜で構成され、かつ、該バインダ
ー組成が無水グルコース単位1個あたりの硝酸エステル
基置換度が0.2〜2.95、カルボキシアルキルエー
テル基置換度が0.05〜2.8であるカルボキシアル
キルセルロースの硝酸エステル類3〜80重量部及び水
性高分子20〜97重量部であることを特徴とする多孔
性記録シート。
記録シートの提供。 【解決手段】 支持体上の少なくとも1層が、コロイダ
ルシリカ51〜95重量部およびバインダー5〜49重
量部を含有する多孔質膜で構成され、かつ、該バインダ
ー組成が無水グルコース単位1個あたりの硝酸エステル
基置換度が0.2〜2.95、カルボキシアルキルエー
テル基置換度が0.05〜2.8であるカルボキシアル
キルセルロースの硝酸エステル類3〜80重量部及び水
性高分子20〜97重量部であることを特徴とする多孔
性記録シート。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多孔性記録シート
に関し、さらに詳しくは、画像鮮明性、速乾性、耐水性
に優れた多孔性記録シートに関する。
に関し、さらに詳しくは、画像鮮明性、速乾性、耐水性
に優れた多孔性記録シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来使用されている記録方式として、ワ
イヤードット記録方式、感熱発色記録方式、感熱溶融熱
転写記録方式、感熱昇華転写記録方式、電子写真記録方
式、インクジェット記録方式等の種々の記録方式があ
る。この中で、インクジェット方式は、記録用シートと
して普通紙を使用できること、プリントコストが安いこ
と、装置がコンパクトで騒音がなく、高速記録、カラー
化が容易であるなどの特徴がある。これらでプリントア
ウトされたものは大型のポスター、ディスプレイ、チラ
シ等の意匠性を持つメディアとして近年急速にその需要
が高まっている。
イヤードット記録方式、感熱発色記録方式、感熱溶融熱
転写記録方式、感熱昇華転写記録方式、電子写真記録方
式、インクジェット記録方式等の種々の記録方式があ
る。この中で、インクジェット方式は、記録用シートと
して普通紙を使用できること、プリントコストが安いこ
と、装置がコンパクトで騒音がなく、高速記録、カラー
化が容易であるなどの特徴がある。これらでプリントア
ウトされたものは大型のポスター、ディスプレイ、チラ
シ等の意匠性を持つメディアとして近年急速にその需要
が高まっている。
【0003】特に、近年では高画質、高速印刷が求めら
れるようになり、それに応じて単位面積当たり、及び単
位時間当たりのインク吐出量が多くなってきている。従
来の技術としては、紙、プラスチックフィルム、ガラス
板などの基材上に、ポリビニルピロリドン、ポリビニル
アルコールなどの水溶性樹脂からなるインク受容層を設
けた記録シート(例えば、特開昭55−146786号
公報、特開昭56−99692号公報、特開昭59−1
74381号公報)が知られている。しかし、水溶性樹
脂のみからなる記録シートは塗膜の耐水性が低い。
れるようになり、それに応じて単位面積当たり、及び単
位時間当たりのインク吐出量が多くなってきている。従
来の技術としては、紙、プラスチックフィルム、ガラス
板などの基材上に、ポリビニルピロリドン、ポリビニル
アルコールなどの水溶性樹脂からなるインク受容層を設
けた記録シート(例えば、特開昭55−146786号
公報、特開昭56−99692号公報、特開昭59−1
74381号公報)が知られている。しかし、水溶性樹
脂のみからなる記録シートは塗膜の耐水性が低い。
【0004】また、擬ベーマイト構造のアルミナ水和物
を使用して微細な空隙を有する記録シート(例えば、特
開平2−276670号公報)が提案されている。しか
し、塗工液の粘度増加による塗工性の低下などの不都合
が生じる。
を使用して微細な空隙を有する記録シート(例えば、特
開平2−276670号公報)が提案されている。しか
し、塗工液の粘度増加による塗工性の低下などの不都合
が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、画像鮮明
性、速乾性、耐水性に優れた多孔性記録シートを提供す
ることを目的とする。
性、速乾性、耐水性に優れた多孔性記録シートを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題の
解決のためには、コロイダルシリカのバインダーとして
カルボキシアルキルセルロースの硝酸エステル類及び水
性高分子が有用であることを見出し、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明は下記の通りである。
解決のためには、コロイダルシリカのバインダーとして
カルボキシアルキルセルロースの硝酸エステル類及び水
性高分子が有用であることを見出し、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明は下記の通りである。
【0007】1)支持体上の少なくとも1層が、コロイ
ダルシリカ51〜95重量部およびバインダー5〜49
重量部を含有する多孔質膜で構成され、かつ、該バイン
ダー組成が無水グルコース単位1個あたりの硝酸エステ
ル基置換度が0.2〜2.95、カルボキシアルキルエ
ーテル基置換度が0.05〜2.8であるカルボキシア
ルキルセルロースの硝酸エステル類3〜80重量部及び
水性高分子20〜97重量部であることを特徴とする多
孔性記録シート。
ダルシリカ51〜95重量部およびバインダー5〜49
重量部を含有する多孔質膜で構成され、かつ、該バイン
ダー組成が無水グルコース単位1個あたりの硝酸エステ
ル基置換度が0.2〜2.95、カルボキシアルキルエ
ーテル基置換度が0.05〜2.8であるカルボキシア
ルキルセルロースの硝酸エステル類3〜80重量部及び
水性高分子20〜97重量部であることを特徴とする多
孔性記録シート。
【0008】2)水性高分子がカチオン変成ポリビニル
アルコールであることを特徴とする上記1記載の多孔性
記録シート。 3)コロイダルシリカの粒子径が5nm〜200nm、
コロイダルシリカの分散液のpHが7以上であることを
特徴とする上記1または2記載の多孔性記録シート。
アルコールであることを特徴とする上記1記載の多孔性
記録シート。 3)コロイダルシリカの粒子径が5nm〜200nm、
コロイダルシリカの分散液のpHが7以上であることを
特徴とする上記1または2記載の多孔性記録シート。
【0009】以下、本発明につき詳述する。本発明で使
用する支持体としては、合成樹脂フィルムまたは紙など
があげられる。合成樹脂フィルムとしては、例えば、ポ
リエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステ
ルアミド、ポリエーテル、ポリイミド、ポリアミドイミ
ド、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリ−P−フェ
ニレンスルフィド、ポリエーテルエステル、ポリ塩化ビ
ニル、ポリ酢酸ビニル、ポリ(メタ)アクリル酸エステ
ルなどを使用することができる。さらにこれらの共重合
体やブレンド物やさらに架橋した物、あるいは顔料を練
り込んで不透明化したフィルム、発泡フィルム、光沢フ
ィルムなどを用いることもできる。上記支持体の中でも
ポリエステル、好ましくはポリエチレンテレフタレート
が、機械的特性、作業性などの点から好ましい。
用する支持体としては、合成樹脂フィルムまたは紙など
があげられる。合成樹脂フィルムとしては、例えば、ポ
リエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステ
ルアミド、ポリエーテル、ポリイミド、ポリアミドイミ
ド、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリ−P−フェ
ニレンスルフィド、ポリエーテルエステル、ポリ塩化ビ
ニル、ポリ酢酸ビニル、ポリ(メタ)アクリル酸エステ
ルなどを使用することができる。さらにこれらの共重合
体やブレンド物やさらに架橋した物、あるいは顔料を練
り込んで不透明化したフィルム、発泡フィルム、光沢フ
ィルムなどを用いることもできる。上記支持体の中でも
ポリエステル、好ましくはポリエチレンテレフタレート
が、機械的特性、作業性などの点から好ましい。
【0010】また、紙としては、例えば、上質紙、中質
紙、アート紙、ボンド紙、コピー用紙、バライタ紙、キ
ャストコート紙、段ボール紙、塗工紙、合成紙、光沢
紙、樹脂被覆紙などが使用できる。合成樹脂フィルム、
紙以外にも、木綿、レーヨン、アクリル、ポリエステル
などの布、ガラス板、金属なども用途に応じて使用でき
る。
紙、アート紙、ボンド紙、コピー用紙、バライタ紙、キ
ャストコート紙、段ボール紙、塗工紙、合成紙、光沢
紙、樹脂被覆紙などが使用できる。合成樹脂フィルム、
紙以外にも、木綿、レーヨン、アクリル、ポリエステル
などの布、ガラス板、金属なども用途に応じて使用でき
る。
【0011】本発明に使用するコロイダルシリカは、粒
子径が5〜200nmのものが好適に使用できる。好ま
しくは、20〜100nmの範囲のものである。さらに
好ましくは40〜80nmである。コロイダルシリカの
粒子径が5nm未満では成膜性が不十分であり、200
nmを越えると塗膜の光沢が低下する傾向がある。ま
た、コロイダルシリカのpHとしては5以上が好まし
く、さらに好ましくは7〜12である。pHが5未満で
は塗工液の粘度が高くなり作業性が低下する場合があ
る。
子径が5〜200nmのものが好適に使用できる。好ま
しくは、20〜100nmの範囲のものである。さらに
好ましくは40〜80nmである。コロイダルシリカの
粒子径が5nm未満では成膜性が不十分であり、200
nmを越えると塗膜の光沢が低下する傾向がある。ま
た、コロイダルシリカのpHとしては5以上が好まし
く、さらに好ましくは7〜12である。pHが5未満で
は塗工液の粘度が高くなり作業性が低下する場合があ
る。
【0012】本発明に使用するカルボキシアルキルセル
ロースの硝酸エステル類とは、カルボキシアルキルセル
ロース中に含まれる硝酸エステル基置換度が0.2〜
2.95、カルボキシアルキルエーテル基置換度が0.
05〜2.8であり、詳しくは特開平5−39301号
公報、特開平5−39302号公報に示された水性セル
ロース誘導体を言う。硝酸エステル基置換度が0.2未
満では、塗膜の耐水性が不十分であり、2.95を越え
ると、親水性が不十分になる。カルボキシアルキルエー
テル基置換度が0.05未満では水への溶解性が不十分
になって、塗膜のインク吸収性が不十分になり、2.8
を越えると塗膜の耐水性が不十分となる。カルボキシア
ルキルセルロースの硝酸エステル類の硝酸エステル基置
換度の好ましい範囲は0.2以上、2.2以下であり、
カルボキシアルキルエーテル基置換度の好ましい範囲は
0.05以上、1.5以下である。
ロースの硝酸エステル類とは、カルボキシアルキルセル
ロース中に含まれる硝酸エステル基置換度が0.2〜
2.95、カルボキシアルキルエーテル基置換度が0.
05〜2.8であり、詳しくは特開平5−39301号
公報、特開平5−39302号公報に示された水性セル
ロース誘導体を言う。硝酸エステル基置換度が0.2未
満では、塗膜の耐水性が不十分であり、2.95を越え
ると、親水性が不十分になる。カルボキシアルキルエー
テル基置換度が0.05未満では水への溶解性が不十分
になって、塗膜のインク吸収性が不十分になり、2.8
を越えると塗膜の耐水性が不十分となる。カルボキシア
ルキルセルロースの硝酸エステル類の硝酸エステル基置
換度の好ましい範囲は0.2以上、2.2以下であり、
カルボキシアルキルエーテル基置換度の好ましい範囲は
0.05以上、1.5以下である。
【0013】本発明に使用する水性高分子としては、例
えば、石灰処理ゼラチン、酸処理ゼラチン、酵素処理ゼ
ラチンなどのゼラチン誘導体、例えば、フタール酸、マ
レイン酸、フマール酸などの二塩基酸の無水物と反応し
たゼラチン等の各種ゼラチン、酸化でんぷん、エーテル
化でんぷんなどのでんぷん類、メチルセルロース、ヒド
ロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロースなどのセルロース誘導体、ポリアルキ
レンオキサイドおよびそれらの誘導体、ポリアクリル
酸、ポリメタアクリル酸またはそのエステル、塩類及び
それらの共重合体、ポリヒドロキシエチルメタアクリレ
ート及びその共重合体、ポリビニルピロリドン、ポリビ
ニルピリジウムハライド、各種鹸化度のポリビニルアル
コール、カチオン変性、カルボキシ変性、両性のポリビ
ニルアルコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール、ポリビニルエーテル、アルキルビニル
エーテル・無水マレイン酸共重合体、スチレン・無水マ
レイ酸共重合体、及びそれらの塩等が挙げられる。
えば、石灰処理ゼラチン、酸処理ゼラチン、酵素処理ゼ
ラチンなどのゼラチン誘導体、例えば、フタール酸、マ
レイン酸、フマール酸などの二塩基酸の無水物と反応し
たゼラチン等の各種ゼラチン、酸化でんぷん、エーテル
化でんぷんなどのでんぷん類、メチルセルロース、ヒド
ロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロースなどのセルロース誘導体、ポリアルキ
レンオキサイドおよびそれらの誘導体、ポリアクリル
酸、ポリメタアクリル酸またはそのエステル、塩類及び
それらの共重合体、ポリヒドロキシエチルメタアクリレ
ート及びその共重合体、ポリビニルピロリドン、ポリビ
ニルピリジウムハライド、各種鹸化度のポリビニルアル
コール、カチオン変性、カルボキシ変性、両性のポリビ
ニルアルコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール、ポリビニルエーテル、アルキルビニル
エーテル・無水マレイン酸共重合体、スチレン・無水マ
レイ酸共重合体、及びそれらの塩等が挙げられる。
【0014】さらにまた、ポリエチレンイミンなどの合
成ポリマー、スチレン・ブタジエン共重合体、メチルメ
タアクリレート・ブタジエン共重合体などの共役ジエン
系共重合体ラテックス、ポリ酢酸ビニル、酢酸ビニル・
マレイン酸エステル共重合体、酢酸ビニル・アクリル酸
エステル共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体など
の酢酸ビニル共重合体ラテックス、アクリル酸エステル
重合体、メタクリル酸エステル重合体、エチレン・アク
リル酸エステル共重合体、スチレン・アクリル酸エステ
ル共重合体などのアクリル系重合体または共重合体のラ
テックス、塩化ビニリデン系共重合体ラテックスあるい
はこれらの各種重合体のカルボキシル基などの官能基含
有単量体による官能基変性重合体ラテックス、メラミン
樹脂、尿素樹脂などの熱硬化性合成樹脂などの水性接着
剤および、ポリメチルメタクリレート、ポリウレタン樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル
コーポリマー、ポリビニルブチラール、アルキッド樹脂
などの合成樹脂をあげることができる。
成ポリマー、スチレン・ブタジエン共重合体、メチルメ
タアクリレート・ブタジエン共重合体などの共役ジエン
系共重合体ラテックス、ポリ酢酸ビニル、酢酸ビニル・
マレイン酸エステル共重合体、酢酸ビニル・アクリル酸
エステル共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体など
の酢酸ビニル共重合体ラテックス、アクリル酸エステル
重合体、メタクリル酸エステル重合体、エチレン・アク
リル酸エステル共重合体、スチレン・アクリル酸エステ
ル共重合体などのアクリル系重合体または共重合体のラ
テックス、塩化ビニリデン系共重合体ラテックスあるい
はこれらの各種重合体のカルボキシル基などの官能基含
有単量体による官能基変性重合体ラテックス、メラミン
樹脂、尿素樹脂などの熱硬化性合成樹脂などの水性接着
剤および、ポリメチルメタクリレート、ポリウレタン樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル
コーポリマー、ポリビニルブチラール、アルキッド樹脂
などの合成樹脂をあげることができる。
【0015】これらは単独あるいは併用して使用するこ
とができる。これらの内、特に、カチオン変成ポリビニ
ルアルコールが好ましい。カチオン変成ポリビニルアル
コールは、アミド基、イミド基、1級アミノ基、2級ア
ミノ基、3級アミノ基、1級アンモニウム塩基、2級ア
ンモニウム塩基、3級アンモニウム塩基、4級アンモニ
ウム塩基から選ばれる少なくとも1種のカチオン基を含
むポリビニルアルコールが好ましい。また、カチオン変
成量としては0.01モル%以上含有するポリビニルア
ルコールを指す。カチオン変成量の好ましい範囲は0.
1〜30モル%である。さらには、0.1〜15モル%
が好ましい。カチオン基の変性量が0.01モル%未満
では塗膜の耐水性が不十分となる傾向がある。平均鹸化
度としては、40〜100モル%が好ましい。鹸化度が
40モル%未満ではインク吸収性が不十分となる傾向が
ある。平均重合度としては、100−5000が好まし
く、さらには200−3000が好ましい。平均重合度
が100未満では、塗膜の耐水性が低下し、5000を
越えると溶液粘度が高すぎて、樹脂の混合や支持体への
塗工などの作業性が低下する場合がある。
とができる。これらの内、特に、カチオン変成ポリビニ
ルアルコールが好ましい。カチオン変成ポリビニルアル
コールは、アミド基、イミド基、1級アミノ基、2級ア
ミノ基、3級アミノ基、1級アンモニウム塩基、2級ア
ンモニウム塩基、3級アンモニウム塩基、4級アンモニ
ウム塩基から選ばれる少なくとも1種のカチオン基を含
むポリビニルアルコールが好ましい。また、カチオン変
成量としては0.01モル%以上含有するポリビニルア
ルコールを指す。カチオン変成量の好ましい範囲は0.
1〜30モル%である。さらには、0.1〜15モル%
が好ましい。カチオン基の変性量が0.01モル%未満
では塗膜の耐水性が不十分となる傾向がある。平均鹸化
度としては、40〜100モル%が好ましい。鹸化度が
40モル%未満ではインク吸収性が不十分となる傾向が
ある。平均重合度としては、100−5000が好まし
く、さらには200−3000が好ましい。平均重合度
が100未満では、塗膜の耐水性が低下し、5000を
越えると溶液粘度が高すぎて、樹脂の混合や支持体への
塗工などの作業性が低下する場合がある。
【0016】本発明において、コロイダルシリカとバイ
ンダーの混合比は、固形分重量でコロイダルシリカ51
〜95重量部、バインダー5〜49重量部が好ましい。
バインダー量が5重量部未満では成膜性が低下し、49
重量部を越えるとインク吸収性が低下する。本発明にお
いて、カルボキシアルキルセルロースの硝酸エステル類
と水性高分子の混合比は、固形分重量で、カルボキシア
ルキルセルロースの硝酸エステル類3〜80重量部、水
性高分子20〜97重量部が好ましい。カルボキシアル
キルセルロースの硝酸エステル類が3重量部未満では塗
膜の耐水性が不十分となり、80重量部を越えると成膜
性が低下する。
ンダーの混合比は、固形分重量でコロイダルシリカ51
〜95重量部、バインダー5〜49重量部が好ましい。
バインダー量が5重量部未満では成膜性が低下し、49
重量部を越えるとインク吸収性が低下する。本発明にお
いて、カルボキシアルキルセルロースの硝酸エステル類
と水性高分子の混合比は、固形分重量で、カルボキシア
ルキルセルロースの硝酸エステル類3〜80重量部、水
性高分子20〜97重量部が好ましい。カルボキシアル
キルセルロースの硝酸エステル類が3重量部未満では塗
膜の耐水性が不十分となり、80重量部を越えると成膜
性が低下する。
【0017】本発明で使用するバインダーには、本発明
の特性を損なわない範囲で公知の添加剤が使用できる。
例えば、インクの定着性を向上させる目的で、カチオン
化セルロース誘導体、カチオン化でんぷん、カチオン化
グアガム、ジアリル4級アンモニウム塩重合物、ジアリ
ル4級アンモニウム塩とアクリルアミドとの共重合物、
アニリン樹脂、ポリチオ尿素、ポリエチレンイミン、ポ
リビニルピリジン類等の水溶性カチオン化ポリマーを添
加できる。好ましい添加量としては塗工液全体の固形分
に対して20重量部以下である。さらに好ましくは10
重量部以下である。水溶性カチオン化ポリマーの添加量
が20重量部を越えると、ゲル化、相分離が生じる場合
がある。
の特性を損なわない範囲で公知の添加剤が使用できる。
例えば、インクの定着性を向上させる目的で、カチオン
化セルロース誘導体、カチオン化でんぷん、カチオン化
グアガム、ジアリル4級アンモニウム塩重合物、ジアリ
ル4級アンモニウム塩とアクリルアミドとの共重合物、
アニリン樹脂、ポリチオ尿素、ポリエチレンイミン、ポ
リビニルピリジン類等の水溶性カチオン化ポリマーを添
加できる。好ましい添加量としては塗工液全体の固形分
に対して20重量部以下である。さらに好ましくは10
重量部以下である。水溶性カチオン化ポリマーの添加量
が20重量部を越えると、ゲル化、相分離が生じる場合
がある。
【0018】本発明の多孔性記録シートを構成する多孔
質膜とは、実質的にはインクを吸収できる空隙を有する
塗膜である。この多孔質膜の好ましい態様は、多孔質膜
内部に微細な亀裂を有する構造を有するものである。一
般的な水溶性樹脂のみからなる緻密な非多孔質塗膜より
もインク吸収速度が格段に向上し、その結果、写真画像
のように解像度の高い画像も鮮明に再現できる。
質膜とは、実質的にはインクを吸収できる空隙を有する
塗膜である。この多孔質膜の好ましい態様は、多孔質膜
内部に微細な亀裂を有する構造を有するものである。一
般的な水溶性樹脂のみからなる緻密な非多孔質塗膜より
もインク吸収速度が格段に向上し、その結果、写真画像
のように解像度の高い画像も鮮明に再現できる。
【0019】さらに、画像鮮明性を向上する目的で、陰
イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、非イオン
性界面活性剤、両性界面活性剤などの界面活性剤を添加
することが出来る。陰イオン性界面活性剤としては、脂
肪酸石鹸、N−アシルアミノ酸およびその塩、アルキル
エーテルカルボン酸塩、アシル化ペプチドなどのカルボ
ン酸塩、硫酸化油、高級アルコール硫酸エステル塩、ア
ルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテル硫酸塩、脂肪酸アルキロールアマイドの
硫酸エステル塩などの硫酸エステル塩、アルキルベンゼ
ンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ジ
アルキルスルホコハク酸エステル塩、アルキルスルホ酢
酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩などのスルホン酸
塩、アルキルエーテル燐酸エステル塩、アルキル燐酸エ
ステル塩などの燐酸エステル塩などが挙げられる。
イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、非イオン
性界面活性剤、両性界面活性剤などの界面活性剤を添加
することが出来る。陰イオン性界面活性剤としては、脂
肪酸石鹸、N−アシルアミノ酸およびその塩、アルキル
エーテルカルボン酸塩、アシル化ペプチドなどのカルボ
ン酸塩、硫酸化油、高級アルコール硫酸エステル塩、ア
ルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテル硫酸塩、脂肪酸アルキロールアマイドの
硫酸エステル塩などの硫酸エステル塩、アルキルベンゼ
ンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ジ
アルキルスルホコハク酸エステル塩、アルキルスルホ酢
酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩などのスルホン酸
塩、アルキルエーテル燐酸エステル塩、アルキル燐酸エ
ステル塩などの燐酸エステル塩などが挙げられる。
【0020】陽イオン性界面活性剤としては、脂肪族の
第1級アミン塩、第2級アミン塩、第3級アミン塩、第
4級アンモニウム塩や、ベンザルコニウム塩、塩化ベン
ゼントニウム、ピリジニウム塩、イミダゾリニウム塩な
どが挙げられる。両性界面活性剤としては、カルボキシ
ベタイン型、アミノカルボン酸型、イミダゾリニウムベ
タイン型、レシチン型等が挙げられる。
第1級アミン塩、第2級アミン塩、第3級アミン塩、第
4級アンモニウム塩や、ベンザルコニウム塩、塩化ベン
ゼントニウム、ピリジニウム塩、イミダゾリニウム塩な
どが挙げられる。両性界面活性剤としては、カルボキシ
ベタイン型、アミノカルボン酸型、イミダゾリニウムベ
タイン型、レシチン型等が挙げられる。
【0021】非イオン性界面活性剤としては、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル型、ポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル型、ポリオキシエチレンステロ
ールエーテル型、ポリオキシエチレンラノリン誘導体
型、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル型、
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル型、ポリ
オキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル型、ポリエ
チレングリコール脂肪酸エステル型、脂肪酸グリセリド
型、ポリグリセリン脂肪酸エステル型、ソルビタン脂肪
酸エステル型、プロピレングリコール脂肪酸エステル
型、脂肪酸アルカノールアミド型、ポリオキシエチレン
脂肪酸アミド型、ポリオキシエチレンアルキルアミン
型、アルキルアミンオキサイド型等が挙げられる。
シエチレンアルキルエーテル型、ポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル型、ポリオキシエチレンステロ
ールエーテル型、ポリオキシエチレンラノリン誘導体
型、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル型、
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル型、ポリ
オキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル型、ポリエ
チレングリコール脂肪酸エステル型、脂肪酸グリセリド
型、ポリグリセリン脂肪酸エステル型、ソルビタン脂肪
酸エステル型、プロピレングリコール脂肪酸エステル
型、脂肪酸アルカノールアミド型、ポリオキシエチレン
脂肪酸アミド型、ポリオキシエチレンアルキルアミン
型、アルキルアミンオキサイド型等が挙げられる。
【0022】これらの内、非イオン性界面活性剤が好ま
しく、特に、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テル型、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステ
ル型などのソルビタンエステルエーテル型が好ましい。
また、好ましい添加量は、塗工液全体の固形分に対して
20重量部以下である。さらに好ましくは10重量部以
下である。20重量部を越えると、インクのはじきが生
じて画像鮮明性が低下する場合がある。
しく、特に、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テル型、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステ
ル型などのソルビタンエステルエーテル型が好ましい。
また、好ましい添加量は、塗工液全体の固形分に対して
20重量部以下である。さらに好ましくは10重量部以
下である。20重量部を越えると、インクのはじきが生
じて画像鮮明性が低下する場合がある。
【0023】塗膜の耐水性を向上する目的で、アルデヒ
ド化合物、メラミン樹脂、活性化ビニル化合物、酸無水
物、イソシアネート化合物、活性化ビニル化合物、多価
金属含有化合物などの水酸基架橋剤を添加する事が出来
る。これらの中でもメラミン樹脂が好ましく、さらに好
ましくは低級アルコールでエーテル化したメチル化メチ
ロールメラミン等のメチロールメラミン誘導体が好まし
く用いられる。水酸基架橋剤の好ましい添加量として
は、バインダーに対して0.1重量〜20重量部であ
る。0.1重量部未満では耐水性が十分に発現されない
場合があり、20重量部を越えるとインクのはじきが生
じて、画像鮮明性が低下する場合がある。
ド化合物、メラミン樹脂、活性化ビニル化合物、酸無水
物、イソシアネート化合物、活性化ビニル化合物、多価
金属含有化合物などの水酸基架橋剤を添加する事が出来
る。これらの中でもメラミン樹脂が好ましく、さらに好
ましくは低級アルコールでエーテル化したメチル化メチ
ロールメラミン等のメチロールメラミン誘導体が好まし
く用いられる。水酸基架橋剤の好ましい添加量として
は、バインダーに対して0.1重量〜20重量部であ
る。0.1重量部未満では耐水性が十分に発現されない
場合があり、20重量部を越えるとインクのはじきが生
じて、画像鮮明性が低下する場合がある。
【0024】その他にも、炭酸カルシウム、塩基性炭酸
マグネシウム、結晶セルロース等のマット剤、消泡剤、
塗布性改良剤、増粘剤、帯電防止剤、酸化防止剤、紫外
線吸収剤、染料、耐光性向上剤、保存性向上剤、アルミ
ナゾルなどの印字性改良剤等があげられる。これらは2
種以上を併用して使用することが出来る。例えば、水酸
基架橋剤と界面活性剤、界面活性剤とカチオン化ポリマ
ーの組み合わせにより、耐水性と印字鮮明性を共に向上
させることが出来る。
マグネシウム、結晶セルロース等のマット剤、消泡剤、
塗布性改良剤、増粘剤、帯電防止剤、酸化防止剤、紫外
線吸収剤、染料、耐光性向上剤、保存性向上剤、アルミ
ナゾルなどの印字性改良剤等があげられる。これらは2
種以上を併用して使用することが出来る。例えば、水酸
基架橋剤と界面活性剤、界面活性剤とカチオン化ポリマ
ーの組み合わせにより、耐水性と印字鮮明性を共に向上
させることが出来る。
【0025】本発明の記録シートにおいて、基材上に設
けられる塗工層の厚みは、0.5〜100μm、好まし
くは2〜50μmである。厚みが0.5μm未満になる
とインクの吸収性が不足して乾燥に時間がかかり、10
0μmを越えると塗工時の乾燥性や塗工性、カール性が
不十分となる傾向がある。本発明で使用するカルボキシ
アルキルセルロースの硝酸エステル類は、水及び/また
は水を主成分とした有機溶剤に溶解させることができ
る。それらの溶剤への溶解性を上げるために、カルボキ
シアルキルセルロースの硝酸エステル類に含まれるカル
ボキシル基が一部、あるいは全部中和されていてもかま
わない。中和のためには、アルカリ金属イオン、アルカ
リ土類金属イオン、アンモニウムイオン、有機アミン等
の陽イオンの1種または2種以上を用いることが出来
る。この場合、中和の程度は、目的とする溶液の水、有
機溶剤等の組成に応じて任意に決定されるが、一般的に
は、含まれるカルボキシル基の50%以上が中和されて
いることが好ましい。カルボキシアルキルセルロースの
硝酸エステル類を中和することで溶液の粘度が低下し、
支持体への塗工性が向上する。
けられる塗工層の厚みは、0.5〜100μm、好まし
くは2〜50μmである。厚みが0.5μm未満になる
とインクの吸収性が不足して乾燥に時間がかかり、10
0μmを越えると塗工時の乾燥性や塗工性、カール性が
不十分となる傾向がある。本発明で使用するカルボキシ
アルキルセルロースの硝酸エステル類は、水及び/また
は水を主成分とした有機溶剤に溶解させることができ
る。それらの溶剤への溶解性を上げるために、カルボキ
シアルキルセルロースの硝酸エステル類に含まれるカル
ボキシル基が一部、あるいは全部中和されていてもかま
わない。中和のためには、アルカリ金属イオン、アルカ
リ土類金属イオン、アンモニウムイオン、有機アミン等
の陽イオンの1種または2種以上を用いることが出来
る。この場合、中和の程度は、目的とする溶液の水、有
機溶剤等の組成に応じて任意に決定されるが、一般的に
は、含まれるカルボキシル基の50%以上が中和されて
いることが好ましい。カルボキシアルキルセルロースの
硝酸エステル類を中和することで溶液の粘度が低下し、
支持体への塗工性が向上する。
【0026】本発明で使用するカルボキシアルキルセル
ロースの硝酸エステル類の溶解に使用できる有機溶剤と
しては、アルコール類、多価アルコール類、多価アルコ
ール類の誘導体、ケトン類、エステル類、カーボネート
類等の中から選ばれる1種または2種以上の組み合わせ
からなる溶剤が挙げられる。アルコール類としては、メ
タノール、エタノール、n−プロパノール、n−ブタノ
ール、n−ペンタノール、n−ヘキサノール、n−ヘプ
タノール、n−オクタノール、n−ノニルアルコール、
n−デカノール、n−ウンデカノールまたは、これらの
異性体、シクロペンタノール、シクロヘキサノール等が
あげられる。好ましくは、アルキル炭素数が1〜6個を
有するアルコール類である。
ロースの硝酸エステル類の溶解に使用できる有機溶剤と
しては、アルコール類、多価アルコール類、多価アルコ
ール類の誘導体、ケトン類、エステル類、カーボネート
類等の中から選ばれる1種または2種以上の組み合わせ
からなる溶剤が挙げられる。アルコール類としては、メ
タノール、エタノール、n−プロパノール、n−ブタノ
ール、n−ペンタノール、n−ヘキサノール、n−ヘプ
タノール、n−オクタノール、n−ノニルアルコール、
n−デカノール、n−ウンデカノールまたは、これらの
異性体、シクロペンタノール、シクロヘキサノール等が
あげられる。好ましくは、アルキル炭素数が1〜6個を
有するアルコール類である。
【0027】多価アルコール類としては、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリ
コール、1,4−ブチレングリコール、1,5−ペンタ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサ
ンジオール、1,2−シクロヘキサンジオール、1,7
−ヘプタンジオール、1,8−オクタンジオール、1,
9−ノナンジオール、1,10−デカンジオール、グリ
セリン、ペンタエリスリトール等があげられる。
コール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリ
コール、1,4−ブチレングリコール、1,5−ペンタ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサ
ンジオール、1,2−シクロヘキサンジオール、1,7
−ヘプタンジオール、1,8−オクタンジオール、1,
9−ノナンジオール、1,10−デカンジオール、グリ
セリン、ペンタエリスリトール等があげられる。
【0028】多価アルコールの誘導体類としては、エチ
レングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコー
ルモノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピ
ルエーテル、エチレングリコールイソプロピルエーテ
ル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレン
グリコールイソブチルエーテル、プロピレングリコール
モノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチル
エーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテ
ル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、酢酸セ
ロソルブ等、または有機合成化学協会編の溶剤ポケット
ブツク(1990年9月20日、オーム社発行)の47
9〜574頁に記載された多価アルコールとその誘導体
類があげられる。
レングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコー
ルモノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピ
ルエーテル、エチレングリコールイソプロピルエーテ
ル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレン
グリコールイソブチルエーテル、プロピレングリコール
モノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチル
エーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテ
ル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、酢酸セ
ロソルブ等、または有機合成化学協会編の溶剤ポケット
ブツク(1990年9月20日、オーム社発行)の47
9〜574頁に記載された多価アルコールとその誘導体
類があげられる。
【0029】ケトン類としては、アセトン、メチルエチ
ルケトン、メチルブチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、ジイソプロピルケトン、シクロペンタノン、シクロ
ヘキサノン等があげられる。エステル類としては、酢酸
メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸イソプロピ
ル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、酢酸アミル、乳酸エ
ステル、酪酸エステル、ジブチルフタレート、ジオクチ
ルフタレート、及び、ε−カプロラクトン、ε−カプロ
ラクタム等の環状エステル類があげられる。
ルケトン、メチルブチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、ジイソプロピルケトン、シクロペンタノン、シクロ
ヘキサノン等があげられる。エステル類としては、酢酸
メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸イソプロピ
ル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、酢酸アミル、乳酸エ
ステル、酪酸エステル、ジブチルフタレート、ジオクチ
ルフタレート、及び、ε−カプロラクトン、ε−カプロ
ラクタム等の環状エステル類があげられる。
【0030】エーテル類としては、ジエチルエーテル、
イソプロピルエーテル、n−ブチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、テトラヒドロピラン、1,4−ジオキサン
等があげられる。カーボネート類としては、ジメチルカ
ーボネート、ジエチルカーボネート、エチルメチルカー
ボネート、エチレンカーボネート等があげられる。
イソプロピルエーテル、n−ブチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、テトラヒドロピラン、1,4−ジオキサン
等があげられる。カーボネート類としては、ジメチルカ
ーボネート、ジエチルカーボネート、エチルメチルカー
ボネート、エチレンカーボネート等があげられる。
【0031】本発明の多孔性記録シートにおいて、イン
クを吸収する塗膜の形成方法は、エアドクタコーター、
ロッドコーター、ナイフコーター、リバースロールコー
ター、トランスファロールコーター、キスコーター、キ
ャストコーティング、スプレイコーター、スロットオリ
フィスコーター、カレンダコーター、ブレードコータ
ー、グラビアコーター、カーテンコーター、ロールコー
ターなどの公知の方法を適用することができる。
クを吸収する塗膜の形成方法は、エアドクタコーター、
ロッドコーター、ナイフコーター、リバースロールコー
ター、トランスファロールコーター、キスコーター、キ
ャストコーティング、スプレイコーター、スロットオリ
フィスコーター、カレンダコーター、ブレードコータ
ー、グラビアコーター、カーテンコーター、ロールコー
ターなどの公知の方法を適用することができる。
【0032】この際、支持体上には、塗布する前に必要
に応じて空気中あるいはその他の雰囲気中でのコロナ放
電処理やプライマー処理などの公知の表面処理を施すこ
とによって、塗布性が良化するのみならず、強固にフィ
ルム表面上に形成できる。また、必要に応じて支持体の
両面にバインダーを塗工したり、あるいは物性の異なる
インク吸収層を支持体上に積層しても良い。尚、塗工液
濃度、塗膜乾燥条件は特に限定されるものではないが、
塗膜乾燥条件は基材の諸特性に悪影響を及ぼさない範囲
で行うのが望ましい。
に応じて空気中あるいはその他の雰囲気中でのコロナ放
電処理やプライマー処理などの公知の表面処理を施すこ
とによって、塗布性が良化するのみならず、強固にフィ
ルム表面上に形成できる。また、必要に応じて支持体の
両面にバインダーを塗工したり、あるいは物性の異なる
インク吸収層を支持体上に積層しても良い。尚、塗工液
濃度、塗膜乾燥条件は特に限定されるものではないが、
塗膜乾燥条件は基材の諸特性に悪影響を及ぼさない範囲
で行うのが望ましい。
【0033】本発明の多孔性記録シートは、コロイダル
シリカとカルボキシアルキルセルロースの硝酸エステル
類及び水性高分子からなる塗工液を用いることによっ
て、画像鮮明性、速乾性、耐水性が良好である。
シリカとカルボキシアルキルセルロースの硝酸エステル
類及び水性高分子からなる塗工液を用いることによっ
て、画像鮮明性、速乾性、耐水性が良好である。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、実施例により本発明をさら
に説明する。なお、本発明における各種特性の測定方法
は以下の通りである。 [画像鮮明性の評価方法]インクジェットプリンター
(BJ−420J;キャノン社製)で、多孔性記録シー
トにべた印字する。記録後の鮮明性、にじみの程度を目
視判定した。
に説明する。なお、本発明における各種特性の測定方法
は以下の通りである。 [画像鮮明性の評価方法]インクジェットプリンター
(BJ−420J;キャノン社製)で、多孔性記録シー
トにべた印字する。記録後の鮮明性、にじみの程度を目
視判定した。
【0035】○:良好、△:やや不良、×:不良 [速乾性の評価方法]多孔性記録シートにべた印字し、
10秒後に印字部分を指で擦りインクの転写の程度を評
価した。 ○:転写なし、△:やや転写あり、×:転写あり [印字耐水性の評価方法]べた印字した多孔性記録シー
トを、25℃の水中に1分間漬した後、室温で乾燥し、
印字画像のかすれやにじみの程度を目視判定した。
10秒後に印字部分を指で擦りインクの転写の程度を評
価した。 ○:転写なし、△:やや転写あり、×:転写あり [印字耐水性の評価方法]べた印字した多孔性記録シー
トを、25℃の水中に1分間漬した後、室温で乾燥し、
印字画像のかすれやにじみの程度を目視判定した。
【0036】○:ほとんど変化なし、△:ややにじむ、
×:インクの流失あり
×:インクの流失あり
【0037】
【製造例1】カルボキシメチルセルロース(PL−1
5;第一工業製薬(株)製;カルボキシメチルエーテル
基置換度=0.5)100gと、硫酸/硝酸/水(=5
9/20/21重量部)の混酸5000gを5リットル
の反応容器中に入れ、5〜10℃で60分間撹拌を継続
しながら硝化反応を行う。反応生成物を遠心分離で除酸
し、直ちに多量の水で洗浄する。更に反応生成物を、オ
ートクレーブ中で10%スラリーとし、140℃で30
分間処理を行った後、ブフナー漏斗で分離して反応生成
物を回収した。
5;第一工業製薬(株)製;カルボキシメチルエーテル
基置換度=0.5)100gと、硫酸/硝酸/水(=5
9/20/21重量部)の混酸5000gを5リットル
の反応容器中に入れ、5〜10℃で60分間撹拌を継続
しながら硝化反応を行う。反応生成物を遠心分離で除酸
し、直ちに多量の水で洗浄する。更に反応生成物を、オ
ートクレーブ中で10%スラリーとし、140℃で30
分間処理を行った後、ブフナー漏斗で分離して反応生成
物を回収した。
【0038】反応生成物を80℃で2時間乾燥して、1
20gのカルボキシメチルセルロースの硝酸エステルを
得た。この硝酸エステルの無水グルコース単位1個あた
りの硝酸エステル基置換度は、カルボキシメチルセルロ
ースのカルボキシメチルエーテル基置換度(0.5)
と、CHNコーダーによる窒素含有量の測定より2.0
であった。
20gのカルボキシメチルセルロースの硝酸エステルを
得た。この硝酸エステルの無水グルコース単位1個あた
りの硝酸エステル基置換度は、カルボキシメチルセルロ
ースのカルボキシメチルエーテル基置換度(0.5)
と、CHNコーダーによる窒素含有量の測定より2.0
であった。
【0039】次に、上記で得られた無水グルコース単位
1個あたりの硝酸エステル基置換度が2.0、カルボキ
シメチルエーテル基置換度が0.5のカルボキシメチル
セルロースの硝酸エステル100gと、イオン交換水2
53.8g、アセトン200g、メタノール400gを
密閉型混合機に入れ、撹拌を行った。さらに、中和剤と
してトリエチルアミン46.2g添加した。加温しなが
ら完全に溶解させ固形分10%の溶液を得た(これをバ
インダー液Aとする)。
1個あたりの硝酸エステル基置換度が2.0、カルボキ
シメチルエーテル基置換度が0.5のカルボキシメチル
セルロースの硝酸エステル100gと、イオン交換水2
53.8g、アセトン200g、メタノール400gを
密閉型混合機に入れ、撹拌を行った。さらに、中和剤と
してトリエチルアミン46.2g添加した。加温しなが
ら完全に溶解させ固形分10%の溶液を得た(これをバ
インダー液Aとする)。
【0040】
【実施例1】カチオン変成ポリビニルアルコール(K2
10:日本合成化学社製)100g、イオン交換水80
0g、イソプロピルアルコール100gを混合機にい
れ、完全に溶解するまで撹拌を行い、固形分10%の溶
液を得た(これをバインダー液Bとする)。
10:日本合成化学社製)100g、イオン交換水80
0g、イソプロピルアルコール100gを混合機にい
れ、完全に溶解するまで撹拌を行い、固形分10%の溶
液を得た(これをバインダー液Bとする)。
【0041】バインダー液Aとバインダー液Bを重量比
換算で30対70で混合してバインダー液Cを調整し
た。コロイダルシリカ(カタライドS−80P:触媒化
成工業社製)とバインダー液Cを固形分換算で90対1
0で混合して塗工液を調整した。該塗工液を、コピー用
紙に膜厚が20〜40μmになるようにロッドコーター
で塗工し、80℃で15分間乾燥して多孔性記録シート
を得た。その評価結果を表1に示す。
換算で30対70で混合してバインダー液Cを調整し
た。コロイダルシリカ(カタライドS−80P:触媒化
成工業社製)とバインダー液Cを固形分換算で90対1
0で混合して塗工液を調整した。該塗工液を、コピー用
紙に膜厚が20〜40μmになるようにロッドコーター
で塗工し、80℃で15分間乾燥して多孔性記録シート
を得た。その評価結果を表1に示す。
【0042】
【実施例2】コロイダルシリカをスノーテックスST−
YL(日産化学社製)に変更した以外は、実施例1と同
様にして多孔性記録シートを得た。その評価結果を表1
に示す。
YL(日産化学社製)に変更した以外は、実施例1と同
様にして多孔性記録シートを得た。その評価結果を表1
に示す。
【0043】
【実施例3】バインダー液Cに対してメラミン樹脂(S
R613:住友化学社製)を3重量部添加した以外は、
実施例1と同様にして多孔性記録シートを得た。その評
価結果を表1に示す。
R613:住友化学社製)を3重量部添加した以外は、
実施例1と同様にして多孔性記録シートを得た。その評
価結果を表1に示す。
【0044】
【実施例4】実施例1で得られた塗工液に対して固形分
換算でノニオン性界面活性剤(LT−221:日本油脂
社製)を5重量部添加した以外は、実施例1と同様にし
て多孔性記録シートを得た。その評価結果を表1に示
す。
換算でノニオン性界面活性剤(LT−221:日本油脂
社製)を5重量部添加した以外は、実施例1と同様にし
て多孔性記録シートを得た。その評価結果を表1に示
す。
【0045】
【実施例5】実施例1で得られた塗工液に対して固形分
換算でノニオン性界面活性剤(LT−221:日本油脂
社製)を5重量部、さらにカチオンポリマー(DM20
A:旭電化社製)1.5重量部を添加した以外は、実施
例1と同様にして多孔性記録シートを得た。その評価結
果を表1に示す。
換算でノニオン性界面活性剤(LT−221:日本油脂
社製)を5重量部、さらにカチオンポリマー(DM20
A:旭電化社製)1.5重量部を添加した以外は、実施
例1と同様にして多孔性記録シートを得た。その評価結
果を表1に示す。
【0046】
【実施例6】実施例1で得られた塗工液を、厚み100
μmの透明ポリエチレンテレフタレートフィルム(メリ
ネックスD535:ICIジャパン(株)製)に塗工し
た以外は、実施例1と同様にして多孔性記録シートを得
た。その評価結果を表1に示す。
μmの透明ポリエチレンテレフタレートフィルム(メリ
ネックスD535:ICIジャパン(株)製)に塗工し
た以外は、実施例1と同様にして多孔性記録シートを得
た。その評価結果を表1に示す。
【0047】
【比較例1】コロイダルシリカ(スノーテックスST−
YL:日産化学社製)とバインダー液Bを固形分換算で
90対10で混合して塗工液を調整した。該塗工液を、
コピー用紙に膜厚が20〜40μmになるようにロッド
コーターで塗工し、80℃で15分間乾燥して多孔性記
録シートを得た。その評価結果を表1に示す。
YL:日産化学社製)とバインダー液Bを固形分換算で
90対10で混合して塗工液を調整した。該塗工液を、
コピー用紙に膜厚が20〜40μmになるようにロッド
コーターで塗工し、80℃で15分間乾燥して多孔性記
録シートを得た。その評価結果を表1に示す。
【0048】
【比較例2】比較例1で得られた塗工液を、厚み100
μmの透明ポリエチレンテレフタレートフィルム(メリ
ネックスD535:ICIジャパン(株)製)に塗工し
た以外は、比較例1と同様にして多孔性記録シートを得
た。その評価結果を表1に示す。
μmの透明ポリエチレンテレフタレートフィルム(メリ
ネックスD535:ICIジャパン(株)製)に塗工し
た以外は、比較例1と同様にして多孔性記録シートを得
た。その評価結果を表1に示す。
【0049】
【比較例3】コロイダルシリカ(スノーテックスST−
YL:日産化学社製)とバインダー液Bを固形分換算で
10対90で混合して塗工液を調整した。該塗工液を、
コピー用紙に膜厚が20〜40μmになるようにロッド
コーターで塗工し、80℃で15分間乾燥して多孔性記
録シートを得た。その評価結果を表1に示す。
YL:日産化学社製)とバインダー液Bを固形分換算で
10対90で混合して塗工液を調整した。該塗工液を、
コピー用紙に膜厚が20〜40μmになるようにロッド
コーターで塗工し、80℃で15分間乾燥して多孔性記
録シートを得た。その評価結果を表1に示す。
【0050】
【表1】
【0051】
【発明の効果】本発明の多孔性記録シートを使用するこ
とによって、画像鮮明性、速乾性、耐水性に優れた印刷
物が得られる。また、本発明において、硝酸エステル類
及び水性高分子からなるバインダーをコロイダルシリカ
のバインダーに使用することによって、適度な増粘が生
じて塗工性が良好になり、さらに光沢の優れた塗膜が得
られるという利点が生じる。
とによって、画像鮮明性、速乾性、耐水性に優れた印刷
物が得られる。また、本発明において、硝酸エステル類
及び水性高分子からなるバインダーをコロイダルシリカ
のバインダーに使用することによって、適度な増粘が生
じて塗工性が良好になり、さらに光沢の優れた塗膜が得
られるという利点が生じる。
【0052】本発明の多孔性記録シートは、光沢紙、光
沢フィルムとして、OHP用シート、カレンダー、シー
ル類(ステッカーなど)、カード類(名刺等)ポスタ
ー、デジタルカメラの画像出力用記録シートなどの用途
に使用できる。また、透明な支持体上の塗工層の内、最
外層を不透明にする事によって、印字画像を支持体方向
から見るバックコートフィルムなどにも使用することが
できる。
沢フィルムとして、OHP用シート、カレンダー、シー
ル類(ステッカーなど)、カード類(名刺等)ポスタ
ー、デジタルカメラの画像出力用記録シートなどの用途
に使用できる。また、透明な支持体上の塗工層の内、最
外層を不透明にする事によって、印字画像を支持体方向
から見るバックコートフィルムなどにも使用することが
できる。
【0053】また、本発明の多孔性録シートは、プリン
ターのインクが染料、顔料に関わらず鮮明な画像が得ら
れる。
ターのインクが染料、顔料に関わらず鮮明な画像が得ら
れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 1:18
Claims (3)
- 【請求項1】 支持体上の少なくとも1層が、コロイダ
ルシリカ51〜95重量部およびバインダー5〜49重
量部を含有する多孔質膜で構成され、かつ、該バインダ
ー組成が無水グルコース単位1個あたりの硝酸エステル
基置換度が0.2〜2.95、カルボキシアルキルエー
テル基置換度が0.05〜2.8であるカルボキシアル
キルセルロースの硝酸エステル類3〜80重量部及び水
性高分子20〜97重量部であることを特徴とする多孔
性記録シート。 - 【請求項2】 水性高分子がカチオン変成ポリビニルア
ルコールであることを特徴とする請求項1記載の多孔性
記録シート。 - 【請求項3】 コロイダルシリカの粒子径が5nm〜2
00nm、コロイダルシリカの分散液のpHが7以上で
あることを特徴とする請求項1または2記載の多孔性記
録シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10012778A JPH11208101A (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | 多孔性記録シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10012778A JPH11208101A (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | 多孔性記録シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11208101A true JPH11208101A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=11814874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10012778A Pending JPH11208101A (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | 多孔性記録シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11208101A (ja) |
-
1998
- 1998-01-26 JP JP10012778A patent/JPH11208101A/ja active Pending
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