JPH11206493A - 物品棚における物品落下防止装置 - Google Patents

物品棚における物品落下防止装置

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JPH11206493A
JPH11206493A JP2782198A JP2782198A JPH11206493A JP H11206493 A JPH11206493 A JP H11206493A JP 2782198 A JP2782198 A JP 2782198A JP 2782198 A JP2782198 A JP 2782198A JP H11206493 A JPH11206493 A JP H11206493A
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JP
Japan
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article
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weight member
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Withdrawn
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JP2782198A
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English (en)
Inventor
Yoshiyasu Mitsumoto
宜秘 光本
Nobuyuki Kojima
信幸 小島
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Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な機構で、通常時において物品の出し入
れの邪魔になることがなく、かつ棚板に振動が生じた場
合、物品の棚板からの落下を確実に防止することが出来
る物品棚における物品落下防止装置を提供すること。 【解決手段】 回動バー15bがウェイト部材17の移
動により回動されるとともに、第2ストッパー18もし
くは第1ストッパー9eに確実に保持されるので、簡単
な機構で、棚板7からの物品の落下を確実に防止するこ
とが出来る。また、水平バー15aを下方から上方に回
動させることにより物品の落下を防止することが可能と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品棚の棚板上に
載置された物品の棚板からの落下を防止する物品棚にお
ける物品落下防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の物品棚における物品落下
防止装置としては、実開平9−173170号公報に開
示されたもの等が知られている。
【0003】この装置は、物品の棚板からの落下を防止
する水平部材が固着された形動部材を、棚側面に設けた
感震振り子に係合させることで上方に支持し、前記振り
子が振動により振幅すると係合が外れて、水平部材が自
重により所定箇所まで落下され、物品の棚板からの落下
が防止されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法では、各棚板に係合装置と感震手段とがそれぞ
れ設けられるため、構造が複雑になり、動作に不具合が
生じやすくなるばかりか、部品点数が増加することによ
り製造コストが高くなるといった問題点があった。
【0005】本発明はこのような問題点に着目してなさ
れたもので、簡単な機構で、通常時において物品の出し
入れの邪魔になることがなく、かつ棚板に振動が生じた
場合、物品の棚板からの落下を確実に防止することが出
来る物品棚における物品落下防止装置を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の物品棚における物品落下防止装置は、床面
に立設された支持部材に、棚板が上下方向に複数段設け
られた物品棚において、棚板の少なくとも左右いずれか
の側端部に後部所定箇所が軸着された回動バーと、少な
くとも一端が前記回動バーの他端に固着され、かつ棚板
の左右方向を向くように設けられた水平バーと、前記回
動バーの所定箇所に固着されたウェイト部材と、前記ウ
ェイト部材の重心が前記回動バーの軸着部より後方とな
る位置で前記回動バーを保持させる第1ストッパーと、
前記ウェイト部材の重心が前記回動バーの軸着部より前
方となる位置で前記回動バーを保持させる第2ストッパ
ーとを備え、前記回動バーが第1ストッパーもしくは第
2ストッパーのいずれかに保持されたとき、少なくとも
前記水平バーが棚板前端部上方位置、もしくは物品の棚
板からの出し入れに影響されない位置に保持されるよう
になっていることを特徴としている。この特徴によれ
ば、回動バーがウェイト部材の移動により回動されると
ともに、第1ストッパーもしくは第2ストッパーに確実
に保持されるので、簡単な機構で、棚板からの物品の落
下を確実に防止することが出来る。また、水平バーを下
方から上方に回動させることにより物品の落下を防止す
ることが可能となる。
【0007】本発明の物品棚における物品落下防止装置
は、少なくとも前記回動バーの一部とウェイト部材と
が、棚板の側端部に立設されたカバー部材により覆われ
ていることが好ましい。このようにすることで、ウェイ
ト部材や回動バーの回動が妨げられたり、物品等により
破損することがなくなり、確実な操作性が保障されるば
かりか、外観の見栄えが向上される。
【0008】本発明の物品棚における物品落下防止装置
は、前記回動バーと前記第1または第2ストッパーとの
間に吸着手段が介在され、前記水平バーが棚板の前端部
上方所定箇所に位置したときに、回動バーが吸着手段に
よって保持されるようになっていることが好ましい。こ
のようにすることで、水平バーが適正な物品の落下防止
位置に確実に固定されるため、振動により逆方向に回動
することがなくなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明すると、まず図1には本発明の適用される物
品棚1が示されており、この物品棚1は、床面上に載置
される載置台2と、この載置台2の後端左右側に立設さ
れた支柱3と、支柱3の前面に上下方向に形成された複
数の係合孔4に係合可能な係合片(図示略)を介して、
支柱3の前方に着脱自在に取り付けられるブラケット6
と、左右の支柱3にそれぞれ取り付けられたブラケット
6上に左右側下面が支持される複数の棚板7とから構成
されている。また、8は左右の支柱3、3間に設けられ
る仕切板であり、Gは棚板7上面に載置された物品であ
る。なお、最下段の棚板7は載置台2上に設けられてい
る。
【0010】各棚板7の上面左右両端部には、図2に示
されるように、2枚の側面板9a、9b、後面板9c、
前面・上面板9d、下板9eとからなるカバー部材9
が、下板9eを挿通するビス10を介して取り付けられ
ており、このカバー部材9内には、物品落下防止装置が
内設されている。また、外方の側面板9bは、後面板9
cと前面・上面板9dの端縁部からそれぞれ屈曲形成さ
れる取付片11に対してビス10を介して着脱自在に設
けられている。さらに、前面・上面板9dの前面側には
上下方向の長溝13が形成されている。
【0011】図2及び図3に示されるように、内側の側
面板9a内面所定箇所には取付部材12が固着され、こ
の取付部材12に形成された穴部12a内には軸部材1
4が、軸心が棚板7の左右方向を向くように軸支されて
いる。
【0012】15は、棚板7の前端部において棚板7の
左右方向を向く水平バー15aと、この水平バー15a
の両端より一旦上方に屈曲された後、棚板7の前後方向
を向く回動バー15bとからなる物品落下防止バーであ
り、この回動バー15bの後端よりやや前方の所定箇所
が軸部材14に溶接固定され、軸部材14を中心に回動
自在に設けられている。
【0013】回動バー15bの後端には、回動バー15
bに対して直交する垂直バー16が固着されており、こ
の垂直バー16の上部にはウェイト部材17が固着され
ている。また、物品落下防止バー15が図2の状態にあ
る時、垂直バー16の下端16aは第1ストッパーとし
ての下板9eの上面に当接され、回動バー15bの時計
回りの回動が規制されるようになっている。
【0014】また、側面板9aの前方下部には、ストッ
パ部材18が取付片18bを介して取り付けられてお
り、物品落下防止バー15の回動バー15bの半時計回
りの回動が、取付片18bよりカバー部材9内方に突出
されたストッパ片18aを介して当接規制されるように
なっている。
【0015】このように構成された本発明実施例におけ
る物品落下防止装置の作用を図4に基づいて説明してい
くと、通常時において物品落下防止バー15の回動バー
15bは、図中実線で示されるように水平バー15aが
棚板7の前端面7aの前方に位置するように前下がりに
傾斜されている。この時所定重量を有するウェイト部材
17の重心が、軸部材14を通過する鉛直線Pよりも前
方に位置するため、回動バー15bがストッパ片18a
上面に押圧された状態に保持される。
【0016】次に、地震の発生等により物品棚1に振動
が生じると、振動により回動バー15bが回動される。
そしてこの振動が所定以上に達してウェイト部材17の
重心が軸部材14を通過する鉛直線Pよりも後方に移動
されると、回動バー15bがウェイト部材17の自重に
より時計回りに回動される。この回動バー15bの回動
は、図4中2点鎖線で示されるように垂直バー16の下
端16aが下板9eの上面に当接されることにより規制
され、水平バー15aが棚板7の前端部の適宜上方位置
にて保持される。
【0017】よって通常時において水平バー15aは棚
板7からの物品の出し入れの邪魔にならない棚板7の前
端面7a前方に位置しており、地震の発生等により物品
棚1に振動が生じた場合には、棚板7の前端部の適宜上
方に位置し、棚板7からの物品の落下を効果的に防止す
る。
【0018】このようにウェイト部材17を用いること
により、物品落下防止バー15の形状、重量等に左右さ
れることなく、物品落下防止バー15を適正な位置に保
持できるとともに、感震手段及び物品落下防止バーの係
止手段等を用いることなく、簡単な機構により棚板7か
らの物品の落下を確実に防止できる。
【0019】図5、図6には本発明の他の実施例が示さ
れている。本実施例において前述の実施例と構造的に相
違する点は、垂直バー16の下端に、取付部材19を介
してマグネット20が取り付けられている点である。こ
のマグネット20は、水平バー15aが棚板7の前端面
7a前方にある通常位置にある時において、図6中2点
鎖線で示されるように下板9eから離間され、水平バー
15aが棚板7前端部上方に位置した時にマグネット2
0の下面20aと下板9eの上面とが当接されるように
取り付けられている。なお、下板9eはマグネットが吸
着可能なスチール等により構成されている。
【0020】このようにマグネット20を設ければ、水
平バー15aが棚板7前端部上方に位置した時にマグネ
ット20の下面20aが下板9eに吸着され、保持力が
高まるため、振動により回動バー15bが再び反時計回
りに回動され、水平バー15aが元の位置に戻されるこ
と等がなく、物品の棚板7からの落下が確実に防止され
る。
【0021】また、水平バー15aが棚板7前端部上方
に位置した時に、ウェイト部材17の重心と鉛直線Pと
の距離が構造的に十分にとれないような場合にあって
も、回動バー15bを確実に保持しておくことが可能と
なる。
【0022】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれる。
【0023】例えば、本実施例において、物品落下防止
装置が内設されたカバー部材9は棚板7の左右両端に設
けられていたが、いずれか一方のみに設けられていれば
よい。
【0024】さらに、物品落下防止バー15の水平バー
15aが、通常時において上方の棚板7の前端部近傍に
位置され、振動の発生により下方に落下されるような構
造になっていてもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0026】(a)請求項1の発明によれば、回動バー
がウェイト部材の移動により回動されるとともに、第1
ストッパーもしくは第2ストッパーに確実に保持される
ので、簡単な機構で、棚板からの物品の落下を確実に防
止することが出来る。また、水平バーを下方から上方に
回動させることにより物品の落下を防止することが可能
となる。
【0027】(b)請求項2の発明によれば、ウェイト
部材や回動バーの回動が妨げられたり、物品等により破
損することがなくなり、確実な操作性が保障されるばか
りか、外観の見栄えが向上される。
【0028】(c)請求項3の発明によれば、水平バー
が適正な物品の落下防止位置に確実に固定されるため、
振動により逆方向に回動することがなくなる。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用される物品棚の設置状況を示す斜
視図である。
【図2】物品落下防止装置の構造を示す斜視図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図2の物品落下防止装置の作用を示す概略側面
図である。
【図5】本発明の他の実施例としての物品落下防止装置
の構造を示す斜視図である。
【図6】図5の物品落下防止装置の作用を示す要部拡大
断面図である。
【符号の説明】
1 物品棚 2 載置台 3 支柱(支持部材) 4 係合孔 6 ブラケット 7 棚板 7a 前端面 8 仕切り板 9 カバー部材 9a、9b 側面板 9c 後面板 9d 前面・上面板 9e 下板(第1ストッパー) 10 ビス 11 取付片 12 取付部材 12a 穴部 13 長溝 14 軸部材(軸着部) 15 物品落下防止バー 15a 水平バー 15b 回動バー 16 垂直バー 16a 下端 17 ウェイト部材 18 ストッパ部材(第2ストッパー) 18a ストッパ片 18b 取付片 19 取付部材 20 マグネット(吸着手段) 20a 下面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に立設された支持部材に、棚板が上
    下方向に複数段設けられた物品棚において、 棚板の少なくとも左右いずれかの側端部に後部所定箇所
    が軸着された回動バーと、 少なくとも一端が前記回動バーの他端に固着され、かつ
    棚板の左右方向を向くように設けられた水平バーと、 前記回動バーの所定箇所に固着されたウェイト部材と、 前記ウェイト部材の重心が前記回動バーの軸着部より後
    方となる位置で前記回動バーを保持させる第1ストッパ
    ーと、 前記ウェイト部材の重心が前記回動バーの軸着部より前
    方となる位置で前記回動バーを保持させる第2ストッパ
    ーとを備え、 前記回動バーが第1ストッパーもしくは第2ストッパー
    のいずれかに保持されたとき、少なくとも前記水平バー
    が棚板前端部上方位置、もしくは物品の棚板からの出し
    入れに影響されない位置に保持されるようになっている
    ことを特徴とする物品棚における物品落下防止装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも前記回動バーの一部とウェイ
    ト部材とが、棚板の側端部に立設されたカバー部材によ
    り覆われている請求項1に記載の物品棚における物品落
    下防止装置。
  3. 【請求項3】 前記回動バーと前記第1または第2スト
    ッパーとの間に吸着手段が介在され、前記水平バーが棚
    板の前端部上方所定箇所に位置したときに、回動バーが
    吸着手段によって保持されるようになっている請求項1
    または2に記載の物品棚における物品落下防止装置。
JP2782198A 1998-01-26 1998-01-26 物品棚における物品落下防止装置 Withdrawn JPH11206493A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016112152A (ja) * 2014-12-15 2016-06-23 株式会社岡村製作所 感震式物品落下防止装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050405