JPH11205958A - ケーブル固定金具 - Google Patents
ケーブル固定金具Info
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- JPH11205958A JPH11205958A JP10000808A JP80898A JPH11205958A JP H11205958 A JPH11205958 A JP H11205958A JP 10000808 A JP10000808 A JP 10000808A JP 80898 A JP80898 A JP 80898A JP H11205958 A JPH11205958 A JP H11205958A
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- cable
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 広範囲な外径の外被シールド部を同一のケー
ブル固定金具により、容易に接地処理することができ、
かつ外被シールド部とケーブル固定金具とが確実に面接
触していることを確認できるケーブル固定金具を提供す
る。 【解決手段】 金属製の押さえ板8と帯状金属板12と
により、ケーブル固定金具1が構成される。押さえ板8
には、ネジ4を挿通する穴が設けられ、一方帯状金属板
12には、その中央長手方向に両端が閉じられたスリッ
ト7が設けられている。従って、ネジ4は前記押さえ板
及び前記スリットを貫通して固定され、帯状金属板12
はネジ4がスリット7内を自由に移動できることから、
外径の異なる複数種類のシールドケーブルの外被シール
ド部に容易に適合可能である。
ブル固定金具により、容易に接地処理することができ、
かつ外被シールド部とケーブル固定金具とが確実に面接
触していることを確認できるケーブル固定金具を提供す
る。 【解決手段】 金属製の押さえ板8と帯状金属板12と
により、ケーブル固定金具1が構成される。押さえ板8
には、ネジ4を挿通する穴が設けられ、一方帯状金属板
12には、その中央長手方向に両端が閉じられたスリッ
ト7が設けられている。従って、ネジ4は前記押さえ板
及び前記スリットを貫通して固定され、帯状金属板12
はネジ4がスリット7内を自由に移動できることから、
外径の異なる複数種類のシールドケーブルの外被シール
ド部に容易に適合可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールドケーブル
の外被シールド部を電気的に接地処理するケーブル固定
金具に関する。
の外被シールド部を電気的に接地処理するケーブル固定
金具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、外部からのノイズ(例えば、
空中伝搬ノイズあるいは近接するノイズ系電線からの伝
搬ノイズ)がケーブル内部の信号線に伝搬し、前記信号
線の接続先の制御回路がノイズによって誤動作すること
がよくある。前述した誤動作を防ぐために、前記ケーブ
ル内部に外被シールド部を持つシールドケーブルを採用
し更に前記外被シールド部をアースに接地処理し、前記
ケーブルに伝搬したノイズをアースに逃がしている。
空中伝搬ノイズあるいは近接するノイズ系電線からの伝
搬ノイズ)がケーブル内部の信号線に伝搬し、前記信号
線の接続先の制御回路がノイズによって誤動作すること
がよくある。前述した誤動作を防ぐために、前記ケーブ
ル内部に外被シールド部を持つシールドケーブルを採用
し更に前記外被シールド部をアースに接地処理し、前記
ケーブルに伝搬したノイズをアースに逃がしている。
【0003】先ず、シールドケーブルの構成を図5にて
説明する。シールドケーブル5は、複数本図においては
4本の信号線5Dを絶縁介在体5Cと共に撚り合わせた
状態の周囲を外被シールド部5Bにて覆い、更に前記外
被シールド部5Bの周囲を絶縁外被5Aにて覆うことに
より構成されている。
説明する。シールドケーブル5は、複数本図においては
4本の信号線5Dを絶縁介在体5Cと共に撚り合わせた
状態の周囲を外被シールド部5Bにて覆い、更に前記外
被シールド部5Bの周囲を絶縁外被5Aにて覆うことに
より構成されている。
【0004】一方、接地処理の方法としては、前記シー
ルドケーブル5の絶縁外被5Aを剥ぎ外被シールド部5
Bを露出させ、前記外被シールド部5Bをアースに接続
されている導電部(例えば、金属製の筐体等)に接続す
る方法がとられている。また、外被シールド部5Bを接
地処理する手段としては、従来より図6に示すケーブル
固定金具が用いられている。図6によれば、ケーブル固
定金具1は外被シールド部5Bを接地処理するために導
電性が保たれており(例えば金属製からなり)、外被シ
ールド部5Bを挟み込むために丸く曲げ加工された屈曲
部3を持っている。更に前記ケーブル固定金具1には、
外被シールド部5Bを挟み込んだ状態でネジ等により、
導電部に固定するための穴2Aと穴2Bがあけられてい
る。
ルドケーブル5の絶縁外被5Aを剥ぎ外被シールド部5
Bを露出させ、前記外被シールド部5Bをアースに接続
されている導電部(例えば、金属製の筐体等)に接続す
る方法がとられている。また、外被シールド部5Bを接
地処理する手段としては、従来より図6に示すケーブル
固定金具が用いられている。図6によれば、ケーブル固
定金具1は外被シールド部5Bを接地処理するために導
電性が保たれており(例えば金属製からなり)、外被シ
ールド部5Bを挟み込むために丸く曲げ加工された屈曲
部3を持っている。更に前記ケーブル固定金具1には、
外被シールド部5Bを挟み込んだ状態でネジ等により、
導電部に固定するための穴2Aと穴2Bがあけられてい
る。
【0005】前述したケーブル固定金具1で接地処理す
る方法を図7にて説明する。図7(a)は接地処理した
状態の断面図であり、図7(b)は側面図である。尚、
図示していないが、予めケーブル固定金具1をネジ4に
より固定するための取付穴を導電部にあけておく。ま
た、シールドケーブル5の絶縁外被5Aを剥ぎ外被シー
ルド部5Bを露出させておく。ケーブル固定金具1の屈
曲部3に前記外被シールド部5Bを挿入し、ネジ4にて
ケーブル固定金具1にあけられた穴2Aと穴2Bとを上
から挿通させて、予め導電部にあけられた取付穴にネジ
4を締め込んで固定する。
る方法を図7にて説明する。図7(a)は接地処理した
状態の断面図であり、図7(b)は側面図である。尚、
図示していないが、予めケーブル固定金具1をネジ4に
より固定するための取付穴を導電部にあけておく。ま
た、シールドケーブル5の絶縁外被5Aを剥ぎ外被シー
ルド部5Bを露出させておく。ケーブル固定金具1の屈
曲部3に前記外被シールド部5Bを挿入し、ネジ4にて
ケーブル固定金具1にあけられた穴2Aと穴2Bとを上
から挿通させて、予め導電部にあけられた取付穴にネジ
4を締め込んで固定する。
【0006】前述した方法による接地処理がシールドケ
ーブルになされていると、外部からのノイズが前記シー
ルドケーブル5に伝搬しても、ノイズは外被シールド部
5Bを通り、外被シールド部5Bと面接触しているケー
ブル固定金具1の屈曲部3を通じ、更にケーブル固定金
具1をネジ4にて固定している箇所を通じて、導電部即
ちアースにノイズが逃がされることになる。結果とし
て、シールドケーブル5に伝搬したノイズは、前記シー
ルドケーブル5内の信号線5Dに伝搬しない。
ーブルになされていると、外部からのノイズが前記シー
ルドケーブル5に伝搬しても、ノイズは外被シールド部
5Bを通り、外被シールド部5Bと面接触しているケー
ブル固定金具1の屈曲部3を通じ、更にケーブル固定金
具1をネジ4にて固定している箇所を通じて、導電部即
ちアースにノイズが逃がされることになる。結果とし
て、シールドケーブル5に伝搬したノイズは、前記シー
ルドケーブル5内の信号線5Dに伝搬しない。
【0007】また、外被シールド部5Bを接地処理する
従来の他の手段として、実開昭59−81871で記述
されているケーブル固定金具の一例を図8に示す。図8
によれば、ケーブル固定金具1は、外被シールド部5B
に巻き付けて固定できるように金属網11の両端に金属
板片6A及び金属板片6Bが固着されている。前記金属
板片6A及び金属板片6Bには、前記金属網11を外被
シールド部5Bに巻き付けた状態で、ネジ等により導電
部に固定するための穴2Aと穴2Bがあけられている。
従来の他の手段として、実開昭59−81871で記述
されているケーブル固定金具の一例を図8に示す。図8
によれば、ケーブル固定金具1は、外被シールド部5B
に巻き付けて固定できるように金属網11の両端に金属
板片6A及び金属板片6Bが固着されている。前記金属
板片6A及び金属板片6Bには、前記金属網11を外被
シールド部5Bに巻き付けた状態で、ネジ等により導電
部に固定するための穴2Aと穴2Bがあけられている。
【0008】前述した接地処理の手段を用いても、シー
ルドケーブル5に伝搬したノイズは外被シールド部5B
と面接触しているケーブル固定金具1の金属網11を通
じ、金属網11と固着されている金属板片6A及び6B
を通じ、更にケーブル固定金具1を固定しているネジ4
を通じて、導電部即ちアースにノイズが逃がされること
になる。結果として、シールドケーブル5に伝搬したノ
イズは、前記シールドケーブル5内の信号線5Dに伝搬
しない。
ルドケーブル5に伝搬したノイズは外被シールド部5B
と面接触しているケーブル固定金具1の金属網11を通
じ、金属網11と固着されている金属板片6A及び6B
を通じ、更にケーブル固定金具1を固定しているネジ4
を通じて、導電部即ちアースにノイズが逃がされること
になる。結果として、シールドケーブル5に伝搬したノ
イズは、前記シールドケーブル5内の信号線5Dに伝搬
しない。
【0009】以上説明した接地処理により、シールドケ
ーブル5内の信号線5Dにノイズが伝搬することはな
く、前記信号線5Dの接続先の制御回路がノイズによる
誤動作することを防ぎ、制御回路を安定動作させてい
る。
ーブル5内の信号線5Dにノイズが伝搬することはな
く、前記信号線5Dの接続先の制御回路がノイズによる
誤動作することを防ぎ、制御回路を安定動作させてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図6によるケーブル固
定金具1を用いて、図7に示す外被シールド部5Bの接
地処理を行うと、仮に外被シールド部5Bの外径がケー
ブル固定金具1の屈曲部3の内径より小さい場合、ケー
ブル固定金具1に外被シールド部5Bを挟み込みケーブ
ル固定金具1をネジ4により締め付けても外被シールド
部5Bが確実にケーブル固定金具1の屈曲部3に面接触
せず、十分な接地処理ができないという問題点があっ
た。逆に、外被シールド部5Bの外径がケーブル固定金
具1の屈曲部3の内径よりも大きい場合、外被シールド
部5Bを挟み込みケーブル固定金具1をネジ4により締
め付けると、外被シールド部5Bがケーブル固定金具1
の屈曲部3からはみ出してしまう。前述した状態で、ケ
ーブル固定金具1をネジ4にて締め付け導電部に固定す
ると、外被シールド部5Bを局部的に圧迫し、前記外被
シールド部5B内の信号線5Dにストレスを与え、ひい
ては前記信号線5Dが断線するばかりか、導電部にあけ
られた固定用の取付穴を破損させてしまい接地処理がで
きないという問題点があった。
定金具1を用いて、図7に示す外被シールド部5Bの接
地処理を行うと、仮に外被シールド部5Bの外径がケー
ブル固定金具1の屈曲部3の内径より小さい場合、ケー
ブル固定金具1に外被シールド部5Bを挟み込みケーブ
ル固定金具1をネジ4により締め付けても外被シールド
部5Bが確実にケーブル固定金具1の屈曲部3に面接触
せず、十分な接地処理ができないという問題点があっ
た。逆に、外被シールド部5Bの外径がケーブル固定金
具1の屈曲部3の内径よりも大きい場合、外被シールド
部5Bを挟み込みケーブル固定金具1をネジ4により締
め付けると、外被シールド部5Bがケーブル固定金具1
の屈曲部3からはみ出してしまう。前述した状態で、ケ
ーブル固定金具1をネジ4にて締め付け導電部に固定す
ると、外被シールド部5Bを局部的に圧迫し、前記外被
シールド部5B内の信号線5Dにストレスを与え、ひい
ては前記信号線5Dが断線するばかりか、導電部にあけ
られた固定用の取付穴を破損させてしまい接地処理がで
きないという問題点があった。
【0011】前記問題点を解決するために、ケーブル固
定金具1の屈曲部3の内径が異なる複数種類のケーブル
固定金具1を準備しておけばよいわけではあるが、外被
シールド部5Bを締め付け固定する際に、外被シールド
部5Bが確実にケーブル固定金具1の屈曲部3にて面接
触されているか、あるいは外被シールド部5Bを局部的
に圧迫していないかを確認する必要がある。前述した確
認の結果、外被シールド部5Bの外径とケーブル固定金
具1の屈曲部3の内径との関係が不適切ならば、屈曲部
3の内径が別の寸法のケーブル固定金具1に交換しなけ
ればならない。そして、再び外被シールド部5Bを挟み
込み、ネジ4にて締め付け固定後、前述した内容を確認
しなければならず、外被シールド部5Bを接地処理する
際の手間が非常にかかるという問題点が新たに発生す
る。
定金具1の屈曲部3の内径が異なる複数種類のケーブル
固定金具1を準備しておけばよいわけではあるが、外被
シールド部5Bを締め付け固定する際に、外被シールド
部5Bが確実にケーブル固定金具1の屈曲部3にて面接
触されているか、あるいは外被シールド部5Bを局部的
に圧迫していないかを確認する必要がある。前述した確
認の結果、外被シールド部5Bの外径とケーブル固定金
具1の屈曲部3の内径との関係が不適切ならば、屈曲部
3の内径が別の寸法のケーブル固定金具1に交換しなけ
ればならない。そして、再び外被シールド部5Bを挟み
込み、ネジ4にて締め付け固定後、前述した内容を確認
しなければならず、外被シールド部5Bを接地処理する
際の手間が非常にかかるという問題点が新たに発生す
る。
【0012】また、ケーブル固定金具1の屈曲部3の内
径が異なる複数種類のケーブル固定金具1を準備してお
いても、外被シールド部5Bの外径によっては、何れの
ケーブル固定金具1でもケーブル固定金具1の屈曲部3
と外被シールド部5Bとが十分な面接触が得られない場
合もある。この際、例えば外被シールド部5B側に導電
性のテープ等を巻き付けて、外被シールド部5Bの外径
を増加させる手段をとり、外被シールド部5Bが確実に
ケーブル固定金具1の屈曲部3にて面接触するように調
整する必要がある。よって、外被シールド部5Bを接地
処理する際の手間が非常にかかるという問題点は解消さ
れない。
径が異なる複数種類のケーブル固定金具1を準備してお
いても、外被シールド部5Bの外径によっては、何れの
ケーブル固定金具1でもケーブル固定金具1の屈曲部3
と外被シールド部5Bとが十分な面接触が得られない場
合もある。この際、例えば外被シールド部5B側に導電
性のテープ等を巻き付けて、外被シールド部5Bの外径
を増加させる手段をとり、外被シールド部5Bが確実に
ケーブル固定金具1の屈曲部3にて面接触するように調
整する必要がある。よって、外被シールド部5Bを接地
処理する際の手間が非常にかかるという問題点は解消さ
れない。
【0013】一方、図8に示す実開昭59−81871
で記述されているケーブル固定金具を用いれば、金属板
片6Bにあけられた穴2Bが長穴であるため、前述した
外被シールド部5Bの外径とケーブル固定金具1の屈曲
部3との整合を調整する必要がない。ところが、本従来
例では、ケーブルに巻き付ける金属網11の長さに依存
する接地処理が可能な外被シールド部5Bの外径に制限
がある。図9を用いて説明すれば、図9(a)のように
太い外径のケーブル5を接地処理するケーブル固定金具
1を用い、図9(b)のように細い外径のケーブル5を
巻き付ける際、余剰な金属網11を金属板片6Bにあけ
られた穴2Bの長穴で吸収することができない。結果と
して、同一のケーブル固定金具で広範囲な外径の外被シ
ールド部を接地処理できないという問題点がある。
で記述されているケーブル固定金具を用いれば、金属板
片6Bにあけられた穴2Bが長穴であるため、前述した
外被シールド部5Bの外径とケーブル固定金具1の屈曲
部3との整合を調整する必要がない。ところが、本従来
例では、ケーブルに巻き付ける金属網11の長さに依存
する接地処理が可能な外被シールド部5Bの外径に制限
がある。図9を用いて説明すれば、図9(a)のように
太い外径のケーブル5を接地処理するケーブル固定金具
1を用い、図9(b)のように細い外径のケーブル5を
巻き付ける際、余剰な金属網11を金属板片6Bにあけ
られた穴2Bの長穴で吸収することができない。結果と
して、同一のケーブル固定金具で広範囲な外径の外被シ
ールド部を接地処理できないという問題点がある。
【0014】本発明の目的は、従来の屈曲部の内径が固
定式のケーブル固定金具では接地処理することができな
かった広範囲な外径の外被シールド部を同一のケーブル
固定金具により、容易に接地処理することができ、かつ
確実に面接触していることを確認することができるケー
ブル固定金具を提供することにある。
定式のケーブル固定金具では接地処理することができな
かった広範囲な外径の外被シールド部を同一のケーブル
固定金具により、容易に接地処理することができ、かつ
確実に面接触していることを確認することができるケー
ブル固定金具を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ケーブ
ル固定金具は、金属製の押さえ板と帯状金属板とからな
り、前記金属製の押さえ板にはネジが挿通する穴が設け
られており、この押さえ板は前記帯状金属板の一端に固
定されている。そして、前記帯状金属板には、前記ネジ
を挿通する幅を有し両端が閉じられたスリットが中央長
手方向全体にわたり設けられている。また、本発明によ
れば、前記金属製押さえ板は矩形筒枠形状を有し、前記
帯状金属板に対してスライド移動自在に係合することが
できる。更に、本発明によれば、前記押さえ板には、そ
の少なくとも一辺に斜め上方に曲げられた爪部が設けら
れている。
ル固定金具は、金属製の押さえ板と帯状金属板とからな
り、前記金属製の押さえ板にはネジが挿通する穴が設け
られており、この押さえ板は前記帯状金属板の一端に固
定されている。そして、前記帯状金属板には、前記ネジ
を挿通する幅を有し両端が閉じられたスリットが中央長
手方向全体にわたり設けられている。また、本発明によ
れば、前記金属製押さえ板は矩形筒枠形状を有し、前記
帯状金属板に対してスライド移動自在に係合することが
できる。更に、本発明によれば、前記押さえ板には、そ
の少なくとも一辺に斜め上方に曲げられた爪部が設けら
れている。
【0016】
【作用】本発明に係るケーブル固定金具によれば、外被
シールド部の周囲を前記ケーブル固定金具の帯状金属板
で巻き付けて、ネジを用いて導電部に固定することによ
り、外被シールド部とケーブル固定金具とを確実に面接
触させ、かつ短時間のうちに接地処理することができ
る。また、帯状金属板の長手方向全体にわたりスリット
があけられているため、外径の異なる複数種類のシール
ドケーブルの外被シールド部を接地処理することができ
る。よって、ケーブル固定金具1の屈曲部3の内径が異
なる複数種類のケーブル固定金具1を準備する必要はな
く、同一のケーブル固定金具1により外径の異なる複数
種類のシールドケーブルの外被シールド部5Bを容易に
接地処理することができ、かつケーブル固定金具1を固
定する際に外被シールド部5Bが確実に面接触している
ことも確認できる。
シールド部の周囲を前記ケーブル固定金具の帯状金属板
で巻き付けて、ネジを用いて導電部に固定することによ
り、外被シールド部とケーブル固定金具とを確実に面接
触させ、かつ短時間のうちに接地処理することができ
る。また、帯状金属板の長手方向全体にわたりスリット
があけられているため、外径の異なる複数種類のシール
ドケーブルの外被シールド部を接地処理することができ
る。よって、ケーブル固定金具1の屈曲部3の内径が異
なる複数種類のケーブル固定金具1を準備する必要はな
く、同一のケーブル固定金具1により外径の異なる複数
種類のシールドケーブルの外被シールド部5Bを容易に
接地処理することができ、かつケーブル固定金具1を固
定する際に外被シールド部5Bが確実に面接触している
ことも確認できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図を
用いて説明する。図1(a)は本発明による第一の実施
形態、図1(b)は本発明による第二の実施形態につい
て示した図である。図2は、本発明の第一の実施形態に
よる接地処理の手順を説明した図である。また、図3
は、本発明の第二の実施形態による接地処理の手順を説
明した図である。
用いて説明する。図1(a)は本発明による第一の実施
形態、図1(b)は本発明による第二の実施形態につい
て示した図である。図2は、本発明の第一の実施形態に
よる接地処理の手順を説明した図である。また、図3
は、本発明の第二の実施形態による接地処理の手順を説
明した図である。
【0018】先ず、本発明の第一の実施形態について、
図1(a)を用いて説明する。本発明の第一の実施形態
のケーブル固定金具1は、帯状金属板12と押さえ板8
から構成されている。帯状金属板12には、その中央長
手方向全体にわたり両端が閉じられたスリット7が設け
られており、前記スリット7はネジ4の外径よりも広い
幅寸法を有する。一方、押さえ板8は、帯状金属板12
の一端に溶接部8Aで溶接されている。また、前記押さ
え板8の少なくとも一辺は斜上方に曲げられた爪部9を
形成し、押さえ板8の中央にはネジ4が貫通するための
穴があけられている。前記押さえ板8の中央にあけられ
た穴にネジ4を矢印A方向に入れると、ネジ4は押さえ
板8と帯状金属板12を挿通する構造になっている。
尚、本実施形態では、ネジ4をケーブル固定金具1とは
別にして、後から挿通させる構造にしてあるが、予め押
さえ板8に回転可能に固定してある構造でもよい。
図1(a)を用いて説明する。本発明の第一の実施形態
のケーブル固定金具1は、帯状金属板12と押さえ板8
から構成されている。帯状金属板12には、その中央長
手方向全体にわたり両端が閉じられたスリット7が設け
られており、前記スリット7はネジ4の外径よりも広い
幅寸法を有する。一方、押さえ板8は、帯状金属板12
の一端に溶接部8Aで溶接されている。また、前記押さ
え板8の少なくとも一辺は斜上方に曲げられた爪部9を
形成し、押さえ板8の中央にはネジ4が貫通するための
穴があけられている。前記押さえ板8の中央にあけられ
た穴にネジ4を矢印A方向に入れると、ネジ4は押さえ
板8と帯状金属板12を挿通する構造になっている。
尚、本実施形態では、ネジ4をケーブル固定金具1とは
別にして、後から挿通させる構造にしてあるが、予め押
さえ板8に回転可能に固定してある構造でもよい。
【0019】次に図2を用いて本発明の第一の実施形態
による接地処理の手順を説明する。尚、シールドケーブ
ル5の絶縁外被5Aを剥ぎ、外被シールド部5Bを露出
させる行程と、導電部にケーブル固定金具1を固定する
ための取付穴10をあける行程は省略してある。
による接地処理の手順を説明する。尚、シールドケーブ
ル5の絶縁外被5Aを剥ぎ、外被シールド部5Bを露出
させる行程と、導電部にケーブル固定金具1を固定する
ための取付穴10をあける行程は省略してある。
【0020】ステップS1では、外被シールド部5Bの
上に本発明の一実施形態であるケーブル固定金具1の帯
状金属板12をのせる。尚、外被シールド部5Bは、ケ
ーブル固定金具1を構成する押さえ板8の近傍に持って
くる。
上に本発明の一実施形態であるケーブル固定金具1の帯
状金属板12をのせる。尚、外被シールド部5Bは、ケ
ーブル固定金具1を構成する押さえ板8の近傍に持って
くる。
【0021】ステップS2では、押さえ板8から伸びた
帯状金属板12を外被シールド部5Bの周囲に巻き付
け、押さえ板8の真下に持ってくる。ここで、ネジ4を
押さえ板8中央の穴を通じて、前記外被シールド部5B
の周囲を巻き付けた帯状金属板12のスリット7に再び
通し、ネジ4を取付穴10に螺合させる。この際、まだ
外被シールド部5Bは完全に帯状金属板12により面接
触していないので、ネジ4を完全に締め付けずに仮に留
めておく。
帯状金属板12を外被シールド部5Bの周囲に巻き付
け、押さえ板8の真下に持ってくる。ここで、ネジ4を
押さえ板8中央の穴を通じて、前記外被シールド部5B
の周囲を巻き付けた帯状金属板12のスリット7に再び
通し、ネジ4を取付穴10に螺合させる。この際、まだ
外被シールド部5Bは完全に帯状金属板12により面接
触していないので、ネジ4を完全に締め付けずに仮に留
めておく。
【0022】ステップS3では、外被シールド部5Bが
確実に帯状金属板12に面接触するように、押さえ板8
の下側の帯状金属板12を外被シールド部5Bが帯状金
属板12に面接触するまで、矢印B方向に引く。外被シ
ールド部5Bと帯状金属板12と面接触していることを
確認した後、ネジ4を完全に締め付けケーブル固定金具
1を固定する。ここで、ケーブル固定金具1を構成する
押さえ板8には、斜上方に曲げられた爪部9が設けられ
ているので、外被シールド部5Bを締め付ける際、つま
り押さえ板8の下側の帯状金属板12を矢印B方向に引
っ張る際に、押さえ板8が帯状金属板12に食い込み帯
状金属板12が外被シールド部5Bを完全に面接触させ
る以前で止まってしまわないようになっている。
確実に帯状金属板12に面接触するように、押さえ板8
の下側の帯状金属板12を外被シールド部5Bが帯状金
属板12に面接触するまで、矢印B方向に引く。外被シ
ールド部5Bと帯状金属板12と面接触していることを
確認した後、ネジ4を完全に締め付けケーブル固定金具
1を固定する。ここで、ケーブル固定金具1を構成する
押さえ板8には、斜上方に曲げられた爪部9が設けられ
ているので、外被シールド部5Bを締め付ける際、つま
り押さえ板8の下側の帯状金属板12を矢印B方向に引
っ張る際に、押さえ板8が帯状金属板12に食い込み帯
状金属板12が外被シールド部5Bを完全に面接触させ
る以前で止まってしまわないようになっている。
【0023】次に本発明の第二の実施形態について、図
1(b)を用いて説明する。本発明の第二の実施形態の
ケーブル固定金具は、帯状金属板12と押さえ板8から
構成されている。前記帯状金属板12には、中央長手方
向全体にわたり両端が閉じられたスリット7が設けられ
ており、前記スリット7はネジ4の外径よりも広い幅寸
法を有する。一方、前記押さえ板8は、前記帯状金属板
12の幅よりも広く前記帯状金属板12が挿通できる矩
形筒枠形状となっており、ネジ4を挿通する穴が下まで
あけられている。また、前記押さえ板8の少なくとも一
辺は斜上方に曲げられた爪部9を形成している。前記押
さえ板8に前記帯状金属板12を挿通し、更に前記押さ
え板8にあけられた穴にネジ4を挿通すれば、ネジ4は
前記帯状金属板12のスリット7を貫く。そして、ネジ
4が前記スリット7の中を沿うことにより、前記押さえ
板8はスリット7があけられた範囲内で自由にスライド
移動することができる構造になっている。尚、本実施形
態では、ネジ4をケーブル固定金具1とは別にして、後
から挿通させる構造にしてあるが、予め押さえ板8に回
転可能に固定してある構造でもよい。
1(b)を用いて説明する。本発明の第二の実施形態の
ケーブル固定金具は、帯状金属板12と押さえ板8から
構成されている。前記帯状金属板12には、中央長手方
向全体にわたり両端が閉じられたスリット7が設けられ
ており、前記スリット7はネジ4の外径よりも広い幅寸
法を有する。一方、前記押さえ板8は、前記帯状金属板
12の幅よりも広く前記帯状金属板12が挿通できる矩
形筒枠形状となっており、ネジ4を挿通する穴が下まで
あけられている。また、前記押さえ板8の少なくとも一
辺は斜上方に曲げられた爪部9を形成している。前記押
さえ板8に前記帯状金属板12を挿通し、更に前記押さ
え板8にあけられた穴にネジ4を挿通すれば、ネジ4は
前記帯状金属板12のスリット7を貫く。そして、ネジ
4が前記スリット7の中を沿うことにより、前記押さえ
板8はスリット7があけられた範囲内で自由にスライド
移動することができる構造になっている。尚、本実施形
態では、ネジ4をケーブル固定金具1とは別にして、後
から挿通させる構造にしてあるが、予め押さえ板8に回
転可能に固定してある構造でもよい。
【0024】次に図3を用いて、本発明の第二の実施形
態による接地処理の手順を説明する。尚、シールドケー
ブル5の絶縁外被5Aを剥ぎ、外被シールド部5Bを露
出させる行程と、導電部にケーブル固定金具1を固定す
るための取付穴10をあける行程は省略してある。
態による接地処理の手順を説明する。尚、シールドケー
ブル5の絶縁外被5Aを剥ぎ、外被シールド部5Bを露
出させる行程と、導電部にケーブル固定金具1を固定す
るための取付穴10をあける行程は省略してある。
【0025】ステップS1からステップS2までは、前
述した本発明の第一の実施形態による接地処理の手順と
同一であるため、説明を省略する。ステップS3では、
外被シールド部5Bが確実に帯状金属板12に面接触す
るように、帯状金属板12が押さえ板8に挿通している
側、あるいは前記押さえ板8下の帯状金属板12を外被
シールド部5Bが帯状金属板12と面接触するまで、矢
印B方向に引く。外被シールド部5Bが帯状金属板12
と面接触していることを確認した後、ネジ4を完全に締
め付けケーブル固定金具1を固定する。この実施形態で
は、押さえ板8は、前述したようにスリット7に沿って
自由にスライド移動できるので、帯状金属板12が押さ
え板8に挿通している側でも、あるいは前記押さえ板8
下の帯状金属板12の何れでも引くことができる。ま
た、ケーブル固定金具1を構成する押さえ板8には、本
発明の第一の実施形態と同様に斜上方に曲げられた爪部
9が設けられているので、外被シールド部5Bを締め付
ける際、つまり帯状金属板12を矢印B方向に引っ張る
際に、押さえ板8が帯状金属板12に食い込み帯状金属
板12が外被シールド部5Bを完全に面接触させる以前
で止まってしまわないようになっている。
述した本発明の第一の実施形態による接地処理の手順と
同一であるため、説明を省略する。ステップS3では、
外被シールド部5Bが確実に帯状金属板12に面接触す
るように、帯状金属板12が押さえ板8に挿通している
側、あるいは前記押さえ板8下の帯状金属板12を外被
シールド部5Bが帯状金属板12と面接触するまで、矢
印B方向に引く。外被シールド部5Bが帯状金属板12
と面接触していることを確認した後、ネジ4を完全に締
め付けケーブル固定金具1を固定する。この実施形態で
は、押さえ板8は、前述したようにスリット7に沿って
自由にスライド移動できるので、帯状金属板12が押さ
え板8に挿通している側でも、あるいは前記押さえ板8
下の帯状金属板12の何れでも引くことができる。ま
た、ケーブル固定金具1を構成する押さえ板8には、本
発明の第一の実施形態と同様に斜上方に曲げられた爪部
9が設けられているので、外被シールド部5Bを締め付
ける際、つまり帯状金属板12を矢印B方向に引っ張る
際に、押さえ板8が帯状金属板12に食い込み帯状金属
板12が外被シールド部5Bを完全に面接触させる以前
で止まってしまわないようになっている。
【0026】次に、本発明によるケーブル固定金具1の
接地処理が可能な外被シールド部5Bの外径について、
図4を用いて説明する。図4(a)は、外被シールド部
5Bが本発明によるケーブル固定金具1とネジ4によ
り、固定された状態の側面図である。図4(b)は、本
発明によるケーブル固定金具1を構成する押さえ板8の
平面図である。図4(c)は、本発明によるケーブル固
定金具1を構成する帯状金属板12の平面図である。帯
状金属板12上の領域12Cは押さえ板8の下になる領
域であり、領域12Dは外被シールド5Bと面接触しな
い領域であり、領域12Eは外被シールド5Bと面接触
する領域である。
接地処理が可能な外被シールド部5Bの外径について、
図4を用いて説明する。図4(a)は、外被シールド部
5Bが本発明によるケーブル固定金具1とネジ4によ
り、固定された状態の側面図である。図4(b)は、本
発明によるケーブル固定金具1を構成する押さえ板8の
平面図である。図4(c)は、本発明によるケーブル固
定金具1を構成する帯状金属板12の平面図である。帯
状金属板12上の領域12Cは押さえ板8の下になる領
域であり、領域12Dは外被シールド5Bと面接触しな
い領域であり、領域12Eは外被シールド5Bと面接触
する領域である。
【0027】帯状金属板12にあけられたスリット7の
一辺の直線部寸法L1、押さえ板8の一辺の寸法L2、
外被シールド部5Bの外径寸法D1とすると、帯状金属
板12上の領域12C、領域12D、領域12Eの長手
方向の寸法は、それぞれ次のようになる。 領域12Cの長手方向の寸法:L2 領域12Dの長手方向の寸法:D1/2 領域12Eの長手方向の寸法:3πD1/4
一辺の直線部寸法L1、押さえ板8の一辺の寸法L2、
外被シールド部5Bの外径寸法D1とすると、帯状金属
板12上の領域12C、領域12D、領域12Eの長手
方向の寸法は、それぞれ次のようになる。 領域12Cの長手方向の寸法:L2 領域12Dの長手方向の寸法:D1/2 領域12Eの長手方向の寸法:3πD1/4
【0028】よって、スリット7の一辺の直線部寸法L
1なる帯状金属板12と、一辺がL2なる押さえ板8と
から構成されるケーブル固定金具1は、式1で示される
最大外径D1なる外被シールド部5Bまでを接地処理す
ることができる。ただし、帯状金属板12と押さえ板8
の厚み、及び押さえ板8の爪部9の寸法は、無視できる
ほど小さいものとする。 L1=3πD1/4+2(D1/2+L2/2)・・・式1 D1=4(L1−L2)/(3π+4) ただし、L1>L2
1なる帯状金属板12と、一辺がL2なる押さえ板8と
から構成されるケーブル固定金具1は、式1で示される
最大外径D1なる外被シールド部5Bまでを接地処理す
ることができる。ただし、帯状金属板12と押さえ板8
の厚み、及び押さえ板8の爪部9の寸法は、無視できる
ほど小さいものとする。 L1=3πD1/4+2(D1/2+L2/2)・・・式1 D1=4(L1−L2)/(3π+4) ただし、L1>L2
【0029】前述したように、本発明によるケーブル固
定金具1を用いれば、外被シールド部5Bの外径寸法に
よらず接地処理を容易に行うことができ、かつ確実に外
被シールド部5Bがケーブル固定金具1と面接触してい
ることが確認できる。
定金具1を用いれば、外被シールド部5Bの外径寸法に
よらず接地処理を容易に行うことができ、かつ確実に外
被シールド部5Bがケーブル固定金具1と面接触してい
ることが確認できる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のケーブル
固定金具によれば、同一のケーブル固定金具により外径
の異なる複数種類のシールドケーブルの外被シールド部
を容易に接地処理することができ、かつ確実に面接触し
ていることが確認できる。
固定金具によれば、同一のケーブル固定金具により外径
の異なる複数種類のシールドケーブルの外被シールド部
を容易に接地処理することができ、かつ確実に面接触し
ていることが確認できる。
【図1】 本発明の第一及び第二の実施形態を示した斜
視図である。
視図である。
【図2】 本発明の第一の実施形態による接地処理の手
順を説明した図である。
順を説明した図である。
【図3】 本発明の第二の実施形態による接地処理の手
順を説明した図である。
順を説明した図である。
【図4】 接地処理が可能な外被シールド部の外径と、
本発明の一実施形態によるケーブル固定金具との寸法の
関係を示した図である。
本発明の一実施形態によるケーブル固定金具との寸法の
関係を示した図である。
【図5】 シールドケーブルの構造の一例を示した図で
ある。
ある。
【図6】 従来技術によるケーブル固定金具を示した図
である。
である。
【図7】 従来技術による接地処理を行った図である。
【図8】 実開昭59−81871記載のケーブル固定
金具の従来例を示した図である。
金具の従来例を示した図である。
【図9】 実開昭59−81871記載のケーブル固定
金具により、接地処理した図である。
金具により、接地処理した図である。
1 ケーブル固定金具、4 ネジ、5 シールドケーブ
ル、5A 絶縁外被、5B 外被シールド部、7 スリ
ット、8 押さえ板、8A 溶接部、9 爪部、10
取付穴、12 帯状金属板、12C 押さえ板8の下に
なる領域、12D 外被シールド5Bと面接触しない領
域、12E 外被シールド5Bと面接触する領域。
ル、5A 絶縁外被、5B 外被シールド部、7 スリ
ット、8 押さえ板、8A 溶接部、9 爪部、10
取付穴、12 帯状金属板、12C 押さえ板8の下に
なる領域、12D 外被シールド5Bと面接触しない領
域、12E 外被シールド5Bと面接触する領域。
Claims (3)
- 【請求項1】 シールドケーブルの外被シールド部を電
気的に接地処理するケーブル固定金具において、 ネジが挿通する穴があけられた金属製の押さえ板と、前
記押さえ板が一端に固定され、前記ネジを挿通する幅を
有し両端が閉じられたスリットが中央長手方向全体にわ
たり設けられた帯状金属板とから構成されるケーブル固
定金具。 - 【請求項2】 シールドケーブルの外被シールド部を電
気的に接地処理するケーブル固定金具において、 ネジが挿通する穴があけられた矩形筒枠形状を有する金
属製の押さえ板と前記押さえ板がスライド移動可能に係
合し、前記ネジを挿通する幅を有し両端が閉じられたス
リットが中央長手方向全体にわたり設けられた帯状金属
板とから構成されるケーブル固定金具。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のケーブル固定金
具において、 前記押さえ板には、その少なくとも一辺にシールドケー
ブルの外被シールド部に巻き付けられた帯状金属板にし
っかりと結合する爪部が設けられていることを特徴とす
るケーブル固定金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10000808A JPH11205958A (ja) | 1998-01-06 | 1998-01-06 | ケーブル固定金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10000808A JPH11205958A (ja) | 1998-01-06 | 1998-01-06 | ケーブル固定金具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11205958A true JPH11205958A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11483992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10000808A Pending JPH11205958A (ja) | 1998-01-06 | 1998-01-06 | ケーブル固定金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11205958A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014041918A1 (ja) * | 2012-09-11 | 2014-03-20 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 電磁シールド具及びワイヤハーネス |
US9425595B2 (en) | 2013-07-30 | 2016-08-23 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Wiring module |
-
1998
- 1998-01-06 JP JP10000808A patent/JPH11205958A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014041918A1 (ja) * | 2012-09-11 | 2014-03-20 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 電磁シールド具及びワイヤハーネス |
JP2014056851A (ja) * | 2012-09-11 | 2014-03-27 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 電磁シールド具及びワイヤハーネス |
US9425595B2 (en) | 2013-07-30 | 2016-08-23 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Wiring module |
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