JPH11207839A - シングルフェーサにおける中しんの保持装置 - Google Patents

シングルフェーサにおける中しんの保持装置

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JPH11207839A
JPH11207839A JP1156998A JP1156998A JPH11207839A JP H11207839 A JPH11207839 A JP H11207839A JP 1156998 A JP1156998 A JP 1156998A JP 1156998 A JP1156998 A JP 1156998A JP H11207839 A JPH11207839 A JP H11207839A
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JP
Japan
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roll
outer periphery
flute
housing
periphery
Prior art date
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Pending
Application number
JP1156998A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Yoneda
利博 米田
Ikuo Yoshimoto
郁生 吉本
Yoshihiro Ishii
能博 石井
Eiji Konuma
栄次 小沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hamada Printing Press Co Ltd
Rengo Co Ltd
Original Assignee
Hamada Printing Press Co Ltd
Rengo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一対の段ロールによって波状に段繰りされた
中しんを下流側段ロールの外周に良好に密着保持させる
ことができるようにしたシングルフェーサにおける中し
んの保持装置を提供する。 【解決手段】 中しんを波状に段繰りする一対の段ロー
ル1、2の外周にハウジング12の開口部を対向し、上
流側段ロール1の外周にシール部材22の先端部を接触
させてハウジング12の開口端と段ロール1の外周間を
シールし、ハウジング12の内部に加圧チャンバ14を
形成する。この加圧チャンバ14内を高圧状態に保持
し、その圧力によって下流側段ロール2の外周に段繰り
後の中しんを加圧保持する。シール部材22の上流側段
ロール1の外周に対する接触面24の幅寸法を段ロール
1の外周に等間隔に形成された段山1aの1ピッチ分の
寸法以上として、接触面24を段山1aの少なくとも1
つに常に接触させ、加圧チャンバ14内の圧力が外部に
漏洩するのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一対の段ロール
によって波状に段繰りされた中しんを下流側段ロールの
外周に密着保持させるシングルフェーサの中しん保持装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】中しんを波状に段繰りし、段成形後の中
しんにライナーを貼り合わせて片面段ボールを形成する
シングルフェーサにおいては、一対の段ロールによって
中しんを段繰りしたのち、段繰り後の中しんを下流側段
ロールの周面に保持して周方向に移送し、その移送時に
糊付装置により中しんの段頂に糊付けしてライナーを貼
り合わせるようにしている。
【0003】ライナーの貼り合わせに際しては、下流側
段ロールに対向してプレスロールを設け、そのプレスロ
ールによってライナーを下流側段ロールに保持された中
しんに押し付ける方法や、下流側段ロールの外周にベル
トの一部を対向し、そのベルトによってライナーを中し
んに押し付ける方法等が存在する。
【0004】また、段成形後の中しんを下流側段ロール
の外周に保持させる方式には従来から色々なものがあ
り、代表的なものとしてその段ロールに多数の吸引孔を
形成し、段ロール内部から各吸引孔に吸引力を付与して
段ロールの外周に吸引保持させる吸着方式や、一対の段
ロールにハウジングの開口部を対向し、そのハウジング
内に形成された加圧チャンバを高圧状態に保持し、その
圧力によって段繰り後の中しんを下流側段ロールの外周
に押し付ける加圧方式等が知られている。
【0005】ところで、吸着方式による中しん保持装置
においては、糊の付着や紙粉の吸引によって吸引孔に目
詰まりが生じ易く、良好な吸着状態を長期にわたって保
持することができない。また、段ロールに多数の吸引孔
を形成するため、段ロールの剛性が低下するという問題
がある。
【0006】これに対して、加圧方式による中しん保持
装置においては、目詰まり等の問題が無いため、メンテ
ナンスが容易であり、また、段ロールに吸引孔を施す必
要がないため、剛性の高い段ロールを得ることができる
という特徴を有する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、加圧方式に
よる中しん保持装置においては、加圧チャンバ内の圧力
が漏洩すると、下流側段ロールの外周に段成形後の中し
んを良好に保持させることができないため、ハウジング
の開口端をシール装置によって確実に密封する必要があ
る。
【0008】その密封に際して、下流側段ロールとの間
にシール部材を組込むと、下流側段ロールの加圧チャン
バ側の外周に保持されている段成形後の中しんはシール
部材との接触によって傷がつき、破れるおそれがある。
このため、上流側段ロールの外周にシール部材を弾性力
によって柔軟に接触させてハウジングの開口端と上流側
段ロールの外周間を密封している。しかし、従来は、シ
ール部材の上流側段ロールに対する接触面の幅寸法が、
その段ロールの外周に形成された段山の1つと接触する
だけの幅寸法であったため、上流側段ロールの回転中に
段山間の溝がシール部材の先端と対向する状態になる際
には、シール部材と上流側段ロールとの間に隙間が生じ
て完全密封することができず、圧力の外部漏洩により段
繰り後の中しんの保持力が弱くなり、中しんが下流側段
ロールの外周面から遊離して中しんの段成形やライナー
に対する貼り合わせの精度が低下し、不良品が発生する
おそれがあった。
【0009】また、圧力の外部漏洩を考慮して、圧力を
強くすることは動力の無駄になる。
【0010】この発明の課題は、ハウジングの開口端と
上流側段ロール間のシール性の向上を図ることによっ
て、動力の無駄を省いた上で、下流側段ロールの外周に
段繰り後の中しんを良好に密着保持させることができる
ようにしたシングルフェーサにおける中しんの保持装置
を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、中しんを波状に段繰りする
一対の段ロールの外周にハウジングの開口部を対向し、
その開口部の開口端に設けたシール部材を上流側段ロー
ルの外周と接触するようにしてハウジング内部に加圧チ
ャンバを形成し、この加圧チャンバ内を高圧状態に保持
し、その内部圧力により段繰り後の中しんを下流側段ロ
ールの外周に保持させるようにしたシングルフェーサに
おける中しんの保持装置において、前記シール部材の上
流側段ロールの外周と接触する接触面の幅寸法を、その
上流側段ロールの外周に等間隔に形成された段山の1ピ
ッチ分の寸法以上とした構成を採用している。
【0012】上記のように構成すれば、シール部材の先
端は回転する上流側段ロールの段山の少なくとも1つと
常に接触することとなり、ハウジングの開口端と上流側
段ロール間をシール部材によって確実に密封することが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0014】図1に示すように、中しんaは一対の段ロ
ール1、2の上流側段ロール1の外周に案内されて一対
の段ロール1、2間に供給され、その一対の段ロール
1、2によって波状に段繰りされて段成形される。
【0015】段繰り後の中しんaは下流側段ロール2の
外周に保持されて周方向に搬送される。その搬送路に糊
付装置3が設けられている。
【0016】糊付装置3は、糊タンク4内の糊にグルー
ロール5の外周下部を浸漬し、そのグルーロール5の矢
印方向の回転によって外周に付着する余分な糊をドクタ
ーロール6によって掻き取り、上記グルーロール5との
接触によって段繰り後の中しんaの段頂に糊をつけるよ
うにしている。
【0017】下流側段ロール2の下方には、糊付けされ
た中しんaにライナーbを押し付けて接着させるプレス
装置7が設けられている。
【0018】プレス装置7は、ベルトローラ8、テンシ
ョンローラ9およびガイドローラ10間にかけ渡したベ
ルト11の一部を下流側段ロール2の外周下部に圧接
し、そのベルト11を下流側段ロール2との接触により
矢印方向に移動させ、ベルトローラ8の外周に沿って案
内されるライナーbをベルト11の押圧により糊付け後
の中しんaに圧接して接着させるようにしており、その
接着によって片面段ボールAが形成される。
【0019】一対の段ロール1、2の一側方には前記糊
付装置3を収容するハウジング12が設けられている。
ハウジング12は側部に開口部13を有し、その開口部
13が一対の段ロール1、2の外周と対向する配置とさ
れている。
【0020】開口部13の上側開口端と上流側段ロール
1の外周面間は第1シール装置20によって密封され、
また、開口部13の下側開口端とベルト11の外周に沿
って移動するライナーb間は第2シール装置30によっ
て密封される。
【0021】上記第1シール装置20および第2シール
装置30の組込みによってハウジング12の内部に加圧
チャンバ14が形成される。この加圧チャンバ14は圧
縮エアの供給によって高圧状態に保持され、その圧力に
よって段繰り後の中しんaは下流側段ロール2の外周に
密着保持される。
【0022】ここで、第1シール装置20は、図2に示
すように、ハウジング12の上側開口端に設けたシール
ホルダ21によって弾性を有するシール部材22を保持
し、そのシール部材22の先端部をハウジング12の上
側開口端部に連結された弾性板23の弾性力によって上
流側段ロール1の外周軸方向に柔軟に接触させている。
【0023】シール部材22はテーパ状の接触面24を
先端に有し、その接触面24の幅寸法Bは、上流側段ロ
ール1の外周に等間隔に形成された段山1aの1ピッチ
分の寸法以上とされている。このため、上記接触面24
は、上流側段ロール1が回転しても、その段ロール1の
段山1aの少なくとも1つと常に接触する状態に保持さ
れる。
【0024】したがって、シール部材22は上流側段ロ
ール1の外周とハウジング12の上側開口端を良好に密
封し、加圧チャンバ14の圧力の漏洩を確実に防止す
る。
【0025】図3に示すように、第2シール装置30
は、ベルトローラ1の外周に沿って移動するライナーb
に接触して回転自在なシールローラ31と、このシール
ローラ31の下方に軸32を中心として揺動自在に支持
されたシールホルダ33と、このシールホルダ33に支
持され、その上方先端部がシールローラ31の外周に接
触するシール部材34と、その下方先端部がハウジング
12の下側開口端部に連結され、その上方先端部でシー
ルホルダ33と連結する弾性板35を有する。
【0026】したがって、シール部材34の上方先端部
は、弾性板35の弾性力によってシールローラ31の外
周に柔軟に接触する。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、上
流側段ロールの外周と接触して、その段ロールの外周と
ハウジングの開口端を密封するシール部材の、上流側段
ロールと接触する接触面の幅寸法をこの段ロールの外周
に等間隔に形成された段山の1ピッチ分の寸法以上とし
たので、この段ロールが回転しても、接触面を段山の少
なくとも1つと常に接触させることができる。このた
め、上流側段ロールの外周とハウジングの開口端とを確
実に密封するようにして、加圧チャンバ内の圧力の漏洩
を防ぐようにしたため、動力の無駄を省いた上で加圧チ
ャンバ内の内部圧力によって段繰り後の中しんを下流側
段ロールの外周に良好に密着保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す概略図
【図2】同上の第1シール装置を示す拡大断面図
【図3】同上の第2シール装置を示す拡大断面図
【符号の説明】
a 中しん 1 上流側段ロール 2 下流側段ロール 12 ハウジング 13 開口部 14 加圧チャンバ 22 シール部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉本 郁生 大阪市北区梅田2丁目5番25号 レンゴー 株式会社本社事務所内 (72)発明者 石井 能博 大阪市西淀川区御幣島2丁目15番28号 ハ マダ印刷機械株式会社内 (72)発明者 小沼 栄次 大阪市西淀川区御幣島2丁目15番28号 ハ マダ印刷機械株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中しんを波状に段繰りする一対の段ロー
    ルの外周にハウジングの開口部を対向し、その開口部の
    開口端に設けたシール部材を上流側段ロールの外周と接
    触するようにしてハウジング内部に加圧チャンバを形成
    し、この加圧チャンバ内を高圧状態に保持し、その内部
    圧力により段繰り後の中しんを下流側段ロールの外周に
    保持させるようにしたシングルフェーサにおける中しん
    の保持装置において、前記シール部材の上流側段ロール
    の外周と接触する接触面の幅寸法を、その上流側段ロー
    ルの外周に等間隔に形成された段山の1ピッチ分の寸法
    以上としたことを特徴とするシングルフェーサにおける
    中しんの保持装置。
JP1156998A 1998-01-23 1998-01-23 シングルフェーサにおける中しんの保持装置 Pending JPH11207839A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102112301A (zh) * 2008-06-25 2011-06-29 科尔赛尔Ip有限公司 瓦楞辊中的改进
US8790481B2 (en) 2008-10-01 2014-07-29 Corcel Ip Limited Manufacturing process
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CN113002071A (zh) * 2021-03-31 2021-06-22 重庆市南川区金鑫纸业有限公司 一种瓦楞纸板生产装置

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