JPH09285345A - 棚板の取付構造及び棚 - Google Patents
棚板の取付構造及び棚Info
- Publication number
- JPH09285345A JPH09285345A JP10534096A JP10534096A JPH09285345A JP H09285345 A JPH09285345 A JP H09285345A JP 10534096 A JP10534096 A JP 10534096A JP 10534096 A JP10534096 A JP 10534096A JP H09285345 A JPH09285345 A JP H09285345A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shelf
- dowel
- plate
- mounting structure
- board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Assembled Shelves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 地震等の大きい揺れに対しても、収納品が倒
れたり、滑ったりして棚板の外へ落下する危険性が軽減
され、安定した収納状態を維持することができる棚板の
取付構造及び棚を提供する。 【解決手段】 両側の側板1、1より内側に対向して突
出し、ほぼ水平に設けられた前側と奥側の棚ダボ5、5
間に架け渡されて支持される棚板6の取付構造であっ
て、上記棚板6が、前側の棚ダボ5にはその裏面を載置
され、奥側の棚ダボ5にはその裏側に設けられたダボ溝
61を嵌め込まれ、奥方に向かって下方傾斜の状態に支
持されている。
れたり、滑ったりして棚板の外へ落下する危険性が軽減
され、安定した収納状態を維持することができる棚板の
取付構造及び棚を提供する。 【解決手段】 両側の側板1、1より内側に対向して突
出し、ほぼ水平に設けられた前側と奥側の棚ダボ5、5
間に架け渡されて支持される棚板6の取付構造であっ
て、上記棚板6が、前側の棚ダボ5にはその裏面を載置
され、奥側の棚ダボ5にはその裏側に設けられたダボ溝
61を嵌め込まれ、奥方に向かって下方傾斜の状態に支
持されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、棚板の取付構造及
び棚に関する。
び棚に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、種々の収納品等を載置した状態で
収納しておくために用いられ、棚板が着脱可能で、又、
棚ダボの嵌合位置を変えて上下位置が調整できるタイプ
の棚板が設けられた棚において、この棚の棚板の取付構
造は、例えば、図3に示すように、両側の側板100よ
り内側に対向して突出し、ほぼ水平に設けられた前側と
奥側の棚ダボ200に、棚板300の裏側に設けられた
前、後のダボ溝310、310が嵌合され、棚板300
が支持された構造となっている。又、上記棚板300
は、ほぼ水平状態に支持される構造となっている。
収納しておくために用いられ、棚板が着脱可能で、又、
棚ダボの嵌合位置を変えて上下位置が調整できるタイプ
の棚板が設けられた棚において、この棚の棚板の取付構
造は、例えば、図3に示すように、両側の側板100よ
り内側に対向して突出し、ほぼ水平に設けられた前側と
奥側の棚ダボ200に、棚板300の裏側に設けられた
前、後のダボ溝310、310が嵌合され、棚板300
が支持された構造となっている。又、上記棚板300
は、ほぼ水平状態に支持される構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の棚板300の取付構造の場合、棚板300
の裏側のダボ溝31の深さは、棚ダボ200の半径程度
しかなく、前後の2箇所で棚板300が棚ダボ200に
嵌合されているとはいえ、地震等の大きい揺れに対して
棚板300が外れるといった危険性がある。
ような従来の棚板300の取付構造の場合、棚板300
の裏側のダボ溝31の深さは、棚ダボ200の半径程度
しかなく、前後の2箇所で棚板300が棚ダボ200に
嵌合されているとはいえ、地震等の大きい揺れに対して
棚板300が外れるといった危険性がある。
【0004】又、収納品が平坦な棚板300上に単に載
置されているだけであるから、左右の側板や奥の裏板側
はよいが、前面がオープンになっているために、収納品
が不安定な形状をしているような場合には、倒れたり、
滑ったりして棚板から外へ落ち易いといった欠点があ
る。
置されているだけであるから、左右の側板や奥の裏板側
はよいが、前面がオープンになっているために、収納品
が不安定な形状をしているような場合には、倒れたり、
滑ったりして棚板から外へ落ち易いといった欠点があ
る。
【0005】本発明は、従来のこのような上記の問題点
に着目してなされたものであり、その目的とするところ
は、これらの問題点を解消し、地震等の大きい揺れに対
しても、収納品が倒れたり、滑ったりして棚板の外へ落
下する危険性が軽減され、安定した収納状態を維持する
ことができる棚板の取付構造及び棚を提供するものであ
る。
に着目してなされたものであり、その目的とするところ
は、これらの問題点を解消し、地震等の大きい揺れに対
しても、収納品が倒れたり、滑ったりして棚板の外へ落
下する危険性が軽減され、安定した収納状態を維持する
ことができる棚板の取付構造及び棚を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
棚板の取付構造においては、両側の側板より内側に対向
して突出し、ほぼ水平に設けられた前側と奥側の棚ダボ
間に架け渡されて支持される棚板の取付構造であって、
上記棚板が、前側の棚ダボにはその裏面を載置され、奥
側の棚ダボにはその裏側に設けられたダボ溝を嵌め込ま
れ、奥方に向かって下方傾斜の状態に支持されているこ
とを特徴とする。
棚板の取付構造においては、両側の側板より内側に対向
して突出し、ほぼ水平に設けられた前側と奥側の棚ダボ
間に架け渡されて支持される棚板の取付構造であって、
上記棚板が、前側の棚ダボにはその裏面を載置され、奥
側の棚ダボにはその裏側に設けられたダボ溝を嵌め込ま
れ、奥方に向かって下方傾斜の状態に支持されているこ
とを特徴とする。
【0007】又、請求項2記載の本発明の棚において
は、請求項1記載の棚板の取付構造が用いられているこ
とを特徴とする。
は、請求項1記載の棚板の取付構造が用いられているこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1記載の本発明の棚板の取付構造におい
ては、棚板が、前側の棚ダボにはその裏面を載置され、
奥側の棚ダボにはその裏側に設けられたダボ溝を嵌め込
まれ、奥方に向かって下方傾斜の状態に支持されるの
で、地震等の大きい揺れに対しても、収納品が倒れた
り、滑ったりして棚板の外へ落下する危険性が軽減さ
れ、安定した収納状態を維持することが可能である。
ては、棚板が、前側の棚ダボにはその裏面を載置され、
奥側の棚ダボにはその裏側に設けられたダボ溝を嵌め込
まれ、奥方に向かって下方傾斜の状態に支持されるの
で、地震等の大きい揺れに対しても、収納品が倒れた
り、滑ったりして棚板の外へ落下する危険性が軽減さ
れ、安定した収納状態を維持することが可能である。
【0009】又、請求項2記載の本発明の棚において
は、上記棚板の取付構造が用いられた棚であるから、上
記と同様の作用・効果が得られ、種々の収納品の収納に
好適に用いられる。
は、上記棚板の取付構造が用いられた棚であるから、上
記と同様の作用・効果が得られ、種々の収納品の収納に
好適に用いられる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の建物の棚板の取
付構造、及び棚の一例を示す断面図であり、図2は、図
1の棚板の構造を示す断面図である。図1において、本
実施例の棚10は、左右の側板1、1、天板2、底板
3、及び裏板4により箱形状の収納部が設けら、前面が
開放され、収納品の出し入れが行えるようになってい
る。
を参照して説明する。図1は、本発明の建物の棚板の取
付構造、及び棚の一例を示す断面図であり、図2は、図
1の棚板の構造を示す断面図である。図1において、本
実施例の棚10は、左右の側板1、1、天板2、底板
3、及び裏板4により箱形状の収納部が設けら、前面が
開放され、収納品の出し入れが行えるようになってい
る。
【0011】この棚10の左右両側の側板1、1の内側
に突出し、前側と奥側の2箇所の対向する位置に、ほぼ
水平に丸棒状の棚ダボ5、5が設けられている。この棚
ダボ5、5は左右方向においてほぼ水平であると同時
に、前側と奥側間もほぼ水平に位置して設けられてい
る。
に突出し、前側と奥側の2箇所の対向する位置に、ほぼ
水平に丸棒状の棚ダボ5、5が設けられている。この棚
ダボ5、5は左右方向においてほぼ水平であると同時
に、前側と奥側間もほぼ水平に位置して設けられてい
る。
【0012】棚板6は、側板1、1間に架け渡され、左
右の棚ダボ5、5により支持されているが、この棚板6
は、図2に示すように、奥方の裏側に棚ダボ5の丸形状
に合わせた断面が半円形のダボ溝61が設けられてお
り、この棚板6が棚ダボ5、5に載置されると、棚板6
の奥側は、ダボ溝61が棚ダボ5に嵌合され、前側は棚
ダボ5の上に載った状態の支持となる。
右の棚ダボ5、5により支持されているが、この棚板6
は、図2に示すように、奥方の裏側に棚ダボ5の丸形状
に合わせた断面が半円形のダボ溝61が設けられてお
り、この棚板6が棚ダボ5、5に載置されると、棚板6
の奥側は、ダボ溝61が棚ダボ5に嵌合され、前側は棚
ダボ5の上に載った状態の支持となる。
【0013】即ち、棚板6の奥側は、ダボ溝61の深さ
に相当する寸法だけ下がり、奥方に向かって下方傾斜の
状態に支持される。
に相当する寸法だけ下がり、奥方に向かって下方傾斜の
状態に支持される。
【0014】従って、収納品がこの棚板6の上に載置さ
れた状態で、地震等の揺れの影響を受けて大きく揺さぶ
られても、前面の開放側には滑ったり、倒れたりしにく
く、棚板6の奥方への傾斜の効果により、逆に奥側へ滑
ったり、倒れたり作用が生じ、棚10の外への落下が効
果的に防止されることになる。
れた状態で、地震等の揺れの影響を受けて大きく揺さぶ
られても、前面の開放側には滑ったり、倒れたりしにく
く、棚板6の奥方への傾斜の効果により、逆に奥側へ滑
ったり、倒れたり作用が生じ、棚10の外への落下が効
果的に防止されることになる。
【0015】上記実施例においては、棚板6が1枚設け
られた例を説明したが、この棚板6の数は適宜に増やし
て、同様の構造により取り付けることが可能である。
られた例を説明したが、この棚板6の数は適宜に増やし
て、同様の構造により取り付けることが可能である。
【0016】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の棚板の取付構造
においては、棚板が、前側の棚ダボにはその裏面を載置
され、奥側の棚ダボにはその裏側に設けられたダボ溝を
嵌め込まれ、奥方に向かって下方傾斜の状態に支持され
るので、地震等の大きい揺れに対しても、収納品が倒れ
たり、滑ったりして棚板の外へ落下する危険性が軽減さ
れ、安定した収納状態を維持することが可能である。
においては、棚板が、前側の棚ダボにはその裏面を載置
され、奥側の棚ダボにはその裏側に設けられたダボ溝を
嵌め込まれ、奥方に向かって下方傾斜の状態に支持され
るので、地震等の大きい揺れに対しても、収納品が倒れ
たり、滑ったりして棚板の外へ落下する危険性が軽減さ
れ、安定した収納状態を維持することが可能である。
【0017】又、請求項2記載の本発明の棚において
は、上記棚板の取付構造が用いられた棚であるから、上
記と同様の作用・効果が得られ、種々の収納品の収納に
好適に用いられる。従って、棚板の取付構造、及び棚と
して好適である。
は、上記棚板の取付構造が用いられた棚であるから、上
記と同様の作用・効果が得られ、種々の収納品の収納に
好適に用いられる。従って、棚板の取付構造、及び棚と
して好適である。
【図1】本発明の建物の棚板の取付構造、及び棚の一例
を示す断面図。
を示す断面図。
【図2】図1の棚板の構造を示す断面図。
【図3】従来の棚板の取付構造を示す断面図。
1 側板 2 天板 3 底板 4 裏板 5 棚ダボ 6 棚板 10 棚 61 ダボ溝
Claims (2)
- 【請求項1】 両側の側板より内側に対向して突出し、
ほぼ水平に設けられた前側と奥側の棚ダボ間に架け渡さ
れて支持される棚板の取付構造であって、上記棚板が、
前側の棚ダボにはその裏面を載置され、奥側の棚ダボに
はその裏側に設けられたダボ溝を嵌め込まれ、奥方に向
かって下方傾斜の状態に支持されていることを特徴とす
る棚板の取付構造。 - 【請求項2】 上記請求項1記載の棚板の取付構造が用
いられていることを特徴とする棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10534096A JPH09285345A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 棚板の取付構造及び棚 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10534096A JPH09285345A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 棚板の取付構造及び棚 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09285345A true JPH09285345A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14405013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10534096A Pending JPH09285345A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 棚板の取付構造及び棚 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09285345A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013162320A1 (ko) * | 2012-04-27 | 2013-10-31 | Park Jeong Yong | 수납장 |
KR102605606B1 (ko) * | 2023-06-21 | 2023-11-23 | (주)동연디자인 | 가변식 칸막이선반을 갖는 사물함 |
-
1996
- 1996-04-25 JP JP10534096A patent/JPH09285345A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013162320A1 (ko) * | 2012-04-27 | 2013-10-31 | Park Jeong Yong | 수납장 |
KR102605606B1 (ko) * | 2023-06-21 | 2023-11-23 | (주)동연디자인 | 가변식 칸막이선반을 갖는 사물함 |
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