JPH11207469A - プロジェクション溶接装置 - Google Patents

プロジェクション溶接装置

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JPH11207469A
JPH11207469A JP1283298A JP1283298A JPH11207469A JP H11207469 A JPH11207469 A JP H11207469A JP 1283298 A JP1283298 A JP 1283298A JP 1283298 A JP1283298 A JP 1283298A JP H11207469 A JPH11207469 A JP H11207469A
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JP
Japan
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guide pin
work
shaped part
leg
lowered
Prior art date
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Application number
JP1283298A
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English (en)
Inventor
Shinji Koda
信司 甲田
Toshihiko Itoigawa
利彦 糸井川
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Yashima Kogyo KK
Original Assignee
Yashima Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成によりT字形部品の挿入ミスを十
分に回避すること。 【解決手段】 下部電極33は、ワーク載置面33aと
ワーク載置面33aに開口する上下方向のガイドピン収
容孔33bとを有する。ガイドピン35は、ガイドピン
収容孔33b内に昇降可能に配され、上昇位置にあると
き、上端部35aがワーク載置面33aから突出した状
態に保持され、上端部35aにワーク2の脚部挿通孔2
1が外挿される。ガイドピン駆動手段32、50は、T
字形部品1の下降時、ガイドピン35を上昇位置に保
ち、T字形部品1がガイドピン35に当接した後はガイ
ドピン35がT字形部品1の押下力により下降されるこ
とを許容する。T字形部品1の脚部11はワーク載置面
33a上のワーク2の脚部挿通孔21に内挿される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶接用ボルト等T
字形部品の脚部(例えば、溶接用ボルトのねじ部)をワ
ークの脚部挿通孔に内挿し、T字形部品の頭部(例え
ば、溶接用ボルトの頭部)とワークの脚部挿通孔周縁部
とをプロジェクション溶接するプロジェクション溶接装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のプロジェクション溶
接装置として図5に示すものが知られている。
【0003】図5において、1は溶接用ボルト等T字形
部品、2はワークを表している。T字形部品1は、脚部
11(例えば、溶接用ボルトのねじ部)と、下面に突起
12aが形成された頭部12(例えば、溶接用ボルトの
頭部)とから構成される。ワーク2には、T字形部品1
の脚部11を内挿可能な孔すなわち脚部挿通孔21が形
成されている。
【0004】プロジェクション溶接装置3は、図示しな
い装置本体等に取り付けられたホルダー31を備える。
ホルダー31の下端部及び上端部には、それぞれ複動エ
アシリンダ32及び下部電極33が締結されている。ホ
ルダー31には上下方向の貫通孔31aが形成されてお
り、この貫通孔31a内に複動エアシリンダ32のロッ
ド32aが収容されている。下部電極33は、ワーク2
が載置されるワーク載置面33aを有する。また、下部
電極33は、上下方向のガイドピン収容孔33bを有
し、このガイドピン収容孔33bに絶縁筒34が固定さ
れている。絶縁筒34には、ガイドピン35が収容され
ており、ガイドピン35の下端部は、ロッド32aの上
端部に固定ナット36によって連結されている。
【0005】複動エアシリンダ32は、図示しないロッ
ド側作動室とエンド側作動室とを備え、ロッド側作動室
に連通するポート32bと、エンド側作動室に連通する
ポート32cとの間に、空気圧回路40が接続されてい
る。空気圧回路40は、空気圧源41と5ポート2位置
電磁弁42と可変絞り付き逆止め弁43とを備える。
【0006】符号4は供給ロッドを表している。供給ロ
ッド4は、図示しない選別装置等によって一定の方向に
姿勢を整列されたT字形部品1を下部電極33に一個ず
つ搬送するボルトフィーダ等の自動供給装置の一部を構
成しており、図示矢印で示すように、T字形部品1を吸
着した状態で搬送し、下降させ、また、T字形部品1の
吸着を解除して上昇し、後退する。
【0007】上記構成のプロジェクション溶接装置3に
おいて、まず、ワーク2を下部電極33のワーク載置面
33aにセットするには、電磁弁42をノーマル位置4
2aに保持し、空気圧源41の圧縮空気を可変絞り付き
逆止め弁43及びポート32cを経てシリンダ32のエ
ンド側作動室に供給し、ロッド32aを上昇位置に保
持、換言するとガイドピン35を上昇位置に保持し、ガ
イドピン35の上端部35aをワーク載置面33aから
突出した状態にする。そして、ワーク2の脚部挿通孔2
1をワーク載置面33aから突出したガイドピン上端部
35aに外挿し、ワーク2を下部電極33のワーク載置
面33aにセットする。
【0008】次に、下面にT字形部品1の頭部12を吸
着例えば磁気吸着した供給ロッド4を移動させることに
より、T字形部品1をワーク2の脚部挿通孔21の上方
位置まで搬送し、この搬送後、供給ロッド4を下降させ
てT字形部品1をワーク2の脚部挿通孔21に向けて下
降させると同時に、電磁弁42をオフセット位置42b
に切り替える。この電磁弁42の切替により、空気圧源
41の圧縮空気は電磁弁42及びポート32bを経てシ
リンダ32のロッド側作動室に供給されるとともに、エ
ンド側作動室はポート32c、可変絞り付き逆止め弁4
3及び電磁弁42を経て大気開放される。このため、ガ
イドピン35は下降し、その上端部35aはワーク2の
脚部挿通孔21から抜け、この脚部挿通孔21にT字形
部品1の脚部11が内挿されるようになる。その後、供
給ロッド4によるT字形部品1の吸着を解除し、供給ロ
ッド4を上昇させ、さらに、後退させる。
【0009】次に、図示しない上部電極をT字形部品1
の頭部12まで下降させ、T字形部品1の頭部12を下
部電極33に加圧しながら通電して、ワーク2の脚部挿
通孔21の周縁部とT字形部品1の頭部12とのプロジ
ェクション溶接を行なう。
【0010】そして、プロジェクション溶接が終了する
と、上部電極を上昇させた後、電磁弁42をノーマル位
置42aに切り替え、ガイドピン35を上昇させ、ワー
ク2に溶接されたT字形部品1の脚部11を絶縁筒34
から押し出す。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のプロジェク
ション溶接装置においては、上記のように、空気圧回路
40に可変絞り付き逆止め弁43を設けている。その理
由は、T字形部品1の脚部11をワーク2の脚部挿通孔
21に内挿する際に生じる次のような不具合、すなわ
ち、ガイドピン35の他にワーク保持具が無い場合や作
業者がワーク2を保持しているような場合に、ガイドピ
ン35の上端部35aが下降してワーク2の脚部挿通孔
21から抜けたときのショックや振動でワーク2が動
き、図6に図示するようにワーク2の脚部挿通孔21と
T字形部品1の脚部11との軸心が合致しなくなり、T
字形部品1の挿入ミスが発生するという不具合、を解消
するためであり、可変絞り付き逆止め弁43の絞り弁部
により、シリンダ32のエンド側作動室内の圧縮空気の
排出を抑制しガイドピン35の下降速度を遅らせるため
である。しかし、一般に供給ロッド4の下降速度に合わ
せてガイドピン35の下降速度を調整する作業が難し
く、このため、T字形部品1の挿入ミスを十分に回避す
ることは困難であった。
【0012】本発明は、上記の点にかんがみ、簡単な構
成によりT字形部品の挿入ミスを十分に回避することが
できるプロジェクション溶接装置を提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のプロジェクショ
ン溶接装置は、ワーク載置面と該ワーク載置面に開口す
る上下方向のガイドピン収容孔とを有する下部電極と、
前記ガイドピン収容孔内に昇降可能に配され、上昇位置
にあるとき、上端部が前記ワーク載置面から突出した状
態に保持され、該上端部にワークの脚部挿通孔が外挿さ
れるガイドピンと、T字形部品の下降時、前記ガイドピ
ンを前記上昇位置に保ち、前記T字形部品が前記ガイド
ピンに当接した後は前記ガイドピンが前記T字形部品の
押下力により下降されることを許容するガイドピン駆動
手段と、を備え、前記T字形部品の脚部を前記ワーク載
置面上のワークの脚部挿通孔に内挿させることを特徴と
する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態を表
したプロジェクション溶接装置の構成図を示している。
【0015】図1において、1は溶接用ボルト等T字形
部品、2はワークを表している。T字形部品1は、脚部
11(例えば、溶接用ボルトのねじ部)と、下面に突起
12aが形成された頭部12(例えば、溶接用ボルトの
頭部)とから構成される。ワーク2には、T字形部品1
の脚部11を内挿可能な孔すなわち脚部挿通孔21が形
成されている。
【0016】プロジェクション溶接装置3は、図示しな
い装置本体等に取り付けられたホルダー31を備える。
ホルダー31の下端部及び上端部には、それぞれ複動エ
アシリンダ32及び下部電極33が締結されている。ホ
ルダー31には上下方向の貫通孔31aが形成されてお
り、この貫通孔31a内に複動エアシリンダ32のロッ
ド32aが収容されている。下部電極33は、ワーク2
が載置されるワーク載置面33aを有する。また、下部
電極33は、上下方向のガイドピン収容孔33bを有
し、このガイドピン収容孔33bに絶縁筒34が固定さ
れている。絶縁筒34には、ガイドピン35が収容され
ており、ガイドピン35の下端部は、ロッド32aの上
端部に固定ナット36によって連結されている。
【0017】複動エアシリンダ32は、図示しないロッ
ド側作動室とエンド側作動室とを備え、ロッド側作動室
に連通するポート32bと、エンド側作動室に連通する
ポート32cとの間に、空気圧回路50が接続されてい
る。空気圧回路50は、空気圧源51と5ポート3位置
電磁弁52とを備える。
【0018】符号4は供給ロッドを表している。供給ロ
ッド4は、図示しない選別装置等によって一定の方向に
姿勢を整列されたT字形部品1を下部電極33に一個ず
つ搬送するボルトフィーダ等の自動供給装置の一部を構
成しており、図示矢印で示すように、T字形部品1を吸
着した状態で搬送し、下降させ、また、T字形部品1の
吸着を解除して上昇し、後退する。
【0019】上記構成のプロジェクション溶接装置3に
おいて、まず、ワーク2を下部電極33のワーク載置面
33aにセットするには、電磁弁52をノーマル位置5
2aから一方のオフセット位置52bに切り替え、空気
圧源41の圧縮空気を電磁弁52及びポート32cを経
てシリンダ32のエンド側作動室に供給し、ロッド32
aを上昇位置に保持、換言するとガイドピン35を上昇
位置に保持し、ガイドピン35の上端部35aをワーク
載置面33aから少なくともワーク2の厚さ寸法よりも
突出した状態にする。そして、ワーク2の脚部挿通孔2
1をワーク載置面33aから突出したガイドピン上端部
35aに外挿し、ワーク2を下部電極33のワーク載置
面33aにセットする。
【0020】次に、下面にT字形部品1の頭部12を吸
着例えば磁気吸着した供給ロッド4を移動させることに
より、T字形部品1をワーク2の脚部挿通孔21の上方
位置まで搬送し、この搬送後、供給ロッド4を下降させ
てT字形部品1をワーク2の脚部挿通孔21に向けて下
降させると同時に、電磁弁52をオフセット位置52b
からノーマル位置52aに切り替える。この電磁弁52
の切替により、シリンダ32のロッド側作動室及びエン
ド側作動室はいずれも大気開放される。ガイドピン35
は、エンド側作動室が大気開放されても絶縁筒34の摺
動抵抗等の作用により自重によって下降することはな
く、上昇位置を保持する。このため、ガイドピン35の
上端部5aがワーク2の脚部挿通孔21内に内挿された
ままの状態の下で、T字形部品1が下降してその脚部1
1がガイドピン35の上端部35aに当接するようにな
る。そして、当接後は、T字形部品1の押下力によりガ
イドピン35が下降し、ガイドピン35の上端部35a
がワーク2の脚部挿通孔21から抜け、T字形部品1の
脚部11が脚部挿通孔21に侵入しさらに絶縁筒34内
に侵入し、T字形部品1の頭部12がワーク2の脚部挿
通孔21の周縁部に当接するようになる。ガイドピン3
5が導電性材料からなる場合、T字形部品1の頭部12
がワーク2の脚部挿通孔21の周縁部に当接した後、電
磁弁52をノーマル位置52aから他方のオフセット位
置52cに切り替え、空気圧源51の圧縮空気を電磁弁
52及びポート32bを経てシリンダ32のロッド側作
動室に供給するとともに、シリンダ32のエンド側作動
室をポート32c及び電磁弁52を経て大気開放し、こ
れにより、ガイドピン35をさらに下降させ、図2に示
すようにガイドピン35をT字形部品1の脚部11から
離隔させる。
【0021】その後、供給ロッド4によるT字形部品1
の吸着を解除し、供給ロッド4を上昇させ、さらに、後
退させる。
【0022】次に、図示しない上部電極をT字形部品1
の頭部12まで下降させ、T字形部品1の頭部12を下
部電極33に加圧しながら通電して、ワーク2の脚部挿
通孔21の周縁部とT字形部品1の頭部12とのプロジ
ェクション溶接を行なう。この溶接時、上述したように
導電性材料からなるガイドピン35はT字形部品1の脚
部11から離隔されているため、T字形部品1の脚部1
1からガイドピン35に電流が分流する不具合を解消で
きる。
【0023】そして、プロジェクション溶接が終了する
と、上部電極を上昇させた後、電磁弁52を一方のオフ
セット位置52bに切り替え、ガイドピン35を上昇さ
せ、ワーク2に溶接されたT字形部品1の脚部11を絶
縁筒34から押し出す。
【0024】以上説明したように、本実施形態は、ワー
ク載置面33aとワーク載置面33aに開口する上下方
向のガイドピン収容孔33bとを有する下部電極33
と、ガイドピン収容孔33b内に昇降可能に配され、上
昇位置にあるとき、上端部35aがワーク載置面33a
から突出した状態に保持され、上端部35aにワーク2
の脚部挿通孔21が外挿されるガイドピン35と、T字
形部品1の下降時、ガイドピン35を上昇位置に保ち、
T字形部品1がガイドピン35に当接した後はガイドピ
ン35がT字形部品1の押下力により下降されることを
許容するガイドピン駆動手段と、を備え、T字形部品1
の脚部11をワーク載置面33a上のワーク2の脚部挿
通孔21に内挿させることを特徴とする。ここで、ガイ
ドピン駆動手段は、ガイドピン35に連結されたロッド
32aを有するエアシリンダ32と、エアシリンダ32
を駆動する空気圧回路50とからなり、空気圧回路50
は、T字形部品1の下降時、エアシリンダ32の作動室
を大気開放することにより、ガイドピン35を上昇位置
に保ち、かつ、T字形部品1がガイドピン35に当接し
た後はガイドピン35がT字形部品1の押下力により下
降されることを許容する。
【0025】本実施形態によると、T字形部品1の脚部
11をワーク2の脚部挿通孔21に内挿させる際、従来
装置のようにワーク2の脚部挿通孔21に内挿されてい
るガイドピン35の上端部35aを脚部挿通孔21から
強制的に抜くことはせず、ガイドピン35の上端部35
aを脚部挿通孔21に内挿した状態に保ち、T字形部品
1の押下力によってガイドピン35を下降させるように
したため、ガイドピン35の上端部35aが脚部挿通孔
21から抜け出る際にワーク2が受けるショックや振動
が低減されワーク2の動きを防止することができ、T字
形部品1の挿入ミスを十分に回避することができる。
【0026】また、本実施形態によると、ガイドピン3
5が導電性材料からなる場合、ガイドピン駆動手段は、
T字形部品1の頭部12がワーク2の脚部挿通孔21の
周縁部まで下降してきたとき、ガイドピン35を強制的
に下降させT字形部品1の脚部11から離隔させるよう
にしている。このため、プロジェクション溶接時、T字
形部品1の脚部11からガイドピン35に電流が分流す
る不具合を解消できる。
【0027】図3は、本発明の他の実施形態を表したプ
ロジェクション溶接装置の構成図を示す。
【0028】図3に示すプロジェクション溶接装置3
は、ガイドピン35の上部35bを絶縁材料により形成
している。また、空気圧回路60は、空気圧源61、3
ポート2位置電磁弁62及び消音器63を備える。その
他の構成は図1のプロジェクション溶接装置3と同様で
ある。
【0029】図3のプロジェクション溶接装置3は、電
磁弁62がノーマル位置62aにあるときは、空気圧源
61の圧縮空気が電磁弁62及びポート32cを経てシ
リンダ32のエンド側作動室に供給され、ガイドピン3
5は上昇位置にあり、その上端部35aはワーク載置面
33aからワーク2の厚さ寸法よりも突出した状態とさ
れ、この状態でワーク2がワーク載置面33aにセット
される。その後、T字形部品1の脚部11をワーク2の
脚部挿通孔21に内挿する際、T字形部品1の下降開始
とほぼ同時に電磁弁62をノーマル位置62aからオフ
セット位置62bに切り替える。この電磁弁62の切替
により、シリンダ32のエンド側作動室はポート32c
及び電磁弁62を経て大気開放され、図1のプロジェク
ション溶接装置3と同様、ガイドピン35は上昇位置を
保持する。そして、ガイドピン35の上端部5aがワー
ク2の脚部挿通孔21内に内挿されたままの状態の下
で、T字形部品1が下降してその脚部11がガイドピン
35の上端部35aに当接するようになり、当接後は、
T字形部品1の押下力によりガイドピン35が下降し、
ガイドピン35の上端部35aがワーク2の脚部挿通孔
21から抜け、T字形部品1の脚部11が脚部挿通孔2
1に侵入しさらに絶縁筒34内に侵入し、図4に示すよ
うに、T字形部品1の頭部12がワーク2の脚部挿通孔
21の周縁部に当接するようになる。この当接後は、図
1のプロジェクション溶接装置3と同様、供給ロッド4
を上昇、後退させ、プロジェクション溶接を行なう。
【0030】図3のプロジェクション溶接装置3による
と、プロジェクション溶接時、上述したようにガイドピ
ン35は上部35bが絶縁材料から形成されているた
め、図1のプロジェクション溶接装置3のようにガイド
ピン35をT字形部品1から離隔させなくても、T字形
部品1の脚部11からガイドピン35に電流が分流する
不具合を防止できる。また、ポート32bに消音器63
を接続したため、シリンダ32のロッド側作動室への塵
埃や異物の侵入を防止できる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
簡単な構成によりT字形部品の挿入ミスを十分に回避す
ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を表すプロジェクション溶
接装置の構成図である。
【図2】同溶接装置の作動説明図である。
【図3】本発明の他の実施形態を表すプロジェクション
溶接装置の構成図である。
【図4】同溶接装置の作動説明図である。
【図5】従来のプロジェクション溶接装置の構成図であ
る。
【図6】同溶接装置の作動説明図である。
【符号の説明】
1 T字形部品 11 脚部 12 頭部 2 ワーク 21 脚部挿通孔 3 プロジェクション溶接装置 32 エアシリンダ(ガイドピン駆動手段) 33 下部電極 33a ワーク載置面 33b ガイドピン収容孔 35 ガイドピン 35a 上端部 50、60 空気圧回路(ガイドピン駆動手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク載置面と該ワーク載置面に開口す
    る上下方向のガイドピン収容孔とを有する下部電極と、 前記ガイドピン収容孔内に昇降可能に配され、上昇位置
    にあるとき、上端部が前記ワーク載置面から突出した状
    態に保持され、該上端部にワークの脚部挿通孔が外挿さ
    れるガイドピンと、 T字形部品の下降時、前記ガイドピンを前記上昇位置に
    保ち、前記T字形部品が前記ガイドピンに当接した後は
    前記ガイドピンが前記T字形部品の押下力により下降さ
    れることを許容するガイドピン駆動手段と、 を備え、 前記T字形部品の脚部を前記ワーク載置面上のワークの
    脚部挿通孔に内挿させることを特徴とするプロジェクシ
    ョン溶接装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ガイドピン駆動
    手段は、前記ガイドピンに連結されたロッドを有するエ
    アシリンダと、前記エアシリンダを駆動する空気圧回路
    とからなり、前記空気圧回路は、前記T字形部品の下降
    時、前記エアシリンダの作動室を大気開放することによ
    り、前記ガイドピンを前記上昇位置に保ち、かつ、前記
    T字形部品が前記ガイドピンに当接した後は前記ガイド
    ピンが前記T字形部品の押下力により下降されることを
    許容することを特徴とするプロジェクション溶接装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記ガイドピンは導
    電性材料からなり、前記ガイドピン駆動手段は、前記T
    字形部品の頭部が前記ワークの脚部挿通孔周縁部まで下
    降してきたとき、前記ガイドピンを強制的に下降させ前
    記T字形部品の脚部から離隔させることを特徴とするプ
    ロジェクション溶接装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記ガイドピンは、
    少なくとも上部が絶縁材料から形成されることを特徴と
    するプロジェクション溶接装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017014010A (ja) * 2015-07-04 2017-01-19 青山 省司 押し出し式部品供給装置および供給方法
JP7026982B1 (ja) * 2021-06-23 2022-03-01 セキ工業株式会社 ボルトフィーダ

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WO2022270003A1 (ja) * 2021-06-23 2022-12-29 セキ工業株式会社 ボルトフィーダ

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