JPH11206281A - 釣 竿 - Google Patents
釣 竿Info
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- JPH11206281A JPH11206281A JP1673998A JP1673998A JPH11206281A JP H11206281 A JPH11206281 A JP H11206281A JP 1673998 A JP1673998 A JP 1673998A JP 1673998 A JP1673998 A JP 1673998A JP H11206281 A JPH11206281 A JP H11206281A
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- grip
- rod
- rod body
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Abstract
方向へ滑るのを防止でき、円滑に操作できる釣竿を提供
する。 【解決手段】 外部竿体2のリールシート7付近の周面
には、2つのグリップ片からなる前グリップ21が取り
付けられており、外部竿体2の竿元側端部の周面には、
3つのグリップ片からなる竿元グリップ31が取り付け
られている。前グリップ21のグリップ片21a,21
b及び竿元グリップ31の第1〜第3グリップ片31a
〜31cは、それぞれ竿体周方向に分離しかつ軸方向に
ずれて外部竿体2の所定の位置に配置されている。
Description
に関する。
配置されリールを装着するためのリールシートと、竿体
の竿元側端部にはめ込まれて固定された蓋付き円筒型部
材である竿元グリップと、竿体のリールシート付近に固
定された前グリップとを有している。
竿元グリップ,前グリップを握ってキャスティングやリ
トリーブ等を行い、仕掛けにかかった魚を釣り上げる。
プを握ってキャスティングを行うと、グリップを握る手
が竿体の円周方向に滑ってしまい、竿体が円周方向に微
妙に回転し、ねらったポイントに仕掛けをうまく投げ入
れられない場合があった。また、従来の円筒形のグリッ
プでは、竿体の軸方向への手の滑りも十分に防止し難
い。
とでは、リールの脚及びリールシートを抑えつつ把持す
る前グリップを握る手が左右反対になり、最も大きなグ
リップ力が必要とされる箇所が異なる。ここで、左右対
称に形成された従来の前グリップでは、それぞれのユー
ザーに十分に対応しがたい。本発明の別の課題は、釣竿
操作時に釣竿を握る手が周方向や軸方向へ滑るのを抑
え、円滑に操作できる釣竿を提供することにある。
魚釣りに用いる釣竿であって、竿体と、竿体の周面に設
けられリールを装着可能なリールシートと、竿体の周面
に竿体の円周方向に分離しかつ竿体の軸方向にずれて配
置された複数のグリップ片からなるグリップとを備えて
いる。
円周方向に分離して形成されているので、複数のグリッ
プ片が円周方向の複数の箇所でユーザの手に接触する。
この結果、グリップを握る手が円周方向に微妙にずれて
しまうのを抑え、釣竿の操作性が向上する。また、複数
のグリップ片は竿体の軸方向にずれて配置されており、
グリップを握る手が滑って釣竿の軸方向へずれてしまう
のも防止する。
って、グリップは竿体の竿元側端部に配置され、リール
シートが設けられた軸線上の竿体の竿元側端部周面に固
定された第1グリップ片と、第1グリップ片に対して竿
体の周面方向にそれぞれ離れて配置された第2及び第3
グリップ片とを有している。この場合には、竿体の竿元
側端部を握る際に、第1〜第3の3つのグリップ片が円
周方向の複数の箇所でユーザの手に接触し、グリップを
握る手が円周方向に微妙にずれてしまうのを抑える。さ
らに、軸方向にずれて配置された第1〜第3グリップ片
が、グリップを握る手の釣竿の軸方向へずれを防止す
る。
周面方向にそれぞれ離れて配置された第2及び第3グリ
ップ片が、リールの脚部及びリールシートを握る手の前
腕部を支持するので、釣竿の操作性がさらに向上する。
発明3にかかる釣竿は、発明1の釣竿であって、グリッ
プは、竿体のリールシート付近に配置され、竿体のリー
ルシートの反対面にそれぞれ軸方向にずれて配置されて
いる2つのグリップ片を有している。
2つのグリップ片がリールの脚部及びリールシートを握
る際の指にフィットし、竿体の操作性が向上する。ま
た、いずれか任意の一方のグリップ片を穂先方向にずら
して配置すると、右利き,左利きのいずれのユーザにも
対応できる。発明4にかかる釣竿は、魚釣りに用いる釣
竿であって、竿体と、竿体の周面に設けられリールを装
着可能なリールシートと、竿体の周面に、竿体の円周方
向に分離しかつ竿体の軸方向にずれて形成された複数の
グリップ固定面とを備えている。
定面のそれぞれ任意の箇所にグリップ片を取り付けてグ
リップ位置を調節する。この結果、ユーザに最もフィッ
トする位置で竿体を握ることが可能になり、竿体の操作
性が向上する。発明5にかかる釣竿は、発明4の釣竿で
あって、グリップ固定面は、リールシートが設けられた
軸線上の前記竿体の竿元側端部周面に形成された第1グ
リップ固定面と、第1グリップ固定面に対して竿体の周
面方向にそれぞれ離れて形成された第2及び第3グリッ
プ固定面とである。
って、グリップ固定面は、竿体のリールシートの反対面
にそれぞれ軸方向にずれて2箇所に形成されている。
て、図面を参照しつつ説明する。本発明の一実施形態を
採用した釣竿10は、図1に示すように、複数の竿体か
らなり穂先側から順次収納可能な内部竿体1と、内部竿
体1が挿入され収納可能なように内部竿体1の竿元側に
連結された外部竿体2とを有している。内部竿体1及び
外部竿体2は、それぞれ炭素繊維に強化樹脂を含浸させ
たプリプレグをマンドレルに巻回し焼成して得られた先
細り筒状部材であって、内部にそれぞれ釣糸挿通通路2
00(図3参照)を有している。また、内部竿体1の穂
先側先端にはトップガイド3が設けられている。
栓4と、穂先側外周面に設けられ釣糸100を釣糸挿通
通路200へ導入するための釣糸導入孔5と、尻栓4の
穂先側に設けられリール6を装着するリールシート7
と、釣糸導入孔5とリールシート7との間の外周面に設
けられた釣糸案内部材8とを有している。そして、リー
ル6からの釣糸100は、釣糸案内部材8と釣糸導入孔
5とを通って釣糸挿通通路200へ挿通され、トップガ
イド3から外部へ導かれている。
周面には、図2及び図3に詳しく示すように、前グリッ
プ21が取り付けられており、外部竿体2の竿元側端部
の周面には、図4及び図5で詳しく示すように、竿元グ
リップ31が取り付けられている。図2及び図3に示す
ように、外部竿体2のリールシート7と反対側の周面
は、他の部分に比べてやや膨らんでおり、2つの窪み部
2aが外部竿体2の軸方向から見て左右に対称に形成さ
れている。また、前グリップ21は1対のグリップ片2
1a,21bからなる部材である。1対のグリップ片2
1a,21bは、それぞれ軸方向に伸びた変形円筒形部
材であって、窪み部2aにはめ込んで接着剤で固定され
ている。このグリップ片21a,21bは、それぞれポ
リイソプレン,ポリブタジエン等のゴムからなる弾性部
材や、ポリスチレン,フェノール樹脂等の合成樹脂部材
を用いて形成される。ここで、穂先側(図2の右側)に
向かって右側に位置するグリップ片21aは他方のグリ
ップ片21bより穂先側に位置するように軸方向へ互い
にずれて固定されている。
体2の竿元側の周面に配置される竿元グリップ31は、
第1〜第3グリップ片31a〜31cからなる部材であ
る。この第1〜第3グリップ片31a〜31cも、上記
前グリップ21と同様に、それぞれポリイソプレン,ポ
リブタジエン等のゴムからなる弾性部材や、ポリスチレ
ン,フェノール樹脂等の合成樹脂部材を用いて形成され
る。この第1グリップ片31aは、リールシート7が設
けられた軸線上の外部竿体2の竿元側端部周面に接着剤
で固定されている。そして、第2グリップ片31b及び
第3グリップ片31は、それぞれ外部竿体2の円周方向
に分離しかつ軸方向にずれて接着剤で固定されている。
具体的には、図5に示すように、第2,第3グリップ片
31b,31cは、第1グリップ片31aの反対面側に
左右対称に配置されている。
向にずれて配置された前グリップ21の2つのグリップ
片21a,21bが、リール6の脚部及びリールシート
7を握る際の指にフィットし、竿体の操作性が向上す
る。また、グリップ片21aがグリップ片21bより穂
先側に位置するように軸方向へ互いにずれて固定されて
いるので、ユーザが右手でリール6の脚部及びリールシ
ート7を握る場合、その右手の指に十分にフィットす
る。
リールシート7を握る場合は、グリップ片21a,21
bを逆に配置する。即ち、グリップ片21bを穂先側に
ずらして接着することにより、左手の指に十分にフィッ
トするようになる。また、竿元グリップ31の第1〜第
3グリップ片31a〜31cが、外部竿体2の竿元側端
部を握るユーザの手に円周方向の複数の箇所で接触し、
竿元グリップ31を握る手が円周方向に微妙にずれてし
まうのを抑える。さらに、第1グリップ片31aに対し
て第2,第3グリップ片31b,31cが穂先側にずれ
て配置されているグリップ31が、グリップ31を把持
する手の軸方向へのずれも防止する。さらにまた、リト
リーブ時等において、第2及び第3グリップ片31b,
31cが、リール6の脚部及びリールシート7を握る手
の前腕部を支持するので、釣竿の操作性がさらに向上す
る。
り付け位置にグリップ片取付用の窪み部を形成していな
いが、所定の位置に窪み部を設けてもよい。このように
窪み部を設けることで、グリップ片の竿体への付着安定
性が向上する。 (b)前グリップ及び竿元グリップの所定の位置に窪み
部を設けて、ユーザがグリップ片を任意の位置に取り付
けられるようにしてもよい。このようにすることで、各
ユーザに最も適した位置にグリップを設けることがで
き、釣竿の操作性がさらに向上する。 (c)グリップ片の形状は、三角柱,四角柱,円柱状等
の様々な形状に成形してもよい。 (d)本発明は「中通し竿」に限定されるものではな
く、その他、並継ぎ竿等の竿にも適応できる。また、特
にリールシートを有さない釣竿に適応してもよい。
竿体の円周方向に分離しかつ竿体の軸方向にずれて配置
された複数のグリップ片からなるグリップとを備えてい
るので、操作時に釣竿を握る手が周方向及び軸方向へ滑
るのを抑え、円滑に操作できる。
Claims (6)
- 【請求項1】魚釣りに用いる釣竿であって、 竿体と、 前記竿体の周面に設けられリールを装着可能なリールシ
ートと、 前記竿体の周面に、前記竿体の円周方向に分離しかつ前
記竿体の軸方向にずれて配置された複数のグリップ片か
らなるグリップとを備えた釣竿。 - 【請求項2】前記グリップは、前記竿体の竿元側端部に
配置され、前記リールシートが設けられた軸線上の前記
竿体の竿元側端部周面に固定された第1グリップ片と、
前記第1グリップ片に対して前記竿体の周面方向にそれ
ぞれ離れて配置された第2及び第3グリップ片とを有す
る、請求項1に記載の釣竿。 - 【請求項3】前記グリップは、前記竿体のリールシート
付近に配置され、前記竿体の前記リールシートの反対面
にそれぞれ軸方向にずれて配置されている2つのグリッ
プ片を有している、請求項1に記載の釣竿。 - 【請求項4】魚釣りに用いる釣竿であって、 竿体と、 前記竿体の周面に設けられリールを装着可能なリールシ
ートと、 前記竿体の周面に、前記竿体の円周方向に分離しかつ前
記竿体の軸方向にずれて形成された複数のグリップ固定
面とを備えた釣竿。 - 【請求項5】前記グリップ固定面は、前記リールシート
が設けられた軸線上の前記竿体の竿元側端部周面に形成
された第1グリップ固定面と、前記第1グリップ固定面
に対して前記竿体の周面方向にそれぞれ離れて形成され
た第2及び第3グリップ固定面とである、請求項4に記
載の釣竿。 - 【請求項6】前記グリップ固定面は、前記竿体のリール
シートの反対面にそれぞれ軸方向にずれて2箇所に形成
されている、請求項4に記載の釣竿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1673998A JP4076031B2 (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 釣竿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1673998A JP4076031B2 (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 釣竿 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11206281A true JPH11206281A (ja) | 1999-08-03 |
JP4076031B2 JP4076031B2 (ja) | 2008-04-16 |
Family
ID=11924645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1673998A Expired - Fee Related JP4076031B2 (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 釣竿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4076031B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100423636C (zh) * | 2002-10-11 | 2008-10-08 | 株式会社岛野 | 钓竿 |
-
1998
- 1998-01-29 JP JP1673998A patent/JP4076031B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100423636C (zh) * | 2002-10-11 | 2008-10-08 | 株式会社岛野 | 钓竿 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP4076031B2 (ja) | 2008-04-16 |
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